JPH11158931A - 多関節建設機械の操作装置 - Google Patents

多関節建設機械の操作装置

Info

Publication number
JPH11158931A
JPH11158931A JP32805597A JP32805597A JPH11158931A JP H11158931 A JPH11158931 A JP H11158931A JP 32805597 A JP32805597 A JP 32805597A JP 32805597 A JP32805597 A JP 32805597A JP H11158931 A JPH11158931 A JP H11158931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
operation lever
lever device
control
displacement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32805597A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Sonoda
光夫 園田
Masami Ochiai
正巳 落合
Hideyo Kato
英世 加藤
Junji Tsumura
淳二 津村
Shuji Ohira
修二 大平
Eiji Egawa
栄治 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP32805597A priority Critical patent/JPH11158931A/ja
Publication of JPH11158931A publication Critical patent/JPH11158931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多関節建設機械の操作装置において、直線掘
削作業を行うときは、操作レバー装置を直線モードで操
作でき、しかも通常の掘削作業や積み込み作業を行うと
きは、操作レバー装置を回転モードで一般的な操作レバ
ー装置と同様に容易に操作できるようにする。 【解決手段】 右操作レバー装置52を操作レバー2が
上方を向く第1姿勢にすると、制御装置10は、操作レ
バー2の変位とブーム30及びバケット32の動作とを
対応させかつ左操作レバー装置53の操作レバー3の変
位とアーム31及び上部旋回体36の動作とを対応させ
る制御モードとなり、右操作レバー装置52を操作レバ
ー2が横方向を向く第2姿勢にすると、制御装置10
は、操作レバー2の変位とアーム31の先端の移動とを
対応させかつ操作レバー3の変位とバケット32及び上
部旋回体36の動作とを対応させる制御モードとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多関節作業機を有
する油圧ショベル等の多関節建設機械の操作装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多関節建設機械の代表的なものに油圧シ
ョベルがある。この油圧ショベルは、図8に示すよう
に、走行装置37と、この走行装置37に旋回可能に連
結された上部旋回体36と、上部旋回体36の前部にピ
ン40により軸着されたブーム30と、このブーム30
の先端にピン41により軸着されたアーム31と、この
アーム31の先端にピン42により軸着されたバケット
32とを有し、これらブーム30、アーム31、バケッ
ト32は、それぞれブームシリンダ33、アームシリン
ダ34、バケットシリンダ35によりピン40,41,
42を中心に上下方向に回動する。また、上部旋回体3
6、ブーム30、アーム31、バケット32の作動指令
は、通常、上部旋回体36に設けられた運転室38内に
取り付けられた2本の操作レバー装置によって与えられ
る。
【0003】図9に従来の一般的な操作レバー装置を備
えた運転席を示す。図9において、運転席81の右側に
は、ブーム30とバケット32に作動指令を与える右操
作レバー装置82が操作レバー82aを上方に向けて取
り付けられ、運転席81の左側には、アーム31と上部
旋回体36に作動指令を与える左操作レバー装置83が
操作レバー83aを上方に向けて取り付けられている。
【0004】右操作レバー装置82の操作レバー82a
を前方に操作するとブーム30が下がり、後方に操作す
るとブーム30が上がり、左方に操作するとバケット3
2がクラウド(掘削側へ回転)し、右方に操作するとバ
ケット32がダンプ(排上側へ回転)する。また、左操
作レバー装置83の操作レバー83aを前方に操作する
と上部旋回体36が右旋回し、後方に操作すると上部旋
回体36が左旋回し、右方に操作するとアーム31がク
ラウドし、左方に操作するとアーム31がダンプする。
【0005】そのときのブーム30、アーム31、バケ
ット32、上部旋回体36の作動速度は操作レバー82
a,83aの変位量に対応しており、操作レバー82
a,83aの変位量が小さいとゆっくりとした動作とな
り、変位量が大きいと速い動作となる。なお、このよう
に操作レバーの変位と作動対象部材の個々の動作を対応
させるようにする操作モードを、以後回転モードと称す
ることとする。
【0006】ところで、油圧ショベルの用途としては、
通常の掘削作業、積み込み作業の他に、斜面や平地等を
直線的に掘削する作業がある。この直線掘削作業では、
ブーム30とアーム31の動きを調整し、バケット32
の回動中心であるピン42の位置(アーム31の先端)
が直線移動するようにしなければならない。このような
直線掘削作業を図9に示すような操作装置で行おうとし
た場合、右操作レバー装置82の操作レバー82aと左
操作レバー装置83の操作レバー83aの操作を組み合
わせて両手で微妙な複合操作をする必要があり、高度の
熟練を要する操作となる。
【0007】このような直線掘削作業時の問題を解決す
るものとして、特開平3−275820号公報に記載の
