JPH11155454A - 害虫駆除装置 - Google Patents

害虫駆除装置

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JPH11155454A
JPH11155454A JP32923697A JP32923697A JPH11155454A JP H11155454 A JPH11155454 A JP H11155454A JP 32923697 A JP32923697 A JP 32923697A JP 32923697 A JP32923697 A JP 32923697A JP H11155454 A JPH11155454 A JP H11155454A
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temperature
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heating
door
unit
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Hiroaki Sasaki
弘明 佐々木
Takashi Doi
尚 土居
Satoki Kurosawa
聡樹 黒澤
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Ikari Shodoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、人体、環境に対して影響を与える
ことなく農産物に寄生している害虫を効果的に駆除する
ことができるとともに、虫卵をも駆除することができる
害虫駆除装置を得ること。 【解決手段】 本発明は、農産物の梱包材2、2、・・・
を搬送するベルトコンベア1と、ベルトコンベア1の近
傍に設けられ、害虫および虫卵が死滅する温度まで梱包
材2、2、・・・を加熱した後、強制冷却する加熱装置3
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農産物に寄生して
いる害虫および該農産物の梱包材に産みつけられた虫卵
の駆除に用いられる害虫駆除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品工場においては、加工原料たる農産
物に害虫が寄生している可能性がある。そこで、従来よ
り、食品工場においては、外部より搬入される農産物に
対してガス薫蒸によって殺虫剤を用いたり、多数の、梱
包材(ダンポール、木箱)の中からサンプリング的に数
個の梱包材を選出した後、選出された梱包材内の農産物
に害虫が寄生しているか否かを検査官が目視により検査
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
殺虫剤を用いる方法では、人体、環境への影響が懸念さ
れるという問題があった。また、検査官による検査にお
いては、全ての農産物に対する害虫寄生の有無を確認す
ることができないという問題があるとともに、梱包材に
産みつけられた、極めて小さい虫卵を発見することが困
難であるという問題をもあった。本発明はこのような背
景の下になされたもので、人体、環境に対して影響を与
えることなく農産物に寄生している害虫を効果的に駆除
することができるとともに、虫卵をも駆除することがで
きる害虫駆除装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、農産物を内部に有する梱包材と、害虫および虫卵が
死滅する温度まで前記梱包材を加熱する加熱手段と、加
熱後の前記梱包材を強制冷却する冷却手段とを具備する
ことを特徴とする。また、請求項2に記載の発明は、農
産物を内部に各々有する複数の梱包材を第1の搬送速度
で搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段によ
り搬送された前記複数の梱包材を前記第1の搬送速度よ
り速い第2の搬送速度で搬送する第2の搬送手段と、害
虫および虫卵が死滅する温度まで、前記第2の搬送手段
上の前記複数の梱包材を加熱する加熱手段と、加熱後の
前記複数の梱包材を強制冷却する冷却手段とを具備する
ことを特徴とする。また、請求項3に記載の発明は、請
求項1または2に記載の害虫駆除装置において、前記梱
包材近傍の温度を検出する梱包材温度検出手段を具備
し、前記加熱手段は、前記梱包材温度検出手段の検出結
果に基づいて、前記梱包材を加熱することを特徴とす
る。また、請求項4に記載の発明は、請求項1または2
に記載の害虫駆除装置において、前記農産物の内部の温
度を検出する農産物温度検出手段を具備し、前記加熱手
段は、前記農産物温度検出手段の検出結果に基づいて、
