JP5138786B2 - 飛翔害虫捕獲装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内部の誘引成分を外部に揮散させて飛翔害虫を捕獲する飛翔害虫捕獲装置に関する。
コバエ等の飛翔害虫を防除する目的で、飛翔害虫を捕獲する容器の内部に誘引剤と殺虫剤とを仕込んだ装置が市販されている。ここで、飛翔害虫を効率良く捕獲するためには、誘引効果の高いものを誘引剤として使用することが重要である。しかし、高い誘引効果により飛翔害虫を装置付近に誘引できたとしても、装置の内部に確実に侵入させなければ、殺虫剤による殺虫効果を発揮できない。
従来、誘引剤によって装置に接近した飛翔害虫を装置内部に侵入させるため、飛翔害虫が侵入する侵入口に対して高低差のある通風口を設けた装置があった(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1による装置は、装置上部を、平坦な曲面で構成されたドーム形状とし、このドーム部の曲面上に侵入口を設けている。これにより、侵入口付近に誘引された害虫がドーム部の表面に止まることなく装置内部に誘引され、捕獲できる、と記載されている。また、通風口と侵入口との間に気流が生じて、その気流に乗せて装置内部の誘引成分を外部に揮散することができる、と記載されている。
また、容器の上方に向けて突出する角型形状の突出部を設け、飛翔害虫に止まり木を与える装置も知られている(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2には、突出部の側部に飛翔害虫が侵入する開口部が設けられているので、突出部に集まって止まった飛翔害虫を開口部から装置内部に誘引することができる、と記載されている。
特開2002−171889号公報 特開2010−57502号公報
ところが、実際のところ、飛翔害虫は侵入口(開口部)から装置内部へとスムーズに侵入するとは限らず、不規則な軌跡で飛び続けることがある。また、装置付近に常に滞留しているわけでもないため、侵入口から揮散する誘引成分を効果的に作用させることは難しい。従って、飛翔害虫を捕獲する場合、自由に飛翔させるのではなく、むしろ積極的に何らかの物体に止まらせる方が飛翔害虫の挙動をコントロールし易い。そうすることで、装置内部から外部に揮散する誘引成分を確実に作用させて、飛翔害虫を装置内部に誘引することができると考えられる。
この点、特許文献1の装置は、上述のように、外側が平坦な曲面で構成されているため、飛翔害虫が装置の外表面に止まり難くなっている。そのため、誘引成分によって装置に接近した飛翔害虫がそのままスムーズに装置内部に侵入しない限り、捕獲することができない。また、特許文献1の装置は、通風口と侵入口との間に高低差を設けているため、例えば、通風口から略水平方向に外気が導入されると、外気は一旦装置の内壁に衝突し、その後、上方にある侵入口へ向かって外部に排出されることになる。その結果、気流の速度が低下し、気流に乗って侵入口から排出される誘引成分の揮散量が減少する。従って、通風口と侵入口との位置関係を適切に設定しなければ、通風口から導入された外気を効率良く利用して、誘引成分を広範囲に揮散させることは難しい。さらに、特許文献1の装置は、ドーム構造上に侵入口を設けただけの単純な構造であるため、飛翔害虫は侵入口を挟んで装置内外を往来し易い。そのため、折角、飛翔害虫を装置内部に誘引できたとしても、殺虫成分が作用しなければ、飛翔害虫が外部に逃避する虞がある。
一方、特許文献2の装置には、飛翔害虫を止まらせるための突出部が設けられている。ところが、この突出部は、装置の蓋の一部を上方に膨出させて角型形状に露出させたものである。このため、この突出部に飛翔害虫が止まったとしても、周囲に大きく露出しているため飛翔害虫が警戒し易く、人の気配等を感じて突出部から逃げてしまう虞がある。その上、突出部とその側部に設けられている開口部とが適切に配置されておらず、両者間の距離が比較的大きいため、飛翔害虫が突出部から開口部に移動することも容易ではない。また、特許文献2の装置には、複数の開口部が設けられているものの、外気の通り道を考慮した設計ではないため、誘引成分を効果的に拡散させることも困難である。
