JPH11155456A - 殺虫用餌置き具 - Google Patents

殺虫用餌置き具

Info

Publication number
JPH11155456A
JPH11155456A JP33781897A JP33781897A JPH11155456A JP H11155456 A JPH11155456 A JP H11155456A JP 33781897 A JP33781897 A JP 33781897A JP 33781897 A JP33781897 A JP 33781897A JP H11155456 A JPH11155456 A JP H11155456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
bait
lid
insect
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33781897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3057434B2 (ja
Inventor
Hirotaka Otomo
裕隆 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cats Inc
Original Assignee
Cats Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cats Inc filed Critical Cats Inc
Priority to JP9337818A priority Critical patent/JP3057434B2/ja
Publication of JPH11155456A publication Critical patent/JPH11155456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3057434B2 publication Critical patent/JP3057434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 殺虫用餌置き具を構成する基体と蓋とを押し
出し加工により形成する場合に、基体と蓋とを連結する
支柱部に切り欠きを形成する工程を省略し、且つ支柱部
に餌置き部を設ける際にその殺虫用餌置き部の構造の自
由度を高めることを可能とする。 【解決手段】 基体2と蓋5とを連結する支柱部9をか
かる基体2、蓋5双方と別部材とする。基体2への支柱
部9の連結は、支柱部9の基体との取り付け部位側に一
対の脚部13、13を設け、この脚部13、13で基体
2の長手方向に延びる側部3を挟持する。蓋5の支柱部
9への連結は、蓋5の基体側に突起部7を設け、支柱9
の蓋5との取り付け部位側に嵌合溝12を形成し、蓋5
の突起部7を支柱部9の嵌合溝12に嵌合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴキブリ等の種
々の害虫の通り道に配置し、その内部に配された殺虫用
餌を害虫に食させることにより、かかる害虫を駆除する
殺虫用餌置き具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられているゴキブリ等の害
虫を駆除する手法としては、ゴキブリ等の害虫が通り道
としていると予測される場所に、例えば餌とほう酸等の
毒物とで成る殺虫用餌を団子状に加工して配置し、害虫
にその殺虫用餌を食させて駆除するものがあるが、例え
ば飲食店等の店内にこの殺虫用餌をそのままの状態で配
置する場合には、この飲食店には害虫が徘徊していると
来客に印象付けることとなり、衛生的でないとして飲食
店に対し営業的に著しい不利益を被らせる虞れがある。
【0003】また、飲食店の厨房の床面に前記殺虫用餌
をそのままの状態で配置した場合には、厨房の床面が毎
日水洗いされる関係上、殺虫用餌も洗い流されるので、
継続的に害虫を駆除するためには、毎日殺虫用餌を配置
しなければならず、煩雑で且つコストも高く付くという
不具合を有する。
【0004】このため、所望の形状の基体と、この基体
に取り付けられる蓋とを有し、この基体と蓋との長手方
向に対し少なくとも一方の側に殺虫対象となる害虫の侵
入可能な侵入部が形成され、前記基体と蓋とで構成され
る部位に殺虫用餌が配置されると共に、基体と蓋とのう
ち一方に支柱部を他方に嵌合部を形成し、基体に蓋が嵌
め込まれて取り付けられる構成の殺虫用餌置き具を本願
出願人は開発している。
【0005】この殺虫用餌置き具によれば、ゴキブリ等
の害虫を駆除するための殺虫用餌が直視されず、店内等
