JPH1115462A - オンスクリーン表示装置及び画像印刷装置 - Google Patents
オンスクリーン表示装置及び画像印刷装置Info
- Publication number
- JPH1115462A JPH1115462A JP9168464A JP16846497A JPH1115462A JP H1115462 A JPH1115462 A JP H1115462A JP 9168464 A JP9168464 A JP 9168464A JP 16846497 A JP16846497 A JP 16846497A JP H1115462 A JPH1115462 A JP H1115462A
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- Japan
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- osd
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- display
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 OSD画面を構成するためのプログラミング
の手間及びプログラムの容量を極力抑え、CPUの負担
を軽減可能なOSD装置、及びOSD回路が有するフォ
ントに規制されることなく、多彩でグラフィカルなOS
Dの提供を可能にし、更には、それを用いた画像印刷装
置を提供するものである。 【解決手段】 OSDの表示のためのフォントデータを
出力するOSD回路10と、OSD画面の背景となる背
景画像を記憶するイラストフレームメモリ4を備える。
また、このイラストフレームメモリ4にイラストフレー
ム画像のデータを記憶させると共に、装置本体に対して
着脱可能に構成する。
の手間及びプログラムの容量を極力抑え、CPUの負担
を軽減可能なOSD装置、及びOSD回路が有するフォ
ントに規制されることなく、多彩でグラフィカルなOS
Dの提供を可能にし、更には、それを用いた画像印刷装
置を提供するものである。 【解決手段】 OSDの表示のためのフォントデータを
出力するOSD回路10と、OSD画面の背景となる背
景画像を記憶するイラストフレームメモリ4を備える。
また、このイラストフレームメモリ4にイラストフレー
ム画像のデータを記憶させると共に、装置本体に対して
着脱可能に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ上に
文字やキャラクタ等のフォントを表示すると共に表示に
基づいて選択操作を行う選択表示機能を有するオンスク
リーン表示装置に関し、更には、それを用いた画像印刷
装置に関するものである。
文字やキャラクタ等のフォントを表示すると共に表示に
基づいて選択操作を行う選択表示機能を有するオンスク
リーン表示装置に関し、更には、それを用いた画像印刷
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビジョン受像機等におい
て、オンスクリーンディスプレイ(以下OSDと称す)
として、機能設定のための表示や状態を示す表示を表示
画面上に行い、更には、その表示に基づいて機能選択や
操作選択を行える様になっている(例えば、特開平6−
284353号公報、特開平9−116825号公報参
照)。
て、オンスクリーンディスプレイ(以下OSDと称す)
として、機能設定のための表示や状態を示す表示を表示
画面上に行い、更には、その表示に基づいて機能選択や
操作選択を行える様になっている(例えば、特開平6−
284353号公報、特開平9−116825号公報参
照)。
【0003】OSDを実現するために、255種類程度
のフォントを有し、指定された位置に合わせて指定され
たフォントを出力するOSD回路がIC化されている。
通常、OSD回路に対しては、CPUが予め設定され記
憶されたプログラムに従って、出力するフォントやその
位置の指定を行う。例えば、内蔵したカメラで撮像した
画像を動画としてディスプレイに表示し、適当なところ
で、画像を固定させて静止画とし、その静止画を内蔵す
るプリンタで印刷する画像印刷装置において、印刷する
基調となる色(例えば、白黒、セピア色、カラー)や、
撮像した像に重ねる背景画等の選択をOSDで行うこと
が考えられる。
のフォントを有し、指定された位置に合わせて指定され
たフォントを出力するOSD回路がIC化されている。
通常、OSD回路に対しては、CPUが予め設定され記
憶されたプログラムに従って、出力するフォントやその
位置の指定を行う。例えば、内蔵したカメラで撮像した
