JPH11153864A - 感光性平版印刷版 - Google Patents
感光性平版印刷版Info
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- JPH11153864A JPH11153864A JP31819297A JP31819297A JPH11153864A JP H11153864 A JPH11153864 A JP H11153864A JP 31819297 A JP31819297 A JP 31819297A JP 31819297 A JP31819297 A JP 31819297A JP H11153864 A JPH11153864 A JP H11153864A
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Abstract
ラチチュードに優れ、かつ焼きボケおよび残色のないポ
ジ型感光性平版印刷版を提供すること。 【解決手段】 陽極酸化を施したアルミニウム板上に、
o−キノンジアジド化合物、フェノールとp−クレゾー
ルのモル比が40/60〜90/10であり、重量平均
分子量が6000を越え、30000未満であり、かつ
残留モノマーが2重量%以下であるフェノール/p−ク
レゾール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂、および有
機染料を含有するポジ型感光性組成物を塗布してなるポ
ジ型感光性平版印刷版。
Description
刷版に関し、更に詳しくは、特定のフェノール/p−ク
レゾール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂を含む、耐
刷性、耐薬品性、消去性、感度および現像ラチチュード
に優れ、かつ焼きボケおよび残色のないポジ型感光性平
版印刷版に関するものである。
理等の表面処理を施したアルミニウム支持体上に感光性
組成物からなる感光層を設けた感光性平版印刷版(いわ
ゆるPS版)を画像露光し、現像して得られる。このよ
うな感光性組成物のうち、ポジ型感光性組成物としてo
−キノンジアジド化合物からなるものが汎用されてお
り、これは単独あるいはノボラック型のフェノール樹
脂、クレゾール樹脂などのアルカリ可溶性の樹脂と混合
され、支持体上に塗設される。感光層を画像露光する
と、露光部分はo−キノンジアジド化合物が分解し、ア
ルカリ可溶性に変化するので、アルカリ現像液で容易に
除去されて、支持体の親水性表面が露呈され、この部分
は水を受け付けインキを反発する。一方、画像として残
った未露光部分は親油性でありインキ受容する。通常、
このように像露光、現像を行った後、修正、ガム引き工
程を施して平版印刷版とされ、これを印刷機に取り付け
て印刷する。
ー化合物としては、クレゾール/ホルムアルデヒドノボ
ラック樹脂(例えば、m−/p−クレゾール比が6/4
の樹脂等)が広く使用されてきた。しかし、これらの樹
脂は必ずしも耐刷性が十分ではない。また、耐刷性を向
上させるために分子量を大きくすると、アルカリ現像液
に溶解しにくくなり、感度が低下し、消去性(修正工程
における感光層の消去時間の長短で表される)が劣化す
る。特開昭61−205933号公報には、このような
感光性平版印刷版の現像性および消去性を改良するため
に、フェノール成分を導入したフェノール/m−クレゾ
ール/p−クレゾールノボラック樹脂が報告されている
が、このような樹脂は耐薬品性に劣り、また、感材が軟
調化するため焼きボケし易くなるという問題があった。
また、露光後直ちに可視像を得るための焼きだし剤、画
像着色剤として感光層に有機染料を加えることが広く行
われているが、この有機染料が現像後非画像部に残る、
いわゆる残色という現象が起こり、検版性を劣化させる
という問題があった。
薬品性、消去性、感度および現像ラチチュードに優れ、
かつ焼きボケおよび残色のないポジ型感光性平版印刷版
を提供することを目的とする。
を達成すべく鋭意研究したところ、陽極酸化を施したア
ルミニウム板上に、o−キノンジアジド化合物、フェノ
ールとp−クレゾールのモル比が40/60〜90/1
0であり、重量平均分子量が6000を越え、3000
0未満であり、かつ残留モノマーが2重量%以下である
フェノール/p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボラ
ック樹脂、および有機染料を含有するポジ型感光性組成
物を塗布してなるポジ型感光性平版印刷版によって上記
目的を達成することを見いだし、本発明を完成したもの
である。即ち、フェノールとp−クレゾールのモル比が
40/60〜90/10であり、重量平均分子量が60
