JPH11153504A - 圧力伝送器 - Google Patents

圧力伝送器

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JPH11153504A
JPH11153504A JP32252497A JP32252497A JPH11153504A JP H11153504 A JPH11153504 A JP H11153504A JP 32252497 A JP32252497 A JP 32252497A JP 32252497 A JP32252497 A JP 32252497A JP H11153504 A JPH11153504 A JP H11153504A
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JP
Japan
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pressure
pressure transmitter
indicator
main body
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP32252497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hoshino
幸男 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11153504A publication Critical patent/JPH11153504A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の圧力伝送器は、表示器と検出器本体の取
り付け位置関係を製造時点で固定してしまうので、実際
にプラントに取り付けた際に表示器の指示計が読み取り
にくい位置となってしまった場合には交換せざるを得な
いので時間がかかっていた。 【解決手段】本発明は表示器に検出器本体を取り付ける
取り付け部を検出器本体の取り付け方向が90°異なる
位置に複数設け、表示器の指示計が読み取りにくい場合
には検出器本体を表示器の別の取り付け部に取り付ける
ことにより任意に表示器の姿勢を変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力伝送器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図8,9を用いて説明す
る。図8は表示器1に対して垂直に検出器本体4を接合
した圧力伝送器を説明するものであり、図9は表示器1
に対して水平に検出器本体4を接合した圧力伝送器を説
明するものである。
【0003】図8,9において、(a)は側面図であ
り、(b)は斜視図である。図8において、表示器1に
はその一面に指示計2が設けられており、図のような指
針やデジタル表示器等により検出器が検出した圧力を表
示するようになっている。
【0004】この表示器1の側面には電気配線口3が設
けられここから電線により外部に対して2線式伝送方式
に基づいて検出した圧力を示す信号を出力すると共に、
表示器1の裏面には検出器本体4が設けられている。
【0005】図9においては、図8と異なる点は表示器
1の側面に検出器本体4が設けられていることである。
図8と図9記載のどちらの構成の圧力伝送器を用いるか
は、現地に取付けられる場所の環境等を考慮して、指示
計1が目視しやすいと考えられる方を選択して取り付け
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】検出器本体4が取付け
られる位置や姿勢に応じて表示器1を図8記載のように
取付けたり、図9記載のように取付けたりするが、従来
の技術においては製造段階で図8記載のような構成にす
るか図9記載のような構成にするかを決定しなければな
らず、製造後に図8記載の構成から図9記載の構成に変
更することはできない。
【0007】このため、例えば図8記載の構成の圧力伝
送器を実際に圧力伝送器をプラント等へ取付けたところ
指示計2が見えにくい位置になってしまった場合には、
図9記載の構成の圧力伝送器に交換しなければならない
状況もありえたのである。本発明は、以上の課題を解決
すべく、圧力伝送器の取付け環境に応じて表示器と検出
器本体の接続位置関係を変更可能とすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明では、導入された流体の圧力を
検出し検出した圧力に応じた検出信号を出力する検出器
を備えた圧力検出器本体と、この圧力検出器本体から出
力される前記検出信号に基づいて圧力の表示を行う指示
計を備えた表示器とを備えた圧力伝送器において、前記
表示器の側面に、前記検出器本体と結合可能な取付けネ
ジ部をその中心線が互いに約90°ずれた複数の位置に
設けたことを特徴とする圧力伝送器とした。
【0009】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
圧力伝送器であって、前記取付けネジ部の一方はその中
心線が前記表示器の表示面とほぼ水平になるよう設けら
れ、前記取付けネジ部の他方はその中心線が前記表示器
の表示面とほぼ垂直になるよう設けられたことを特徴と
する圧力伝送器とした。
【0010】請求項3記載の発明では、請求項1乃至2
に記載の圧力伝送器であって、前記取付けネジ部の一方
に前記圧力検出器本体を結合した場合には、他の取付け
ネジ部には封止栓を設け、当該封止栓の少なくとも1つ
は通気栓としたことを特徴とする圧力伝送器とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図7
を用いて説明する。なお、従来技術を説明する図8,9
と同一構成については同一番号を付し説明を省略する。
【0012】図1の(a)は表示器1の正面図であり、
(b)は検出器本体4との接続関係を示す側面図であ
る。図1において、表示器1の指示計2の裏面側には検
出器本体4を結合するためのA部が設けられ、また側面
にも同様に検出器本体4を結合するためのB部が設けら
れている。
【0013】これらA部とB部は、後に詳述するように
ネジが切られた雌ネジであり、これと噛み合うようにネ
ジが切られた雄ネジである検出器本体4のC部と結合す
るよう構成されている。
【0014】このようにA部とB部のネジの中心線が9
0°の位置関係となるように構成することにより、図2
(a)に示すように表示器1の指示器3に対して垂直に
検出器本体4を取付けたり、水平に取付けたりすること
が可能となる。
【0015】また、図2(b)のように表示器1の側面
に検出器本体4を取付けた場合には、図3(a)記載の
ように表示器1の上部に検出器本体4を位置させたり図
