JPH11158687A - バンプの形成方法およびめっき装置 - Google Patents

バンプの形成方法およびめっき装置

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JPH11158687A
JPH11158687A JP33291997A JP33291997A JPH11158687A JP H11158687 A JPH11158687 A JP H11158687A JP 33291997 A JP33291997 A JP 33291997A JP 33291997 A JP33291997 A JP 33291997A JP H11158687 A JPH11158687 A JP H11158687A
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plating
substrate
plating solution
tank
bumps
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Application number
JP33291997A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ihara
義博 井原
Takeshi Kobayashi
壮 小林
Takeo Kanazawa
武雄 金澤
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 めっき液に所定量混入させた気泡をめっき金
属のレジストとして活用することにより製造工程を簡略
化し、かつ歩留りを向上させて微細なバンプを均一に形
成できるバンプの形成方法を提供する。 【解決手段】 第1基板17の凹凸形成面に気泡20を
混入させためっき液を噴射し、前記気泡20を凹部に侵
入させてめっきを施し、前記第1基板17の凸部にめっ
き金属から成るバンプを形成するめっき工程と、前記第
1基板17の凸部にバンプが形成されたバンプ形成面1
7aと前記バンプを転写される第2基板23の端子形成
面23aとを対向させて加熱し、前記第1基板17の凸
部に形成されたバンプを前記第2基板23に形成された
端子22に転写する転写工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバンプの形成方法お
よびめっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップを基板に接続するには、ワ
イヤボンディング法、TAB法の他フリップチップ接続
法が知られている。このフリップチップ接続は、接続点
の多ピン化および信号伝播遅延時間の短縮化等の要求を
満たすことができるので次第に普及しつつある。特には
んだバンプによるフリップチップ接続は、一括接合が可
能であるため、広く用いられるようになってきた。フリ
ップチップ接続用のバンプの形成方法としては、電気め
っき法、真空蒸着法、ワイヤボンディングによるスタッ
ドバンプ形成法等がある。
【0003】このうち電気めっき法によるのが簡易でコ
スト的にも有利である。従来、電気めっき法によりバン
プを形成するには次のような方法によっていた。先ず、
多数のチップの回路配線がなされたウェハ上にTi/Cu 、
Cr/Cu 、Cr/Niなどのアンダーバリアメタルとよばれる
金属層をスパッタリングや無電解めっき等により全面に
形成する。その上に液状フォトレジストを数回塗布して
厚さ50μm程度のレジスト膜を形成する。このレジス
ト膜をフォトリソグラフィーにより処理して微細ホール
を形成し、バンプを形成すべき金属層の部位を露出させ
る。
【0004】そして電気めっき法により、金属層上には
んだバンプを形成する。次いでレジスト膜を除去し、バ
ンプ形成部分を除くアンダーバリアメタルをエッチング
により除去するのである。図4は上記電気めっき法に一
般的に使用するめっき装置である。50は外槽、52は
カップで上向きに設けられている。54はカップ52内
の下部に水平に配設された陽極板、56は外槽50およ
び陽極板54を貫通して先端がカップ52内の下部に開
口されためっき液噴出管である。また58はウェハ60
を電気的に接続して保持可能な保持治具であり、図示の
ごとく、ウェハ60のめっき面を下向きにしてカップ5
2の開口部に配置させるようになっており、また陰極を
兼ねる。めっき液は図示のように噴出管56からカップ
52内に供給され、さらにウェハ60のめっき面に向け
て噴出されるのである。そして両電極に通電されて上記
のようにはんだバンプが形成されることになる。めっき
液は、保持治具58とカップ52の口縁との間隙からオ
ーバーフローして外槽50内に落下し、排出管62から
タンクに戻される。図5は形成されたはんだバンプ64