操作装置が提案されている。この操作装置は、右操作レ
バー装置を操作レバーが横方向を向くように取り付け、
操作レバーを操作すると、その変位方向と同じ方向にそ
の変位量に応じた速度でバケットの回動中心位置(アー
ムの先端)が移動するようにしたものである。なお、こ
のように操作レバーの変位とアーム先端の移動とを対応
させるようにする操作モードを、以後直線モードと称す
ることとする。このように操作レバーを直線モードで操
作することにより直線掘削作業が容易に行える。
【0008】また、操作レバー装置を回転モードでも直
線モードでも操作できるようにするものとして、特開平
5−202532号公報に記載の操作装置が提案されて
いる。この操作装置を備えた運転席を図10に示す。
【0009】図10において、運転席81の右側には、
ブーム30とアーム31に作動指令を与える右操作レバ
ー装置84が操作レバー84aを横方向に向けて取り付
けられ、運転席81の左側には、バケット32と上部旋
回体36に作動指令を与える左操作レバー装置85が操
作レバー85aを上方に向けて取り付けられている。ま
た、運転室には、操作レバー装置84の操作モードを回
転モード(特開平5−202532号公報では円弧モー
ドと称している)と直線モード(同公報ではXYモード
と称している)とに切り換えるモード切換スイッチが設
けられている。
【0010】右操作レバー装置84の操作モードが回転
モードにあるときは、操作レバー84aを上方に操作す
るとブーム30が上がり、下方に操作するとブーム30
が下がり、後方に操作するとアーム31がクラウドし、
前方に操作するとアーム31がダンプする。一方、モー
ド切換スイッチにより右操作レバー装置84の操作モー
ドが直線モードに切り換えられると、操作レバー84a
の変位方向と同じ方向にアーム31の先端が移動する。
また、左操作レバー装置85については、操作レバー8
5aを前方に操作するとバケット32がダンプし、後方
に操作するとバケット32がクラウドし、右方に操作す
ると上部旋回体36が右旋回し、左方に操作すると上部
旋回体36が左旋回する。
【0011】以上のように構成した従来技術において
は、右操作レバー装置84を直線モードに切り換え、横
方向に向いた操作レバー84aを操作すると、その変位
方向と同じ方向にその変位量に応じた速度でアーム31
の先端が移動するので、直線掘削作業が容易に行える。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、以下の問題点が存在する。油圧ショ
ベル等の多関節建設機械では、右操作レバー装置の大部
分は図9に示すような操作レバーが上方を向きかつ回転
モードで操作する操作レバー装置であり、オペレータ特
に熟練したオペレータはこのような操作レバー装置を操
作することに慣れている。
【0013】しかし、特開平3−275820号公報に
記載の操作装置においては、右操作レバー装置は操作レ
バーが横方向を向いておりかつ直線モードで使用するも
のであるため、通常の掘削作業や積み込み作業を行う場
合には、図9に示すような一般的な操作レバー装置を操
作することに慣れているオペレータにとっては、操作が
極めて困難であり、操作性が悪い。
【0014】また、図10に示すような特開平5−20
2532号公報に記載の操作装置にあっては、右操作レ
バー装置84を回転モードで操作できるようになってい
る点では特開平3−275820号公報の問題を一部解
決しているが、この従来技術の右操作レバー装置84の
操作レバー84aは横方向を向いているため、図9に示
すような一般的な操作レバー装置を操作することに慣れ
ているオペレータにとっては、依然として操作が困難で
あり、操作性が悪い。
【0015】本発明の目的は、直線掘削作業を行うとき
は、操作レバー装置を直線モードで操作でき、しかも通
常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、操作レバー
装置を回転モードで一般的な操作レバー装置と同様に容
易に操作できる多関節建設機械の操作装置を提供するこ
とである。
【0016】
【問題を解決するための手段】(1)上記の目的を達成
するために、本発明は、回動自在に取り付けられた複数
のフロント部材の先端にバケット等のアタッチメントを
装着してなる作業フロントを有する多関節建設機械に備
えられ、前記フロント部材やアタッチメントに作動指令
を与える操作レバー装置と、この操作レバー装置の作動
指令を受けて対応するフロント部材又はアタッチメント
の駆動系に信号を出力する制御装置とを備えた多関節建
設機械の操作装置において、前記制御装置を、前記操作
レバー装置の操作レバーの変位とフロント部材及びアタ
ッチメントの個々の動作とを対応させた第1制御モード
と、操作レバーの変位と前記複数のフロント部材の先端
の移動とを対応させた第2制御モードとに切り換え可能
に構成し、前記操作レバー装置を、操作レバーが上方を
向く第1姿勢と、操作レバーが横方向を向く第2姿勢と
に変更可能に取り付けた構成とする。
【0017】以上のように構成した本発明においては、
通常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、操作レバ
ー装置の取付姿勢を操作レバーが上方を向く第1姿勢と
し、制御装置の制御モードを操作レバー装置の操作レバ
ーの変位とフロント部材及びアタッチメントの個々の動
作とを対応させた第1制御モードとすることにより、オ
ペレータは操作レバー装置を回転モードで一般的な操作
レバー装置と同様に容易に操作できる。一方、直線掘削
作業を行うときは、操作レバー装置の取付姿勢を操作レ
バーが横方向を向く第2姿勢とし、制御装置の制御モー
ドを操作レバーの変位と複数のフロント部材の先端の移
動とを対応させた第2制御モードとすることにより、オ
ペレータは操作レバー装置を直線モードで操作できる。
【0018】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記操作レバー装置の取付姿勢の変更に連動して動作す