前記梱包材を加熱することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、図面を参
照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発
明の第1実施形態による害虫駆除装置の外観構成を示す
斜視図である。図2は図1に示すA−A線視断面図であ
る。図3は本発明の第1実施形態による害虫駆除装置の
概略外観構成を示す斜視図である。図1において、1
は、同図に示す矢印X方向に循環駆動されるベルトコン
ベアであり、梱包材2、2、・・・を搬送する。上記梱包
材2は、ダンボール、木箱等であり、ジャガイモ、オレ
ンジ等の農産物(図示略)を梱包している。
【0006】3は、ベルトコンベア1の近傍に設けられ
た加熱装置であり、梱包材2、2、・・・を加熱する。こ
の加熱装置3において、4は、ベルトコンベア1側の側
面に入口開口部4a、および該側面に対向する側面に出
口開口部4bを有する筐体である。5は、入口開口部4
aを開状態または閉状態にする入口扉である。6は、出
口開口部4bを開状態または閉状態にする出口扉であ
る。
【0007】図3に示す71〜7nは、出口扉6の底板に
沿って、図1に示す入口開口部4aから出口開口部4b
に至るまで配設されたn本のローラであり、梱包材2、
2、・・・を同図に示す矢印Y方向へ搬送する。このロー
ラ71〜7nによる梱包材2、2、・・・の搬送速度は、ベ
ルトコンベア1による梱包材2、2、・・・の搬送速度よ
り速い。
【0008】図2において、8は、左上隅に長手方向
(図1参照)に沿って配設された左クロスフローファン
であり、筐体4の内部空間4iの空気を循環させる。4
cは、筐体4の左側板4gの上部に長手方向に形成され
た左側面開口部であり、外部の空気を内部空間4iへ導
入する役目をしている。この左側面開口部4cには、図
示しない空気フィルタが取り付けられている。9は、左
側面開口部4cを開状態または閉状態にする左側面扉で
ある。
【0009】4dは、筐体4の右側板4hの上部に長手
方向に形成された右側面開口部であり、外部の空気を内
部空間4iに導入する役目をしている。この右側面開口
部4dには、図示しない空気フィルタが取り付けられて
いる。11は、右側面開口部4dを開状態または閉状態
にする右側面扉である。
【0010】4fは、筐体4の天井板4eの中央部に長
手方向に形成された天井開口部であり、内部空間4iの
空気を外部に排気する役目をしている。この天井開口部
4fには、図示しない空気フィルタが取り付けられてい
る。12は、天井開口部4fを開状態または閉状態にす
る天井扉である。13は、天井開口部4fの全面をほぼ
覆うように設けられたカバーである。14は、左側板4
gに取り付けられた左側面ヒータであり、内部空間4i
の空気を加熱する。15は、右側板4hに取り付けられ
た右側面ヒータであり、内部空間4iの空気を加熱す
る。
【0011】4jは、左側板4gに沿いかつ対向するよ
うに配設された断面逆L字状の左ダクト板であり、この
左ダクト板4jと左側板4gとは、左ダクト4kを構成
しており、この左ダクト4kは、内部空間4iの下部の
空気および左側面開口部4cからの外気を天井開口部4
fへ導く役目をしている。
【0012】4lは、右側板4hに沿いかつ対向するよ
うに配設された断面逆L字状の右ダクト板であり、この
右ダクト板4lと右側板4hとは、右ダクト4mを構成
しており、この右ダクト4mは、内部空間4iの下部の
空気および右側面開口部4dからの外気を天井開口部4
fへ導く役目をしている。図3に示す16は、ローラ7
nの近傍に設けられた位置検出センサであり、梱包材2
の位置を検出する。
【0013】図4は、本発明の第1実施形態による害虫
駆除装置の電気的構成を示すブロック図であり、この図
においては、図1〜図3の各部に対応する部分には同一
の符号を付けその説明を省略する。図4において、20
は、装置各部を制御する制御部であり、この制御部20
の動作の詳細については後述する。21は、設定部であ
り、梱包材2に対する加熱温度(例えば、60℃)、加
熱時間(例えば、40分)および内部空間4iの冷却温
度(例えば、30℃)の各設定に用いられる。
【0014】22は、制御部20において計時に用いら
れるクロックパルスを発生するクロックパルス発生部で
ある。23は、内部空間4iの温度を室内温度THとし
て検出する温度検出器である。241〜24nは、ローラ
71〜7nに対応して各々設けられたローラ駆動部であ
り、制御部20から供給される駆動信号に基づいてロー
ラ71〜7nを各々駆動する。25は、制御部20から供
給される駆動信号に基づいてベルトコンベア1を駆動す
るベルトコンベア駆動部である。