このように、現状においては、飛翔害虫に対して誘引成分を有効に作用させ、且つ誘引した飛翔害虫を確実に捕獲する飛翔害虫捕獲装置は未だ開発されていない。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、特に、装置の形状に着目することで、飛翔害虫、特に、ショウジョウバエ、ノミバエ、クロバネキノコバエ、キノコバエ、チョウバエ等のコバエ類に代表される飛翔害虫に対して、優れた誘引効果及び捕獲効果を発揮する飛翔害虫捕獲装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る飛翔害虫捕獲装置の特徴構成は、
内部の誘引成分を外部に揮散させて飛翔害虫を捕獲する飛翔害虫捕獲装置であって、
前記飛翔害虫が誘引される誘引部と、前記誘引部を支持するベース部と、前記誘引成分が保持された薬液保持部を収納するトレイ部とを備え、
前記誘引部に、外部に向けて突出する突状断面を有するエッジ部と、当該エッジ部に隣接して内部に行くほど幅狭となる開口部とが設けられていることにある。
上記課題で述べたように、従来の飛翔害虫捕獲装置では、飛翔害虫を効率良く且つ確実に捕獲することは難しい。これは、装置付近に誘引された飛翔害虫が、装置内部にスムーズに侵入することを前提としているためである。飛翔害虫がスムーズに侵入しない場合、従来の飛翔害虫捕獲装置では、装置外表面に適切な構造物が無く止まり難いことから、飛翔害虫が装置から離れてしまう。また、飛翔害虫が侵入する開口部が適切に配置されていないため、飛翔害虫を装置内部に侵入させ難い。このように、従来の飛翔害虫捕獲装置では、装置に接近した飛翔害虫をうまく誘き寄せて、装置内部に確実に侵入させることができるとは言えない。
そこで、本発明者らが鋭意検討したところ、飛翔害虫を装置内部にスムーズに侵入させようとするのではなく、むしろ積極的に装置外表面に一旦止まらせ、且つ開口部を適切に配置することで、装置内部から外部に揮散する誘引成分を当該飛翔害虫に対して効率良く作用させることができ、その結果、飛翔害虫が装置内部へ侵入し易いことを見出した。
本構成の飛翔害虫捕獲装置では、飛翔害虫が誘引される誘引部と、前記誘引部を支持するベース部と、前記誘引成分が保持された薬液保持部を収納するトレイ部とを備え、誘引部に、外部に向けて突出する突状断面を有するエッジ部を設けているため、誘引成分によって装置に接近した飛翔害虫をエッジ部に止まらせ易い。飛翔害虫がエッジ部に止まると、その飛翔害虫は誘引成分を長時間に亘って確実に感知する。すると飛翔害虫は、誘引成分の濃度がより高い方向、すなわち、誘引成分の発生源のある装置内部へ引き寄せられる。ここで、エッジ部に隣接する位置には内部に行くほど幅狭となる開口部が形成されており、飛翔害虫はこの開口部を通って装置内部に引き寄せられる。開口部はエッジ部に隣接しているため、エッジ部に止まった飛翔害虫が装置内部に侵入し易い。一旦飛翔害虫が開口部から装置内部に侵入すると、その飛翔害虫は幅狭な開口部の方向には戻り難い。その結果、装置内部に侵入する飛翔害虫が増え、捕獲数が増加する。さらに、装置内部に殺虫剤を仕込んでおけば、やがて捕獲された飛翔害虫に殺虫成分が作用し、飛翔害虫を確実に死滅させることができる。
本発明に係る飛翔害虫捕獲装置において、
前記ベース部に、外気を導入する通気口が設けられていることが好ましい。
本構成の飛翔害虫捕獲装置では、ベース部に、外気を導入する通気口が設けられているため、外気を利用して誘引成分を広範囲に揮散することが可能となり、開口部からの誘引成分の揮散が促進される。その結果、誘引成分の発生源のある装置内部へ引き寄せられて侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
本発明に係る飛翔害虫捕獲装置において、
前記誘引部は、前記ベース部の中空下端部に対して傾斜して設けられ、前記通気口と前記開口部の少なくとも一部とが略同一平面上に位置するよう配置されていることが好ましい。
