JPH11154633A - ワークピースを真空処理するためのプロセス、真空処理システム、および真空処理モジュール - Google Patents

ワークピースを真空処理するためのプロセス、真空処理システム、および真空処理モジュール

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JPH11154633A
JPH11154633A JP10191583A JP19158398A JPH11154633A JP H11154633 A JPH11154633 A JP H11154633A JP 10191583 A JP10191583 A JP 10191583A JP 19158398 A JP19158398 A JP 19158398A JP H11154633 A JPH11154633 A JP H11154633A
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JP
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batch
station
workpieces
vacuum
transport
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Application number
JP10191583A
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English (en)
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Wagner Rudolf
ルードルフ・ワーグナー
Schmitt Jacques
ジャック・シュミット
Perrin Jerome
ジェローム・ペリン
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Oerlikon Surface Solutions AG Pfaeffikon
Original Assignee
Balzers Hochvakuum AG
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Publication date
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/56Apparatus specially adapted for continuous coating; Arrangements for maintaining the vacuum, e.g. vacuum locks
    • C23C14/568Transferring the substrates through a series of coating stations
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/54Apparatus specially adapted for continuous coating

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様のバッチ処理プロセスまたは処理シ
ーケンスを同じ基本的装置で選択的に構成することを可
能にする、ワークピースの真空処理のためのプロセスお
よび装置を提供する。 【解決手段】 真空処理システムは、少なくとも1つの
真空処理ステーションと、ワークピースの搬送用システ
ムと、プロセスコントローラとを含む。ワークピース
は、真空処理設備内の真空ステーションにおいて、ステ
ーションバッチとしてまとめて処理され、真空ステーシ
ョン間では搬送バッチとして搬送される。ステーション
バッチおよび搬送バッチのサイズおよび幾何学的配列
は、少なくともその一部がプロセスコントローラによっ
て制御可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、請求項1、2、
3または4の包括的な説明に従ったワークピースの真空
処理のためのプロセス、および、請求項15、16、1
7または18の包括的な説明に従った対応するプロセス
機器に関する。
【0002】以後、複数のワークピースのグループを
「バッチ」と呼ぶ。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】すべ
てのバッチの真空処理を同時に行なうことは、長年知ら
れてきている。伝統的な方法として、バッチを真空チャ
ンバに入れ、真空チャンバを排気してその真空チャンバ
内でバッチの処理を行なう方法がある。処理のプロセス
が終了すると、真空チャンバは通気され、開けられて、
処理が済んだバッチが取除かれた。
【0004】この方法が利用できるのは、バッチの処理
を連続して行なうことができるプロセスに限られ、その
プロセスは通常、標準的な雰囲気内で行なわれる中間段
階を含む。このことは、一連の真空処理ステップを要
し、そのすべてまたはほとんどにおいて要求される清浄
さの要件を満たさねばならないようなワークピースに対
してはこのようなバッチ処理は利用できないことを意味
する。この種の重要なプロセスシーケンスには、異なる
処理技術が開発されてきている。これは、ワークピース
を真空ロックを通じて装填し、真空ロックから出すこと
なく、CVD、LPCVD、PECVD、PVD等のす
べての公知の真空工学の例におけるコーティングプロセ
ス、ならびに、エッチングプロセス、洗浄プロセス、加
熱または冷却プロセスのような、一連の処理プロセスス
テップにかけるものである。
【0005】たとえばUS 5 344 542号から
公知の解決方法は、ワークピースをロードロックホッパ
ステーションから中央に配された真空搬送チャンバを介
して複数の接続された処理ステーションに提供するもの
であり、この目的のために、搬送チャンバ内では、搬送
ロボットが使用される。搬送チャンバを通じた処理ステ
ーション内の個々の処理ステップ間で生じる交互汚染を
最小限に抑えるために、処理ステーションを搬送チャン
バからバルブによって真空隔離することが可能である。
ワークピースは、搬送チャンバを介して所望のプロセス
ステーションへと、個別に搬送される。
【0006】特定の要件を満たす異なる種類の処理ステ
ーションが上記のような搬送チャンバに配される場合に
は、また異なる要件が生じる結果となる。具体的には、
個々のワークピースが個々の処理ステーションを通じて
移動する際に基準となるタイムシーケンスに関する要
件、および、個々のワークピースが対応する処理ステー
ションにおいて処理される際の処理時間に関する要件で
ある。個々のワークピースに対して目的の処理を柔軟に
行なうことができるように、US 5 344542号
はまた、ロボット装置をプロセスコントローラと相互作
用させることを提案している。ロボット装置が処理ステ
ーション内で機能する際の基準として必要なタイムシー
ケンスは、このプロセスコントローラにおいて自由に規
定することが可能である。
【0007】US 5 019 233号からはまた、
単一のワークピースに関する処理原理を真空条件の下で
非常に複雑な重要なワークピース処理に、特に、US
5344 542号に関連して上述したように汚染に対
して非常に弱い処理ステップに、応用することもまた公
知である。しかしながら、ワークピースを入力ロック内
に装填した後にワークピースをまず調整しなくてはなら
ないこと、すなわち、ワークピースが吸収している外部
ガスを後で非常に重要なプロセス内に汚染物質としても
たらすことのないように、ガスを抜かなければならない
ことは認識されている。US 5 019 233号に
従ってこの必要なワークピースの調整を、それらを真空
ロックを通じて装填する際に行なう場合には、比較的長
い調整時間が必要となる。このため、真空ロックはプロ
セスシーケンスの中で最も時間のかかる部材となり、こ
れは、対応する処理プラントのスループットを大きく制
限することになる。
【0008】上記の問題は、2つのロードロックを並行
に動作することによって解決される。ワークピースのバ
ッチは第1のロードロック内に搬送され、そこで調整さ
れて、その後、第2の真空ロックに転送される。第2の
真空ロックから一度に1つずつ、ワークピースが中央の
搬送チャンバを介して適切な処理ステーションへと配送
されるが、その順序もまたユーザによって選択が可能で
ある。このとき既に、次のバッチが第1の真空ロック内
に装填され、調整される。処理ステーション内でのこの
ような非常に繊細なプロセスステップを配列するのに、
上述の単一のワークピースのための処理プロセスがやは
り利用される。真空ロックを通じて装填し、調整付け、
取出す際にのみ、ワークピースはバッチにまとめられ
る。
【0009】EP 0 608 620号に従って、同
様の手順が用いられる。ここでもやはり基本的には、ワ
ークピースは個々の、重要な真空処理ステップの複雑な
シーケンスにかけられる。この場合にもまた、ワークピ
ースをバッチモードで真空ロックを通じて出し入れし、
かつ、ワークピースを個別に種々の処理ステップにかけ
るという上述の概念がやはり維持されている。
【0010】その特許出願に従って、薄いガラス基板の
処理が行なわれる。もしそのような基板が急激な温度変
化にさらされた場合には、ガラスが割れてしまうという
深刻な問題が存在すると考えられる。しかし、もしガラ
ス基板を単一のワークピースを処理する方法で個別に徐
々に加熱および冷却するとすれば、US 5 0192
33号において既に述べたように、全体的なシステムの
スループットは大いに損なわれることになる。US 5
019 233号の場合と同様にここでもやはり、プ
ロセスシーケンスにおいて最も時間のかかるステップ、
