JPH11153547A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH11153547A
JPH11153547A JP33656897A JP33656897A JPH11153547A JP H11153547 A JPH11153547 A JP H11153547A JP 33656897 A JP33656897 A JP 33656897A JP 33656897 A JP33656897 A JP 33656897A JP H11153547 A JPH11153547 A JP H11153547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな異物で散乱に指向性があっても、正確
に検査が行える表面検査装置を提供することである。 【解決手段】 光を検査対象物の表面に走査して検査対
象物の表面上の異物を検査する表面検査装置において、
感度の異なる2個以上のセンサーを異なる位置に配置
し、低感度用のセンサーにアクティブスライスを設定
し、そのアクティブスライスを、高感度用のセンサーの
スレッショルド信号レベルよりも高いレベルに設定する
表面検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハなどの検査
対象物の表面上の異物(本明細書においてはキズその他
を含む広義の用語である)を検査する表面検査装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、検査対象物の表面上の異物を検査
する表面検査装置において、異なる位置に2個以上のセ
ンサーを配置して、広いダイナミックレンジを確保し
て、異物検査をおこなっている。そのためのセンサーと
しては、例えばフォトマルチプライヤ等の光電変換素子
を使用している。
【0003】例えば、図1に示すように、表面検査装置
において、異なる位置に2個のセンサーを配置する。一
方は感度の低いセンサー1で、他方は感度の高いセンサ
ー2である。これらのセンサー1,2は、いずれもフォ
トマルチプライヤである。
【0004】これらのセンサー1,2を使用して、検査
対象物3の表面上の異物4を検査する。矢印5は、光の
走査方向を示している。多数の矢印6は、光の入射方向
を示している。
【0005】そのように複数(例えば2個)のフォトマ
ルチプライヤ1,2を使用する場合、通常、2個のフォ
トマルチプライヤ1,2は、それらの感度特性の高い順
に序列を決めておき、まず感度の高いフォトマルチプラ
イヤ2を使用し、感度の高いフォトマルチプライヤ2が
飽和状態になるか、もしくはスレッショルド信号を越え
たときに、感度の低いフォトマルチプライヤ1によって
信号を処理するのが一般的である。
【0006】図1に示す検出状態のとき、検査対象物の
表面に異物が存在しなければ、2個のフォトマルチプラ
イヤ1,2は、同一の光量を受光して、受光する光の強
度(散乱光の強さ)は、フォトマルチプライヤ1,2の
感度の高低に応じて所定の倍率になる。仮に検査対象物
の表面に異物が存在したとしても、異物が小さくて、光
の散乱に指向性がないと、2個のフォトマルチプライヤ
1,2は、同一の光量を受光して、受光する光の強度
(散乱光の強さ)は、フォトマルチプライヤ1,2の感
度の高低に応じて所定の倍率になる。このような場合、
まず感度の高いフォトマルチプライヤ2を使用し、感度
の高いフォトマルチプライヤ2が飽和状態になるか、も
しくはスレッショルド信号を越えたときに、初めて感度
の低いフォトマルチプライヤ1によって信号を処理すれ
ば、適切な検査が行える。
【0007】図2は、感度の高いフォトマルチプライヤ
2が飽和状態になる前の状態を示している。感度の高い
フォトマルチプライヤ2の光強度(斜線の部分)と、感
度の低いフォトマルチプライヤ1の光強度(斜線の部
分)とは、所定の倍率関係になる。
【0008】ところが、感度の高いフォトマルチプライ
ヤ2が飽和状態になると、2個のフォトマルチプライヤ
1,2が受光する同一の光量が増加しているにもかかわ
らず、感度の高いフォトマルチプライヤ2の光強度(斜
線の部分)は一定の値にとどまる一方、感度の低いフォ
トマルチプライヤ1の光強度(斜線の部分)は増加して
いく。そのため、2個のフォトマルチプライヤ1,2が
同一の光量を受光しているにもかかわらず、受光する光
の強度(散乱光の強さ)が、フォトマルチプライヤ1,