3(b)記載のように表示器1の下部に検出器本体4を
位置させたりすることも可能である。
【0016】次に図4の断面図を用いて構造を説明す
る。検出器本体4の内部には、シールダイヤフラム4
1,導圧管42,PC基板45に取付けられたセンサ4
3から構成されるセンサ部があり、このセンサ部の中に
はシリコンオイル等の圧力伝達媒体が充填されている。
【0017】検出器本体4の端部には圧力導入口44が
設けられており、ここにプロセス配管が接続されてプロ
セス流体の圧力がシールダイヤフラム41に加わりシリ
コンオイルを介してセンサ43に伝わる構成となってい
る。
【0018】センサ43からは検出した圧力に応じた信
号が出力され、その信号はPC基板45において信号の
バランスや感度調整等の必要な調整を行いリード線46
へ出力される。
【0019】検出器本体4のC部は前記リード線46を
通すための中空部分が形成されたパイプ状でその外周面
には雄ネジが切られており、また、表示器1のA部には
前記検出器本体4のC部が挿入される取付穴11が開け
られその内壁面には雌ネジが切られている。
【0020】表示器1のB部もA部と同様にネジが設け
られていて検出器本体4のC部を取り付け可能となって
おり、A部とB部のそれぞれには止めネジ16a,16
bが設けられ、挿入される検出器本体4等の部材を固定
可能となっている。
【0021】信号処理回路12は、前記リード線46と
コネクタ14で接続されたリード線13aによりセンサ
43のセンサ信号を取り込んでAD変換し、温度や非直
線性等の補正を行う演算を行った後、4〜20mAのア
ナログ信号にDA変換して端子台15に出力する。
【0022】端子台15は、図1に記載されている電気
配線口3から外部配線が接続され、信号処理回路12が
出力する検出圧力に応じたアナログ信号を前記外部配線
へ出力する。
【0023】指示計2は、信号処理回路12が出力する
信号に応じて検出した圧力値を表示するもので、その前
面にはのぞき窓22がカバー21により表示器1に取り
付けられている。
【0024】図4記載の例では、検出器本体4はA部に
結合されているため、B部にはプラグ15がダミーとし
て挿入されている。このプラグ15はC部と同様に外周
面には雄ネジが切られてB部に捩じ込まれており、また
その中心部には表示器1及び検出器本体4内部の気圧を
外気圧と同じにするために連通孔15aが開けられてい
る。
【0025】この連通孔15aは、プロセス圧力を正確
に測定するためにはゴミ等で閉塞されないようにする必
要があるが、またこの連通孔15aがあると大気温度が
変化した際に表示器1や検出器本体4内部に結露を生じ
る原因にもなる。
【0026】このため、図5記載のプラグ15のような
構造として周囲の水分が表示器1や検出器本体4内部に
侵入することを防止する構造としてもよい。図5記載の
プラグ15は、その中心部分に連通孔15aが設けられ
ているが、その途中にはフィルター15b及びブリーザ
15cが設けられ、外部からの水分の侵入を防止する構
造となっている。
【0027】また、耐圧防爆構造とするために、図6に
示すように連通孔15aにフレームアレスタ15dを設
けたプラグ15としてもよい。さらに、プラグ15にボ
ルトを固定可能とすれば、圧力伝送器の固定用部材とし
て用いることも可能である。
【0028】例えば、図7に記載のように、圧力伝送器
を固定する取付パネル5とプラグ15とを取付ボルト5
1で固定してもよいし、図示はしないが圧力伝送器を配
管に固定する場合には配管への固定用の金具を取付ボル
トでプラグ15に固定してもよい。
【0029】このような固定手段を設けることは、圧力
導入口44に接続されたプロセス配管の取付強度が十分
でなくこの部分だけで圧力伝送器を固定することが不可
能な場合に有効である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、圧力伝送器の表示器に
検出器本体の取り付け方向が90°異なる取り付け部を
複数設けたので、圧力伝送器のプラントへの取り付けに
際して指示計が見易い姿勢となるように、表示器と検出
器本体の取り付けを任意に変更可能となった。
【0031】これにより、従来ではプラントに圧力伝送
器を取り付けた結果指示計が見にくい姿勢にしかならな
かった場合には交換するしかなかったものが、表示器と
検出器本体の位置関係を変えて組み立て直すことにより
その場で指示計が見やすいように変更することが可能
で、設置工数の大幅な削減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力伝送器の外形図。
【図2】本発明に係る圧力伝送器の外形図。
【図3】本発明に係る圧力伝送器の外形図。
【図4】本発明に係る圧力伝送器を説明する断面図。
【図5】本発明に係る圧力伝送器を説明する断面図。
【図6】本発明に係る圧力伝送器に用いられるプラグの
断面図。
【図7】本発明に係る圧力伝送器を説明する断面図。
【図8】従来の圧力伝送器の外形図。
【図9】従来の圧力伝送器の外形図。
【符号の説明】
1…表示器,2…指示計,3…電気配線口,4…検出器
本体,11…取付穴,15…プラグ,15a…連通孔,
15b…フィルター,15d…フレームアレスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導入された流体の圧力を検出し検出した圧
    力に応じた検出信号を出力する検出器を備えた圧力検出
    器本体と、この圧力検出器本体から出力される前記検出
    信号に基づいて圧力の表示を行う指示計を備えた表示器
    とを備えた圧力伝送器において、前記表示器の側面に、
    前記検出器本体と結合可能な取付けネジ部をその中心線
    が互いに約90°ずれた複数の位置に設けたことを特徴
    とする圧力伝送器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の圧力伝送器であって、前記
    取付けネジ部の一方はその中心線が前記表示器の表示面
    とほぼ水平になるよう設けられ、前記取付けネジ部の他
    方はその中心線が前記表示器の表示面とほぼ垂直になる
    よう設けられたことを特徴とする圧力伝送器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の圧力伝送器であっ
    て、前記取付けネジ部の一方に前記圧力検出器本体を結
    合した場合には、他の取付けネジ部には封止栓を設け、
    当該封止栓の少なくとも1つは通気孔を有することを特
    徴とする圧力伝送器。
JP32252497A 1997-11-25 1997-11-25 圧力伝送器 Pending JPH11153504A (ja)

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