JPH1115468A - 楽曲検索方法、楽曲検索装置、楽曲検索システム、及び記録媒体 - Google Patents

楽曲検索方法、楽曲検索装置、楽曲検索システム、及び記録媒体

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JPH1115468A
JPH1115468A JP9117248A JP11724897A JPH1115468A JP H1115468 A JPH1115468 A JP H1115468A JP 9117248 A JP9117248 A JP 9117248A JP 11724897 A JP11724897 A JP 11724897A JP H1115468 A JPH1115468 A JP H1115468A
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JP
Japan
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music
melody
search
performance data
phrase
Prior art date
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Pending
Application number
JP9117248A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Yoshino
順 吉野
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N T T DATA KK
NTT Data Group Corp
Original Assignee
N T T DATA KK
NTT Data Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA KK, NTT Data Corp filed Critical N T T DATA KK
Priority to JP9117248A priority Critical patent/JPH1115468A/ja
Publication of JPH1115468A publication Critical patent/JPH1115468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2240/00Data organisation or data communication aspects, specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2240/121Musical libraries, i.e. musical databases indexed by musical parameters, wavetables, indexing schemes using musical parameters, musical rule bases or knowledge bases, e.g. for automatic composing methods
    • G10H2240/131Library retrieval, i.e. searching a database or selecting a specific musical piece, segment, pattern, rule or parameter set

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽の専門知識を有する人でなくとも楽曲の
旋律を入力して一定精度での情報検索を行うことを可能
とする楽曲検索装置を提供する。 【解決手段】 演奏データと、この演奏データに関わる
曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関連情報とを楽曲毎
に蓄積して成る楽曲データベース10内に、演奏データ
の旋律特徴を定量化した被検索フレーズFa〜Fmをイ
ンデックス化しておく。検索したい旋律があるときは、
それを発声または演奏を通じて旋律検索キー作成部13
に入力し、被検索フレーズと同一データ型式の旋律検索
キーを作成する。そして、作成した旋律検索キーに適合
する旋律特徴を含む演奏データが楽曲データベース10
に存在するかどうかを、インデックスIDXを通じて探
索する。該当する演奏データについてはスピーカ181
で可聴音に変換し、曲名等の楽曲関連情報については表
示装置182に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検索したい楽曲の
任意のフレーズの旋律を入力することにより、楽曲デー
タベースから当該楽曲に関する情報を自動検索する楽曲
検索技術に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース検索では、検索キーとデー
タベースに蓄積された情報とを照合することにより、大