00を越え、30000未満であり、かつ残留モノマー
が2重量%以下であるフェノール/p−クレゾール/ホ
ルムアルデヒドノボラック樹脂を用いることにより、耐
刷性および消去性に優れ、かつ感度が良好である平版印
刷版が得られる。また、本発明の樹脂を用いると、フェ
ノール成分を導入しているにも係わらず、従来のm−ク
レゾール/p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボラッ
ク樹脂と同様に硬調化するために焼きボケのない平版印
刷版を得ることができる。また、本発明のフェノール/
p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂を使
用することにより、耐薬品性が向上し、驚くべきことに
残色が大幅に減少した。残色は支持体のアノダイズ層中
のポアの中に現像後も有機染料が残存してしまう現象を
言うが、これは恐らくp−クレゾールモノマーと有機染
料の相互作用によるものと考えられる。従来合成した樹
脂には、p−クレゾールモノマーが多く残存するため
に、現像後の非画像部に残色を生じ、また耐薬品性も低
いと考えられるが、本発明のフェノール/p−クレゾー
ル/ホルムアルデヒドノボラック樹脂を使用することに
より、耐薬品性が向上し、残色を生じない平版印刷版を
得ることができる。
る。本発明のポジ型感光性平版印刷版は、陽極酸化処理
したアルミニウム板表面に、o−キノンジアジド化合
物、フェノールとp−クレゾールのモル比が40/60
〜90/10であり、重量平均分子量が6000を越
え、30000未満であり、かつ残留モノマーが2重量
%以下であるフェノール/p−クレゾール/ホルムアル
デヒドノボラック樹脂、および有機染料を含有する感光
性組成物からなる感光層を塗設することにより製造され
る。
成物に含まれるo−キノンジアジド化合物としては、少
なくとも1つのo−キノンジアジド基を有する様々な公
知の化合物が挙げられるが、特に種々のヒドロキシ化合
物とo−キノンジアジドスルホン酸とのエステルが好適
である。前記ヒドロキシ化合物としては、フェノール、
レゾルシン、クレゾール、ピロガロール等のフェノール
類と、ホルムアルデヒド等のアルデヒド類またはアセト
ン等のケトン類を例とするカルボニル基含有化合物との
縮合化合物が挙げられる。具体的なo−キノンジアジド
化合物としては、1,2 −ナフトキノン−2−ジアジドス
ルホン酸クロリドと、フェノール類/アルデヒド類また
はケトン類との縮合樹脂との反応物が好ましく、ピロガ
ロール/アセトン樹脂との反応物が特に好ましい。具体
的には、米国特許第3,635,709号明細書に記載され
ているピロガロールとアセトンとの縮合物、米国特許第
3,046,120号明細書に記載されているフェノール/
ホルムアルデヒド樹脂またはクレゾール/ホルムアルデ
ヒド樹脂等が挙げられる。その他の有用なo−ナフトキ
ノンジアジド化合物としては、数多くの特許に報告さ
れ、知られているものが挙げられる。たとえば、特開昭
47−5303号、同48−63802号、同48−6
3803号、同48−96575号、同49−3870
1号、同48−13354号、特公昭37−18015
号、同41−11222号、同45−9610号、同4
9−17481号公報、米国特許第2,797,213号、
同第3,454,400号、同第3,544,323号、同第3,
573,917号、同第3,674,495号、同第3,785,
825号、英国特許第1,227,602号、同第1,251,
345号、同第1,267,005号、同第1,329,888
号、同第1,330,932号、ドイツ特許第854,890
号等の各明細書中に記載されているものを挙げることが
できる。
合物と1,2 −ジアゾナフトキノンスルホン酸クロリドと
の反応により得られるo−ナフトキノンジアジド化合物
も使用することができる。このような化合物の具体例
は、特開昭51−139402号、同58−15094
8号、同58−203434号、同59−165053
号、同60−121445号、同60−134235
号、同60−163043号、同61−118744
号、同62−10645号、同62−10646号、同
62−153950号、同62−178562号、同6
4−76047号、米国特許第3,102,809号、同第
3,126,281号、同第3,130,047号、同第3,14
8,983号、同第3,184,310号、同第3,188,21
0号、同第4,639,406号等の各公報又は明細書に記
載されているものを挙げることができる。
を合成する際は、ポリヒドロキシ化合物のヒドロキシ基
に対して1,2 −ジアゾナフトキノンスルホン酸クロリド
を0.2〜1.2当量反応させることが好ましく、0.3〜1.