【0015】26は、天井扉12(図2参照)を駆動す
る天井扉駆動部である。27は、右側面扉11(図2参
照)を駆動する右側面扉駆動部である。28は、左側面
扉9(図2参照)を駆動する左側面扉駆動部である。2
9は、入口扉5(図1参照)を駆動する入口扉駆動部で
ある。30は、出口扉6(図1参照)を駆動する出口扉
駆動部である。
【0016】次に、上述した第1実施形態による害虫駆
除装置の動作について図5に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。図5に示すステップSA1では、作業
員は、図4に示す設定部21を用いて、上述した梱包材
2に対する加熱温度として、例えば、60℃、加熱時間
として例えば、40分、内部空間4iの冷却温度とし
て、例えば、30℃を各々設定する。
【0017】そして、作業員により運転開始スイッチが
操作されると、制御部20は、ステップSA2へ進む。
ステップSA2では、制御部20は、ベルトコンベア駆
動部25、左クロスフローファン8および右クロスフロ
ーファン10へ駆動信号を各々出力した後、ステップS
A3へ進む。これにより、図1に示すベルトコンベア1
が同図に示す矢印X方向に循環駆動される。これと同時
に、左クロスフローファン8および右クロスフローファ
ン10が回転駆動され、内部空間4iには、空気の流れ
が生じる。
【0018】ステップSA3では、制御部20により入
口扉駆動部29へ開信号が供給されると、入口扉駆動部
29が駆動され、図1に示す入口扉5が開状態とされ
る。また、制御部20により出口扉駆動部30へ閉信号
が供給されると、図1に示す出口扉6が閉状態とされ
る。さらに、制御部20により、天井扉駆動部26、右
側面扉駆動部27および左側面扉駆動部28へ駆動信号
が各々供給されると、図2に示す天井扉12、右側面扉
11および左側面扉9が各々閉状態とされる。また、
今、ローラ71〜7nは、ローラ駆動部241〜24nによ
り回転駆動されているものとし、上述したように、ロー
ラ71〜7nによる梱包材2の搬送速度は、ベルトコンベ
ア1による梱包材2の搬送速度より速い。
【0019】また、左側面扉9、右側面扉11および天
井扉12が閉状態とされていることから、図2に示す内
部空間4iは、閉鎖空間とされる。これにより、内部空
間4iの同図左側空間においては、同図に示す矢印BL
で示すループ経路を通って空気が循環する。他方、内部
空間4iの同図右側空間においては、同図に示す矢印B
Rで示すループ経路を通って空気が循環している。
【0020】次に、ステップSA4では、制御部20
は、筐体4の内部に収容すべき梱包材2、2、・・・が全
て収容されたか否かを判断する。具体的には、制御部2
0は、位置検出センサ16より位置検出信号が入力され
たか否かを判断する。今の場合には、上記位置検出信号
が入力されていないものとし、従って、制御部20は、
ステップSA4の判断結果を「NO」として同判断を繰
り返す。
【0021】そして、今、作業員により複数の梱包材
2、2、・・・が図1に示すベルトコンベア1の一端部に
順次載置されると、梱包材2、2、・・・は、ベルトコン
ベア1により同図に示す矢印X方向へ各々搬送される。
そして、1番目の梱包材2がローラ71近傍に位置する
と、該最初の梱包材2は、ローラ71〜7nにより同図に
示す矢印Y方向へ搬送される。次に、2番目の梱包材2
がローラ71近傍に位置すると、該2番目の梱包材2
は、ローラ71〜7nにより同図に示す矢印Y方向へ搬送
されるが、ローラ71〜7nにおいては、ベルトコンベア
1の搬送速度とローラ71〜7nの搬送速度との差の分だ
け所定間隔をおいて、1番目の梱包材2と2番目の梱包
材2とが搬送される。以後、第3番目以降の梱包材2が
ベルトコンベアおよびローラ71〜7nにより順次搬送さ
れる。
【0022】そして、今、1番目の梱包材2が図3に示
すローラ7n近傍まで搬送されると、位置検出位置検出
センサ16からは、該1番目の梱包材2の位置を検出し
たことを示す位置検出信号が制御部20へ出力される。
これにより、制御部20は、ステップSA4の判断結果
を「YES」としてステップSA5へ進む。
【0023】ステップSA5では、制御部20は、ロー
ラ駆動部241〜24nへ停止信号を入口扉駆動部29へ
閉信号を供給した後、ステップSA6へ進む。これによ
り、ローラ71〜7nが停止されるとともに、入口扉5が
閉状態とされる。
【0024】ステップSA6では、制御部20は、左側
面ヒータ14および右側面ヒータ15へオン信号を各々
供給した後、ステップSA7へ進む。これにより、図2
に示す左側面ヒータ14により加熱された空気が左ダク
ト4kにより天井開口部4f方向へ導かれた後、下方へ
流れ、さらに左ダクト4kに導かれる。すなわち、内部
空間4iの同図左側空間においては、同図に示す矢印B
