JPH11156381A - 放流式の毛管浸潤トレンチ - Google Patents

放流式の毛管浸潤トレンチ

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JPH11156381A
JPH11156381A JP34438697A JP34438697A JPH11156381A JP H11156381 A JPH11156381 A JP H11156381A JP 34438697 A JP34438697 A JP 34438697A JP 34438697 A JP34438697 A JP 34438697A JP H11156381 A JPH11156381 A JP H11156381A
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JP
Japan
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container
soil
sewage
water
pipe
Prior art date
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Application number
JP34438697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Niimi
正 新見
Masanori Niimi
正則 新見
Keiko Nakade
中出経子
Tatsuo Okada
岡田達雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chikyu Kankyo Heiwa Center Kk
NIIMI KK
OOJASU KK
Original Assignee
Chikyu Kankyo Heiwa Center Kk
NIIMI KK
OOJASU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下水の汚染を防止するた
めには地下水に流入される水のBODの値が20mg/
l以下であることが必要であるが、従来の単独浄化槽を
使用した汚水処理のシステムではBODの値が100m
g/l前後までにか低減出来ず、又雑排水もBODの値
が150mg/l前後であり、これらの汚水をよりきれ
いにすることが必要であるからである。このような事情
で、より浄化能力の高い汚水浄化システムの開発が求め
られているのが現在の状況である。 【解決手段】 本発明は、このような要請
に応えるために、従来から普及実用化されている毛管浸
潤トレンチの下部に排水パイプを設置して、毛管浸潤ト
レンチより土壌を通して浸透した浄化水を集めて放流さ
せるようにた構成により、設置面積を増やすことなく毛
管浸潤トレンチの浄化能力を大幅に向上させて、処理水
のBODの値が20mg/l以下になるようにした放流
式の毛管浸潤トレンチを実現したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現在広く使用され
ている毛管浸潤トレンチをの処理能力の向上を図った放
流式の毛管浸潤トレンチに関する。本発明の放流式の毛
管浸潤トレンチは、従来からニイミ式トレンチとして普
及実用化されている毛管浸潤トレンチの下部に排水パイ
プを設置して、毛管浸潤トレンチより下部に浸透した処
理水を集めて放流させるようにして毛管浸潤トレンチを
の浄化能力を向上させたものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の毛管浸潤トレン
チは、主として単独浄化槽で処理された汚水の処理に使
用されており、放流先の無い場所での使用が大部分であ
った。このため、単独浄化槽で処理された処理水は、毛
管浸潤トレンチを通して更に浄化後土中に流し込まれ地
下水に流入されていた。1997年9月より、厚生省は
地下水の汚染を防止するために、浄化能力の不充分な浄
化槽の処理水や、風呂,洗濯等の雑排水を地下水に流入
させないような行政指導を開始し、このために浄化槽メ
ーカーに対して、単独浄化槽の製造の中止を要請してい
る。
【0003】その理由は、地下水の汚染を防止するため
には地下水に流入される水のBODの値が20mg/l
以下であることが望ましいが、従来の単独浄化槽を使用
した汚水処理のシステムではBODの値が100mg/