画像を動画としてディスプレイに表示し、適当なところ
で、画像を固定させて静止画とし、その静止画を内蔵す
るプリンタで印刷する画像印刷装置において、印刷する
基調となる色(例えば、白黒、セピア色、カラー)や、
撮像した像に重ねる背景画等の選択をOSDで行うこと
が考えられる。
【0004】図5は、画像印刷装置における印刷する基
調となる色を選択する画面をOSDにより構成したもの
の一例を示すものである。この画面の背景は、通常、ブ
ルーバックとなる。斯様な画面構成を実現するには、フ
ォントの種類、色、位置を各フォント毎に設定しておく
必要があり、設定したプログラムはメモリに記憶され、
そのプログラムに基づいてCPUがOSD回路に指示を
出して、OSD回路から図5の画像データを出力させ
る。
調となる色を選択する画面をOSDにより構成したもの
の一例を示すものである。この画面の背景は、通常、ブ
ルーバックとなる。斯様な画面構成を実現するには、フ
ォントの種類、色、位置を各フォント毎に設定しておく
必要があり、設定したプログラムはメモリに記憶され、
そのプログラムに基づいてCPUがOSD回路に指示を
出して、OSD回路から図5の画像データを出力させ
る。
【0005】このようにOSD回路で、所望のOSD画
面を構成しようとする場合、使用するフォントの量に応
じて、プログラムの量が多くなり、CPUの負担も増加
する。特に何種類ものOSD画面を必要とするときに
は、プログラミングの手間が増えると共に、プログラム
の容量やCPUの負荷が増大する。また、OSD回路が
有するフォントは255種類程度と限られており、単純
で味気ない画面しか実現できなかった。
面を構成しようとする場合、使用するフォントの量に応
じて、プログラムの量が多くなり、CPUの負担も増加
する。特に何種類ものOSD画面を必要とするときに
は、プログラミングの手間が増えると共に、プログラム
の容量やCPUの負荷が増大する。また、OSD回路が
有するフォントは255種類程度と限られており、単純
で味気ない画面しか実現できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯様な点に
鑑みてなされたもので、OSD画面を構成するためのプ
ログラミングの手間及びプログラムの容量を極力抑え、
CPUの負担を軽減可能なOSD装置を提供するもので
ある。そして、OSD回路が有するフォントに規制され
ることなく、多彩でグラフィカルなOSDの提供を可能
にし、更には、それを用いた画像印刷装置を提供するも
のである。
鑑みてなされたもので、OSD画面を構成するためのプ
ログラミングの手間及びプログラムの容量を極力抑え、
CPUの負担を軽減可能なOSD装置を提供するもので
ある。そして、OSD回路が有するフォントに規制され
ることなく、多彩でグラフィカルなOSDの提供を可能
にし、更には、それを用いた画像印刷装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明オ
ンスクリーン表示装置は、表示手段と、表示手段にOS
Dを行うためのフォントデータを出力するOSD回路
と、OSDの際にOSDの背景となる背景画像を記憶す
る背景記憶手段と、OSD回路からのフォントデータの
出力を制御すると共に背景記憶手段から背景画像の読出
し制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
ンスクリーン表示装置は、表示手段と、表示手段にOS
Dを行うためのフォントデータを出力するOSD回路
と、OSDの際にOSDの背景となる背景画像を記憶す
る背景記憶手段と、OSD回路からのフォントデータの
出力を制御すると共に背景記憶手段から背景画像の読出
し制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明のオンスクリーン表
示装置は、請求項1記載の発明において、選択操作のた
めのスイッチ手段を備え、制御手段はスイッチ手段によ
る操作に応じてOSDの表示もしくはOSDで表示され
ているフォントの表示位置を変更させることを特徴とす
る。請求項3に係る本発明の画像印刷装置は、画像を撮
像する撮像手段と、撮像手段で撮像された画像を記憶す
る画像記憶手段と、撮像手段で撮像された画像を表示す
る表示手段と、画像記憶手段に記憶された画像を印刷す
る印刷手段と、表示手段にオンスクリーン表示するため
のフォントデータを出力するOSD回路と、OSDの際
にOSDの背景となる背景画像を記憶する背景記憶手段
と、OSD回路からのフォントデータの出力を制御する
と共に背景記憶手段から背景画像の読出し制御を行う制
御手段を備えることを特徴とする。