L方向の経路を通って、加熱空気が対流している。
【0025】これと同様にして、右側面ヒータ15によ
り加熱された空気が右ダクト4mにより天井開口部4f
方向へ導かれた後、下方へ流れ、さらに右ダクト4mに
導かれる。すなわち、内部空間4iの同図右側空間にお
いては、同図に示す矢印BR方向の経路を通って、加熱
空気が対流している。そして、時間の経過とともに、内
部空間4iの室内温度が上昇し、該室内温度は温度検出
器23(図4参照)により室内温度THとして検出され
る。
【0026】ステップSA7では、制御部20は、温度
検出器23の検出結果である室内温度THがステップS
A1において設定された設定温度(60℃)と同一であ
るか否かを判断する。今の場合、室内温度THが60℃
より低いものとし、従って、制御部20は、ステップS
A7の判断結果を「NO」として同判断を繰り返す。
【0027】そして、今、室内温度THが60℃になっ
たとすると、制御部20は、ステップSA7の判断結果
を「YES」として、ステップSA8へ進む。また、制
御部20は、室内温度THが60℃に維持されるよう
に、温度検出器23の検出結果を受けながら、左側面ヒ
ータ14および右側面ヒータ15に対してフィードバッ
ク制御を行う。ここで、室内温度THが60℃である場
合においては、梱包材2、2、・・・および内部の農産物
の温度が少なくとも50℃近傍になっている。この50
℃近傍の温度は、害虫および虫卵が死滅する温度であっ
て、かつ農産物の品質に影響がない温度である。
【0028】ステップSA8では、制御部20は、クロ
ックパルス発生部22から供給されるクロックパルスの
カウントを開始することにより、計時を開始した後、ス
テップSA9へ進む。ステップSA9では、制御部20
は、計時結果Tkが、ステップSA1において設定され
た加熱時間(40分)と等しくなったか否かを判断し、
同判断結果が「NO」の場合、同判断を繰り返す。言い
換えれば、制御部20は、内部空間4iの温度が60℃
になってから40分経過したか否かを判断する。ここ
で、上記40分の時間は、梱包材2内部の農産物の品質
に影響を与えない時間である。
【0029】そして、今、計時結果Tkが40分になっ
たとすると、制御部20は、ステップSA9の判断結果
を「YES」として、ステップSA10へ進む。ステッ
プSA10では、制御部20は、左側面ヒータ14およ
び右側面ヒータ15をオフにした後、ステップSA11
へ進む。ステップSA11では、制御部20は、天井扉
駆動部26、右側面扉駆動部27および左側面扉駆動部
28へ駆動信号を各々出力した後、ステップSA12へ
進む。これにより、図2に示す天井扉12、右側面扉1
1および左側面扉9が各々開状態とされる。
【0030】これにより、図2に示す左側面開口部4c
からは、同図に示す矢印CLの経路を通って、外部の低
温空気が内部空間4iへ流入し、該低温空気は、左ダク
ト4kにより天井開口部4fへ導かれた後、外部へ排気
される。これと同様にして、右側面開口部4dからは、
同図に示す矢印CRの経路を通って、外部の低温空気が
内部空間4iへ流入し、該低温空気は、右ダクト4mに
より天井開口部4fへ導かれた後、外部へ排気される。
【0031】さらに、内部空間4iの同図左側空間にお
いては、同図に示す矢印DLの経路を通って、加熱空気
が左ダクト4kを通って、天井開口部4fから排気され
るとともに、内部空間4iの同図右側空間においては、
同図に示す矢印DRの経路を通って、加熱空気が右ダク
ト4mを通って、天井開口部4fから排気される。この
結果、内部空間4iが強制冷却されるため、内部空間4
iおよび梱包材2(農産物)の温度が急激に低下する。
【0032】ステップSA12では、制御部20は、温
度検出器23により検出されている室内温度THが、ス
テップSA1において設定された冷却温度(30℃)以
下であるか否かを判断し、同判断結果が「NO」の場
合、同判断を繰り返す。そして、今、室内温度THが3
0℃以下になったとすると、制御部20は、ステップS
A12の判断結果を「YES」としてステップSA13
へ進む。
【0033】ステップSA13では、制御部20は、出
口扉駆動部30へ駆動信号を出力した後、ステップSA
14へ進む。これにより、出口扉6が開状態とされる。
ステップSA14では、制御部20は、ローラ駆動部2
41〜24nへ駆動信号を各々出力した後、ステップSA
15へ進む。これにより、ローラ71〜7nが駆動され、
梱包材2、2、・・・は、出口開口部4b側へ再び搬送さ
れる。
【0034】ステップSA15では、制御部20は、筐
体4内部の梱包材2、2、・・・が全て筐体4から搬送さ
れたか否かを判断する。具体的には、制御部20は、位
置検出センサ16により最後の梱包材2が検出されたか