るスイッチ手段を設け、前記制御装置はこのスイッチ手
段からの信号により前記第1制御モードと第2制御モー
ドとを切り換える。
【0019】これにより操作レバー装置の取付姿勢を変
更すると、制御装置の制御モードが自動的に切り換えら
れるので、操作レバー装置の取付姿勢を変える度に、オ
ペレータが手動スイッチ等により制御装置の制御モード
を切り換える手間が省ける。
【0020】(3)また、上記の目的を達成するため
に、本発明は、回動自在に取り付けられたブーム及びア
ームと、アームの先端に装着されたバケット等のアタッ
チメントからなる作業フロントを有する多関節建設機械
に備えられ、前記ブーム及びアタッチメントに作動指令
を与える第1操作レバー装置と、前記アーム及びその他
の作動対象部材に作動指令を与える第2操作レバー装置
と、この第1及び第2操作レバー装置の作動指令を受け
て対応する作動対象部材の駆動系に信号を出力する制御
装置とを備えた多関節建設機械の操作装置において、前
記制御装置を、前記第1操作レバー装置の操作レバーの
変位とブーム及びアタッチメントの個々の動作とを対応
させかつ前記第2操作レバー装置の操作レバーの変位と
前記アーム及びその他の作動対象部材の個々の動作とを
対応させた第1制御モードと、前記第1操作レバー装置
の操作レバーの変位と前記アームの先端の移動とを対応
させかつ前記第2操作レバー装置の操作レバーの変位と
前記アタッチメント及びその他の作動対象部材の個々の
動作とを対応させた第2制御モードとに切り換え可能に
構成し、前記第1操作レバー装置を、操作レバーが上方
を向く第1姿勢と、操作レバーが横方向を向く第2姿勢
とに変更可能に取り付けた構成とする。
【0021】これにより通常の掘削作業や積み込み作業
を行うときは、第1操作レバー装置の取付姿勢を操作レ
バーが上方を向く第1姿勢とし、制御装置の制御モード
を第1操作レバー装置の操作レバーの変位とブーム及び
アタッチメントの個々の動作とを対応させかつ第2操作
レバー装置の操作レバーの変位とアーム及びその他の作
動対象部材の個々の動作とを対応させた第1制御モード
とすることにより、オペレータは第1操作レバー装置を
作動対象部材も含めて回転モードで一般的な操作レバー
装置と同様に容易に操作できる。一方、直線掘削作業を
行うときは、第1操作レバー装置の取付姿勢を操作レバ
ーが横方向を向く第2姿勢とし、制御装置の制御モード
を第1操作レバー装置の操作レバーの変位とアームの先
端の移動とを対応させかつ第2操作レバー装置の操作レ
バーの変位とアタッチメント及びその他の作動対象部材
の個々の動作とを対応させた第2制御モードとすること
により、オペレータは操作レバー装置を直線モードで操
作できる。
【0022】(4)上記(3)において、好ましくは、
前記第1操作レバー装置の取付姿勢の変更に連動して動
作するスイッチ手段を設け、前記制御装置はこのスイッ
チ手段からの信号により前記第1制御モードと第2制御
モードとを切り換える。
【0023】これにより第1操作レバー装置の取付姿勢
を変更すると、制御装置の制御モードが自動的に切り換
えられるので、第1操作レバー装置の取付姿勢を変える
度に、オペレータが手動スイッチ等により制御装置の制
御モードを切り換える手間が省ける。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を多関節
建設機械として油圧ショベルを例にとり、図面を参照し
て説明する。なお、油圧ショベルについては図8に示し
たものと同じとし、ここでは説明を省略する。
【0025】まず、本発明の第1の実施形態を図1〜図
4により説明する。図1において、1は油圧ショベルの
運転室に設けられた運転席であり、運転席1の両側には
右コンソール9及び左コンソール9Zが設けられ、この
コンソール9,9Zの前方部分に本発明の操作装置の主
要部である右操作レバー装置52及び左操作レバー装置
53が設けられている。
【0026】右操作レバー装置52は、右コンソール9
の前方部分に回転可能に取り付けられ、かつこの操作レ
バー2が上方を向く図1(A)に示す第1姿勢と、操作
レバー2が横方向を向く図1(B)に示す第2姿勢とに
変更可能に取り付けられている。左操作レバー装置53
は、操作レバー3が上方を向く姿勢で左コンソール9Z
の前方部分に固定的に取り付けられている。
【0027】右操作レバー装置52が第1姿勢にあると
きは操作モードが回転モードとなり、右操作レバー装置
52がブーム30とバケット32に作動指令を与え、左
操作レバー装置53がアーム31と上部旋回体36に作
動指令を与える。
【0028】このとき、右操作レバー装置52の操作レ
バー2を前方に操作するとブーム30が下がり、後方に
操作するとブーム30が上がり、左方に操作するとバケ
ット32がクラウド(掘削側へ回転)し、右方に操作す
るとバケット32がダンプ(排土側へ回転)する。ま
た、左操作レバー装置53の操作レバー3を前方に操作
すると上部旋回体36が右旋回し、後方に操作すると上
部旋回体36が左旋回し、右方に操作するとアーム31
はクラウドし、左方に操作するとアーム31はダンプす
る。また、そのときのブーム30、アーム31、バケッ
ト32、上部旋回体36の作動速度は操作レバー2,3
の変位量に比例しており、操作レバー2,3の変位量が
小さいとゆっくりとした動作となり、変位量が大きいと
速い動作となる。
【0029】一方、右操作レバー装置52が第2姿勢に
あるときは操作モードが直線モードとなり、右操作レバ
ー装置52がブーム30とアーム31に作動指令を与
え、左操作レバー装置53がバケット32と上部旋回体
36に作動指令を与える。
【0030】このとき、右操作レバー装置52の操作レ
バー2を操作すると、バケット32の回動中心であるピ
ン42(アーム31の先端)がその変位方向と同じ方向
に移動する。また、そのときのブーム30及びアーム3
1の作動速度は操作レバー84aの変位量に比例する。
また、左操作レバー装置53の操作レバー3を前方に操
作すると上部旋回体36が右旋回し、後方に操作すると
