JPH09138691A - 楽曲検索装置 - Google Patents
楽曲検索装置Info
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- JPH09138691A JPH09138691A JP7322116A JP32211695A JPH09138691A JP H09138691 A JPH09138691 A JP H09138691A JP 7322116 A JP7322116 A JP 7322116A JP 32211695 A JP32211695 A JP 32211695A JP H09138691 A JPH09138691 A JP H09138691A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- music
- data
- pitch
- song
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラオケ装置等において多数の楽曲の内から
所望の楽曲を検索するについて、難しく且つ煩雑な旋律
データの入力作業を行うことなく、マイク等の音声入力
手段を介して音声にて入力された所望楽曲のメロディに
基づき所望楽曲の検索を容易に行うことができる楽曲検
索装置を提供する。 【解決手段】 マイク１を介して入力された音声データ
はＡ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パワースペクトル解
析手段４を介して音声データを構成する各音の音高デー
タ、音長データに変換され、また、各音高データ、音長
データはピッチ同定手段５を介して周波数ｆと持続時間
ｔからなるコードデータに変換された後、候補曲比較検
索手段７においてコード辞書６を参照しつつそのコード
データと各楽曲のコードデータとが一致するか、又は、
類似するかどうに基づいて候補曲を検索するとともに、
候補曲特定手段９と楽曲辞書８とを介して候補曲を特定
してモニタ１２のディスプレイに表示するように構成す
る。
所望の楽曲を検索するについて、難しく且つ煩雑な旋律
データの入力作業を行うことなく、マイク等の音声入力
手段を介して音声にて入力された所望楽曲のメロディに
基づき所望楽曲の検索を容易に行うことができる楽曲検
索装置を提供する。 【解決手段】 マイク１を介して入力された音声データ
はＡ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パワースペクトル解
析手段４を介して音声データを構成する各音の音高デー
タ、音長データに変換され、また、各音高データ、音長
データはピッチ同定手段５を介して周波数ｆと持続時間
ｔからなるコードデータに変換された後、候補曲比較検
索手段７においてコード辞書６を参照しつつそのコード
データと各楽曲のコードデータとが一致するか、又は、
類似するかどうに基づいて候補曲を検索するとともに、
候補曲特定手段９と楽曲辞書８とを介して候補曲を特定
してモニタ１２のディスプレイに表示するように構成す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置等に
おいて多数の楽曲の内から所望の楽曲を検索する楽曲検
索装置に関し、特に、マイク等の音声入力手段を介して
音声にて入力された所望楽曲のメロディに基づいて所望
楽曲の検索が可能な楽曲検索装置に関するものである。
おいて多数の楽曲の内から所望の楽曲を検索する楽曲検
索装置に関し、特に、マイク等の音声入力手段を介して
音声にて入力された所望楽曲のメロディに基づいて所望
楽曲の検索が可能な楽曲検索装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、カラオケ装置等において歌唱の
対象となる楽曲数は膨大な数であり、従って、歌唱者が
所望する楽曲を如何に迅速に選曲して歌唱者の要望にマ
ッチさせることができるかはカラオケ装置等における大
きな課題になっている。かかる点について、従来のカラ
オケ装置等において所望の楽曲を選曲する場合、予め各
楽曲の曲番号、曲コード等が記載されている一覧表等を
参照して歌唱者が所望する楽曲の曲番号、曲コード等を
看取し、その曲番号等を入力部から入力することにより
選曲が行われている。このような選曲方法では、歌唱者
が所望する楽曲の曲番号等を探す作業が極めて煩雑なも
のとなり、また、非常に不便なものである。
対象となる楽曲数は膨大な数であり、従って、歌唱者が
所望する楽曲を如何に迅速に選曲して歌唱者の要望にマ
ッチさせることができるかはカラオケ装置等における大
きな課題になっている。かかる点について、従来のカラ
オケ装置等において所望の楽曲を選曲する場合、予め各
楽曲の曲番号、曲コード等が記載されている一覧表等を
参照して歌唱者が所望する楽曲の曲番号、曲コード等を
看取し、その曲番号等を入力部から入力することにより
選曲が行われている。このような選曲方法では、歌唱者
が所望する楽曲の曲番号等を探す作業が極めて煩雑なも
のとなり、また、非常に不便なものである。
【０００３】前記のような課題を解決すべく、例えば、
特開平５−６１９１７号公報には、入力手段から入力さ
れ、音高と音長の項を含む音符データ及び休符長の項を
含む休符データからなる旋律データ、及び、音楽データ
ベースから取得された楽曲旋律データに基づき、楽曲整
合手段にて両データの整合を行って整合度を求めるとと
もに、その求められた整合度が最も高い楽曲を楽曲判定
手段により求めた後、出力手段を介して出力するように
構成した音楽データベース検索方式が記載されている。
また、入力手段を介して楽曲の小節毎に旋律データを入
力し、前記と同様の方法により求めた整合度が最も高い
楽曲を楽曲整合度決定手段により決定した後、出力手段
を介して出力するように構成した音楽データベース検索
方式も記載されている。前記特開平５−６１９１７号公
報に記載された音楽データベース検索方式によれば、一