すなわち、徐々に加熱および冷却するステップは、やは
りバッチモードで行なわれる。また、これらは比較的重
要ではないプロセスステップである。さらにこの出願に
従って、ワークピースのバッチは真空ロックを通じて装
填され、装填されたバッチはその後、バッチとして加熱
ステーション内でゆっくりと加熱される。しかしなが
ら、ワークピースはその後、個別に種々の処理ステーシ
ョンへと搬送され、その後、出口チャンバにおいてバッ
チとして集められて、出口チャンバにおいて徐々に冷却
された後に大気中に取出される。
【0011】理解されるように、プロセスステップの複
雑なシーケンスを必要とする各ワークピースを個別に、
すなわち、一度に1つずつ処理するという概念が、体系
的に採用された。その主要な理由の1つは、やはり、複
雑なプロセスステップのシーケンスには、また、処理さ
れるワークピースが比較的コストの高いものである場合
には、プロセスを通じて制御を十分に行なうために、か
つ、プロセスシーケンスを制御し、監視しおよび再生す
るために、ならびに、プロセスに欠陥があった場合にワ
ークピースへのダメージを制限するためには、ワークピ
ースを個別に処理する方法のみが好適である、という考
えが優勢であったためである。
【0012】知る限りにおいて、そのように非常に繊細
なワークピースの処理プロセスにおいても、ワークピー
スがバッチモードで真空ロックを通じて出し入れされる
のみではなく、バッチとして中央の搬送チャンバにも配
されて、そこからバッチとして種々の処理ステーション
へと配されかつそこで処理されるべきであることを提案
した最初の出願は、DE−OS 44 12 902号
であった。スループットをさらに増すためには、複数の
同一のまたは同一に動作する処理ステーションが、並行
に動作される。
【0013】
【発明の概要】本発明は、第1の局面においては最後に
説明した種類のシステムまたはプロセスと相似である。
上述のように、ワークピースはバッチモードで真空ロッ
クを通じて出し入れされ、搬送され、かつ、複数の同一
の処理ステーションへと並行に配される。本発明の目的
は、この方法を異なるプロセスシーケンスに対して高い
レベルで柔軟に適用できるようにすることであり、その
際、上述のワークピース処理における高い生産レートを
維持することである。これは、所望の柔軟性の枠組の中
で非常に重要かつ多様なプロセスステップを複雑なシー
ケンスで行なわなければならないような状況にも当ては
まるものである。
【0014】ワークピースをバッチモードで表面処理、
すなわちコーティングまたは腐食する場合に少なくとも
1つの真空ステーションが利用可能である場合、これは
プロセスコントローラによって達成され、その際、ワー
クピースを対応の真空ステーションから出し入れするタ
イミングは、プロセスコントローラによって自由に規定
することが可能である。
【0015】このことは、ワークピースのバッチ処理
は、柔軟に選択可能な、難しいプロセスステップをもっ
てしても、効率的に実行することができない、という優
勢な意見を打ち破るものである。この発明によっては、
ワークピースのバッチ処理は、非常に複雑な処理プロセ
スシーケンスのために処理ステップのシーケンスを規定
できるようにすることによって追求される。
【0016】請求項1および請求項15に記載の本発明
に従ったプロセスおよび対応するプロセス機器は、それ
ぞれ、ユーザの仕様に従って、または、個々の生産シリ
ーズの要件にさえも従って、多種多様なバッチ処理プロ
セスまたは処理シーケンスを同じ基本的な機器によって
選択的に構成することを可能にする。同じ基本的バッチ
構成を使用し、結果として高いスループットが得ながら
も、単一のワークピース処理システムにおいてのみ知ら
れていた構成の柔軟性の利点を達成することが可能であ
り、かつしたがって、過去においては単一のワークピー
ス処理のみに当てはまる領域であったプロセスステップ
を、特に、バッチモードによるプロセスステップシーケ
ンスを、実現することが可能となる。
【0017】全く同じシステムで上述の応用の柔軟性が
与えられたとして、この発明の第2の局面は、以下の洞
察に基づくものである。すなわち:1つの処理システム
に2つ以上の真空ステーションが設置され、それらのス
テーション内にワークピースが前述の概念に従ってバッ
チとして装填される場合、1または他の設置された真空
ステーション上のバッチサイズは、その種類および実現
の努力に応じて、別の真空ステーション上のバッチサイ
ズよりも小さくなくてはならないという状況が起こり得
る。
【0018】このことに関して、US 5 590 9
94号を参照することができる。この特許出願から公知
のシステムにおいては、この意味での第1の真空ステー
ションはワークピースのバッチを保持する搬送用円形コ
ンベヤを備える搬送ステーションである。ワークピース
は搬送用円形コンベヤバッチから後続の搬送ロボット
に、それから単一のワークピースモードで個々の処理ス
テーションへと供給されるが、それらが搬送用円形コン
ベヤから搬送ロボットに転送されるまでは、それらは前
者によって大きい調整用チャンバ内に保持される。そこ
では、上述の搬送チャンバよりもはるかに大きいワーク
ピースバッチが収容される。調整用チャンバは循環式に
動作する。すなわち、上記搬送チャンバからワークピー
スが調整用チャンバ内に挿入され、同時に、先に調整さ
れたワークピースが取出される。これは、上述の特許出
願においても既に、異なるサイズのバッチを収容するバ
ッチモード真空ステーションを使用することが非常に有
利であり得るということが認識されていたことを示す。
しかし前述のように、その処理および異なるバッチサイ
ズの2つの真空ステーション間の搬送は、単一のワーク
ピースモードで行なわれる。
【0019】本発明のシステムの目的は、この第2の局
面に従って、異なるバッチサイズのために常に少なくも
2つの真空ステーションが設けられる上述の種類のプロ
セスを修正することにより、公知のシステムにおいて実
現されている単一のワークピース転送および処理プロセ
スで得られたよりもより高い全体のシステムのスループ
ットを達成することである。これは、請求項2に記載の
プロセスおよび請求項16に記載の機器を使用して、異
なるバッチサイズを収容するステーションへのおよび/
またはそれからの搬送をバッチモードで実現することに
よって、すなわち、一度に1つのワークピースを上記ス
テーションから出し入れするのではなく、複数のワーク
ピース、すなわち搬送バッチを同時に搬送することによ
って、達成される。
【0020】このことは、バッチ処理の原理に未だ体系
的に従いながらも、設置された真空ステーションの種類
に応じて、異なるバッチサイズを処理することのできる
可能性を維持するものである。この方法により、たとえ
ば、真空ロックとして設計される真空ステーションを、
非常に大きいバッチのために設計することが可能とな
り、搬送ロボットは、その真空ロックバッチから小さめ
のバッチをいわば一部分として取除きかつそれを対応の
処理ステーションに搬送する。この処理ステーション
は、真空ロックバッチのすべてのワークピースを同時に
処理することができないように設計されなければならな
い。
【0021】後に説明するように、この発明のさらなる
ステップは、搬送されたバッチの各々のサイズもまたプ
ロセス制御の下、変化させることである。これは、異な
るバッチサイズを収容する複数の真空ステーションを有
するシステムにおいて、全体のプロセスシーケンスを最
適化する可能性を与えるものであり、すなわち、特定の
宛先バッチへの搬送がそれから行なわれなければならな
いバッチソースの関数として最適化することを可能にす
るものである。この発明のこの局面においては、選択的
に、「バッチサイズ1」および結果としての単一のワー
クピースモードもまた制御可能であるが、これは、請求
項3および請求項17にそれぞれ記載されている。
【0022】この第3の局面に従って、最適なスループ
ットと合わせて最大限の応用の柔軟性を達成することを
目的とする本発明は、たとえば、US 5 590 9
94号に基づいて、以下のことを承知している。すなわ
ち、異なるバッチサイズの真空ステーションにおいて、
そのような異なるバッチサイズを有する少なくとも2つ
の真空ステーションを設けることが可能であるが、それ
らの真空ステーションに全く同じ搬送バッチサイズでバ
ッチを出し入れすることは最適ではない。たとえば、装
填されるべき1つの真空ステーションが9のバッチサイ
ズのために設計され、かつ、第2のステーションがバッ
チサイズ10のために設計されている場合、3であれ5
であれ全く同じ搬送バッチサイズがそれら両方のステー
ションに固定して使用されることが好適ではないことは
明らかである。この局面に従って、この発明は請求項3
の文面に従って、ワークピースがバッチとして収容され
る少なくとも2つの真空ステーションを含むワークピー
ス処理プロセスにおいて、それらの真空ステーションか
らワークピースをバッチで出し入れすること、そのサイ
ズを制御することが可能であることを提案する。もしこ
れら2つのステーションがたとえば同じ搬送ロボットに
よって供給される場合、たとえば、その後者のために、
ロボットによって取上げられるワークピースの数を各動
作サイクルにおいて制御できるようにする手段を設ける
ことが提案される。
【0023】この局面に従って設計されたシステムを請
求項17に記載する。ここで好ましくはまた、搬送バッ
チサイズシーケンスはプロセスコントローラによって自
由に規定することが可能であり、または、そのようなコ
ントローラによって、ステーションバッチサイズおよび
プロセスステップシーケンス等のパラメータに基づいて
最適化される。
【0024】上述のように、必要とあらば、搬送バッチ
サイズを単一のワークピースに減じることも可能であ