上部旋回体36が左旋回し、右方に操作するとバケット
32がクラウドし、左方に操作するとバケット32がダ
ンプする。また、そのときのバケット32及び上部旋回
体36の作動速度は操作レバー3の操作量に比例する。
【0031】右操作レバー装置52の取付構造の詳細を
図2及び図3に示す。図2及び図3において、右操作レ
バー装置52は上述した操作レバー2と半球状の取付部
8とからなり、操作レバー2は取付部8に立設され、操
作レバー2を操作することで取付部8内に設けられたレ
バー変位検出器6a(図4参照)によりその変位が検出
され、変位方向及び変位量に応じた作動指令信号が出力
される。
【0032】また、右コンソール9の前方部分の上部に
は、取付部8の形状に一致する曲面形状を有する取付凹
部9aが設けられており、この取付凹部9aに右操作レ
バー装置52の取付部8がピン4,4を中心にして回転
可能に取り付けられ、その取付姿勢を変更することがで
きる。
【0033】取付部8及び取付凹部9aには、デテント
機構70と姿勢検出機構75とが設けられている。デテ
ント機構70は、右操作レバー装置52を前述した第1
姿勢または第2姿勢に固定するための機構であり、取付
部8の最下部及び上部に形成された断面V字形のカム穴
8a及び8bと、取付凹部9aの上部に設けられ、カム
穴8a及び8bに挿入可能なピストン71と、このピス
トン71を取付部8の方向に付勢するバネ72とを有し
ている。ここで、ピストン71が図2(C)に示すよう
にカム穴8bに入り込むと、右操作レバー装置52は第
1姿勢に固定され、ピストン71が図2(A)に示すよ
うにカム穴8aに入り込むと、右操作レバー装置52は
第2姿勢に固定される。
【0034】姿勢検出機構75は、右操作レバー装置5
2の取付姿勢を検出するための機構であり、取付部8に
形成された検出用溝8cと、取付凹部9aの下部に設け
られた近接スイッチ5とを有している。ここで、右操作
レバー装置52が図2(C)及び図3(B)に示す第1
姿勢にあるときは、近接スイッチ5は検出用溝8cと対
面せず、近接スイッチ5からは検出信号としてHigh
が出力され、右操作レバー装置52が図2(A)及び図
3(A)に示す第2姿勢にあるときは、近接スイッチ5
は検出用溝8cと対面し、近接スイッチ5からは検出信
号としてLowが出力される。
【0035】図4に本実施形態の操作装置の全体構成を
示す。図4において、操作レバー装置52は上記のよう
にレバー変位検出器6aを有し、操作レバー装置53も
同様にレバー変位検出器6bを有している。このレバー
変位検出器6bは操作レバー3の変位方向及び変位量を
検出し、これに応じた作動指令信号を出力する。
【0036】また、本実施形態の操作装置は、ブーム角
センサ24と、アーム角センサ25と、制御装置10と
を有し、この制御装置10からの信号によりブーム駆動
系20、アーム駆動系21、バケット駆動系22、旋回
駆動系23が制御される。
【0037】ブーム角センサ24はブーム30の回動角
(ブーム角)を検出し、アーム角センサ25はアーム3
1の回動角(アーム角)を検出する。制御装置10は、
レバー変位検出器6a,6bの作動指令信号、近接スイ
ッチ5、ブーム角センサ24、アーム角センサ25の検
出信号に基づいて所定の演算を行い、その結果を制御信
号として各駆動系20〜23に出力する。ブーム駆動系
20は、油圧ポンプや方向切換弁等を含む油圧駆動回路
であり、制御装置10からの制御信号に応じてブームシ
リンダ33を駆動する。アーム駆動系21、バケット駆
動系22、旋回駆動系23もブーム駆動系20と同様の
油圧駆動回路であり、制御装置10からの制御信号に応
じてアームシリンダ34、バケットシリンダ35及び図
示しない旋回モータをそれぞれ駆動する。
【0038】制御装置10は、入力切換部15と、ブー
ム及びバケット用の回転モード制御部11と、ブーム及
びアーム用の直線モード制御部12と、アーム及び旋回
用の回転モード制御部13と、バケット及び旋回用の回
転モード制御部14と、出力切換部16とを有してい
る。
【0039】入力切換部15は、近接スイッチ5の検出
信号に応じてレバー変位検出器6a,6bの検出信号の
送り先を切り換えるスイッチであり、近接スイッチ5の
検出信号がLowのときは図示位置にあり、実線で示す
ようにレバー変位検出器6aの検出信号を直線モード制
御部12に送るとともに、レバー変位検出器6bの検出
信号を回転モード制御部14に送る。一方、近接スイッ
チ5の検出信号がHighのときは図示の位置から切り
換えられ、点線で示すようにレバー変位検出器6aの検
出信号を回転モード制御部11に送るとともに、レバー
変位検出器6bの検出信号を回転モード制御部13に送
る。
【0040】回転モード制御部11は、レバー変位検出
器6aの作動指令信号を入力し、操作レバー2の変位と
ブーム30及びバケット32の動作とを対応させた回転
モードでブーム30及びバケット32を動かすための制
御信号を作成する。直線モード制御部12は、レバー変
位検出器6aの作動指令信号、ブーム角センサ24及び
アーム角センサ25の検出信号を入力し、操作レバー2
の変位とアーム31の先端の移動とを対応させた直線モ
ードでブーム30及びアーム31を動かすための制御信
号を作成する。回転モード制御部13は、レバー変位検
出器6bの作動指令信号を入力し、操作レバー3の変位
とアーム31及び上部旋回体36の動作とを対応させた
回転モードでアーム31及び上部旋回体36を動かする
ための制御信号を作成する。回転モード制御部14は、
レバー変位検出器6bの作動指令信号を入力し、操作レ
バー3の変位とバケット32及び上部旋回体36の動作
とを対応させた回転モードでバケット32及び上部旋回
体36を動かするための制御信号を作成する。
【0041】出力切換部16は、近接スイッチ5の検出
信号に応じて回転モード制御部11,13,14、直線
モード制御部12で作成した制御信号の送り先を切り換
えるスイッチであり、近接スイッチ5の検出信号がLo
wのときは図示位置にあり、実線で示すように直線モー
ド制御部12で作成した制御信号をブーム駆動系20及
