JPH11156494A - 金属ストリップ連続鋳造装置 - Google Patents

金属ストリップ連続鋳造装置

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JPH11156494A
JPH11156494A JP10255191A JP25519198A JPH11156494A JP H11156494 A JPH11156494 A JP H11156494A JP 10255191 A JP10255191 A JP 10255191A JP 25519198 A JP25519198 A JP 25519198A JP H11156494 A JPH11156494 A JP H11156494A
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roll
casting
thrust
metal strip
spring
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John Andrew Fish
アンドルー フィッシュ ジョン
Heiji Kato
平二 加藤
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BHP Steel JLA Pty Ltd
IHI Corp
Original Assignee
BHP Steel JLA Pty Ltd
IHI Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0622Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by two casting wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
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    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/068Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
    • B22D11/0682Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces by cooling the casting wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/24Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rectilinearly movable plate

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操業中の摩擦源を最少にする新規なロール偏
寄システムを備えた金属ストリップ連続鋳造装置を提供
する。 【解決手段】 少くとも鋳造ロールの一方を他方に対し
接近・離反動し得るよう一対の可動ロールキャリアに取
付け、該ロールキャリアの各々に個別に作用して一方の
ロール全体を他方のロールの方へ偏寄させる一対のロー
ル偏寄装置110を設け、このロール偏寄装置110
を、対応するロールキャリアに接続された推力伝達構造
(推力ロッド構造122)と、推力反動構造(ばね反力
プランジャ121)と、これらのばね当接部間に作用し
て対応するロールキャリアに推力を働かせる圧縮ばね手
段(偏寄ばね112)と、ばね当接部間の有効隙間を調
節して圧縮ばね手段により働く推力を調節可能な調節手
段(ねじジャッキ119)とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属ストリップ連
続鋳造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】双ロール鋳造装置では、冷却されて相互
方向に回転する一対の水平鋳造ロール間に溶融金属を導
入し、動いているロール表面上で金属殻を凝固させ、ロ
ール間隙にてそれら金属殻を合体させ、凝固したストリ
ップ品としてロール間隙から下方ヘ送給する。本明細書
では、「ロール間隙」という語はロール同士が最接近す
る領域全般を指すものとする。溶融金属は取鍋から一つ
又は一連の小容器へと注がれ、更にはそこからロール間
隙上方に位置した金属供給ノズルに流れてロール間隙へ
と向かい、その結果、ロール間隙直上のロール鋳造表面
に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成することができ
