JPH0254300A - 自動選曲装置 - Google Patents
自動選曲装置Info
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- JPH0254300A JPH0254300A JP63205735A JP20573588A JPH0254300A JP H0254300 A JPH0254300 A JP H0254300A JP 63205735 A JP63205735 A JP 63205735A JP 20573588 A JP20573588 A JP 20573588A JP H0254300 A JPH0254300 A JP H0254300A
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- JP
- Japan
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- melody
- section
- music
- pitch
- song
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- Pending
Links
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 238000010187 selection method Methods 0.000 description 3
- 238000013518 transcription Methods 0.000 description 3
- 230000035897 transcription Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005311 autocorrelation function Methods 0.000 description 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、カラオケ装置、自動演奏装置、コンパクトデ
ィスクプレーヤなどに使用される自動選曲装置に関する
。
ィスクプレーヤなどに使用される自動選曲装置に関する
。
(従来の技術)
音楽@賞やカラオケなどにおいて、自分の好みの曲を選
んで演奏させる選曲の機能は、音楽を楽しむ上で、基本
的かつ必須な機能である。
んで演奏させる選曲の機能は、音楽を楽しむ上で、基本
的かつ必須な機能である。
最も一般的な選曲の方法は、曲番号を解説書や歌詞集で
調べてその番号を装置の操作パネルから入力するもので
ある。例えば、コンパクトディスクプレーヤやカラオケ
では、演奏させない曲の番号を調べ、その曲番号を操作
パネルから入力して演奏させる。カセットテーププレー
ヤでは、テープの開始位置から、演奏させたい曲番号の
回数だけ、頭だし操作を行い演奏させる。
調べてその番号を装置の操作パネルから入力するもので
ある。例えば、コンパクトディスクプレーヤやカラオケ
では、演奏させない曲の番号を調べ、その曲番号を操作
パネルから入力して演奏させる。カセットテーププレー
ヤでは、テープの開始位置から、演奏させたい曲番号の
回数だけ、頭だし操作を行い演奏させる。
これらは、実際に行われている最も一般的な選曲方法で
あるが、解説書で曲番号を調べる手間が問題であった。
あるが、解説書で曲番号を調べる手間が問題であった。
この問題点を解決するために、さまざまな方法が提案さ
れている。例えば、カラオケ装置にキーボードを付け、
そこから使用者が曲名や歌い出しの歌詞を入力すること
で、歌詞集を参照することなく選曲ができる方法が特公
昭62−291776号公報に述べられている。
れている。例えば、カラオケ装置にキーボードを付け、
そこから使用者が曲名や歌い出しの歌詞を入力すること
で、歌詞集を参照することなく選曲ができる方法が特公
昭62−291776号公報に述べられている。
また、その他の方法として、音声認識部を設け、曲名を
発声するだけで選曲を行うものが特公昭62−2917
77号公報に述べられている。これは、コンパクトディ
スクなどの演奏データ記憶媒体に音声認識に必要な、曲
名を発声した標準パターンをあらかじめ格納しておき、
使用者により発声された曲名のデータ(入カバターンと
呼ぶ)と格納された標準パターンとのパターン間類似度
から最も類似した曲を選ぶものである。
発声するだけで選曲を行うものが特公昭62−2917