量のデータベース蓄積情報から所望の情報が索出できる
ようになっているのが一般的である。最近は、種々の情
報のデータベース化が進んでおり、データベース構築及
び検索の手法も多様化している。
【0003】データベースの一つに楽曲データベースが
ある。この楽曲データベースでは、PCM型式やWAV
型式の演奏データと、当該楽曲の曲名や作曲者名等を表
すテキストデータ、及び必要に応じて用意された静止画
像や動画像等の画像情報を対応づけて楽曲毎に蓄積して
いる。検索者が所望の楽曲に関する情報を楽曲データベ
ースから検索する場合、通常は、以下のいずれかの方式
が採用される。第1の方式は、曲名や作曲者等の文字列
情報を検索キーとして、所望の楽曲関連情報を検索す
る。第2の方式は、例えば特開平8−123818号公
報に開示されているように、楽曲データベース中の楽曲
関連情報に楽曲の旋律を付加し、検索者がマウスやキー
ボード等を使用して、画面上に表示される五線譜上に所
望の楽曲の旋律の一部または全部を音符として入力し、
その入力された旋律と楽曲データベース中の旋律とを照
合してより適合する楽曲関連情報を検索する。第3の方
式は、上記第2の方式のように楽曲データベース中の楽
曲関連情報に旋律を付加しておき、検索者がマイクロフ
ォン等を使用して所望の楽曲の旋律の一部または全体の
フレーズを発声または演奏を通じて入力して、入力され
たフレーズの音声波形をディジタルデータに変換する。
そして、ディジタル化された音声波形を検索キーとして
使用し、この検索キーと楽曲データベース中の旋律との
類似度を算出して、類似度の大きいものから降順に検索
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1ない
し第3の各方式には、下記のような問題があった。第1
の方式では、ある楽曲についての曲名や作曲者名等に関
する文字列情報を検索者が連想できない場合は検索キー
を特定することができない。第2の方式は、検索者に音
楽の専門家や音楽の知識を有する人を想定しており、五
線譜上に楽曲の音符を表現する能力が要求されているた
めに、検索者が楽譜についての知識を有しない場合は、
検索が困難となる。第3の方式は、検索者は、旋律の一
部または全体のフレーズを発声または演奏して入力すれ
ばよいので、楽譜についての知識は必要とされないが、
入力されたフレーズで所望の情報が検索できなかった場
合に、正確なフレーズが認知されるまで入力を繰り返さ
なければならない。その際、入力されたフレーズが楽曲
本来の旋律との間で相違を生じる可能性が高く、所望の
楽曲関連情報を迅速に検索することが困難となる。この
方式では、また、ディジタル化された音声波形を検索キ
ーとして使用するため、ディジタル化に伴うデータ蓄積
量が増大し、これが情報の高速検索を阻害する要因とな
る。
【0005】そこで本発明の課題は、音楽の専門知識を
有する人でなくとも楽曲の旋律を入力して所要の情報検
索を行うことが可能となり、また、検索時に入力される
旋律と楽曲元来のオリジナルな旋律とが微妙に相違する
場合であっても、検索精度及び検索速度を一定値以上に
維持することができる、改良された楽曲検索方法を提供
することにある。本発明の他の課題は、上記楽曲情報検
索方法の実施に適した楽曲検索装置、楽曲検索システ
ム、及び上記装置等を汎用のコンピュータ装置で実現す
るための記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の楽曲検索方法は、所定の旋律をもつ演奏データと、
この演奏データに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の
楽曲関連情報とを楽曲毎に蓄積して成る楽曲データベー
ス内に、前記演奏データの旋律特徴の一部を定量化した
被検索フレーズとそのインデックスを格納しておき、発
声または演奏を通じて入力された検索対象楽曲の旋律特
徴を定量化して前記被検索フレーズと同一データ型式の
旋律検索キーを作成するとともに、作成した旋律検索キ
ーに適合する旋律特徴を含む演奏データが前記楽曲デー
タベースに存在するかどうかを前記被検索フレーズを通
じて探索することを特徴とする。
【0007】適合する旋律特徴を含む演奏データが存在
する場合は、当該演奏データとその演奏データに関わる
楽曲関連情報とを前記楽曲データベースから索出し、演
奏データについては可聴音に変換し、楽曲関連情報につ
いては前記可聴音への変換時に可視化する。
【0008】上記楽曲検索方法において、前記旋律検索
キーのデータ長は可変であり、また、前記旋律特徴の定
量化は、例えば、同一音符について作成した後続音符の
高さの差分と後続音符の長さの倍率との組を音符単位に
ストリーム状に配列することにより、あるいは、後続音
符の高さの差分と後続音符の長さの倍率とをそれぞれ所
定の変換規則に従って数値化し、同一音符についての数
値の組を音符単位にストリーム状に配列することにより
行う。さらに、前記演奏データの探索は、前記旋律検索
キーと前記被検索フレーズとを組データ単位にストリー
ム状にずらしながらパターン照合し、一致する配列パタ