覧表等を参照して歌唱者が所望する楽曲の曲番号、曲コ
ード等を看取し、その曲番号等を入力部から入力して選
曲する作業は全く不要となり、簡単に所望の楽曲を選曲
することが可能となる。
特開平５−６１９１７号公報には、入力手段から入力さ
れ、音高と音長の項を含む音符データ及び休符長の項を
含む休符データからなる旋律データ、及び、音楽データ
ベースから取得された楽曲旋律データに基づき、楽曲整
合手段にて両データの整合を行って整合度を求めるとと
もに、その求められた整合度が最も高い楽曲を楽曲判定
手段により求めた後、出力手段を介して出力するように
構成した音楽データベース検索方式が記載されている。
また、入力手段を介して楽曲の小節毎に旋律データを入
力し、前記と同様の方法により求めた整合度が最も高い
楽曲を楽曲整合度決定手段により決定した後、出力手段
を介して出力するように構成した音楽データベース検索
方式も記載されている。前記特開平５−６１９１７号公
報に記載された音楽データベース検索方式によれば、一
覧表等を参照して歌唱者が所望する楽曲の曲番号、曲コ
ード等を看取し、その曲番号等を入力部から入力して選
曲する作業は全く不要となり、簡単に所望の楽曲を選曲
することが可能となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平５−６１９１７号公報に記載された音楽データベー
ス検索方式において、入力手段から入力される旋律デー
タは音高と音長の項を含む音符データ及び休符長の項を
含む休符データから構成されていることから、例えば、
キーボード等の楽器やそれに類する装置を介して旋律デ
ータが入力されるものと考えられる。かかるキーボード
等の楽器を使用できる歌唱者は非常に限定されており、
一般の歌唱者が容易に旋律データを入力することができ
るものではない。従って、カラオケ装置等に前記音楽デ
ータベース検索方式を採用したとしても、非常に限られ
た歌唱者のみが使用できるに過ぎないことから、その汎
用性は極めて乏しいものと言わざるを得ない。
開平５−６１９１７号公報に記載された音楽データベー
ス検索方式において、入力手段から入力される旋律デー
タは音高と音長の項を含む音符データ及び休符長の項を
含む休符データから構成されていることから、例えば、
キーボード等の楽器やそれに類する装置を介して旋律デ
ータが入力されるものと考えられる。かかるキーボード
等の楽器を使用できる歌唱者は非常に限定されており、
一般の歌唱者が容易に旋律データを入力することができ
るものではない。従って、カラオケ装置等に前記音楽デ
ータベース検索方式を採用したとしても、非常に限られ
た歌唱者のみが使用できるに過ぎないことから、その汎
用性は極めて乏しいものと言わざるを得ない。
【０００５】ところで、歌唱者は自分が好んで歌唱する
楽曲についてはそのメロディについて熟知しているのが
一般的であり、従って、歌唱者が楽曲のメロディを歌唱
することによってマイク等を介して音声データを入力
し、その音声データに基づき歌唱者が所望する楽曲を選
曲できれば非常に便利であり、また、一般の多くの歌唱
者も容易に利用することが可能となる。本発明は前記従
来の問題点を解消するためになされたものであり、カラ
オケ装置等において多数の楽曲の内から所望の楽曲を検
索するについて、難しく且つ煩雑な旋律データの入力作
業を行うことなく、マイク等の音声入力手段を介して音
声にて入力された所望楽曲のメロディに基づき所望楽曲
の検索を容易に行うことができる楽曲検索装置を提供す
ることを目的とする。
楽曲についてはそのメロディについて熟知しているのが
一般的であり、従って、歌唱者が楽曲のメロディを歌唱
することによってマイク等を介して音声データを入力
し、その音声データに基づき歌唱者が所望する楽曲を選
曲できれば非常に便利であり、また、一般の多くの歌唱
者も容易に利用することが可能となる。本発明は前記従
来の問題点を解消するためになされたものであり、カラ
オケ装置等において多数の楽曲の内から所望の楽曲を検
索するについて、難しく且つ煩雑な旋律データの入力作
業を行うことなく、マイク等の音声入力手段を介して音
声にて入力された所望楽曲のメロディに基づき所望楽曲
の検索を容易に行うことができる楽曲検索装置を提供す
ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項１に係る楽曲検索装置は、所望楽曲のメロディを
音声にて入力する音声入力手段と、前記音声入力手段か
ら入力された音声データに基づき音高データ及び音長デ
ータを抽出する抽出手段と、多数の楽曲のメロディに関
して音高データ及び音長データを記憶する楽曲データ記
憶手段と、前記抽出手段により抽出された音高データ及
び音長データと前記楽曲データ記憶手段に記憶された各
楽曲の音高データ及び音長データとを比較する比較手段
と、前記比較手段における比較結果に基づいて前記音声
入力手段により入力された楽曲の候補を検索する楽曲検
索手段と、前記楽曲検索手段により検索された楽曲の候
補を表示する表示手段とを備えた構成を有する。
請求項１に係る楽曲検索装置は、所望楽曲のメロディを
音声にて入力する音声入力手段と、前記音声入力手段か
ら入力された音声データに基づき音高データ及び音長デ
ータを抽出する抽出手段と、多数の楽曲のメロディに関
して音高データ及び音長データを記憶する楽曲データ記
憶手段と、前記抽出手段により抽出された音高データ及
び音長データと前記楽曲データ記憶手段に記憶された各
楽曲の音高データ及び音長データとを比較する比較手段
と、前記比較手段における比較結果に基づいて前記音声
入力手段により入力された楽曲の候補を検索する楽曲検
索手段と、前記楽曲検索手段により検索された楽曲の候
補を表示する表示手段とを備えた構成を有する。
【０００７】前記構成を有する請求項１の楽曲検索装置
では、音声入力手段を介して所望楽曲のメロディが音声
にて入力されると、抽出手段は音声入力手段から入力さ
れた音声データに基づいて音高データと音長データとを