77号公報に述べられている。これは、コンパクトディ
スクなどの演奏データ記憶媒体に音声認識に必要な、曲
名を発声した標準パターンをあらかじめ格納しておき、
使用者により発声された曲名のデータ(入カバターンと
呼ぶ)と格納された標準パターンとのパターン間類似度
から最も類似した曲を選ぶものである。
(発明が解決しようとする課題)
前述のように、現在数も一般的に用いられている、装置
のパネルから曲番号を入力する選曲方法では、解説書や
歌詞上を参照して曲番号を調べる必要があるから、手間
がかかるという問題点があった。
のパネルから曲番号を入力する選曲方法では、解説書や
歌詞上を参照して曲番号を調べる必要があるから、手間
がかかるという問題点があった。
装置にキーボードをつけて曲名や歌い出しの歌詞を入力
する方法(前述特公昭62−291776号公報)では
、上記の問題点は解決されるものの、キーボードをつけ
るために装置が大きくなり、また、その分、コストもか
かることになる。さらに、キーボード入力の手間は、歌
詞上参照と比べて少ないとは必ずしもいえない。
する方法(前述特公昭62−291776号公報)では
、上記の問題点は解決されるものの、キーボードをつけ
るために装置が大きくなり、また、その分、コストもか
かることになる。さらに、キーボード入力の手間は、歌
詞上参照と比べて少ないとは必ずしもいえない。
音声認識を用いた選曲方法(前述特公昭62−2917
77号公報)では、曲番号を参照したり、装置のパネル
からの選曲操作をする必要はないが、音声認識部が高価
であることが問題である。現在の音声認識装置のほとん
どは、その原理に、入力音声のパターンと全ての標準パ
ターン間の類似度を求めるパターンマツチングを用いて
いるから多くの計′n、量を必要とする。それら、認識
単語数の二乗に比例して計算量が増大するから、リアル
タイムの認識を実現するには特別なハードウェアか必要
であり、高価にならざるを得なかった。
77号公報)では、曲番号を参照したり、装置のパネル
からの選曲操作をする必要はないが、音声認識部が高価
であることが問題である。現在の音声認識装置のほとん
どは、その原理に、入力音声のパターンと全ての標準パ
ターン間の類似度を求めるパターンマツチングを用いて
いるから多くの計′n、量を必要とする。それら、認識
単語数の二乗に比例して計算量が増大するから、リアル
タイムの認識を実現するには特別なハードウェアか必要
であり、高価にならざるを得なかった。
さらに、さまざまな人のバラつきのある発生を認識しな
くてはならない不特定話者音声認識は技術的にまだ課題
が多く、現在実用化されている装置でも、認識語い数は
50単語程度である。
くてはならない不特定話者音声認識は技術的にまだ課題
が多く、現在実用化されている装置でも、認識語い数は
50単語程度である。
本発明の目的は、以上の課題を解決し、解説書や歌詞上
を参照する事なく、また、装置上の操作をほとんど必要
とせずに選曲することのできる自動選曲装置を提供する
ことにある。
を参照する事なく、また、装置上の操作をほとんど必要
とせずに選曲することのできる自動選曲装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段)
本発明による自動選曲装置は、曲の一部のメロディを歌
った声を入力する手段と、選曲対象全曲のメロディ情報
を音程と音長の時系列情報として格納するメロディ格納
部と、入力された歌声を分析して音程と音長の時系列情
報を入力メロディとして求める裸諾部と、前記採譜部に
て求められた入力メロディの隣合う音間の音程と音長め
相対値を用いて前記メロディ格納部に格納された複数の
メロディからの選曲を行う選曲部を有する。
った声を入力する手段と、選曲対象全曲のメロディ情報
を音程と音長の時系列情報として格納するメロディ格納
部と、入力された歌声を分析して音程と音長の時系列情
報を入力メロディとして求める裸諾部と、前記採譜部に
て求められた入力メロディの隣合う音間の音程と音長め
相対値を用いて前記メロディ格納部に格納された複数の
メロディからの選曲を行う選曲部を有する。
(作用)
本発明は、使用者が曲の歌い出しを歌い、その歌声を分
析、採譜してメロディを求め、求められたメロディに最
も近いメロディの曲を選択するものである。このような
作用を可能にするために、本発明による自動選曲装置で
は、歌声から採譜を行いメロディを求める採譜部と、あ