ーンを探索することにより行う。
【0009】上記他の課題を解決する本発明の楽曲検索
装置は、所定の韻律をもつ演奏データの旋律特徴の一部
を定量化することにより作成された被検索フレーズとそ
のインデックスを、当該演奏データ及びその演奏データ
に関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関連情報と
関連付けて蓄積した楽曲データベースと、発声または演
奏を通じて入力された検索対象楽曲の旋律特徴を定量化
して前記被検索フレーズと同一のデータ型式の旋律検索
キーを作成する旋律検索キー作成手段と、旋律検索キー
作成手段により作成された旋律検索キーと前記被検索フ
レーズとを照合する照合手段と、前記照合手段による照
合の結果、前記旋律検索キーと同一の旋律特徴をもつ被
検索フレーズが存在する場合に当該被検索フレーズに対
応する演奏データと楽曲関連情報とを前記楽曲データベ
ースから索出する手段と、を備えて成る。
【0010】本発明の楽曲検索装置は、また、蓄積対象
となる楽曲の演奏データの旋律特徴を定量化して前記被
検索フレーズとそのインデックスを作成するインデック
ス作成手段と、当該演奏データ及びその演奏データに関
わる前記楽曲関連情報を、前記作成された被検索フレー
ズとそのインデックスと関連付けて前記楽曲データベー
スに蓄積するデータベース管理手段とをさらに備え、演
奏データ等を新たに楽曲データベースに蓄積する場合に
も被検索フレーズとそのインデックスが自動的に作成さ
れるようにする。さらに、前記索出された演奏データを
可聴音に変換するとともに、前記索出された楽曲関連情
報を可視化する検索結果出力手段、を備える。被検索フ
レーズは、個々の演奏データについて一または複数作成
される。
【0011】上記他の課題を解決する本発明の楽曲検索
システムは、第1装置と第2装置とを相互通信可能に接
続して成る。第1装置は、演奏データの旋律特徴の一部
を楽曲毎に定量化することにより作成された被検索フレ
ーズとそのインデックスを当該演奏データ及びその演奏
データに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関連
情報と関連付けて蓄積した楽曲データベースと、前記被
検索フレーズと同一データ型式の旋律検索キーを取得す
るとともに当該旋律検索キーと前記被検索フレーズとを
照合する照合手段と、前記照合手段による照合の結果、
前記旋律検索キーと同一の旋律特徴をもつ被検索フレー
ズが存在する場合に当該被検索フレーズに対応する演奏
データ及び楽曲関連情報を前記楽曲データベースから索
出する手段とを備え、第2装置は、発声または演奏を通
じて入力された楽曲の旋律特徴を定量化して前記旋律検
索キーを作成する旋律検索キー作成手段と、この旋律検
索キー作成手段が作成した旋律検索キーを第1装置に転
送するとともに、該旋律検索キーに基づいて前記第1装
置が索出した演奏データ及び楽曲関連情報を取得する手
段と、前記取得した演奏データを可聴音に変換するとと
もに、前記取得した楽曲関連情報を可視化する検索結果
出力手段と、を備えて構成される。
【0012】あるいは、第1装置と第2装置とを以下の
ように構成する。すなわち第1装置が、演奏データの旋
律特徴を楽曲毎に定量化することにより作成された被検
索フレーズとそのインデックスを当該演奏データ及びそ
の演奏データに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽
曲関連情報と関連付けて蓄積した楽曲データベースと、
検索時に入力された楽曲の旋律特徴を定量化して前記被
検索フレーズと同一データ型式の旋律検索キーを作成す
る旋律検索キー作成手段と、前記作成された旋律検索キ
ーと前記被検索フレーズとを照合する照合手段と、前記
照合手段による照合の結果、前記旋律検索キーと同一の
旋律特徴をもつ被検索フレーズが存在する場合に当該被
検索フレーズに対応する演奏データ及び楽曲関連情報を
前記楽曲データベースから索出する手段と、を備え、第
2装置が、発声または演奏を通じて取得した検索対象楽
曲の旋律特徴を第1装置に転送するとともに、該旋律特
徴に基づいて前記第1装置が索出した演奏データ及び楽
曲関連情報を取得する手段と、前記取得した演奏データ
を可聴音に変換するとともに、前記取得した楽曲関連情
報を可視化する検索結果出力手段と、を備えて構成され
る。
【0013】上記他の課題を解決する本発明の記録媒体
は、下記の処理をコンピュータ装置に実行させるための
プログラムを当該コンピュータ装置が読み取り可能な形
態で記録して成る。 (1)個々の楽曲についての演奏データの旋律特徴の一
部またはすべてを定量化して被検索フレーズとそのイン
デックスを作成する処理、(2)作成された被検索フレ
ーズとそのインデックスを当該演奏データ及びその演奏
データに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関連
情報と関連付けて楽曲データベースに蓄積する処理、
(3)発声または演奏を通じて入力された検索対象楽曲