0当量反応させることがさらに好ましい。1,2 −ジアゾ
ナフトキノンスルホン酸クロリドとしては、1,2 −ジア
ゾナフトキノン−5−スルホン酸クロリドおよび1,2 −
ジアゾナフトキノン−4−スルホン酸クロリドをそれぞ
れ単独で用いてもよく、または一定の割合で混合して用
いてもよい。本発明の感光性組成物中に占めるこれらの
o−キノンジアジド化合物の量は10〜50重量%が適
当であり、より好ましくは15〜40重量%である。
ルデヒドノボラック樹脂)本発明における感光性組成物
はバインダー化合物としてフェノール/p−クレゾール
/ホルムアルデヒドノボラック樹脂を含む。該樹脂にお
けるフェノールとp−クレゾールの比は、好ましくは4
0/60〜80/20であり、より好ましくは45/5
5〜60/40である。該樹脂の重量平均分子量(M
w)は、好ましくは6500〜20000であり、より
好ましくは6500〜9000である。重量平均分子量
(Mw)/数平均分子量(Mn)は2〜14であり、好
ましくは3〜6である。分子量の測定は、GPC(ゲル
パーミエーションクロマトグラフィー法)により行った
(特公平2−56653号公報参照)。該樹脂はフェノ
ール、p−クレゾールおよびホルムアルデヒドから合成
されるものであるが、合成方法としては特に限定される
ものではなく、例えば、特開平2−29750号公報に
記載される公知の方法を適宜適用することができる。例
えば、該樹脂は酸性触媒を用いて反応溶媒中で縮合反応
により合成してもよい。酸性触媒としては、しゅう酸、
塩酸、硫酸などの有機酸または無機酸が挙げられ、反応
溶媒としては、メタノール、エタノール、水、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフラン、
またはジオキサン等が挙げられる。反応条件としては、
20〜120℃において1〜24時間行うことが好まし
く、合成終了後、残存する未反応のフェノール類を、減
圧、加熱などの除去方法により、残存モノマーを2重量
%以下、好ましくは1.5重量%以下、より好ましくは1.
0重量%以下とする。本発明のフェノール/p−クレゾ
ール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂は、全感光性組
成物に対して、20〜90重量%、好ましくは40〜8
0重量%含有される。このような本発明のフェノール/
p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂に
は、さらにフェノール/ホルムアルデヒド樹脂、m−ク
レゾール/ホルムアルデヒド樹脂、p−クレゾール/ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−/p−混合クレゾール/ホル
ムアルデヒド樹脂、フェノール/クレゾール(m−、p
−、又はm−/p−混合のいずれでもよい)混合ホルム
アルデヒド樹脂等のクレゾール/ホルムアルデヒド樹
脂、フェノール変性キシレン樹脂、ポリヒドロキシスチ
レン、ポリハロゲン化ヒドロキシスチレン、特開昭51
−34711号公報に開示されているようなフェノール
性水酸基を含有するアクリル系樹脂、特開平2−866
号公報に記載のスルホンアミド基を有するアクリル系樹
脂や、ウレタン系の樹脂等種々のアルカリ可溶性の高分
子化合物を含有させることができる。
に記載されているように、t−ブチルフェノールホルム
アルデヒド樹脂、オクチルフェノールホルムアルデヒド
樹脂のような、炭素数3〜8のアルキル基を置換基とし
て有するフェノールとホルムアルデヒドとの縮合物ある
いはこれらの縮合物のo−ナフトキノンジアジドスルホ
ン酸エステル(例えば特開昭61−243446号に記
載のもの)を併用することは画像の感脂性を向上させる
上で好ましい。このような他のアルカリ可溶性樹脂は全
感光性組成物に対して70重量%以下の添加量、好まし
くは40重量%以下の添加量で用いられる。
は、露光後直ちに可視像を得るための焼出し剤または着
色剤として有機染料を含む。焼きだし剤としては露光に
よって酸を放出する感光性化合物と塩を形成し得る有機
染料の組合せを代表として挙げることができる。具体的
には特開昭50−36209号公報、特開昭53−81
28号公報に記載されているo−ナフトキノンジアジド
−4−スルホン酸ハライドと塩形成性有機染料の組合せ
や特開昭53−36223号、同54−74728号、
同60−3626号、同61−143748号、同61
−151644号、同63−58440号公報に記載さ
れているトリハロメチル化合物と塩形成性有機染料の組