2の感度の高低に応じて所定の倍率関係にならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高い感度を有するフォ
トマルチプライヤ2は、検査対象物(ウエーハ)上の小
さい異物からの散乱光を測定する場合、飽和状態になる
前であることが多いので、適切な検査が行える。
【0010】しかし、予想を超えた大きな異物の場合
に、散乱に指向性があると、非常に多量の散乱光が感度
の低いフォトマルチプライヤ1に片寄って受光されるこ
とがある。このような場合には、感度の高いフォトマル
チプライヤ2が飽和状態になっていないにもかかわら
ず、感度の低いフォトマルチプライヤ1が強い光強度に
なる。その結果、本来の異物の大きさとは異なる信号が
検出されてしまう。
【0011】本発明の目的は、大きな異物で散乱に指向
性があっても、正確に検査が行える表面検査装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段の1つ
は、光を検査対象物の表面に走査して検査対象物の表面
上の異物を検査する表面検査装置において、感度の異な
る2個以上のセンサーを異なる位置に配置し、低感度用
のセンサーにアクティブスライスを設定し、そのアクテ
ィブスライスを、高感度用のセンサーのスレッショルド
信号レベルよりも高いレベルに設定することを特徴とす
る表面検査装置である。
【0013】本発明の別の解決手段は、光を検査対象物
の表面に走査して検査対象物の表面上の異物を検査する
表面検査装置において、異なる複数の位置でセンサーを
感度を変えて使用し、少なくとも1つの位置では低感度
で使用するセンサーが検査対象物の表面から散乱光を受
光し、他の少なくとも1つの位置では高感度で使用する
センサーが検査対象物の表面から散乱光を受光し、低感
度で使用するセンサーにアクティブスライスを設定し、
そのアクティブスライスを、高感度で使用するセンサー
のスレッショルド信号レベルよりも高いレベルに設定す
ることを特徴とする表面検査装置である。
【0014】好ましくは、低感度用のセンサー(低感度
で使用するセンサー)と高感度用のセンサー(高感度で
使用するセンサー)が光電交換素子であって、それぞれ
別々にデータ処理する機構を有する。高感度用のセンサ
ーが飽和もしくはスレッショルド信号レベル以上になつ
た場合、低感度用のセンサーの同時刻の信号を関連付け
たまま処理する機構を設ける。高感度用のセンサーのス
レッショルド信号レベルや、低感度用のセンサーのアク
ティブスライスは可変にする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による表面検査装置におい
ては、つぎのような処理形態を採用するのが好ましい。
【0016】異なる位置に配置した単数又は複数のセン
サにそれぞれ感度の違いによる序列をつける。たとえ
ば、特定のセンサーを異なる位置に配置して、それらの
各位置で感度を変えることもできるし、複数の互いに異
なるセンサーを使用して、各センサーごとに感度を変え
ることもできる。
【0017】以下の説明では便宜上、複数の互いに感度
の異なるセンサーを使用して各位置ごとに感度を変える
形態を代表例とする。
【0018】任意の2個以上のセンサが高感度と、低感
度の関係をもつようにデータ処理を関連付ける。
【0019】低感度センサーにおいて、高感度センサー
の飽和もしくはスレッショルド信号レベルに相当するレ
ベルを決める。そのレベルを越えたところでアクティブ
スライスを低感度センサーに設定する。
【0020】異物の散乱光強度に応じて、諸条件の組合
せによって、低感度センサー側や高感度センサー側のデ
ータが処理される。その組合せの例を次に示す。 A)高感度センサーのデータとして処理されるための条
件 異物の散乱光強度に応じて、高感度センサーが飽和して
いない、または高感度センサーのスレッショルド信号レ
ベルを越えていない、もしくは低感度センサーのアクテ
ィブスライスを越えていない、といった諸条件の組合せ
によって、高感度センサー側のデータが使用されて処理
される。その条件をまとめると、次のとおりである。
【0021】(A1)高感度センサーが飽和していな
い。又は高感度センサーがスレッショルド信号レベルを
越えていない。
【0022】(A2)低感度センサーがアクティブスラ
イスを越えていない。 B)低感度センサーのデータとして処理されるための条
件 異物の散乱強度に応じて、高感度センサが飽和してい