の旋律特徴を定量化して前記被検索フレーズと同一のデ
ータ型式の旋律検索キーを作成する処理、(4)作成さ
れた前記旋律検索キーと前記被検索フレーズとを照合す
るとともに、前記旋律検索キーと同一の旋律特徴をもつ
被検索フレーズに対応する演奏データ及び楽曲関連情報
を前記楽曲データベースから索出する処理。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の楽曲検索装置の実施
形態を表す機能ブロック図である。この楽曲検索装置1
は、スタンドアロン型のコンピュータ装置の内部あるい
は外部記憶装置に構築される楽曲データベース10と、
上記コンピュータ装置が所定のプログラムを読み込んで
実行することにより形成される、データ入力部11、イ
ンデックス作成部12、旋律検索キー作成部13、変換
テーブル格納部14、旋律照合部15、データベース管
理部16、及び出力制御部17の各機能ブロックとを備
えて構成される。なお、上記プログラムは、通常、コン
ピュータ装置に内蔵される記憶手段に格納されて使用さ
れるが、コンピュータ装置とは分離した形態で取引され
る記録媒体、例えばCD−ROM等に格納され、使用時
に上記記憶手段にインストールされるものであってもよ
い。
【0015】楽曲データベース10は、複数の楽曲レコ
ードRDa〜RDnと、複数の被検索フレーズFa〜F
mが登録されたインデックスIDXとを格納しており、
データベース管理部16を通じて、インデックス作成部
12、旋律照合部15、及び検索結果出力部17との間
で、データ授受を行えるようになっている。各楽曲レコ
ードRDa〜RDnは、それぞれPCMあるいはWAV
等のディジタル音声波形から成る演奏データと、その楽
曲の曲名、作曲者名等を表すテキストデータ、及び楽曲
紹介画像あるいは作曲者名の画像等の楽曲関連情報とを
楽曲IDと共に記録するものである。
【0016】一方、インデックスIDXは、個々の楽曲
レコードに記録されている演奏データの旋律特徴を定量
化することにより作成された被検索フレーズFa〜Fm
を楽曲レコードRDa〜RDnと関連付けて登録したも
のである。楽曲レコードRDa〜RDnの各々につい
て、一または複数の被検索フレーズが関連付けられてい
る。演奏データのどの部分を被検索フレーズとして採用
するかは任意に決定することができる。これらは、ある
楽曲の演奏データ中において部分的に重複していてもよ
いし、各楽曲の演奏データの最初から最後までのすべて
を一つの被検索フレーズとして採用してもよい。
【0017】データ入力部11は、マイクロフォン11
1、演奏用キーボード112、可搬性記録媒体113等
から発声音、演奏データ等を取り込むものである。イン
デックス作成部12は、データ入力部11から入力さ
れ、あるいは楽曲データベース10内の楽曲レコードR
Da〜RDnから取得した演奏データの旋律特徴を定量
化して上記被検索フレーズFa〜Fmとそのインデック
スを作成するものであり、旋律検索キー作成部13は、
検索時にデータ入力部11から送られる発声音あるいは
演奏データの旋律特徴を定量化して被検索フレーズと同
一データ型式の旋律検索キーを作成するものである。
【0018】変換テーブル格納部14は、上記旋律特徴
の定量化に参照される音程特徴変換テーブル141と音
調特徴変換テーブル142とを格納している。音程特徴
変換テーブル141は、音の高さの特徴、例えば発声音
または演奏データにおける隣接する音の高さ(音名、周
波数等)の差分を量子化精度pで正規化した値、例えば
最小で1ビット、音調及び音程の各特徴の表現単位を例
えば1バイトとした数値の列に変換するために用いられ
る。但し、上記差分には自然性を確保する上で許容され
る範囲があるので、数値データにしきい値qを設定す
る。量子化精度pを“半音”、しきい値qを“4”とし
た場合の音程特徴変換テーブル141の内容例を図2に
示す。
【0019】一方、音調特徴変換テーブル142は、音
の長さの特徴、例えば発声音または演奏データにおける
隣接する音の長さ(次の音が出るまでの長さ)の倍率を
例えば1ビットの数値データに変換するために用いられ
る。但し、この場合も自然性を確保する上で許容される
範囲があるので、数値データにしきい値rを設定する。
このしきい値rを“4”とした場合の音調特徴テーブル
142の内容例を図3に示す。これらのテーブル14
1,142に使い方については後述する。
【0020】旋律照合部15は、作成された旋律検索キ
ーとインデックスIDX内の個々の被検索フレーズFa
〜Fmとをパターン照合するものである。検索結果出力
部17は、照合の結果、楽曲データベース10から索出
された楽曲の演奏データを必要に応じて再生してスピー
カ181へ出力する演奏データ再生部171と、その楽
曲の楽曲関連情報を表示装置182、プリンタ183、
外部記憶装置184等へ出力するための出力制御部17
2とを備える。
【0021】次に、本実施形態の楽曲検索装置1の動作
を具体的に説明する。まず、楽曲データベース10の該
当楽曲レコードに、楽曲名“はとぽっぽ”の旋律フレー
ズ”ぽっぽっぽ はとぽっぽ・・・”についての演奏デ