合せを挙げることができる。画像の着色剤として前記の
塩形成性有機染料以外に他の染料も用いることができ
る。塩形成性有機染料を含めて好適な染料として油溶性
染料及び塩基性染料を挙げることができる。具体的に
は、オイルイエロー#101、オイルイエロー#13
0、オイルビンク#312、オイルグリーンBG、オイ
ルブルーBOS、オイルブルー#603、オイルブラッ
クBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−50
5(以上、オリエント化学工業株式会社製)、ビクトリ
アピュアブルー、クリスタルバイオレット(CI142
555)、エチルバイオレット(CI42600)、メ
チルバイオレット(CI42535)、ローダミンB
(CI45170B)、マラカイトグリーン(CI42
000)、メチレンブルー(CI52015)等を挙げ
ることができる。また、特開昭62−293247号公
報に記載されている染料は特に好ましい。
性を良化するための界面活性剤、例えば特開昭62−1
70950号公報に記載されているようなフッ素界面活
性剤を含有させることが好ましい。特に好ましいのはノ
ニオン系フッ素界面活性剤であり、好ましい具体例とし
ては、MEGAFAC F-176 、MEGAFAC F-177 、DEFENSA MCF-
312 、DEFENSA MCF-310 (いずれも大日本インキ化学工
業(株) 製)が挙げられる。好ましい添加量は0.01〜
1重量%、さらに好ましくは0.05〜0.5重量%であ
る。本発明における感光性組成物中には、感度を高める
ために環状酸無水物やその他のフィラー等を加えること
ができる。環状酸無水物としては米国特許第4,115,1
28号明細書に記載されているように無水フタル酸、テ
トラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、
3,6−エンドオキシ−△4 −テトラヒドロ無水フタル
酸、テトラクロル無水フタル酸、無水マレイン酸、クロ
ル無水マレイン酸、α−フェニル無水マレイン酸、無水
コハク酸、無水ピロメリット酸等がある。これらの環状
酸無水物を全組成物の重量に対して1から15重量%含
有させることによって感度を最大3倍程度に高めること
ができる。
−88942号公報、特開平2−96756号公報に記
載されているような、例えばスルホン酸類、スルフィン
酸類、アルキル硫酸類、ホスホン酸類、ホスフィン酸
類、リン酸エステル類、カルボン酸類などを含有させる
ことができる。具体的には、p−トルエンスルホン酸、
ドデシルベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルフィン
酸、リン酸フェニル、リン酸ジフェニル、安息香酸、イ
ソフタル酸、アジピン酸、p−トルイル酸、3,4−ジメ
トキシ安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、エルカ酸、
ラウリン酸、n−ウンデカ酸、アニス酸などを単独また
は2種以上組み合わせて、0.05〜10重量%含有させ
ることができる。本発明の感光性組成物中には、感脂化
剤として特公昭57−23253号公報に記載されてい
るような炭素数3〜15のアルキル基で置換されたフェ
ノール、例えばt−ブチルフェノール、n−オクチルフ
ェノール、t−オクチルフェノールとホルムアルデヒド
とを縮合させたノボラック樹脂、またはこのようなノボ
ラック樹脂のo−ナフトキノンジアジド−4−または−
5−スルホン酸エステル(例えば、特開昭61−243
446号公報に記載されている)を0.05〜10重量%
含有させることができる。
−251740号公報に記載されているように非イオン
界面活性剤を0.1〜20重量%含有させることにより、
現像ラチチュードを広げることができる。本発明におい
て感光性組成物は、上記各成分を溶解する溶媒に溶解し
て支持体上に塗布する。ここで使用する溶媒としては、
エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、メチルエチ
ルケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエ
チルアセテート、1−メトキシ−2−プロパノール、1
−メトキシ−2−プロピルアセテート、トルエン、酢酸
エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、
水、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフルフリルア
ルコール、アセトン、ジアセトンアルコール、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ジエチレングリコ
ール、ジメチルエーテル等があり、これらの溶媒を単独
あるいは混合して使用する。そして、上記成分の溶液中
の濃度(固形分)は、2〜50重量%である。また、塗
布量は用途により異なるが、例えば感光性平版印刷版に
ついていえば一般的に固形分として0.5〜3.0g/m2が
好ましい。塗布量が薄くなるにつれ感光性は大になる
が、感光膜の物性は低下する。上記のようにして設けら
れた感光層の表面は、真空焼枠を用いた密着露光の際の
真空引きの時間を短縮し、かつ焼きボケを防ぐため、マ
ット化することが好ましい。具体的には特開昭50−1
25805号、特公昭57−6582号、同61−28
986号の各公報に記載されているようなマット層を設
ける方法、特公昭62−62337号公報に記載されて
いるような固体粉末を熱融着させる方法などが挙げられ
る。
体は後述する処理を行った後、以下の陽極酸化処理が施
される。陽極酸化処理はこの分野で従来より行われてい
る方法で行うことができる。具体的には、硫酸、リン
酸、クロム酸、シュウ酸、スルファミン酸、ベンゼンス
ルフォン酸等あるいはこれらの二種以上を組み合わせ
て、水溶液または非水溶液中でアルミニウムに直流また
は交流を流すとアルミニウム支持体表面に陽極酸化皮膜
が形成される。陽極酸化処理の条件は使用される電解液
によって種々変化するので一概に決定され得ないが、一
般的には電解液の濃度が1〜80%、液温5〜70℃、
電流密度0.5〜60アンペア/dm2 、電圧1〜100
V、電解時間10〜100秒の範囲が適当である。
特許第1,412,768号明細書に記載されている、硫酸
中で高電流密度で陽極酸化する方法及び米国特許第3,5
11,661号明細書に記載されているリン酸を電解浴と
して陽極酸化する方法が好ましい。本発明においては、
陽極酸化皮膜は1g/m2以上6g/m2以下であることが
好ましく、2g/m2以上4g/m2以下であることがより
好ましい。陽極酸化被膜が1g/m2より少ないと耐刷性
が不十分となり、非画像部に傷が付き易くなるが、一方
6g/m2以上であると、非画像部の強度が増加して傷に
よる汚れは減少するものの、残色を生じ不利である。
版印刷版に用いられるアルミニウム支持体としては、ア
ルミニウム板などの基板を表面処理したものが用いられ
る。このような基板としては、アルミニウムからなる純
アルミニウム板、アルミニウムを主成分とし、微量の異
元素を含むアルミニウム合金板、又はアルミニウム或い
はアルミニウム合金がラミネートもしくは蒸着されたプ
ラスチックフィルム又は紙が挙げられる。更に、特公昭
48−18327号公報に記載されているようなポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にアルミニウムシート
が結合された複合体シートを用いてもよい。前記アルミ
ニウム合金に含まれる異元素には、ケイ素、鉄、マンガ
ン、銅、マグネシウム、クロム、亜鉛、ビスマス、ニッ
ケル、チタンなどがあり、合金中の異元素の含有量は1
0重量%以下である。本発明では純アルミニウム板が好
適であるが、完全に純粋なアルミニウムは精錬技術上製
造が困難であるので、僅かに異元素を含有するものでも
よい。このように本発明に適用されるアルミニウム板
は、その組成が特定されるものではなく、従来より公知
公用の素材のもの、例えば、JIS A 1050、JIS A 1100、
JIS A 3103、JIS A 3005などを適宜利用することが出来
る。また、本発明に用いられるアルミニウム基板の厚み
は、およそ0.1mm〜0.6mm程度である。この厚みは印刷
機の大きさ、印刷版の大きさ及びユーザーの希望により
適宜変更することができる。アルミニウム基板には適
宜、前述および後述の基板表面処理、例えば砂目立て処
理、珪酸ソーダ等の水溶液への浸漬処理、あるいは陽極
酸化処理が施される。
砂目立て処理方法としては、特開昭56−28893号
公報に開示されているような機械的、化学的、電気化学
的な方法のいずれの方法も有効である。機械的方法とし
ては、アルミニウム基板表面を金属ワイヤーでひっかく
ワイヤーブラシグレイン法、研磨球と研磨剤でアルミニ
ウム表面を砂目立てするボールグレイン法、ナイロンブ
ラシと研磨剤で表面を砂目立てするブラシグレイン法な
どがある。化学的方法としては、特開昭55−3118
7号公報に記載されているような鉱酸のアルミニウム塩
の飽和水溶液に浸漬する方法が適しており、さらに塩酸
または硝酸電解液中で電気化学的に砂目立てする電気化