示装置は、請求項1記載の発明において、選択操作のた
めのスイッチ手段を備え、制御手段はスイッチ手段によ
る操作に応じてOSDの表示もしくはOSDで表示され
ているフォントの表示位置を変更させることを特徴とす
る。請求項3に係る本発明の画像印刷装置は、画像を撮
像する撮像手段と、撮像手段で撮像された画像を記憶す
る画像記憶手段と、撮像手段で撮像された画像を表示す
る表示手段と、画像記憶手段に記憶された画像を印刷す
る印刷手段と、表示手段にオンスクリーン表示するため
のフォントデータを出力するOSD回路と、OSDの際
にOSDの背景となる背景画像を記憶する背景記憶手段
と、OSD回路からのフォントデータの出力を制御する
と共に背景記憶手段から背景画像の読出し制御を行う制
御手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項4に係る本発明の画像印刷装置は、
請求項3記載の発明において、撮像手段で撮像した画像
と合成される付加画像を背景記憶手段に記憶することを
特徴とする。請求項5に係る本発明の画像印刷装置は、
請求項3または4記載の発明において、背景記憶手段は
装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴
とする。
請求項3記載の発明において、撮像手段で撮像した画像
と合成される付加画像を背景記憶手段に記憶することを
特徴とする。請求項5に係る本発明の画像印刷装置は、
請求項3または4記載の発明において、背景記憶手段は
装置本体に対して着脱可能に構成されていることを特徴
とする。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は、OSD機能を備えた画像印刷装置
としてのフォトシール印刷装置である。1は装置全体の
制御を司る制御手段としてのCPU、2はカラー対応の
CCDが用いられる撮像手段としてのカメラ、3はカメ
ラ2で撮像された画像(ビデオ信号)を画像データとし
て出力するためのビデオデコーダである。
て説明する。図1は、OSD機能を備えた画像印刷装置
としてのフォトシール印刷装置である。1は装置全体の
制御を司る制御手段としてのCPU、2はカラー対応の
CCDが用いられる撮像手段としてのカメラ、3はカメ
ラ2で撮像された画像(ビデオ信号)を画像データとし
て出力するためのビデオデコーダである。
【0011】4は、OSDの際にOSDの背景となる背
景画像を記憶する背景記憶手段としてのイラストフレー
ムメモリで、このイラストフレームメモリ4には、カメ
ラ2で撮像した画像との合成に用いられる複数の付加画
像、例えば、撮像した画像の周辺領域に相当する部分に
画像が存在するフレーム的な画像(イラストフレーム画
像)をも記憶される。図2はイラストフレームメモリ4
における画像データの割付の一例を示すものである。各
ブロックは一画面分の画像データを記憶する容量を有し
ており、上位からm番目までが各OSD画面の背景とな
る背景画像が記憶されている。そして、m+1番目から
m+n番目までのブロックに各種のイラストフレーム画
像が記憶されている。尚、このイラストフレームメモリ
4は、コネクタ14にて装置本体に接続されており、装
置本体とは着脱可能に構成されている。
景画像を記憶する背景記憶手段としてのイラストフレー
ムメモリで、このイラストフレームメモリ4には、カメ
ラ2で撮像した画像との合成に用いられる複数の付加画
像、例えば、撮像した画像の周辺領域に相当する部分に
画像が存在するフレーム的な画像(イラストフレーム画
像)をも記憶される。図2はイラストフレームメモリ4
における画像データの割付の一例を示すものである。各
ブロックは一画面分の画像データを記憶する容量を有し
ており、上位からm番目までが各OSD画面の背景とな
る背景画像が記憶されている。そして、m+1番目から
m+n番目までのブロックに各種のイラストフレーム画
像が記憶されている。尚、このイラストフレームメモリ
4は、コネクタ14にて装置本体に接続されており、装
置本体とは着脱可能に構成されている。
【0012】5は、CPU1の制御の下、イラストフレ
ームメモリ4からの画像データの読出しを行うと共にイ
ラストフレームメモリ4から読出した画像データとビデ
オデコーダ3からの画像データとを合成して出力するオ
ーバレイ回路である。本実施例では、このオーバレイ回
路5では、基本的にはイラストフレームメモリ4からの
画像データを優先し、透過を示す画像データ部分のみビ
デオデコーダ3からの画像データを選択する構成となっ
ている。
ームメモリ4からの画像データの読出しを行うと共にイ
ラストフレームメモリ4から読出した画像データとビデ