抽出する。この後、比較手段を介して、その音高デー
タ、音長データと楽曲データ記憶手段に記憶された各楽
曲の音高データ、音長データとが比較される。また、楽
曲検索手段は、比較手段において行われた比較結果に基
づいて、音声入力手段から入力された楽曲の候補を検索
する。そして、その検索された楽曲の候補は表示手段に
表示される。
では、音声入力手段を介して所望楽曲のメロディが音声
にて入力されると、抽出手段は音声入力手段から入力さ
れた音声データに基づいて音高データと音長データとを
抽出する。この後、比較手段を介して、その音高デー
タ、音長データと楽曲データ記憶手段に記憶された各楽
曲の音高データ、音長データとが比較される。また、楽
曲検索手段は、比較手段において行われた比較結果に基
づいて、音声入力手段から入力された楽曲の候補を検索
する。そして、その検索された楽曲の候補は表示手段に
表示される。
【０００８】このように、請求項１の楽曲検索装置で
は、音声入力手段を介して所望楽曲のメロディを音声に
て入力するのみにより、多数の楽曲の内から所望の楽曲
を検索するとともに、その候補曲を選別することが可能
となり、従って、所望楽曲の選曲を容易且つ迅速に行う
ことができるものである。また、請求項２に係る楽曲検
索装置は、請求項１の楽曲検索装置において、前記表示
手段に表示された楽曲の候補の内から所望楽曲を選択す
る選択手段と、前記選択手段により選択された楽曲を演
奏する演奏手段とを備えた構成を有する。これにより、
使用者は、前記のように音声入力手段を介して所望楽曲
のメロディを音声にて入力した後、表示手段上に表示さ
れた候補曲から所望楽曲を選択して選択曲を演奏させれ
ば、所望楽曲の歌唱等を楽しむことが可能となるもので
ある。
は、音声入力手段を介して所望楽曲のメロディを音声に
て入力するのみにより、多数の楽曲の内から所望の楽曲
を検索するとともに、その候補曲を選別することが可能
となり、従って、所望楽曲の選曲を容易且つ迅速に行う
ことができるものである。また、請求項２に係る楽曲検
索装置は、請求項１の楽曲検索装置において、前記表示
手段に表示された楽曲の候補の内から所望楽曲を選択す
る選択手段と、前記選択手段により選択された楽曲を演
奏する演奏手段とを備えた構成を有する。これにより、
使用者は、前記のように音声入力手段を介して所望楽曲
のメロディを音声にて入力した後、表示手段上に表示さ
れた候補曲から所望楽曲を選択して選択曲を演奏させれ
ば、所望楽曲の歌唱等を楽しむことが可能となるもので
ある。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る楽曲検索装置
について、本発明を具体化した実施の形態に基づき図面
を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施の形態に係
る楽曲検索装置の構成について図１を参照して説明す
る。図１は楽曲検索装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
について、本発明を具体化した実施の形態に基づき図面
を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施の形態に係
る楽曲検索装置の構成について図１を参照して説明す
る。図１は楽曲検索装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【００１０】図１において、楽曲検索装置は、音声入力
手段としてのマイク１、マイク１から入力された音声デ
ータのＡ／Ｄ変換を行うＡ／Ｄコンバータ２、Ａ／Ｄコ
ンバータ２から出力されるデジタルデータをフーリエ変
換（FAST FOURIER TRANSLATION）して周波数分析を行う
フーリエ変換器３（以下、ＦＦＴと略記する）、ＦＦＴ
３を介して周波数分析された音声データを単音源として
パワースペクトル解析を行うことにより各音について音
の高さを示す音高データと音の長さを示す音長データと
を抽出するパワースペクトル解析手段４、パワースペク
トル解析手段４を介して抽出された音高データ及び音長
データを数値化したコードデータを取得するピッチ同定
手段５、ピッチ同定手段５により同定された各音高デー
タ、音長データのコードデータと各楽曲毎にそのコード
データが記憶されているコード辞書６とを比較するとと
もに、音程・音長を指標とした類似度演算処理等を行っ
てピッチ同定手段５からのコードデータに一致又は類似
するコードデータを有する楽曲の候補曲をコード辞書６
を参照して検索する候補曲比較検索手段７、候補曲比較
検索手段７にて行われた比較処理及び検索処理の結果に
基づき、多数の楽曲について曲名と楽音データとを対応
させて記憶した楽曲辞書８を参照しつつ候補曲を特定す
る候補曲特定手段９、候補曲特定手段９を介して特定さ
れた候補曲の全てをディスプレイ上に表示するととも
に、ディスプレイ上に表示された候補曲の内から所望の
楽曲を選択するための楽曲選択スイッチ１０及び楽曲選
択スイッチ１０により選択された楽曲の演奏を開始する
ための演奏スタートスイッチ１１が設けられたモニタ１
２、及び、演奏スタートスイッチ１１の押下に基づき楽
曲特定手段９を介して楽曲辞書８から取得された楽曲の
楽音データを演奏する音源１３、スピーカ１４から構成
されている。
手段としてのマイク１、マイク１から入力された音声デ
ータのＡ／Ｄ変換を行うＡ／Ｄコンバータ２、Ａ／Ｄコ
ンバータ２から出力されるデジタルデータをフーリエ変
換（FAST FOURIER TRANSLATION）して周波数分析を行う
フーリエ変換器３（以下、ＦＦＴと略記する）、ＦＦＴ
３を介して周波数分析された音声データを単音源として
パワースペクトル解析を行うことにより各音について音
の高さを示す音高データと音の長さを示す音長データと
を抽出するパワースペクトル解析手段４、パワースペク
トル解析手段４を介して抽出された音高データ及び音長
