JPH11152582A - ガスデポジション方法及びその装置 - Google Patents

ガスデポジション方法及びその装置

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JPH11152582A
JPH11152582A JP33131697A JP33131697A JPH11152582A JP H11152582 A JPH11152582 A JP H11152582A JP 33131697 A JP33131697 A JP 33131697A JP 33131697 A JP33131697 A JP 33131697A JP H11152582 A JPH11152582 A JP H11152582A
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JP
Japan
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gas
evaporation source
transfer pipe
gas deposition
particle generation
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JP33131697A
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English (en)
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Hidetsugu Fuchida
英嗣 渕田
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Vacuum Metallurgical Co Ltd
Original Assignee
Vacuum Metallurgical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルツボから蒸発する超微粒子の流れを乱すこ
となく、不活性ガスにより、搬送管を搬送させ、膜生成
室にある基板に長時間に亘って均一に膜を形成させるこ
と。 【解決手段】 ルツボ22、その上方に位置して搬送管
31の入口部を設け、Heガスを超微粒子生成室21内
に導入し、前記搬送管31と、該搬送管31の出口部、
それに接続されるノズル32及び該ノズル32に対向し
て配置される基板42を内蔵する膜形成室4’を設け、
前記ルツボ22から加熱蒸発されて生成する超微粒子A
gを前記Heガスと共に前記搬送管31中を搬送し、前
記ノズル32から噴射させて、前記基板42上に超微粒
子Agの膜を形成させるようにしたガスデポジション方
法において、前記ルツボ22の下方から同心的に前記H
eガスを、前記ルツボ22からの超微粒子Agの自然熱
対流の速度1m/secよりも小である流速0.2m/
secで、前記超微粒子生成室21内の上方へと導入す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスデポジション方
法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、本出願人は先
に、蒸発源、その上方に位置する搬送管の入口部及び不
活性ガスの導入部を内蔵する超微粒子生成室と、前記搬
送管と前記搬送管の出口部それに接続されるノズル及び
該ノズルに対向して配置される基板を内蔵する膜形成室
とから成り、前記蒸発源から加熱蒸発されて生成する超
微粒子を前記不活性ガスと共に前記搬送管中を搬送し、
前記ノズルから噴射させて前記基板上に超微粒子の膜を
形成するようにしたガスデポジション装置を開示した
(特開平5−295525号)。
【0003】然るに、上記装置においてはその図からも
明らかなように、超微粒子生成室内には不活性ガスを蒸
発源から蒸発する超微粒子に対し交差する方向に導入し
ている。このために、搬送管へと導かれるべき超微粒子
の蒸気がゆらゆらとして常に均一に搬送管に導入されな
い。このために、膜形成室内に配設した基板上にはこの
超微粒子の膜が均一に形成されない。これでは不良品と
なる。
【0004】他方、本出願人はまた、特開平7−166
332号では交差する方向ではなくて、蒸発源の下方か
らメッシュ・フィルタを介して不活性ガスを上方に供給
している。しかしながら、この図示されているメッシュ
・フィルタの径は上方に配設されているルツボの径と同
程度とされており、たまたま、この明細書にも記載され
ているように、「蒸発源周辺のHeガスの流速が0.2
m/secで超微粒子の立ち上りの形状は乱されること
なく安定した吸引」とされているが、ルツボの大きさや
これから蒸発する微粒子の速さによっては立ち上りが乱
される場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題に鑑みて本
発明は、常に蒸発源からの超微粒子の立ち上りの形状を
乱すことなく、膜形成室内で基板に膜を均一に形成させ
ることができるガスデポジション方法及びその装置を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、蒸発源、
その上方に位置して搬送管の入口部を設け、不活性ガス
を超微粒子生成室内に導入し、前記搬送管と、前記搬送
管の出口部、それに接続されるノズル及び該ノズルに対
向して配置される基板を内蔵する膜形成室を設け、前記
蒸発源から加熱蒸発されて生成する超微粒子を前記不活
性ガスと共に前記搬送管中を搬送し、前記ノズルから噴
射させて、前記基板上に超微粒子の膜、あるいは圧粉体
を形成させるようにしたガスデポジション方法におい
て、前記蒸発源の下方から同心的に前記不活性ガスを、
前記発生源からの超微粒子の自然熱対流の速度よりも小
である流速で、前記超微粒子生成室内の上方へと導入す
るようにしたことを特徴とするガスデポジション方法、
によって解決される。
【0007】又は以上の課題は、蒸発源、その上方に位
置して搬送管の入口部を設け不活性ガスを超微粒子生成
室内に導入し、前記搬送管と、前記搬送管の出口部、そ
れに接続されるノズル及び該ノズルに対向して配置され