オデコーダ3からの画像データとを合成して出力するオ
ーバレイ回路である。本実施例では、このオーバレイ回
路5では、基本的にはイラストフレームメモリ4からの
画像データを優先し、透過を示す画像データ部分のみビ
デオデコーダ3からの画像データを選択する構成となっ
ている。
【0013】6はカメラ2で撮像された画像を記憶する
画像記憶手段としてのキャプチャメモリで、本実施例で
は、キャプチャメモリ6には、カメラ2で撮像された画
像はイラストフレームメモリ4から読出された画像が合
成された状態で記憶される。7は、CPU1の制御の
下、キャプチャメモリ6に対する画像データの読出し及
び書込みを行うキャプチャメモリコントローラ、8はC
PU1に制御されてキャプチャメモリコントローラ7か
ら供給される画像データに基づいて画像の印刷を行う印
刷手段としてのプリンタである。このプリンタ8にはサ
ーマルプリンタやインクを噴出させるの方式のプリンタ
が用いられ、記録紙や専用のシールにカラー印刷を行
う。
画像記憶手段としてのキャプチャメモリで、本実施例で
は、キャプチャメモリ6には、カメラ2で撮像された画
像はイラストフレームメモリ4から読出された画像が合
成された状態で記憶される。7は、CPU1の制御の
下、キャプチャメモリ6に対する画像データの読出し及
び書込みを行うキャプチャメモリコントローラ、8はC
PU1に制御されてキャプチャメモリコントローラ7か
ら供給される画像データに基づいて画像の印刷を行う印
刷手段としてのプリンタである。このプリンタ8にはサ
ーマルプリンタやインクを噴出させるの方式のプリンタ
が用いられ、記録紙や専用のシールにカラー印刷を行
う。
【0014】9は、オーバレイ回路5及びキャプチャメ
モリコントローラ7の夫々から画像データが入力され、
CPU1の制御によりいずれか一方を選択して出力する
セレクタ、10は、CPU1の制御に基づいて、OSD
を行うためのフォントデータを出力するオンスクリーン
ディスプレイ回路(OSD回路)、11は、セレクタ9
からの画像データにOSD回路10からのフォントデー
タを重ね合せて表示するよう画像信号(ビデオ信号)を
出力するビデオエンコーダ、12は、カメラ2で撮像し
た画像を表示すると共に、OSDが行われる表示手段と
してのディスプレイである。
モリコントローラ7の夫々から画像データが入力され、
CPU1の制御によりいずれか一方を選択して出力する
セレクタ、10は、CPU1の制御に基づいて、OSD
を行うためのフォントデータを出力するオンスクリーン
ディスプレイ回路(OSD回路)、11は、セレクタ9
からの画像データにOSD回路10からのフォントデー
タを重ね合せて表示するよう画像信号(ビデオ信号)を
出力するビデオエンコーダ、12は、カメラ2で撮像し
た画像を表示すると共に、OSDが行われる表示手段と
してのディスプレイである。
【0015】13は、印刷する画像の固定や印刷実行の
指示をCPU1に与えるべく、選択操作を行うためのス
イッチが複数設けられたスイッチ手段としての操作部で
ある。図3に操作部13の一例を示す。この操作部13
には、OSDでの操作案内表示や項目設定における項目
を選択するための「移動指示ボタン」C,D、印刷する
画像を固定(決定)したり選択すべき項目を決定するた
めの「決定」ボタンB、「決定」ボタンBで固定した画
像を取り止めて画像を「決定」ボタンBを押す前の動画
表示状態にしたり「決定」ボタンBを押して決定した項
目の選択を取り消すための「取り消し」ボタンAが、設
けられている。
指示をCPU1に与えるべく、選択操作を行うためのス
イッチが複数設けられたスイッチ手段としての操作部で
ある。図3に操作部13の一例を示す。この操作部13
には、OSDでの操作案内表示や項目設定における項目
を選択するための「移動指示ボタン」C,D、印刷する
画像を固定(決定)したり選択すべき項目を決定するた
めの「決定」ボタンB、「決定」ボタンBで固定した画
像を取り止めて画像を「決定」ボタンBを押す前の動画
表示状態にしたり「決定」ボタンBを押して決定した項
目の選択を取り消すための「取り消し」ボタンAが、設
けられている。
【0016】さて、斯様な装置において、何かの操作案
内や項目設定時のOSDでの表示は次のように行われ
る。まず、CPU1は、オーバレイ回路5に対して、表
示すべきOSD画面に対応した背景画像のデータをイラ
ストフレームメモリ4から読出させる。読出された画像
データは、オーバレイ回路5から優先されて出力され、
セレクタ9に供給される。セレクタ9では、CPU1の
制御によりオーバレイ回路5から供給された画像データ
が選択されてビデオエンコーダ11に出力される。同時
にCPU1は、図示しないシステムメモリに予め記憶さ
れているプログラムに基づいてOSD回路10から表示
すべきOSD画面を構成する所定のフォントデータを、
ディスプレイ12における表示タイミングに同期させて
出力させる。そして、ビデオエンコーダ11では、セレ
クタ9からの画像データ(背景画像)の上にOSD回路
10からのフォントデータが同期を取った状態で合成さ
れ、ディスプレイ12に出力され、OSDの表示がされ
る。
内や項目設定時のOSDでの表示は次のように行われ
る。まず、CPU1は、オーバレイ回路5に対して、表
示すべきOSD画面に対応した背景画像のデータをイラ
ストフレームメモリ4から読出させる。読出された画像
データは、オーバレイ回路5から優先されて出力され、
セレクタ9に供給される。セレクタ9では、CPU1の
制御によりオーバレイ回路5から供給された画像データ
が選択されてビデオエンコーダ11に出力される。同時
にCPU1は、図示しないシステムメモリに予め記憶さ
れているプログラムに基づいてOSD回路10から表示
すべきOSD画面を構成する所定のフォントデータを、
ディスプレイ12における表示タイミングに同期させて
出力させる。そして、ビデオエンコーダ11では、セレ
クタ9からの画像データ(背景画像)の上にOSD回路
10からのフォントデータが同期を取った状態で合成さ
れ、ディスプレイ12に出力され、OSDの表示がされ
る。
【0017】図4は、本発明により表示されるOSD画
面の一例を示す図である。図4Aはイラストフレームメ
モリ4に記憶され読出された背景画像、図4BはOSD
回路10から出力されたフォントデータ、図4Cはこれ
らが合成されディスプレイ12に表示されるOSD画面
である。図4Bから分かるように、OSD回路10から
出力させるフォントデータは非常に少なくて済み、例え
ば、複数項目から選択が不要であれば、OSD回路10
からは何も出力させる必要はなくなり、複数項目からの
選択であっても、図4のように、いずれの項目を選択す
るかの指標だけを出力させるようにすれば良い。その結
果、所望のOSD画面を構成しようとする場合に、何種
類ものOSD画面を必要とするときでも、OSD画面を
構成するためのプログラミングの手間やプログラムの容
量が大幅に抑えられ、OSD表示の際のCPUの負担も
軽くなる、また、OSD回路が有するフォントに規制さ
れずに、OSD画面を構成することができるので、多彩
でグラフィカルなOSD画面が簡単に実現でき、そして
使い易さの向上も可能になる。
面の一例を示す図である。図4Aはイラストフレームメ
モリ4に記憶され読出された背景画像、図4BはOSD
回路10から出力されたフォントデータ、図4Cはこれ
らが合成されディスプレイ12に表示されるOSD画面
である。図4Bから分かるように、OSD回路10から
出力させるフォントデータは非常に少なくて済み、例え
ば、複数項目から選択が不要であれば、OSD回路10
からは何も出力させる必要はなくなり、複数項目からの
選択であっても、図4のように、いずれの項目を選択す
るかの指標だけを出力させるようにすれば良い。その結
果、所望のOSD画面を構成しようとする場合に、何種
類ものOSD画面を必要とするときでも、OSD画面を
構成するためのプログラミングの手間やプログラムの容
量が大幅に抑えられ、OSD表示の際のCPUの負担も
軽くなる、また、OSD回路が有するフォントに規制さ
れずに、OSD画面を構成することができるので、多彩
でグラフィカルなOSD画面が簡単に実現でき、そして
使い易さの向上も可能になる。
【0018】次に、画像印刷装置としての動作を説明す
る。尚、選択操作やCPU1への指示は、CPU1によ
り上述の如くOSDの画面表示が行われ、表示画面に基
づいて操作者が操作部13のボタンを操作することで、
行われる。このとき、操作部13のボタンの操作に応じ
て、CPU1は、OSD画面を変更する(次の処理に進
む)、あるいは、図4Bに示すような指標の表示位置が
変更するといった、表示の変更処理をも行う。
る。尚、選択操作やCPU1への指示は、CPU1によ
り上述の如くOSDの画面表示が行われ、表示画面に基
づいて操作者が操作部13のボタンを操作することで、
行われる。このとき、操作部13のボタンの操作に応じ
て、CPU1は、OSD画面を変更する(次の処理に進
む)、あるいは、図4Bに示すような指標の表示位置が
変更するといった、表示の変更処理をも行う。
【0019】今、操作者により、印刷する画像と合成す
るイラストフレーム画像がイラストフレームメモリ4に
記憶されたものの中から選択され、更には印刷する画像
の基調となる色が選択された状態にあるとする。カメラ
2で撮像された画像はビデオデコーダ3を介してオーバ
レイ回路5に入力されている。オーバレイ回路5は先に
選択されたイラストフレームメモリ4内のイラストフレ
ーム画像を読出し、ビデオデコーダ3からの画像と合成
して出力する。セレクタ9ではオーバレイ回路5からの
画像データを選択し、ビデオエンコーダ11に出力す
る。ビデオエンコーダ11では、適宜OSD回路からの
フォントデータが合成され、ディスプレイ12に適した
画像信号として出力され、ディスプレイ12上にカメラ
2で撮像されイラストフレーム画像が合成された画像が
表示される。このとき、カメラ2からは順次新しい画像
が取込まれ、カメラで撮像した画像については、ディス
プレイ12で動画表示がされている。
るイラストフレーム画像がイラストフレームメモリ4に
記憶されたものの中から選択され、更には印刷する画像
の基調となる色が選択された状態にあるとする。カメラ
2で撮像された画像はビデオデコーダ3を介してオーバ
レイ回路5に入力されている。オーバレイ回路5は先に
選択されたイラストフレームメモリ4内のイラストフレ
ーム画像を読出し、ビデオデコーダ3からの画像と合成
して出力する。セレクタ9ではオーバレイ回路5からの
画像データを選択し、ビデオエンコーダ11に出力す
る。ビデオエンコーダ11では、適宜OSD回路からの
フォントデータが合成され、ディスプレイ12に適した
画像信号として出力され、ディスプレイ12上にカメラ
2で撮像されイラストフレーム画像が合成された画像が
表示される。このとき、カメラ2からは順次新しい画像
が取込まれ、カメラで撮像した画像については、ディス
プレイ12で動画表示がされている。
【0020】適当な画像を撮像している状態で操作部1
3の「決定」ボタンBの押下により、画像のキャプチャ
(印刷する画像の決定)がCPU1に指示されると、C
PU1はキャプチャメモリコントローラ7にオーバレイ
回路5からの画像データをキャプチャメモリ6に記憶さ
せる。これによりキャプチャメモリ6には、キャプチャ
の指示直後の1画面に相当する画像データが記憶され
る。更に、キャプチャメモリコントローラ7によりキャ
プチャメモリ6に記憶されている画像データの読出しが
行なわれ、セレクタ9に出力される。セレクタ9では、
オーバレイ回路5からの画像データも供給されている
が、CPU1の制御によりキャプチャメモリコントロー
ラ7から供給される画像データを選択出力する。そし
て、ビデオエンコーダ11を介してディスプレイ12に
画像信号が供給されキャプチャメモリ6に記憶された、
即ち、印刷するべくキャプチャされた画像が静止画とし
て表示される。
3の「決定」ボタンBの押下により、画像のキャプチャ
(印刷する画像の決定)がCPU1に指示されると、C
PU1はキャプチャメモリコントローラ7にオーバレイ
回路5からの画像データをキャプチャメモリ6に記憶さ
せる。これによりキャプチャメモリ6には、キャプチャ
の指示直後の1画面に相当する画像データが記憶され
る。更に、キャプチャメモリコントローラ7によりキャ
プチャメモリ6に記憶されている画像データの読出しが
行なわれ、セレクタ9に出力される。セレクタ9では、
オーバレイ回路5からの画像データも供給されている
が、CPU1の制御によりキャプチャメモリコントロー
ラ7から供給される画像データを選択出力する。そし
て、ビデオエンコーダ11を介してディスプレイ12に
画像信号が供給されキャプチャメモリ6に記憶された、
即ち、印刷するべくキャプチャされた画像が静止画とし
て表示される。
【0021】ここで「取り消し」ボタンAが押されれ
ば、カメラ2からの画像を順次表示させて動画表示の状
態にするが、印刷を指示する操作がなされときは、CP
U1は、プリンタ8において、キャプチャメモリ6に記
憶されキャプチャメモリコントローラ7により読出され
て出力される画像データに基づいて、画像の印刷を行わ
せる。
ば、カメラ2からの画像を順次表示させて動画表示の状
態にするが、印刷を指示する操作がなされときは、CP
U1は、プリンタ8において、キャプチャメモリ6に記
憶されキャプチャメモリコントローラ7により読出され
て出力される画像データに基づいて、画像の印刷を行わ
せる。
【0022】プリンタ8における印刷が終了すると、画
像印刷装置は初期状態に戻る。さて、カメラ2で撮像さ
れる画像を合成されるイラストフレーム画像は、上述の
通り複数種類はイラストフレームメモリ4に記憶されて
いるが、新たなイラストフレーム画像を使用したいとき
は、イラストフレームメモリ4をコネクタ14部分で本
体装置から外し、新しいイラストフレーム画像が記憶さ
れた別のイラストフレームメモリをコネクタ14部分に
装着すれば、容易にイラストフレーム画像の変更が可能
になる。また、OSD画面の背景画像を変更するときも
同様で、イラストフレームメモリを変更することで容易
にOSD画面構成を変更することができる。例えば、季
節に合わせたイラストフレーム画像や背景画像を記憶し
たイラストフレームメモリを複数用意しておけば、イラ
ストフレームメモリの容量が少ない場合でも、その時々
に応じて使用者が楽しめる色々な印刷画像やOSD画面
の提供が可能になる。
像印刷装置は初期状態に戻る。さて、カメラ2で撮像さ
れる画像を合成されるイラストフレーム画像は、上述の
通り複数種類はイラストフレームメモリ4に記憶されて
いるが、新たなイラストフレーム画像を使用したいとき
は、イラストフレームメモリ4をコネクタ14部分で本
体装置から外し、新しいイラストフレーム画像が記憶さ
れた別のイラストフレームメモリをコネクタ14部分に
装着すれば、容易にイラストフレーム画像の変更が可能
になる。また、OSD画面の背景画像を変更するときも
同様で、イラストフレームメモリを変更することで容易
にOSD画面構成を変更することができる。例えば、季
節に合わせたイラストフレーム画像や背景画像を記憶し
たイラストフレームメモリを複数用意しておけば、イラ
ストフレームメモリの容量が少ない場合でも、その時々
に応じて使用者が楽しめる色々な印刷画像やOSD画面
の提供が可能になる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかな如
く、OSDの表示の際にその背景となる背景画像をイラ
ストフレームメモリに記憶しており、必要に応じてOS
D画像の背景として選択表示させることにより、簡単に
OSD画面を構成することができる。即ち、OSD画面
を構成するためのプログラミングの手間やプログラムの
容量を大幅に抑えることが可能で、OSDの表示におけ
るCPUの負荷も軽減される。
く、OSDの表示の際にその背景となる背景画像をイラ
ストフレームメモリに記憶しており、必要に応じてOS
D画像の背景として選択表示させることにより、簡単に
OSD画面を構成することができる。即ち、OSD画面
を構成するためのプログラミングの手間やプログラムの
容量を大幅に抑えることが可能で、OSDの表示におけ
るCPUの負荷も軽減される。
【0024】その上、OSD回路が有するフォントに制
限されずに、OSD画面を構成することができるので、
多彩でグラフィカルなOSD画面が簡単に実現可能にな
り、その結果、使い易さの向上も図れる。また、OSD
画面の背景画像を、カメラで撮像した画像と合成するイ
ラストフレーム画像と共にイラストフレームメモリに記
憶するので、回路構成を複雑にすることなく簡単な構成
のまま、本発明に係るOSDの機能を搭載したフォトシ
ール印刷装置が提供される。更に、イラストフレームメ
モリを装置本体に対して着脱可能に構成することによ
り、イラストフレーム画像やOSD画面の背景画像の変
更が容易に行える。これにより、イラストフレームメモ
リの容量が少ない場合でも、その時々に応じて使用者が
楽しめる色々な印刷画像やOSD画面の提供が可能にな
る。
限されずに、OSD画面を構成することができるので、
多彩でグラフィカルなOSD画面が簡単に実現可能にな
り、その結果、使い易さの向上も図れる。また、OSD
画面の背景画像を、カメラで撮像した画像と合成するイ
ラストフレーム画像と共にイラストフレームメモリに記
憶するので、回路構成を複雑にすることなく簡単な構成
のまま、本発明に係るOSDの機能を搭載したフォトシ
ール印刷装置が提供される。更に、イラストフレームメ
モリを装置本体に対して着脱可能に構成することによ
り、イラストフレーム画像やOSD画面の背景画像の変
更が容易に行える。これにより、イラストフレームメモ
リの容量が少ない場合でも、その時々に応じて使用者が
楽しめる色々な印刷画像やOSD画面の提供が可能にな
る。
【0025】
【0026】
【図1】本発明に係るOSD機能を備えた一実施例とし
てのフォトシール印刷装置の概略構成図である。
てのフォトシール印刷装置の概略構成図である。
【0027】
【図2】図1におけるイラストフレームメモリの画像デ
ータの割付の一例を示す図である。
ータの割付の一例を示す図である。
【0028】
【図3】図1における操作部の一例を示す図である。
【0029】
【図4】本発明に係るOSD画像の構成の説明図であ
る。
る。
【0030】
【図5】従来のOSD画面の構成の一例を示す図であ
る。
る。
【0031】
1 CPU(制御手段) 2 カメラ(撮像手段) 3 ビデオデコーダ 4 イラストフレームメモリ(背景記憶手段) 5 オーバレイ回路 6 キャプチャメモリ(画像記憶手段) 7 キャプチャメモリコントローラ 8 プリンタ(印刷手段) 9 セレクタ 10 オンスクリーンディスプレイ回路 11 ビデオエンコーダ 12 ディスプレイ(表示手段) 13 操作部 14 コネクタ
Claims (5)
- 【請求項1】 表示手段と、表示手段にオンスクリーン
表示するためのフォントデータを出力するオンスクリー
ンディスプレイ回路と、オンスクリーン表示の際にオン
スクリーン表示の背景となる背景画像を記憶する背景記
憶手段と、オンスクリーンディスプレイ回路からのフォ
ントデータの出力を制御すると共に背景記憶手段から背
景画像の読出し制御を行う制御手段とを備えることを特
徴とするオンスクリーン表示装置。 - 【請求項2】 選択操作のためのスイッチ手段を備え、
制御手段はスイッチ手段による操作に応じてオンスクリ
ーン表示もしくはオンスクリーン表示されるフォントの
表示位置を変更させることを特徴とする請求項1記載の
オンスクリーン表示装置。 - 【請求項3】 画像を撮像する撮像手段と、撮像手段で
撮像された画像を記憶する画像記憶手段と、撮像手段で
撮像された画像を表示する表示手段と、画像記憶手段に
記憶された画像を印刷する印刷手段と、表示手段にオン
スクリーン表示するためのフォントデータを出力するオ
ンスクリーンディスプレイ回路と、オンスクリーン表示
の際にオンスクリーン表示の背景となる背景画像を記憶
する背景記憶手段と、オンスクリーンディスプレイ回路
からのフォントデータの出力を制御すると共に背景記憶
手段から背景画像の読出し制御を行う制御手段を備える
ことを特徴とする画像印刷装置。 - 【請求項4】 撮像手段で撮像した画像と合成される付
加画像を背景記憶手段に記憶することを特徴とする請求
項3記載の画像印刷装置。 - 【請求項5】 背景記憶手段は装置本体に対して着脱可
能に構成されていることを特徴とする請求項3または4
記載の画像印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168464A JPH1115462A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | オンスクリーン表示装置及び画像印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9168464A JPH1115462A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | オンスクリーン表示装置及び画像印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1115462A true JPH1115462A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15868605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9168464A Pending JPH1115462A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | オンスクリーン表示装置及び画像印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1115462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084748A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Sony Corp | 表示装置および方法 |
JP2007295099A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Sanyo Electric Co Ltd | テレビジョン受像機 |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP9168464A patent/JPH1115462A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084748A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Sony Corp | 表示装置および方法 |
JP2007295099A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Sanyo Electric Co Ltd | テレビジョン受像機 |
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