びアーム駆動系21に送るとともに、回転モード制御部
14で作成した制御信号をバケット駆動系22及び旋回
駆動系23に送る。一方、近接スイッチ5の検出信号が
Highのときは図示の位置から切り換えられ、点線で
示すように回転モード制御部11で作成した制御信号を
ブーム駆動系20及びバケット駆動系22に送るととも
に、回転モード制御部13で作成した制御信号をアーム
駆動系21及び旋回駆動系23に送る。
【0042】次に、本実施形態の動作を説明する。ここ
で、操作の始めとして右操作レバー装置52は、図2
(C)及び図3(B)に示すように操作レバー2が上方
を向いた第1姿勢に固定されているものとする。
【0043】まず、通常の掘削作業や積み込み作業を行
う場合、右操作レバー装置52の取付姿勢は第1姿勢の
状態にあるため、近接スイッチ5からは検出信号として
Highが出力され、制御装置10の入力切換部15及
び出力切換部16は図示の位置から切り換えられた状態
となる。このため、レバー変位検出器6aの作動指令信
号が回転モード制御部11に送られ、回転モード制御部
11で作成した回転モードの制御信号がブーム駆動系2
0及びバケット駆動系22に送られるとともに、レバー
変位検出器6bの作動指令信号が回転モード制御部13
に送られ、回転モード制御部13で作成した回転モード
の制御信号がアーム駆動系21及び旋回駆動系23に送
られる。
【0044】これにより、右操作レバー装置52の操作
レバー2を変位させると、ブーム30及びバケット32
は回転モードの制御信号により駆動操作され、操作レバ
ー2の変位方向に対応した方向にその変位量に応じた速
度で作動する。左操作レバー装置53についても同様で
あり、操作レバー3を変位させると、アーム31及び上
部旋回体36は回転モードの制御信号により駆動操作さ
れ、操作レバー3の変位方向に対応した方向にその変位
量に応じた速度で作動する。
【0045】したがって、オペレータは操作レバー装置
52,53を、図9に示すような通常の操作レバー装置
と同様に操作できる。つまり、操作レバー装置52,5
3の上方を向いた操作レバー2,3を共に操作して、ブ
ーム30及びバケット32とアーム31及び上部旋回体
36にそれぞれ回転モードで作動指令を与えるように使
用できる。
【0046】一方、直線掘削作業を行う場合は、オペレ
ータは右操作レバー装置52を図2(A)及び図3
(A)に示すように操作レバー2が横方向を向く第2姿
勢に変更する。この時、右操作レバー装置52を図2
(C)の状態からA方向に動かすと、バネ72が縮めら
れてピストン71がカム穴8bから出され(図2
(B))、そしてカム穴8aがデテント機構70の位置
に達すると、バネ72によりピストン71がカム穴8a
に入り込み、右操作レバー装置52が第2姿勢に固定さ
れる(図2(A))。
【0047】このように操作レバー2が横方向を向いた
ときは、近接スイッチ5が取付部8の溝部8cに対面す
るため、近接スイッチ5からは検出信号としてLowが
出力され、制御装置10の入力切換部15及び出力切換
部16は図示位置に切り換えられる。このため、レバー
変位検出器6aの作動指令信号が直線モード制御部12
に送られ、直線モード制御部12で作成した直線モード
の制御信号がブーム駆動系20及びアーム駆動系21に
送られるとともに、レバー変位検出器6bの作動指令信
号が回転モード制御部14に送られ、回転モード制御部
14で作成した回転モードの制御信号がバケット駆動系
22及び旋回駆動系23に送られる。
【0048】これにより、右操作レバー装置52の操作
レバー2を変位させると、ブーム30及びアーム31は
直線モードの制御信号により駆動操作され、バケット3
2の回動中心であるピン42は操作レバー2の変位方向
と一致する方向にその変位量に応じた速度で移動する。
したがって、オペレータは図9に示すような一般的な操
作レバー装置のように左右の操作レバーを組み合わせて
微妙な複合操作を行う必要はなく、直線掘削作業が容易
に行える。
【0049】また、左操作レバー装置53側では、操作
レバー3を変位させると、バケット32及び上部旋回体
36は回転モードの制御信号により駆動操作され、操作
レバー3の変位方向に対応した方向にその変位量に応じ
た速度で作動する。
【0050】以上のように本実施形態にあっては、直線
掘削作業を行うときは、右操作レバー装置52の操作レ
バー2を横方向に向けることで直線モードで操作でき、
しかも通常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、右
操作レバー装置52の操作レバー2を上方に向けること
で回転モードで図9に示すような一般的な操作レバー装
置と同様に容易に操作できる。
【0051】また、通常の掘削作業や積み込み作業を行
うときには、操作レバー装置52,53によりブーム3
0及びバケット32とアーム31及び上部旋回体36と
にそれぞれ回転モードで作動指令を与えるので、作業対
象部材も含めて図9に示すような一般的な操作レバー装
置と同様に使用できる。
【0052】更に、本実施形態においては、近接スイッ
チ5を設け、右操作レバー装置52の取付姿勢を変更す
ると、制御装置10の入力切換部15及び出力切換部1
6が自動的に切り換わるようにしたので、右操作レバー
装置52の取付姿勢を変える度に、オペレータが手動ス
イッチ等により制御装置10の制御モードを切り換える
手間が省ける。また、右操作レバー装置52の取付姿勢
により制御装置10の制御モードが把握できるため、現
在の制御モードを表示するモード表示装置等を特に設け
なくて良い。
【0053】本発明の第2の実施形態を図5により説明
する。本実施形態は、第1の実施形態において右操作レ
バー装置の取付姿勢を固定するデテント機構の構造を変
えたものである。図中、図2と同等の部材には同じ符号
を付し、その説明を省略する。
【0054】図5において、本実施形態の右操作レバー
装置52Aは、デテント機構80によりその取付姿勢が
固定される。デテント機構80は、取付部8Aの最下部