否かを判断する。そして、上記最後の梱包材2が検出さ
れると、制御部20は、ステップSA15の判断結果を
「YES」としてステップSA3へ戻り上述した動作を
繰り返す。すなわち、ステップSA3以降においては、
第2回目分の梱包材2、2、・・・に対する加熱処理およ
び強制冷却処理が行われる。
【0035】以上説明したように、上述した第1実施形
態による害虫駆除装置によれば、梱包材2に対して加熱
処理を施しているので、梱包材2内部の農産物のみなら
ず梱包材2に産みつけられた虫卵をも駆除することがで
きる。また、上述した第1実施形態による害虫駆除装置
によれば、殺虫剤を用いることなく害虫および虫卵の駆
除を行うように構成したので、人体、環境に影響を与え
ることがない。また、上述した第1実施形態による害虫
駆除装置によれば、ベルトコンベア1とローラ71〜7n
との搬送速度が異なるように構成したので、筐体4内部
において、複数の梱包材2、2、・・・間に適度な間隔が
できることから、梱包材2、2、・・・をより均一に加熱
することができ、ひいては、より効果的に害虫および虫
卵の駆除を行うことができる。
【0036】さらに、上述した第1実施形態による害虫
駆除装置によれば、加熱後に内部空間4i(梱包材2)
を強制冷却するように構成したので、梱包材2内部の農
産物の品質劣化を防止することができる。
【0037】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態による害虫駆除装置の構成について図6および図7
を参照して説明する。図6は、本発明の第2実施形態に
よる害虫駆除装置の構成を示す断面図であり、この図に
おいては、図2の各部に対応する部分には同一の符号を
付けその説明を省略する。図6においては、左ダクト扉
31および右ダクト扉32が新たに設けられている。
【0038】図6に示す左ダクト扉31は、左ダクト4
kの上側開口部4jLに取り付けられており、内部空間
4iの加熱時に開かれる一方、内部空間4iの強制冷却
時に閉じられる。右ダクト扉32は、右ダクト4mの上
側開口部4jRに取り付けられており、内部空間4iの
加熱時に開かれる一方、内部空間4iの強制冷却時に閉
じられる。また、図6に示す左クロスフローファン8お
よび右クロスフローファン10は、図2に示すものと逆
方向の空気の流れを生じさせるものである。
【0039】図7は、本発明の第2実施形態による害虫
駆除装置の電気的構成を示すブロック図であり、この図
において、図4の各部に対応する部分には同一の符号を
付けその説明を省略する。図7においては、温度検出装
置33、温度検出器34、送信部35、アンテナ36、
受信部37、アンテナ38、右ダクト扉駆動部39およ
び左ダクト扉駆動部40が新たに設けられている。
【0040】図7に示す温度検出装置33は、梱包材2
の近傍の温度または梱包材2内部の農産物の温度を検出
して、検出結果を電波Rを介して送信する。ここで、上
記梱包材2の近傍とは、梱包材2の表面、梱包材2と農
産物との間の空間をいう。温度検出装置33において、
温度検出器34は、梱包材2の近傍または農産物の温度
を検出して検出結果を温度データDTとして出力する。
【0041】ここで、梱包材2の近傍の温度を検出する
場合、温度検出器34は、梱包材2の表面に取り付けら
れる。また、農産物の温度を検出する場合、温度検出器
34は、農産物の表面に取り付けられるかまたは農産物
に挿入される。送信部35は、温度検出器34より入力
される温度データDTに変調をかけて、これを電波Rと
してアンテナ36から送信する。
【0042】受信部37は、アンテナ38を介して電波
Rを受信した後、受信信号を復調して温度データDTと
して制御部20へ出力する。右ダクト扉駆動部39は、
制御部20の制御により図6に示す右ダクト扉32を開
閉する。左ダクト扉駆動部40は、制御部20の制御に
より図6に示す左ダクト扉31を開閉する。
【0043】次に、上述した第2実施形態による害虫駆
除装置の動作について図8に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。図8に示すステップSB1では、作業
員は、図7に示す設定部21を用いて、上述した梱包材
2(または農産物)に対する加熱温度として、例えば、
50℃、加熱時間として例えば、40分、内部空間4i
の冷却温度として、例えば、250℃を各々設定する。
【0044】そして、作業員により運転開始スイッチが
操作されると、制御部20は、ステップSB2へ進む。
ステップSB2では、制御部20は、ベルトコンベア駆
動部25、左クロスフローファン8および右クロスフロ
ーファン10へ駆動信号を各々出力した後、ステップS
B3へ進む。これにより、図1に示すベルトコンベア1
