JPH11158829A - 路面洗浄装置 - Google Patents

路面洗浄装置

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Publication number
JPH11158829A
JPH11158829A JP32763097A JP32763097A JPH11158829A JP H11158829 A JPH11158829 A JP H11158829A JP 32763097 A JP32763097 A JP 32763097A JP 32763097 A JP32763097 A JP 32763097A JP H11158829 A JPH11158829 A JP H11158829A
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JP
Japan
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water
road surface
watering
nozzle
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP32763097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saito
博 斉藤
Nobutaka Sato
信孝 佐藤
Manji Kikumi
萬治 菊見
Atsushi Higo
篤 肥後
Yoshiaki Kubota
淑晶 久保田
Yoshiyuki Kimura
善行 木村
Hideo Horiuchi
秀雄 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASUZAKKU KK
EIWA SPRINKLER KK
Nihon Sekkei Inc
Original Assignee
ASUZAKKU KK
EIWA SPRINKLER KK
Nihon Sekkei Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by ASUZAKKU KK, EIWA SPRINKLER KK, Nihon Sekkei Inc filed Critical ASUZAKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大規模の公共歩道、公共広場などの路面の清
掃の効率を高め、省力化を図ることができる。 【解決手段】 路面1より給水水圧で上昇突出した状態
で散水する複数の散水ノズル2は路面1に間隔をもって
それぞれ出没自在に配設する。散水ノズル2から散水し
た水を集水する排水側溝3を路面1に沿って設ける。排
水側溝3に集水した水を貯水する貯水槽58を設け、循環
給水系は路面1に散水ノズル2から散水した水を排水側
溝3に集水して貯水槽58に貯水し、貯水槽58に貯水した
水を給水ポンプ60により散水ノズル2に給水する。排水
側溝3には散水ノズル2からの散水時に路面1より浮上
する覆い蓋35を設ける。排水側溝3の集水末端に排水桝
45を設け、排水桝45に集塵かご46を挿脱自在に設ける。
散水ノズル2は散水を予告する照明装置30を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公共歩道、公共広
場などの路面を散水による洗浄により路面を清掃する路
面洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公共歩道、公共広場の清掃は清掃
作業者が行っており、また、散水は散水栓に接続したホ
ースにて行っており、大規模の公共地下歩道などの清掃
は作業能率が悪い問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、大規模の公
共歩道、公共広場などの路面の清掃が効率よく行うこと
ができ、清掃の省力化を図ることができる路面洗浄装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の路
面清掃装置は、路面に間隔をもってそれぞれ出没自在に
配設されこの路面より突出した状態で路面に散水する複
数の散水ノズルと、前記路面に沿って設けられ各散水ノ
ズルからこの路面に散水された水を集水する排水側溝
と、前記各散水ノズルに給水する給水ポンプとを備えた
ものである。
【0005】そして、夜間、早朝などに路面に没入され
ていた複数の散水ノズルを突出させて散水して路面を洗
い流し、路面に流れた水は排水側溝に集水される。
【0006】請求項2記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1記載の路面洗浄装置において、排水側溝に集水さ