の形状を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
電気めっき法によるバンプの形成方法には次のような課
題があった。半導体ウェハの端子に直接めっきを行って
バンプを形成するので、めっき後の製品が理想的には1
00%良品であるのが望ましいが、現実には歩留りが低
下する。例えば、レジスト膜に形成された多数の微細ホ
ール(8インチウェハの場合には40万個程度)を形成
したウェハを下向きにしてめっき装置に装着し、下方か
らめっき液を噴射してめっきを行うため、微細ホールに
エアが残り易く、このため全くめっきが形成されないホ
ールや、不十分なホールがあり歩留りが低下する。特に
半導体ウェハの場合、さらに細かくサイジングされて製
品となるため、半導体チップの歩留りが更に低下する。
また、上記半導体ウェハの端子形成面に直接はんだバン
プを形成するため、金属配線層にレジストを塗布して公
知のフォトリソグラフィー工程やエッチング工程を経て
はんだバンプが形成されるためにレジスト層の形成から
該レジスト層の除去に到るまでの工程数がかかり、製造
コストも上昇する。
【0006】また、上記カップ52の上面が開放された
噴流式のめっき装置を用いて均一にはんだめっきを行う
ことは難しい。めっきの付きまわりにバラツキが生じる
原因として、めっき面に噴出されためっき液の流速がめ
っき面の中央側と周辺側とで異なる点があげられる。即
ち、カップ52の口縁は外槽50に開放されているの
で、抵抗の少ない外槽52内へオーバーフローするめっ
き面周辺側のめっき液の流速は中央側より大きく、その
ため中央側にめっきが厚く付く傾向にある。
【0007】また、従来、特に半導体ウェハの場合に
は、レジスト膜に形成されたホールが微細であることか
ら、厚付けが不可能であり、そのため、レジスト膜を5
0μm厚程度に形成して、高さおよび量の不足は図5に
示すようにはんだバンプ64をきのこ形になるようにし
て調整していた。しかしながら、はんだバンプ64をき
のこ形に形成すると、径が大きくなることからそれだけ
密なパターンの配列がし難く、多ピン化の要請に反す
る。また傘の部分が崩れやすく、したがって検査配線に
押しつけて導通検査をするKGD(Known Good Die)検
査も行い難いという課題がある。さらには、はんだバン
プの径がめっき中に変化(次第に大きくなる)すること
から、電流密度に変化が生じ、そのためはんだめっきの
場合には、はんだの組成が変化するおそれがある。した
がって、電流密度を一定にする調整が必要となるが、こ
の調整作業は煩わしく、またそのための装置が必要とな
ってめっき装置が高価なものとなる課題もある。
【0008】ところで、上記噴流式のめっき装置におい
て、めっき液に所定量の気泡を混入させると、半導体ウ
ェハのめっき面の凹部に入り込んでめっきの付着を阻害
することから、上記気泡を精度よく凹部に侵入するよう
めっき面の形状、気泡の量や大きさ、めっき液の流速な
どを調整しておけば、上記気泡をレジストとして使用す
ることが可能である。また、半導体ウェハの端子形成面
に直接バンプを形成することなく、予め他の基板に端子
に対応させてバンプを形成した後、このバンプを上記半
導体ウェハの端子形成面に転写する方法が、特開平5−
243232号公報、特開平6−84922号公報等に
開示されている。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、めっき液に所定量混入させた気泡をめっき金属の
レジストとして活用することにより製造工程を簡略化
し、かつ歩留りを向上させて微細なバンプを均一に形成
できるバンプの形成方法および該バンプの形成方法に好
適に用いられるめっき装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、バンプの形成方
法においては、第1基板の凹凸形成面に気泡を混入させ
ためっき液を噴射し、前記気泡を凹部に侵入させてめっ
きを施し、前記第1基板の凸部にめっき金属から成るバ
ンプを形成するめっき工程と、前記第1基板の凸部にバ
ンプが形成されたバンプ形成面と前記バンプを転写され
る第2基板の端子形成面とを対向させて加熱し、前記第
1基板の凸部に形成されたバンプを前記第2基板に形成
された端子に転写する転写工程とを有することを特徴と
する。
【0011】また、前記第1基板の凹凸形成面の凸部
は、該凸部間の幅以上の高さに形成されているのが好ま
しい。また、前記めっき工程は、めっき液を充満させた
めっき槽の蓋体側に保持した前記第1基板の凹凸形成面
に、下方に配設されたノズルよりめっき液を噴射してめ
っきを施すようにしても良い。また、前記第2基板は半
導体ウェハであり、前記端子は該半導体ウェハに形成さ
れた外部接続端子であっても良い。