データを数値化したコードデータを取得するピッチ同定
手段５、ピッチ同定手段５により同定された各音高デー
タ、音長データのコードデータと各楽曲毎にそのコード
データが記憶されているコード辞書６とを比較するとと
もに、音程・音長を指標とした類似度演算処理等を行っ
てピッチ同定手段５からのコードデータに一致又は類似
するコードデータを有する楽曲の候補曲をコード辞書６
を参照して検索する候補曲比較検索手段７、候補曲比較
検索手段７にて行われた比較処理及び検索処理の結果に
基づき、多数の楽曲について曲名と楽音データとを対応
させて記憶した楽曲辞書８を参照しつつ候補曲を特定す
る候補曲特定手段９、候補曲特定手段９を介して特定さ
れた候補曲の全てをディスプレイ上に表示するととも
に、ディスプレイ上に表示された候補曲の内から所望の
楽曲を選択するための楽曲選択スイッチ１０及び楽曲選
択スイッチ１０により選択された楽曲の演奏を開始する
ための演奏スタートスイッチ１１が設けられたモニタ１
２、及び、演奏スタートスイッチ１１の押下に基づき楽
曲特定手段９を介して楽曲辞書８から取得された楽曲の
楽音データを演奏する音源１３、スピーカ１４から構成
されている。
【００１１】ここに、マイク１は請求項１における音声
入力手段に対応し、Ａ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パ
ワースペクトル解析手段４、ピッチ同定手段５は請求項
１における抽出手段に対応し、コード辞書６は請求項１
における楽曲データ記憶手段に対応し、候補曲比較検索
手段７は請求項１における比較手段及び楽曲検索手段に
対応し、モニタ１２は請求項１における表示手段に対応
し、楽曲選択スイッチ１０は請求項２における選択手段
に対応し、また、演奏スタートスイッチ１１、楽曲辞書
８、楽曲特定手段９、音源１３、スピーカ１４は請求項
２における演奏手段に対応する。
入力手段に対応し、Ａ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パ
ワースペクトル解析手段４、ピッチ同定手段５は請求項
１における抽出手段に対応し、コード辞書６は請求項１
における楽曲データ記憶手段に対応し、候補曲比較検索
手段７は請求項１における比較手段及び楽曲検索手段に
対応し、モニタ１２は請求項１における表示手段に対応
し、楽曲選択スイッチ１０は請求項２における選択手段
に対応し、また、演奏スタートスイッチ１１、楽曲辞書
８、楽曲特定手段９、音源１３、スピーカ１４は請求項
２における演奏手段に対応する。
【００１２】次に、前記のように構成された楽曲検索装
置の動作について図１乃至図３に基づき説明する。図２
はパワースペクトル解析手段４にて解析抽出された音高
データ及び音長データを示すグラフ、図３はコード辞書
６の内容を模式的に示す説明図である。楽曲検索装置を
使用して歌唱者Ｍが所望する楽曲を検索するには、先
ず、歌唱者Ｍがマイク１を介して自己が覚えているメロ
ディを歌唱する。このとき、歌唱者は、所望楽曲の出だ
し部分（最初の部分）のメロディを歌唱する。このよう
にマイク１から入力された歌唱者の音声データはＡ／Ｄ
コンバータ２によりデジタルデータにＡ／Ｄ変換され
る。かかるデジタルデータはＦＦＴ３にてフーリエ変換
されて周波数分析が行われ、更に、パワースペクトル解
析手段４においてその周波数分析された音声データがパ
ワースペクトル解析されるとともに、音声データの各音
について音高データと音長データとが抽出される。
置の動作について図１乃至図３に基づき説明する。図２
はパワースペクトル解析手段４にて解析抽出された音高
データ及び音長データを示すグラフ、図３はコード辞書
６の内容を模式的に示す説明図である。楽曲検索装置を
使用して歌唱者Ｍが所望する楽曲を検索するには、先
ず、歌唱者Ｍがマイク１を介して自己が覚えているメロ
ディを歌唱する。このとき、歌唱者は、所望楽曲の出だ
し部分（最初の部分）のメロディを歌唱する。このよう
にマイク１から入力された歌唱者の音声データはＡ／Ｄ
コンバータ２によりデジタルデータにＡ／Ｄ変換され
る。かかるデジタルデータはＦＦＴ３にてフーリエ変換
されて周波数分析が行われ、更に、パワースペクトル解
析手段４においてその周波数分析された音声データがパ
ワースペクトル解析されるとともに、音声データの各音
について音高データと音長データとが抽出される。
【００１３】ここで、パワースペクトル解析手段４にて
行われるパワースペクトル解析について図２に基づき説
明する。尚、図２において、縦軸は周波数Ｆ（Ｈｚ）を
示し、横軸は各周波数の音が持続する持続時間ｔ（ｓｅ
ｃ）を示す。パワースペクトル解析では、単位時間当た
りのエネルギーが最も大きい周波数を、解析単位時間毎
に各々特定するようなデータ処理を行なう。その結果、
音声データの各音が、図２に示すように、周波数ｆとそ
の持続時間ｔで表わされたデータが得られる。因みに、
図２では５つの音が採取された例を示しており、第１音
は周波数ｆ1 、持続時間ｔ1 、第２音は周波数ｆ2 、持
続時間ｔ2、第３音は周波数ｆ3、持続時間ｔ3、第４音
は周波数ｆ4、持続時間ｔ4、第５音は周波数ｆ5、持続
時間ｔ5 で表わされている。
行われるパワースペクトル解析について図２に基づき説
明する。尚、図２において、縦軸は周波数Ｆ（Ｈｚ）を
示し、横軸は各周波数の音が持続する持続時間ｔ（ｓｅ
ｃ）を示す。パワースペクトル解析では、単位時間当た
りのエネルギーが最も大きい周波数を、解析単位時間毎
に各々特定するようなデータ処理を行なう。その結果、
音声データの各音が、図２に示すように、周波数ｆとそ
の持続時間ｔで表わされたデータが得られる。因みに、
図２では５つの音が採取された例を示しており、第１音
は周波数ｆ1 、持続時間ｔ1 、第２音は周波数ｆ2 、持
続時間ｔ2、第３音は周波数ｆ3、持続時間ｔ3、第４音
は周波数ｆ4、持続時間ｔ4、第５音は周波数ｆ5、持続
時間ｔ5 で表わされている。
【００１４】尚、持続時間内で周波数が変化する場合に