らかじめ格納された面群のメロディから、求められたメ
ロディに最も類似したものを求める選曲部とを有してい
る。以下に、本発明の詳細な説明する。
析、採譜してメロディを求め、求められたメロディに最
も近いメロディの曲を選択するものである。このような
作用を可能にするために、本発明による自動選曲装置で
は、歌声から採譜を行いメロディを求める採譜部と、あ
らかじめ格納された面群のメロディから、求められたメ
ロディに最も類似したものを求める選曲部とを有してい
る。以下に、本発明の詳細な説明する。
まず、選曲の対象となる全曲のメロディ・hJf報が音
程と音長め時系列データとしてあらかじめ装置内に保持
されているとする。
程と音長め時系列データとしてあらかじめ装置内に保持
されているとする。
使用者は、選曲したい曲の冒頭の一部を自由な音程、テ
ンポで歌う。歌声は、順次A/D変換され波形データと
して取り込まれる。波形データは分析され、時系列のパ
ワーデータとピッチデータに変換される。パワーデータ
とピッチデータを得るには、例えば、一般に良く知られ
ている自己相関関数による方式を用いることができる。
ンポで歌う。歌声は、順次A/D変換され波形データと
して取り込まれる。波形データは分析され、時系列のパ
ワーデータとピッチデータに変換される。パワーデータ
とピッチデータを得るには、例えば、一般に良く知られ
ている自己相関関数による方式を用いることができる。
ピッチの抽出法には、東海大学出版の「ディジタル音声
処理] (古井貞照V)の57頁から59頁に述べられ
ているように、さまざまな方式が知られておりそれらの
方式を用いるとかできる。
処理] (古井貞照V)の57頁から59頁に述べられ
ているように、さまざまな方式が知られておりそれらの
方式を用いるとかできる。
次に、パワーデータからメロディの音符各−音ごとの区
間を求めるセグメンテーションが行われる。セグメンテ
ーション法としては、パワーデー夕の時間軸の変化量を
調べる方式がある。あらかじめパワー変化量のしきい値
THI、TH2を定めておき、パワー変化量がしきい値
THIを越えた時点を音の開始時刻、マイナスの変化量
がしきい値TH2を越えた時点を音の終了時刻とするも
のである。
間を求めるセグメンテーションが行われる。セグメンテ
ーション法としては、パワーデー夕の時間軸の変化量を
調べる方式がある。あらかじめパワー変化量のしきい値
THI、TH2を定めておき、パワー変化量がしきい値
THIを越えた時点を音の開始時刻、マイナスの変化量
がしきい値TH2を越えた時点を音の終了時刻とするも
のである。
前置間が求められたら、前置間の時間長である音長を求
め、各−前置間の平均ピッチから各音の音程が求められ
る。このようにして求められた歌声の音程と音長の時系
列データを入力メロディと呼ぶ。
め、各−前置間の平均ピッチから各音の音程が求められ
る。このようにして求められた歌声の音程と音長の時系
列データを入力メロディと呼ぶ。
入力メロディが求められると、装置内にあらかじめ保持
されているメロディ群の中で最も入力メロディに類似し
た曲を選曲する。入力メロディは、使用者が自由な調と
テンポで歌ったものなので、その音程や音調は装置内に
保持された同じ曲のメロディの音程や音長とは異なる。
されているメロディ群の中で最も入力メロディに類似し
た曲を選曲する。入力メロディは、使用者が自由な調と
テンポで歌ったものなので、その音程や音調は装置内に
保持された同じ曲のメロディの音程や音長とは異なる。
しかし、曲が同じであれば、隣合う合間の音程や音長め
比は同じである。このことを利用し、メロディの類似性
の尺度として、これら隣合う音間の音程や音長の相対値
を用いる。
比は同じである。このことを利用し、メロディの類似性
の尺度として、これら隣合う音間の音程や音長の相対値
を用いる。
選曲では、入力メロディにおける音程や音長の相対値と
、保持された曲のそれとの比較を行い、同じ曲かどうか
の判定が行われる6判定の基準にはさまざまな方法が考
えられる。最も簡単な方法は、全ての相対値が一致する
メロディを選択する方法である。また、メロディの第1
、第2音間の相対値に対して全ての曲との比較を行い、
値が合致する曲のみを残して第2、第3音間の処理を行
う、という具合に並列に処理し、fi後に残った一曲を
選曲結果として出力する方法を用いることもできる。ま
た、相対値が等しい値でなくてもある程度の範囲内であ
れは、候補として残す方法も考えられる。
、保持された曲のそれとの比較を行い、同じ曲かどうか