る。通常、この鋳造溜めの端は、ロール端面に摺動係合
して保持されて鋳造溜めの両端からの溢流を防ぐ側部堰
又は側部プレートで構成されるが、電磁バリヤ等の代替
手段も提案されている。
【0003】鋳造ロールの据付けと調節は重大な問題で
ある。鋳造ロールは正確に据付けて、ロール間隙の適切
な幅を、通常数ミリメートル程度に正しく設定しなけれ
ばならない。又、特に操業開始時のストリップ厚の変動
に合わせるよう鋳造ロールの少なくとも一方が偏寄力に
抗して外方へと動くことができるようにする手段も必要
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案の装置は、いくつかの位置で個々の構成要素間の相対
摺動が必要なロール取付け・偏寄手段を用いているた
め、いくつかの摩擦負荷源が生じてしまい、鋳造ロール
の正確な位置決めやロール偏寄力の正確な測定のじゃま
になっていた。
【0005】本発明は、操業中の摩擦源を最少にする新
規なロール偏寄システムを備えた金属ストリップ連続鋳
造装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互間にロー
ル間隙を形成する一対の平行な鋳造ロールと、溶融金属
をロール間隙に供給して該ロール間隙直上の鋳造ロール
表面に支持された溶融金属鋳造溜めを形成する金属供給
手段と、ロール間隙端から流出しないよう溶融金属を鋳
造溜め内に囲込む溜め囲込み手段と、鋳造ロールを相互
方向に回転駆動してロール間隙から下方に供給される凝
固金属ストリップを製造するロール駆動手段とから構成
した金属ストリップ連続鋳造装置において、少くとも一
方の鋳造ロールを該一方の鋳造ロール全体が他方の鋳造
ロールに対し接近・離反動し得るよう一対の可動ロール
キャリアに取付けると共に、前記対の可動ロールキャリ
アの各々に個別に作用して前記一方の鋳造ロール全体を
前記他方の鋳造ロールの方へと内方に偏寄させる一対の
ロール偏寄装置を設け、各ロール偏寄装置を、対応する
ロールキャリアに接続された推力伝達構造と、推力反動
構造と、該推力反動構造と前記推力伝達構造のばね当接
部間に作用して対応するロールキャリアに推力を働かせ
る圧縮ばね手段と、ばね当接部間の有効隙間を調節して
前記圧縮ばね手段により働く推力を調節可能な調節手段
とにより構成したことを特徴とするものである。
【0007】好ましくは、調節手段が、推力反動構造を
動かして推力伝達構造に対する相対位置を変えるよう操
作できる。
【0008】更に好ましくは、ばね手段が胴内に配さ
れ、推力伝達構造と推力反動構造が胴の両端に取付けら
れる。
【0009】更に好ましくは、推力反動構造が、胴の一
端内を摺動可能なばね当接部材と、胴の該端内でのばね
当接部材の位置を設定するよう操作可能な調節手段とか
らなる。
【0010】調節手段が、胴の一端に取付けられて摺動
応力当接部に作動的に接続された動力付き機械的ジャッ
キからなることができる。ジャッキはねじジャッキとす
ることができる。
【0011】推力伝達構造が、胴の他端内を摺動可能な
推力伝達ばね当接部からなることができる。
【0012】推力伝達構造は、ロードセルを含むことが
でき、それを通ってロールキャリアへ伝達される推力を
測定することができる。
【0013】推力伝達構造の、ロールキャリアへの接続
を、解除可能とすることができる。その場合、推力伝達
構造には、推力伝達構造をロールキャリアへとクランプ
するクランプ手段を嵌着することができる。
【0014】胴が固定支持部上を、推力伝達構造のロー
ルキャリアへの接続を許す伸び位置と、接続解除時に推
力伝達構造をロールキャリアから引き離すことができる
縮み位置との間を移動可能とすることができる。
【0015】圧縮ばね手段は、胴内に収容されたつる巻
ばねとすることができる。
【0016】一方の鋳造ロールの他方の鋳造ロールへの
内方全体動を制限する調節可能な止め手段を設けること
ができる。
【0017】調節可能な止め手段はロール間隙下方で且
つロールキャリア間に配置されてロールキャリアと係合
するスペーサとして働き、鋳造ロール間のロール間隙の
最小幅をプリセットし、幅が調節可能でロール間隙の最
小幅を変えられるようにできる。
【0018】ロールキャリアが、鋳造ロール各々のため
の、対応する鋳造ロールの端のほぼ下に配した一対のロ
ール端支持構造からなることができる。各対のロール端
支持構造は、中央ロール軸心まわりに回転するよう対応
する鋳造ロール端を取付けるジャーナル軸受を担持する
ことができる。
【0019】調節可能な止め手段は、ロールアセンブリ
の二端で対のロール端支持構造の各々の間に個別に配し
た一対の調節可能な止めからなることができる。
【0020】鋳造ロールとロールキャリアは鋳造装置か