ータが既に記録されている場合の被検索フレーズとその
インデックスの作成手順を図4を参照して説明する。
【0022】インデックス作成部12は、データベース
管理部16を通じて、該当する楽曲レコードから”ぽっ
ぽっぽ はとぽっぽ”の旋律フレーズに対応する音の長
さデータ(「24」,「24」,「48」,・・・;
「24」は四分音符)101を抽出する。同様にして、
その旋律フレーズの音の高さデータ(「C4」,「D
4」,「E4」,「G4」,・・・;C,D,E,Gは
音名、“4”は各オクターブ音域の絶対的な音の高さを
示す指標)102を抽出する。次に、図2に示した音程
特徴変換テーブル141を参照して音の高さデータ10
2を音程特徴データ103に変換するとともに、図3に
示した音調特徴変換テーブル142を参照して音の長さ
データ101を音調特徴データ104に変換する。その
後、音程特徴データ103と音調特徴データ104の組
データを音符単位にストリーム状に配列して被検索フレ
ーズ105を作成し、これをデータベース管理装置16
を通じて楽曲データベース10のインデックスIDXに
登録する。
【0023】次に、検索したい楽曲”はとぽっぽ”につ
いての旋律がデータ入力部11を通じてマイクロフォン
111や演奏用キーボード112から入力された場合の
検索手順を説明する。いずれの入力形態の場合も、旋律
検索キー作成部13において、”はとぽっぽ”について
の旋律検索キーを、被検索フレーズとパターン照合でき
るデータ型式で作成する。
【0024】旋律がマイクロフォン111から入力され
たディジタル波形である場合は、図5に示すように、隣
接する音符間の音の長さデータ201と音の高さデータ
202とを抽出する。そして、量子化精度pが半音の場
合、周波数としての音の高さデータ202を、その周波
数近傍での半音に対応する周波数差分(例えば、平均加
減法440[Hz]近傍では26.1)を基準として、図2
に示した音程特徴変換テーブル141を用いて音程特徴
データ203に変換する。また、隣接する音符間の音の
長さデータ201の倍率を計算し、図3に示した音調特
徴変換テーブル142の次の音の長さへの倍率におい
て、近い倍率で代用して音調特徴データ204に変換す
る。
【0025】一方、旋律が演奏用キーボードからのもの
である場合、旋律は、音符単位でディジタル化されてい
るのが通常なので、音の高さの特徴については、被検索
フレーズの作成時と同様に、図2の音程特徴変換テーブ
ル141を用いて音程特徴データ203に直接変換する
ことができる。また、音の長さの特徴については、マイ
クロフォン111から入力された旋律の場合と同様に、
隣接する音符間の音の長さデータの倍率を計算し、図3
の音調特徴変換テーブル142における、次の音の長さ
への倍率において、近い倍率で代用して音調特徴データ
204に変換する。
【0026】旋律検索キー作成部13は、このようにし
て変換された音程特徴データ203と音調特徴データ2
04の組データをストリーム状に配列して旋律検索キー
205を作成し、これを旋律照合部15に送る。
【0027】旋律照合部15は、上記旋律検索キー20
5とインデックスIDX内のすべての被検索フレーズと
をパターン照合して楽曲データベース10に該当情報が
存在するかどうかを探索する。照合の仕方は図6に示す
とおりである。つまり、旋律検索キー205と個々の被
検索フレーズFa〜Fmとを組データ単位にストリーム
状(一次元配列)にずらしながらパターン照合し、一致
する配列パターンを探索する。旋律検索キー205と被
検索フレーズFa〜Fmは、それぞれ音符毎の時間軸上
の順番を維持した形で組データがストリーム状に配列さ
れているので、配列パターンが適合するかどうかを容易
に識別することができる。図6は、3回失敗した後に楽
曲フレーズFaとのパターン照合に成功した状態、つま
り旋律検索キーと配列パターンの適合範囲を特定した状
態の例を示している。
【0028】なお、旋律検索キー205のデータ長は、
検索精度や検索目的に応じて任意に変更させることがで
きる。例えば、完全同一の旋律特徴をもつ演奏データに
関する楽曲関連情報を検索したい場合は、旋律検索キー
を被検索フレーズと同一データ長に近づける。一方、同
一の旋律特徴の被検索フレーズを特定できなかった場
合、あるいは類似の旋律特徴の被検索フレーズをも特定
したい場合は、旋律検索キーのデータ長を組データ単位
に小さくする。
【0029】このようにして旋律検索キー205に適合
(一致/類似)する部分をもつ被検索フレーズが特定で
きた場合、旋律照合部15は、データベース管理部16
を通じて、その被検索フレーズFaに関連付けられた演
奏データや楽曲関連情報を、楽曲データベース10中の
該当楽曲レコードRDaから取得し、これを出力制御部
17に出力する。
【0030】出力制御部17では、取得したデータのう
ち演奏データについては演奏データ再生部171で可聴
音に変換してスピーカ181に出力し、楽曲関連情報に
ついては出力制御部172を通じて表示装置182、プ
リンタ183、外部記憶装置184のいずれかに出力す
る。このとき、演奏データのスピーカ181への出力タ
