JPH11154915A - 光送受信装置 - Google Patents

光送受信装置

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JPH11154915A
JPH11154915A JP9320887A JP32088797A JPH11154915A JP H11154915 A JPH11154915 A JP H11154915A JP 9320887 A JP9320887 A JP 9320887A JP 32088797 A JP32088797 A JP 32088797A JP H11154915 A JPH11154915 A JP H11154915A
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JP
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optical
signal
light
station device
slave station
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JP9320887A
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English (en)
Inventor
Masanobu Okayasu
雅信 岡安
Norio Tamaki
規夫 玉木
Seigo Totani
清悟 戸谷
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタ局装置(電話局)から子局装置(ユー
ザ装置)への給電が困難な光ファイバネットワークにお
いて、子局装置を無電源で動作させる。 【解決手段】 子局装置では、センタ局装置から伝送さ
れた下り光信号を無バイアス状態の半導体ダイオードで
受光し、半導体ダイオードの出力端を高インピーダンス
の電気−音響変換器に接続する。また、音響−電気変換
器と光変調器を電気的に接続し、センタ局装置から伝送
された無変調光を光変調器で変調して折り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センタ局装置(電
話局)と子局装置(ユーザ装置)とを結ぶ通信網を光フ
ァイバケーブルを介して実現するための光送受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを用いた光アクセス方式は、
光ファイバのもつ低損失性、広帯域性により、従来のメ
タリックケーブルによるアクセス方式に比べて、ユーザ
当たりの容量の大幅な増大が可能になっている。特に、
ユーザ装置までのケーブルをすべて光化した場合には、
原理的にはT(テラ)bit/s クラスまでの広帯域サービ
スの提供が可能となり、通信や放送までを融合する各種
マルチメディアサービスが提供できるようになる。この
ような通信の多様性、高速性の要求に応えるために通信
網の光化が推進され、それに対応する光送受信装置が開
発されている。
【0003】図18は、従来の光送受信装置の構成例を
示す。ここでは、PDS(PassiveDouble Star)伝送シ
ステムの例を示す。図において、センタ局装置50と複
数の子局装置(ONU(Optical NetworkUnit)光加入
者終端装置)60は、光スターカプラ71を介して光フ
ァイバ72で接続される。また、光ファイバ72とセン
タ局装置50および子局装置60は、それぞれ光コネク
タ73を介して接続される。
【0004】センタ局装置50は、子局装置60に向け
て下り光信号を送出する信号光源51、子局装置60か
らの上り光信号を検出する光検出器52、これらを制御
する制御部53、交換機54、および光コネクタ73と
信号光源51および光検出器52を接続する光カプラ5
5から構成される。
【0005】子局装置60は、センタ局装置50へ向け
て上り光信号を送出する信号光源61、センタ局装置5
0からの下り光信号を検出する光検出器62、これらを
制御する制御部63、信号光源61,光検出器62およ
び制御部63を駆動する電源部64、バッテリ65、電
話機66等を接続するためのT点インタフェース67、
AC電源へ接続するためのコンセント68、光コネクタ
73と信号光源61および光検出器62を接続する光カ
プラ69から構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のメタ
リックケーブルを用いた通信網では、センタ局装置(電
話局)から子局装置(ユーザ装置)への給電が可能であ
るが、光ファイバでは給電が困難である。そのため、子
局装置60は、AC電源からの給電が必要になってい