れた水を貯水する貯水槽と、路面に散水ノズルから散水
された水を前記排水側溝に集水して前記貯水槽に貯水し
この貯水槽に貯水された水を給水ポンプにより散水ノズ
ルに給水する水の循環給水系とを備えたものである。
【0007】そして、路面を洗浄して排水側溝に集水さ
れた水は貯水槽に回収され、再び散水ノズルから散水さ
れ、洗浄水を循環利用できる。
【0008】請求項3記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1または2記載の路面洗浄装置において、排水側溝
には散水ノズルからの散水時にこの排水側溝の上面を開
口する覆い蓋を備えたものである。
【0009】そして、排水側溝は散水時以外は覆い蓋で
覆われており、安全に歩行できる。
【0010】請求項4記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1ないし3いずれか記載の路面洗浄装置において、
複数の散水ノズルは路面中央部に沿って配設し、路面の
両側縁に沿ってそれぞれ前記各散水ノズルからこの路面
に散水された水を集水する排水側溝を設けたものであ
る。
【0011】そして、路面の中央部に配設された散水ノ
ズルから広範囲に散水され、散水効率を高めることがで
きる。
【0012】請求項5記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1ないし4いずれか記載の路面洗浄装置において、
排水側溝の集水末端に排水桝を設け、この排水桝に前記
排水側溝から流入する水を受ける集塵かごを挿脱自在に
設けたものである。
【0013】そして、散水ノズルから散水で路面から洗
い流されて排水側溝に集水された水とともに流れ込んだ
ごみは集塵かごにて捕捉され、ごみが循環給水系または
下水道に流入することを防止できる。
【0014】請求項6記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1ないし5いずれか記載の路面洗浄装置において、
散水ノズルは散水を予告する照明装置を備えたものであ
る。
【0015】そして、散水開始前に照明装置が点灯して
歩行者が散水ノズルから散水される水に濡れないように
注意を喚起することができる。
【0016】請求項7記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項1ないし6いずれか記載の路面洗浄装置において、
散水ノズルは昇降自在に設けられた昇降管に接続された
ノズルヘッドを有し、このノズルヘッドはこの散水ノズ
ルに給水される水圧で上昇するものである。
【0017】そして、散水ノズルは散水する水が給水さ
れることによりその水圧で上昇し、給水圧力が低下する
と下降し、昇降動力を必要とせず、施工が容易となる。
【0018】請求項8記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項7記載の路面洗浄装置において、散水ノズルは路面
に形成した収納凹部に出没自在に配設し、この収納凹部
を覆う開閉自在の覆板を昇降管に取り付け、散水ノズル
のノズルヘッドの上昇に連動して前記覆板を路面から浮
上させるものである。
【0019】そして、散水ノズルの昇降に連動して散水
ノズルを収納する収納凹部の覆板は昇降され、覆板を昇
降させる動力を必要とせず、また、散水時以外は覆板に
て収納凹部は覆われ、歩行者が収納凹部に落ち込むこと
を防止できる。
【0020】請求項9記載の発明の路面洗浄装置は、請
求項8記載の路面洗浄装置において、覆板に散水ノズル
の散水を予告するとともに散水時に照明する照明装置を
設けたものである。
【0021】そして、照明装置により散水の予告ができ
るとともに散水時の点灯により散水を演出できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の路面洗浄装置の実
施の一形態を図面を参照して説明する。
【0023】図1は路面洗浄装置の説明斜視図で、公共
歩道、公共広場などの勾配を有する路面1の高い側縁に
沿ってこの路面1に洗浄水を散水する複数の散水ノズル
2が間隔をおいて路面1から出没自在に配設され、この
散水ノズル2から散水されて路面1を洗浄した水を集水
する排水側溝3がこの路面1の低い側縁に沿って形成さ
れている。
【0024】前記各散水ノズル2は、図2に示すように
路面1にコンクリートまたは金属などにて成型した円筒
状の枠体4を埋め込み形成した収納凹部5に配設され、
この収納凹部5のコンクリート底面6に給水管に接続し
た外筒8が開口され、この外筒8の上端外周に螺合した
止めリング9が前記コンクリート底面6に固着されてい
る。このコンクリート底面6には水抜き孔6aが貫通形成
されている。
【0025】この止めリング9の上面に環状のシーリン
グ材10を介在させて液密に案内環11がビスにて着脱自在