に設置されても直ちに害虫駆除用のものとして認識され
ないと共に、殺虫用餌が洗い流されることを防止するこ
とができるので、上記した不具合を十分に解決すること
が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】もっとも、この殺虫用
餌置き具の構成では、支柱部が基体又は蓋と一体に成形
されるため、部品点数が2部品で良いという利点を有し
ている一方で、かかる基体及び蓋を押し出し加工により
形成する場合には、支柱部が基体又は蓋に長手方向に延
びる壁面として形成されるのを許容せざるを得ない。
【0007】このため、壁面状の支持部を適宜な間隔で
切り欠きを形成して害虫が支柱部の両側を通過できるよ
うに切り欠きを形成する工程が別途必要になり、殺虫用
餌置き具の製造コストを高める虞れがある。
【0008】また、支柱部は押し出し加工により基本的
に成形されるので、支柱部に殺虫用餌置き部を設ける場
合には殺虫用餌置き部の構造が制限されることが予想さ
れる。
【0009】そこで、この発明は、上記した殺虫用餌置
き具を更に改善して、基体及び蓋を押し出し加工により
形成する場合に、支柱部に切り欠きを形成する工程を省
略し、且つ支柱部に餌置き部を設ける際にその殺虫用餌
置き部の構造の自由度を高めることが可能な殺虫用餌置
き具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る殺虫用餌置き具は、基体と蓋とを少なくとも有し、か
かる基体と蓋との間に殺虫用餌が配される殺虫用餌置き
具において、基体の所望の位置に一又は二以上の支柱部
が取り付けられると共に、かかる支柱部の基体に対し反
対側に蓋が所望の位置で取り付けられることにより、基
体と蓋とが連結されるものとなっている(請求項1)。
尚、蓋と支柱部との連結は、蓋の基体側に突起部を設
け、支柱部の蓋との取り付け側部位に嵌合溝を形成し、
蓋の前記突起部を支柱部の前記嵌合溝に嵌合することに
より行い(請求項2)、支柱部と基体との連結は、支柱
部の基体との取り付け側部位に一対の脚部を設け、この
両脚部で基体の長手方向に延びる側部を挟持することに
より行うものが考えられる(請求項3)。
【0011】これにより、支柱部は、基体及び蓋の双方
と別体の部品で構成されているので、基体又は蓋を押し
出し加工により形成する際に、支柱部を同時に形成する
必要がなくなり、押し出し加工により基体又は蓋の長手
方向と略同寸法の壁面状に形成されることがなくなる。
また、支柱部を押し出し加工により形成する必要がなく
なるので、支柱部を型抜き等で自由に形成することが可
能となる。
【0012】また、支柱部に殺虫用餌を配するための殺
虫用餌置き部が形成されることが考えられる(請求項
4)。かかる構成によれば、支柱部の形状を押し出し加
工により形成する場合に比し自由に定めることができる
ので、殺虫用餌置き部の構造の自由度も大きくなる。
【0013】そして、殺虫用餌は、棒状部材の側周面に
少なくとも付着されるものとし、この棒状部材を殺虫餌
置き部に係止させるようにしても良い(請求項5)。か
かる構成によれば、殺虫用餌置き具をいかなる場所に配
置しても、殺虫用餌が付着された棒状部材が落下するの
を防止することができる。また、棒状部材の取り替えの
みで、殺虫用餌の補充、交換を行うことが可能である。
【0014】更に、基体の蓋に対して反対側面に固着手
段を設けるようにしても良い(請求項6)。かかる構成
によれば、殺虫用餌置き具を適宜に固定することができ
るのみならず、立設した壁面等にも配置することが可能
となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0016】図1から図7において、この発明に係る殺
虫用餌置き具1の構成が示されており、この殺虫用餌置
き具1は、基体2と、蓋5と、この基体2と蓋5とを連
結する支柱部9とで基本的に構成されている。尚、この
殺虫用餌置き具1は、図示しない連結具を介して他の殺
虫用餌置き具1と長手方向に連結されることによって、
ゴキブリ等の害虫が殺虫用餌置き具1を迂回するのを防
止するようにしても良い。
【0017】このうち、基体2は、プラスチックその他
の合成樹脂、紙、木材等の種々な素材が用いられるもの
で、細長い平板状をなしている。基体2が合成樹脂等で
成る場合には、通常押し出し加工により形成される。そ
して、この基体2は、設置面の短手方向幅を内側面の短
手方向幅よりも小さくなるように段差を長手方向の両側
部3、3に形成することにより、長手方向両側に延びる
溝4、4を有したものとなっている。
【0018】また、蓋5は、基体2と同様の種々の素材