る。
【0025】この発明の第4の局面に従って、全く同じ
基本的装置構成が種々の全体構成を構築するのに使用さ
れる場合、第3の局面において述べたように、真空ステ
ーションもまた異なるバッチサイズのために設計するこ
とが可能であることにも着目せねばならないことは理解
されるであろう。請求項4および請求項18の文面に従
って、ステーションバッチのワークピースの数は、プロ
セスコントローラによって自由に規定することが可能で
あることが提案される。たとえば、もし10のバッチサ
イズを有する真空ステーションが搬送チャンバの作業開
口部のうちの1つに設置され、かつ、別の作業開口部に
5のステーションバッチサイズを有する真空ステーショ
ンが設置される場合、これは、本発明に従って容易に適
応させることが可能である。ここで、プロセスコントロ
ーラに対応の作業開口部において期待されるステーショ
ンバッチサイズに関する情報が事例ごとに与えられ、そ
れにより、コントローラは最適な搬送バッチサイズを固
定数または変数のいずれかで計算することができる。
【0026】このプロセスに関するすべての局面に従っ
た本発明の別の好ましい設計例を、請求項5から請求項
14に記載する。また、本発明に従った装置の好ましい
設計例を、請求項19から請求項25に記載する。
【0027】好ましくは、設置される真空ステーション
のうち少なくともいくつかは互いに真空隔離され、必要
であれば、個々のプロセスステップが他のステップによ
って汚染される可能性を排除するようにされる。
【0028】本発明に従ったプロセスおよび対応の装置
は、特に、平らなワークピースディスク、具体的には半
導体ウェハ、メモリディスク、動きのあるディスプレイ
のための基板、基本的に2次元の平らなおよび3次元の
ワークピース、等を処理するのに特に好適である。3次
元のワークピースには、たとえば、機械の構成部品、ツ
ール、特に金属切断および整形のための、たとえば、摩
耗保護コーティングを配するためのツールを含む。
【0029】以下に、この発明をそのすべての局面に従
って、例示の目的のための添付の図面を参照して説明す
る。
【0030】
【発明の実施の形態】概略的シーケンス図である図1
に、本発明の第1の局面に従った第1の手順の原理を示
す。
【0031】ワークピースのための複雑な真空処理プロ
セスを図1にサブプロセスブロック1内にまとめる。こ
のプロセスにおいて既に、搬送および真空ロックを通じ
た出し入れ等の処理ステップ、ならびに、CVD、PE
CVD、LPCVD、PVD等の処理を、ここでは問題
にしないある順序で行なうことが可能である。全体のプ
ロセスに付加される少なくとも一部分が、少なくとも2
つの概略的に示された真空処理ステーション3aおよび
3bにおいて行なわれる。この真空処理ステーションは
たとえばCVD、PECVD、LPCVD、PVDのコ
ーティングステーション、エッチングステーション、洗
浄ステーション等であり得るが、処理ステーション3a
および3bは双方とも、1つのステーションワークピー
スバッチ5aまたは5bを受入れるよう設計されてい
る。サブプロセス1と真空ステーション3aとの間には
搬送T13a が行なわれ、逆に、ステーション3aから残
りのプロセス1への搬送T3a1 が行なわれる。残りのプ
ロセス1と処理ステーション3bとの間の搬送も同様で
ある。処理ステーション3aと3bとの間の搬送はいず
れも、図1に示すように、サブプロセス1内で行なわれ
る。
【0032】この発明に従えば、プロセス制御7が設け
られ、それによって搬送動作のタイムシーケンスが少な
くとも、サブプロセス1と好ましくは少なくとも2つの
バッチ処理ステーション3a、3bとの間で制御され
る。これを概略的にプロセスコントローラを表わすブロ
ック7によってTxy(t)で示す。上述のタイミングシ
ーケンスTxy(t)は自由に規定することが可能である
ため、全体のプロセス内で処理ステーション3aおよび
3bからワークピースを出し入れする時間を、用途によ
って適宜、選択することが可能である。
【0033】後に説明するように、出し入れのプロセス
自体は、好ましくはステーション3a、3bにおいて
も、バッチ、すなわちステーションバッチサイズと同じ
サイズであるかまたは異なるサイズを有する搬送バッチ
として行なうことが可能であり、または、単一のワーク
ピース搬送モードで、たとえば、単一のワークピースを
対応するステーション3内に高速シーケンスで装填し、
かつ好ましくは連続してバッチ5a、5bの1つを組立
てることによって、行なうことが可能である。ワークピ
ースは、ホルダまたはマガジンのいずれかによってまと
めて搬送することが可能である。これは特に、搬送ワー
クピースバッチを規定するキャリアマガジンによるバッ
チ搬送の場合に当てはまる。このときマガジンは、処理
されるべきワークピースの幾何学的配列に従って設計さ
れる。
【0034】上述のように、シーケンスの制御は、処理
ステーション3a、3bまたはその他に対するシーケン
スの仕様に加えて、サブプロセス1および特に示さない
他の真空ステーションにおいて、適宜、自由に規定する
ことができる。
【0035】もちろん、好ましくは3個以上の真空ステ
ーションが設けられ、それらのステーションのバッチサ
イズは自由に規定することが可能であり、および/また
はそれらの搬送バッチサイズは変数または固定値として
特定することができる。完全なプロセス内には、単一の
ワークピースモードでのみ動作可能なものおよび/また
は真空ステーションの上流または下流に配された通常の
雰囲気で動作するステーションもまた存在し得る。単一
のワークピースを扱うステーションが存在する場合に
は、そのような単一のワークピース用ステーションを並
行に動作させることによって、所望の高いスループット
を実現することが可能となる。
【0036】図1に「IN」および「OUT」と示した
ような、全体の真空処理設備へのワークピースの出し入
れは、好ましくは、ワークピースのバッチを出し入れす
ることによって行なわれる。これにより、それぞれのバ
ッチを周囲大気から、たとえば入力搬送マガジンから入
力ロードロックを介して真空設備に搬送するか、また
は、真空設備から出力ロードロックを介して最終的に周
囲大気内の受取マガジンへと搬送する入出力ハンドラ
は、たとえばマガジン内の入出力バッチのワークピース
の数を、真空設備内で取扱われるバッチのワークピース
の数と、柔軟に調和させることが可能となる。さらに、
このようなハンドラは、たとえば入出力マガジンのワー
クピースのパイルのピッチ等のワークピースの幾何学的
配列を、たとえば真空設備内で取扱われるバッチのピッ
チ等のワークピース配列と、調和させることができる。
したがって、たとえば、入出力ハンドラは、マガジンス
テープル内のワークピースの互いの距離、すなわち、周
囲環境内のマガジンのピッチを、真空設備内で処理され
るバッチステープルのピッチに適合させることができ
る。これにより、本発明に従った全く同一の真空設備を
使用して、異なる数のワークピースおよび/または配列
の異なるワークピースを有するバッチマガジン内でその
ような設備から出し入れされるワークピースを、処理す
ることが可能となる。
【0037】図1と同様に、図2はこの発明に従った、
第2の局面による手順を示す。ブロック1はやはり、全
体のプロセスのうち一部を示すが、これは現時点におい
てはすぐに問題となる部分ではない。また、周囲環境内
で動作され、かつたとえば入出力ワークピースマガジン
を含む、入力ステーションおよび出力ステーション、な
らびに、そのような周囲環境で動作する入出力チャンバ
と真空設備との間のそれぞれのロードロックチャンバに
加えて、洗浄ステーション、エッチングステーション、
コーティングステーション、および特に、CVD、PE
CVD、LPCVDおよびPVDステーション等の真空
ステーションが、このブロック1に設けられる。これら
は、搬送ステーション内の対応する搬送装置によって供
給される。図2のステーション30a、30bは、すべ
て、これらの種類のステーションであってよい。すなわ
ち、周囲大気中で動作して入力および/または出力ワー
クピースマガジンを受取る出し入れステーションであっ
てもよく、周囲大気中の入出力ステーションを全体の真
空処理設備の真空ステーションと相互接続するロードロ
ックステーションであってもよい。さらに、洗浄ステー
ション、エッチングステーション、コーティングステー
ションまたは搬送ステーション等の、真空ステーション
であってもよい。真空ステーション30aおよび30b
は双方とも、それぞれ異なるサイズna またはnb を有
する、ステーションバッチ50a、50bをそれぞれ収
容するように設計されている。ワークピースはステーシ
ョン30と真空サブプロセス1との間で、それぞれ、搬
送バッチBa1、Ba2、またはB b1、Bb2によって、搬送
される。ステーション30a、30b内のバッチサイズ
がたとえばステーションの種類に従って異なったとして
も、少なくとも対象となるステーションおよびサブプロ
セス1に関しては、真のバッチ動作および結果として高
いスループットを達成することができるという効果が得
られる。図2に示した一般的な状況においては、ステー
ションバッチサイズna およびnb は適宜変化させるこ
とができ、また、搬送バッチBa1、Ba2およびBb1、B
b2もまた適宜変化させることが可能であるが、この状況
においては、ステーションバッチサイズに従って、サブ
プロセス1内には1または2のバッファステーションを
設ける必要がある。これを図2のステーション30aか
らバッチ50aを搬送するという例によって説明する
と、以下のとおりとなる: a) na =3.5・nb b) na =3・nb c) na =2・nb
【0038】ここで「測定の単位」Ba2を使用して、以