る。また、停電等の非常時にはバッテリ65から給電さ
れるようになっている。
【0007】しかし、バッテリ65によるバックアップ
は、現状では3〜4時間程度が限度であり、非常時にお
けるライフラインとしての機能を十分に果たしうる状況
にはなっていない。
【0008】本発明は、センタ局装置(電話局)から子
局装置(ユーザ装置)への給電が困難な光ファイバネッ
トワークにおいて、子局装置がAC電源からの給電を必
要とせずに送受信を行うことができる光送受信装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、センタ局装置
の信号光源から子局装置に下り光信号を送出し、子局装
置がその下り光信号を音声に変換する下り信号伝送手段
と、センタ局装置の光源から子局装置に無変調光を伝送
し、子局装置がその無変調光を音声によって変調して上
り光信号として折り返し、センタ局装置の光検出器がそ
の上り光信号を検出する上り信号伝送手段とを備える光
送受信装置において、子局装置を無電源で動作させるこ
とを特徴とする。
【0010】子局装置における下り信号伝送手段は、セ
ンタ局装置から伝送された下り光信号を半導体ダイオー
ドで受光し、半導体ダイオードの出力端を電気−音響変
換器であるスピーカに接続する構成である。半導体ダイ
オードは無バイアス状態で動作させ、スピーカを高イン
ピーダンスになるように終端する。これにより、半導体
ダイオードの光−電気変換により、光強度の変化に比例
した電界強度変化をスピーカにより音圧変化、すなわち
音声に変換する。
【0011】子局装置における上り信号伝送手段は、音
響−電気変換器であるマイクロホンの出力端と光変調器
を電気的に接続し、センタ局装置から伝送された無変調
光を光変調器で変調して折り返す構成である。音声、す
なわち音圧変化は、マイクロホンを介して電界強度変化
に変換される。センタ局装置から伝送された無変調光
は、光変調器でマイクロホンから入力される電界強度変
化に比例した光強度変調を受け、これが上り光信号とし
てセンタ局装置に折り返される。
【0012】また、子局装置における上り信号伝送手段
は、音響−光強度直接変換器を用い、センタ局装置から
伝送された無変調光に対して、音声、すなわち音圧変化
に比例した光強度変化に直接変換して折り返すようにし
てもよい。
【0013】以上のように子局装置を構成することによ
り、子局装置に給電のための電源が不要となり、バッテ
リによるバックアップも不要となる。したがって、従来
のメタルケーブルによるセンタ局装置からの給電方式と
同様に、非常時におけるライフラインとしての機能を十
分に果たすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の光送受信装置の第1の実施形態を示す。
【0015】図において、センタ局装置10は、子局装
置20に向けて下り光信号を送出する信号光源11、子
局装置20に向けて無変調光を送出する光源12、子局
装置20からの上り光信号を検出する光検出器13、信
号光源11および光検出器13を制御する制御部14、
および交換機15を有する。
【0016】子局装置20は、センタ局装置10から伝
送された光信号を受光する半導体ダイオード21、半導
体ダイオード21と電気的に接続される電気−音響変換
器22、センタ局装置10から伝送された無変調光を変
調する光変調器23、光変調器23と電気的に接続され
る音響−電気変換器24を有する。
【0017】センタ局装置10と子局装置20は、光フ
ァイバ72および光コネクタ73を介して信号光源11
と半導体ダイオード21を光学的に接続し、さらに半導
体ダイオード21と電気−音響変換器22を電気的に接
続して下り信号伝送手段を構成する。また、光ファイバ
72および光コネクタ73を介して光源12と光変調器
23と光検出器13を光学的に接続し、光変調器23と
音響−電気変換器24を電気的に接続して上り信号伝送
手段を構成する。
【0018】(下り信号伝送)まず、センタ局装置10
から子局装置20に向かう下り信号伝送について説明す
る。
【0019】信号光源11は、例えば 1.3μm帯の半導
体レーザを用い、これを制御部14からの電気信号によ
り直接変調する。変調された光信号は光ファイバ72を
介して伝送され、半導体ダイオード21の光−電気変換
により、光強度の変化に比例した電気信号に変換され
る。この電気信号の電界強度変化は、電気−音響変換器
22で音圧変化、すなわち音声に変換される。
【0020】ここで、本発明の特徴は、半導体ダイオー
ド21を無バイアス状態で動作させ、半導体ダイオード
21および電気−音響変換器22を無電源で動作させる
ところにある。
【0021】図2は、ダイオードの電圧−電流特性と動
作モードの関係を示す。V>0の状態を順バイアス、V