は、その持続時間内における周波数の平均値又は周波数
の中央値が代表周波数として採用される。例えば、図２
中、第１音、第２音では、それぞれ持続時間ｔ1、ｔ2内
で周波数が変化しているが、この場合には第１音、第２
音の周波数ｆ1、ｆ2の平均値又は中央値が代表周波数と
して採用される。
は、その持続時間内における周波数の平均値又は周波数
の中央値が代表周波数として採用される。例えば、図２
中、第１音、第２音では、それぞれ持続時間ｔ1、ｔ2内
で周波数が変化しているが、この場合には第１音、第２
音の周波数ｆ1、ｆ2の平均値又は中央値が代表周波数と
して採用される。
【００１５】前記のようにパワースペクトル解析手段に
より音声データの各音について抽出された音高データ
（周波数ｆ）、音長データ（持続時間ｔ）はピッチ同定
手段５に出力され、ピッチ同定手段５においては各音の
音高データ、音調データを数値化することによりコード
データが取得される。かかるコードデータは、各音毎に
その周波数ｆと持続時間ｔとを一組として（ｆ、ｔ）で
表わされている。このように音声データの各音について
取得されたコードデータは、候補曲比較検索手段７に出
力される。候補曲比較検索手段７においては、各音のコ
ードデータとコード辞書６にて各楽曲毎に記憶されたコ
ードデータとが比較されるとともに、各音のコードデー
タに一致又は類似するコードデータを有する楽曲の候補
曲が検索される。
より音声データの各音について抽出された音高データ
（周波数ｆ）、音長データ（持続時間ｔ）はピッチ同定
手段５に出力され、ピッチ同定手段５においては各音の
音高データ、音調データを数値化することによりコード
データが取得される。かかるコードデータは、各音毎に
その周波数ｆと持続時間ｔとを一組として（ｆ、ｔ）で
表わされている。このように音声データの各音について
取得されたコードデータは、候補曲比較検索手段７に出
力される。候補曲比較検索手段７においては、各音のコ
ードデータとコード辞書６にて各楽曲毎に記憶されたコ
ードデータとが比較されるとともに、各音のコードデー
タに一致又は類似するコードデータを有する楽曲の候補
曲が検索される。
【００１６】ここで、コード辞書６の構成について図３
に基づき説明する。コード辞書６は多数の楽曲のそれぞ
れについて、その出だしの部分（最初の部分）における
複数個の音列を記憶する領域、各楽曲のインデックス番
号を記憶する領域、及び、楽曲名を記憶する領域を有し
ている。音列記憶領域には、例えば、各楽曲における出
だし部分の２０個の音列について、周波数Ｆ（Ｈｚ）と
持続時間Ｔ（ｍｓ）とから構成された各音のコードデー
タが記憶されている。インデックス番号記憶領域には、
各楽曲に対して予め対応させたインデックス番号が記憶
されている。楽曲名記憶領域には、各楽曲の曲名が記憶
されている。これらの各コードデータ、インデックス番
号、及び、楽曲名は、図３に示すように、それぞれ対応
付けられている。例えば、楽曲名「太陽の季節」のイン
デックス番号は「３２５１０」であり、また、この楽曲
の出だし部分における各音のコードデータは、第１音が
（４００、２５０）、第２音が（３５０、５００）、第
２０音が（４４０、４００）である。そして、音声デー
タに基く各音のコードデータがパワースペクトル解析手
段４からピッチ同定手段５に出力されると、ピッチ同定
手段５は、そのコードデータとコード辞書６における各
楽曲毎にそのコードデータとを順に比較し、各コードデ
ータが相互に一致するか、又は、類似するかを判断す
る。
に基づき説明する。コード辞書６は多数の楽曲のそれぞ
れについて、その出だしの部分（最初の部分）における
複数個の音列を記憶する領域、各楽曲のインデックス番
号を記憶する領域、及び、楽曲名を記憶する領域を有し
ている。音列記憶領域には、例えば、各楽曲における出
だし部分の２０個の音列について、周波数Ｆ（Ｈｚ）と
持続時間Ｔ（ｍｓ）とから構成された各音のコードデー
タが記憶されている。インデックス番号記憶領域には、
各楽曲に対して予め対応させたインデックス番号が記憶
されている。楽曲名記憶領域には、各楽曲の曲名が記憶
されている。これらの各コードデータ、インデックス番
号、及び、楽曲名は、図３に示すように、それぞれ対応
付けられている。例えば、楽曲名「太陽の季節」のイン
デックス番号は「３２５１０」であり、また、この楽曲
の出だし部分における各音のコードデータは、第１音が
（４００、２５０）、第２音が（３５０、５００）、第
２０音が（４４０、４００）である。そして、音声デー
タに基く各音のコードデータがパワースペクトル解析手
段４からピッチ同定手段５に出力されると、ピッチ同定
手段５は、そのコードデータとコード辞書６における各
楽曲毎にそのコードデータとを順に比較し、各コードデ
ータが相互に一致するか、又は、類似するかを判断す
る。
【００１７】ここに、ピッチ同定手段５は、所定の楽曲
について音声データにおける各音のコードデータとコー
ド辞書６のコードデータとが一致する場合には、その楽
曲を候補曲の１つとして認識するとともに、その楽曲の
インデックス番号及び楽曲名をコード辞書６から取得す
る。また、音声データにおける各音のコードデータとコ
ード辞書６のコードデータとが一致しないが類似してい
る場合には、その楽曲を候補曲の１つとして認識すると
ともに、その楽曲のインデックス番号及び楽曲名をコー
ド辞書６から取得する。尚、各コードデータが相互に類
似しているかどうかは、所定楽曲の出だし部分における
最初の２０音の各コードデータの内、例えば、１５音の
コードデータが一致する場合には、各コードデータが類
似するものと判断するようにすればよい。かかる判断に
おいてスレッシホールド値となる１５音については、自
在に設定することが可能であり、また、各楽曲毎にその
値を変えてもよい。
について音声データにおける各音のコードデータとコー
ド辞書６のコードデータとが一致する場合には、その楽
曲を候補曲の１つとして認識するとともに、その楽曲の