【0012】また、上記バンプ形成方法に用いられるめ
っき装置においては、開閉可能な蓋体によりめっき液が
充満可能に上部が密閉され、該蓋体側に保持された被め
っき物をめっき液に浸漬するめっき槽と、前記蓋体側に
保持された前記被めっき物と対向する開口端が所要の間
隔となるように前記めっき槽内に固定された内筒と、前
記被めっき物に向けてめっき液を噴出可能に前記内筒内
に配設されたノズルと、前記めっき槽外に配設された供
給パイプによりめっき液タンクのめっき液を前記ノズル
に送り込む給液ポンプと、前記供給パイプにより前記ノ
ズルに送り込まれるめっき液に所定量の気泡を混入させ
る気泡供給手段と、前記めっき槽からめっき液を回収す
る排出パイプとを備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記めっき槽の上部を密閉する蓋体
側に保持した被めっき物の凹凸形成面に、下方に配設さ
れた前記ノズルよりめっき液を噴射してめっきを施すの
が好ましい。また、前記ノズルは、先端部に多数の小孔
が形成されたシャワーノズルであっても良い。また、前
記気泡供給手段が発生させる気泡は、空気、不活性ガ
ス、或いは反応性ガスなどであっても良い。
【0014】前記バンプ形成方法によれば、第1基板の
凹凸形成面に気泡が混入されためっき液を噴射し、前記
気泡を凹部に侵入させてめっきを施し、前記第1基板の
凸部にめっき金属から成る転写用のバンプを形成するの
で、従来、半導体ウェハなどの第2基板の端子に直接バ
ンプを形成する際に、該第2基板の端子形成面側の金属
配線層にレジストを塗布してエッチングを行い、該レジ
ストを除去するまでの煩雑な製造プロセスを、前記第1
基板の凹凸形成面にめっきを施して転写用のバンプを形
成するプロセスに置き換えたので、工程を簡略化し、製
造コストを低減することができる。また、前記第1基板
のバンプ形成面と前記第2基板の端子形成面とを対向さ
せて加熱し、前記第1基板の凸部に形成されたバンプを
前記第2基板に形成された端子に転写するので、前記第
2基板の端子にめっきを施して直接バンプを形成する場
合に比べて、均一でしかも微細配線パターンに応じてバ
ンプを確実に形成することができ、歩留りも向上させる
ことができる。
【0015】また、上記めっき装置によれば、めっき液
を充満させためっき槽を蓋体により密閉し、該蓋体側に
保持された被めっき物をめっき液に浸漬させ、気泡を混
入しためっき液をノズルより前記被めっき物に噴射させ
てめっきを施すようにしたので、めっき液の噴出方向が
上下方向か水平方向かを問わず、被めっき物の凹凸形成
面のうち凹部に気泡を侵入させ、凸部にめっき金属を付
着させて、該気泡をめっき金属のレジストとして活用す
ることができる。また、シャワーノズルを用いてめっき
液中に気泡の微小化及び均一化を図って拡散させ、しか
も前記めっき槽の上部を密閉する蓋体側に保持された被
めっき物の凹凸形成面に、下方に配置されたノズルより
めっき液を噴射してめっきを行うことにより、気泡が前
記被めっき物の凹部に侵入して止まり易く、凸部上にめ
っき金属を付着させてめっき層を散点状に形成すること
が可能となる。また、蓋体により密閉されためっき槽に
めっき液を充満させて、給液ポンプによりめっき液をめ
っき液タンクよりめっき槽内へノズルより噴出させて送
り込むようにしたので、めっき液の流速をほぼ一定にす
ることができ、更に被めっき物と内筒の対向する開口端
との間隔によりめっき液の流れを絞ることにより、めっ
き面におけるめっき液の流速の均一化を図ることがで
き、凸部上に均一な厚さのめっき層を形成することがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を添
付図面に基づいて詳細に説明する。先ず、本発明に係る
バンプの形成方法に用いるめっき装置1について図1を
参照して説明する。2はめっき液タンクであり、めっき
液を貯留する。3はめっき槽であり、上記めっき液タン
ク2より供給パイプ4を経て供給されためっき液を充満
させて被めっき物Mを浸漬することによりめっきを行
う。5は給液ポンプであり、上記めっき液タンク2より
めっき液を上記めっき槽3内のノズル10より噴出する
ように送り込む。6はめっき液に所定量の気泡を混入さ
せる気泡供給手段としての気泡供給装置6である。この
気泡供給装置6は、上記給液ポンプ5と後述するノズル
10との間で供給パイプ4の途中から混入させる。尚、
上記気泡供給装置6は上記給液ポンプ5とめっき液タン
ク2との間でめっき液に気泡を混入させても良く、或い
は上記めっき液タンク2のめっき液へ混入させたても良
い。上記めっき液中の気泡の含有量は、めっき液の5〜
20%であるのが望ましい。また混入する気体は、圧縮
されたエアーの他に、アルゴンガス、窒素ガス等の不活
性ガス、或いは腐食性ガスなどの反応性ガスが用いられ