<0の状態を逆バイアスと呼ぶが、通常の光検出器は逆
バイアス状態で使用し、動作モードはPIN−PDモー
ドまたはAPD(アバランシェフォトダイオード)モー
ドとなる。これに対して、本発明の場合には、無バイア
ス状態、すなわち太陽電池モードで使用されることにな
る。
【0022】図4は、半導体ダイオードの細部構成と、
インピーダンスRL の外部回路を接続した回路構成およ
び等価回路を示す。半導体ダイオードは、n型InP 基
板31にi型InGaAs 層32、p型InP 層33を積
層し、その両面にp型電極34およびn型電極35を形
成したものである。この半導体ダイオードに光(hν)
を入射すると、外部回路に流れる電流IL は、 IL =Iph−I0{exp(qV/kT)−1} …(1) となり、出力電圧Vは、 V=RLL =RL〔Iph−I0{exp(qV/kT)−1}〕 …(2) となる。ここで、Iphは入射光によってダイオードに生
じる受光電流、I0 は飽和電流、qは電荷素量、kはボ
ルツマン定数、Tは温度である。
【0023】図3は、(2) 式で表されるダイオードの出
力電圧と光入力強度の関係を示す。光入力強度があまり
大きくないときには出力電圧Vと光入力強度は比例する
が、光入力強度が大きくなると出力電圧Vは飽和するこ
とがわかる。また、同じ光入力強度の場合には、外部回
路のインピーダンスRL を大きくすると出力電圧Vが大
きくなることがわかる。さらに、インピーダンスRL
より、線形性がみられる光入力強度範囲が変化すること
がわかる。
【0024】次に、電気−音響変換器22として、代表
的な圧電材料であるロッシェル塩を使ったクリスタルイ
ヤホンを用いる場合について説明する。図5は、クリス
タルイヤホンのインピーダンスの周波数特性の測定例を
示す。インピーダンスZは、周波数fに対して1/fの
依存性をもつことがわかる。ここで、クリスタルイヤホ
ンの抵抗成分R、容量成分Cを解析すると、それぞれR
=312 Ω、C=0.036 μFであることがわかり、電気イ
ンピーダンスZはほとんど容量性であることがわかる。
【0025】このクリスタルイヤホンと、i層がInGa
As からなる半導体ダイオードとを直結させ、半導体ダ
イオードを無バイアスで動作させた場合のクリスタルイ
ヤホンの出力電圧を図6に示す。横軸は半導体ダイオー
ドの受光電力であり、入力光の変調周波数をパラメータ
として示す。同じ光入力強度の場合には、変調周波数が
低い方が出力電圧が高くなることがわかる。これは、図
3,5に示すように、変調周波数が低い方がクリスタル
イヤホンのインピーダンスが高くなるためである。な
お、図3に示すように傾きが1、すなわち線形性の領域
が現れた後に、光入力強度が大きくなると出力電圧が飽
和する現象が見える。また、図6では、光入力強度が小
さい領域でも出力電圧が飽和する傾向が見えるが、これ
は半導体ダイオードが発生する熱雑音のためと考えられ
る。
【0026】以上のことから、音声帯域(通常3.4 kHz
程度まで)付近において、光入力強度が−30dBm(1
μW)という極めて弱い光強度でも、10〜100 mVの出
力電圧が得られることがわかる。クリスタルイヤホンの
場合には、入力3Vにおいて出力音圧は 100dB程度で
あるので、上記の出力電圧では50〜70dBの音圧が得ら
れることがわかる。これは、通常の会話レベルの音圧に
相当し、受信器としては十分である。
【0027】以上示したように、子局装置20において
半導体ダイオード21と電気−音響変換器22とを直結
する構成により、子局装置20に電源を要することな
く、センタ局装置10から子局装置20に向かう下り信
号伝送を行うことができる。
【0028】ここで、クリスタルイヤホン以外の電気−
音響変換器22について説明する。電気−音響変換器2
2の1つであるスピーカの代表的なものとして、電磁型
変換方式を用いた動電型スピーカ、静電型変換方式を用
いたコンデンサ型スピーカ、圧電型スピーカなどが知ら
れている。動電型スピーカは、コイルに流れる電流と磁
界の相互作用(電磁誘導作用)による電磁力で振動板を
駆動して振動させるものであり、電流駆動で低インピー
ダンスである。コンデンサ型スピーカは、対向する電極
間の電荷と静電吸引力の比例関係を利用したスピーカで
あり、直流バイアス電圧に信号電圧を重畳して変調す
る。圧電型スピーカは、圧電材料の両面に取り付けた電
極に電圧をかけた際の材料の歪(伸縮)を利用するもの
であり、内部インピーダンスが高いのが特徴である。な
お、圧電材料としては、上記のロッシェル塩の他に、チ
タン酸バリウム(BaTiO3)、水晶、ポリフッ化ビニリ
デン(PVF2)等が知られている。
【0029】さて、電気−音響変換器22としては、図
3に示したように、電気インピーダンスの大きなものを
用いる方が大きな出力電圧が得られ、大きな音圧が得ら