インデックス番号及び楽曲名をコード辞書６から取得す
る。また、音声データにおける各音のコードデータとコ
ード辞書６のコードデータとが一致しないが類似してい
る場合には、その楽曲を候補曲の１つとして認識すると
ともに、その楽曲のインデックス番号及び楽曲名をコー
ド辞書６から取得する。尚、各コードデータが相互に類
似しているかどうかは、所定楽曲の出だし部分における
最初の２０音の各コードデータの内、例えば、１５音の
コードデータが一致する場合には、各コードデータが類
似するものと判断するようにすればよい。かかる判断に
おいてスレッシホールド値となる１５音については、自
在に設定することが可能であり、また、各楽曲毎にその
値を変えてもよい。
【００１８】前記のようにして音声データにおける各音
のコードデータとコード辞書６のコードデータとに基づ
き候補曲が検索され、各候補曲について取得されたイン
デックス番号及び楽曲名は、候補曲特定手段９に出力さ
れる。候補曲特定手段９においては、各候補曲のインデ
ックス番号及び楽曲名に基づいて楽曲辞書８の検索が行
われ、各候補曲に対応する楽音データ及び楽曲名が特定
される。このようにして特定された各候補曲の楽曲名
は、モニタ１２のディスプレイ上に表示される。このと
き、各候補曲は、前記候補曲比較検索手段にて判断され
た一致度の高い曲から順にモニタ１２のディスプレイ上
に表示される。
のコードデータとコード辞書６のコードデータとに基づ
き候補曲が検索され、各候補曲について取得されたイン
デックス番号及び楽曲名は、候補曲特定手段９に出力さ
れる。候補曲特定手段９においては、各候補曲のインデ
ックス番号及び楽曲名に基づいて楽曲辞書８の検索が行
われ、各候補曲に対応する楽音データ及び楽曲名が特定
される。このようにして特定された各候補曲の楽曲名
は、モニタ１２のディスプレイ上に表示される。このと
き、各候補曲は、前記候補曲比較検索手段にて判断され
た一致度の高い曲から順にモニタ１２のディスプレイ上
に表示される。
【００１９】続いて、歌唱者は、モニタ１２のディスプ
レイ上に表示された各候補曲の内から自己が所望する楽
曲を探し、楽曲選択スイッチ１０を介して所望楽曲を選
択する。この後、演奏スタートスイッチ１１を押下すれ
ば、その選択された楽曲について候補曲特定手段９にて
楽曲辞書８から取得された楽音データが音源１３、スピ
ーカ１４を介して演奏される。これにより、歌唱者はス
ピーカ１４から発生される演奏に従って歌唱を楽しむこ
とができる。
レイ上に表示された各候補曲の内から自己が所望する楽
曲を探し、楽曲選択スイッチ１０を介して所望楽曲を選
択する。この後、演奏スタートスイッチ１１を押下すれ
ば、その選択された楽曲について候補曲特定手段９にて
楽曲辞書８から取得された楽音データが音源１３、スピ
ーカ１４を介して演奏される。これにより、歌唱者はス
ピーカ１４から発生される演奏に従って歌唱を楽しむこ
とができる。
【００２０】以上詳細に説明した通り本実施の形態に係
る楽曲検索装置では、マイク１を介して入力された音声
データはＡ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パワースペク
トル解析手段４を介して音声データを構成する各音の音
高データ、音長データに変換され、また、各音高デー
タ、音長データはピッチ同定手段５を介して周波数ｆと
持続時間ｔからなるコードデータに変換された後、候補
曲比較検索手段７においてコード辞書６を参照しつつそ
のコードデータと各楽曲のコードデータとが一致する
か、又は、類似するかどうに基づいて候補曲を検索する
とともに、候補曲特定手段９と楽曲辞書８とを介して候
補曲を特定してモニタ１２のディスプレイに表示するよ
うに構成したので、カラオケ装置等において多数の楽曲
の内から所望の楽曲を検索するについて、キーボード等
の楽器を使用して難しく且つ煩雑な旋律データの入力作
業を行うことなく、マイク１を介して音声にて所望楽曲
のメロディを入力することのみにより、所望楽曲の検索
を簡単且つ容易に行うことができる。これにより、キー
ボード等の楽器を使用できない一般の歌唱者であって
も、多数の楽曲の内から自己が所望する楽曲を容易に検
索することができ、また、歌唱者が所望楽曲の曲名等を
認識していなくても楽曲のメロディを覚えている場合に
は、自己の所望楽曲を容易に検索することができるもの
である。また、楽曲選択スイッチ１０により所望楽曲の
選択を行った後、演奏スタートスイッチ１１を押下すれ
ば、所望の楽曲が音源１３、スピーカ１４を介して演奏
されるので、歌唱者は、前記のように容易に所望楽曲の
検索を行い得ることとも相まって、容易にカラオケ演奏
を楽しむことができる。
る楽曲検索装置では、マイク１を介して入力された音声
データはＡ／Ｄコンバータ２、ＦＦＴ３、パワースペク
トル解析手段４を介して音声データを構成する各音の音
高データ、音長データに変換され、また、各音高デー
タ、音長データはピッチ同定手段５を介して周波数ｆと
持続時間ｔからなるコードデータに変換された後、候補
曲比較検索手段７においてコード辞書６を参照しつつそ
のコードデータと各楽曲のコードデータとが一致する
か、又は、類似するかどうに基づいて候補曲を検索する
とともに、候補曲特定手段９と楽曲辞書８とを介して候
補曲を特定してモニタ１２のディスプレイに表示するよ
うに構成したので、カラオケ装置等において多数の楽曲
の内から所望の楽曲を検索するについて、キーボード等
の楽器を使用して難しく且つ煩雑な旋律データの入力作
業を行うことなく、マイク１を介して音声にて所望楽曲
のメロディを入力することのみにより、所望楽曲の検索
を簡単且つ容易に行うことができる。これにより、キー
ボード等の楽器を使用できない一般の歌唱者であって
も、多数の楽曲の内から自己が所望する楽曲を容易に検
索することができ、また、歌唱者が所望楽曲の曲名等を
認識していなくても楽曲のメロディを覚えている場合に
は、自己の所望楽曲を容易に検索することができるもの