下の式が得られる: a1 ) Bb1=3/7・Ba21 ) nb =6/7・Ba21 ) na =3・Ba2
【0039】図3は、サブプロセス1上のバッファステ
ーション32に、図1に従ってステーション30aによ
ってバッチサイズBa2でバッチが装填され、そこから、
複数のステーション30bに搬送バッチサイズBb1でバ
ッチが装填される様子を示す。以下の表は一例として、
測定の単位Ba2を基準として、どのようなバッチサイズ
でバッチが蓄えられるかを、ステップごとに示したもの
である。
【0040】
【表1】
【0041】上の表から、17個の搬送ステップの後に
3つのステーション30bが満杯となり、搬送バッチサ
イズBa2である3/7がバッファステーション内に残る
ことがわかる。ステーション30aからステーション3
0bへの搬送をもう一度行なったときのみ、バッファス
テーション32は図3に示すように再び空になる。すな
わち、ステーション30aから2つのステーションバッ
チ50aがステーション30bのための7つのバッチ5
0bに搬送されてしまって初めて空になる。ここでは宛
先ステーションであるとみなされるステーション30b
内のワークピースが、その間にも処理時間に応じて、前
方へ搬送される可能性があることは明らかである。この
ことは、上の表に従ってプロセスを制御するには、プロ
セスを全体として考慮せねばならず、また、必要な搬送
ステップおよびそれらのタイムシーケンスを最適化する
必要があることを意味する。
【0042】もちろん、搬送バッチサイズを均一にした
場合、すなわち、図2に従えば Ba1=Ba2=Bb2=Bb1 と選択した場合には、状況は遙に簡単となるが、スルー
プットは必ずしも最適化されない。この場合、ステーシ
ョンバッチサイズは、搬送バッチサイズの整数の倍数に
することが好ましい。
【0043】この発明において目的とされる、機器の構
成に関する柔軟性のフレームワーク内で、また特に、ワ
ークピースがバッチモードで蓄えられる処理ステーショ
ン間のワークピースの搬送を搬送バッチによって行なう
という本発明の概念に従った場合、異なるバッチサイズ
のステーションを有するより複雑なシステム構成におい
ては、すべてのステーションに好適である最適かつ一般
的に適用可能な搬送バッチサイズを見つけることは不可
能であると考えられる。このことは、構成されたすべて
の真空ステーションまたはそれらのステーションのうち
いくつかが、バッチを複数のステーションから異なるス
テーションバッチサイズで出し入れするロボットを有す
る中央の搬送ステーションのまわりに集められている場
合に、特に問題である。この局面を包含しかつ高い柔軟
性を達成するために、またさらに、搬送バッチによって
搬送が行なわれる際のプロセスシーケンスの最適化のた
めには、搬送バッチサイズを制御可能にするという本発
明の一局面が提案される。これを、概略的に、図4を参
照して説明する。
【0044】図4に従って、示されている真空処理シス
テムが概略的に示された搬送ロボット42を有する搬送
チャンバ40を含むものと仮定する。図に示すように、
搬送チャンバ40には複数のステーション43a〜43
cが接続されている。これらのステーション43a〜4
3cは、それぞれの入出力マガジン内のワークピースバ
ッチのための入出力ステーション等の周囲大気中で動作
するステーションであってもよく、また特に、ロードロ
ックステーションまたは真空処理もしくは搬送ステーシ
ョンのいずれかの種類の真空ステーションであってもよ
い。図示したステーション43x は特に真空ステーショ
ンであるが、これらはそれぞれ異なるバッチサイズ
a 、nb およびnc のステーションバッチを収容する
よう設計されている。ワークピースは真空ステーション
43間でバッチモードで搬送される。すなわち、ロボッ
ト42は真空ステーションの1つにおいて1個のワーク
ピースバッチBT を取上げて、それを他のステーション
のうちの1つに供給することができる。受入側のステー
ション43における容量の変化に最適に対応できるよう
に、搬送バッチサイズは図4に概略的に示したプロセス
コントローラによって変更される。これにより、たとえ
ば、ステーション43c内の大きいバッチnc から、n
b のサイズのバッチをステーション43bに、および、
バッチサイズnaに対応するバッチをステーション43
aに、破線で示すように供給することができるようにな
る。提案されたシステムはその基本的な構成において、
数に関する適用要件に柔軟に対応することが可能である
ため、設置されるステーション、特に真空ステーション
の種類および設計、ならびに、対応のステーションを構
成するステーションバッチサイズを、全体のプロセスに
割当てられるプロセス制御47によって自由に規定する
ことが可能である。ここで、ステーションバッチサイズ
とは、図2または図4に従った変数na 、nb 、および
/または搬送バッチサイズBT 、すなわち図2に従え
ば、Ba1、Ba2であって、システムの動作中、固定され
ているかまたは制御可能な値である。この目的のため
に、図2はプロセス制御27を含み、これにより、ステ
ーション30が従うタイムシーケンスT、および/また
は提供されるべきステーションのステーションバッチサ
イズn、および/または提供されるべきステーション間
の搬送バッチサイズBが、自由にプログラム可能であ
る。図4に示したプロセス制御47によって、ステーシ
ョン43の処理シーケンスT、および/またはそれらの
ステーションバッチサイズn、および/または制御され
るべき搬送バッチサイズBT が、構成される全体のシス
テムに従って、自由に規定することができる。
【0045】以上に、図1から図4によって、この発明
に従ったプロセスに関してこの発明に従った基本的な原
理を説明した。これにより、当業者は当該技術の枠組内
でこの概念を、特にプロセス制御に関して、容易に理解
することが可能であろう。付加的な図面においては、簡
素化されかつ部分的に図解した形で、システムの数例を
示す。その中で、上述のプロセスの原理が、個別にまた
は何らかの組合せで実現される。
【0046】図5は、この発明に従った以下の基本的な
原理が実現される線形システムを概略的に示す: −ワークピースをバッチ処理ステーションに供給するタ
イムシーケンスTは、プロセスコントローラによって自
由に規定することができる; −ステーションには異なるサイズのステーションバッチ
が提供され、これらのステーション間の搬送は搬送バッ
チBT で行なわれる。このようなステーションは、たと
えばバッチを真空設備からそれぞれのロードロックチャ
ンバで出し入れするための入出力ステーション等の、周
囲大気で動作するステーションであるかまたは、特に真
空で動作するステーションであってもよい; −搬送バッチのサイズは制御可能である; −提供されるべきステーションのステーションバッチサ
イズに対応するワークピースの数は、プロセスコントロ
ーラによって自由に規定することが可能である; −1または複数の搬送バッチサイズまたはそれらのタイ
ムシーケンスもまた、プロセスコントローラによって自
由に規定することが可能である。
【0047】さらに、この発明に従った個々の原理のみ
がまたはそれらの原理の組合せが、上述の線形システム
においてはもちろん実現することが可能である。これ
を、図5を参照して以下に説明する。
【0048】図5に概略的に示したシステムの基本構成
は、駆動ユニット53および対応する制御入力S53で駆
動される往復リニアコンベヤ51を含む。GFとして破
線で提案される基本的なシステム構成はまた、搬送チャ
ンバ55を含み、その一方の境界壁部57が示される。
その壁部57には、ステーション、特に真空ステーショ
ンを配するための適切な作業開口部59が設けられる。
作業開口部59は搬送チャンバ55における搬送装置の
一部であるが、その少なくともいくつかはプッシュロッ
ド装置61aおよび61bにそれぞれ割当てられる。
【0049】搬送プッシュロッドユニット61は、互い
に独立して伸び縮みすることが可能な横搬送プッシュロ
ッド63を含む。プッシュロッド装置61上で伸び縮み
させるプッシュロッド63を制御するために、かつ、そ
のような動きを生じさせるタイムシーケンスを制御する
ために、装置61はそれぞれの制御入力S61a およびS
61b で概略的に示すように、制御が可能である。
【0050】用途に応じてまたワークピースの処理ステ
ップの所定のシーケンスに応じて、必要とされるステー
ション65a、65bが適宜、システムGFの基本構成
の開口部59に配される。必要でない開口部はカバーで
封印される(図示せず)。たとえば、ステーション65
aはCVDコーティングステーション、または、それぞ
れの周囲大気で動作する入出力ステーションに対応づけ
られた入出力ロードロックステーションであり得る。こ
れに対し、ステーション65bはたとえば、スパッタエ
ッチングステーションであり得る。ステーション65a
は、たとえばCVDコーティングステーションとして設
計されている場合には、図に例示したようにまた1次元
でのみ示されるように、サイズna のステーションバッ
チのバッチ処理が可能である。ここで、na はたとえば
4個のワークピース67であり得る。ステーション65
bは、たとえばスパッタエッチングステーションとして
設計されている場合には、たとえばスパッタエッチング
プロセスの有効な分布領域が限られているため、ステー
ション65bはたとえばより小さく、1次元で示されて
いるように、たとえば2個のワークピースを含む、nb
個のワークピースを有する1つのステーションバッチを
処理するよう設計される。リニアコンベヤ51は、プッ
シュロッド63がそれを通じて横切るように延びること
を可能にし、それにより、そのコンベヤが搬送するワー
クピース67を、作業開口部59またはそれに配された