l前後までにしか低減出来ず、又雑排水もBODの値が
150mg/l前後であり、これらの汚水をそのまま地
下に浸透させることを防止するためである。このような
事情で、より浄化能力の高い汚水浄化システムの開発が
求められているのが現在の状況である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような要
請に応えるために、従来から普及実用化されている毛管
浸潤トレンチの下部に排水パイプを設置して、毛管浸潤
トレンチより土壌を通して浸透した浄化水を集めて放流
させるようにた構成により、設置面積を増やすことなく
毛管浸潤トレンチの浄化能力を大幅に向上させて、処理
水のBODの値が20mg/l以下になるようにした放
流式の毛管浸潤トレンチを実現したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は、本発明の放流式の毛管浸潤トレンチ
の一実施例の構成を示す面図である。図2は、図1の処
理装置のa−a面の構成を示す断面図である。図1、2
において、同一の部分には同一の符合を付けてある。図
1,2において、CA1は水を通さない材質の塩化ビニ
ール板又はゴム等により製作されその上面が開放されて
いる第一の容器である。P1は単独浄化槽の処理水及び
台所流し台排水などの汚水が導入されるプラスチック製
の汚水導入処理管で、複数の孔があけられている。CA
2は水を通さない材質の合成樹脂膜等により製作されそ
の上面が開放されている第二の容器、P2は複数の孔が
あけられているプラスチック製の集水排水管である。S
Lは汚水の浄化を行なう土壌でミミズの生息可能な一般
土壌に加えて、特に管P1の周囲には、繊維部質,礫な
ど、管P2の周囲には主として礫を配置すると一層有効
出ある。MEは網である。
【0006】プラスチック製の管PI、P2には複数の
孔があけられている。土壌SLの中にみみずが棲息して
いる。汚水導入処理管P1は第一の容器CA1の内部に
格納されており、又集水排水管SLは第二の容器CA2
の下部に格納されている。第一の容器CA1は第二の容
器CA2の集水排水管P2の上部に収納され、第一の容
器CA1の側壁上部が地表面まで立ち上げた状態で土壌
SL中に、第二の容器CA2の底部が地表より約60c
mの深さに埋設されている。第一の容器CA1の上面の
が開放部の上には、被覆土壌が約20cmの厚さで乗せ
られており、被覆土壌の中には網MEが入れられてい
る。
【0007】このように構成された本発明の放流式の毛
管浸潤トレンチの動作を説明すると次の通りである。台
所流し台排水か風呂の排水等の雑排水や単独浄化槽によ
り処理された処理水は排水管を通して第一の容器CA1
の内部に格納された汚水導入処理管P1に流し込みまれ
る。第一の容器CA1の内部に格納された汚水導入処理
管P1の中に流し込まれた汚水の中の水分や、生ゴミな
どのゴミ成分はプラスチック製の管PIに開けられてい
る複数の孔を通って土壌SLにより吸収される。土壌S
Lにより吸収された水とゴミ成分は、土壌SL及び地面
の土を通して毛管サイフォン現象により第一の容器CA
1の外部に浸潤して行く。この過程で汚水の中の生ゴミ
等のゴミ成分は土壌SLにより濾過される。
【0008】生ゴミ等のゴミ成分は土穣SLで濾別さ
れ、汚水とともには移行せず、管PIに開けられている
複数の孔の周囲の土壌SLの空隙内に堆積保持される。
この堆積された生ゴミ等のゴミ成分は、先ず土壌微生物
によって一時分解を受け、土壌微生物と生ゴミ中の微生
物では分解されない金属類等が泥土と共にミミズに食べ
られ、地表面の方向に運搬排泄される。このようにして
第一の容器CA1の外部に浸潤していく水の汚れの成分
は、土壌微生物の作用により水の浄化が進行していくの
で放流式の毛管浸潤トレンチの土壌SLの中には生ゴミ
等のゴミ成分は長期間は残留しない。
【0009】毛管サイフォン現象により第一の容器CA
1の外部に浸潤して行った水分は土壌SL及び地面の土
の土壌微生物の作用により浄化されながら、第二の容器
CA2の内部の土壌SLに浸透してくる。第二の容器C
A2の内部の土壌SLに浸透した処理水の一部は地表面
より蒸発して行く。又、第二の容器CA2の内部の土壌
SLに浸透した処理水の残りは重力により第二の容器C
A2の下部に集まり第二の容器CA2に格納された集水
排水管P2により集水されて第二の容器CA2の外部に
放出される。第二の容器CA2の外部に放出されだ処理