る基板を内蔵する膜形成室を設け、前記蒸発源から加熱
蒸発されて生成する超微粒子を前記不活性ガスと共に前
記搬送管中を搬送し、前記ノズルから噴射させて、前記
基板上に超微粒子の膜、あるいは圧粉体を形成させるよ
うにしたガスデポジション装置において、前記不活性ガ
スの導入部は、前記蒸発源の下方で、該蒸発源と同心的
にかつ径外方に配設され、多数の小孔を上面部に有する
環状体で成り、前記蒸発源から蒸発する超微粒子の自然
熱対流の速度よりも小である流速で不活性ガスを上方へ
と供給することを特徴とするガスデポジション装置、に
よって解決される。
【0008】以上の構成により、蒸発源から立ち上る超
微粒子はその下方から同心的に吹き上げられる超微粒子
の自然熱対流の速度より小さい速度で環状に吹き上げら
れ、搬送管へと導かれるので、蒸発源から立ち上る超微
粒子はゆらゆらすることなく、膜形成室内に配設された
基板には常に均一な膜が形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
ガスデポジション装置について、図面を参照して説明す
る。
【0010】図1はガスデポジション装置1の全体を示
し、超微粒子生成室21、搬送管31、膜形成室41が
ほぼ垂直方向に配置されている。
【0011】超微粒子生成室21内には、蒸発源として
の蒸発材料Agを入れた開口径10mmφのカーボン・
ルツボ22が配設されている。カーボン・ルツボ22の
周囲には高周波誘導加熱のためのコイル23が巻装さ
れ、コイル23は超微粒子生成室21の外部に設置され
た高周波電源24と接続されている。高周波電流は、導
体であるカーボン・ルツボ22内のAgに渦電流を発生
させ、その損失熱によって加熱してAgを溶かす。
【0012】又、超微粒子生成室21には室内を所定の
圧力に維持し、かつ生成した超微粒子を搬送するための
Heガスが、後述する方法で導入される。更に超微粒子
生成室21には圧力計6が取り付けられている。
【0013】搬送管31はほぼ垂直に配設された内径
4.3mmφの直管である。その下端部は超微粒子生成
室21に挿入されて、入口端31aをカーボン・ルツボ
22の開口端の直上方30mmに位置させ、上端部は膜
形成室41に挿入されている。搬送管31の出口端31
bは超微粒子を噴射させるノズル32となっている。
【0014】更には、図1を参照して、超微粒子生成室
21内において、搬送管31の入口端31aより上方
に、搬送管31と軸心を共有する大径の吸込管34が二
重管として設けられ、搬送管31との間に環状空間が形
成されている。この吸込管34はカーボン・ルツボ22
の直上方以外の超微粒子生成室21内に滞留する超微粒
子を吸込むべく設けられている。吸込管34は超微粒子
生成室21の外側において搬送管31と分離され、真空
バルブ35を介し排気系36に接続されている。
【0015】膜形成室41内にはノズル32に直角な面
として対向し2mm離れた位置に、基板42が配置され
ている。基板42はこれを取り付けている基板駆動系9
によって矢印に示すX軸方向、これと直角なY軸方向、
Z軸方向に移動されるようになっている。そして、基板
駆動系9は基板42を加熱するための図示しない加熱機
構を備えている。又膜形成室41には真空バルブ4を介
して排気系5が接続されており、更には真空計7が取り
付けられている。
【0016】その他、図1において仕切りバルブ51を
介して基板交換系52を内蔵する交換室50が設けられ
ている。これは真空バルブ53を介して排気系54によ
り、排気可能としている。更にこの排気系54は真空バ
ルブ55を介して上述の超微粒子生成室21内も排気す
るようにしている。
【0017】更に超微粒子生成室21内には搬送管31
の入口部を開閉可能なシャッター機構60が設けられて
おり、上述の排気系5、36はHe循環システム59を
介し、更に真空バルブ65を介して超微粒子生成室内2
1内に配設された後述する本発明に係るメッシュ・フィ
ルタ62へと導かれている。
【0018】更に膜形成室41内には、基板駆動系9及
びこれに支持される基板42を監視するためのCCDカ
メラ58が設けられており、これは位置合わせ膜高さモ
ニタ57に接続されている。
【0019】次に図2を参照して本発明に係るメッシュ
・フィルタ62の詳細について説明する。図2におい
て、ルツボ22は外径21mmφ、内径10mmφ、高
さ15mmのカーボン・ルツボである。また、コイル2
3には最大出力5kwで周波数150Hzの高周波電流
が流される。ルツボ22内には銀が蒸発材料として装填
されており、また図示せずともこの蒸発温度すなわち銀
表面の温度は放射温度計で測定され、これに接続される
温度調節器を介して高周波誘導加熱電源24が自動制御
されて設定温度を保持させる。これにより、銀温度は1
100℃とされる。メッシュ・フィルタ62は環状のメ
ッシュ・フィルタ本体62aを上部に取り付けており、
この外側リング62bと内側リング62cとの間に張設
されている。外側リング62bの径は130mmであ
り、内側リング62cの内径は60mmである。また、
このメッシュ・フィルタ62の高さは13.5mmであ
り、更にルツボ22の周りに巻回されるコイル23の内
径は40mmである。超微粒子生成室21の圧力がHe
ガスで2atmとなるようにメッシュ・フィルタ62か
らHeガスが噴出される。このメッシュ・フィルタ本体
62aは約1μm径の微細孔が多量に形成されており、
この上面に設けられたメッシュ・フィルタ本体62aの
全体の面積に対して孔の開口率は50%であり、このメ
ッシュ・フィルタ本体62aの総面積は約80cm2
ある。
【0020】第1の実施形態は以上のように構成される
が、次にその作用について説明する。
【0021】図1を参照して、真空バルブ4を開とし、
真空ポンプ5によって膜形成室41を真空引きする。同
時に真空バルブ35を開とし真空ポンプ36によって吸
込管34からの真空引きも開始する。一方、図示しない
可変流量バルブを開としボンベのHeガスをメッシュ・
フィルタ62から超微粒子生成室21へ2atmの圧力
を維持するように導入する。なお、メッシュ・フィルタ
62からのHeガスの流量は40SLM(1分間当りの
標準状態リットル数)であり、蒸発源近傍の流速が0.
