JPH11156235A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH11156235A
JPH11156235A JP9344258A JP34425897A JPH11156235A JP H11156235 A JPH11156235 A JP H11156235A JP 9344258 A JP9344258 A JP 9344258A JP 34425897 A JP34425897 A JP 34425897A JP H11156235 A JPH11156235 A JP H11156235A
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JP
Japan
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dust collecting
electrode plate
collecting electrode
case
air purifier
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Application number
JP9344258A
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English (en)
Inventor
Kenji Endo
謙治 遠藤
Masaya Terayama
雅也 寺山
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦長筒形状に形成して小型、コンパクト化を
図りながら、その略全周面から空気を取り込むようにす
るとともに、集塵用電極板の両面使用を可能にして空気
浄化効率の向上を図る。 【解決手段】 全体が縦長筒形状の本体ケース1は四角
形枠状の前後ケース6・7と、前後部吸込グリル9・1
0とからなって、内部に集塵室3を形成する。集塵室3
内の中央部位には高電圧が印加される1枚の集塵用電極
板5が前後ケース6・7の重合面間で挟持される状態で
縦向き姿勢に配備される。集塵用電極板5の前面側には
逆電位の高電圧が印加されるコロナ放電用電極4が対向
配備される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、オフィ
ス、病院などで使用する小型の空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄機として、室内に浮遊
する塵埃や花粉などの微粒子をコロナ放電によって帯電
させ、この帯電した微粒子を集塵用電極板に捕集する電
子集塵式のものが知られており、その多くは卓上や棚上
あるいは床などに置くタイプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記空気清
浄機は、平たい薄箱形状の本体ケースの前面側のみで、
室内の空気を取り込み、集塵用電極板の片面のみを使用
するものばかりであるため、室内空気の清浄効率を充分
に高めることができなかった。
【0004】本発明の目的は、小型の筒形状でありなが
ら、その略全周から空気を取り入れるようにして空気取
り込み面積の増大を図り、以て集塵効率、空気浄化効率
を向上できる空気清浄機を提供することにある。本発明
の目的は全体の組み立ての簡素化を図れる空気清浄機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機は、
図2に示すごとく筒状の本体ケース1の略全周面に吸込
孔13を形成し、本体ケース1の内部に前記吸込孔13
を介して外気を取り込み可能な集塵室3を形成し、集塵
室3内の中央部位には、高電圧が印加される1枚の集塵
用電極板5を配備し、集塵室3内に、逆電位の高電圧が
印加されるコロナ放電用電極4を、集塵用電極板5の前
後両面または前後面のいずれか片面に対向して配備した
ものである。
【0006】上記本体ケース1は、図1に示すごとく四
角形枠状に形成された前ケース6と、四角形枠状に形成
された後ケース7と、前ケース6の前側に取り付けた前
部吸込グリル9と、後ケース7の後側に取り付けた後部
吸込グリル10とを備え、前ケース6と後ケース7とは
重ね合わせて、この重合面間で集塵用電極板5の周縁部
を挟持してある。
【0007】
【作用】例えばコロナ放電用電極4にマイナス電位の高
電圧を、集塵用電極板5にプラス電位の高電圧を印加す
る。すると、コロナ放電用電極4からコロナ放電が行わ
れてマイナスイオンが放出される。このマイナスイオン