学的砂目立て方法も好ましい。上記砂目立て方法を単独
あるいは組み合わせて用いることもできる。このような
粗面化方法のうち、特に特開昭55−137993号公
報に記載されているような機械的粗面化と電気化学的粗
面化を組み合わせた粗面化方法は、感脂性画像の支持体
への接着力が強いので好ましい。
理したアルミニウム基板は、必要に応じて水洗および化
学的にエッチングされる。エッチング処理液は、通常ア
ルミニウムを溶解する塩基あるいは酸の水溶液より選ば
れる。この場合、エッチングされた表面に、エッチング
液成分から誘導されるアルミニウムと異なる被膜が形成
されないものでなければならない。好ましいエッチング
剤を例示すると、塩基性物質としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二ナ
トリウム、リン酸三カリウム、リン酸二カリウム等が挙
げられる。酸性物質としては、硫酸、過硫酸、リン酸、
塩酸およびその塩等であるが、アルミニウムよりイオン
化傾向の低い金属、例えば亜鉛、クロム、コバルト、ニ
ッケル、銅等の塩はエッチング表面に不必要な被膜を形
成するため好ましくない。これらののエッチング剤は、
使用濃度、温度の設定において、使用するアルミニウム
あるいは合金の溶解速度が浸漬時間1分当たり0.3〜4
0g/m2になるように行われるのが最も好ましいが、こ
れを上回るあるいは下回るものであっても差し支えな
い。エッチングは上記エッチング液にアルミニウム板を
浸漬するか、該アルニウム板にエッチング液を塗布する
等の方法により行われ、エッチング量が0.5〜10g/
m2の範囲となるように処理されることが好ましい。上記
エッチング剤としては、そのエッチング速度が早いとい
う特長から塩基の水溶液を使用することが好ましい。こ
の場合、スマットが生成するので、通常デスマット処理
される。デスマット処理には硝酸、硫酸、リン酸、クロ
ム酸、フッ酸、ホウフッ化水素酸等が用いられる。特に
電気化学的粗面化処理後のスマット除去処理方法として
は、特開昭53−12739号公報に記載されているよ
うな50〜90℃の温度条件において15〜65重量%
の硫酸と接触させる方法及び特公昭48−28123号
公報に記載されているアルカリエッチング方法が好まし
い。エッチング処理されたアルミニウム基板は必要によ
り水洗および前述の陽極酸化される。
れ、陽極酸化されたアルミニウム基板は必要に応じて親
水化処理をしてもよく、その好ましい例としては、米国
特許第2,714,066号および同第3,181,461号に
開示されているようなアルカリ金属シリケート、例えば
珪酸ナトリウム水溶液または特公昭36−22063号
公報に開示されているフッ化ジルコニウム酸カリウムお
よび米国特許第4,142,463号明細書に開示されてい
るようなポリビニルホスホン酸で処理する方法がある。
また、上述のように粗面化され、陽極酸化され、更に必
要に応じて親水化処理されたアルミニウム板上には水溶
性化合物からなる下塗り層を設けることができる。この
ような水溶性化合物の例としては、特公昭57−163
49号公報に記載されている水溶性金属塩と親水性セル
ロースの組合せ(例えば、塩化亜鉛とカルボキシメチル
セルロース、塩化マグネシウムとヒドロキシエチルセル
ロースなど)、米国特許第3,511,611号明細書に開
示されているポリアクリルアミド、特公昭46−356
85号公報に記載されているポリビニルホスホン酸、特
開昭60−149491号公報に記載されているアミノ
酸および/またはその塩類(Na塩、K塩等のアルカリ
金属塩、アンモニウム塩、塩酸塩、蓚酸塩、酸酸塩、リ
ン酸塩等)、特開昭60−232998号公報に開示さ
れている、少なくとも1個のアミノ基と少なくとも1個
の水酸基を有する化合物及びその塩類(塩酸塩、蓚酸
塩、リン酸塩等)が挙げられ、中でもアミノ酸および/
またはその塩、水酸基をもつアミンおよび/またはその
塩は特に好ましい。このような水溶性化合物の下塗り層
は固形分で1mg/m2 〜50mg/m2 の範囲で設け
るのが好ましい。
された感光性平版印刷版を画像露光後、現像液で現像す
ることにより露光部分の感光層が除去されて、平版印刷
版が得られる。露光に使用される光源としては、水銀
灯、メタルハライドランプなどがある。本発明のポジ型
感光性平版印刷版に対する現像液は、実質的に有機溶媒
を含まないアルカリ性の水溶液が好ましく、具体的には
珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウ
ム、第二リン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、