ステーションへと持ち上げるかまたはそれから引抜くこ
とができるようになり、また、それらを処理の期間中、
処理位置に保持して、リニアコンベヤ51の往復運動を
妨げることがないようにすることができる。
【0051】基本構成GFは、プロセス制御ユニット6
9を備え、そのユニット69において、所望の搬送バッ
チサイズBT を自由に規定することができ、加えて、ス
テーションバッチサイズnに基づいてリニアコンベヤ5
1の所望の動作シーケンスTを自由に規定することがで
きる。もちろん、全体のプロセス制御が非常に限定され
たものとなることのないように、必要な数の変数のみが
入力される。
【0052】容易に理解され得るように、このようなシ
ステム構成は、非常に柔軟にかつ多岐にわたる要件を満
たすように設計されることが可能であり、搬送シーケン
スおよび/または搬送バッチサイズを適合させることに
よって、提供されるステーションにはそれぞれ異なるバ
ッチサイズnを適用することが可能である。
【0053】以上の説明から、当業者には多数の変形が
可能であることは明らかである。たとえば、図示した搬
送プッシュロッド装置61のうち1つのみを実現し、し
かも、プッシュロッドにスイッチ制御される電源段およ
びリニアコンベヤ51とは独立して動くようにするドラ
イブを設けることが可能である。ワークピースまたはワ
ークピースのバッチが対応するステーションにおいて処
理位置に到達した時点で、それらワークピースまたはワ
ークピースのバッチがプッシュロッド装置61の動作と
は無関係に、実際に後の時点において動作するプッシュ
ロッド装置61によって完全なバッチとしてまたはより
小さい搬送バッチの形で「部分」として再び持ち上げら
れるまで、その処理位置に保たれることが重要である。
図5に示した線形システムの別の実現例においては、プ
ッシュロッド装置61はリニアコンベヤ51ではなく開
口部59に沿って直線的に移動し、必要とされるステー
ションバッチサイズに従って、規定可能なバッチサイズ
でそれらの開口部を操作する。
【0054】図6および図7に、この発明に従った別の
システムを示す。そのシステムとはこの場合、循環シス
テムである。後に説明するように、上述の基本原理のす
べてをここでもまた個別にまたは所望の組合せで実現す
ることが可能である。このシステムの基本構成は特に図
6に示すが、これは搬送ロボット72が中に設けられる
搬送チャンバ70を含む。搬送チャンバ70は、その軸
72のまわりで、制御可能な角度でモータによって回転
させることが可能であり、その目的のために、制御入力
74が図7に示すように、回転ドライブ74上に提供さ
れる。
【0055】ワークピースホルダ80から作られた2つ
以上のバッチキャリア76が、回転の軸A72またはキャ
リア75のまわりに放射状に配置される。図7に示すよ
うに、第1のバッチキャリア76aは3個のワークピー
ス77のバッチを収納する容量を有する。キャリア75
に対して、バッチキャリア76aはたとえば、図7に両
方向を指す矢印Rで示すように、封止されたリニアドラ
イブ78aRによって、放射状に伸び縮みさせることが
可能である。第2のバッチキャリア76bは、4つのワ
ークピースからなる1つのバッチを収容し、やはり、封
止されたドライブ78bによって放射状に伸び縮みさせ
ることが可能である。これは、支持部74上に角度をな
してジグザグに装着することができるが、封止されたド
ライブ78のストロークによってはこれは必須ではな
い。図示した例においては、第3のバッチキャリア76
cが支持部74上に装着されているが、これはやはり選
択的に、角度をなしてジグザグ状に装着される。
【0056】図7に概略的に示すように、制御入力S78
がドライブ78の伸び縮み運動を制御するために設けら
れている。基本的なシステム構成においては、いくつか
の作業開口部82がやはり設けられる。それら開口部8
2には、真空ステーションまたは必要であれば通常の圧
力で動作するステーションのいずれかを配することが可
能であり、ここで、84で示すような使用されない作業
開口部は、カバーによって真空で密に封止することがで
きる。
【0057】既に説明したように、図7は搬送ロボット
72を示し、ここで、バッチキャリア76は放射状のド
ライブ78を介して伸び縮みすることが可能である。ワ
ークピース77を対応の真空ステーション86に、その
ワークピースキャリア88に配置するために、ロボット
装置72とステーション86との間で、図7の取除くま
たは取上げるストロークHに対応する相対運動が開始さ
れる。もしたとえばバッチキャリア76aがステーショ
ン86aのうち1つにおいてさらに下方に位置する別の
ステーション86bに配置される必要のあるバッチを取
上げる場合、この方向にはまた図7のKに対応して、比
較的長いストロークの動きを発生させる必要がある。概
略的に示すように、これらの動きは制御された相対的ド
ライブ90によって行なわれる。ここではもちろんロボ
ット72および設けられるステーション86は、要求に
応じてそれらが互いにこの方向に動くことが可能である
ように設計される。もし、放射状のドライブ78ととも
に示すように、対応の搬送バッチキャリア76が方向R
に十分に延びることが可能であれば、ロボット装置72
が図7に従ってx/yの方向に付加的な動作性を有する
必要はおそらくはないであろう。
【0058】図6にさらに示すように、さらに別の搬送
ロボット装置72aが設けられてもよく、これは、ロー
ドロックステーション86o と入出力ステーション73
との間で協働して動作し、周囲の雰囲気からワークピー
スをロードロックステーション86o に出し入れする。
ワークピースは、たとえば搬送マガジンでステーション
73から出し入れされる。ロボット72aはそれぞれ、
ワークピースを入力マガジンから取除いてそれらをロー
ドロックステーション86o を介して真空設備へと供給
する働きと、処理されたワークピースを真空設備から取
除いてロードロックステーション86o を介してそれら
を周囲雰囲気内の搬送マガジンへと戻す働きとを行な
う。図7から図11に示したロボットはすべて、図6に
示したロボット72aとしてもまた使用することが可能
であり、ワークピースをそれぞれのバッチとして周囲雰
囲気から真空設備へ、または逆に、1または複数のロー
ドロックステーションを介して出し入れすることができ
る。
【0059】図8は、ロボット装置72の一設計例を示
す。ここで、搬送バッチキャリア76c〜76fは角度
をなしてジグザグの態様で支持部75に固着されてい
る。ストロークKで、搬送バッチキャリアは必要な動作
高さに動かされ、短いストロークHで、ワークピースは
その後、対応のステーションから取除かれるかまたはそ
の中に配置される。このロボット装置72は放射線方向
の拡張性を欠くために、x/yによって示すように、ま
た、ステーション86の空間配置の関数として制御され
るように、x/y平面で移動する。
【0060】もし図8に示したロボットが図6のロボッ
ト72aとして使用される場合には、搬送バッチキャリ
アは1つのみ、たとえばバッチキャリア76o のみが設
けられ得る。
【0061】図9に従ったロボット装置72の設計例に
おいては、支持部75上に設けられたワークピースホル
ダ80の各々は、割当てられた放射状のドライブ78o
の制御の下、個別に伸び縮みさせることができる。これ
により、図7に示した設計例と同様に非常に柔軟性のあ
るバッチキャリア76の構成が可能となり、また、合同
搬送バッチ転送装置から所望の数の単一のワークピース
ホルダ80を伸び縮みさせることによって、動作中にそ
の構成を変化させることもまた可能となる。
【0062】ここではまた、種々の高さに沿って配され
たステーションを操作するための、制御された大きいス
トロークKが必要とされ、個別のワークピースを取上げ
るかまたは配置するためには、制御された小さいストロ
ークHが提供される。この配列においては、ロボット装
置72には、軸A72に対して垂直な、すなわち、x/
yの方向の平面における動作性は、おそらくは不要であ
ろう。図9に従ったロボットもまた、図6のロボット7
2aとして使用することが可能であり、周囲雰囲気の入
出力ステーション73とロードロックステーション86
o との間でワークピースバッチを搬送するのに用いられ
る。
【0063】図10は、別のロボット装置72を示す
が、これは、バッチキャリアとワークピースホルダ80
との間の距離aを柔軟に設定でき、かつさらに、プロセ
ス中、固定されるかまたは変化され得るものとして、シ
ステムの構成とともに規定することができる。これによ
り、ステーションはたとえば図7によって示唆されるよ
うに、対応の単一のワークピースホルダの距離a′が異
なることができるように作用することが可能である。も
ちろん、図10に従った変更可能でありかつ制御可能で
ある単一のワークピースホルダの距離を実現すること
は、図7、図8および図9に示した実施例のすべてに組
合せることができる。たとえば図11において、図9お
よび図10に従った非常に柔軟な設計例の組合せを示
す。示された6個のワークピースホルダ80のうち3つ
は、一緒に搬送バッチキャリア76gに延ばされ、それ
により、単一のワークピースホルダの距離が減じられ
る。これに対し、他の3つのワークピースホルダ80′
は動作せず、それらの割当てを待っている。
【0064】図10および図11に従ったロボット装置
もまた、図6の大気から真空への搬送ロボット装置72
aとして使用することができる。これにより、特に図1
1に示したロボットによって、ステーション73におけ
る入出力マガジンの異なるピッチが作用し、また、その
ようなロボット装置72aによってロードロックステー
ション86および後続の真空設備内のワークピースバッ
チステープルの標準ピッチに調和させることが可能であ
る。