は、本体ケース1の略全周面の吸込孔13から集塵室3
内に入った空気中に浮遊する塵埃、花粉、雑菌などの微
粒子をマイナスイオン化する。このマイナス電荷に帯電
された微粒子はクーロン作用で集塵用電極板5に引き寄
せられて捕集する。
【0008】その際、コロナ放電用電極4が集塵用電極
板5の前後両面に対向配備されていると、帯電微粒子は
集塵用電極板5の前面側と後面側の2面に引き寄せられ
て捕集され、集塵効率が高まる。コロナ放電用電極4が
集塵用電極板5の片面のみに対向配備されていると、プ
ラス電位の集塵用電極板5の他面側は補助集塵板とな
り、このため、コロナ放電用電極4と対向する片面で捕
集しきれなくて本体ケース1外へ再飛散する余剰帯電微
粒子は、集塵用電極板5の他面側に回り込んで回収捕集
することができる。従って、この空気清浄機の後面側に
近接してある室内壁などが前記余剰帯電微粒子の付着で
汚れるのを防止できる。
【0009】1枚の集塵用電極板5の前後両面を使用す
るため、本体ケース1内ではこの集塵用電極板5の前後
両面が露出するよう支持する必要があるが、この場合、
例えば本体ケース1とは別部材で支持するとなれば部材
点数、組み立て工数が増大することになる。そこで部材
点数、組み立て工数の減少を図るために、本体ケース1
これ自体で支持することが望まれるのであるが、この場
合集塵用電極板5の前後両面が露出するように本体ケー
ス1の電極支持部分を枠状に形成する必要が生じ、やや
もすれば機械的な強度不足が生じ、薄くて曲がり変形し
易い集塵用電極板5の支持力が不足しがちとなる。しか
し、上記構成では四角形枠状に形成した2枚の前後ケー
ス6・7を用意し、この前後ケース6・7の合わせ面間
で集塵用電極板5の周縁部を挟持するものとしてあるた
め、集塵用電極板5を両面使用可能に、しかも変形させ
ることなく強固に支持することができる。
【0010】また、このように集塵用電極板5を挟持し
た前後ケース6・7の前面側には前部吸込グリル9を、
後面側には後部吸込グリル10をそれぞれ取り付けるだ
けで足りるため、全体的にも組み立ての簡素化を図り得
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る空気清浄機の一実施
例を図面に基づき説明する。図2は全体の縦断側面図
を、図4は図2におけるA−A線断面図を示しており、
各図において、この空気清浄機は、全体が断面ほぼ楕円
形の細長筒形状に形成された本体ケース1を有し、この
本体ケース1の上端に蓋2を嵌合装着してなる。本体ケ
ース1の内部には集塵室3が形成され、この集塵室3内
にコロナ放電用電極4および集塵用電極5が配備され
る。本体ケース1は、図1にその分解斜視図を示すよう
に前ケース6、後ケース7、前部吸込グリル9および後
部吸込グリル10を備える。
【0012】図1において、前ケース6は長方形の枠状
にプラスチック成形されて、長手方向に対向する上下枠
部6a・6bと、短手方向に対向する左右枠部6c・6
dとを有してなる。後ケース7も、前ケース6とほぼ同
じ長方形の枠状にプラスチック成形されて、長手方向に
対向する上下枠部7a・7bと、短手方向に対向する左
右枠部7c・7dとを有してなる。
【0013】図6に示すように、前ケース6と後ケース
7とは重ね合わせ、左右枠部6c・6d、7c・7dど
うしの重合面間に四角形の集塵用電極板5の左右端縁部
を介在させて前後ケース6・7をねじなどで一体的に結
合する。集塵用電極板5は薄いステンレス(0.3mm厚程
度) などからなる。
【0014】図2に示すように、前ケース6の上下枠部
6a・6bにはイオン化線(例えばタングステン線)な
どによるコロナ放電用電極4を、集塵用電極板5の前面
側に対向するように上下両端に碍子11・11を介して
上下方向に架設する。前ケース6の下枠部6bは前方脹
らみ状に、また後ケース7の下枠部7bは後方脹らみ状
にそれぞれ形成されていて、両者が合わされることで形
成される内部空間S1に、電源コード(図示せず)を介
して交流電源(100ボルト)に接続される制御回路や
トランスなどを備える高電圧の電源ユニット12を配備
する。この電源ユニット12に前記コロナ放電用電極4
が配線接続されて、このコロナ放電用電極4に例えばマ
イナス6000〜7000ボルトの高電圧が印加され
る。また集塵用電極板5が電源ユニット12に配線接続
されて、例えばプラス6000〜7000ボルトの高電
圧が印加される。
【0015】前部吸込グリル9および後部吸込グリル1
0はそれぞれ断面ほぼ円弧形状にプラスチック成形され