る、もしくは高感度センサがそのスレッショルド信号を
越えている、または低感度センサー側のアクティブスラ
イスを越えていない、といった諸条件の組合せによっ
て、低感度センサー側のデータが使用されて処理され
る。その条件をまとめると、つぎのとおりである。
【0023】(B1)高感度センサが飽和している。又
は高感度スレッショルド信号を越えている。
【0024】(B2)低感度センサ側のアクティブスラ
イスを越えていない。 C)低感度センサーのデータとして処理されるための別
の条件 異物の散乱光強度により高感度センサーが飽和していな
い、高感度センサーのスレッショルド信号レベルを越え
ていない、しかし低感度センサーのアクティブスライス
を越えている、といった諸条件の組合せによって、低感
度センサー側のデータとして処理される。その条件をま
とめると、つぎのとおりである。
【0025】(C1)高感度センサが飽和していない。
または高感度センサがスレッショルド信号レベルのレベ
ルを越えていない。
【0026】(C2)低感度センサー側のアクティブス
ライスを越えている。 D)低感度センサーのデータとして処理されるための別
の条件 一番一般的に現れる状況であるが、異物の散乱光強度に
より高感度センサーがスレッショルド信号レベルを超え
ているか、又は飽和していて、低感度センサーが低感度
センサー側のアクティブスライスを越えているという条
件の下では、低感度センサー側のデータとして処理され
る。
【0027】前述の4つのデータ処理の手法により、こ
の種のセンサーがもつ原理上の飽和による問題や、異な
る位置への配置による散乱の指向性による問題を解決す
ることができる。しかも、ダイナミックレンジ拡大のメ
リットを失うことなく、異物からの散乱光を正しく処理
できる。また、異物の大きさを正しく判定できる。
【0028】
【実施例】図6は、本発明による螺旋走査方式の表面検
査装置の一例を示している。光源110と、この光源1
10からの光を測定物の表面111に照射する照射光学
系112と、照射光学系112で照射された測定物11
1表面から反射された散乱光を受光して散乱光強度の受
光信号を形成する第1受光光学系113と、受光光学系
113で受光された光を散乱光強度の受光信号として出
力する低感度受光部114と、照射光学系112で照射
された測定物111表面から反射された散乱光を受光し
て散乱光強度の受光信号を形成する第2受光光学系11
5と、第2受光光学系115で受光された光を散乱光強
度の受光信号として出力する高感度受光部116と、検
査対象物111の表面と照射光学系112並びに第1及
び第2受光光学系113、115とに相対的な直線変位
を与える直線変位部117と、検査対象物111の表面
と照射光学系112及び第1及び第2受光光学系11
3、115とに相対的な回転変位を与える回転変位部1
18とを有し、照射された光が測定物111の表面上を
螺旋走査するように構成されている。直線変位部117
と回転変位部118には、それぞれモーター119、1
20が接続されている。
【0029】図6の表面検査装置において、低感度受光
部の受光方向と高感度受光部の受光方向とは、測定対象
物の異物の散乱光の指向性に依存する。ベアのウエハ膜
のつけられていないウエハを対象とした場合、図7と図
8に示す位置関係となる。すなわち、照射光のウエハに
よる反射光から、水平面内又は垂直面内において、その
照射光のウエハによる反射光に近い側に低感度、遠い側
に高感度受光方向を設定する。
【0030】本発明による表面検査装置は、膜付きのウ
エハにおけるフィルム面の散乱光に影響されずに検出対
象物の表面上の異物を検出するのに適している。
【0031】本発明による表面検査装置においては、例
えば、図1に示すように、異なる位置に2個以上のセン
サー1,2を配置する。一方は低感度用のセンサー1
で、他方は高感度用のセンサー2である。これらのセン
サー1,2は、いずれもフォトマルチプライヤである。
【0032】これらのセンサー1,2を使用して、矢印
5の方向に光を走査させ、かつ、矢印6の方向に光を入
射させることにより、検査対象物3の表面上の異物4を
検査する。
【0033】本発明による表面検査装置においては、低
感度用のセンサー1にアクティブスライス10を設定す
る。そのアクティブスライス10は、高感度用のセンサ
ー2のスレッショルド信号レベル11よりも高い値にす
る。
【0034】例えば、低感度センサー1において、高感