第二リン酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、炭酸ナ
トリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カ
リウム、アンモニア水などのような水溶液が適当であ
り、それらの濃度が0.1〜10重量%、好ましくは0.5
〜5重量%になるように添加される。また該アルカリ性
水溶液には、必要に応じ、例えば特開昭50−5132
4号、特公平1−57895号公報に記載されているよ
うな界面活性剤やアルコールなどのような有機溶媒を加
えることもできる。また、特開昭58−190952号
公報に記載されているようにキレート剤を含有させるこ
とができる。
−8002号、同55−115045号、特開昭59−
58431号の各公報に記載されている方法で製版処理
してもよいことは言うまでもない。即ち、現像処理後、
水洗してから不感脂化処理、またはそのまま不感脂化処
理、または酸を含む水溶液での処理、または酸を含む水
溶液で処理後不感脂化処理を施してもよい。さらに、こ
の種の感光性平版印刷版の現像工程では、処理量に応じ
てアルカリ水溶液が消費されアルカリ濃度が減少した
り、あるいは、自動現像液の長時間運転により空気によ
ってアルカリ濃度が減少するため処理能力が低下する
が、その際、新鮮な未使用の現像液(補充液)を添加す
るか、又は特開昭54−62004号に記載のようにア
ルカリ度の高い補充液を用いて処理能力を回復させても
よい。この場合、処理されるPS版の一片の長さに比例
する量の補充液を添加する方法や米国特許第4,882,2
46号に記載されている方法で補充することが好まし
い。
−7054号、同2−32357号公報に記載されてい
るような自動現像機で行なうことが好ましい。また、本
発明の感光性平版印刷版を画像露光し、現像し、水洗又
はリンスしたのちに、不必要な画像部の消去を行なう場
合には、特公平2−13293号公報に記載されている
ような消去液を用いることが好ましい。更に製版工程の
最終工程で所望により塗布される不感脂化ガムとして
は、特公昭62−16834号、同62−25118
号、同63−52600号、特開昭62−7595号、
同62−11693号、同62−83194号の各公報
に記載されているものが好ましい。更にまた、本発明の
感光性平版印刷版を画像露光し、現像し、水洗又はリン
スし、所望により消去作業をし、水洗したのちにバーニ
ングする場合には、バーニング前に特公昭61−251
8号、同55−28062号、特開昭62−31859
号、同61−159655号の各公報に記載されている
ような整面液で処理することが好ましい。以下、本発明
を実施例および比較例を用いてより具体的に説明する。
0メッシュのパミストンの水懸濁液を用いてその表面を
砂目立てした後、よく水で洗浄した。10%水酸化ナト
リウムに70℃で60秒間浸漬してエッチングした後、
流水で水洗後20%HNO3 で中和洗浄、水洗した。こ
れをVA =12.7Vの条件下で正弦波の交番波形電流を
用いて1%硝酸水溶液中で260クーロン/dm2 の陽極
時電気量で電解粗面化処理を行った。その表面粗さを測
定したところ、0.55μ(Ra表示)であった。ひきつ
づいて30%のH2 SO4 水溶液中に浸漬し、55℃で
2分間デスマットした後、20%H2 SO4 水溶液中、
電流密度2A/dm2 で2.8g/m2になるように陽極酸化
し、基板を調製した。このように処理された基板の表面
に下記組成の下塗り液(A)を塗布し、80℃で30秒
間乾燥した。乾燥後の被覆量は10mg/m2であった。
ングで25ml/m2塗設し、100℃で1分間乾燥して、
実施例および比較例のポジ型感光性平版印刷版を得た。
乾燥後の塗布量は約1.0g/m2であった。
公昭61−28986号公報実施例1に記載の方法に基
づいて、(メチルメタクリレート/エチルアクリレート
アクリル酸ソーダ:68/20/12)の共重合体水溶
液100gに対しタートラジン0.1gを溶解し、これを
静電スプレーすることによりマット層を設けた。得られ
たサンプルのモノマー比、重量平均分子量、数平均分子
量およびフェノール類の残留モノマー量を表1に示し
た。
い、結果を表2に示した。 耐刷力:富士フイルムPSライト(東芝メタルハライド
ランプMU2000−2−OLk型3kW)で50秒間
照射した後、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の珪酸ナトリ
ウムの5.26%水溶液(pH=12.7)で現像し、水