【0065】もちろんこのことは、専門家に対して、い
かにして異なる搬送バッチキャリアを1ロボット装置上
で柔軟に組合せることができるか、および、所望のステ
ーションからのバッチの取出しおよび所望のステーショ
ンへのバッチの搬送のための動きに加えていかにして必
要な動きを実現することができるか、等に関して、多岐
にわたる可能な実現例を提供するものである。この発明
に従った基本的な提案は、搬送バッチのサイズをシステ
ムの動作中固定するかまたは変化するように規定するこ
とができるようにすること、および、ロボット上のいわ
ゆるピッチ幅および/または必要であればステーション
バッチ上のピッチ幅、たとえば、図11に示したワーク
ピースホルダの距離aもまた必要に応じて変更すること
である。
【0066】ここで図6に戻って、基本的なシステム構
成が出口真空ロック86o ならびに、やはり一例を示す
目的のみのために、加熱または冷却チャンバ86cに加
えて2つのPECVDチャンバ86aおよび86b等の
2つのワークピース処理チャンバを含む、構成を仮定す
る。
【0067】図7に従って、上述のステーションまたは
チャンバ86のうち1つ、たとえばステーション86a
は、たとえば、12のバッチ容量na を有し、チャンバ
86bのバッチ容量であるnb はたとえば3であり、付
加的なチャンバのうち1つのバッチサイズはたとえば5
等である。チャンバ86内の対応するバッチのワークピ
ースは、図示したように、個別のワークピースホルダ8
8上に配置される。ここで、隣接するステーション86
からのバッチの出し入れは、ワークピースホルダ80を
ロボット装置72上の割当てられたドライブ78によっ
て、観測されるチャンバ86内へと引込め、かつ、チャ
ンバ86のバッチキャリア89上に、たとえば、ロボッ
ト装置72を基準とした観測されたチャンバ86の相対
的な持ち上げ動作Hによって、配置することによって行
なわれる。この転送は、チャンバ86を基準としてロボ
ット装置の持ち上げ動作によって行なわれる。この転送
運動Hは、チャンバ86および/またはロボット装置7
2の動きによって実現される。
【0068】図7に示すように、搬送バッチサイズであ
る3つのワークピースは、たとえば、バッチサイズna
を有するチャンバ86aから、ロボット装置72を使用
して搬送バッチキャリア76aを延ばすことによって、
図示された12個のワークピースから取上げることが可
能である。ロボット72を制御された態様で下降させる
−Kストローク−(ドライブは図示せず)ことにより、
搬送バッチキャリア76aは宛先ステーション86bと
位置合わせされて、ロボット装置72の回転運動によっ
て、そのピックアップ用開口部の反対側に位置付けられ
る。ドライブ78aによって、3つのバッチはステーシ
ョン86bに転送される。もちろん、いくつかの搬送バ
ッチを実質的に同時にロボット装置72によって搬送す
ることは容易に可能である。
【0069】図6からわかるように、このシステムに
は、設置された放射状のドライブ78のための先に述べ
た制御入力S78と、図7のω72に対応する回転角度の増
分のための制御入力S74と、ロボット装置72および対
応のチャンバ86間の相対的なストロークHまたはKの
ための制御入力Zが設けられる。
【0070】プロセスコントローラ94が設けられ、そ
こで、システム構成手順の一部として、対応のステーシ
ョンに割当てられるステーションバッチサイズと、対応
のステーションが作動するシーケンスTと、おそらく
は、対応の搬送バッチサイズB T が入力される。ここ
で、最適な搬送バッチサイズBT は好ましくは、特定さ
れたステーションバッチサイズおよび最適であると認め
られたステーション動作シーケンスに基づいて、プロセ
ス制御ユニット94によって自動的に計算される。
【0071】ここで用いられる原理は、1ロボット構成
上に、比較的多数のワークピースホルダが設けられ、そ
れらを、割当てられた放射状ドライブ78を選択的に活
性化することによって選択的に制御できかつ搬送バッチ
キャリアに組合せることができるという原理である。こ
の目的のために、ピッチのサイズまたはその変化パター
ンa(t)すらも、自由に規定することが可能である。
【0072】この発明に従った別のシステムは、この発
明の基本を形成するすべての原理を個別にまたは所望の
組合せで実現するものであるが、これを図12に概略的
に示す。このシステムもまた、この発明の上述のすべて
の基本的な原理に従って実現することが可能であるが、
これまでに記載した設計例においてバッチを形成するワ
ークピースが個別に搬送されるものとして説明されたの
に対し、図12に従ったシステムは個々のワークピース
を含むバッチマガジンを収容してそれを搬送するよう設
計されている。これはもちろん、上に記載したシステム
でもまた可能である。図12に示したシステムは、上に
述べた説明に鑑みて、それほど詳細な説明は必要としな
い。その基本構成はやはり、搬送ロボット102を有す
る搬送チャンバ100を含み、搬送チャンバ100の壁
部には多数の作業開口部が設けられる。ロボット102
は、概略的に示された制御入力S102 の制御の下、1つ
の軸A102 のまわりをドライブによって回転させること
ができるように、搬送チャンバに装着されている。放射
状ドライブ104は好ましくは入力S104 によって制御
される線形かつ封止されたドライブであるが、これは、
基本システム構成において設けられた真空ステーション
108から放射線状にピックアップ要素106を出し入
れすることを可能にして、上述のステーションを動作さ
せるようにする。個々のワークピースから組立てられた
バッチとは異なり、ここではバッチマガジンが処理され
る。
【0073】図中に示したステーション108に設けら
れるようなバッチマガジンは、たとえば、ワークピース
112がその周辺に適所に保持されるキャリアドラム1
10を含む。バッチマガジン110は積み重ねが可能で
あり、また、制御入力S114で制御可能な軸ドライブ1
14と、入力S102 で制御可能な回転ドライブ105
と、入力S104 で制御可能な放射状ドライブ104とを
有する。1、2または他のいかなる数のバッチマガジン
ユニット110も(受取要素106上に破線で示したよ
うに)取入れられることが可能であり、かつ、図中に示
したステーション116等の、提供されるさらなるステ
ーション内に搬送されかつ配置されることが可能であ
る。
【0074】ここでもまた、プロセス制御ユニット11
8が使用されて、システムの基本構成に備えられた真空
ステーション上で処理されるべきマガジンバッチサイズ
が、個々の真空ステーションのための動作シーケンスT
とともに、自由に規定することが可能である。これに従
って、プロセスユニット118はロボット102の回転
ドライブ、放射状ドライブ104および軸ドライブ11
4のそれぞれのための正しいシーケンスにおいて必要な
制御信号を判定しかつ出力する。設けられた真空ステー
ションのうち1および/または他のステーションにおい
て、ワークピース処理プロセス中にマガジンバッチユニ
ット110をその軸A110のまわりに回転できるよう
にすることはおそらくは有効であろう。これは、積み重
ねられたバッチマガジン110をそれらが互いに回転で
きないように、しかし軸方向に着脱可能なように、ま
た、対応の真空ステーション上に設けられたドライブモ
ータ120によって回転させることができるように、そ
れら積み重ねられたバッチマガジン110をロックする
ことによって、容易に達成することが可能である。
【0075】これにより、ツール、および特にたとえ
ば、フライス、両面使用可能なチップ、ドリル等の小さ
なワークピース、金属切断または整形、表面処理、特に
摩耗保護コーティングのための一般的なツール等の小さ
なワークピース、または、眼鏡、レンズ等の光学的ワー
クピース、その他の処理が可能になる。
【0076】図13に、バッチマガジンを一例として図
示する。これは図12のバッチマガジン110に類似し
ているが、たとえば、フライスまたはドリル等の、すな
わち通常、3次元の処理を必要とするワークピースを収
容するためのバッチマガジンである。このようなユニッ
ト110aは、下方および上方の、好ましくは環状のプ
レート130または134をそれぞれ含むケージを含
み、これが、接続用アンカ138に捩じれるような態様
で硬く接続されている。プレート134および130
は、カムまたは凹み状リンク136、137を有し、そ
れらを通じて、図13に示すように回転式ドライブ13
9に結合され得るか、または、積み重ねられたすべての
ユニットにその回転運動のためのトルクを伝える。プレ
ート130、134に対して何ら回転運動を行なわない
中央のアンカ132が設けられ、これは、動作中、14
1において示されるその位置にロックされる。バッチマ
ガジン110aのアンカ132上にはギヤ140等の回
転伝達器が設けられ、また、下方および/または上方の
ケージプレート130または134の周辺には、ギヤホ
イール146上で回転可能なキャリアツリー144が設
けられる。これらのツリー上には、ドリル、グライン
ダ、フライス等の多数のワークピース147が適所に保
持される。これにより、処理中にすべてのツリーが一緒
に、ケージ130、134、138とともに軸A110
のまわりを回転するようになり、加えて、個々のツリー
144の各々がそれ自身の軸A144のまわりを回転す
るようになる。
【0077】この発明に従った別のシステムを図14に
示す。このシステムは少なくとも1つの搬送チャンバ2
00を含み、これは、好ましくは搬送チャンバポンプ装
置201によって排気させることが可能である。搬送ロ
ボットは搬送チャンバ200の内部に設置される。この
図に示した概念においては、搬送ロボット203はドラ
イブモータ205によって軸Dのまわりで回転させるこ