が用いられるもので、短手方向の断面形状が中央で膨ら
み両端で基体2に近接する円弧状に形成された曲板6
と、この曲板6の中心線に沿って長手方向に延びる突起
部7とを有している。蓋5が合成樹脂等で成る場合に
は、通常押し出し加工により形成される。そして、この
突起部7は、その突出方向の略中央から蓋5の短手方向
に対称となるように延びる係止片8、8を有し、この係
止片8、8は、下記する支柱部9の嵌合溝12に嵌合さ
れる。
【0019】更に、支柱部9は、蓋5と基体2とをその
間にゴキブリ等の害虫の侵入可能な侵入部10を殺虫用
餌置き具1の長手方向に沿って開口できるように連結す
るための部材で、基体2及び蓋5とは別体であり、支柱
本体11と、支柱本体11の頂部に設けられた嵌合溝1
2と、支柱本体11の嵌合溝12と反対側から延出した
脚部13、13とを少なくとも備えている。
【0020】かかる嵌合溝12は、基本的に蓋5の突起
部7のうち係止片8以外の部位の厚みと略同じ溝幅及び
かかる突起部7の突出寸法と略同じ寸法の窪みとなって
いるものであるが、その溝の窪み方向の略中央において
基体2の短手方向に溝幅が大きくなることで形成された
幅広溝部14を有している。この幅広溝部14の溝幅
は、特に図2に示される様に、突起部7のうち係止片8
の端部から他方の係止片8の端部までの幅と略等しくな
っている。
【0021】また、脚部13は、特に図2に示される様
に、支柱本体11の嵌合溝12と反対側から斜め外方に
延出させた傾斜部13aと、かかる傾斜部13aの端部
から外方に向けて水平に延出させた水平部13bとを有
するもので、一方の水平部13aの端から他方の水平部
13aの端までの寸法は基体2の短手方向幅と略等しい
ものとなってる。そして、この水平部13aの端部に
は、設置面側に曲折した後、内方に曲折させて成る鍵爪
状の係止片15が設けられている。
【0022】そして、脚部13、13は、図2及び図4
に示される様に、傾斜部13aの内側から中心側に向け
て薄いプレート13c,13cが延出しており、このプ
レート13cとプレート13cとは、僅かな隙間を開け
て対峙したものとなっている。これによって、脚部13
の強度を高めることができると共に、脚部13が必要以
外に開くことを防止することができる。
【0023】以上の構成によれば、まず、支柱部9の脚
部13、13を構成する傾斜部13a,13a及びプレ
ート13c,13cの間隔を広げて、水平部13bの端
部に形成された係止片15、15を基体2の溝4に係合
させる。この場合、係止片15、15は、その先端部が
溝4の内側面に当接し、設置面側に曲折した部位が基体
2の溝4以外の側部3に当接すると共に、脚部13と脚
部13とは、押し広げた寸法に合わせて脚部13、13
間を狭める方向に復元力が働くので、支柱部9の脚部1
3、13は基体2の短手方向を保持することにより基体
2に連結される。尚、大きな外力を基体2の長手方向に
加えれば、支柱部9を溝4に沿ってスライドさせること
ができるので、支柱部9を連結した後からでも自由に支
柱部9の位置を変えることが可能である。
【0024】次に、支柱本体11の頂部に形成された嵌
合溝12に蓋5の突起部7を嵌合させる。この場合、突
起部7の係止片8が一時的に嵌合溝12の溝幅を広げた
後、幅広溝部14に係止片8が達した際に、嵌合溝12
の溝幅は復元するので、係止片8は、嵌合溝12の幅広
溝部14と幅広溝部でない部位との段差により係止され
ることから、蓋5は確実に支柱部9と連結される。
【0025】これにより、その長手方向側に沿ってゴキ
ブリ等の害虫が侵入する侵入部10を備えた殺虫用餌置
き具1が形成される。殺虫用餌の配置は、例えば、基体
2の内側面に塗り付ける等、特に限定されることはな
い。
【0026】もっとも、この実施形態では、傾斜部13
aの基部近傍から水平部13bと同方向に延びる突出片
16を形成し、この突出片16の基体側面に図3に示さ
れる様に突部17を設け、更に、傾斜部13aの外側面
を円弧状の曲面にすることで、脚部13は下記する殺虫
用餌19が付着された棒状部材20を配するための殺虫
用餌置き部18が備えられている。
【0027】この殺虫用餌19は、例えば小麦粉等の植
物質、マーガリン等の油分、上白糖等の糖分、魚粉等の
動物質が餌成分として用いられ、ほう酸、トリクロホル
ン等の有機燐系、レスメトリン等のピレスロイド系、プ
ロポクスル等のカーバメート系、メトプレン等の昆虫生
長阻害剤が殺虫成分として用いられるもので、これらを
混合しても良く、またピレスロイド系の殺虫成分におい
ては、ピペロニルプトキサイド等の共力剤を混合しても
良い。更に、必要に応じて各種防腐剤、酸化防止剤を混
合するようにしても良い。そして、この殺虫用餌19