及び上部に形成された穴8Aa及び8Abと、取付凹部
9aの上部に設けられた貫通穴9hと、この貫通穴9h
を貫通して穴8Aa及び8Abに挿入可能なスプール8
1と、このスプール81の一端に設けられたノブ82
と、スプール81を取付部8Aの方向に付勢するバネ8
3とを有している。ここで、スプール81が図5(C)
に示すように取付部8Aの穴8Abに入り込むと右操作
レバー装置52Aは第1姿勢に固定され、図5(A)に
示すように穴8Aaに入り込むと右操作レバー装置52
Aは第2姿勢に固定される。
【0055】右操作レバー装置52Aを図5(C)に示
す第1姿勢から図5(A)に示す第2姿勢に変える場
合、まずオペレータはデテント機構80のノブ82を引
っぱり、スプール81を穴8Abから抜き出し、その状
態で右操作レバー装置52AをA方向に動かす(図5
(B))。そして、取付部8Aの穴8Aaがデテント機
構80の位置に達したときにノブ82を放すと、バネ8
3によりスプール81が穴8Aaに挿入され、右操作レ
バー装置52Aが固定される(図5(A))。
【0056】したがって本実施形態においても、右操作
レバー装置52Aの取付姿勢を変えることができるの
で、第1の実施形態と同様に、直線掘削作業を行うとき
は、右操作レバー装置52Aを直線モードで操作でき、
しかも通常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、右
操作レバー装置52Aを回転モードで一般的な操作レバ
ー装置と同様に容易に操作できる。
【0057】本発明の第3の実施形態を図6により説明
する。本実施形態は、第1の実施形態において右操作レ
バー装置の取付構造を変えたものである。図中、図2と
同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0058】図6において、本実施形態の右操作レバー
装置52Bの取付部8Bは半円筒形状をなしている。ま
た、右コンソール9Bの前方部分の上部には1対の取付
フレーム9r,9rが設けられており、この取付フレー
ム9r,9rに取付部8Bがピン4,4を中心にして回
転可能に取り付けられ、その取付姿勢を変更することが
できる。
【0059】取付部8B及び支持フレーム9r,9rに
はデテント機構70Aと姿勢検出機構75Aが設けられ
ている。デテント機構70Aは、取付部8Bの両端面8
Ba,8Baに形成された断面V字形のカム穴8r,8
r及び8s,8sと、支持フレーム9r,9rの上部に
設けられ、カム穴8r,8r及び8s,8sに挿入可能
なピストン71,71と、このピストン71,71を取
付部8Bの方向に付勢するバネ72,72とを有してい
る。ここで、ピストン71,71がカム穴8s,8sに
入り込むと、右操作レバー装置52Bは第1姿勢に固定
され(図6(B)、(D))、ピストン71,71がカ
ム穴8r,8rに入り込むと、右操作レバー装置52B
は第2姿勢に固定される(図6(A)、(C))。
【0060】姿勢検出機構75Aは、取付部8Bの円筒
面8Bb中央部に形成された検出用溝8tと、右コンソ
ール9Bの図示しないフレームに設けられた近接スイッ
チ5とを有している。ここで、右操作レバー装置52B
が図6(B),(D)に示す第1姿勢にあるときは、近
接スイッチ5は検出用溝8tと対面せず、近接スイッチ
5からは検出信号としてHighが出力され、右操作レ
バー装置52が図6(A),(C)に示す第2姿勢にあ
るときは、近接スイッチ5は検出用溝8tと対面し、近
接スイッチ5からは検出信号としてLowが出力され
る。
【0061】したがって本実施形態においても、右操作
レバー装置52Bの取付姿勢を変えることができるの
で、第1の実施形態と同様に、直線掘削作業を行うとき
は、右操作レバー装置52Bを直線モードで操作でき、
しかも通常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、右
操作レバー装置52Bを回転モードで一般的な操作レバ
ー装置と同様に容易に操作できる。
【0062】本発明の第4の実施形態を図7により説明
する。本実施形態は、第3の実施形態において右操作レ
バー装置の取付姿勢の固定するデテント機構の構造を変
えたものである。図中、図5及び図6と同等の部材には
同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0063】図7において、本実施形態の右操作レバー
装置52Cは、デテント機構80Aによりその取付姿勢
が固定される。デテント機構80Aは、取付部8Cの両
端面8Ca,8Caに形成された穴8x,8x及び8
y,8yと、取付フレーム9x,9xに設けられた貫通
穴9y,9yと、この貫通穴9y,9yを貫通して穴8
x,8x及び8y,8yに挿入可能なスプール81,8
1と、このスプール81,81の一端に設けられたノブ
82,82と、スプール81,81を取付部8C方向に
付勢するバネ83,83とを有している。ここで、スプ
ール81,81が穴8y,8yに入り込むと、右操作レ
バー装置52Cは第1姿勢に固定され(図7(B)、
(D))、スプール81,81が穴8x,8xに入り込
むと、右操作レバー装置52Cは第2姿勢に固定される
(図7(A)、(C))。
【0064】したがって本実施形態においても、右操作
レバー装置52Cの取付姿勢を変えることができるの
で、第1の実施形態と同様に、直線掘削作業を行うとき
は、右操作レバー装置52Cを直線モードで操作でき、
しかも通常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、右
操作レバー装置52Cを回転モードで一般的な操作レバ
ー装置と同様に容易に操作できる。
【0065】なお、以上説明した実施形態においては、
右操作レバー装置52の取付姿勢を検出する近接スイッ
チ5を設け、この近接スイッチ5の検出信号に応じて制
御装置10の入力切換部15及び出力切換部16を切り
換え、制御装置10の制御モードを切り換えるものとし
たが、特にこれに限らず、例えば制御装置10の制御モ