れる。したがって、本発明の子局装置20で使用するス
ピーカとしては、電圧駆動で電気インピーダンスの大き
なものがふさわしい。また、子局装置20は無電源動作
を必要とするので、直流バイアス電圧を必要とするコン
デンサ型スピーカは除外される。なお、動電型スピーカ
と圧電型スピーカとでは、後者の方が電気インピーダン
スが大きく、大きな音圧を得やすいことが予想される。
ただし、実際にどのくらいの音圧が得られるかは、イン
ピーダンスだけでなく電気−音響変換効率も関与するの
で、圧電型スピーカに限定されるものではない。また、
子局装置20で使用する電気−音響変換器22は、ヘッ
ドホンやイヤホンのような形態であってもよい。
【0030】(上り信号伝送)次に、子局装置20から
センタ局装置10に向かう上り信号伝送について説明す
る。
【0031】伝送する音声、すなわち音圧の変化は、音
響−電気変換器24により電気信号の電界強度変化に変
換される。一方、センタ局装置10の光源12から無変
調光を送出し、子局装置20の光変調器23に入力す
る。光変調器23では、音響−電気変換器24から出力
される電気信号によって無変調光を光強度変調し、上り
光信号としてセンタ局装置10に送出する。伝送された
上り光信号は、センタ局装置10の光検出器13で電気
信号に変換され、制御部14で処理される。
【0032】ここで、本発明の特徴は、光変調器23に
バイアス電圧を印加せず、音響−電気変換器24から出
力される電気信号の電界強度変化により、センタ局装置
10から伝送された無変調光を直接変調するところにあ
る。
【0033】このような動作を可能とする光変調器23
として、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)基板を用いたマ
ッハツェンダ干渉型光導波路素子における変調原理につ
いて説明する。なお、光変調器23としては、このLN
光変調器に限らず、例えばタンタル酸リチウム(LiTa
3)、チタン酸バリウム(BaTiO3)、および有機材料
系の電場配向ポリマ等を用いることができる。
【0034】図7は、光変調器の構成例を示す。図7
(a) に示す光変調器は、電気光学効果を有するLiNbO
3 基板36上に、対向する2つのY分岐光導波路37−
1,37−2と、その間に平行に一対の光導波路38−
1,38−2を形成し、この光導波路38−1,38−
2上に光変調用の電極39−1,39−2を形成し、マ
ッハツェンダ型干渉計を構成している。この光変調器の
光導波路の径は数μm〜数十μm程度であり、その両端
にそれぞれ光ファイバ72が光学的に結合される。な
お、図7(b) に示す光変調器の構成について後述する。
【0035】このような光導波路の構成において、光フ
ァイバ72から入射された光はY分岐光導波路37−1
を介して光導波路38−1,38−2に分岐される。分
岐された一方または両方の光導波路に、光の伝搬方向に
垂直な電界を印加して導波光の位相を変化させることに
より、Y分岐光導波路37−2で合波される光の強度が
変化する。すなわち、図8に示すように、電極39−
1,39−2への印加電圧Vinに対して、光変調器の光
出力強度Pout が正弦波状に周期的に変化する。したが
って、無バイアス点、すなわちVin=0を中心に電界強
度の変化を与えると、それに比例して光強度変調を与え
ることができる。
【0036】光強度がちょうど半周するのに必要な電圧
を半波長電圧Vπと呼ぶが、本発明においては半波長電
圧が小さい方が、小さな電界変化で大きな光強度変化が
得られるので好ましい。また、正弦波の各点での位相を
図8に示すように定義すると、Vin=0の点での位相が
(2n+1)π/2となる光変調器が、同じ電界変化で
大きな光強度変化が得られ、かつ線形性のよい応答が得
られるので好ましい。ただし、nは整数である。一般に
LN光変調器では、Vin=0の点での位相が正確に設計
できないが、トリミングと言われる手法により製造時の
最終工程で調整でき、本発明の望ましい位相に合わせる
ことができる。
【0037】次に、音響−電気変換器24であるマイク
ロホンについて説明する。一般的にマイクロホンの性能
指標として電圧感度が用いられている。これは、入力音
圧P(μbar=0.1N/m2)に対する開放出力電圧E
0(V)の比E0 /Pで定義され、通常1kHz、1μbar
の音圧が加わったときの開放出力電圧を1Vを基準とし
たデシベル値で表される。よく用いられる動電型マイク
ロホンの場合には、インピーダンス 600Ωで、音圧感度
は−60dB程度である。本発明では、マイクロホンを高
インピーダンスとするのがよく、音圧感度は−54dB程
度となる。電話機の送話器部分では、通常の音声は70μ
bar 程度であるので、出力電圧は 140mV程度と見積も