本構成の飛翔害虫捕獲装置では、誘引部は、ベース部の中空下端部に対して傾斜して設けられ、通気口と開口部の少なくとも一部とが略同一平面上に位置するよう配置されているため、ベース部の中空下端部と水平方向で通気口から装置内部に向かって導入される外気は、装置の内壁にぶつかり難く、速度の低下を最小限に抑えて、当該外気を開口部から排出することができる。これにより、誘引成分は、気流の速度を利用して遠方まで拡散し、また、エッジ部に止まっている飛翔害虫に誘引成分をより高濃度で作用させることができる。また、外気が水平方向以外の方向から導入される場合にあっては、通気口から導入した外気が内壁にぶつかることによって気流が発生するため、開口部から効率良く且つ様々な方向へ誘引成分を拡散させることができる。このように、本構成の飛翔害虫捕獲装置であれば、何れの風向で導入された外気であっても、それらを効率良く利用することができ、且つ誘引成分の効果を十分に発揮することができる。その結果、誘引成分の発生源のある装置内部へ引き寄せられて侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
本発明に係る飛翔害虫捕獲装置において、
前記誘引部は内部側に窪んだ凹状領域として形成されており、当該凹状領域の中央から周辺に向けて前記エッジ部と前記開口部とが交互配置されていることが好ましい。
本構成の飛翔害虫捕獲装置では、前記誘引部は内部側に窪んだ凹状領域として形成されており、当該凹状領域の中央から周辺に向けて前記エッジ部と前記開口部とが交互配置されているため、通気口から導入された外気が、開口部から放射状に効率良く排出され、当該外気に乗った誘引成分の拡散がより促進される。その結果、誘引成分の発生源のある装置内部へ引き寄せられて侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
本発明に係る飛翔害虫捕獲装置において、
前記エッジ部の先端側が面取処理されていることが好ましい。
本構成の飛翔害虫捕獲装置では、エッジ部の先端側が面取処理されているため、飛翔害虫はエッジ部により止まり易く、エッジ部に止まる飛翔害虫の数が増加し、且つエッジ部での滞在時間が延長される。このため、多数の飛翔害虫に対して誘引成分をより長時間に亘って確実に作用させることができる。その結果、誘引成分の発生源のある装置内部へ引き寄せられて侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の斜視図である。 本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の平面図である。 本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の正面図である。 本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の背面図である。 本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の縦断面図、及び一部拡大断面図である。 実施例及び比較例にかかる飛翔害虫捕獲装置の捕獲効果を確認するために実施した捕獲試験結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図しない。
図1は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の斜視図である。図2は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の分解斜視図である。図3は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の平面図である。図4は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の正面図である。図5は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の背面図である。図6は、本発明の実施形態による飛翔害虫捕獲装置の縦断面図、及び一部拡大断面図である。これらの図を用いて、本実施形態に係る飛翔害虫捕獲装置100の構成を説明する。