の判定が行われる6判定の基準にはさまざまな方法が考
えられる。最も簡単な方法は、全ての相対値が一致する
メロディを選択する方法である。また、メロディの第1
、第2音間の相対値に対して全ての曲との比較を行い、
値が合致する曲のみを残して第2、第3音間の処理を行
う、という具合に並列に処理し、fi後に残った一曲を
選曲結果として出力する方法を用いることもできる。ま
た、相対値が等しい値でなくてもある程度の範囲内であ
れは、候補として残す方法も考えられる。
以上のように、歌声を分析し、メロディとその音程と音
長を求める採譜部と、隣合う音間の音程と音長の相対値
を用いて選曲を行なう選曲部を設けることにより、手軽
に使用者の意図する曲を選曲できる自動選曲装置を実現
できることになる。
長を求める採譜部と、隣合う音間の音程と音長の相対値
を用いて選曲を行なう選曲部を設けることにより、手軽
に使用者の意図する曲を選曲できる自動選曲装置を実現
できることになる。
(実施例)
以下に1本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。第1図は、本発明による自動選曲装置の
一実施例を示すブロック図である。
細に説明する。第1図は、本発明による自動選曲装置の
一実施例を示すブロック図である。
メロディ格納部2にはあらかじめ選曲対象のすべての曲
のメロディ情報が格納されている。メロディ情報は、メ
ロディの各音の音程と音長を時系列に表現したものであ
る0選曲する曲のメロディを、例えば第3図の5線謂に
示したものとすると、メロディ情報は第4図のように表
現できる。ここでは、音の長さを8分音符の長さを1と
した場合の数値で示した。
のメロディ情報が格納されている。メロディ情報は、メ
ロディの各音の音程と音長を時系列に表現したものであ
る0選曲する曲のメロディを、例えば第3図の5線謂に
示したものとすると、メロディ情報は第4図のように表
現できる。ここでは、音の長さを8分音符の長さを1と
した場合の数値で示した。
さて、使用者は、選曲したい曲の冒頭から数小節を、自
分の歌いやすい音程で歌う。歌声はマイク1から採譜部
3に入力される。
分の歌いやすい音程で歌う。歌声はマイク1から採譜部
3に入力される。
第2図は採譜部3における処理を示すブロック図である
。入力された歌声はA/D変換器31にて順次波形デー
タに変換される。パワーピッチ抽出部32では例えば自
己相関法による分析が行われ、波形データが時系列のパ
ワーデータとピッチデータに変換される。
。入力された歌声はA/D変換器31にて順次波形デー
タに変換される。パワーピッチ抽出部32では例えば自
己相関法による分析が行われ、波形データが時系列のパ
ワーデータとピッチデータに変換される。
セグメンテーション部33では、得られたパワーの変化
量からメロディの各音の開始時刻と終了時刻、および音
長を求めるセグメンテーションが行われる。ここで、パ
ワーの変化量のしきい値TH1、TH2としてあらかじ
め定めておく。’Ti1lは開始時刻を求めるしきい値
、TH2は終了時刻を求めるしきい値である。第5図は
、セグメンテーションの様子を示している。5ttx(
xは音番号)は開始時刻、entxは終了時刻である。
量からメロディの各音の開始時刻と終了時刻、および音
長を求めるセグメンテーションが行われる。ここで、パ
ワーの変化量のしきい値TH1、TH2としてあらかじ
め定めておく。’Ti1lは開始時刻を求めるしきい値
、TH2は終了時刻を求めるしきい値である。第5図は
、セグメンテーションの様子を示している。5ttx(
xは音番号)は開始時刻、entxは終了時刻である。
また、音長はInx=entx−sttxとして求めて
おく。
おく。
次に、音程決定部34では、求められた各音の開始時刻
から終了時刻の間のピッチの平均値より音程が決定され
る。第6図は、縦軸をピッチ、横軸を時間としてピッチ
データ、前置間のピッチデータの平均値、求められた音
程を示したものである。
から終了時刻の間のピッチの平均値より音程が決定され
る。第6図は、縦軸をピッチ、横軸を時間としてピッチ
データ、前置間のピッチデータの平均値、求められた音
程を示したものである。
音程はC(ド)D(し)E(ミ)F(ファ)G(ソ)A
(う)B(シ)とそのオクターブ単位の高さを表す番号
で示されている。図に示すように、メロディの各音はピ
ッチデータの平均値に最も近い音程に定められる。