られる。
【0038】今回、実験で用いた動電型マイクロホンを
1MΩ終端のオシロスコープで出力電圧を観測した結
果、 200mVp-p の出力が得られた。また、これと直結
させたLN光変調器の半波長電圧Vπは 2.5Vで消光比
は25dBであり、これより消光比約1dBの光強度変調
が可能なことを確認した。
【0039】以上示したように、子局装置20において
光変調器23と音響−電気変換器24とを直結する構成
により、子局装置20に電源を要することなく、子局装
置20からセンタ局装置10に向かう上り信号伝送を行
うことができる。
【0040】ここで、他の音響−電気変換器24につい
て説明する。マイクロホンには、上記の動電型マイクロ
ホンの他に、コンデンサマイクロホン、圧電型マイクロ
ホンなどがある。
【0041】動電型マイクロホンは、磁界中に置かれた
導体が音声による振動板の振動に連動して運動すること
により生じる誘導起電力を利用して電圧を発生させるも
のである。公称インピーダンスは 600Ωが一般的であ
る。コンデンサマイクロホンは、振動板と背極間の静電
容量が振動板の振動によって変化することを利用する。
この静電容量の変化を電圧の変化に変えるのに通常は直
流電圧を必要とする。圧電型マイクロホンは、音圧によ
り圧電材料に加えられた歪(伸縮)により発生した電圧
を利用するものである。
【0042】現在では動電型マイクロホンが主流であ
り、本実施形態でも動電型マイクロホンを用いて動作を
確認した。しかし、本発明の子局装置20で使用する音
響−電気変換器24としては動電型マイクロホンに限定
されるものでなく、圧電型マイクロホンや直流電圧を必
要としないエレクトリックコンデンサマイクロホンなど
も使用可能である。
【0043】次に、センタ局装置10に備えられる光検
出器13の構成について説明する。光変調器23から出
力される光信号は、図8に示すように光強度変調される
が、その極小値Pout,min は光のない状態、すなわち0
ではなく、オフセットレベルをもっている。一方、光検
出器13は、一般に光−電気変換素子であるフォトダイ
オードと電気増幅器で構成されるが、このオフセットレ
ベルが光信号の光変調強度幅より十分に大きくなると電
気増幅器でのS/N比が劣化する。
【0044】これを回避するには、例えば図9に示すよ
うに電気増幅器を差動増幅器41とし、オフセットレベ
ルをキャンセルアウトするための電圧を可変電圧電源4
2から供給し、S/N比を改善する方法がある。ここ
で、符号43はフォトダイオード、符号44は直流電圧
電源である。ただし、オフセットレベルが小さい場合に
は、通常の電気増幅器で増幅しても十分なS/N比を確
保できるので、差動増幅器を用いることに限定されるも
のではない。
【0045】次に、センタ局装置10に備えられる光源
12の構成について説明する。一般に、上記のLN光変
調器は、入射する光の偏波方向により図8に示す光出力
強度と印加電圧の関係が変化する。これは、LiNbO3
の電気光学効果が結晶方位依存性を有しているためであ
る。通常用いられるz板と呼ばれるLiNbO3 基板は、
電気光学定数が最大の方向であるz軸に垂直に切られて
おり、z軸方向に電界をかける構造となっている。した
がって、z軸と平行な偏波面をもつ光に対しては、大き
な屈折率変化を与えることができ、半波長電圧Vπを小
さくすることができる。一方、z軸と垂直な偏波面をも
つ光に対しては、半波長電圧Vπが大きくなってしま
う。なお、x板と呼ばれる基板を用い、光導波路をz軸
方向にとることにより、半波長電圧Vπは高くなるもの
の偏波依存性を回避することは可能である。しかし、こ
れは強度変調光の消光比の低下をもたらすことになり、
本発明における光変調器としては好ましくない。
【0046】このため、センタ局装置10に備えられる
光源12を工夫する。すなわち、図10に示すように、
2つの半導体レーザ45−1,45−2を用い、その出
力光を偏波ビームスプリッタ46により偏波が直交する
ように合成して出力する。これにより、子局装置20側
では、光変調器23として通常のz板のLN光変調器を
用いても、偏波依存性の影響を回避することができる。
【0047】(第2の実施形態)第1の実施形態におけ
る子局装置20では、音響−電気変換器24により、ま
ず音声信号を電気信号に変換し、次に光変調器23によ
りその電気信号を光信号に変換している。すなわち、音
声信号−電気信号−光信号の変換形態をとっている。第
2の実施形態では、音声信号を電気信号に変換すること
なく、直接に光信号に変換する音響−光強度直接変換器
を用いることを特徴とする。これにより、電気回路部分
を削減して子局装置20を簡素化することができる。
【0048】図11は、本発明の光送受信装置の第2の
実施形態を示す。本実施形態では、図1に示す光変調器