て多数の吸込孔13を有しており、図2に示すごとく前
部吸込グリル9は前ケース6の前面側に、後部吸込グリ
ル10は後ケース7の後面側にそれぞれねじなどで一体
的に結合する。
【0016】前記コロナ放電用電極4は上記のような高
電圧が印加されることで、コロナ放電を発生し、空気が
イオン化されてマイナスイオンが高速で飛び出して行
き、飛び出したマイナスイオンは空気中の分子との衝突
や再結合を繰り返すことで空気流(イオン風)が生じ
る。そして、マイナスイオンは空気中の塵埃、花粉、雑
菌などの微粒子に吸着され、マイナス電荷に帯電した微
粒子は、高いプラス電圧が印加されている集塵用電極板
5に向けて吸引されてゆく。
【0017】コロナ放電用電極4は集塵用電極板5に対
し前面側にのみ対向配備してあると、そのプラス電位の
集塵用電極板5の後面側は補助集塵板となる。このため
集塵用電極板5の前面側で集塵しきれなくて本体ケース
1外へ再飛散するマイナスイオン化した塵埃などの微粒
子の余剰分は、集塵用電極板5の後面側へ回り込んで集
塵用電極板5の後面側で捕捉回収することができる。従
って、この空気清浄機の後面側に室内壁がある場合も、
本体ケース1外へ再飛散するマイナスイオン化した塵埃
などの微粒子の余剰分によってその室内壁が汚れるのを
防止できる。
【0018】本体ケース1の上部には、図3および図4
に示すように、本機の周囲の空気を強制循環して広い範
囲を迅速に集塵するための起風装置14を備える。図3
において、前ケース6の上枠部6aは前方脹らみ状に、
また後ケース7の上枠部7aは後方脹らみ状にそれぞれ
形成していて、両者が合わされることで内部空間S2が
集塵室3の上方に形成される。また、図3および図7に
示すごとく各上枠部6a・7aの上端には複数個(図示
例では4個)の垂直な半円筒15を左右方向に列設して
いて、両者が合わされることで複数個(図示例では4
個)の垂直な円筒16が前記内部空間S2と連通状態に
形成される。
【0019】図3および図5において、起風装置14に
は放電式イオン風発生機構が採用され、上記内部空間S
2に先鋭突起17aを列設したノコギリ帯状の陰電極1
7を配備するとともに、各円筒16内に円筒状の陽電極
19をこれの中心に前記先鋭突起17aが対向するよう
配備する。前後の上枠部6a・7aには、複数個(図示
例では4個)の送風口20を有する蓋2を、各送風口2
0が各円筒16の真上に位置するように嵌合装着され
る。
【0020】陽電極19と陰電極17とは電源ユニット
12に配線接続されて、数千ボルトの高電圧が印加され
ることで、陰電極19の先鋭突起17aから陽電極19
に向かうイオン風が発生して、前部吸込グリル9の上端
付近の吸込孔13から外気を吸引して送風口20から上
方へ吐出する。その際、マイナス電荷に帯電した微粒子
が集塵用電極板5に向けて吸引されるのを、イオン風に
よる吸引力で阻害されることのないように、図3および
図5に示すごとく起風装置14は集塵用電極板5の上端
部5aと所定間隔Gを置いて配備することで両者が離間
する状態とする。
【0021】陽電極19の上端と送風口20との間に
は、図3および図5に示すごとく平板状に成形された活
性炭21が陽電極19の円形中心上を通るように配備さ
れる。しかるときは、前部吸込グリル9の上端付近の吸
込孔13から吸い込まれる空気は活性炭21の両面に接
触することにより、異臭成分および健康阻害要因となる
NOx、SOx、CO、アンモニア、有機溶剤などの有
害ガスが吸着除去される。平板状の活性炭21に代え
て、活性炭を含有するフィルターをリング状に形成し、
これを各送風口20の内周に配備するもよい。また、活
性炭21に代えて、酸化触媒体もしくは活性炭との混合
体を配備し、有害ガスを酸化排出することにより寿命の
長いフィルターとすることもできる。
【0022】図3および図5に示すように、陰電極17
は前ケース6に絶縁目的で碍子11を介してねじ18で
取り付けられる。この場合、上記コロナ放電用電極4の
上端部4aも前ケース6に対し前記碍子11を共用して
取り付けられるように、陰電極17に係止部22を一体
に形成し、この係止部22にコロナ放電用電極4の上端
部4aを係止する。陽電極19は、図8に示すように、
帯板状の素材を複数個(図示例では4個)の半円筒19
aを左右方向に列設すべくプレス加工し、これを2枚重
ね合わせることで、円筒状の陽電極19が複数個(図示
例では4個)連なったものを得る。これにより、複数個
の陽電極19の個々を円筒状に加工するものに比較し
て、低コストで得られる。
【0023】図2に示すように、集塵用電極板5の前後