ードを切り換える手動スイッチを設け、オペレータが右
操作レバー装置52の取付姿勢を変えるときに、手動ス
イッチで制御装置10の制御モードも切り換えるように
してもよい。
【0066】また、運転席の両側に操作レバー装置が配
置されている油圧ショベルについて説明してきたが、本
発明はこれに限らず、操作レバー装置が1つしか設けら
れていない多関節建設機械にも適用できる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、制御装置の制御モード
を切換可能にし、かつ操作レバー装置の操作レバーの取
付姿勢を変更可能にしたので、直線掘削作業を行うとき
は、操作レバー装置を直線モードで操作でき、しかも通
常の掘削作業や積み込み作業を行うときは、操作レバー
装置を回転モードで一般的な操作レバー装置と同様に容
易に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作装置の主要部である操作レバー装
置の操作レバーの取付姿勢を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による右操作レバー装
置の取付構造の詳細を示す側面断面図であり、(A)は
第2姿勢に固定された図、(B)は取付姿勢を変更する
ときの様子を示す図、(C)は第1姿勢に固定された図
である。
【図3】(A)は図2(A)のIII(A)−III
(A)線断面図、(B)は図2(C)のIII(B)−
III(B)線断面図である。
【図4】図1に示す操作レバー装置を含む操作装置の制
御系の構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による右操作レバー装
置の取付構造の詳細を示す側面断面図であり、(A)は
第2姿勢に固定された図、(B)は取付姿勢を変更する
ときの様子を示す図、(C)は第1姿勢に固定された図
である。
【図6】本発明の第3の実施形態による右操作レバー装
置の取付構造の詳細を示す図であり、(A)は第2姿勢
に固定されたときの側面図、(B)は第1姿勢に固定さ
れたときの側面図、(C)は(A)のC−C線断面図、
(D)は(B)のD−D線断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態による右操作レバー装
置の取付構造の詳細を示す図であり、(A)は第2姿勢
に固定されたときの側面図、(B)は第1姿勢に固定さ
れたときの側面図、(C)は(A)のC−C線断面図、
(D)は(B)のD−D線断面図である。
【図8】図1に示す操作レバー装置を備えた油圧ショベ
ルの全体図である。
【図9】従来の操作レバー装置の取付姿勢を示す図であ
る。
【図10】従来の他の操作レバー装置の取付姿勢を示す
図である。
【符号の説明】
2 操作レバー 3 操作レバー 5 近接スイッチ 6a,6b レバー変位検出器 8,8A,8B,8C 取付部 9,9A,9B,9C,右コンソール 10 制御装置 11 回転モード制御部 12 直線モード制御部 13 回転モード制御部 14 回転モード制御部 15 入力切換部 16 出力切換部 20 ブーム駆動系 21 アーム駆動系 22 バケット駆動系 23 旋回駆動系 24 ブーム角センサ 25 アーム角センサ 52 右操作レバー装置(第1操作レバー装置) 53 左操作レバー装置(第2操作レバー装置) 70,70A デテント機構 80,80A デテント機構 75,75A 姿勢検出機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津村 淳二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 大平 修二 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 江川 栄治 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動自在に取り付けられた複数のフロント
    部材の先端にバケット等のアタッチメントを装着してな
    る作業フロントを有する多関節建設機械に備えられ、前
    記フロント部材やアタッチメントに作動指令を与える操
    作レバー装置と、この操作レバー装置の作動指令を受け
    て対応するフロント部材又はアタッチメントの駆動系に
    信号を出力する制御装置とを備えた多関節建設機械の操
    作装置において、 前記制御装置を、前記操作レバー装置の操作レバーの変
    位とフロント部材及びアタッチメントの個々の動作とを
    対応させた第1制御モードと、操作レバーの変位と前記
    複数のフロント部材の先端の移動とを対応させた第2制
    御モードとに切り換え可能に構成し、前記操作レバー装
    置を、操作レバーが上方を向く第1姿勢と、操作レバー
    が横方向を向く第2姿勢とに変更可能に取り付けたこと
    を特徴とする多関節建設機械の操作装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多関節建設機械の操作装置
    において、前記操作レバー装置の取付姿勢の変更に連動
    して動作するスイッチ手段を設け、前記制御装置はこの
    スイッチ手段からの信号により前記第1制御モードと第
    2制御モードとを切り換えることを特徴とする多関節建
    設機械の操作装置。
  3. 【請求項3】回動自在に取り付けられたブーム及びアー
    ムと、アームの先端に装着されたバケット等のアタッチ
    メントからなる作業フロントを有する多関節建設機械に
    備えられ、前記ブーム及びアタッチメントに作動指令を
    与える第1操作レバー装置と、前記アーム及びその他の
    作動対象部材に作動指令を与える第2操作レバー装置
    と、この第1及び第2操作レバー装置の作動指令を受け
    て対応する作動対象部材の駆動系に信号を出力する制御