である。また、楽曲選択スイッチ１０により所望楽曲の
選択を行った後、演奏スタートスイッチ１１を押下すれ
ば、所望の楽曲が音源１３、スピーカ１４を介して演奏
されるので、歌唱者は、前記のように容易に所望楽曲の
検索を行い得ることとも相まって、容易にカラオケ演奏
を楽しむことができる。
【００２１】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記実施の形態においては、コード辞書８は各楽曲の出
だし部分に対応する複数個（例えば、２０個）の音列を
記憶するように構成されているが、歌唱者は必ずしも所
望楽曲の出だし部分のメロディを覚えておらず、所謂、
「サビ」の部分しか覚えていないことも考えられること
から、コード辞書８には、各楽曲の出だし部分の音列コ
ードデータに加えて、各楽曲の「サビ」の部分の音列コ
ードデータを記憶するようにしてもよい。このようにす
れば、より確実に所望楽曲の検索を行うことが可能とな
るものである。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記実施の形態においては、コード辞書８は各楽曲の出
だし部分に対応する複数個（例えば、２０個）の音列を
記憶するように構成されているが、歌唱者は必ずしも所
望楽曲の出だし部分のメロディを覚えておらず、所謂、
「サビ」の部分しか覚えていないことも考えられること
から、コード辞書８には、各楽曲の出だし部分の音列コ
ードデータに加えて、各楽曲の「サビ」の部分の音列コ
ードデータを記憶するようにしてもよい。このようにす
れば、より確実に所望楽曲の検索を行うことが可能とな
るものである。
【００２２】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、カラオケ装
置等において多数の楽曲の内から所望の楽曲を検索する
について、難しく且つ煩雑な旋律データの入力作業を行
うことなく、マイク等の音声入力手段を介して音声にて
入力された所望楽曲のメロディに基づき所望楽曲の検索
を容易に行うことができる楽曲検索装置を提供すること
ができる。
置等において多数の楽曲の内から所望の楽曲を検索する
について、難しく且つ煩雑な旋律データの入力作業を行
うことなく、マイク等の音声入力手段を介して音声にて
入力された所望楽曲のメロディに基づき所望楽曲の検索
を容易に行うことができる楽曲検索装置を提供すること
ができる。
【図１】楽曲検索装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】パワースペクトル解析手段にて解析抽出された
音高データ及び音長データを示すグラフである。
音高データ及び音長データを示すグラフである。
【図３】コード辞書の内容を模式的に示す説明図であ
る。
る。
１ マイク ２ Ａ／Ｄコンバータ ３ ＦＦＴ ４ パワースペクトル解析手段 ５ ピッチ同定手段 ６ コード辞書 ７ 候補曲比較検索手段 ８ 楽曲辞書 ９ 候補曲特定手段 １０ 楽曲選択スイッチ １１ 演奏スタートスイッチ １２ モニタ １３ 音源 １４ スピーカ
Claims (2)
- 【請求項１】 所望楽曲のメロディを音声にて入力する
音声入力手段と、 前記音声入力手段から入力された音声データに基づき音
高データ及び音長データを抽出する抽出手段と、 多数の楽曲のメロディに関して音高データ及び音長デー
タを記憶する楽曲データ記憶手段と、 前記抽出手段により抽出された音高データ及び音長デー
タと前記楽曲データ記憶手段に記憶された各楽曲の音高
データ及び音長データとを比較する比較手段と、 前記比較手段における比較結果に基づいて前記音声入力
手段により入力された楽曲の候補を検索する楽曲検索手
段と、 前記楽曲検索手段により検索された楽曲の候補を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする楽曲検索装置。 - 【請求項２】 前記表示手段に表示された楽曲の候補の
内から所望楽曲を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された楽曲を演奏する演奏手段
とを備えたことを特徴とする請求項１記載の楽曲検索装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322116A JPH09138691A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 楽曲検索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322116A JPH09138691A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 楽曲検索装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09138691A true JPH09138691A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=18140105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322116A Pending JPH09138691A (ja) | 1995-11-15 | 1995-11-15 | 楽曲検索装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09138691A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998049630A1 (en) * | 1997-04-28 | 1998-11-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Bibliographic music data base with normalized musical themes |