イミングと楽曲関連情報の出力タイミングとを同期させ
るようにすることが望ましい。
【0031】図7は、本実施形態の楽曲検索装置1にお
いて、旋律が入力されてから該当情報が出力されるまで
の過程を模式的に示した図である。図7に示すように、
検索者がマイクロフォン111や演奏用キーボード11
2を通じて検索したい旋律の一部を楽曲検索装置1に入
力するだけで、スピーカ181からその旋律をもつ演奏
データが自動的に出力され、これに同期して、表示装置
182に該当する楽曲関連情報が表示されるようにな
る。このとき、楽曲検索装置1では、可変長の旋律検索
キーとそのインデックスを通じて該当する情報を検索す
るので、検索時に入力される旋律と楽曲元来のオリジナ
ルな旋律とが微妙に相違する場合であっても、検索精度
及び検索速度を一定値以上に維持することができるよう
になる。
【0032】なお、本実施形態では、旋律特徴の定量化
の一例として、音程特徴変換テーブル141と音調特徴
変換テーブル142とを用いて旋律特徴を音程特徴デー
タと音調特徴データ(数値)に変換する例について説明
したが、「音の高さ」、「次の音が出るまでの長さ」の
時間軸方向の相対的特徴を計算するための素データであ
る音符に対応する「音の高さ」、「音が出るタイミン
グ」の情報そのものの組データを定量化されたデータと
して使用することもできる。また、本実施形態では、楽
曲データベース10内の演奏データに基づいて被検索フ
レーズとそのインデックスを作成する場合の例を説明し
たが、被検索フレーズ等は、楽曲データベース10の構
築の際にデータ入力部11を通じて入力された演奏デー
タや発声音に基づいて作成することもできる。さらに、
検索したい楽曲についての旋律は、可搬性記録媒体11
3から入力されたものであってもよい。
【0033】(第2実施形態)次に、ネットワークを用
いて構築した楽曲検索システムの実施形態を図8を参照
して説明する。この楽曲検索システム2は、上記楽曲検
索装置1の複数の機能ブロックを、ネットワークLを介
して双方向通信可能に接続された複数のコンピュータ装
置、例えば検索装置20と照合装置30とに分割配備し
て構成される。以後、楽曲検索装置1と同一の機能ブロ
ックについては同一符号を付して重複説明を省略する。
【0034】検索装置20は、データ入力部11、旋律
検索キー作成部13、変換テーブル格納部14、出力制
御部17、及び通信制御部21を備え、他方、照合装置
30は、楽曲データベース10、旋律照合部15、デー
タベース管理部16、及び通信制御部31を備えて構成
される。
【0035】検索装置20は、データ入力部11に発声
や演奏を通じて入力された旋律を旋律検索キー作成部1
3に送り、旋律検索キーを作成する。そして、作成され
た旋律検索キーを通信制御部21から、ネットワークL
を介して照合装置30に転送する。
【0036】照合装置30は、通信制御部31を通じて
旋律検索キーを受信し、これを旋律照合部15に入力す
る。旋律照合部15は、入力された旋律検索キーと楽曲
データベース10内でインデックス化された被検索フレ
ーズとを照合し、旋律検索キーに適合する被検索フレー
ズが特定できた場合は、その被検索フレーズに関連付け
られた演奏データと楽曲関連情報とを楽曲データベース
10中の該当楽曲レコードから取得する。そして、これ
らの取得情報を通信制御部31及びネットワークLを通
じて検索装置20に転送する。
【0037】検索装置20は、通信制御部21を通じて
演奏データと楽曲関連情報とを受信し、これを出力制御
部17に入力する。出力制御部17は、演奏データにつ
いては図示しないスピーカで可聴音に変換し、楽曲関連
情報については図示しない表示装置等に出力する。
【0038】このように、本実施形態の楽曲検索システ
ム2では、被検索フレーズがインデックス化された楽曲
データベース10を照合装置30に設けておき、検索装
置20から旋律検索キーを作成して検索要求を行うよう
にしたので、ネットワークを用いた場合であっても迅速
な検索処理が可能になる。また、一つの照合装置30に
対して複数の検索装置20がネットワークLを介して接
続された、1対nの通信形態もこの実施形態によれば可
能になる。
【0039】(第3実施形態)図9は、上記楽曲検索シ
ステム2の変形例を示す機能ブロック構成図である。こ
の実施形態の楽曲検索システム3は、旋律検索キー作成
部13が検索装置40ではなく、照合装置50側に存在
する点が第2実施形態の楽曲検索システム2と異なる。
このような形態の楽曲検索システム3では、検索装置4
0の構成がより簡略化される。すなわち、検索装置40
が、音符に対応する「音の高さ」や「音の出るタイミン
グ」など、旋律検索キーを作成する上で必要となる情
報、例えば隣接音間の計算や、図2及び図3に示した各
変換テーブル141,142を用いた変換を行う前の素
データを照合装置50に転送することができ、また、検
索結果を可聴音として再生ないし可視化できるように構
成されればよいので、第2実施形態の楽曲検索システム
2に比べて、本発明を実施する上で必要となる検索装置
40側の構成をより簡略化することができ、汎用性を高
めることができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、音楽の専門知識を有する人でなくとも楽曲の
旋律を入力して所要の情報検索を行うことが可能とな
り、また、検索時に入力される旋律と楽曲元来のオリジ
ナルな旋律とが微妙に相違する場合であっても、検索精
度及び検索速度が一定値以上に維持される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の楽曲検索装置の一実施形態を表す機能
ブロック図。
【図2】音の高さデータから音程特徴データへ変換する
際に用いられる音程特徴変換テーブルの内容例を示す説
明図。
【図3】音の長さデータから音調特徴データへ変換する
際に用いられる音調特徴変換テーブルの内容例を示す説
明図。
【図4】本発明の楽曲検索装置による被検索フレーズの
作成手順を示す説明図。
【図5】本発明の楽曲検索装置による旋律検索キーの作
成手順を示す説明図。
【図6】本発明の楽曲検索装置による照合の仕方を示す
説明図。
【図7】本発明の楽曲検索装置による検索出力の状態を
示す説明図。
【図8】ネットワークを用いて構成された本発明の楽曲
検索システムの機能ブロック図。
【図9】他の楽曲検索システムの他の構成例を示す機能
ブロック図。
【符号の説明】
1 楽曲検索装置 2,3 楽曲検索システム 10 楽曲データベース 11 データ入力部 12 インデックス作成部 13 旋律検索キー作成部 14 変換テーブル格納部 141 音程特徴変換テーブル 142 音調特徴変換テーブル 15 旋律照合部 16 データベース管理部 17 出力制御部 171 演奏データ再生部 172 出力 20,40 検索装置 30,50 照合装置

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の旋律をもつ演奏データと、この演
    奏データに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関
    連情報とを楽曲毎に蓄積して成る楽曲データベース内
    に、前記演奏データの旋律特徴を定量化した被検索フレ
    ーズをインデックス化しておき、 発声または演奏を通じて入力された検索対象楽曲の旋律
    特徴を定量化して前記被検索フレーズと同一データ型式
    の旋律検索キーを作成するとともに、作成した旋律検索
    キーに適合する旋律特徴を含む演奏データが前記楽曲デ
    ータベースに存在するかどうかを、前記被検索フレーズ
    を通じて探索することを特徴とする楽曲検索方法。
  2. 【請求項2】 前記楽曲データベースに、前記旋律検索
    キーと適合する旋律特徴を含む演奏データが存在すると
    きに、当該演奏データとその演奏データに関わる楽曲関
    連情報とを前記楽曲データベースから索出し、演奏デー
    タについては可聴音に変換し、楽曲関連情報については
    前記可聴音への変換時に可視化することを特徴とする請
    求項1記載の楽曲検索方法。
  3. 【請求項3】 前記旋律検索キーのデータ長が可変であ
    ることを特徴とする請求項1記載の楽曲検索方法。
  4. 【請求項4】 前記旋律特徴の定量化は、同一音符につ
    いて作成した後続音符の高さの差分と後続音符の長さの
    倍率との組を音符単位にストリーム状に配列することに
    より行うことを特徴とする請求項1、2、または3記載
    の楽曲検索方法。
  5. 【請求項5】 前記旋律特徴の定量化は、後続音符の高
    さの差分と後続音符の長さの倍率とをそれぞれ所定の変
    換規則に従って数値化し、同一音符についての数値の組
    を音符単位にストリーム状に配列することにより行うこ
    とを特徴とする請求項1、2、または3記載の楽曲検索
    方法。
  6. 【請求項6】 前記旋律検索キーと個々の被検索フレー
    ズとを組データ単位にストリーム状にずらしながらパタ
    ーン照合し、一致する配列パターンを探索する過程を含
    むことを特徴とする請求項4または5記載の楽曲検索方
    法。
  7. 【請求項7】 所定の韻律をもつ演奏データの旋律特徴
    を定量化することにより作成された被検索フレーズとそ
    のインデックスとを、当該演奏データ及びその演奏デー
    タに関わる曲名、作曲者名、画像情報等の楽曲関連情報
    と関連付けて蓄積した楽曲データベースと、 発声または演奏を通じて入力された検索対象楽曲の旋律
    特徴を定量化して前記被検索フレーズと同一のデータ型
    式の旋律検索キーを作成する旋律検索キー作成手段と、 旋律検索キー作成手段により作成された旋律検索キーと
    前記検索フレーズとを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果、前記旋律検索キーと同
    一の旋律特徴をもつ被検索フレーズが存在する場合に、
    当該被検索フレーズに対応する演奏データと楽曲関連情