23および音響−電気変換器24に代えて音響−光強度
直接変換器25を用いる。センタ局装置10から伝送さ
れた無変調光は、光サーキュレータ26を介して音響−
光強度直接変換器25に入力される。音響−光強度直接
変換器25では、音声、すなわち音圧の変化を光の強度
変化に直接変換する。音響−光強度直接変換器25で強
度変調を受けた上り光信号は、光サーキュレータ26を
介してセンタ局装置10に送出される。
【0049】図12は、音響−光強度直接変換器の構成
例を示す。音響−光強度直接変換器は、振動膜47と、
光ファイバ72と、これらを保持する保持部材48とを
備え、光ファイバ72と振動膜47との間に媒質I(屈
折率n、厚さL)を介在させて繰り返し反射干渉系を構
成している。通常、媒質Iは空気でよく、その場合はn
=1である。公知のように、反射光強度Pout は、入射
光の波長をλとすると、nL/λの関数として変化し、
図13のようにnL/λが1/4のときに極大、0およ
び1/2のときに極小となる周期関数である。したがっ
て、例えば音響−光強度直接変換器の初期状態をnL/
λ=1/8の点に設定しておけば、音声信号に対して比
較的線形性のよい光信号が得られる。
【0050】(第3の実施形態,第4の実施形態)第1
の実施形態および第2の実施形態では、上り信号伝送の
ために2本の光ファイバ72を用い、センタ局装置10
の光源12、子局装置20の光変調器23または音響−
光強度直接変換器25、センタ局装置10の光検出器1
3をループ状に接続している。第3の実施形態および第
4の実施形態では、上り信号伝送用の光ファイバを1本
にすることを特徴とする。
【0051】図14は、本発明の光送受信装置の第3の
実施形態を示す。本実施形態は、図1に示す第1の実施
形態に対応するものであり、センタ局装置10に光サー
キュレータ16を備え、子局装置20に光サーキュレー
タ26を備える。センタ局装置10の光源12から送出
された無変調光は光サーキュレータ16を介して光ファ
イバ72に送出される。光ファイバ72を介して伝送さ
れた無変調光は、子局装置20の光サーキュレータ26
を介して光変調器23に入力され、そこで強度変調され
た上り光信号は光サーキュレータ26を介して光ファイ
バ72に送出される。光ファイバ72を介して伝送され
た上り光信号は、センタ局装置10の光サーキュレータ
16を介して光検出器13で検出される。
【0052】なお、光変調器23として、図7(b) に示
す反射型の光変調器を用いれば、光サーキュレータ26
は不要となる。この光変調器は、一対の光導波路38−
1,38−2の部分で終端し、その端面に高反射膜40
を配置してY分岐光導波路37に折り返す構成である。
この場合には、半波長電圧Vπは図7(a) に示す光変調
器の半分となるので、同一の音声入力に対して約2倍の
消光比の光強度変調が可能となる。
【0053】図15は、本発明の光送受信装置の第4の
実施形態を示す。本実施形態は、図11に示す第2の実
施形態に対応するものであり、センタ局装置10に光サ
ーキュレータ16を備え、子局装置20から光サーキュ
レータ26を取り除く。センタ局装置10の光源12か
ら送出された無変調光は光サーキュレータ16を介して
光ファイバ72に送出される。光ファイバ72を介して
伝送された無変調光は、子局装置20の音響−光強度直
接変換器25に入力され、そこで強度変調された上り光
信号は光ファイバ72に折り返される。光ファイバ72
を介して伝送された上り光信号は、センタ局装置10の
光サーキュレータ16を介して光検出器13で検出され
る。
【0054】(第5の実施形態,第6の実施形態)第3
の実施形態および第4の実施形態では、下り信号伝送用
と上り信号伝送用にそれぞれ個別の光ファイバ72を用
いている。第5の実施形態および第6の実施形態では、
下り信号伝送用と上り信号伝送用の光ファイバを1本に
することを特徴とする。
【0055】図16は、本発明の光送受信装置の第5の
実施形態を示す。本実施形態は、図14に示す第3の実
施形態に対応するものであり、下り光信号を送出する信
号光源11と、上り光信号の伝送に用いる無変調光を送
出する光源12の波長を変え、センタ局装置10にWD
Mカプラ17を備え、子局装置20にWDMカプラ27
を備えて上下方向を波長分離する。
【0056】センタ局装置10の信号光源11から送出
された下り光信号は、WDMカプラ17を介して光ファ
イバ72に送出される。光ファイバ72を介して伝送さ
れた下り光信号は、子局装置20のWDMカプラ27を
介して半導体ダイオード21に受光される。
【0057】一方、センタ局装置10の光源12から送
出された無変調光は、光サーキュレータ16およびWD
Mカプラ17を介して光ファイバ72に送出される。光