る。
【0017】上記めっき槽3のより具体的な構成につい
て詳細に説明する。めっき槽3は有底筒状をしており、
上部を開閉可能な蓋体7により密閉され、該蓋体7に保
持された被めっき物Mをめっき液に浸漬する。上記被め
っき物Mは、上記蓋体7に陰極に接続されるよう、保持
治具24によって保持されている。また、上記めっき槽
3内には内筒9が装備されている。この内筒9は、上記
蓋体7の内壁面に保持された被めっき物Mのめっき面と
軸線をほぼ垂直にして、対向する開口端に所要の間隔が
あくように支持軸8によりめっき槽3に固定されてい
る。上記内筒9内には被めっき物Mに向けてめっき液を
噴出可能なノズル10が装備されている。このノズル1
0のノズル先端部11は、多数の小孔が設けられたシャ
ワーノズルに形成されている。これによって、めっき液
に混入させた気泡の大きさを微小化し、めっき液中に均
一に拡散させることができる。上記めっき槽3に充満さ
れためっき液は、上記内筒9内に装備されたノズル10
より噴出して、被めっき物Mと内筒9の対向する開口端
との隙間を通り抜けて、該内筒9とめっき槽3との間へ
流出する。
【0018】また、上記内筒9内には陽極板12が設け
られており、被めっき物Mのめっき面と対向して配置さ
れる。上記陽極板12は、その外周面と内筒9の内壁面
との間に若干の間隙が形成されている。これにより上記
ノズル10からのめっき液の噴出に伴って、陽極板12
の背後からも上記内筒9内にめっき液が流入するので、
該内筒9内のめっき液の流れをスムーズにすることがで
きる。上記陽極板12の背面側にはプラスチック等から
なる絶縁体13が固定されている。これにより、絶縁物
からなる内筒9と相まって、該内筒9外への電気力線の
漏出を極力防止でき、めっき効率を高めることができ
る。尚、上記めっき槽3に進入するよう設けられたノズ
ル10は、上記陽極板12及び絶縁体13を貫通してノ
ズル先端部11が内筒9内に配設されてめっき面と対向
している。
【0019】上記内筒9とめっき槽3との間のめっき流
路14へ流出しためっき液は、排出パイプ15よりめっ
き槽3より流出してめっき液タンク2に回収される。上
記めっき槽3は、上記供給パイプ4、給液ポンプ5、ノ
ズル10を経てめっき液を送り込まれ、上記めっき流路
14、排出パイプ15を経てめっき液がめっき液タンク
2に回収される。よって、上記給液ポンプ5を作動させ
ることによりめっき液は密閉された上記めっき槽3と上
記めっき液タンク2との間を循環使用され、該めっき槽
3内を気泡を混入させためっき液で常に充満できるよう
になっている。16はめっき用電源であり、陰極として
の上記蓋体7と陽極板12へ通電することにより、両者
間に電界を発生させる。尚、上記排出パイプ15の途中
には排液用のポンプは必ずしも設けなくとも良い。ま
た、上記めっき装置1においては、給液用のめっき液タ
ンク2とめっき槽3との間をめっき液が循環するように
構成したが、上記めっき槽3よりめっき液を回収する回
収用タンクを別に設けて、上記給液用のめっき液タンク
2と連通するようにしても良い。
【0020】次に、上記めっき装置1を用い、ウェハに
はんだバンプを形成する方法について図2を参照して説
明する。先ず、被めっき物としての第1基板17を形成
する工程について説明する。この第1基板17として
は、例えば銅等の導電性の良い金属板に、プレス加工或
いは電鋳などによりバンプが形成される部位のみ凸とな
るよう凹凸を形成した後、該凹凸形成面の表面にはんだ
濡れ性の悪い層(Ti,Cr,Mo,W,ITO膜等)
をめっき法、スパッタ法、蒸着法を用いて形成したもの
が用いられる。この他に、上記第1基板17としてはん
だ濡れ性の悪い金属板(Ti,Cr,Mo,W等)を用
い、該金属板にプレス加工或いは電鋳などによりバンプ
が形成される部位のみ凸となるよう凹凸を形成したもの
を用いても良い。また、単結晶珪素基板、アルミナ基板
などのセラミック基板、石英基板やガラス基板のような
絶縁基板上に切削加工等によりバンプが形成される部位
のみ凸となるよう凹凸を形成した後、該凹凸形成面の表
面に、はんだ濡れ性の悪い層(Ti,Cr,Mo,W,
ITO膜等)をめっき法、スパッタ法、蒸着法を用いて
形成したものを用いても良い。尚、上記はんだ濡れ性の
悪い層は、導電性を確保できるものであれば、必ずしも
金属層に限られない。
【0021】本実施例では、上記第1基板17は、図2
(a)(b)に示すように、凸面となる突起部18の大
きさが直径100μm、高さ100μm、で凹部となる
スペース19の間隔は100μmとなるように形成され
る。上記スペース19に気泡を安定して付着させるため
には上記めっきを行う突起部18及びスペース19の大
きさは、50μm〜300μm程度のものが好適に形成
される。また、上記気泡をレジストとして有効に機能さ