飛翔害虫捕獲装置100は、蓋部30、薬液保持部40、及びトレイ部50から構成され、様々な飛翔害虫(特に、コバエ類)を防除するために使用される。以下、飛翔害虫捕獲装置100の構成要件について詳述するが、説明の便宜上、トレイ部50、薬液保持部40、及び蓋部30の順に説明する。
〔トレイ部〕
トレイ部50は、後述の薬液保持部40を受け入れるとともに、薬液保持部40に保持された薬液に含まれる殺虫成分によって死滅した飛翔害虫の死骸を蓄える機能を有する。トレイ部50の内側底部には、薬液保持部40を固定するための固定部材51が設けられている。本実施形態では、薬液保持部40の側面及び一部の上面を4つの固定部材51で支持することで、薬液保持部40がトレイ部50の略中央に固定配置される。本実施形態では、対向する2つの固定部材51により、薬液保持部40の側面及び一部の上面を支持し、残りの2つの固定部材51により、薬液保持部40の側面を支持している。ただし、4つの固定部材51全てにより、薬液保持部40の側面及び一部の上面を支持するようにしても構わない。固定部材51は、薬液保持部40の中央を貫通する棒状の部材や、薬液保持部40を挟持するクランプ等でも構わない。トレイ部50には、後述の蓋部30を着脱するためのフランジ部52が設けられている。新品状態では、フランジ部52に、例えば、アルミニウム膜と樹脂膜とを積層してなるバリアフィルム(図示せず)が貼着されて内部が密封されており、薬液の乾燥を防止している。使用時には、フランジ部52からバリアフィルムを剥がして、内部を露出させた状態で蓋部30と嵌合させる。トレイ部50と蓋部30とは着脱可能に構成されており、必要に応じて、トレイ部50の内部の薬液保持部40を取り替えたり、トレイ部50の内部に誘引されて死滅した飛翔害虫の死骸を取り出すことができる。トレイ部50の水平方向の断面は、部屋等に設置し易いように矩形、円形等で構成されるが、不定形でも構わない。トレイ部50の底面積は、目立たせることなく設置できるように、10〜100cm程度に設定される。また、トレイ部50の深さを1〜10cm程度にすれば、薬液保持部40を確実に設置しつつ、安定性が良好となる。トレイ部50は、熱可塑性樹脂を用いた射出成型によりカップ形状に形成される。トレイ部50には飛翔害虫の死骸が溜まるため、通常、茶色等の濃色に着色した樹脂が用いられるが、内部の様子を確認し易いように半透明の樹脂を使用しても構わない。
〔薬液保持部〕
薬液保持部40は、染み込ませた薬液に含まれる誘引成分を揮散させて飛翔害虫を飛翔害虫捕獲装置100の内部に誘引するとともに、誘引した飛翔害虫に対して薬液に含まれる殺虫成分を接触又は摂取させることにより死滅させる機能を有する。薬液保持部40は、薬剤を染み込ませるための吸液担体、代表的には肉厚のフェルトで構成される。フェルトを肉厚にするために、薄手のフェルトを複数枚積層しても構わない。フェルトは、トレイ部50の固定部材51によって確実に固定されるように、固定部材51の配置間隔より若干大きいサイズに構成されている。また、フェルトは、形状を保持しつつ、薬液を効率良く吸収させるために、スパンレース法で表面にウェブを形成したり、エンボス加工を施したりすることができる。フェルトの代わりに、液体吸収可能なスポンジ、パルプ不織布、紙、繊維集合体等で薬液保持部40を構成しても構わない。あるいは、液体の誘引成分及び殺虫成分を混合してゲル状に固めたものを薬液保持部40として使用しても構わない。薬液には、飛翔害虫をトレイ部50の内部に侵入させるための誘引剤と、飛翔害虫を死滅させる殺虫剤とが含まれている。誘引剤としては、例えば、バルサミコ酢、リンゴ酢、米酢、玄米酢、粕酢、大豆酢、黒酢、ワインビネガー、すだち酢、赤酢、柿酢、麦芽酢、紫イモ酢、サトウキビ酢等が挙げられ、これらを単独又は混合して使用することができる。これらの誘引剤のうちバルサミコ酢は、飛翔害虫に対する誘引効果が優れているため、最も好ましい。