(う)B(シ)とそのオクターブ単位の高さを表す番号
で示されている。図に示すように、メロディの各音はピ
ッチデータの平均値に最も近い音程に定められる。
以上のように、各前置間の音程と音長が求められると、
選曲部4では、それらの情報を用いて、メロディ格納部
のメロディの中から最も類似したメロディの曲を選択す
る。本発明の作用で述べたように、入力されたメロディ
の音程と音長は、使用者が自由に歌ったものなので、メ
ロディ格納部2に保持された同じ曲のメロディのそれと
は異なる。そこで、選曲のための情報として、メロディ
上の隣合う音間の音程と音長の相対値を用いる。
選曲部4では、それらの情報を用いて、メロディ格納部
のメロディの中から最も類似したメロディの曲を選択す
る。本発明の作用で述べたように、入力されたメロディ
の音程と音長は、使用者が自由に歌ったものなので、メ
ロディ格納部2に保持された同じ曲のメロディのそれと
は異なる。そこで、選曲のための情報として、メロディ
上の隣合う音間の音程と音長の相対値を用いる。
メロディ上の隣合う2音をA、Bとすると音程の相対値
としては、AからBの音程の度数を、音長の相対値とし
ては、Aの音長とBの音長の比を用いる。第7図は、第
5図、第6図で示した処理で得られた音程、音長情報と
、それから求めた相対値を示したものである。音長の単
位はmsであり、音長比は0.5単位で量子化した値を
示した。
としては、AからBの音程の度数を、音長の相対値とし
ては、Aの音長とBの音長の比を用いる。第7図は、第
5図、第6図で示した処理で得られた音程、音長情報と
、それから求めた相対値を示したものである。音長の単
位はmsであり、音長比は0.5単位で量子化した値を
示した。
選曲は、このようにして求められな入力メロディの音程
と音長の相対値を、メロディ格納部2のメロディ情報の
相対値と比較することにより行う。
と音長の相対値を、メロディ格納部2のメロディ情報の
相対値と比較することにより行う。
メロディ格納部2のメロディ情報の相対値は、上記と同
様の方法で求める事ができる。第4図の例では、音長の
単位は8分音符の長さを1として示しているが、音長の
比をとることにより、入力メロディのそれと比較するこ
とができる。
様の方法で求める事ができる。第4図の例では、音長の
単位は8分音符の長さを1として示しているが、音長の
比をとることにより、入力メロディのそれと比較するこ
とができる。
比較する方法には、本発明の作用で述べたようにさまざ
ま方法が考えられる。ここでは、同じ曲であるかどうか
の判定の基準として、(1)音程の相対値の差が±1以
内、(2)音長の相対aαが等しい、の2条件を用いて
選曲処理を行う例を説明する。よず、入力メロディの第
1、第2音間の相対値に対して、装置内のメロディの全
ての曲の第1、第2音間の相対値との比較が行われ、上
記の条件(1)、(2)を満たす曲が全て選択される。
ま方法が考えられる。ここでは、同じ曲であるかどうか
の判定の基準として、(1)音程の相対値の差が±1以
内、(2)音長の相対aαが等しい、の2条件を用いて
選曲処理を行う例を説明する。よず、入力メロディの第
1、第2音間の相対値に対して、装置内のメロディの全
ての曲の第1、第2音間の相対値との比較が行われ、上
記の条件(1)、(2)を満たす曲が全て選択される。
第7図の例では、入力メロディ第1、第2音間の音程相
対値は一ヒ3、音長の相対値は1である。
対値は一ヒ3、音長の相対値は1である。
従って、メロディ格納部2内のメロディのうち、第1、
第2音間の音程相対値が2.3.4のいずれかであり、
音長相対値が1であるメロディが全て選択されることに
なる。次に、残った曲に対して、同様の処理を第2、第
3音間の相対値の比較により行う、同様の処理をメロデ
ィに従って行い、最後に残った一曲が選曲結果として出
方される。
第2音間の音程相対値が2.3.4のいずれかであり、
音長相対値が1であるメロディが全て選択されることに
なる。次に、残った曲に対して、同様の処理を第2、第
3音間の相対値の比較により行う、同様の処理をメロデ
ィに従って行い、最後に残った一曲が選曲結果として出
方される。
選曲結果は、曲名、曲番号など曲を特定できるものとし
て出力される。また、a後に残った一曲を出力するので
なく、残った数曲を出力し、使用者により選択してもら
う方法も考えられる。
て出力される。また、a後に残った一曲を出力するので
なく、残った数曲を出力し、使用者により選択してもら
う方法も考えられる。