せるために、上記突起部18の高さは、突起部18の
幅、即ちスペース19の幅より大きくなるように形成さ
れていると、気泡がスペース19に止まり易くなるため
好ましい。
【0022】次に、上記第1基板17を陰極に接続され
るように蓋体7の保持治具24に電気的接続をとって保
持させ、該蓋体7をめっき槽3の上部開口を密閉するよ
う装着する。このとき、上記蓋体7に保持された第1基
板17は、めっき液の噴出方向に対してほぼ垂直に凹凸
形成面が内筒9内に装備された陽極板12と対向してめ
っき液中に浸漬される。上記めっき槽3内は予めめっき
液を充満させた状態であっても良いし、蓋体7を装着し
てめっき槽3を密閉した後、該めっき槽3内にめっき液
を充満させても良い。
【0023】次に、陽極板12と陰極が設けられた蓋体
7との間に通電して、また給液ポンプ5を作動させて第
1基板17の凹凸形成面に下方に配設されたノズル12
から気泡を拡散させながらめっき液を噴射する。ノズル
先端部11より噴射されためっき液は、第1基板17の
凹凸形成面に噴射されると、めっき流路14を通過して
排出パイプ15によりめっき槽3より排出され、一旦め
っき液タンク2へ戻った後再びめっき槽3へ戻るよう循
環する。このとき、噴射されるめっき液の流速は、50
cm/sec以上で行われるのが好ましい。また、上記
ノズル先端部11より噴射される気泡の大きさは、上記
第1基板17の凹凸形成面に形成されたスペース19の
大きさにより異なるが、おおよそ直径20〜200μm
程度のものが均一にめっき液中に拡散して噴射される。
図2(c)に示すように、気泡20は第1基板17のス
ペース19内に侵入して止まり、矢印方向(上方向)に
噴射されるめっき液のレジストとして作用し、突起部1
8のみにはんだが付着する。そして、図2(d)に示す
ように、突起部18のみにはんだめっきが施されて散点
状に転写用のはんだバンプ21が形成される。
【0024】次に、上記蓋体7をめっき槽3より取り外
して、突起部18にはんだバンプ21を形成された第1
基板17を保持治具24より取り外す。次に、図2
(e)に示すように、図示しない配線パターンに接続す
る外部接続用の端子22表面にはんだ濡れ性の良い層
(例えばCu,Al,Au等)が形成された半導体ウェ
ハなどの第2基板23を用いて、該第2基板23の端子
形成面23aと上記第1基板17のバンプ形成面17a
とを対向させて、はんだバンプ21が上記端子22に当
接するよう位置合わせする。この位置合わせは、例えば
図示しない吸着ツールと吸着穴を有するフリップチップ
ボンダーなどを用いて、上記第1基板17をそのバンプ
形成面17aの反対面17bを吸着保持し、端子形成面
23aを上にして位置決め治具に保持された第2基板2
3上に、バンプ形成面17aと端子形成面23aとを位
置合わせしてはんだバンプ21を端子22に当接させ
る。尚、上記端子22には、フラックスを塗布しておく
ことにより、はんだ濡れ性が向上し、はんだバンプ21
の転写を良好に行うことができる。この場合、はんだバ
ンプ21の転写後、溶剤によりフラックス洗浄を行う必
要がある。また、上記第2基板23は、公知のフォトリ
ソグラフィ工程やエッチング工程を経て絶縁基板上に金
属配線層、絶縁層が形成された単層配線基板であっても
良く、或いは金属配線層、絶縁層が交互に形成された多
層配線基板であっても良い。
【0025】次に、上記第1基板17と第2基板23を
当接させた状態でこれらを少なくともはんだ融点以上に
加熱する。例えば、上記第1基板17のはんだバンプ2
1と前記第2基板23の端子22とが当接したままリフ
ロー工程を行い、はんだ濡れ性の差によりはんだバンプ
21を突起部18より端子22に転写する。
【0026】次いで、図示しないフリップチップボンダ
ーの吸着ツールを移動させて上記第2基板23の端子形
成面23aから上記第1基板17が離間するよう取り除
く。このとき、図2(f)に示すように、第2基板23
の端子22上に転写されたはんだバンプ21は、表面張
力により接続基部を除きほぼ球形状とすることができ
る。
【0027】上記バンプ形成方法によれば、第1基板1
7の凹凸形成面に気泡20が混入されためっき液を噴射
してめっきを行い、前記気泡20をスペース19に侵入
させることにより、前記第1基板17の突起部18にの
み転写用のはんだバンプ21を形成するので、従来、半
導体ウェハなどの第2基板23の端子22に直接バンプ
を形成する際に、該第2基板23の端子形成面側の金属
配線層にレジストを塗布してエッチングを行い、該レジ
ストを除去するまでの煩雑な製造プロセスを、前記第1
基板17の凹凸形成面にはんだめっきを行って転写用の
はんだバンプ21を形成するプロセスに置き換えたの
で、製造工程を簡略化し、製造コストを低減することが
できる。また、前記第1基板17のバンプ形成面17a