は、棒状部材20の側周面の全面にわたって付着されて
いる。
【0028】かかる殺虫用餌19が付着された棒状部材
20を配するには、まず前述した手順により、図5に示
される様に、支柱部9を少なくとも2つ基体2の長手方
向に間隔を開けて並設する。この支柱部9と支柱部9と
の間隔は、当然ながら棒状部材20の長手寸法未満の寸
法を採る必要がある。次に、図6に示される様に、殺虫
用餌19が付着された棒状部材20を突出片16と脚部
13の水平部13bとの間に差し込み、殺虫用餌19が
付着された棒状部材20の側周面を脚部13の傾斜部1
3aに当接させる。
【0029】これにより、殺虫用餌19が付着された棒
状部材20は、突出片16の突部17と脚部13の水平
部13bとで挟持されると共に、脚部13の傾斜部13
aの外周面により保持されるので、例えば殺虫用餌置き
具1を垂直に立設した壁面にどのように設置しても、殺
虫用餌19が付着された棒状部材20が落下することは
ない。また、上述の手順と反対の手順を採ることによ
り、殺虫用餌19が付着された棒状部材20を取り外す
ことが可能であるので、誰でも殺虫用餌19の交換、補
充を簡易に行うことができる。尚、棒状部材20は、こ
の実施形態では断面が円形であるが、複数の凹凸を備え
た星型等の多角形としても良い。棒状部材20を星型と
した場合には凹部に殺虫用餌19が進入するので、殺虫
用餌19が剥離するのを防止することができる。また、
棒状部材20を突出片16と脚部13の水平部13bと
で保持した際に、凹凸により棒状部材20がずれるのを
防止することもできる。
【0030】また、基体2の蓋5に対して反対側面に
は、図示しないが接着剤が塗布されるか、両面接着テー
プが取り付けられるようにしても良く、これにより、
床、窓枠下等の所望の位置において、床面に対しその長
手方向側面が水平、垂直になる等、所望の向きで殺虫用
餌置き具1を配置することが可能である。尚、両面テー
プ等に代えてビスをビス孔21に挿嵌させることによ
り、殺虫用餌置き具1を固定するようにしても良い。
【0031】更に、上記殺虫用餌19が付着された棒状
部材20を支柱部9、9間に架設したのち、図1に示さ
れる様に、蓋5を前述した手順で支柱部9に連結するこ
とにより、棒状部材20は基体2と蓋5とで覆われるの
で、人の目に触れることを防止すると共に、厨房内に殺
虫用餌置き具1を配置しても、水洗いの際に洗い流され
ることを防止することができる。更にまた、殺虫用餌置
き具1内に配された殺虫用餌19に直接触れることがな
いので、小児がいる場合でもその配置場所を考慮する必
要がなくなる。
【0032】そして、支柱部9は、基体2及び蓋5の双
方と別部材であるので、その成形は押し出し加工によら
ず、型抜き等で形成しても良く、これによって、上述の
ように支柱部9に殺虫用餌置き部18を形成した場合
に、容易に突部17を形成することができるようになる
ことから、殺虫用餌置き部18の構造を自由に定めるこ
とが可能になる。
【0033】尚、この殺虫用餌置き具1は、図7に示さ
れる様に、その長手方向両側の開口を閉塞部材22で閉
塞するものとしても良く、この閉塞部材22は、特に図
2(b)に示される様に、殺虫用餌置き具1を側方から
見た際の形状と略同一形状のプレート部23と蓋6及び
基体2に連結するための連結部24とで構成されてい
る。
【0034】このうち、連結部24は、連結部本体25
の頂部において、殺虫用餌置き具1の短手方向両側に延
びる当接片26、26を有すると共に、当接片26、2
6の間に、嵌合溝27及び幅広溝部28が形成されてい
る。但し、この嵌合溝27及び幅広溝部28の構成は、
前述した支柱部9の嵌合溝12及び幅広溝部14と同様
なのでその説明を省略する。そして、連結部本体25の
嵌合溝27が形成された側と反対側には傾斜部29a,
水平部29bから成る脚部29、29を有し、その水平
部29bの端部には、係止片30が設けられている。こ
の傾斜部29a,水平部29b、係止片30の構成も、
前述した支柱部9の傾斜部13a,水平部13b、係止
片15と略同様なのでその説明を省略する。また、脚部
29の傾斜部29aの外側部位から水平方向に突出片3
1が設けられていると共に、脚部29の水平部29bの
上側部位から突出片32が立設し、突出片31と突出片
32とは、突出片31との端部と突出片32の端部とに
僅かな隙間が形成されるように略直角方向に交差してい
る。
【0035】かかる構成によれば、例えば予め蓋5及び
基体2を支柱部9を介して連結しておき、蓋5の突起部
7の係止片8に嵌合溝27及び幅広溝部28が外嵌し、
蓋5の曲板6の内側面に当接片26が当接すると共に、
基部2の溝4に係止片3が係合するように、閉塞部材2