ファイバ72を介して伝送された無変調光は、子局装置
20のWDMカプラ27および光サーキュレータ26を
介して光変調器23に入力され、そこで強度変調された
上り光信号は光サーキュレータ26およびWDMカプラ
27を介して光ファイバ72に送出される。光ファイバ
72を介して伝送された上り光信号は、センタ局装置1
0のWDMカプラ17および光サーキュレータ16を介
して光検出器13で検出される。なお、本実施形態にお
いても、光変調器23として、図7(b)に示す反射型の
光変調器を用いれば、光サーキュレータ26は不要とな
る。
【0058】図17は、本発明の光送受信装置の第6の
実施形態を示す。本実施形態は、図15に示す第4の実
施形態に対応するものであり、下り光信号を送出する信
号光源11と、上り光信号の伝送に用いる無変調光を送
出する光源12の波長を変え、センタ局装置10にWD
Mカプラ17を備え、子局装置20にWDMカプラ27
を備えて上下方向を波長分離する。
【0059】センタ局装置10の信号光源11から送出
された下り光信号は、WDMカプラ17を介して光ファ
イバ72に送出される。光ファイバ72を介して伝送さ
れた下り光信号は、子局装置20のWDMカプラ27を
介して半導体ダイオード21に受光される。
【0060】一方、センタ局装置10の光源12から送
出された無変調光は、光サーキュレータ16およびWD
Mカプラ17を介して光ファイバ72に送出される。光
ファイバ72を介して伝送された無変調光は、子局装置
20の音響−光強度直接変換器25に入力され、そこで
強度変調された上り光信号はWDMカプラ27を介して
光ファイバ72に折り返される。光ファイバ72を介し
て伝送された上り光信号は、センタ局装置10のWDM
カプラ17および光サーキュレータ16を介して光検出
器13で検出される。
【0061】なお、第5の実施形態および第6の実施形
態において、WDMカプラ17,27の波長分波特性
と、信号光源11および光源12として用いられる半導
体レーザの発振波長ばらつきを考慮し、下り光信号と上
り光信号の各使用波長範囲を設定する必要がある。例え
ば、下り光信号を送出する信号光源11として 1.3μm
帯の半導体レーザを用い、上り光信号のための光源12
として1.55μm帯の半導体レーザを用いる場合に、それ
ぞれの波長帯域を1.25〜1.4 μm、 1.5〜1.6 μmに設
定すれば、30dB程度の消光比が得られ、実用上の問題
はない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光送受信
装置は、光ファイバネットワークにおいて双方向通信を
行うための子局装置(光電話機)を無電源で動作させる
ことができる。これにより、常用時には広帯域なサービ
スを提供可能にするとともに、非常時においても従来の
局給電方式と同様に通話サービスを維持することがで
き、光ファイバネットワークにおいて課題になっていた
ライフラインの確保が可能となる。さらに、子局装置の
構成を簡単にできるので、安価で高信頼性を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光送受信装置の第1の実施形態を示す
ブロック図。
【図2】ダイオードの電圧−電流特性と動作モードの関
係を示す図。
【図3】ダイオードの光入力強度と出力電圧の関係を示
す図。
【図4】半導体ダイオードの細部構成および等価回路を
示す図。
【図5】クリスタルイヤホンのインピーダンスの周波数
特性を示す図。
【図6】半導体ダイオードの受光電力とクリスタルイヤ
ホンの出力電圧の関係を示す図。
【図7】光変調器の構成例を示す図。
【図8】光変調器への印加電圧と光出力強度の関係を示
す図。
【図9】光検出器の構成例を示す図。
【図10】光源の構成例を示す図。
【図11】本発明の光送受信装置の第2の実施形態を示
すブロック図。
【図12】音響−光強度直接変換器の構成例を示す図。
【図13】音響−光強度直接変換器の光反射強度の変化
の様子を示す図。
【図14】本発明の光送受信装置の第3の実施形態を示
すブロック図。
【図15】本発明の光送受信装置の第4の実施形態を示
すブロック図。
【図16】本発明の光送受信装置の第5の実施形態を示
すブロック図。
【図17】本発明の光送受信装置の第6の実施形態を示
すブロック図。
【図18】従来の光送受信装置の構成例を示すブロック
図。
【符号の説明】