ら一体で着脱できるロールモジュールに取付けることが
できる。その場合、各ロール偏寄装置の推力伝達構造は
対応するロールキャリアから取外し可能として、ロール
偏寄装置を取外し又は分解する必要なくロールモジュー
ルが取外せるようにできる。
【0021】本発明による装置では、両鋳造ロールが対
応する対のロール偏寄装置により偏寄させることができ
る。又は、鋳造ロールの一方は横方向の全体動を抑制さ
れ、他方の鋳造ロールがばね偏寄力又は本発明による偏
寄力に抗して横方向に移動可能とすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明を更に充分に説明するた
め、添付図面を参照して特定の実施の形態への適用を詳
細に説明する。
【0023】図1〜9は本発明の実施の形態の一例を示
すもので、図示した鋳造装置は、工場床(図示せず)か
ら立上がって鋳造ロールモジュールを支持する主機械フ
レーム11を有する。鋳造ロールモジュールは、鋳造装
置内の所要位置に一体で入れることができ、鋳造ロール
交換時には容易に取外し得るロールカセット13になっ
ている。ロールカセット13が担持する一対の平行な鋳
造ロール16には、鋳造作業時に取鍋(図示せず)から
タンディッシュ17、分配器18及び金属供給ノズル1
9を介して溶融金属が供給されて鋳造溜め30を創る。
鋳造ロール16は水冷されているので、動いているロー
ル表面に金属殻が形成されロール間隙にて合わされて、
ロール出口で凝固金属ストリップ20が造られる。この
金属ストリップ20を主コイラ(図示せず)に送ること
ができる。
【0024】鋳造ロール16は電動モータのロール駆動
軸41と主機械フレーム11上のトランスミッションと
を介して相互方向に回転される。ロールカセット13を
取出すときにロール駆動軸41はトランスミッションか
ら切離すことができる。鋳造ロール16の銅製周壁に形
成され縦方向に延び周方向に離間した一連の水冷通路に
は、回転グランド43を介して水冷ホース42に接続さ
れたロール駆動軸41内の水冷導管からロール端を介し
冷却水が供給される。鋳造ロール16の典型的な大きさ
は径が約500mmで、最大2000mm幅のストリッ
プ品を造れるよう長さを最大2000mmにすることが
できる。
【0025】取鍋は全く従来の構成であって、回転タレ
ット上に支持されており、そこからタンディッシュ17
上方へともたらされてタンディッシュ17を満たすこと
ができる。タンディッシュ17に装着されたスライドゲ
ート弁47をサーボシリンダにより動かすことによっ
て、溶融金属をタンディッシュ17からスライドゲート
弁47と耐火シュラウド48とを介して分配器18へと
流すことができる。
【0026】分配器18も従来構成のものであり、酸化
マグネシウム(MgO)等の耐火材料で造られた広皿状
に形成される。分配器18は一側ではタンディッシュ1
7からの溶融金属を受け、他側には縦方向に離間した一
連の金属出口開口52が備えられている。
【0027】金属供給ノズル19はアルミナグラファイ
ト等の耐火材料で造られた細長体として形成される。金
属供給ノズル19の下部は内方下方にすぼまるようテー
パ状になっているので鋳造ロール16間のロール間隙へ
と突入できる。金属供給ノズル19の上部には外方に突
出する側部フランジ55が形成されて、主機械フレーム
11の一部をなす取付ブラケット60上に位置する。
【0028】金属供給ノズル19は一連の、水平方向に
離間してほぼ上下に延びる流路を有して、溶融金属を鋳
造ロール16の幅方向全体にわたって適宜に低速排出さ
せ、初期凝固が生じるロール表面に直接衝突させること
なく溶融金属をロール間隙へと送給することができる。
又は、金属供給ノズル19には単一の連続長孔出口を設
けて溶融金属の低速カーテン流を直接ロール間隙に送給
するか、又は、それを溶融金属鋳造溜めに浸漬させても
よい。
【0029】溶融金属鋳造溜めを鋳造ロール16端で囲
込むのが一対の側部堰板56であり、それらは鋳造ロー
ル16の段付き端57に当てて保持される。側部堰板5
6は窒化硼素等の強耐火材料で造られ、鋳造ロール16
の段付き端部の湾曲に合ったスカロップ側端を有する。
側部堰板56は板ホルダ82に取付けられる。板ホルダ
82は対の流体圧シリンダ装置83の作動により可動で
あって、側部堰板56を鋳造ロール16の段付き端57
に係合させて、鋳造作業時に鋳造ロール上に形成される
溶融金属鋳造溜めの端クロージャを形成する。
【0030】鋳造作業では、スライドゲート弁47を作
動させることにより溶融金属をタンディッシュ17から
分配器18へと注ぐことができ、金属供給ノズル19を
介して鋳造ロール16上へと流下させることができる。