(発明の効果)
以上に説明した本発明による自動選曲装置では、使用者
が曲の歌い出しを歌うだけで、選曲を行うことができる
。したがって、本発明の装置を用いれば、従来のように
、解説書や歌詞束などで曲番号を参照する手間がいらな
いし、また、装置のパネルやキーボードなどからの操作
も必要と−しない。
が曲の歌い出しを歌うだけで、選曲を行うことができる
。したがって、本発明の装置を用いれば、従来のように
、解説書や歌詞束などで曲番号を参照する手間がいらな
いし、また、装置のパネルやキーボードなどからの操作
も必要と−しない。
さらに、比較的簡単な音響処理で得ることのできるメロ
ディの音程、音長情報を用いて選曲を行うから、曲名の
音声認識を用いる場合に比べて、安価であり、また、使
用者のバラつきの影響を受けにくいという利点が生じる
。
ディの音程、音長情報を用いて選曲を行うから、曲名の
音声認識を用いる場合に比べて、安価であり、また、使
用者のバラつきの影響を受けにくいという利点が生じる
。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図における採譜部3における処理の様子を示す図、
第3図は第1図におけるメロディ格納部2に格納された
メロディの例を示す五線槽、第4図は第3図のメロディ
を音程と音長のメロディ情報として表現した例を示す図
、第5図は第2図におけるセグメンテーション部33の
処理を説明するための図、第6図は第2図における音程
決定部34における処理を説明するための図、第7図は
選曲の処理に用いる音程と音長の相対値の例を示す図で
ある。 1・・・マイク、2・・・メロディ格納部、3・・・採
譜部、4・・・選曲部、31・・・A/D変換部、32
・・・パワーピッチ抽出部、33・・・セグメンテーシ
ョン部、34・・・音程決定部。
第1図における採譜部3における処理の様子を示す図、
第3図は第1図におけるメロディ格納部2に格納された
メロディの例を示す五線槽、第4図は第3図のメロディ
を音程と音長のメロディ情報として表現した例を示す図
、第5図は第2図におけるセグメンテーション部33の
処理を説明するための図、第6図は第2図における音程
決定部34における処理を説明するための図、第7図は
選曲の処理に用いる音程と音長の相対値の例を示す図で
ある。 1・・・マイク、2・・・メロディ格納部、3・・・採
譜部、4・・・選曲部、31・・・A/D変換部、32
・・・パワーピッチ抽出部、33・・・セグメンテーシ
ョン部、34・・・音程決定部。
Claims (1)
- 曲の一部のメロディを歌った声を入力する手段と、選
曲対象全曲のメロディ情報を音程と音長の時系列情報と
して格納するメロディ格納部と、入力された歌声を分析
して音程と音長の時系列情報を入力メロディとして求め
る採譜部と、前記採譜部にて求められた入力メロディの
隣合う音間の音程と音長の相対値を用いて前記メロディ
格納部に格納された複数のメロディから選曲を行う選曲
部を持つことを特徴とする自動選曲装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63205735A JPH0254300A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 自動選曲装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63205735A JPH0254300A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 自動選曲装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0254300A true JPH0254300A (ja) | 1990-02-23 |
Family
ID=16511798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63205735A Pending JPH0254300A (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | 自動選曲装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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