殺虫剤としては、例えば、アレスリン、プラレトリン、イミプロトリン、フタルスリン、トランスフルトリン、レスメトリン、フェノトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、サイパーメスリン、エトフェンプロックス、シフルスリン、デルタメスリン、ビフェントリン、フェンバレレート、フェンプロパスリン、エムペンスリン、シラフルオフェン、メトフルトリン、プロフルトリン、天然ピレトリン、除虫菊エキス等のピレスロイド系化合物、カルバリル、プロポクスル、メソミル、チオジカルブ等のカーバメート系化合物、フェニトロチオン、ダイアジノン、マラソン、ピリダフェンチオン、プロチオホス、ホキシム、クロルピリホス、ジクロルボス等の有機リン系化合物、メトキサジアゾン等のオキサジアゾール系化合物、フィプロニル等のフェニルピラゾール系化合物、アミドフルメト等のスルホンアミド系化合物、ジノテフラン、イミダクロプリド等のネオニコチノイド系化合物、メトプレン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェン等の昆虫成長制御化合物等が挙げられ、これらを単独又は混合して使用することができる。これらの殺虫剤のうち、ネオニコチノイド系化合物であるジノテフランは、飛翔害虫に対する忌避性が小さく、誘引剤の誘引作用を阻害しないため、最も好ましい。薬液には、上記の誘引剤及び殺虫剤に加えて、例えば、酒類、酒粕、糖類、果実、果実加工品、乳酸製品、魚介類、魚介類加工品、魚介類抽出物、食肉、食肉加工品、食肉抽出物、香料等の他の誘引剤を含んでいても構わない。さらに、グリセリン等の脂肪族多価アルコール、ソルビトール等の糖アルコール、キサンタンガム等の増粘多糖類等の保湿剤を含ませれば、長期に亘って薬液の効能を発揮させることができる。
〔蓋部〕
蓋部30は、飛翔害虫捕獲装置100における主要な構成部材であり、外気を導入して誘引成分を拡散させることにより飛翔害虫を誘引するとともに、内部に侵入した飛翔害虫が外部に逃避することを防止する機能を有する。さらに、蓋部30は、トレイ部50に収容した薬液保持部40が露出することを防止する機能も有する。
蓋部30は、飛翔害虫が誘引される誘引部10と、誘引部10を支持するベース部20とを備えている。蓋部30は、熱可塑性樹脂を用いた射出成型により形成され、誘引部10とベース部20とが一体となった中空構造体として構成される。
<誘引部>
誘引部10は、本発明独特の特徴であるエッジ部11と開口部12とを備えている。エッジ部11及び開口部12は、両者が協同して、飛翔害虫を誘引・捕獲するとともに、捕獲した飛翔害虫が逃避することを防止する誘引捕獲手段として機能する。
エッジ部11を設けることにより、誘引成分によって装置付近に引き寄せられた飛翔害虫を一旦止まらせることができる。図3及び図4において、エッジ部11を太線で示してある。図6を用いて、エッジ部11をより詳細に説明する。エッジ部11は、誘引部10の表面側(後述する開口部12の下端位置Xより上側)に位置し、裏面側(開口部12の下端位置Xより下側)の段部16と一体となっている。ちなみに、段部16は、光を反射するため、後述する光反射部14と同様に、誘引成分による誘引効果を補助する。
エッジ部11は、外部に向けて突出する突状断面を有している。すなわち、開口部12の下端位置Xから外部に向けて突出している。エッジ部11は、先端側程細くなる楔形断面に構成される。ただし、エッジ部11の先端側と基端側とが略同じ幅を有する矩形断面であっても構わない。エッジ部11の先端側は面取処理されている(面取処理部11a)。エッジ部11(特に、面取処理部11a)には、飛翔害虫が集中的に止まる傾向がある。飛翔害虫がエッジ部11に止まると、その飛翔害虫は誘引成分を長時間に亘って確実に感知する。すると飛翔害虫は、誘引成分の濃度がより高い方向、すなわち、誘引成分の発生源である薬液保持部40へ引き寄せられる。その結果、装置内部に侵入する飛翔害虫が増え、捕獲数が増加する。エッジ部11は、誘引部10の全域に設けることが好ましい。これにより、多数の飛翔害虫が誘引成分に引き寄せられて装置に接近した場合であっても、何れかのエッジ部11に確実に止まらせることが可能となる。