洗、ガム引きした後、定法の手順で印刷し、正常な印刷
物が得られた印刷枚数を測定した。 感度:富士フイルムPSライト(東芝メタルハライドラ
ンプMU2000−2−OLk型3kW)で照射し、濃
度差0.15のグレースケールで5段が完全に白抜けとな
る時間で表した。 現像ラチチュード:富士フイルムPSライト(東芝メタ
ルハライドランプMU2000−2−OLk型3kW)
で50秒間照射した後、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の
珪酸ナトリウムの5.26%水溶液(pH=12.7)を用
いて25℃で30秒間および5分間処理し、濃度差0.1
5のグレースケールでベタ段数の変化(5分間処理段数
−30秒間処理段数)を表した。
l/インチの50%平網原稿を、富士フイルムPSライ
ト(東芝メタルハライドランプMU2000−2−OL
k型3kW)で50秒間照射した後、SiO2/Na2Oのモル
比が1.74の珪酸ナトリウムの5.26%水溶液(pH=
12.7)で現像し、ゴミの周りのボケている程度を目視
で観察した。 消去性:富士フイルムPSライト(東芝メタルハライド
ランプMU2000−2−OLk型3kW)で50秒間
照射し、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の珪酸ナトリウム
の5.26%水溶液(pH=12.7)で現像処理した後の
印刷版の画像部を消去液(富士写真フィルム(株)製消
去液RP−2)で消去した時、消去部が印刷で汚れなく
なるまでの時間(RP−2が画像部に付着している時
間)を測定した。 耐薬品性:ウルトラプレートクリーナー(A.B.C.
ケミカル(株)社製)原液に室温で未露光プレートを4
0分間浸漬後、水洗し、浸食度を判定した。 残色:富士フイルムPSライト(東芝メタルハライドラ
ンプMU2000−2−OLk型3kW)で50秒間照
射した後、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の珪酸ナトリウ
ムの5.26%水溶液(pH=12.7)で現像し、非画像
部濃度と塗布前の支持体濃度の差(ΔD)を測定した。
クレゾールのモル比が40/60〜90/10の範囲内
であるバインダー化合物を用いた本発明の感光性平版印
刷版は、上記モル比外である場合(比較例1および2)
と比較して、感度、または現像ラチチュード、焼きボ
ケ、耐薬品性において優れた結果を示した。また、残留
モノマーが2重量%より少ないバインダー化合物を用い
た本発明の感光性平版印刷版は、残留モノマーが2重量
%多いバインダー化合物を用いた比較例3と比べ、耐薬
品性において優れた結果を示し、また、残色も生じなか
った。重量平均分子量が6000を越え、30000未
満であるバインダー化合物を使用した本発明の感光性平
版印刷版は、重量平均分子量が6000以下または30
000以上の樹脂を使用した比較例4および5に比べ、
感度および耐薬品性において優れた結果を示し、かつ焼
きボケを生じなかった。また、従来のフェノール/m−
クレゾール/p−クレゾール(比較例6)またはm−ク
レゾール/p−クレゾール(比較例7および8)の組合
せの樹脂を使用した場合に比べ、本発明のフェノール/
p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂を使
用した感光性平版印刷版は、焼きボケ、耐刷力、または
消去性において優れた結果を示した。
化合物、フェノールとp−クレゾールのモル比が40/
60〜90/10であり、重量平均分子量が6000を
越え、30000未満であり、かつ残留モノマーが2重
量%以下であるフェノール/p−クレゾール/ホルムア
ルデヒドノボラック樹脂、および有機染料を含有するポ
ジ型感光性平版印刷版は、耐刷性、耐薬品性、消去性、
感度および現像ラチチュードに優れ、かつ焼きボケおよ
び残色のないポジ型感光性平版印刷版を与える。
Claims (1)
- 【請求項1】 陽極酸化を施したアルミニウム板上にポ
ジ型感光層を設けてなるポジ型感光性平版印刷版であっ
て、該ポジ型感光層がo−キノンジアジド化合物、フェ
ノールとp−クレゾールのモル比が40/60〜90/
10であり、重量平均分子量が6000を越え、300
00未満であり、かつ残留モノマーが2重量%以下であ
るフェノール/p−クレゾール/ホルムアルデヒドノボ
ラック樹脂、および有機染料を含有することを特徴とす
る、上記ポジ型感光性平版印刷版。
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