    報とを前記楽曲データベースから索出する手段と、を備
    えて成る楽曲検索装置。
  8. 【請求項8】 前記被検索フレーズが一の演奏データに
    対して複数存在し、いずれかの被検索フレーズを通じて
    当該演奏データを特定できるように構成されていること
    を特徴とする請求項7記載の楽曲検索装置。
  9. 【請求項9】 蓄積対象となる楽曲の演奏データの旋律
    特徴を定量化して前記被検索フレーズとそのインデック
    スを作成するインデックス作成手段と、 当該演奏データ及びその演奏データに関わる前記楽曲関
    連情報を、前記作成された被検索フレーズとそのインデ
    ックスに関連付けて前記楽曲データベースに蓄積するデ
    ータベース管理手段と、をさらに備えて成る請求項7ま
    たは8記載の楽曲検索装置。
  10. 【請求項10】 前記索出された演奏データを可聴音に
    変換するとともに、前記索出された楽曲関連情報を可視
    化する検索結果出力手段、をさらに備えて成る請求項
    7、8、または9記載の楽曲検索装置。
  11. 【請求項11】 第1装置と第2装置とを相互通信可能
    に接続して成り、 前記第1装置は、 演奏データの旋律特徴の一部を楽曲毎に定量化すること
    により作成された被検索フレーズとそのインデックスを
    当該演奏データ及びその演奏データに関わる曲名、作曲
    者名、画像情報等の楽曲関連情報と関連付けて蓄積した
    楽曲データベースと、 前記被検索フレーズと同一データ型式の旋律検索キーを
    取得するとともに当該旋律検索キーと前記被検索フレー
    ズとを照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果、前記旋律検索キーと同
    一の旋律特徴をもつ被検索フレーズが存在する場合に当
    該被検索フレーズに対応する演奏データ及び楽曲関連情
    報を前記楽曲データベースから索出する手段と、を備
    え、 前記第2装置は、 発声または演奏を通じて入力された楽曲の旋律特徴を定
    量化して前記旋律検索キーを作成する旋律検索キー作成
    手段と、 この旋律検索キー作成手段が作成した旋律検索キーを第
    1装置に転送するとともに、該旋律検索キーに基づいて
    前記第1装置が索出した演奏データ及び楽曲関連情報を
    取得する手段と、 前記取得した演奏データを可聴音に変換するとともに、
    前記取得した楽曲関連情報を可視化する検索結果出力手
    段と、 を備えることを特徴とする楽曲検索システム。
  12. 【請求項12】 第1装置と第2装置とを相互通信可能
    に接続して成り、前記第1装置は、 演奏データの旋律特徴を楽曲毎に定量化することにより
    作成された被検索フレーズのインデックスを当該演奏デ
    ータ及びその演奏データに関わる曲名、作曲者名、画像
    情報等の楽曲関連情報と関連付けて蓄積した楽曲データ
    ベースと、 検索時に入力された楽曲の旋律特徴を定量化して前記被
    検索フレーズと同一データ型式の旋律検索キーを作成す
    る旋律検索キー作成手段と、 前記作成された旋律検索キーと前記被検索フレーズとを
    照合する照合手段と、 前記照合手段による照合の結果、前記旋律検索キーと同
    一の旋律特徴をもつ被検索フレーズが存在する場合に当
    該被検索フレーズに対応する演奏データ及び楽曲関連情
    報を前記楽曲データベースから索出する手段と、を備
    え、 前記第2装置は、 発声または演奏を通じて取得した検索対象楽曲の旋律特
    徴を第1装置に転送するとともに、該旋律特徴に基づい
    て前記第1装置が索出した演奏データ及び楽曲関連情報
    を取得する手段と、 前記取得した演奏データを可聴音に変換するとともに、
    前記取得した楽曲関連情報を可視化する検索結果出力手
    段と、を備えることを特徴とする楽曲検索システム。
  13. 【請求項13】 演奏データの旋律特徴を定量化して被
    検索フレーズとそのインデックスとを作成する処理と、 作成された被検索フレーズとそのインデックスとを当該
    演奏データ及びその演奏データに関わる曲名、作曲者
    名、画像情報等の楽曲関連情報と関連付けて楽曲データ
    ベースに蓄積する処理と、 発声または演奏を通じて入力された検索対象楽曲の旋律
    特徴を定量化して前記被検索フレーズと同一のデータ型
    式の旋律検索キーを作成する処理と、 作成された前記旋律検索キーと前記被検索フレーズとを
    照合するとともに、前記旋律検索キーと同一の旋律特徴
    をもつ被検索フレーズに対応する演奏データ及び楽曲関
    連情報を前記楽曲データベースから索出する処理と、を
    コンピュータ装置に実行させるためのプログラムを当該
    コンピュータ装置が読み取り可能な形態で記録して成る
    記録媒体。
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