両面側には集塵シート23が一連に巻き掛けられるか、
もしくは前後に別々に装備され、集塵用電極板5に向け
て吸引移動してくる微粒子はこの集塵シート23に捕集
される。集塵シート23としては、単なるトイレットペ
ーパー、ポリエチレンシート、アルミニウムシート、あ
るいは不織布などを用いるか、またはこれらを基材とし
て活性炭などの吸着剤、あるいは粘着剤などを付したも
のを用いる。または殺菌力や抗菌力を有するモルタルペ
ーストよりなるシートあるいは殺菌力、抗菌力を有する
銅シートや繊維などからなる殺菌シートを用いる。
【0024】ここでは、図2に示すように、集塵シート
23としてはロール巻きしたシートロール24が使用さ
れ、後ケース7の下枠部7bの直ぐ上側に、シートロー
ル24を収納する半円筒状の供給ケース部25が枢軸2
6まわりに開閉自在に装着され、前ケース6の下枠部6
bの直ぐ上にはシート取出口27が形成される。そし
て、シートロール24から繰り出された集塵シート23
は、集塵用電極板5の後面に沿って上方向へ導かれ、更
に集塵用電極板5の上端側に配備した第1案内ローラ2
8を介して集塵用電極板5の前面に沿って下方向へ導か
れ、最後に第2案内ローラ29を介してシート取出口2
7に導出される。第1案内ローラ28は後ケース7の左
右枠部7c・7dの上端寄り部位どうし間に横架されて
いる。第2案内ローラ29は、シート取出口27内の上
方に位置するように前ケース6の左右枠部6c・6dの
下端寄り部位どうし間に横架されている。
【0025】図2および図6において、前部吸込グリル
9および後部吸込グリル10の各内面には適数個のシー
ト押さえ突片30を設け、各シート押さえ突片30の先
端で集塵シート23が集塵用電極板5の前面および後面
に沿わせるようにしてある。図3に示すように、第1案
内ローラ28はこれの周面前部が集塵用電極板5の前面
と面一になるように配備されて集塵シート23が集塵用
電極板5の前面に確実に沿うようにしてある。
【0026】この空気清浄機は、室内で集塵エリアを上
下縦方向に広くとりたいときや場所では、図10に示す
ごとく本体ケース1を置き台34上に縦長姿勢に取り付
けて、卓上や床上あるいは棚上などに置く。集塵エリア
を左右横方向に広くとりたいときや場所では、図11に
示すごとく置き台34上に横長姿勢に取り付ける。
【0027】置き台34は、図9に示すごとく座板35
の上に一対の支持突起36・36を所定間隔を置いて相
対向状に立設する。各支持突起36の上端には水平な段
部37と、この段部37の一端から上向きに突設したね
じ挿通孔38を有する突部39とを形成している。一
方、図2に示すごとく空気清浄機の後ケース7の下枠部
7bに左右2個の雌ねじ孔40・40を裏ナットで、ま
た後ケース7の右枠部7dに左右2個の雌ねじ孔41・
41を裏ナットでそれぞれ設けている。かくして、空気
清浄機を縦長姿勢に置く場合は、図10に示すように後
ケース7の下枠部7bの雌ねじ孔40・40を、置き台
34の支持突起36・36のねじ挿通孔38・38に合
致させ、ねじ42をねじ挿通孔38に通して雌ねじ孔4
0にねじ込む。空気清浄機を横長姿勢に置く場合は、図
11に示すように前後ケース6・7の右枠部6d・7d
を置き台34の段部37・37の上に載置して、後ケー
ス7の右枠部7dの雌ねじ孔41・41を、置き台34
の支持突起36・36のねじ挿通孔38・38に合致さ
せ、ねじ42をねじ挿通孔38に通して雌ねじ孔41に
ねじ込む。
【0028】上記実施例では集塵用電極板5の前面側の
みにコロナ放電用電極4を対向配備してあるが、集塵用
電極板5の後面側にもコロナ放電用電極4を対向配備す
ることもできる。また上記実施例では、コロナ放電用電
極4にマイナス電位を、集塵用電極板5にプラス電位を
印加したが、それとは逆電位を加え、プラスイオンを放
出するようにしても同様に集塵できる。なおコロナ放電
用電極4は、イオン化線に代えて、上記送風手段に使用
した陰電極17と同じような平帯状体でこの両側辺に多
数の先鋭突起を列設するノコギリ帯状の電極を用いるこ
ともできる。上記実施例では起風装置14を、集塵装置
と同様にファンレスのイオン式として静かな運転音で起
風できるものとしてあるが、電動ファンで起風装置14
を構成することもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、筒状の本体ケース1の
略全周から空気を取り入れるとともに、1枚の集塵用電
極板5の前後両面で集塵できるものとしてあるので、設
置面積が少なくて済む小型でコンパクトでありながら、
空気取り込み面積および集塵面積をできる限り増大で