度センサー2の飽和もしくはスレッショルド信号レベル
11に相当するレベル12を決め、そのレベル12を少
し(たとえばレベル12と区別し得る程度)越えたとこ
ろでアクティブスライス10を低感度センサー1に設定
する。
【0035】図2に示すように、検査対象物3の表面に
異物4が存在しないか、仮に検査対象物3の表面に異物
4が存在したとしても、異物4が小さいときなどは、2
個のセンサー1,2は、ほぼ同一の光量を受光して、受
光する光の強度8a,8b(散乱光の強さ)は、センサ
ー1,2の感度の高低に応じて所定の倍率になる。この
ような場合は、感度の高いセンサー2を使用し、その感
度の高いセンサー2からの信号を処理する。
【0036】なお図2乃至図4中、低感度センサーによ
り得られた信号レベルを8aとして、高感度センサーに
より得られた信号レベルを8bとして示してある。
【0037】つまり、次に示す諸条件をみたすとき、高
感度センサー2側のデータ(8a)が使用されて処理さ
れるのである。
【0038】(1)高感度センサー2が飽和していな
い。又は高感度センサー2がスレッショルド信号レベル
を越えていない。
【0039】(2)低感度センサー1がアクティブスラ
イスを越えていない。
【0040】大きな異物4が存在し、かつ、異物4での
光散乱に指向性があると、非常に多量の散乱光が感度の
低いセンサー1に片寄って受光され、その結果、感度の
高いセンサー2が飽和状態になっていなかったりスレッ
ショルド信号レベル11を越えていないにもかかわら
ず、感度の低いセンサー1が強い光強度の状態になる。
図3は、そのような事態の一例を示している。
【0041】図3においては、感度の高いセンサー2の
信号レベル8bはスレッショルド信号レベルを越えてお
らず、かつ飽和状態にもなっていない。このとき、もし
仮に2個のセンサー1,2がほぼ同一の光量を受光し
て、受光する光の強度(散乱光の強さ)がセンサー1,
2の感度の高低に応じて所定の倍率になるとするなら
ば、低感度センサー1では、図2に示すように散乱光強
度が非常に低いレベルになければならない。ところが、
図3の例では、低感度センサー1の散乱光強度は非常に
高いレベルにある。
【0042】このような場合は、感度の低いセンサー1
を使用し、その感度の低いセンサー1からの信号を処理
する。
【0043】つまり、次に示す諸条件をみたすとき、低
感度センサー1側のデータが使用されて処理されるので
ある。その条件をまとめると、つぎのとおりである。
【0044】(1)高感度センサー2が飽和していな
い。または高感度センサー2がスレッショルド信号レベ
ルを越えていない。
【0045】(2)低感度センサー1側の光強度がアク
ティブスライスを越えている。
【0046】なお、図3においては、符号15は、低感
度センサー1のスレッショルド信号レベルを示してい
る。
【0047】図4に示すように、異物の散乱光強度に応
じて、高感度センサー2が飽和しているか、高感度セン
サ2がそのスレッショルド信号を越えている場合、低感
度センサー1側の光強度がアクティブスライスを越えて
いなければ、低感度センサー1側のデータが使用されて
処理される。その条件をまとめると、つぎのとおりであ
る。
【0048】(1)高感度センサ2が飽和している。も
しくは高感度高感度センサ2がそのスレッショルド信号
を越えている。
【0049】(2)低感度センサ1側の光強度がアクテ
ィプスライスを越えていない。
【0050】図5に示すように、異物の散乱光強度に応
じて、高感度センサー2が飽和しているか、高感度セン
サー2がそのスレッショルド信号を越えている場合で、
低感度センサー1側の光強度がアクティブスライスを越
えている場合は、低感度センサーのデータが使用されて
処理される。
【0051】その条件をまとめると次のとおりである。
【0052】(1)高感度センサー2が飽和している
か、高感度センサー2がそのスレッショルド信号を越え
ている。
【0053】(2)低感度センサー1側の光強度がアク
ティブスライスを越えている。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、異なる複数の位置で複
数のセンサー(光電変換素子)を用いても、散乱の指向
性による飽和を問題にすることなく測定可能になり、ダ
イナミックレンジを広げることができる。
【0055】また、異物からの正しい散乱光を的確に処