エッジ部11の突出長(すなわち、開口部12の下端位置Xからエッジ部11の上端(面取処理部11a)までの距離)は、1〜10mm程度であることが好ましい。これにより、誘引成分の効果を十分に発揮させて、飛翔害虫を確実にエッジ部11に止まらせることができる。
エッジ部11の面取処理部11aは、幅方向が1〜5mm程度であることが好ましい。代表的な飛翔害虫であるコバエの体長が1〜3mmであることから、面取処理部11aの幅を上記範囲に設定すれば、コバエを確実にエッジ部11に止まらせることができる。それと同時に、蓋部30に設けた誘引部10の表面を効率良く利用することができる。
開口部12は、エッジ部11に隣接する位置に設けられている。開口部12は、飛翔害虫が装置内部に侵入するための侵入口である。また、誘引成分を装置外部に揮散させる機能を有する。開口部12は、図6に示すように、エッジ部11と当該エッジ部11の側方にある段部16とによって挟まれており、エッジ部11の一側面と段部16の一側面とが一定の間隔を空けて向かい合うことで、エッジ部11に隣接しながら延在する開口部12が構成される。このように、開口部12はエッジ部11に隣接しているため、エッジ部11に止まった飛翔害虫が装置内部に侵入し易い。
図6中の一部拡大断面図で示すとおり、開口部12は、装置内部に行くほど幅狭となっている。すなわち、開口部12の外部側長さmより、内部側長さnの方が小さくなるように設定されている。この場合、一旦飛翔害虫が開口部12から装置内部に侵入すると、その飛翔害虫は幅狭な開口部12の方向には戻り難い(飛翔害虫返し構造)。このような飛翔害虫返し構造とすれば、装置内部に侵入する飛翔害虫が増え、捕獲数が増加する。従って、トレイ部50に収容された薬液保持部40に含まれる薬液中の殺虫成分が、やがて捕獲された飛翔害虫に作用し、飛翔害虫を確実に死滅させることができる。
開口部12の外部側長さmと内部側長さnとの比率m/nは、1.1〜2.5程度であることが好ましい。これにより、装置内部に侵入した飛翔害虫が外部に戻ることを確実に抑制しつつ、装置に接近してきた新たな飛翔害虫が開口部12の入口付近で留まって装置内部に侵入しない事態も少なくなる。外部側長さmは、2〜7mm程度であることが好ましい。代表的な飛翔害虫であるコバエの体長が1〜3mmであることから、外部側長さmを上記範囲に設定すれば、コバエは開口部12を無理なく通過することができ、しかも後戻りも防止することができる。
本実施形態では、誘引部10は内部側に窪んだ凹状領域として形成されており、当該凹状領域の中央から周辺に向けてエッジ部11と開口部12とが交互配置されている。言い換えると、エッジ部11と開口部12とがすり鉢状に交互配置されている。このような配置のため、後述するベース部20の通気口21から導入された外気が、開口部12から放射状に効率良く排出され、当該外気に乗った誘引成分の拡散がより促進される。その結果、誘引成分の発生源である薬液保持部40へ引き寄せられて装置内部へ侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
また、本実施形態では、誘引部10に円弧状の開口部12が複数形成されているが、これら複数の開口部12は、複数の接続部13で互いに接続され、同心円状のパターンを形成する。さらに、各接続部13は、誘引部10の中央に設けられた中心部15へと放射状に繋がっている。接続部13の上には光反射部14が備えられている。光反射部14は、凸形状を有しており、外部光を反射することによって飛翔害虫を誘引する。これにより、蓋部30の表面を有効に利用しながら、誘引成分による誘引を光反射部14が補助することができる。中心部15は、前述の内部側に窪んだ凹状領域の中央部分であり、放射状に放出される誘引成分の揮散中心となる。中心部15も光反射部14と同様に、光を反射する機能を有するため、誘引成分による誘引を補助することができる。その結果、誘引成分の発生源である薬液保持部40へ引き寄せられて装置内部に侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
<ベース部>