き、集塵効率、浄化効率を高めることができる。設置面
積が少ないコンパクトな空気清浄機は、設置場所の制約
が少なく、使用目的、使用対象に応じて任意場所に持っ
て行って簡便に使用することができる。
【0030】四角形枠状に形成した2枚の前後ケース6
・7の合わせ面間で集塵用電極板5の周縁部を挟持する
ものとしてあるため、集塵用電極板5を両面使用可能
に、しかも変形させることなく簡単かつ強固に支持する
ことができる。また、集塵用電極板5を挟持した前後ケ
ース6・7の前面側には前部吸込グリル9を、後面側に
は後部吸込グリル10をそれぞれ取り付けることによっ
て、全体的に数少ない部材および工数で簡単に能率よく
組み立てることができる。
【0031】コロナ放電用電極4は集塵用電極板5の片
面側のみに対向配備させてあると、使用に際し、本機の
コロナ放電用電極4を配備しない側が室内壁に面するよ
う近接配置させて使用する場合も、室内壁の汚れを抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気清浄機の分解斜視図である。
【図2】空気清浄機の縦断側面図である。
【図3】図2の空気清浄機の一部拡大図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】図4の空気清浄機の一部拡大断面面である。
【図6】図2におけるB−B線拡大断面図である。
【図7】図2におけるC−C線拡大断面図である。
【図8】空気清浄機の陽電極の分解斜視図である。
【図9】空気清浄機の置き台の斜視図である。
【図10】空気清浄機を縦長姿勢に置いた状態を一部破
断状態で示す側面図である。
【図11】空気清浄機を横長姿勢に置いた状態を示す背
面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 集塵室 4 コロナ放電用電極 5 集塵用電極板 6 前ケース 7 後ケース 9 前部吸込グリル 10 後部吸込グリル 13 吸込孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/00 F24F 7/00 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体ケース1の略全周面に吸込孔
    13を形成し、本体ケース1の内部に前記吸込孔13を
    介して外気を取り込み可能な集塵室3を形成しており、 集塵室3内の中央部位には、高電圧が印加される1枚の
    集塵用電極板5を配備してあり、 集塵室3内に、逆電位の高電圧が印加されるコロナ放電
    用電極4を、集塵用電極板5の前後両面またはその片面
    に対向して配備してあることを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】 本体ケース1は、四角形枠状に形成され
    た前ケース6と、四角形枠状に形成された後ケース7
    と、前ケース6の前側に取り付けた前部吸込グリル9
    と、後ケース7の後側に取り付けた後部吸込グリル10
    とを備えており、 前ケース6と後ケース7とは重ね合わせ、この重合面間
    で集塵用電極板5の周縁部を挟持してある請求項1記載
    の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 コロナ放電用電極4は、集塵用電極板5
    の片面のみに対向配備してある請求項2記載の空気清浄
    機。
JP9344258A 1997-11-27 1997-11-27 空気清浄機 Pending JPH11156235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012005067A1 (ja) * 2010-07-05 2012-01-12 シャープ株式会社 空気調節機

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012005067A1 (ja) * 2010-07-05 2012-01-12 シャープ株式会社 空気調節機
JP2012013398A (ja) * 2010-07-05 2012-01-19 Sharp Corp 空気調節機
US9366450B2 (en) 2010-07-05 2016-06-14 Sharp Kabushiki Kaisha Air adjuster

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