とができるように装着され、また、このロボットは、回
転軸Dに対して斜角に放射状に支えられたアーム20
7、または、図示されるように、垂直に支えられたアー
ム207を備える。蛇腹装置209によって真空隔離さ
れたリニアドライブ(図示せず)によって、アーム20
7は、ストロークRに従って放射線状に伸び縮みするこ
とが可能である。受取用プレート211がこのアームの
最先端に装着されている。アーム207を有するロボッ
ト203は、図6、図7、および図9のロボット72と
実質的に同じ設計を有する。
【0078】搬送チャンバ200の壁部に沿って、複数
の(図中、7つの)貫通用開口部213が分布する。こ
れらは必要に応じて、バルブ215によって閉じること
が可能である。実行される処理ステップのシーケンスに
応じて、真空ステーション217がこれらの開口部21
3に配される。図14は、たとえば、バルブ215aが
割当てられた開口部213aを示すが、この例の場合、
この開口部は使用されることはない。なぜなら、バルブ
215aは不活性であって、永久に閉じられたままであ
るか、または、(図示しないが)開口部213aはカバ
ーで封印されている。
【0079】ステーション217はまた、ワークピース
バッチのためにさらなる搬送システムを構築するため
の、付加的な搬送チャンバを含み得る。図示した構成に
おいて示されるように、たとえば、ステーションはロー
ドロックおよび出口真空ロック219を含む。他のステ
ーションは、所望のプロセスに従って、CVD、PEC
VD、PVD、加熱または冷却ステーションを含んでも
よく、または、上述のように、付加的な搬送ステーショ
ンまたは真空ロックステーションを含んでもよい。図示
した設計においては、ワークピース221は真空ロック
ステーション219内に、球形ドームのバッチマガジン
223上に装填される。対応のバルブ215が開いた後
に、一例として示したような6個のワークピースディス
クを有するバッチマガジン223が、真空ロックステー
ション219によって搬送アーム207上のプレート2
11に転送され、そこで固定される。選択したプロセス
またはプロセスステップのシーケンスに応じて、このバ
ッチは、もし存在すれば割当てられたバルブ215が開
いた後に、ステーション217に逐次導入される。バッ
チマガジン223が対応のステーション217内に配置
されると、プレート211を有するアーム207が引込
められて、割当てられた真空ロックバルブ215が再び
閉じる。ステーションのうち1つ217において示され
るように、複数の処理ソース、たとえば、ワークピース
221を同時に処理するために1つにつき1つ、たとえ
ば球形ドーム上にやはり分布されたスパッタソース22
5が、その処理ステーションに提供される。
【0080】この場合にも、破線で227として示すよ
うに、ステーション215の回転ドライブ227上にマ
ガジン223を配置することは容易に可能であり、その
ステーションにおける処理中に、ワークピース221を
有するマガジン223を両方向を指す矢印ωで概略的に
示すように回転させることもまた容易に可能である。
【0081】図14を観察することによって、ステーシ
ョン215を複数の大きい円の表面に沿って、ロボット
装置の回転の軸Dに垂直に配することもまた可能である
こと、かつ、そのようにすることで、Kに対応するリフ
ティングドライブをたとえば図7に関する説明に従って
設け、さらに、バッチマガジン223の出し入れのため
のHに対応する短いストロークのドライブを設けること
もまた可能であることが、専門家には容易に明らかであ
ろう。加えて、ロボットは複数のアーム207を、おそ
らくは図10または図11に類似の変更可能なピッチを
有するアームを備えることにより、複数のバッチマガジ
ンを並行に処理することが可能となる。たとえば図7に
従ったシステムにおける個々のワークピースに代わっ
て、バッチマガジンが、図12に従ったシステムに関連
して既に述べたように使用され、複数のバッチマガジン
を含む「スーパーバッチ」もまた取扱うことが可能であ
る。
【0082】さらに、コントローラ230が設けられ
て、そこで、少なくとも1つのアーム207の回転の角
度±φ(t)のタイムシーケンス、そのストロークR
(t)のタイムシーケンス、および、もし適用可能であ
れば、ストロークK(t)、H(t)のタイムシーケン
スが入力される。プロセスコントローラ230はまた、
割当てられたバルブ215の開閉運動を、入力された回
転角度のシーケンス、ストロークのシーケンス、ピック
アップおよび配置の運動の関数として、制御する。バル
ブ215は、ステーションと搬送チャンバ201との間
に、ひいてはステーション217間でも、真空隔離また
は仕切りが必要であるかどうかに応じて、制御される。
搬送チャンバ上の作業開口部のうち必要とされないもの
は、気密状態に保たれる(215a)。
【0083】真空ステーションは、いかなる公知のステ
ーション、または、部分的には、真空条件下で動作する
ステーションすらも含んでもよい。これらはたとえば、
大気圧下でのCVDのためのステーション、または、コ
ーティングステーション、エッチングステーション、洗
浄ステーション、調整ステーション等を含むLPCV
D、PECVD、PVDのためのステーション、ならび
に、搬送ステーションおよび真空ロックステーション等
を含む。これらのステーションは、必要条件に応じて、
互いに真空隔離され、特に、このようなステーションを
いくつか受持つ搬送チャンバに対して、実際のプロセス
によって要求される程度まで、すなわち、たとえば、真
空で密に、または、ラビリンスシール等の圧力段シール
によって、隔離される。要求に応じてとられるべきステ
ップ、たとえば適切な真空弁等は、公知である。
【0084】この発明に従った処理プロセスまたはこの
発明に従って動作される装置によって、半導体ウェハ、
メモリディスク、たとえば活性マトリックスディスプレ
イを製造するのに使用されるガラス基板等のワークピー
ス、および、基本的に2次元の平面のまたは3次元のワ
ークピース等が処理される。3次元で処理されるのは、
特に、機械の構成部品、または、金属除去および整形の
ためのツールであって、それらには特に、摩耗保護コー
ティングがなされる。
【0085】以上に、多数の可能なシステムの種類を概
略的に紹介した。これらは、この発明に従った基本的原
理をいかに実現するかを示すためのものである。このよ
うな詳細な設計に対して、特にロボット装置について、
線形または循環式システムのいずれを作製するかによっ
ても、多くの可能性が専門家には明らかであろう。加え
て、大規模な生産システムの枠組の中で、この発明に従
って、そのようなシステムのほんの一部のみを実際に設
計しかつ「システムサテライト」として動作させること
もまた可能であることが強調されるべきであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッチ真空ステーションが作動するシーケンス
はプロセスコントローラによって自由に規定することが
可能である、この発明に従ったプロセスまたはこの発明
に従ったシステムを、概略的なシーケンスチャートの形
で示す図である。
【図2】少なくとも2つの異なるステーションバッチサ
イズを有するステーションが異なる搬送バッチサイズに
よって作動する、この発明の従ったプロセスを用いるシ
ステムを示す、図1に類似した図である。
【図3】図2に示したプロセスに基づいて、バッファス
テーションとしての役割を果たす付加的なサブプロセス
ステーションを介した1ステーションから他のステーシ
ョンへの搬送の様子を概略的に示す図である。
【図4】異なるステーションバッチサイズを有するステ
ーションが搬送バッチによって作動し、そのサイズはプ
ロセス中に制御可能である、この発明によって示された
プロセスに従って作動するシステムを、図1に類似の概
略的な図で示した図である。
【図5】この発明の主題であるプロセスに従って作動す
る線形システムとして設計された、この発明の従った第
1のシステムの断面を概略的に示す図である。
【図6】この発明の主題であるプロセスに従って作動す
るシステムの別の設計例を概略的に示す図である。
【図7】図6に従ったシステムの長手方向の部分図を概
略的に示す図である。
【図8】図6および図7において示した種類のシステム
において使用可能である、搬送ロボット装置の別の設計
例を示す図である。
【図9】搬送バッチサイズを自由に変更可能である、同
じタイプのロボット装置のさらなる設計例を示す図であ
る。
【図10】ピッチの幅を自由に変更可能であるロボット
装置のさらなる設計例を示す図である。
【図11】自由に変更可能なピッチ幅の選択および自由
に変更可能な搬送バッチサイズの選択を組合せて実現す
るための、ロボット装置のさらなる設計例を示す図であ
る。
【図12】バッチがバッチマガジン内で取扱われる、こ
の発明の主題であるプロセスに従って作動するシステム
の別の設計例を概略的に示す図である。
【図13】ツール等の3次元のワークピースに特に好適
である、バッチマガジンの設計例を概略的に示す図であ
る。
【図14】この発明の主題であるプロセスに従って作動
するシステムの別の設計例を概略的に示す上面図であ
る。
【符号の説明】
1 サブプロセスブロック 3a、3b 真空処理ステーション 5a、5b ステーションワークピースバッチ 7 プロセス制御 40 搬送チャンバ 42 搬送ロボット 43a、43b、43c ステーション 47 プロセス制御
フロントページの続き (72)発明者 ジャック・シュミット フランス国、エフ・エール−91620 ラ・ ビル・ドゥ・ボワ、グラン・リュ、51 (72)発明者 ジェローム・ペリン フランス国、エフ・エール−75013 パリ、 リュ・ドゥ・ラ・ビット・オ・カイユ、43