水は、消毒槽を経て公共水域に排水されたり、水田や畑
の用水として使用いることも可能である。
【0010】通常は、汚水導入処理管P1に処理能力以
上の汚水が流されると土壌SLに浸透した処理水が重力
により下部に流れてくる水の量が増え、時間の経過とと
もに下部の土壌の水分の密度が大きくなり土壌に浸透し
た処理水の浸透速度が遅くなるために処理能力が下が
る。これに対し、本発明の放流式の毛管浸潤トレンチで
は、第二の容器CA2の下部に集る処理水は、集水排水
管P2により集水されて第二の容器CA2の外部に放出
されるので、汚水導入処理管P1に流される汚水の量が
増えても、第二の容器CA2の下部の水分の密度はほぼ
一定の値に保たれるため、処理水の浸透速度は変わらな
いので、処理能力が下がることが無い。
【0011】本発明の放流式の毛管浸潤トレンチと従来
の毛管浸潤トレンチとの大きく異なる点は、従来の毛管
浸潤トレンチの場合は、これをを設計するにあたりその
処理容量の決定は、構造を特定してトレンチの長さ(m
/人,本数)又はトレンチの面積(m2/人,本数)に
より決められていた。これに対して、本発明の放流式の
毛管浸潤トレンチでは、放流式の毛管浸潤トレンチ内に
充填される土壌の容積(m3/人)で決めるので、負荷
水量と汚水の濃度に応じてどのような汚水に対しても、
目標とする処理水質の設計が可能である。
【0012】本発明の放流式の毛管浸潤トレンチは屋外
に設置されるため、雨や雪が降った場合にはその雨水等
が被覆土壌より処理装置中に侵入し、処理能力を下げる
ことがある。このような事態を避けるために、本発明で
は装置の上の被覆土壌の中に網MEが埋め込んである。
雨等が降り、被覆土壌の雨水等が侵入してくると、侵入
した雨水が網MEに達すると雨水の大部分は、上座毛管
水の現象により被覆土壌の中の網MEを伝わって網ME
の端方に流れるので網MEの下部に侵入することはな
い。このため、網MEの下部に設置した放流式の毛管浸
潤トレンチには雨水等が侵入しないので、雨等によって
もその処理能力を落とすことが無い。
【0013】土壌SLの中に保持された生ゴミ等のゴミ
の成分は土壌SLの土壌微生物により分解され、ゴミの
分解が進むと、土壌SLの中のミミズは、分解された有
機物を食べる。分解された生ゴミの有機物は、ミミズの
食料となりミミズにより食べられることによりその量を
減量するので、土壌SLの目ずまりが起こらない。ミミ
ズは、毎日自分の体重と同じ量の有機物を食べ、必ず土
壌表面にまで運搬し排泄するという習性をもっている。
この糞はまったく臭気がないので、単にミミズの排泄物
により表面土壌の厚さが増えると考えればよい。土壌微
生物が分解しにくい無機分も、ミミズは泥と一緒に食
べ、有用土壌として土壌表面に堆積させるのである。
【0014】ミミズがより住みやすい空間を作るために
は、ミミズが好む木質系廃棄物を後充填したり、台所用
洗剤にミミズが好む生分解性洗剤を使用するなどの配慮
も必要となる。台所排水は水温が高く、積雪下でもミミ
ズの活動の支障とはならない。ミミズは陸性動物なの
で、絶対に酸素が必要である。毎日の調理ごとに最低3
回水位が変動するこのような土壌中の汚水処理装置が、
ミミズの棲息量を増大させることに役立つこととなる。
本装置による地下水汚染の心配がないことは、すでに新
見正発明による特許第1085714号「汚染処理及び
装置」により既知のものである。
【0015】ミミズの育成に障害となる工業用洗剤等は
使用しない。特に、本発明の放流式の毛管浸潤トレンチ
の機能を増大させるためには、本発明の装置での使用を
目標にした微生物分解性洗剤の開発も行う必要がある。
本発明の装置は、ほとんどの資材は各地域で容易に入手
可能なものを用いるので、装置の設置に要する土壌面の
面積があれば、どこの国でも本発明による工法を装置す
ることが可能である。
【0016】図1,2に示した実施例は、第二の容器C
A2の上部が地表面まで立ち上げた状態で土壌SL中に
埋設する事例について説明した。このように設置するこ
とにより、放流式の毛管浸潤トレンチで処理された処理
水は、土壌表面より蒸発するものを除いて、100%集
中排水管P2より排水され地下水に流れ込む物は無い処
理を行なうことが出来る。本発明の放流式の毛管浸潤ト
レンチは処理能力が向上しているために、処理水の汚れ
は少ないので処理水の一部を下水に流入させることも可
能である。
【0017】図3は処理水の一部を下水に流入させるよ