金属ストリップ20の頭端をエプロンテーブル96の作
動によりピンチロールへとガイドして、そこから巻取り
ステーション(図示せず)へとガイドする。エプロンテ
ーブル96は主機械フレーム11上のピボット取付具9
7から吊下がり、きれいな頭端が形成された後に流体圧
シリンダ装置(図示せず)の作動によりピンチロール
(図示せず)の方へと旋回できる。
【0031】取外し可能なロールカセット13は、ロー
ルカセット13を鋳造装置内の所定位置へと据付ける前
に、鋳造ロール16をセットしてロール間隙を調節でき
るように構成されている。更に又、ロールカセット13
据付け時には、主機械フレーム11上に取付られた二対
のロール偏寄装置110,111がロールカセット13
のロール支持部104に迅速に接続できて、鋳造ロール
16の分離に抗する偏寄力を提供できる。
【0032】ロールカセット13は大きなフレーム10
2からなり、これが鋳造ロール16と、ロール間隙下方
で金属ストリップ20を囲む耐火エンクロージャの上部
103を担持する。鋳造ロール16が取付られるロール
支持部104はロール端軸受(図示せず)を担持し、こ
れらの軸受により鋳造ロール16は互いに平行な関係で
縦軸線まわりに回転可能に取付られる。二対のロール支
持部104は線形軸受106によりフレーム102に取
付られるのでフレーム102の横方向に摺動でき、鋳造
ロール16全体の相互への接近・離反動を提供すること
ができ、従って、それら平行な鋳造ロール16間の分離
・閉止動が可能となる。
【0033】フレーム102は調節可能な止めであるス
ペーサ107も担持する。スペーサ107は鋳造ロール
16下方、鋳造ロール16間の中央垂直平面付近、二対
のロール支持部104間に位置していて、ロール支持部
104の内方動を制限する止めとして働き、ロール間隙
の最小幅を限定する。以下に説明するように、ロール偏
寄装置110,111は、これら中央止めであるスペー
サ107に対しロール支持部104を内方へ移動させる
が、プリセットの偏寄力に抗して鋳造ロール16の一方
が外方へとばね運動するのを許すよう作動可能である。
【0034】各スペーサ107はウォーム又はねじ駆動
されるジャッキの形状をしており、鋳造装置の中央垂直
平面に対し固定された本体108と、ジャッキ作動時に
相反方向に動かし得る二端109とを有することによ
り、ジャッキを伸縮させて、鋳造装置中央垂直平面から
鋳造ロール16を等間隔に維持しつつロール間隙の幅を
調節できるようになっている。
【0035】鋳造装置は、各対が各鋳造ロール16のロ
ール支持部104に接続された二対のロール偏寄装置1
10,111を備えている。鋳造装置の一側のロール偏
寄装置110は本発明により構成され、操作される。こ
れらのロール偏寄装置110にはつる巻状の偏寄ばね1
12が嵌着されて、対応するロール支持部104に偏寄
力を提供し、他方、他側のロール偏寄装置111は流体
圧アクチュエータ130を組み入れている。ロール偏寄
装置110,111の詳細な構成は図8及び9に示され
ており、2つの別個の作動を提供するようになってい
る。第1の作動では、ロール偏寄装置111が施錠され
て中央の止めであるスペーサ107に対して一方の鋳造
ロール16の対応するロール支持部104を保持し、他
方の鋳造ロール16はロール偏寄装置110の偏寄ばね
112の作用に抗して横方向に移動自在である。この作
動が本発明の装置では用いられる。第2の作動では、ロ
ール偏寄装置110が施錠されて他方の鋳造ロール16
の対応するロール支持部104を中央の止めであるスペ
ーサ107に対して保持し、ロール偏寄装置111の流
体圧アクチュエータ130が操作されて対応する鋳造ロ
ール16のサーボ制御流体圧偏寄を提供する。通常の鋳
造では、簡単なばね偏寄を用いることが可能であるが、
生産性の高い鋳造(60m/分以上)ではサーボ制御偏
寄力を持つのが非常に望ましい。
【0036】ロール偏寄装置110の詳細な構成は図8
に示されている。この図からわかるように、ロール偏寄
装置110は、主機械フレーム116に固定ボルト11
7で固定された外ハウジング115内に配したばね胴ハ
ウジング114で構成される。
【0037】ばね胴ハウジング114には、外ハウジン
グ115内を走行するピストン118が形成される。ば
ね胴ハウジング114は、ピストン118に流体圧流体
流を給排することにより、図8に示したような伸び位置
と、縮み位置とに交互に設定できる。ばね胴ハウジング
114の外端が担持するねじジャッキ119は、ギヤ付
きのモータ120により操作される。モータ120は、
ロッド125によりねじジャッキ119に接続されたば
ね反力プランジャ121の位置を設定するよう操作可能
である。
【0038】偏寄ばね112の内端が作用する推力ロッ