| JP2000347659A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-12-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 音楽検索装置，音楽検索方法および音楽検索プログラムを記録した記録媒体 |
| JP2001356779A (ja) * | 2000-06-09 | 2001-12-26 | Fujitsu Ten Ltd | 楽曲データ配信方法 |
| KR20020065668A (ko) * | 2001-02-07 | 2002-08-14 | 엘지전자주식회사 | 음악 서비스 제공 시스템 및 이 시스템의 운영 방법 |
| US6504089B1 (en) | 1997-12-24 | 2003-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | System for and method of searching music data, and recording medium for use therewith |
| KR20040000798A (ko) * | 2002-06-25 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 음악 데이터의 점진적 분할 방법과 음악 데이터 검색방법 |
| KR20040000797A (ko) * | 2002-06-25 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 음악 데이터의 특징 정보 표현방법 |
| JP2004505328A (ja) * | 2000-07-31 | 2004-02-19 | シャザム エンターテインメント リミテッド | 高い雑音、歪み環境下でサウンド・楽音信号を認識するシステムおよび方法 |
| KR100468971B1 (ko) * | 2002-06-25 | 2005-01-29 | 엘지전자 주식회사 | 멜로디 기반 검색이 가능한 음악 재생장치 |
| JP2006323849A (ja) * | 2006-05-29 | 2006-11-30 | Sony Corp | 情報処理装置、検索サーバ、記録媒体 |
| JP2009058548A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声検索装置 |
| US7522498B2 (en) | 1998-10-02 | 2009-04-21 | Sony Corporation | Optical information recording apparatus |
| JP2009276776A (ja) * | 2009-08-17 | 2009-11-26 | Sony Corp | 楽曲同定装置及び方法、楽曲同定配信装置及び方法 |
| US7636545B2 (en) | 1997-07-29 | 2009-12-22 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, information processing system, and transmission medium |
| US7818167B2 (en) | 2006-02-10 | 2010-10-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method, medium, and system for music retrieval using modulation spectrum |
| JP2012043474A (ja) * | 2011-11-28 | 2012-03-01 | Mobilemedia Ideas Llc | 携帯型端末装置 |
| US8725829B2 (en) | 2000-07-31 | 2014-05-13 | Shazam Investments Limited | Method and system for identifying sound signals |
| JP2014220007A (ja) * | 2014-07-28 | 2014-11-20 | モバイルメディア アイディアズ リミティド ライアビリティ カンパニー | 携帯型端末装置 |
| CN112071333A (zh) * | 2019-06-11 | 2020-12-11 | 纳宝株式会社 | 用于动态音符匹配的电子装置及其操作方法 |
-
1995
- 1995-11-15 JP JP7322116A patent/JPH09138691A/ja active Pending
Cited By (28)
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| US9088374B2 (en) | 1997-07-29 | 2015-07-21 | Mobilemedia Ideas Llc | Information processing apparatus and method, information processing system, and transmission medium |
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| US6504089B1 (en) | 1997-12-24 | 2003-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | System for and method of searching music data, and recording medium for use therewith |
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