が同図に示す矢印X方向に循環駆動される。これと同時
に、左クロスフローファン8および右クロスフローファ
ン10が駆動され、内部空間4iには、空気の流れが生
じる。
【0045】また、ステップSB2では、作業員は、図
1に示すベルトコンベア1に載置される前の梱包材2に
温度検出装置33(図7参照)を設置する。すなわち、
梱包材2の近傍の温度を検出する場合、温度検出器34
は梱包材2の近傍に設置され、梱包材2の内部の農産物
の内部(または表面)の温度を検出する場合、温度検出
器34は、農産物の表面(または内部)に設置される。
【0046】ステップSB3では、制御部20により右
ダクト扉駆動部39および左ダクト扉駆動部40へ駆動
信号が供給されると、図6に示す左ダクト扉31および
右ダクト扉32が開状態とされる。また、制御部20に
より入口扉駆動部29へ開信号が供給されると、入口扉
駆動部29が駆動され、図1に示す入口扉5が開状態と
される。また、制御部20により出口扉駆動部30へ閉
信号が供給されると、図1に示す出口扉6が閉状態とさ
れる。さらに、制御部20により、天井扉駆動部26、
右側面扉駆動部27および左側面扉駆動部28へ駆動信
号が各々供給されると、図6に示す天井扉12、右側面
扉11および左側面扉9が各々閉状態とされる。また、
今、ローラ71〜7nは、ローラ駆動部241〜24nによ
り回転駆動されているものとし、上述したように、ロー
ラ71〜7nによる梱包材2の搬送速度は、ベルトコンベ
ア1による梱包材2の搬送速度より速い。
【0047】また、左側面扉9、右側面扉11および天
井扉12が閉状態とされていることから、図6に示す内
部空間4iは、閉鎖空間とされる。これにより、内部空
間4iの同図左側空間においては、同図に示す矢印BL
で示すループ経路を通って空気が循環する。他方、内部
空間4iの同図右側空間においては、同図に示す矢印B
Rで示すループ経路を通って空気が循環している。
【0048】次に、ステップSB4では、制御部20
は、筐体4の内部に収容すべき梱包材2、2、・・・が全
て収容されたか否かを判断し、今の場合、前述した位置
検出信号が入力されていないものとし、従って、制御部
20は、ステップSB4の判断結果を「NO」として同
判断を繰り返す。
【0049】そして、今、作業員により複数の梱包材
2、2、・・・が図1に示すベルトコンベア1の一端部に
順次載置されると、梱包材2、2、・・・は、ベルトコン
ベア1により同図に示す矢印X方向へ各々搬送される。
【0050】そして、今、1番目の梱包材2が図3に示
すローラ7n近傍まで搬送されると、位置検出位置検出
センサ16からは、該1番目の梱包材2の位置を検出し
たことを示す位置検出信号が制御部20へ出力される。
これにより、制御部20は、ステップSB4の判断結果
を「YES」としてステップSB5へ進む。
【0051】ステップSB5では、制御部20は、ロー
ラ駆動部241〜24nへ停止信号を、入口扉駆動部29
へ閉信号を各々供給した後、ステップSB6へ進む。こ
れにより、ローラ71〜7nが停止されるとともに、入口
扉5が閉状態とされる。
【0052】ステップSB6では、制御部20は、左側
面ヒータ14および右側面ヒータ15へオン信号を各々
供給した後、ステップSB7へ進む。これにより、図6
に示す内部空間4iの同図左側空間においては、同図に
示す矢印BL方向の経路を通って、左側面ヒータ14に
より加熱された加熱空気が対流している。
【0053】これと同様にして、内部空間4iの同図右
側空間においては、同図に示す矢印BR方向の経路を通
って、右側面ヒータ15により加熱された加熱空気が対
流している。そして、時間の経過とともに、内部空間4
iの室内温度が上昇することにより、梱包材2(農産
物)の温度が上昇する。この梱包材2(または農産物)
の温度は、温度検出器34により検出される。そして、
温度検出器34の検出結果たる温度データDTは、送信
部35によりアンテナ36を介して電波Rとして逐次送
信される。この電波Rは、アンテナ38を介して受信部
37に受信され、受信部37からは、温度データDTが
制御部20へ出力される。
【0054】ステップSB7では、制御部20は、温度
検出器34の検出結果である梱包材温度Tkがステップ
SB1において設定された設定温度(50℃)と同一で
あるか否かを判断する。今の場合、梱包材温度TKが5
0℃より低いものとし、従って、制御部20は、ステッ
プSB7の判断結果を「NO」として同判断を繰り返
す。
【0055】そして、今、梱包材温度TKが50℃にな
ったとすると、制御部20は、ステップSB7の判断結
果を「YES」として、ステップSB8へ進む。また、
制御部20は、梱包材温度TKが50℃に維持されるよ
うに、温度検出器34の検出結果を受けながら、左側面