    装置とを備えた多関節建設機械の操作装置において、 前記制御装置を、前記第1操作レバー装置の操作レバー
    の変位とブーム及びアタッチメントの個々の動作とを対
    応させかつ前記第2操作レバー装置の操作レバーの変位
    と前記アーム及びその他の作動対象部材の個々の動作と
    を対応させた第1制御モードと、前記第1操作レバー装
    置の操作レバーの変位と前記アームの先端の移動とを対
    応させかつ前記第2操作レバー装置の操作レバーの変位
    と前記アタッチメント及びその他の作動対象部材の個々
    の動作とを対応させた第2制御モードとに切り換え可能
    に構成し、前記第1操作レバー装置を、操作レバーが上
    方を向く第1姿勢と、操作レバーが横方向を向く第2姿
    勢とに変更可能に取り付けたことを特徴とする多関節建
    設機械の操作装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の多関節建設機械の操作装置
    において、前記第1操作レバー装置の取付姿勢の変更に
    連動して動作するスイッチ手段を設け、前記制御装置は
    このスイッチ手段からの信号により前記第1制御モード
    と第2制御モードとを切り換えることを特徴とする多関
    節建設機械の操作装置。
JP32805597A 1997-11-28 1997-11-28 多関節建設機械の操作装置 Pending JPH11158931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32805597A JPH11158931A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 多関節建設機械の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32805597A JPH11158931A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 多関節建設機械の操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11158931A true JPH11158931A (ja) 1999-06-15

Family

ID=18206017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32805597A Pending JPH11158931A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 多関節建設機械の操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11158931A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007190A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機械の操作装置
CN115387426A (zh) * 2022-08-29 2022-11-25 三一重机有限公司 作业机械的控制方法、装置、设备及作业机械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007190A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機械の操作装置
CN115387426A (zh) * 2022-08-29 2022-11-25 三一重机有限公司 作业机械的控制方法、装置、设备及作业机械
CN115387426B (zh) * 2022-08-29 2023-11-28 三一重机有限公司 作业机械的控制方法、装置、设备及作业机械

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2736569B2 (ja) 油圧パワーショベルの操作方法
CN109863273B (zh) 用于定义升降臂的操作区域的系统和方法
US11377815B2 (en) Construction machine
JP4469239B2 (ja) 作業機械の操作装置
US7730646B2 (en) Swivel work machine
JP2003184132A (ja) 建設機械の操作レバー装置
JPH0474491B2 (ja)
JP2007120222A (ja) ホイール式建設機械
EP0894902B1 (en) Operation control device for three-joint type excavator
US6101437A (en) Operation control device for three-joint excavator
JPH11158931A (ja) 多関節建設機械の操作装置
GB2573761A (en) A working machine joystick assembly
JPH11336132A (ja) 旋回式建設機械
JPH0288824A (ja) バックホウのバックホウ装置操作構造
JP2003129477A (ja) 建設機械の作業用アタッチメント格納装置
JPH07119710A (ja) 走行操作装置
JP2000204599A (ja) 建設機械の操作レバ―装置
JPH05202532A (ja) 多関節建設機械の作業機操作装置
JP2651075B2 (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
JP3216742B2 (ja) パワーショベル
JP2682925B2 (ja) 土工機における油圧アクチュエータ制御装置
KR970070357A (ko) 굴삭기의 제어장치
JP2545486B2 (ja) バックホウの旋回制御装置
JP2765593B2 (ja) 油圧シヨベルのフロント構造
JPH1037232A (ja) 2ピースブーム型作業機の操作駆動装置