に固着され、この案内環11にOリング12を介在させて液
密に昇降自在に嵌合した昇降管13がライナー14を介在さ
せて前記外筒8に昇降自在に嵌挿され、この昇降管13の
外周に軸方向に形成したキーが前記ライナー14に形成し
たキー溝に係合されている。
【0026】また、前記昇降管13の上端にスプリンクラ
ーソケット15が螺着され、このスプリンクラーソケット
15にスプリンクラーノズルヘッド16が螺着されている。
このスプリンクラーノズルヘッド16は前記スプリンクラ
ーソケット15に回動自在に取り付けられ、このスプリン
クラーノズルヘッド16の噴出口17に臨ませた散水制御体
18が取り付けられ、スプリンクラーノズルヘッド16の噴
出口17からの噴射水は散水制御体18の散水制御部19によ
り拡散散水するとともにこの散水制御部19に当たる水圧
にによりスプリング20に抗して回動され、このスプリン
クラーノズルヘッド16は所定角度、例えば180 °回動す
ると制御子21がストッパー22に当接して回動が規制され
るとともに前記スプリング20の付勢力で復帰回動される
ようになっている。なお、このスプリンクラーノズルヘ
ッド16はストッパー22を取り外すことにより 360°回動
されるようになっている。
【0027】そして、このスプリンクラーノズルヘッド
16はこのノズルヘッド16に給水された水圧で上方に付勢
されて前記昇降管13が上昇されることにより上昇される
とともに噴出口17から水を噴出し、水圧が低下すると自
重で下降される。このスプリンクラーノズルヘッド16の
昇降時には、昇降管13はキーとライナー14のキー溝との
係合で周方向の回動が阻止されている。
【0028】また、前記路面1に形成した収納凹部5の
上面開口部を覆う開閉自在の覆板25が設けられ、この覆
板25は前記昇降管13にスプリンクラーソケット15を介し
て取り付けた支持体26にてスプリンクラーノズルヘッド
16の上方に位置して支持され、前記スプリンクラーノズ
ルヘッド16の上昇でスプリンクラーソケット15が上昇さ
れて覆板25は路面1から浮上され、スプリンクラーノズ
ルヘッド16の下降で覆板25は下降される。
【0029】さらに、前記覆板25には照明装置30が取り
付けられ、この照明装置30は前記覆板25に開口した照光
窓31に臨ませて取り付けた遮蔽箱32を有し、この遮蔽箱
32内にランプ33が配設され、このランプ33から照射され
た光は照光窓31に設けた耐圧ガラス34から照射される。
【0030】この照明装置30のランプ33は前記散水ノズ
ル2からの散水開始前から点灯して予告点灯するととも
に散水時にも点灯を継続し、散水終了後は消灯する。
【0031】また、前記排水側溝3は図3に示すよう
に、並設設置したコンクリートブロック体3aにて形成さ
れ、この排水側溝3は散水ノズル2からの散水時に路面
より浮上して排水側溝3の上面を開口する覆い蓋35が順
次連続して設けられ、この覆い蓋35はエアーシリンダー
36のピストン37の進出により前記路面1から浮上して排
水側溝3の上面開口部を開放し、この路面1に散水した
水を排水側溝3に集水するようになっている。
【0032】この覆い蓋35を開閉する複数のエアーシリ
ンダー36が各覆い蓋35ごとに設けられ、この各エアーシ
リンダー36は前記排水側溝3に設けた受け枠38にそれぞ
れ取り付けられている。
【0033】さらに、前記各エアーシリンダー36は複数
単位ごとに制御され、前記覆い蓋35は1または複数ごと
に順次浮上、降下される。例えば、図4に示すように、
コンプレッサー40に接続した空気管路41から分岐された
各分岐空気管路42に前記散水ノズル2の動作に連動する
切換え弁43を介して複数の各エアーシリンダー36のピス
トン37の上昇圧側が接続され、切換え弁43の切換えでコ
ンプレッサー40からの空気圧はエアーシリンダー36のピ
ストン37を押し上げて前記覆い蓋35を浮上させ、切換え
弁43の切換えでピストン37はスプリング44の付勢力で下
降して覆い蓋35は排水側溝3を覆った状態に復帰され
る。
【0034】また、前記各排水側溝3の集水末端に排水
桝45を設け、この排水桝45に複数の排水側溝3の集水末
端のコンクリートブロック体3aがそれぞれ接続されてい
る。この排水桝45の中間部には各排水側溝3から流入さ
れる水を受ける集塵かご46を挿脱自在に配設する受棚棒
47が設けられている。この集塵かご46にはハンドル48が
設けられている。
【0035】さらに、前記排水桝45の上面開口部には左
右に蓋板50が開閉自在に軸支され、蓋板50の下面はそれ
ぞれ各エアーシリンダー36のピストン37にて押し上げら
れるようになっている。
【0036】また、図1に示すように、前記排水桝45の
排水側は曝気槽55に連通され、この曝気槽55の底部には
前記コンプレッサー40に接続した曝気管56が設けられ、
曝気管56から噴射される空気により排水に混入したごみ