ベース部20は、誘引部10を支持する。ベース部20には、誘引成分を揮散させるための外気を導入する通気口21が設けられている。さらに、蓋部30をトレイ部50に被せて固定するための環状保持部22が設けられている。通気口21の形状は、円、楕円、矩形、不定形等、外気を導入し易い形状であれば何れの形状を採用しても構わない。通気口21は複数設けられていることが好ましく、通気口21の1つあたりの開口面積は、20〜150mm程度に設定される。これにより、蓋部30の表面を有効に利用しながら、誘引成分を効率良く揮散するために必要な量の外気を、装置内部に確実に導入することができる。
前述のように、ベース部20は誘引部10と一体化されているが、誘引部10はベース部20の中空下端部に対して傾斜して設けられる。ベース部20の中空下端部とは、ベース部20の環状保持部22と実質的に同一である。このように、誘引部10を傾斜配置にすれば、ベース部20側に設けられた通気口21と、誘引部10側に設けられた開口部12の少なくとも一部とが、図6に示すように、略同一平面Zの上に位置することになる。従って、ベース部20の中空下端部と水平方向で通気口21から装置内部に向かって導入される外気は、装置の内壁にぶつかり難く、速度の低下を最小限に抑えて、当該外気を開口部12から排出することができる。これにより、誘引成分は、気流の速度を利用して遠方まで拡散し、また、エッジ部11に止まっている飛翔害虫に、誘引成分をより高濃度で感知させることができる。また、外気が水平方向以外の方向から導入される場合にあっては、通気口21から導入した外気が内壁にぶつかることによって気流が発生するため、開口部12から効率良く且つ様々な方向へ誘引成分を拡散させることができる。このように、本実施形態であれば、何れの風向で導入された外気であっても、それらを効率良く利用することができ、且つ誘引成分の効果を十分に発揮することができる。その結果、誘引成分の発生源である薬液保持部40へ引き寄せられて装置内部に侵入する飛翔害虫の数がより増加する。
ところで、本発明者らによる研究によれば、飛翔害虫は、特に橙色又は茶色に誘引され易いことが明らかになっている。具体的には、橙色の誘引効果を1.00とすると、他の主な色の誘引効果は、茶色(0.85)、黒色(0.76)、緑色(0.50)、白色(0.42)、赤色(0.28)、青色(0.26)の結果が得られている。そこで、本実施形態では、蓋部30を橙色に着色している。これにより、飛翔害虫が装置に誘引され易くなり、誘引成分とあわせることで大きな誘引効果を発揮することができる。なお、蓋部30の色を透明又はシボ加工を施した橙色とすれば、高い誘引効果を維持しながら、蓋部30を外すことなくトレイ部50の内部を容易に視認することができる。一方、蓋部30を茶色又は黒色とすれば、トレイ部50内部に溜まった飛翔害虫の死骸が上方から見え難くなるため、使用者に不快な印象を与え難い。
本発明の飛翔害虫捕獲装置の捕獲効果を確認するため、上述の実施形態に実質的に相当する飛翔害虫捕獲装置を使用し、代表的な飛翔害虫であるコバエの捕獲試験を実施した。実施例で使用した飛翔害虫捕獲装置の仕様は、以下のとおりである。
<飛翔害虫捕獲装置(本発明品)>
(1)蓋部
素材:ポリプロピレンによる射出成型品
色:透明橙色
エッジ部高さ:25mm
開口部総面積:1000〜1300mm
通気口総面積:480mm
(2)トレイ部
素材:ポリプロピレンによる射出成型品
色:茶色
(3)薬液保持部
素材:フェルト(エンボス加工付)
サイズ:長さ50mm×幅50mm×厚さ17mm
(4)薬液組成
誘引剤(バルサミコ酢、三温糖)
殺虫剤(ジノテフラン)
保湿剤(グリセリン)
その他成分(精製水等)
<比較例>
また、比較例として、従来技術と同様の構成を有する装置を使用し、実施例と同条件でコバエの捕獲試験を実施した。ちなみに、比較例の装置には、本発明の主要な構成であるエッジ部11は設けられていない。また、薬液保持部にはゲル粒を使用している。
<試験方法>
コバエが生息する室内に、実施例に係る飛翔害虫捕獲装置と比較例に係る飛翔害虫捕獲装置とを一定の距離を空けて設置した。次に、開封直後(試験開始直後)、初期、中期、末期において、30分間で捕獲できたコバエの数を計数した。開封直後における実施例のコバエ捕獲数を基に、各時期における捕獲数比を求めた。なお、開封した飛翔害虫捕獲装置の有効期限は、使用状況によるが約1〜2ヵ月と想定している。