ド構造122は、ロードセル113を介して対応するロ
ール支持部104に接続される。推力ロッド構造122
は最初引かれてコネクタ124によりロール支持部10
4と強固に係合する。ロール偏寄装置110を外すべき
時には、流体圧シリンダ123の作用によりコネクタ1
24は延びることができる。
【0039】図8に示すようにばね胴ハウジング114
が延びた状態でロール偏寄装置110を対応するロール
支持部104に接続した場合、ばね胴ハウジング114
とねじジャッキ119の位置は主機械フレーム116に
対して固定であり、ばね反力プランジャ121の位置を
設定してばね当接部間、即ち、ばね反力プランジャ12
1と推力ロッド構造122との間の有効隙間を調節でき
る。従って、偏寄ばね112の圧縮は調節できて、推力
ロッド構造122と対応するロール支持部104とに加
えられる推力を変えることができる。この構成では、鋳
造作業時の相対動は偏寄ばね112に対するロール支持
部104と推力ロッド構造122の一体的な動きのみで
ある。従って、偏寄ばね112とロードセル113は源
がただ一つの摩擦荷重を受けるので、ロール支持部10
4に実際に加えられる荷重をロードセル113により非
常に正確に測定できる。更に又、ロール偏寄装置110
が作用してロール支持部104を内方へと中央の止めで
あるスペーサ107に対して偏寄させるので、金属が実
際に鋳造ロール16間を通る前に所要のばね偏寄力をロ
ール支持部104に予荷重することを調節でき、偏寄力
は後の鋳造作業時に維持される。
【0040】ロール偏寄装置111の詳細な構成は図9
に示されている。この図からわかるように、流体圧アク
チュエータ130が、固定スタッド132により主機械
フレーム116に固定される外ハウジング構造131
と、ロードセル137を介して対応するロール支持部1
04に作用するスラスタ構造134の一部を形成する内
ピストン構造133とで形成される。スラスタ構造13
4は最初引かれてコネクタ135によりロール支持部1
04と強固に係合する。スラスタ構造134を外すべき
時には、流体圧ピストンシリンダ装置136の作用によ
りコネクタ135は延びることができる。流体圧アクチ
ュエータ130を作動させて、スラスタ構造134を伸
縮させることができ、伸びた状態では推力を加えて、ロ
ードセル137を介して直接ロール支持部104に伝達
する。ロール偏寄装置110の場合と同様、鋳造作業時
の動きはロール支持部104とスラスタ構造134の、
ロール偏寄装置111の残りの部分に対する一体的な動
きのみである。従って、流体圧アクチュエータ130と
ロードセル137は一源の摩擦荷重に対して作用するだ
けでよいので、装置によって加えられる偏寄力は非常に
正確に制御・測定できる。ばねを込めたロール偏寄装置
110の場合と同様、固定した止めであるスペーサに対
するロール支持部104の直接の内方偏寄により、鋳造
開始前に正確に測定された偏寄力でロール支持部104
を予荷重することができる。
【0041】通常の鋳造には、ロール偏寄装置111は
中央の止めであるスペーサ107に対して単に高圧流体
を流体圧アクチュエータ130に加えることによって対
応するロール支持部104を堅く保持することができ、
ロール偏寄装置110の偏寄ばね112は鋳造ロール1
6の一方に対し必要な偏寄力を提供できる。又、ロール
偏寄装置111をサーボ制御された偏寄力を提供するの
に用いる場合には、ばね反力プランジャ121の位置を
調節することによりロール偏寄装置110を施錠してば
ね力を、通常の鋳造に必要なロール偏寄力をはるかに越
えたレベルとする。このようにすれば、通常の鋳造では
ばねが対応するロールキャリアを中央の止めに対して堅
く保持するが、過剰のロール分離力が生じれば鋳造ロー
ルの緊急外しが提供される。
【0042】ロールカセットのフレーム102は4個の
ホイール141上に支持されているので、鋳造装置内の
作動位置へと出し入れできる。作動位置に達したら、フ
レーム全体が、流体圧シリンダ装置144で構成された
ホイスト143の操作により持ち上げられ、水平流体圧
シリンダ装置145の操作によりクランプされるので、
作動位置に堅くクランプされる。フレーム102がホイ
スト143の操作により持ち上げられるとき、中央セン
タリングピンがフレーム102の正確な長手方向位置決
めを提供する。水平流体圧シリンダ装置145の操作に
より主機械フレーム上の固定のスペーサ107(止め手
段)に対してフレーム102がクランプされ、それによ
り、センタリングジャッキ又はスペーサ107が鋳造装
置の中央垂直平面に正しく位置決めされるよう、ロール
横方向の正確な位置決めがなされる。これにより、鋳造
ロール16が中央平面から等距離に正確にセットされる