を浮上させ、この浮上したごみは図示しない除塵装置に
より回収できるようになっている。
【0037】また、前記曝気槽55の水は溢水により沈殿
槽57に流入され、この沈殿槽57に流入した水に混入して
いるごみなどは沈殿回収され、この沈殿槽57を溢水した
水は溢水により貯水槽58に流入される。この貯水槽58に
は塩素滅菌器59から流入される塩素により滅菌される。
【0038】さらに、この貯水槽58に貯水された水は給
水ポンプ60により前記散水ノズル2に接続した給水管61
に給水されるようになっている。この給水管61にはフィ
ルタ62と開閉弁63が設けられている。
【0039】そして、この給水管61から散水ノズル2、
排水側溝3、曝気槽55、沈殿槽57、貯水槽58にて循環給
水系が形成されている。
【0040】また、前記曝気槽55にて過剰の水は排水槽
65に排水され、排水槽65の水は排水ポンプ66にて下水道
に排水されるようになっている。
【0041】次にこの実施の形態の作用について説明す
る。
【0042】タイマーなどの制御により、夜間、早朝な
どに給水ポンプ60を動作させると、貯水槽58の水が給水
管61から一定の路面1ごとの1または複数単位ごとに各
散水ノズル2に供給され、この各散水ノズル2に供給さ
れた水圧で昇降管13がライナー14とのキー係合で周方向
に回動されることがなく上昇し、この昇降管13の上昇で
この昇降管13に螺着したスプリンクラーソケット15に取
り付けられている支持板26が上昇し、覆板25は路面1か
ら浮上する。また、昇降管13にスプリンクラーソケット
15を介して取り付けたスプリンクラーノズルヘッド16が
上昇されるとともにタイマーなどにて制御された設定時
間、スプリンクラーノズルヘッド16の噴出口17から水が
噴射される。
【0043】また、同時に前記散水ノズル2の動作に連
動してコンプレッサー40が作動し、空気管路41から分岐
された各分岐空気管路42に空気が圧送され、前記散水ノ
ズル2の動作に連動する切換え弁43にて各分岐空気管路
42は複数の各エアーシリンダー36のピストン37の上昇圧
側に接続された状態となり、各エアーシリンダー36のピ
ストン37は上昇され、エアーシリンダー36のピストン37
の進出により1または複数単位ごとに覆い蓋35は前記路
面1から浮上して排水側溝3の上面開口部を開口する。
【0044】そして、スプリンクラーノズルヘッド16の
噴出口17から噴射された水は散水制御体18の散水制御部
19により拡散散水するとともにスプリンクラーノズルヘ
ッド16はこの散水制御部19に当たる水圧にによりスプリ
ング20に抗して回動され、このスプリンクラーノズルヘ
ッド16は所定角度、例えば180 °回動すると制御子21が
ストッパー22に当接して回動が規制されるとともに前記
スプリング20の付勢力で復帰回動され、このスプリンク
ラーノズルヘッド16から略扇形に散水される。
【0045】このスプリンクラーノズルヘッド16から散
水された水は路面1を洗浄しながら排水側溝3に集水さ
れる。排水側溝3に集水された水は排水側溝3の集水末
端の排水桝45の受棚棒47上に配設された集塵かご46に流
入し、ごみは集塵かご46に捕捉されて水は排水桝45から
曝気槽55に流入される。
【0046】曝気槽55に流入された水は底部に配設した
曝気管56から噴射された空気にて曝気され、また、曝気
管56から噴射される空気により排水に混入したごみを浮
上させて回収される。
【0047】また、前記曝気槽55の水は溢水により沈殿
槽57に流入され、この沈殿槽57に流入した水に混入して
いるごみなどは沈殿回収され、この沈殿槽57を溢水した
水は溢水により貯水槽58に流入される。この貯水槽58に
て水は塩素滅菌器59から流入される塩素により滅菌消毒
される。
【0048】この貯水槽58に貯水された水は給水ポンプ
60により前記散水ノズル2に接続した給水管61に給水さ
れてフィルタ62にて濾過され、フィルタ62にて濾過され
た水は再び散水ノズル2から噴射され、路面1を洗浄す
る。このように、給水管61から散水ノズル2、排水側溝
3、曝気槽55、沈殿槽57、貯水槽58と水は循環利用され
る。
【0049】また、雨水の流入などにより過剰の水が循
環給水系に流入されたときには、曝気槽55から排水槽65
に排水され、排水槽65に流入した水は排水ポンプ66にて
下水道に排水される。
【0050】散水が設定時間行われると、タイマーなど
の制御により、給水ポンプ60は運転を中止し、各散水ノ
ズル2への水の供給は中断され、この各散水ノズル2に
供給される水圧が低下してスプリンクラーノズルヘッド
16からの散水が停止されるとともに、昇降管13はスプリ
ンクラーノズルヘッド16の重量により下降して収納凹部
5に収納され、昇降管13の下降で覆板25も下降して収納
凹部5を閉じて路面1と同一面に位置し、歩行者が収納