<試験結果>
図7は、実施例及び比較例にかかる飛翔害虫捕獲装置の捕獲効果を確認するために実施した捕獲試験結果を示すグラフである。試験の結果、試験開始直後から試験終了まで、実施例に係る飛翔害虫捕獲装置の方が、比較例に係る飛翔害虫捕獲装置よりも捕獲数比が常に高かった。試験開始時から試験終了時までの捕獲数比の減少割合も、実施例に係る飛翔害虫捕獲装置の方が少ないことが判明した。
以上のように、本実施例に係る飛翔害虫捕獲装置は、従来の飛翔害虫捕獲装置よりも高い捕獲効果を有している。本実施例に係る飛翔害虫捕獲装置は、薬剤保持部をフェルトで構成し、特定の誘引部形状を採用することによって、ゲル粒等で構成した場合よりも効率良く飛翔害虫を誘引・捕獲することができた。
〔別実施形態〕
本発明の飛翔害虫捕獲装置にあっては、上記実施形態に対して改変を行うことも可能である。そこで、これらの改変例を別実施形態として説明する。
<1>誘引部10において、エッジ部11及び開口部12を交互に平行に配置する。上述の実施形態では、開口部12に隣接するエッジ部11を安定させるために、蓋部30にエッジ部11どうしを繋げるための接続部13及び接続部13を支持するための中心部15を設ける必要がある。しかし、本別実施形態における飛翔害虫捕獲装置では、エッジ部11を誘引部10の外周に直接接続できるため、接続部13及び中心部15を設ける必要が無い。これにより、同じ蓋部30を使用した場合に、開口部12の総面積が大きくなるので、より有効に蓋部30の表面を利用して誘引成分を拡散しつつ、飛翔害虫を装置内部に侵入させることができる。
<2>誘引部10において、複数のエッジ部11を格子状に配置する。この場合、エッジ部11によって、開口部12の全側壁が形成される。本別実施形態も、接続部13及び接続部13を支持するための中心部15を設ける必要が無い。より有効に蓋部30の表面を利用して、エッジ部11と開口部12とを配置することができるため、効率的に飛翔害虫を誘引し、装置内部に捕獲することができる。
<3>誘引部10とベース部20とを一体化して、開口部12と通気口21とを不規則に配置する。つまり、蓋部30の全体に、開口部12と通気口21とが存在している。この場合、気流の動きがより複雑になるため、装置付近に誘引した飛翔害虫をより確実に装置内部に侵入させることが可能となる。
本発明の飛翔害虫捕獲装置は、飛翔害虫のうち特に、ショウジョウバエ、ノミバエ、クロバネキノコバエ、キノコバエ、チョウバエ等のコバエ類に対して好適に利用可能であるが、イエバエ、クロバエ、キンバエ、ニクバエ等のハエ類に対しても利用可能である。
10 誘引部
11 エッジ部
11a 面取処理部
12 開口部
20 ベース部
21 通気口
30 蓋部
40 薬液保持部
50 トレイ部
100 飛翔害虫捕獲装置

Claims (5)

  1. 内部の誘引成分を外部に揮散させて飛翔害虫を捕獲する飛翔害虫捕獲装置であって、
    前記飛翔害虫が誘引される誘引部と、前記誘引部を支持するベース部と、前記誘引成分が保持された薬液保持部を収納するトレイ部とを備え、
    前記誘引部に、外部に向けて突出する突状断面を有するエッジ部と、当該エッジ部に隣接して内部に行くほど幅狭となる開口部とが設けられている飛翔害虫捕獲装置。
  2. 前記ベース部に、外気を導入する通気口が設けられている請求項1に記載の飛翔害虫捕獲装置。
  3. 前記誘引部は、前記ベース部の中空下端部に対して傾斜して設けられ、前記通気口と前記開口部の少なくとも一部とが略同一平面上に位置するよう配置されている請求項1又は2に記載の飛翔害虫捕獲装置。
  4. 前記誘引部は内部側に窪んだ凹状領域として形成されており、当該凹状領域の中央から周辺に向けて前記エッジ部と前記開口部とが交互配置されている請求項1〜3の何れか一項に記載の飛翔害虫捕獲装置
  5. 前記エッジ部の先端側が面取処理されている請求項1〜4の何れか一項に記載の飛翔害虫捕獲装置。
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