と前記第2基板23の端子形成面23aとを対向させて
加熱し、前記第1基板17の突起部18に形成されたは
んだバンプ21を前記第2基板23の端子22に転写す
るので、該第2基板23の端子22にはんだめっきを行
って直接バンプを形成する場合に比べて、均一でしかも
微細配線パターンに応じてはんだバンプ21を確実に形
成することができ、歩留りも向上させることができる。
【0028】また、上記めっき装置1によれば、めっき
液を充満させためっき槽3を蓋体7により密閉し、該蓋
体7に保持された被めっき物Mをめっき液に浸漬させ、
気泡20を混入しためっき液をノズル10より前記被め
っき物Mに噴射させてめっきを行うようにしたので、め
っき液の噴出方向が上下方向か水平方向かを問わず、被
めっき物Mの凹凸形成面のうち凹部に気泡20を侵入さ
せ、凸部にめっき層を形成して、該気泡20をめっき金
属のレジストとして活用することができる。また、シャ
ワーノズルを用いてめっき液中に気泡20の微小化及び
均一化を図って拡散させ、しかも前記めっき槽3の上部
を密閉する蓋体7に保持された被めっき物Mの凹凸形成
面に、下方に配置されたノズル10よりめっき液を噴射
してめっきを施すことにより、気泡20が上記被めっき
物の凹部に侵入して止まり易く、凸部上のみにめっき層
を散点状に形成することが可能となる。また、蓋体7に
より密閉されためっき槽3にめっき液を充満させて、給
液ポンプ5によりめっき液をめっき液タンク2のめっき
液をめっき槽3内のノズル10へ送り込むようにしたの
で、めっき液の流速をほぼ一定にすることができ、更に
被めっき物Mと内筒9の対向する開口端との間隔により
めっき液の流れを絞ることにより、めっき面におけるめ
っき液の流速の均一化を図ることができ、凸部上に均一
な厚さのめっき層を形成することができる。また、上記
散点状の凹凸が形成された被めっき物Mに更にめっきを
施すと網の目状のめっき皮膜を形成することができる。
また、上記被めっき物Mに形成された凹凸のピッチを、
凸部に形成されるめっき皮膜どうしが接触する程狭くす
ることにより、多孔質性のめっき皮膜を形成することも
可能である。このように上記めっき装置1は、バンプめ
っきに限らず、被めっき物Mとして格子状の金属めっき
皮膜や多孔質金属皮膜などを形成できるため触媒など幅
広い用途に応用できる。また、めっき液に混入させる気
泡としてエアーや不活性ガスの他に腐食性ガスなどの反
応性ガスを混入させることで、被めっき物Mを若干エッ
チングしながらめっきができるため、常に清浄な状態で
めっきを施すことが可能となる。
【0029】また、本実施例によれば、第2基板23上
に高さが均一で、かつ柱状のはんだバンプ21を形成で
きるから、検査用配線パターンにバンプを押しつけて導
通検査を行うKGD検査も容易、確実に行えた。
【0030】尚、被めっき物Mのめっき面と内筒9の対
向する開口端との間の隙間でめっき液が絞られることか
ら、この隙間における抵抗によりめっき面全面にわたっ
てめっき液の流れに乱流が生じ、これによりめっき液が
良好にめっき個所に接触することも、均一な析出速度が
得られる一因と考えられる。上記隙間の間隔は、被めっ
き物の大きさ等によって変化する。この間隔の調整は内
筒9を軸線方向に適宜移動して容易に行える。また、陽
極板12の外周面と内筒9の内壁面との間の隙間は必ず
しも必要ないが、ここに隙間を設けることにより、ノズ
ル先端部11から噴出されるめっき液に伴われて陽極板
12後方側からもめっき液が内筒9内に流入することに
なり、これによりめっき槽3内においてスムーズなめっ
き液の流れが得られる。
【0031】また、上記内筒9を絶縁物で形成したこ
と、また陽極板12の背面に絶縁体13を固定したこと
により、内筒9の外部に電気力線が漏出するのを防止し
て、めっき効率を向上させることができる。なお、被め
っき物Mが変更されるとき、例えば8インチのウェハか
ら4インチのウェハに変更するときは、内筒9をそれぞ
れ必要に応じた径のものに変更すればよい。上記内筒9
の交換は、蓋体7を取り外してめっき槽3の上部に形成
される開口より取り出すことによって交換可能となって
いる。
【0032】上記図1に示すめっき装置1はめっき液の
噴出方向を上下方向となるようにめっき槽3を配しため
っき装置1を例示したが、被めっき物Mを蓋体7に保持
治具24により保持してめっき槽3を密封するので、め
っき液の噴出方向を水平方向となるようにめっき槽3を
設置しても、めっき液をほぼ一定の速度で循環させるこ
とができるので、めっき槽3をいずれの方向にセットし
て使用することも可能である。
【0033】また、被めっき物Mは、作業性を考慮する
と蓋体7に保持治具24により保持させるのが好適であ
るが、めっき槽3の上部、即ち蓋体7側に取付手段を設
けて被めっき物Mを保持させて、めっき液中に浸漬する