2を殺虫用餌置き具1の長手方向から蓋5及び基体2に
嵌合する。これにより、閉塞部材22は支柱部9と同じ
く蓋6を支持すると共に、殺虫用餌置き具1を長手方向
から見ても殺虫用餌20を付着した棒材19が見えない
ようにすることが可能となる。また、突出片31と突出
片32との隙間から殺虫用餌19が付着された棒状部材
20を押し込むことにより確実に保持することができ
る。尚、図示しないが、支柱部9の水平部13bにも突
出片32と同様の突出片を形成するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上により、この発明によれば、支柱部
を基体及び蓋の双方と別体の部品で構成したことによ
り、基体又は蓋を押し出し加工により形成する際に、支
柱部を同時に形成する必要がなくなり、押し出し加工に
より基体又は蓋の長手方向と略同寸法の壁面状に形成さ
れることがなくなるので、支柱部に切り欠きを形成する
工程が不要となることから、殺虫用餌置き具の製造工数
が削減され、コストの低減を図ることが可能となる。
【0037】また、この発明によれば、支柱部を押し出
し加工により形成する必要がなくなるので、支柱部を型
抜き等で自由に形成することが可能となり、これに伴
い、支柱部に殺虫餌置き部を設ける場合には、その殺虫
餌置き部の形状の自由度も大きくすることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明に係る殺虫用餌置き具の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、同上の殺虫用餌置き具を構成する蓋、
支柱部、基体の形状を示す拡大図である。
【図3】図3は、同上の支柱部を側方から見た構成を示
す側面図である。
【図4】図4は、同上の支柱部を下方から見た構成を示
す底面図である。
【図5】図5は、基体に支柱部が取り付けられた状態を
示す斜視図である。
【図6】図6は、支柱部の殺虫餌取り付け部に殺虫用餌
が付着された棒状部材を掛け渡した状態を示す斜視図で
ある。
【図7】図7(a)は、殺虫用餌置き具の長手方向の開
口を閉塞部材で閉塞した状態を示す斜視図であり、図7
(b)は閉塞部材の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 殺虫用餌置き具 2 基体 4 溝 5 蓋 7 突起部 8 係止片 9 支柱部 12 嵌合溝 13 脚部 14 幅広溝部 15 係止片 16 突出片 17 突部 18 殺虫用餌置き部 19 殺虫用餌 20 棒状部材 21 ビス孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と蓋とを少なくとも有し、かかる基
    体と蓋との間に殺虫用餌が配される殺虫用餌置き具にお
    いて、 基体の所望の位置に一又は二以上の支柱部が取り付けら
    れると共に、かかる支柱部の基体に対し反対側に蓋が所
    望の位置で取り付けられることにより、基体と蓋とが連
    結されることを特徴とする殺虫用餌置き具。
  2. 【請求項2】 蓋の基体側に突起部を設け、支柱部の蓋
    との取り付け側部位に嵌合溝を形成し、蓋の前記突起部
    を支柱部の前記嵌合溝に嵌合することにより、蓋と支柱
    部とが連結されることを特徴とする請求項1に記載の殺
    虫用餌置き具。
  3. 【請求項3】 支柱部の基体との取り付け側部位に一対
    の脚部を設け、この両脚部で基体の長手方向に延びる側
    部を挟持することにより、支柱部と基体とが連結される
    ことを特徴とする請求項1に記載の殺虫用餌置き具。
  4. 【請求項4】 支柱部に殺虫用餌を配するための殺虫用
    餌置き部が形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の殺虫用餌置き具。
  5. 【請求項5】 殺虫用餌を棒状部材の側周面に少なくと
    も付着し、この棒状部材を殺虫餌置き部に係止させるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の殺虫用餌置き具。
  6. 【請求項6】 基体の蓋に対して反対側面に固着手段を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の殺虫用餌置き
    具。