ヒータ14および右側面ヒータ15に対してフィードバ
ック制御を行う。上記しきい値たる50℃は、害虫およ
び虫卵が死滅する温度であって、かつ農産物の品質に影
響がない温度である。
【0056】ステップSB8では、制御部20は、クロ
ックパルス発生部22から供給されるクロックパルスの
カウントを開始することにより、計時を開始した後、ス
テップSB9へ進む。ステップSB9では、制御部20
は、計時結果Tkが、ステップSB1において設定され
た加熱時間(40分)と等しくなったか否かを判断し、
同判断結果が「NO」の場合、同判断を繰り返す。言い
換えれば、制御部20は、梱包材2の温度が50℃にな
ってから40分経過したか否かを判断する。ここで、上
記40分の時間は、梱包材2内部の農産物の品質に影響
を与えない時間である。
【0057】そして、今、計時結果Tkが40分になっ
たとすると、制御部20は、ステップSB9の判断結果
を「YES」として、ステップSB10へ進む。ステッ
プSB10では、制御部20は、左側面ヒータ14およ
び右側面ヒータ15をオフにした後、ステップSB11
へ進む。
【0058】ステップSB11では、制御部20は、右
ダクト扉駆動部39、左ダクト扉駆動部40、天井扉駆
動部26、右側面扉駆動部27および左側面扉駆動部2
8へ駆動信号を各々出力した後、ステップSB12へ進
む。これにより、図6に示す左ダクト扉31および右ダ
クト扉32が閉状態とされるとともに、天井扉12、右
側面扉11および左側面扉9が各々開状態とされる。
【0059】これにより、図6に示す左側面開口部4c
からは、同図に示す矢印ELの経路を通って、外部の低
温空気が内部空間4iへ流入し、該低温空気は、左ダク
ト4kにより天井開口部4fへ導かれた後、外部へ排気
される。これと同様にして、右側面開口部4dからは、
同図に示す矢印ERの経路を通って、外部の低温空気が
内部空間4iへ流入し、該低温空気は、右ダクト4mに
より天井開口部4fへ導かれた後、外部へ排気される。
すなわち、この強制冷却時においては、内部空間4iを
低温空気が下部から上方へ流れるため、第1実施形態に
よる害虫駆除装置に比して、冷却に要する時間が短縮さ
れる。
【0060】ステップSB12では、制御部20は、温
度検出器34により検出されている梱包材温度TKが、
ステップSB1において設定された冷却温度(25℃)
以下であるか否かを判断し、同判断結果が「NO」の場
合、同判断を繰り返す。そして、今、梱包材温度TKが
25℃以下になったとすると、制御部20は、ステップ
SB12の判断結果を「YES」としてステップSB1
3へ進む。
【0061】ステップSB13では、制御部20は、出
口扉駆動部30へ駆動信号を出力した後、ステップSB
14へ進む。これにより、出口扉6が開状態とされる。
ステップSB14では、制御部20は、ローラ駆動部2
41〜24nへ駆動信号を各々出力した後、ステップSB
15へ進む。これにより、ローラ71〜7nが駆動され、
梱包材2、2、・・・は、出口開口部4b側へ再び搬送さ
れる。
【0062】ステップSB15では、制御部20は、筐
体4内部の梱包材2、2、・・・が全て筐体4から搬送さ
れたか否かを判断する。そして、最後の梱包材2が検出
されると、制御部20は、ステップSB15の判断結果
を「YES」としてステップSB3へ戻り上述した動作
を繰り返す。すなわち、ステップSB3以降において
は、第2回目分の梱包材2、2、・・・に対する加熱処理
および強制冷却処理が行われる。
【0063】以上説明したように上述した第2実施形態
による害虫駆除装置によれば、温度検出装置33により
検出される梱包材2(または農産物)の温度に基づい
て、加熱処理および強制冷却処理を行うように構成した
ので、第1実施形態による害虫駆除装置に比して、効果
的に害虫および虫卵の駆除を行うことができる。さら
に、第2実施形態による害虫駆除装置によれば、左ダク
ト扉31および右ダクト扉32を設けたので、強制冷却
時における冷却時間を第1実施形態による害虫駆除装置
に比して短縮することができる。
【0064】以上、本発明の第1および第2実施形態に
ついて詳述してきたが、具体的な構成はこれらの第1お
よび第2実施形態に限られるものではなく、本発明の要
旨を変更しない範囲の設計変更等があっても本発明に含
まれる。例えば、上述した第1および第2実施形態によ
る害虫駆除装置において、ステップSA1(図5参
照)、ステップSB1(図8参照)の各設定値は、梱包
材2および(農産物)の種類、害虫、虫卵の種類に応じ
て適宜変更される。また、上述した第1および第2実施
形態による害虫駆除装置においては、ローラ71〜7nの
それぞれを駆動ローラとした例について説明したがこれ
に限定されることなく、ローラ71〜7nのうち数本を従