ようにしても良い。具体的には、例えば図3に示すよう
に、蓋体7に平行となるように取付板25を設けて保持
治具24により被めっき物Mをノズル10と対向するよ
うに保持させても良い。或いは上記めっき槽3の上部内
壁に取付板25を設けたり、内筒9の上端側に取付板2
5を設けて、被めっき物Mを保持治具24により保持さ
せても良い。
【0034】また、上記実施の形態では、はんだ合金に
よるバンプの形成方法について説明したが、ニッケルバ
ンプや金バンプの形成等、他の金属によるバンプの形成
にも適用できることはもちろんである。また、下層をニ
ッケル、上層を金など、同種または異種金属による2層
以上のバンプとすることも可能である。
【0035】尚、上記めっき装置1はマイクロBGAタ
イプ或いはテープBGAタイプのチップサイズパッケー
ジや半導体ウェハに対するはんだバンプの形成に用いて
好適であるが、他の一般的なめっきに用いてもよいこと
はもちろんである。
【0036】以上のように、本発明につき好適な実施例
を挙げて種々説明したが、本発明はこの実施例に限定さ
れるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0037】
【発明の効果】本発明に係るバンプの形成方法によれ
ば、第1基板の凹凸形成面に気泡を混入させためっき液
を噴射し、前記気泡を凹部に侵入させてめっきを施し、
前記第1基板の凸部にめっき金属から成る転写用のバン
プを形成するので、従来、半導体ウェハなどの第2基板
の端子に直接バンプを形成する際に、該第2基板の端子
形成面側の金属配線層にレジストを塗布してエッチング
を行い、該レジストを除去するまでの煩雑な製造プロセ
スを、前記第1基板の凹凸形成面にめっきを施して転写
用のバンプを形成するプロセスに置き換えたので、製造
工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
また、前記第1基板のバンプ形成面と前記第2基板の端
子形成面とを対向させて加熱し、前記第1基板の凸部に
形成されたバンプを前記第2基板に形成された端子に転
写するので、前記第2基板の端子にめっきを行って直接
バンプを形成する場合に比べて、均一でしかも微細配線
パターンに応じてバンプを確実に形成することができ、
歩留りも向上させることができる。
【0038】また、本発明に係るめっき装置によれば、
めっき液を充満させためっき槽を蓋体により密閉し、該
蓋体側に保持された被めっき物をめっき液に浸漬させ、
気泡を混入しためっき液をノズルより前記被めっき物に
噴射させてめっきを施すようにしたので、めっき液の噴
出方向が上下方向か水平方向かを問わず、被めっき物の
凹凸形成面のうち凹部に気泡を侵入させ、凸部にめっき
金属を付着させて、該気泡をめっき金属のレジストとし
て活用することができる。また、シャワーノズルを用い
てめっき液中に気泡の微小化及び均一化を図って拡散さ
せ、しかも前記めっき槽の上部を密閉する蓋体に保持さ
れた被めっき物の凹凸面に下方に配置されたノズルより
めっき液を噴射してめっきを行うことにより、気泡が前
記被めっき物の凹部に侵入して止まり易く、凸部上のみ
にめっき層を散点状に形成することが可能となる。ま
た、蓋体により密閉されためっき槽にめっき液を充満さ
せて、給液ポンプによりめっき液をめっき液タンクより
めっき槽内へ送り込むようにしたので、めっき液の流速
をほぼ一定にすることができ、更に被めっき物と内筒の
対向する開口端との間隔によりめっき液の流れを絞るこ
とにより、めっき面におけるめっき液の流速の均一化を
図ることができ、凸部上に均一な厚さのめっき層を形成
することができる。また、上記めっき装置は、バンプめ
っきに限らず、被めっき物として格子状の金属めっき皮
膜や多孔質金属皮膜などを形成できるため触媒など幅広
い用途に応用できる。また、めっき液に混入させる気泡
としてエアーや不活性ガスの他に腐食性ガスなどの反応
性ガスを混入させることで、被めっき物を若干エッチン
グしながらめっきができるため、常に清浄な状態でめっ
きを施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】めっき装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】はんだバンプ形成工程を示す説明図である。
【図3】他例に係るめっき装置の構成を示す説明図であ
る。
【図4】従来のめっき装置を示す説明図である。
【図5】従来の電気めっき法により形成されたはんだバ
ンプの形状を示す説明図である。