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークピースを真空処理するためのプロ
    セスであって、 −前記ワークピースを処理設備内に装填するステップ
    と、 −前記ワークピースを前記設備の少なくとも1つの真空
    ステーション内でステーションバッチとしてまとめて表
    面処理するステップと、 −前記プロセスの少なくともタイミングを、自由にプロ
    グラム可能なプロセスコントローラユニットによって制
    御するステップとを含む、プロセス。
  2. 【請求項2】 ワークピースを真空処理するためのプロ
    セスであって、 −前記ワークピースをワークピースのバッチに対して各
    々動作する少なくとも2つのステーションを含む処理設
    備内に、ワークピースの数が異なるそれぞれのステーシ
    ョンバッチとしてまとめて装填するステップと、 −前記ワークピースを搬送バッチとしてまとめて前記少
    なくとも2つのステーションにおよびそれから搬送する
    ステップとを含む、プロセス。
  3. 【請求項3】 ワークピースを真空処理するためのプロ
    セスであって、 −前記ワークピースを少なくとも2つのステーションを
    含む処理設備内に装填するステップと、 −前記少なくとも2つのステーションにおよびそれから
    搬送バッチとしてまとめられたワークピースを出し入れ
    するステップと、 −前記搬送バッチの前記少なくとも2つの真空ステーシ
    ョンへの出し入れを制御するステップとを含む、プロセ
    ス。
  4. 【請求項4】 ワークピースを真空処理するためのプロ
    セスであって、 −それぞれのステーションバッチとしてまとめられた前
    記ワークピースを処理設備の少なくとも2つのステーシ
    ョン内で処理するステップと、 −前記ステーションバッチを制御するステップとを含
    む、プロセス。
  5. 【請求項5】 前記真空ステーション内のステーション
    バッチのサイズ、および、前記設備のさらなるステーシ
    ョンにおける異なるサイズを選択するステップをさらに
    含む、請求項1に記載のプロセス。
  6. 【請求項6】 ワークピースを前記真空ステーションと
    前記設備のさらに別のステーションとの間で搬送バッチ
    としてまとめて搬送するステップをさらに含む、請求項
    1に記載のプロセス。
  7. 【請求項7】 前記搬送バッチを制御するステップをさ
    らに含む、請求項6に記載のプロセス。
  8. 【請求項8】 前記搬送バッチを制御するステップをさ
    らに含む、請求項2に記載のプロセス。
  9. 【請求項9】 前記搬送バッチを自由にプログラム可能
    なプロセスコントローラユニットによって制御するステ
    ップをさらに含む、請求項8に記載のプロセス。
  10. 【請求項10】 前記ステーションバッチを制御するス
    テップをさらに含む、請求項2に記載のプロセス。
  11. 【請求項11】 前記ステーションバッチおよび前記搬
    送バッチのうち少なくとも1つをバッチサイズおよび幾
    何学的配列に関して制御するステップを含む、請求項2
    に記載のプロセス。
  12. 【請求項12】 前記制御するステップは自由にプログ
    ラム可能なプロセスコントローラによって行なわれる、
    請求項11に記載のプロセス。
  13. 【請求項13】 ワークピースを搬送バッチとしてグル
    ープで前記設備のステーションにおよびそれから搬送
    し、かつ、前記搬送バッチのワークピースの数を搬送先
    のステーションのステーションバッチのワークピースの
    数を超えないように選択するステップをさらに含む、請
    求項1から請求項4のいずれかに記載のプロセス。
  14. 【請求項14】 前記搬送バッチのワークピースの数
    を、搬送先のステーションのステーションバッチのワー
    クピースの数の整数の分数となるように選択するステッ
    プをさらに含む、請求項13に記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 前記搬送バッチのワークピースの数
    を、搬送の際の出発ステーションのステーションバッチ
    のワークピースの数の整数の分数となるように選択する
    ステップをさらに含む、請求項13に記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 前記ワークピースを前記ステーション
    に、可動マガジン内で提供するステップをさらに含む、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 前記ワークピースを前記可動マガジン
    内で前記ステーションにおよびそれから搬送するステッ
    プをさらに含む、請求項16に記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 前記設備に設けられたステーションの
    少なくとも一部を互いにかつ制御可能に隔離するステッ
    プをさらに含む、請求項1から請求項4のいずれかに記
    載のプロセス。
  19. 【請求項19】 ステーションバッチとしてまとめられ
    たワークピースのための少なくとも1つの真空処理ステ
    ーションと、前記真空ステーションにワークピースを供
    給するための搬送システムと、プロセスコントローラユ
    ニットとを含む真空処理システムであって、前記プロセ
    スコントローラユニットの出力は前記搬送システムのた
    めの駆動装置に動作的に接続され、前記ユニットは前記
    処理システムの動作タイミングを制御しかつ自由にプロ
    グラム可能である、真空処理システム。
  20. 【請求項20】 ワークピースを受取るためのステーシ
    ョンを含む真空処理システムであって、前記ステーショ
    ンの少なくとも2つは異なるサイズのワークピースのス
    テーションバッチを受取るように設計され、搬送システ
    ムは前記少なくとも2つのステーションにワークピース
    の搬送バッチを提供する、真空処理システム。
  21. 【請求項21】 ワークピースを受取るためのステーシ
    ョンを含む真空処理システムであって、前記ステーショ
    ンの少なくとも2つはワークピースのステーションバッ
    チを受取るよう設計され、搬送システムは前記少なくと
    も2つのステーションにワークピースの搬送バッチを提
    供し、かつ、制御ユニットは前記搬送バッチを制御す
    る、真空処理システム。
  22. 【請求項22】 ワークピースを受取るためのステーシ
    ョンを含む真空処理システムであって、前記ステーショ
    ンの少なくとも2つはワークピースのステーションバッ
    チを受取るよう設計され、制御ユニットは前記ステーシ
    ョンバッチを制御する、真空処理システム。
  23. 【請求項23】 異なるサイズのステーションバッチを
    それぞれ受取るよう設計された少なくとも2つの真空ス
    テーションを含む、請求項19から請求項22のいずれ
    かに記載の真空システム。
  24. 【請求項24】 搬送バッチとしてまとめられたワーク
    ピースを搬送するための搬送システムを含む、請求項2
    3に記載のシステム。
  25. 【請求項25】 前記搬送バッチおよび前記ステーショ
    ンバッチのうち少なくとも1つの、サイズおよび幾何学
    的配列の少なくとも1つは制御可能である、請求項24
    に記載のシステム。
  26. 【請求項26】 チャンバ壁部を有するチャンバを含む
    真空処理モジュールであって、前記チャンバ壁部は、フ
    ィードスルーのためのまたはワークピースの処理のため
    の開口部を含み、前記真空処理モジュールはさらに、前
    記チャンバ内に前記開口部のために役割を果たす搬送シ
    ステムと、プロセス制御ユニットとを含み、前記プロセ
    ス制御ユニットの出力は前記搬送システムの少なくとも
    1つのアクチュエータに動作的に接続され、前記開口部
    のうち少なくとも2つの開口部に装着された真空ステー
    ションによって受取られるワークピースのバッチのサイ
    ズは前記プロセス制御ユニットにおいて自由に選択可能
    である、真空処理モジュール。
JP10191583A 1997-07-08 1998-07-07 ワークピースを真空処理するためのプロセス、真空処理システム、および真空処理モジュール Pending JPH11154633A (ja)

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CH01653/97A CH692741A5 (de) 1997-07-08 1997-07-08 Verfahren zur Herstellung in Vakuum oberflächenbehandelter Werkstücke und Vakuumbehandlungsanlage zu dessen Durchführung
US95603097A 1997-10-22 1997-10-22
US08/956030 1997-10-22
US19971653/97 1997-10-22
US09/441,373 US6177129B1 (en) 1997-07-08 1999-11-17 Process for handling workpieces and apparatus therefor

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