JP9337818A 1997-11-21 1997-11-21 殺虫用餌置き具 Expired - Fee Related JP3057434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9337818A JP3057434B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 殺虫用餌置き具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9337818A JP3057434B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 殺虫用餌置き具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11155456A true JPH11155456A (ja) 1999-06-15
JP3057434B2 JP3057434B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=18312259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9337818A Expired - Fee Related JP3057434B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 殺虫用餌置き具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057434B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114747553A (zh) * 2022-04-27 2022-07-15 浙江玲珑生态农业股份有限公司 一种智能化虫子饵料诱杀装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114747553A (zh) * 2022-04-27 2022-07-15 浙江玲珑生态农业股份有限公司 一种智能化虫子饵料诱杀装置
CN114747553B (zh) * 2022-04-27 2023-09-12 浙江玲珑生态农业股份有限公司 一种智能化虫子饵料诱杀装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3057434B2 (ja) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5937571A (en) Termite bait station
US5693331A (en) Liquid bait station
EP1018869B1 (en) Termite bait
US5927001A (en) Sectional bait station
US5170584A (en) Snail barrier
US4905408A (en) Insect swatter
JP5138786B2 (ja) 飛翔害虫捕獲装置
WO1997040667A1 (en) Methods and apparatus for pest monitoring or control
ITMI930333A1 (it) Trappola per combattere gli insetti, emanante una sostanza attira- insetti e con superficie impregnata di insetticida
US5531043A (en) Poisonous bait container for crawling insects
KR20060031647A (ko) 이중 살충 베이트 스테이션
US20090071059A1 (en) Adhesive trap for mosquitoes
AU718879B2 (en) Termite bait station
JP3057434B2 (ja) 殺虫用餌置き具
CN103974613A (zh) 蚂蚁毒饵容器
KR101793909B1 (ko) 흰개미 방제용 트랩
US20070269472A1 (en) Pest-control product
GB2290472B (en) Poison bait for controlling pest insects
JP2014113134A (ja) 屋外用毒餌剤収納容器
JPH114646A (ja) 殺虫用餌置き具
JP4695737B2 (ja) 匍匐害虫用の毒餌剤容器
JPS6140138Y2 (ja)
JP3361482B2 (ja) ゴキブリ駆除器
JP3317782B2 (ja) 毒餌剤容器
JP2004313076A (ja) 匍匐害虫駆除材

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees