JPH1115396A - 太陽電池素子付き液晶表示素子およびその製造方法 - Google Patents

太陽電池素子付き液晶表示素子およびその製造方法

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JPH1115396A
JPH1115396A JP9164149A JP16414997A JPH1115396A JP H1115396 A JPH1115396 A JP H1115396A JP 9164149 A JP9164149 A JP 9164149A JP 16414997 A JP16414997 A JP 16414997A JP H1115396 A JPH1115396 A JP H1115396A
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JP
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solar cell
liquid crystal
crystal display
pattern
conductive film
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JP9164149A
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Kozo Miyoshi
三好  幸三
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Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 太陽電池素子付き液晶表示素子において、液
晶表示素子と太陽電池素子を同一基板に形成し、太陽電
池専用のスペースを省略し、さらに、製造工程と部品点
数を減らすことを実現する。 【解決手段】 太陽電池素子付き液晶表示素子は、ガラ
スもしくはプラスチック基板1上に透明導電膜6パター
ンを形成し、この透明導電膜パターン上に化学気相成長
法により太陽電池素子となるアモルファスシリコン膜7
を形成し、このアモルファスシリコン上にレジストパタ
ーンを形成し、このレジストパターンをエッチングマス
クとしてドライエッチング法によりアモルファスシリコ
ン膜のエッチングを行い、このアモルファスシリコン膜
を除去した透明導電膜パターンを液晶表示素子とするこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池素子付き
液晶表示素子および太陽電池素子付き液晶表示素子の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の液晶4を駆動して数字の表示
を行う単純マトリクス方式の液晶表示装置の作成方法を
図面を用いて説明する。図6は従来例における単純マト
リクス方式の液晶表示装置を示す模式拡大斜視図であ
る。図2は従来例における単純マトリクス方式の液晶表
示装置を示す模式拡大断面図である。図4と図5は従来
例における数字表示を行う液晶4を駆動するための透明
導電膜6パターンの模式拡大平面図である。
【0003】透明導電膜6パターンの形成方法として
は、まずスパッタリング法もしくは化学気相成長法によ
って基板1上に透明導電膜6材料を形成し、この透明導
電膜6材料上にフォトリソグラフィー法によってレジス
ト10のパターンを形成する。その後、このパターン形
成したレジスト10をエッチングマスクとして、ウェッ
トエッチング法もしくはドライエッチング法によって図
4と図5にしめす透明導電膜6パターンをえる。さら
に、この透明導電膜6パターン上に液晶4を配向させる
ための配向膜5を設け、この配向膜5に液晶4を配向さ
せるためのラビング処理を施す。このようにして作成し
た図4と図5の透明導電膜6パターンを有する基板を、
図6にしめすように対向させ、その間に液晶4を封入し
て張り合わせ、それぞれの基板の外側に偏光軸が互いに
直交するようにそれぞれ偏光板2を配置する。さらに、
この基板の一方の外側に反射板3を配置する。このよう
にして、図6に示す液晶表示装置をえる。この液晶表示
装置の断面を示したものが図2である。
【0004】そして、図4と図5に示した入力端子8に
それぞれ電気信号を加えると、上下の透明導電膜6パタ
ーンの同時に電圧が印加された部分が表示されることと
なる。
【0005】従来の技術では、このようにして作成した
液晶表示装置と、別途作成した太陽電池素子7を組み合
わせて太陽電池素子付き液晶表示素子を組み立てる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の太陽電池素子付
き液晶表示素子では、液晶表示素子と太陽電池素子を別
々に製造し、組み合わせて製品とする。このため、液晶
表示素子と太陽電池素子の製造には、それぞれ別々の設
備が必要となる。また、電卓や時計のような製品では、
太陽電池専用のスペースが必要で、製品の大きさやデザ
インを制約し、大きな欠点となっていた。
【0007】そこで、本発明では太陽電池素子と液晶表
示素子を同時に同一基板内に作り込むことにより、部品
点数を減らし、製造工程および設備を少なくし、さらに
外観上液晶表示部以外に太陽電池素子専用のスペースを
必要としない太陽電池素子付き液晶表示素子とその製造
方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成させる
ために、本発明の太陽電池素子付き液晶表示素子と、そ
の製造方法は下記記載の手段を採用する。
【0009】基板上に透明導電膜パターンを形成し、そ
の一部を液晶表示素子とし、他の一部に太陽電池素子を
形成することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明である太陽電池素子付
き液晶表示素子の製造方法は、ガラスもしくはプラスチ
ック基板上に透明導電膜パターンを形成し、この透明導
電膜パターン上に化学気相成長法により太陽電池素子と
なるアモルファスシリコン膜を形成し、このアモルファ
スシリコン膜上にレジストパターンを形成し、このレジ
ストパターンをエッチングマスクとしてドライエッチン
グ法によりアモルファスシリコン膜のエッチングを行
い、このアモルファスシリコン膜を除去した部分透明導
電膜パターンを液晶表示素子とすることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の太陽電池素子付き液晶表示
素子の製造方法は、ガラスもしくはプラスチック基板上
に透明導電膜を形成し、この透明導電膜上に化学気相成
長法により太陽電池素子となるアモルファスシリコン膜
を形成し、さらにこのアモルファスシリコン膜上に電極
膜となる導電膜を形成し、この導電膜上に太陽電池素子
のパターニングを行うための第1のレジストパターンを
形成し、この第1のレジストパターンをエッチングマス
クとして導電膜およびアモルファスシリコン膜のエッチ
ングを行い、さらにこの第1のレジストを除去した後、
透明電極パターンを形成するための第2のレジストパタ
ーンを形成し、第2のレジストパターンをエッチングマ
スクとして透明導電膜パターン形成することを特徴とす
る。
【0012】本発明においては、液晶表示素子と太陽電
池素子を同じ基板1に作り込むことができる。したがっ
て、太陽電池素子専用のスペースを設ける必要がなく、
電卓や時計のような製品に用いる場合でも太陽電池がデ
ザインの制約をすることがない。また、同時に作り込む
ため、別々に作る場合に比べて工程が省略でき、製造設
備も少なくできる。
【0013】
【発明の実施の形態】基板上に透明導電膜パターンを形
成し、その一部を液晶表示素子とし、他の一部に太陽電
池素子を形成することを特徴とする太陽電池素子付き液
晶表示素子。
【0014】ガラスもしくはプラスチック基板上に透明
導電膜パターンを形成し、この透明導電膜パターン上に
化学気相成長法により太陽電池素子となるアモルファス
シリコン膜を形成し、このアモルファスシリコン膜上に
レジストパターンを形成し、このレジストパターンをエ
ッチングマスクとしてドライエッチング法によりアモル
ファスシリコン膜のエッチングを行い、このアモルファ
スシリコン膜を除去した部分の透明導電膜パターンを液
晶表示素子とすることを特徴とする太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造方法。
【0015】以下、本発明による実施例における太陽電
池素子付き液晶表示素子を図面を基に説明する。図1は
本発明を用いて形成した太陽電池素子付き液晶表示素子
の模式断面図である。一方の基板1には液晶表示部と太
陽電池素子が同一基板1内に形成してある。つぎに、本
発明による太陽電池素子付き液晶表示素子の製造方法を
図面を用いて説明する。まず、ガラスもしくはプラスチ
ック基板1上に透明導電膜6である酸化インジウムスズ
(ITO)をスパッタリング法により成膜する。この時
のスパッタリングの条件は、スパッタリング装置内に1
00sccmのアルゴンガスと2sccmの酸素ガスを
導入し、圧力を5mTorr〜30mTorrとして、
これに1KW〜3KWのRF電力(13.56MHz)
を印加して生成したプラズマによって行う。さらに、こ
のITO上に液晶表示パターンと太陽電池素子の下部電
極パターンと同じ形状のレジスト10パターンをフォト
リソグラフィー法により形成する。この状態の基板1の
断面図を示したものが、図7である。
【0016】つぎに、図8に示すように、このレジスト
10パターンをエッチングマスクとして用いてエッチン
グ処理を行い、その後レジスト10を剥離して透明導電
膜6パターンをえる。
【0017】このとき、ITOのエッチングをウェット
エッチング法で行う場合には、塩化鉄と塩酸と水の比が
それぞれ3:5:2となるように混合した溶液を用いて
行う。また、ITOのエッチング処理をドライエッチン
グ法で行う場合には、ドライエッチング装置内に100
sccm〜500sccmの流量でメタン(CH4)を
導入し、これに0sccm〜100sccmの水素と0
sccm〜100sccmのメタノール(CH3OH)
とを加えて、全体の圧力を30mTorr〜200mT
orrとして、これに1KW〜3KWで13.56MH
zの高周波電力を印加して生成したプラズマによって行
う。
【0018】この後、プラズマCVD法により、この下
部電極パターン上にp型のアモルファスシリコン膜7と
i型のアモルファスシリコン膜7とn型のアモルファス
シリコン膜7を続けて成膜し、太陽電池素子膜とする。
【0019】このときp型のアモルファスシリコン膜7
を成膜するには、プラズマCVD装置内にシランガス5
00sccmと0.1sccm〜1sccmのジボラン
ガスを導入し、全体の圧力を0.5Torr〜2Tor
rとし、50W〜300Wで13.56MHzの高周波
電力を印加して生成したプラズマを用い、温度を250
℃とした電極上に基板1を置いて行う。i型のアモルフ
ァスシリコン膜7を成膜する場合には、プラズマCVD
装置内にシランガス500sccmを導入し、全体の圧
力を0.5Torr〜2Torrとし、50W〜300
Wで13.56MHzの高周波電力を印加して生成した
プラズマを用いて、温度を250℃とした電極上に基板
1を置いて行う。n型のアモルファスシリコン膜7を成
膜するには、プラズマCVD装置内にシランガス500
sccmと0.1sccm〜1sccmのホスフィンガ
スを導入し、全体の圧力を0.5Torr〜2Torr
とし、50W〜300Wで13.56MHzの高周波電
力を印加して生成したプラズマを用い、温度を250℃
とした電極上に基板1を置いて行う。
【0020】つぎに図9に示すように、太陽電池素子の
上部電極膜11となるアルミニウムをスパッタリング法
により成膜し、この上にフォトリソグラフィー法により
太陽電池素子パターンと同じレジスト10パターンを形
成する。
【0021】この時のスパッタリングの条件は、スパッ
タリング装置内に100sccmのアルゴンガスを導入
し、圧力を5mTorr〜100mTorrとして、こ
れに1KW〜3KWのRF電力(13.56MHz)を
印加して生成したプラズマによって行う。
【0022】そして、このレジスト10パターンをエッ
チングマスクとして、ドライエッチング法によりアルミ
ニウムとアモルファスシリコン7のエッチング行う。ア
ルミニウムのドライエッチングはドライエッチング装置
内に100sccm〜300sccmの流量でBCl3
を導入し、これに0sccm〜100sccmの塩素を
加え、全体の圧力を10mTorrとして、これに10
00Wのマイクロ波(ECR条件)を印加して生成した
プラズマによって行う。
【0023】アモルファスシリコン7のドライエッチン
グは、ドライエッチング装置内に100sccm〜30
0sccmの流量で六フッ化硫黄(SF6)を導入し、
これに0sccm〜100sccmの酸素を加え、全体
の圧力を50mTorr〜200mToorとして、こ
れに100W〜1000WのRF電力(13.56MH
z)を印加して生成したプラズマによって行う。
【0024】つぎに、図10に示すように、レジスト1
0を剥離して、液晶表示素子と太陽電池素子を同一基板
1内に形成することができる。図3は、数字表示のため
に、同一基板内に液晶表示素子と太陽電池素子を形成し
た基板1の模式平面図である。そして、上部電極端子9
aと下部電極端子9bより電力を取り出し、外部にある
蓄電池に蓄電し、この電力を利用して液晶表示素子を駆
動することができる。
【0025】この基板1表面にポリイミド系の配向膜5
材料を塗布し、この表面をラビング処理をすることによ
り配向膜5を形成する。対向する基板1についても同様
な方法で、図4に示すようなITOパターンを形成し、
その上に配向膜5を形成する。この2つの基板1の間に
液晶4を封入して張り合わせ、それぞれの基板の外側に
偏光軸が互いに直交するように、それぞれ偏光板2を配
置し、さらに、この基板の一方の外側に反射板3を配置
する。このようにして、図1に示す太陽電池素子付き液
晶表示素子をえることができた。
【0026】また、もう一つの本発明による太陽電池素
子付き液晶表示素子の製造方法は、まず、ガラスもしく
はプラスチック基板1上に透明導電膜6である酸化イン
ジウムスズ(ITO)をスパッタリング法により成膜す
る。この時のスパッタリングの条件は、スパッタリング
装置内に100sccmのアルゴンガスと2sccmの
酸素ガスを導入し、圧力を5mTorr〜30mTor
rとして、これに1KW〜3KWのRF電力(13.5
6MHz)を印加して生成したプラズマによって行う。
【0027】つぎに、、プラズマCVD法により、この
透明導電膜上ににp型のアモルファスシリコン7とi型
のアモルファスシリコン7とn型のアモルファスシリコ
ン7を続けて成膜し、太陽電池素子膜とする。
【0028】このときp型のアモルファスシリコン膜7
を成膜するには、プラズマCVD装置内にシランガス5
00sccmと0.1sccm〜1sccmのジボラン
ガスを導入し、全体の圧力を0.5Torr〜2Tor
rとし、50W〜300Wで13.56MHzの高周波
電力を印加して生成したプラズマを用い、温度を250
℃とした電極上に基板1を置いて行う。i型のアモルフ
ァスシリコン膜7を成膜する場合には、プラズマCVD
装置内にシランガス500sccmを導入し、全体の圧
力を0.5Torr〜2Torrとし、50W〜300
Wで13.56MHzの高周波電力を印加して生成した
プラズマを用いて、温度を250℃とした電極上に基板
1を置いて行う。n型のアモルファスシリコン膜7を成
膜するには、プラズマCVD装置内にシランガス500
sccmと0.1sccm〜1sccmのホスフィンガ
スを導入し、全体の圧力を0.5Torr〜2Torr
とし、50W〜300Wで13.56MHzの高周波電
力を印加して生成したプラズマを用い、温度を250℃
とした電極上に基板1を置いて行う。
【0029】つぎに、太陽電池素子の上部電極膜11と
なるアルミニウムをスパッタリング法により成膜し、こ
の上にフォトリソグラフィー法により上部電極膜11パ
ターンと同じレジスト10パターンを形成する。この状
態を図11にしめす。
【0030】この時のスパッタリングの条件は、スパッ
タリング装置内に100sccmのアルゴンガスを導入
し、圧力を5mTorr〜100mTorrとして、こ
れに1KW〜3KWのRF電力(13.56MHz)を
印加して生成したプラズマによって行う。
【0031】そして、このレジスト10パターンをエッ
チングマスクとしてドライエッチング法によりアルミニ
ウムのエッチングを行う。このとき、アルミのドライエ
ッチングはドライエッチング装置内に100sccm〜
300sccmの流量でBCl3を導入し、これに0s
ccm〜100sccmの塩素を加え、全体の圧力を1
0mTorrとして、これに1000Wのマイクロ波
(ECR条件)を印加して生成したプラズマによって行
う。
【0032】つづいて、このレジスト10パターンをエ
ッチングマスクとして、さらに、アモルファスシリコン
7膜のエッチングを行い、このレジスト10を剥離して
図12をえる。アモルファスシリコン7のドライエッチ
ングは、ドライエッチング装置内に100sccm〜3
00sccmの流量で六フッ化硫黄(SF6)を導入
し、これに0sccm〜100sccmの酸素を加え、
全体の圧力を50mTorr〜200mToorとし
て、これに100W〜1000WのRF電力(13.5
6MHz)を印加して生成したプラズマによって行う。
【0033】さらに、再度フォトリソグラフィー法によ
り、透明導電膜6パターンと同じレジスト10パターン
を形成し、このレジスト10パターンをエッチングマス
クとして用いて透明導電膜6のエッチング処理を行い、
その後レジスト10を剥離して図14に示すように太陽
電池素子付き液晶表示素子をえる。
【0034】ITOのエッチングをウェットエッチング
法で行う場合には、塩化鉄と塩酸と水の比がそれぞれ
3:5:2となるように混合した溶液を用いて行う。I
TOのエッチング処理をドライエッチング法で行う場合
には、ドライエッチング装置内に100sccm〜50
0sccmの流量でメタン(CH4)を導入し、これに
0sccm〜100sccmの水素と0sccm〜10
0sccmのメタノール(CH3OH)とを加えて、全
体の圧力を30mTorr〜200mTorrとして、
これに1KW〜3KWで13.56MHzの高周波電力
を印加して生成したプラズマによって行う。
【0035】そして、図14に示した太陽電池付き液晶
表示素子を形成した基板1表面にポリイミド系の配向膜
5材料を塗布し、この表面をラビング処理をすることに
より配向膜5を形成する。対向する基板1についても同
様な方法で、図4に示すようなITOパターンを形成
し、その上に配向膜5を形成する。この2つの基板1の
間に液晶4を封入して張り合わせ、それぞれの基板の外
側に偏光軸が互いに直交するように、それぞれ偏光板2
を配置し、さらに、この基板の一方の外側に反射板3を
配置する。このようにして、図1に示す太陽電池素子付
き液晶表示素子をえることができた。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる太陽電池素子付き液晶表示素子は、液晶表示素子と
太陽電池素子を同一基板内に作り込むことができる。し
たがって、太陽電池素子専用のスペースを設ける必要が
なく、電卓や時計といった賞品に用いた場合に太陽電池
素子がデザインの制約をしない。また、同時に作り込む
ため、工程が省略でき、製造設備を少なくすることがで
きる。さらに、部品点数も減らすこととなり組立工程も
簡略化できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子を示す断面図である。
【図2】従来例における液晶表示装置を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子の製造工程を説明するための平面図である。
【図4】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子の製造工程を説明するための平面図である。
【図5】従来例における液晶表示装置の製造工程を説明
するための平面図である。
【図6】従来例における液晶表示装置を説明するための
斜視図である。
【図7】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図8】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図9】本発明の実施例における太陽電池素子付き液晶
表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図10】本発明の実施例における太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図11】本発明の実施例における太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図12】本発明の実施例における太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図13】本発明の実施例における太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【図14】本発明の実施例における太陽電池素子付き液
晶表示素子の製造工程を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 偏光板 3 反射板 4 液晶 5 配向膜 6 透明導電膜 7 アモルファスシリコン膜 8 入力端子 9a 上部電極端子 9b 下部電極端子 10 レジスト 11 上部電極膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に透明導電膜パターンを形成し、
    その一部を液晶表示素子とし、他の一部に太陽電池素子
    を形成することを特徴とする太陽電池素子付き液晶表示
    素子。
  2. 【請求項2】 ガラスもしくはプラスチック基板上に透
    明導電膜パターンを形成し、この透明導電膜パターン上
    に化学気相成長法により太陽電池素子となるアモルファ
    スシリコン膜を形成し、このアモルファスシリコン膜上
    にレジストパターンを形成し、このレジストパターンを
    エッチングマスクとしてドライエッチング法によりアモ
    ルファスシリコン膜のエッチングを行い、このアモルフ
    ァスシリコン膜を除去した部分の透明導電膜パターンを
    液晶表示素子とすることを特徴とする太陽電池素子付き
    液晶表示素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 ガラスもしくはプラスチック基板上に透
    明導電膜を形成し、この透明導電膜上に化学気相成長法
    により太陽電池素子となるアモルファスシリコン膜を形
    成し、さらにこのアモルファスシリコン膜上に電極膜と
    なる導電膜を形成し、この導電膜上に太陽電池素子のパ
    ターニングを行うための第1のレジストパターンを形成
    し、この第1のレジストパターンをエッチングマスクと
    して導電膜とアモルファスシリコン膜のエッチングを行
    い、さらにこの第1のレジストを除去した後、透明電極
    パターンを形成するための第2のレジストパターンを形
    成し、第2のレジストパターンをエッチングマスクとし
    て透明導電膜のエッチングを行い、透明導電膜パターン
    を形成することを特徴とする太陽電池素子付き液晶表示
    素子の製造方法。
JP9164149A 1997-06-20 1997-06-20 太陽電池素子付き液晶表示素子およびその製造方法 Pending JPH1115396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003096109A3 (de) * 2002-05-14 2004-11-04 Junghans Uhren Gmbh Vorrichtung mit solarzellenanordnung und flüssigkristallanzeige

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