凹部5に落ち込むことが防止される。
【0051】また、切換え弁43の切換え動作で、各分岐
空気管路42は大気側に開放され、各エアーシリンダー36
のピストン37はスプリング44により下降され、覆い蓋35
は排水側溝3を閉塞し、路面1を歩行する歩行者が排水
側溝3に落ち込むことを防止できる。
【0052】次いで、次の1または複数単位の散水ノズ
ル2が上昇するとともに覆板25も路面1から上昇し、排
水側溝3の覆い蓋35が浮上して散水ノズル2から散水
し、路面1を洗い流した水は排水側溝3に集水され、順
次この動作を繰返して路面1を効率よく洗浄する。
【0053】また、排水桝45に配設した集塵かご46に捕
捉されたごみの回収に際しては、排水桝45に設けたエア
ーシリンダー36のピストン37を進出させ、蓋板50を回動
させて先端側を路面1から浮上させ、この状態で蓋板50
を手動で開き、ハンドル48をもって集塵かご46を取り出
してごみを回収し、再び、集塵かご46を排水桝45に設置
して蓋板50を手動で閉じ、この状態でエアーシリンダー
36のピストン37を下降させることにより蓋板50は路面1
と同一面に閉じられる。
【0054】なお、散水ノズル2の昇降および排水側溝
3の覆い蓋35の昇降は1または複数単位の散水ノズル2
と複数単位の覆い蓋35ごとに順次作動させるようにする
ことにより、給水ポンプ60とコンプレッサー40の容量を
小さくでき、経済的に路面洗浄を行うことができる。
【0055】また、一定の路面1ごとの1または複数の
散水ノズル2からの散水開始前に照明装置30のランプ33
は点灯され、歩行者などに散水開始を予告して注意を喚
起するとともに、ランプ33は予告点灯され、さらに散水
時にも点灯を継続し、散水を演出する。
【0056】また、前記照明装置30の点灯とは別に、ブ
ザーなどの警報音または音楽音を発生させて散水を予告
するとともに音楽音はランプ33の点灯とともにパフォー
マンス効果が得られるようにすることもできる。
【0057】なお、前記各エアーシリンダー36はピスト
ン37の上昇圧側に各分岐空気管路42を接続し、このピス
トン37はスプリング44にて復帰される単動形式とし、配
管構造を簡単にできるようにしたが、図5に示すよう
に、各エアーシリンダー36にはピストン37の上昇側と下
降側に切換え弁43の切換えで空気を供給できる復動形式
としてピストン37の下降動作を確実にすることもでき
る。
【0058】また、前記実施の形態では、排水側溝3の
覆い蓋35はエアーシリンダー36によって浮上して路面1
に開口するようにしたが、散水前に手動で開閉するよう
にすることもできる。
【0059】また、前記実施の形態では、公共歩道、公
共広場などの勾配を有する路面1の高い片側の側縁に沿
って複数の散水ノズル2が間隔をおいて路面1から出没
自在に配設し、排水側溝3を路面1の低い片側側縁に沿
って形成した構成について説明したが、公共歩道、公共
広場などの勾配を有する路面1の高い中央部に沿って複
数の散水ノズル2が間隔をおいて路面1から出没自在に
配設し、排水側溝3を路面1の低い両側縁に沿って形成
し、散水ノズル2から 360°の方向に散水することによ
り、路面を広範囲に散水効率を高めることができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、夜間、早
朝などに路面に没入されていた複数の散水ノズルを突出
させて散水して路面を洗い流し、路面に流れた水は側溝
に集水でき、公共歩道、公共広場などの清掃の省力化を
図ることができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、路面を洗浄
して側溝に集水された水は貯水槽に回収され、再び散水
ノズルから散水され、洗浄水を循環利用でき、路面洗浄
に節水が図れる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、排水側溝は
散水時以外は覆い蓋で覆われており、歩行者は安全に歩
行できる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、路面の中央
部に配設された散水ノズルから広範囲に散水され、散水
効率を高めることができる。
【0064】請求項5記載の発明によれば、散水ノズル
から散水で洗い流されて排水側溝に集水された水ととも
に流れ込んだごみは集塵かごにて捕捉され、ごみが循環
給水系または下水道に流入することを防止できる。
【0065】請求項6記載の発明によれば、散水開始前
に照明装置が点灯して歩行者が散水ノズルから散水され
る水に濡れないように注意を喚起することができる。
【0066】請求項7記載の発明によれば、散水ノズル
は散水する水が給水されることによりその水圧で上昇
し、給水圧力が低下すると下降し、昇降動力を必要とせ
ず、施工が容易となるとともに省エネルギー化が図れ