ことと金属供給ノズル19も主機械フレーム11の分配
器18下方に正確に配置されることが確保される。
【0043】以上説明した鋳造装置は単に例示のための
ものであって、かなりの変更を加えることができる。例
えば、ばねと流体圧アクチュエータの両方を組入れたロ
ール偏寄装置を提供することもできる。しかしながら、
これらを別々に組入れるほうが、構造の簡単さや操作の
柔軟性の面から好ましい。又、本発明では鋳造ロールと
中央の止めを着脱可能なモジュール又はカセットに取付
けることは必須ではなく、これらを直接に主機械フレー
ムに取付けてもよい。更に又、中央の調節可能な止め手
段も本発明には必須ではなく、ロール偏寄装置内等の位
置に設けた止めを用いることができる。更に、流体圧偏
寄手段を設けることや両鋳造ロールに偏寄手段を設ける
ことも必須ではない。本発明によれば、鋳造ロールの一
方を何らかの手段で固定して、他方の鋳造ロールを本発
明による装置で偏寄させることもできる。
【0044】従って、本発明は、説明した鋳造装置の構
造的詳細に決して限定されるものではなく、本発明の範
囲内で種々の修飾や変更を加え得ることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属スト
リップ連続鋳造装置によれば、操業中の摩擦源を最少に
することができるので、鋳造ロールの正確な位置決めや
ロール偏寄力の正確な測定を行うことができるという優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示す正面断面図
である。
【図2】図1の鋳造装置の主要部分の拡大図である。
【図3】図1の鋳造装置の主要部分を示す側面断面図で
ある。
【図4】図1の鋳造装置のロールカセットの側面図であ
る。
【図5】鋳造時の鋳造装置の状態を示す図である。
【図6】鋳造装置からロールカセットを取外す時の鋳造
装置の状態を示す図である。
【図7】鋳造装置からロールカセットを取外す時の鋳造
装置の状態を示す図である。
【図8】ロール偏寄ばねを組入れたロール偏寄装置の正
面断面図である。
【図9】圧力流体アクチュエータを組入れたロール偏寄
装置の正面断面図である。
【符号の説明】
13 ロールカセット(可動ロールキャリア) 16 鋳造ロール 17 タンディッシュ(金属供給手段) 18 分配器(金属供給手段) 19 金属供給ノズル(金属供給手段) 20 金属ストリップ 30 鋳造溜め 41 ロール駆動軸(ロール駆動手段) 56 側部堰板(溜め囲込み手段) 107 スペーサ(止め手段) 110 ロール偏寄装置 111 ロール偏寄装置 112 偏寄ばね(圧縮ばね手段) 119 ねじジャッキ(調節手段) 121 ばね反力プランジャ(推力反動構造) 122 推力ロッド構造(推力伝達構造) 123 流体圧シリンダ(クランプ手段) 124 コネクタ(クランプ手段) 130 流体圧アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン アンドルー フィッシュ オーストラリア 2517 ニュー サウス ウェールズ ウーノナ シャーロット ハ リソン ドライヴ 6 (72)発明者 加藤 平二 神奈川県横須賀市野比2丁目36−2

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互間にロール間隙を形成する一対の平
    行な鋳造ロールと、溶融金属をロール間隙に供給して該
    ロール間隙直上の鋳造ロール表面に支持された溶融金属
    鋳造溜めを形成する金属供給手段と、ロール間隙端から
    流出しないよう溶融金属を鋳造溜め内に囲込む溜め囲込
    み手段と、鋳造ロールを相互方向に回転駆動してロール
    間隙から下方に供給される凝固金属ストリップを製造す
    るロール駆動手段とから構成した金属ストリップ連続鋳
    造装置において、少くとも一方の鋳造ロールを該一方の
    鋳造ロール全体が他方の鋳造ロールに対し接近・離反動
    し得るよう一対の可動ロールキャリアに取付けると共
    に、前記対の可動ロールキャリアの各々に個別に作用し
    て前記一方の鋳造ロール全体を前記他方の鋳造ロールの
    方へと内方に偏寄させる一対のロール偏寄装置を設け、
    各ロール偏寄装置を、対応するロールキャリアに接続さ
    れた推力伝達構造と、推力反動構造と、該推力反動構造
    と前記推力伝達構造のばね当接部間に作用して対応する
    ロールキャリアに推力を働かせる圧縮ばね手段と、ばね
    当接部間の有効隙間を調節して前記圧縮ばね手段により
    働く推力を調節可能な調節手段とにより構成したことを