10 センタ局装置 11 信号光源 12 光源 13 光検出器 14 制御部 15 交換機 16 光サーキュレータ 17 WDMカプラ 20 子局装置 21 半導体ダイオード 22 電気−音響変換器 23 光変調器 24 音響−電気変換器 25 音響−光強度直接変換器 26 光サーキュレータ 27 WDMカプラ 31 n型InP 基板 32 i型InGaAs 層 33 p型InP 層 34 p型電極 35 n型電極 36 LiNbO3 基板 37 Y分岐光導波路 38 光導波路 39 電極 40 高反射膜 41 差動増幅器 42 可変電圧電源 43 フォトダイオード 44 直流電圧電源 45 半導体レーザ 46 偏波ビームスプリッタ 47 振動膜 48 保持部材 72 光ファイバ 73 光コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ局装置の信号光源から子局装置に
    下り光信号を送出し、子局装置がその下り光信号を音声
    に変換する下り信号伝送手段と、 前記センタ局装置の光源から前記子局装置に無変調光を
    伝送し、前記子局装置がその無変調光を音声によって変
    調して上り光信号として折り返し、前記センタ局装置の
    光検出器がその上り光信号を検出する上り信号伝送手段
    とを備えた光送受信装置において、 前記子局装置は、 無電源で動作する下り信号伝送手段として、無バイアス
    状態で前記下り光信号を受光して電気信号に変換する半
    導体ダイオードと、この半導体ダイオードから出力され
    る電気信号を音声に変換する高インピーダンスの電気−
    音響変換器とを備え、 無電源で動作する上り信号伝送手段として、音声を電気
    信号に変換する音響−電気変換器と、この音響−電気変
    換器から出力される電気信号により前記センタ局装置か
    ら伝送された無変調光を変調する光変調器とを備えたこ
    とを特徴とする光送受信装置。
  2. 【請求項2】 センタ局装置の信号光源から子局装置に
    下り光信号を送出し、子局装置がその下り光信号を音声
    に変換する下り信号伝送手段と、 前記センタ局装置の光源から前記子局装置に無変調光を
    伝送し、前記子局装置がその無変調光を音声によって変
    調して上り光信号として折り返し、前記センタ局装置の
    光検出器がその上り光信号を検出する上り信号伝送手段
    とを備えた光送受信装置において、 前記子局装置は、 無電源で動作する下り信号伝送手段として、無バイアス
    状態で前記下り光信号を受光して電気信号に変換する半
    導体ダイオードと、この半導体ダイオードから出力され
    る電気信号を音声に変換する高インピーダンスの電気−
    音響変換器とを備え、 無電源で動作する上り信号伝送手段として、音声により
    前記センタ局装置から伝送された無変調光を変調する音
    響−光強度直接変調器を備えたことを特徴とする光送受
    信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光送受信装置におい
    て、 光変調器は、入力光を2本の光導波路に分岐し、その一
    方または両方の光導波路に光の伝搬方向に垂直な電界を
    印加して導波光の位相を変化させ、合波するときに光の
    強度を変化させるマッハツェンダ干渉型光導波路素子で
    あることを特徴とする光送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の光送受
    信装置において、 電気−音響変換器は、圧電素子を用いた圧電型のスピー
    カまたはイヤホンであることを特徴とする光送受信装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光送受信装置におい
    て、 音響−電気変換器は、動電型マイクロホンであることを
    特徴とする光送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の光送受
    信装置において、 光検出器は、上り光信号を電気信号に変換する光−電気
    変換素子と、この電気信号を増幅する差動増幅器とを備
    えた構成であることを特徴とする光送受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の光送受
    信装置において、 無変調光を送出する光源は、2つの光源の出力光を互い
    に偏波面が直交するように偏波合成して出力する構成で
    あることを特徴とする光送受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2に記載の光送受
    信装置において、 信号光源から出力される下り光信号のピーク波長が 1.5
    〜1.6 μmに設定され、光源から出力される無変調光の
    ピーク波長が1.25〜1.4 μmに設定されたことを特徴と
    する光送受信装置。
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