る。
【0067】請求項8記載の発明によれば、散水ノズル
の昇降に連動して散水ノズルを収納する収納凹部の覆板
は昇降され、覆板を昇降させる動力を必要とせず、ま
た、散水時以外は覆板にて収納凹部は覆われ、歩行者が
収納凹部に落ち込むことを防止できる。
【0068】請求項9記載の発明によれば、照明装置に
より散水の予告ができるとともに散水時の点灯により散
水を演出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す路面洗浄装置の説
明斜視図である。
【図2】同上散水ノズル部の縦断正面図である。
【図3】同上排水側溝部の縦断正面図である。
【図4】同上排水側溝の覆い蓋を昇降させるエアシリン
ダーの配管図である。
【図5】本発明の畦畔の他の実施の形態を示す排水側溝
の覆い蓋を昇降させるエアシリンダーの配管図である。
【符号の説明】
1 路面 2 散水ノズル 3 排水側溝 5 収納凹部 13 昇降管 16 ノズルヘッド 25 覆板 30 照明装置 35 覆い蓋 45 排水桝 46 集塵かご 58 貯水槽 60 給水ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 信孝 東京都千代田区神田錦3−7−1 株式会 社日本設計内 (72)発明者 菊見 萬治 東京都府中市緑町二丁目12番地の8 株式 会社エイワスプリンクラー内 (72)発明者 肥後 篤 東京都府中市緑町二丁目12番地の8 株式 会社エイワスプリンクラー内 (72)発明者 久保田 淑晶 東京都府中市緑町二丁目12番地の8 株式 会社エイワスプリンクラー内 (72)発明者 木村 善行 長野県上高井郡高山村大字中山981 アス ザック株式会社内 (72)発明者 堀内 秀雄 長野県上高井郡高山村大字中山981 アス ザック株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面に間隔をもってそれぞれ出没自在に
    配設されこの路面より突出した状態で路面に散水する複
    数の散水ノズルと、 前記路面に沿って設けられ各散水ノズルからこの路面に
    散水された水を集水する排水側溝と、 前記各散水ノズルに給水する給水ポンプとを備えたこと
    を特徴とする路面洗浄装置。
  2. 【請求項2】 排水側溝に集水された水を貯水する貯水
    槽と、 路面に散水ノズルから散水された水を前記排水側溝に集
    水して前記貯水槽に貯水しこの貯水槽に貯水された水を
    給水ポンプにより散水ノズルに給水する水の循環給水系
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の路面洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 排水側溝には散水ノズルからの散水時に
    この排水側溝の上面を開口する覆い蓋を備えたことを特
    徴とする請求項1または2記載の路面洗浄装置。
  4. 【請求項4】 複数の散水ノズルは路面中央部に沿って
    配設し、路面の両側縁に沿ってそれぞれ前記各散水ノズ
    ルからこの路面に散水された水を集水する排水側溝を設
    けたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の
    路面洗浄装置。
  5. 【請求項5】 排水側溝の集水末端に排水桝を設け、こ
    の排水桝に前記排水側溝から流入する水を受ける集塵か
    ごを挿脱自在に設けたことを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか記載の路面洗浄装置。
  6. 【請求項6】 散水ノズルは散水を予告する照明装置を
    備えたこと特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の
    路面洗浄装置。
  7. 【請求項7】 散水ノズルは昇降自在に設けられた昇降
    管に接続されたノズルヘッドを有し、このノズルヘッド
    はこの散水ノズルに給水される水圧で上昇することを特
    徴とする請求項1ないし6いずれか記載の路面洗浄装
    置。
  8. 【請求項8】 散水ノズルは路面に形成した収納凹部に
    出没自在に配設し、この収納凹部を覆う開閉自在の覆板
    を昇降管に取り付け、 散水ノズルのノズルヘッドの上昇に連動して前記覆板を
    路面から浮上させることを特徴とする請求項7記載の路
    面洗浄装置。
  9. 【請求項9】 覆板に散水ノズルの散水を予告するとと
    もに散水時に照明する照明装置を設けたことを特徴とす
    る請求項8記載の路面洗浄装置。
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