    特徴とする金属ストリップ連続鋳造装置。
  2. 【請求項2】 調節手段が、推力反動構造を動かして推
    力伝達構造に対する相対位置を変えるよう操作できる、
    請求項1に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  3. 【請求項3】 ばね手段が胴内に配され、推力伝達構造
    と推力反動構造が胴の両端に取付けられる、請求項1又
    は2に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  4. 【請求項4】 推力反動構造が、胴の一端内を摺動可能
    なばね当接部材と、胴の該端内でのばね当接部材の位置
    を設定するよう操作可能な調節手段とからなる、請求項
    3に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  5. 【請求項5】 調節手段が、胴の一端に取付けられて摺
    動応力当接部に作動的に接続された動力付き機械的ジャ
    ッキからなる、請求項4に記載の金属ストリップ連続鋳
    造装置。
  6. 【請求項6】 ジャッキがねじジャッキである、請求項
    5に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  7. 【請求項7】 推力伝達構造が、胴の他端内を摺動可能
    な推力伝達ばね当接部からなる、請求項4乃至6のいず
    れかに記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  8. 【請求項8】 推力伝達構造の、ロールキャリアへの接
    続が、解除可能である、請求項3乃至7のいずれかに記
    載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  9. 【請求項9】 推力伝達構造が、推力伝達構造をロール
    キャリアへとクランプするクランプ手段を嵌着してい
    る、請求項8に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  10. 【請求項10】 胴が固定支持部上を、推力伝達構造の
    ロールキャリアへの接続を許す伸び位置と、接続解除時
    に推力伝達構造をロールキャリアから引き離すことがで
    きる縮み位置との間を移動可能である、請求項8又は9
    に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  11. 【請求項11】 圧縮ばね手段が胴内に収容されたつる
    巻ばねである、請求項3乃至10のいずれかに記載の金
    属ストリップ連続鋳造装置。
  12. 【請求項12】 一方の鋳造ロールの他方の鋳造ロール
    への内方全体動を制限する調節可能な止め手段を設け
    た、請求項1乃至11のいずれかに記載の金属ストリッ
    プ連続鋳造装置。
  13. 【請求項13】 調節可能な止め手段がロール間隙下方
    で且つロールキャリア間に配置されてロールキャリアと
    係合するスペーサとして働き、鋳造ロール間のロール間
    隙の最小幅をプリセットし、幅が調節可能でロール間隙
    の最小幅を変えることができる、請求項12に記載の金
    属ストリップ連続鋳造装置。
  14. 【請求項14】 ロールキャリアが、鋳造ロール各々の
    ための、対応する鋳造ロールの端のほぼ下に配した一対
    のロール端支持構造からなる、請求項13に記載の金属
    ストリップ連続鋳造装置。
  15. 【請求項15】 各対のロール端支持構造が、中央ロー
    ル軸心まわりに回転するよう対応する鋳造ロール端を取
    付けるジャーナル軸受を担持する、請求項14に記載の
    金属ストリップ連続鋳造装置。
  16. 【請求項16】 調節可能な止め手段が、ロールアセン
    ブリの二端で対のロール端支持構造の各々の間に個別に
    配した一対の調節可能な止めからなる、請求項14又は
    15に記載の金属ストリップ連続鋳造装置。
  17. 【請求項17】 鋳造ロールとロールキャリアが鋳造装
    置から一体で着脱できるロールモジュールに取付けら
    れ、各ロール偏寄装置の推力伝達構造が対応するロール
    キャリアから取外し可能であって、ロール偏寄装置を取
    外し又は分解する必要なくロールモジュールが取外せ
    る、請求項1乃至16のいずれかに記載の金属ストリッ
    プ連続鋳造装置。
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