理でき、異物の大きさを正確に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個のセンサーを使用して検査対象物の表面を
検査する状況を概念的に示す説明図。
【図2】異物がないときや、異物が小さく、かつ散乱光
に指向性がないときの、2種類のセンサーの光感度を示
す説明図。
【図3】異物が大きく、かつ、散乱光に指向性があると
きの、2種類のセンサーの光感度を示す説明図。
【図4】別の条件のときの2種類のセンサーの光感度を
示す説明図。
【図5】さらに別の条件のときの2種類のセンサーの光
感度を示す説明図。
【図6】本発明に使用する表面検査装置の概略を示す
図。
【図7】散乱光の指向性による依存関係を示す右側面
図。
【図8】散乱光の指向性による依存関係を示す平面図。
【符号の説明】
1,2 センサー 3 検査対象物 4 異物 10 アクティブスライス 11 スレッショルド信号レベル 12 レベル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を検査対象物の表面に走査して検査対
    象物の表面上の異物を検査する表面検査装置において、
    感度の異なる2個以上のセンサーを異なる位置に配置
    し、低感度用のセンサーにアクティブスライスを設定
    し、そのアクティブスライスを、高感度用のセンサーの
    スレッショルド信号レベルよりも高いレベルに設定する
    ことを特徴とする表面検査装置。
  2. 【請求項2】 低感度用のセンサーと高感度用のセンサ
    ーが、それぞれ別々にデータ処理する機構を持つ請求項
    1に記載の表面検査装置。
  3. 【請求項3】 センサーが光電交換素子である請求項1
    または2に記載の表面検査装置。
  4. 【請求項4】 高感度用のセンサーが飽和もしくはスレ
    ッショルド信号レベル以上になつた場合、低感度用のセ
    ンサーの同時刻の信号を関連付けたまま処理する機構を
    設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載の表面検査装
    置。
  5. 【請求項5】 高感度用のセンサーのスレッショルド信
    号レベルが可変であることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の表面検査装置。
  6. 【請求項6】 低感度用のセンサーのアクティブスライ
    スが可変であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の表面検査装置。
  7. 【請求項7】 光を検査対象物の表面に走査して検査対
    象物の表面上の異物を検査する表面検査装置において、
    異なる複数の位置でセンサーを感度を変えて使用し、少
    なくとも1つの位置では低感度で使用するセンサーが検
    査対象物の表面から散乱光を受光し、他の少なくとも1
    つの位置では高感度で使用するセンサーが検査対象物の
    表面から散乱光を受光し、低感度で使用するセンサーに
    アクティブスライスを設定し、そのアクティブスライス
    を、高感度で使用するセンサーのスレッショルド信号レ
    ベルよりも高いレベルに設定することを特徴とする表面
    検査装置。
  8. 【請求項8】 低感度で使用するセンサーと高感度で使
    用するセンサーが、それぞれ別々にデータ処理する機構
    を持つ請求項7に記載の表面検査装置。
  9. 【請求項9】 センサーが光電交換素子である請求項7
    または8に記載の表面検査装置。
  10. 【請求項10】 高感度で使用するセンサーが飽和もし
    くはスレッショルド信号レベル以上になつた場合、低感
    度で使用するセンサーの同時刻の信号を関連付けたまま
    処理する機構を設けた請求項7〜9のいずれか1項に記
    載の表面検査装置。
  11. 【請求項11】 高感度で使用するセンサーのスレッシ
    ョルド信号レベルが可変であることを特徴とする請求項
    7〜10のいずれか1項に記載の表面検査装置。
  12. 【請求項12】 低感度で使用するセンサーのアクティ
    ブスライスが可変であることを特徴とする請求項7〜1
    1のいずれか1項に記載の表面検査装置。
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