【符号の説明】 1 めっき装置 2 めっき液タンク 3 めっき槽 4 供給パイプ 5 給液ポンプ 6 気泡供給装置 7 蓋体 8 支持軸 9 内筒 10 ノズル 11 ノズル先端部 12 陽極板 13 絶縁体 14 めっき流路 15 排出パイプ 16 めっき用電源 17 第1基板 17a バンプ形成面 18 突起部 19 スペース 20 気泡 21 はんだバンプ 22 端子 23 第2基板 23a 端子形成面 24 保持治具 25 取付板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1基板の凹凸形成面に気泡を混入させ
    ためっき液を噴射し、前記気泡を凹部に侵入させてめっ
    きを施し、前記第1基板の凸部にめっき金属から成るバ
    ンプを形成するめっき工程と、 前記第1基板の凸部にバンプが形成されたバンプ形成面
    と前記バンプを転写される第2基板の端子形成面とを対
    向させて加熱し、前記第1基板の凸部に形成されたバン
    プを前記第2基板に形成された端子に転写する転写工程
    と、 を有することを特徴とするバンプの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1基板の凹凸形成面の凸部は、該
    凸部間の幅以上の高さに形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のバンプの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記めっき工程は、めっき液を充満させ
    ためっき槽の蓋体側に保持した前記第1基板の凹凸形成
    面に、下方に配設されたノズルよりめっき液を噴射して
    めっきを施すことを特徴とする請求項1記載のバンプの
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2基板は半導体ウェハであり、前
    記端子は該半導体ウェハに形成された外部接続端子であ
    ることを特徴とする請求項1記載のバンプの形成方法。
  5. 【請求項5】 開閉可能な蓋体によりめっき液が充満可
    能に上部が密閉され、該蓋体側に保持された被めっき物
    をめっき液に浸漬するめっき槽と、 前記蓋体側に保持された前記被めっき物と対向する開口
    端が所要の間隔となるように前記めっき槽内に固定され
    た内筒と、 前記被めっき物に向けてめっき液を噴出可能に前記内筒
    内に配設されたノズルと、 前記めっき槽外に配設された供給パイプによりめっき液
    タンクのめっき液を前記ノズルに送り込む給液ポンプ
    と、 前記供給パイプにより前記ノズルに送り込まれるめっき
    液に所定量の気泡を混入させる気泡供給手段と、 前記めっき槽からめっき液を回収する排出パイプと、 を備えたことを特徴とするめっき装置。
  6. 【請求項6】 前記めっき槽の上部を密閉する蓋体側に
    保持した被めっき物の凹凸形成面に、下方に配設された
    前記ノズルよりめっき液を噴射してめっきを施すことを
    特徴とする請求項5記載のめっき装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズルは、先端部に多数の小孔が形
    成されたシャワーノズルであることを特徴とする請求項
    5記載のめっき装置。
  8. 【請求項8】 前記気泡供給手段は、空気から成る気泡
    を発生させることを特徴とする請求項5記載のめっき装
    置。
  9. 【請求項9】 前記気泡供給手段は、不活性ガスから成
    る気泡を発生させることを特徴とする請求項5記載のめ
    っき装置。
  10. 【請求項10】 前記気泡供給手段は、反応性ガスから
    成る気泡を発生させることを特徴とする請求項5記載の
    めっき装置。
JP33291997A 1997-12-03 1997-12-03 バンプの形成方法およびめっき装置 Pending JPH11158687A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005344133A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Asahi Kasei Engineering Kk めっき処理方法及び処理装置

Cited By (2)

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JP2005344133A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Asahi Kasei Engineering Kk めっき処理方法及び処理装置
JP4583811B2 (ja) * 2004-05-31 2010-11-17 吉田 英夫 めっき処理方法

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