うに設置した、放流式の毛管浸潤トレンチの各種の実施
例を示す断面図である。図3の各実施例において、放流
式の毛管浸潤トレンチの構造と形状は図1,2に示した
ものと同一であるので同一の符合を付けてその説明を省
略する。図1,2に示し実施例と、図3の(a)の実施
例の相違点は、図3の(a)では第二の容器CA2の側
面の高さが60cmで、容器CA2の上部が地表面から
20cm下の土壌の中に埋設されている点である。
【0018】又、図1,2に示し実施例と、図3の
(b)の実施例の相違点は、図3の(b)では第二の容
器CA2の側面の高さが30cmで、容器CA2の上部
が地表面から50cm下の土壌の中に埋設されている点
である。又、図1,2に示し実施例と、図3の(c)の
実施例の相違点は、図3の(c)では第二の容器CA2
の側面の高さが15cmで、容器CA2の上部が地表面
から65cm下の土壌の中に埋設されている点である。
この結果、図3の(a)の実施例では放流式の毛管浸潤
トレンチの内外の被覆土壌の連続した深さは20cm
で、図1,2に示した実施例の盛土をした場合とほぼ同
じであるので、ミミズの棲息条件、蒸発発散量に僅かの
差がが表れるだけである。
【0019】これに対して、図3の(b)の実施例では
放流式の毛管浸潤トレンチの内外の被覆土壌の連続した
深さは50cmになるので、処理水量の50%程度が被
覆土壌の連続部を通して地下水に浸潤して行く。又、図
3の(c)の実施例では放流式の毛管浸潤トレンチの内
外の被覆土壌の連続した深さは65cmになるので、処
理水量の90%程度が被覆土壌の連続部を通して地下水
に浸潤させることが出来る。上記の各実施例のどの構造
の放流式の毛管浸潤トレンチを採用するかの判断は、水
質汚濁法を所管している市町村が行なうのが適当である
が、どの構造を使用しても連続した土壌面をし通過する
処理水のBODは20mg/l以下になるので、厚生省
の行政指導の値を満たすものである。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の放流式の毛管浸潤トレンチは、従来から普及実用化さ
れている毛管浸潤トレンチの下部に排水パイプを設置し
て、毛管浸潤トレンチより土壌を通して浸透した浄化水
を集めて放流させるようにた構成により、設置面積を増
やすことなく毛管浸潤トレンチの浄化能力を大幅に向上
させて、処理水のBODの値が20mg/l以下になる
ようにした放流式の毛管浸潤トレンチを実現したもので
ある。このために、本発明の放流式の毛管浸潤トレンチ
を利用した汚水処理装置は、処理水のBODの値が20
mg/l以下に低減することが出来るので厚生省の行政
指導の値を満たすものである。
【0021】現在、未だ全国で700基以上もの単独浄
化槽が稼働している。この700基以上の単独浄化槽に
対して本発明の放流式の毛管浸潤トレンチを適用するこ
とにより、その処理水のBODの値を20mg/l以下
に低減することが出来るので、全国的に地下水の汚染を
防止することが可能になり、その効果は非常に大きなも
のになる。特に、単独浄化槽に対して本発明の放流式の
毛管浸潤トレンチを使用する場合に、単独浄化槽のバッ
キを止めて単独浄化槽を沈殿槽として使用した場合には
処理水のBODの値が120mg/l程度まで上がる
が、放流式の毛管浸潤トレンチの高い浄化能力により、
BODの値が120mg/l程度の汚水を処理しても処
理後の水のBODの値を20mg/l以下に浄化するこ
とは十分可能である。このため、本発明の放流式の毛管
浸潤トレンチを単独浄化槽に対して使用する場合には、
単独浄化槽のバッキを止めた状態での使用が可能になる
ので使用者の負担を軽減させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放流式の毛管浸潤トレンチの一実施例
の構成を示す図である。
【図2】図1の放流式の毛管浸潤トレンチのa−a面の
構成を示す断面図である。
【図3】本発明の放流式の毛管浸潤トレンチの他の実施
例の構成を示す図である。
【符号の説明】
CA1・・・塩化ビニール板又はゴム等により製作され
Q第一の容器,CA2・・・合成樹脂膜等により製作さ
れQ第二の容器, P1・・・汚水導入処理管,
P2・・・集水排水管, SL・・・汚水の浄