動ローラとしてもよい。また、上述した第1および第2
実施形態による害虫駆除装置においては、ベルトコンベ
ア1に代えてローラ71〜7nと同様の複数のローラから
構成された搬送装置を用いてもよい。また、上述した第
1実施形態による害虫駆除装置においては、図2に示す
左クロスフローファン8および右クロスフローファン1
0として、同図に示す矢印BLおよびBRと逆方向に空気
の流れを生じさせるものを用いてもよい。さらに、上述
した第1および第2実施形態による害虫駆除装置におい
ては、筐体4に代えて工場の前室のような部屋、建物等
を用いてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、梱包材に対して加熱処理を施しているの
で、梱包材内部の農産物のみならず梱包材に産みつけら
れた虫卵をも駆除することができる。また、請求項1に
記載の発明によれば、殺虫剤を用いることなく害虫およ
び虫卵の駆除を行うように構成したので、人体、環境に
影響を与えることがない。また、請求項2に記載の発明
によれば、第1の搬送速度と第2の搬送速度とが異なる
ように構成したので、第2の搬送手段において複数の梱
包材間に適度な間隔ができることから複数の梱包材をよ
り均一に加熱することができ、ひいては、より効果的に
害虫および虫卵の駆除を行うことができる。また、請求
項3に記載の発明によれば、梱包材温度検出手段の検出
結果に基づいて、加熱処理を行っているので、梱包材
(農産物)に寄生した害虫および虫卵を効果的に駆除す
ることができる。さらに、請求項4に記載の発明によれ
ば、農産物温度検出手段の検出結果に基づいて加熱処理
を行っているので、特に農産物に寄生した害虫および虫
卵を効果的に駆除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による害虫駆除装置の
外観構成を示す斜視図である。
【図2】 図1に示すA−A線視断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態による害虫駆除装置の
概略外観構成を示す斜視図である。
【図4】 同第1実施形態による害虫駆除装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図5】 同第1実施形態による害虫駆除装置の動作を
説明するフローチャートである。
【図6】 同第2実施形態による害虫駆除装置における
図1に示すA−A線視断面図である。
【図7】 同第2実施形態による害虫駆除装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【図8】 同第2実施形態による害虫駆除装置の動作を
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 梱包材 3 加熱装置 71〜7n ローラ 20 制御部 23 温度検出器 33 温度検出装置 34 温度検出器 35 送信部 36 アンテナ 37 受信部 38 アンテナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農産物を内部に有する梱包材と、 害虫および虫卵が死滅する温度まで前記梱包材を加熱す
    る加熱手段と、 加熱後の前記梱包材を強制冷却する冷却手段とを具備す
    ることを特徴とする害虫駆除装置。
  2. 【請求項2】 農産物を内部に各々有する複数の梱包材
    を第1の搬送速度で搬送する第1の搬送手段と、 前記第1の搬送手段により搬送された前記複数の梱包材
    を前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度で搬送す
    る第2の搬送手段と、 害虫および虫卵が死滅する温度まで、前記第2の搬送手
    段上の前記複数の梱包材を加熱する加熱手段と、 加熱後の前記複数の梱包材を強制冷却する冷却手段とを
    具備することを特徴とする害虫駆除装置。
  3. 【請求項3】 前記梱包材近傍の温度を検出する梱包材
    温度検出手段を具備し、 前記加熱手段は、前記梱包材温度検出手段の検出結果に
    基づいて、前記梱包材を加熱することを特徴とする請求
    項1または2に記載の害虫駆除装置。
  4. 【請求項4】 前記農産物の内部の温度を検出する農産
    物温度検出手段を具備し、 前記加熱手段は、前記農産物温度検出手段の検出結果に
    基づいて、前記梱包材を加熱することを特徴とする請求
    項1または2に記載の害虫駆除装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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