化を行なう土壌, ME・・・網,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新見 正 埼玉県入間市大字仏子603番地1 2−103 号 株式会社ニイミ内 (72)発明者 新見 正則 滋賀県彦根市広野町153普賢寺内 (72)発明者 中出経子 埼玉県入間市高倉3−5−26 (72)発明者 岡田達雄 東京都港区赤坂2−17−22 オージャス株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を通さない材質により製作されその上面
    が開放されている第一の容器、第一の容器の内部に格納
    され汚水が導入される複数の孔があけられている汚水導
    入処理管、水を通さない材質により製作されその上面が
    開放されている第二の容器、第二の容器の下部に格納さ
    れ複数の孔があけられている集水排水管、よりなり、第
    一の容器を第二の容器の集水排水管の上部に収納して土
    壌により第一の容器の中に埋設して、第一の容器の内部
    に格納された汚水導入処理管の汚水が土壌を介して浸潤
    して第二の容器の内部に浸透してくる処理水を第二の容
    器の下部に格納された集水排水管により集水して第二の
    容器の外部に放出するようにした放流式の毛管浸潤トレ
    ンチ。
  2. 【請求項2】水を通さない材質により製作されその上面
    が開放されている第一の容器、第一の容器の内部に格納
    され汚水が導入される複数の孔があけられている汚水導
    入処理管、水を通さない材質により製作されその上面が
    開放されている第二の容器、第二の容器の下部に格納さ
    れ複数の孔があけられている集水排水管、よりなり、第
    一の容器を第二の容器の集水排水管の上部に収納して、
    第二の容器の上面の開放部が土壌の表面に接する状態で
    土壌中に埋設して、第一の容器の内部に格納された汚水
    導入処理管の汚水が土壌を介して浸潤して第二の容器の
    内部に浸透してくる処理水を第二の容器の下部に格納さ
    れた集水排水管により集水して第二の容器の外部に放出
    するようにした放流式の毛管浸潤トレンチ。
  3. 【請求項3】水を通さない材質により製作されその上面
    が開放されている第一の容器、第一の容器の内部に格納
    され汚水が導入される複数の孔があけられている汚水導
    入処理管、水を通さない材質により製作されその上面が
    開放されている第二の容器、第二の容器の下部に格納さ
    れ複数の孔があけられている集水排水管、よりなり、第
    一の容器を第二の容器の集水排水管の上部に収納して、
    第二の容器の上面の開放部が土壌の表面よりも下にある
    状態で土壌中に埋設して、第一の容器の内部に格納され
    た汚水導入処理管の汚水が土壌に浸潤してその一部を第
    二の容器の内部に浸透させ第二の容器の下部に格納され
    た集水排水管により集水して第二の容器の外部に放出す
    るようにした放流式の毛管浸潤トレンチ。
  4. 【請求項4】水を通さない材質により製作されその上面
    が開放されている第一の容器、第一の容器の内部に格納
    され汚水が導入される複数の孔があけられている汚水導
    入処理管、水を通さない材質により製作されその上面が
    開放されている第二の容器、第二の容器の下部に格納さ
    れ複数の孔があけられている集水排水管、よりなり、第
    一の容器を第二の容器の集水排水管の上部に収納して、
    第二の容器の上面の開放部が土壌の表面よりも下にある
    状態で第二の容器をカバーする網を配置して土壌中に埋
    設して、第一の容器の内部に格納された汚水導入処理管
    の汚水が土壌を介して浸潤して第二の容器の内部に浸透
    してくる処理水を第二の容器の下部に格納された集水排
    水管により集水して第二の容器の外部に放出するように
    した放流式の毛管浸潤トレンチ。
JP34438697A 1997-11-28 1997-11-28 放流式の毛管浸潤トレンチ Pending JPH11156381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105859039A (zh) * 2016-05-17 2016-08-17 中国科学院广州地球化学研究所 一种无动力高负荷地下渗滤污水处理复合系统及方法

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