2m/sec程度である。
【0022】導入するHeガスの流量40SLMのう
ち、搬送管31を経由してノズル32から噴出されるH
eガスを約8SLM、吸込管34によって吸込まれ系外
へ排出されるHeガスを約32SLMとなる。吸込管3
4へのHeガス量を大としているのは次の理由による。
すなわち超微粒子の生成が定常状態にあっても、搬送管
31に吸引されずに超微粒子生成室21内に放出され滞
留する超微粒子が存在し、これら余分の超微粒子は滞留
中に凝集体となって何時かは搬送管31に吸引され、形
成される膜に悪影響を与える。従ってこれらを可及的に
早く排出する必要があるからである。
【0023】このような条件下で、膜形成室41の真空
計7は0.1Torrを示し、超微粒子生成室21と膜
形成室41との間に約2atmの差圧が形成される。
【0024】以上のようにして本発明によれば、膜形成
室41内の基板42に銀の膜を均一に形成させることが
できるのであるが、ルツボが1100℃の温度で、この
蒸発源近傍のガスの流れは自然熱対流速度として約1m
/秒と実測されている。
【0025】また、仮に第1の実施の形態と同様に下方
からリング状のHeガス供給手段を用いたとしてもこの
自然熱対流速度より一桁大きい場合には蒸発源近傍の自
然熱対流の流れ(送流)を乱すことになり、超微粒子生
成場の乱れを生じさせるばかりでなく、熱対流ガスと共
に上昇する超微粒子の流れを乱す(空間的な粒子の濃度
分布と変動)ことになることが確かめられている。その
結果、ガス搬送された超微粒子がノズルから噴射、堆積
させた場合、その形成される膜厚は変動することにな
る。本願発明では上述したように蒸発源近傍の銀の超微
粒子の流れを自然熱対流殆んどそのままとするために4
0SLMの流量としてもその吹き出しの速度が1m/s
ec以下、望ましくは上述したように0.2m/sec
程度となるようにメッシュ・フィルタの微細孔(約1μ
m)が大量に存在するメッシュ・フィルタを用いる。
【0026】図4は本発明の実施の形態による装置1を
用いた実験結果を示すものであるが、銀の膜厚は平均膜
厚7.7μm±0.2μmであり、約9時間安定な膜形
成ができることを示している。比較の為に従来の装置を
用いて実験した場合、平均膜厚は5.5μmでこの膜厚
のばらつきが±4μmとばらつきが非常に大きく、また
膜質も凝集体を多く含んだ不良品であった。
【0027】図2は本発明の第2の実施形態によるガス
デポジション装置の要部を示すものであるが、第1の実
施の形態に対応する部分については同一の符号を付し、
その詳細な説明は省略する。すなわち、本実施の形態に
よれば、ルツボ22の下方で周縁部に環状(完全な環状
ではないが)のパイプで両端部が閉じ切りとなった環状
体80がHeガス供給手段として用いられている。これ
にはその上壁部に多数の例えば約百個の小孔81が形成
されている。パイプ80の内径及び外径は上述のメッシ
ュ・フィルタ60の内径及び外径にほぼ等しい。第1の
実施の形態と同様な条件でHeガスがこのパイプ80内
に供給されるとこの多数の小孔81から上方に向かって
Heガスが噴出される。これから上記実施の形態と同様
にルツボ22から立ち上がる銀の超微粒子mの周囲を囲
むが如く上昇し、搬送管31の下端部から上方へと超微
粒子の銀を搬送する。この場合においてもルツボ22か
らの銀の超微粒子の自然熱対流mは何ら乱されることな
く層流とされており、よって上方に配設された基板42
には長時間に亘って均一な銀の膜を形成させることが出
来る。なお搬送管31の入口31aの内径は4.3mm
φでルツボ22の開口に整列して直上にあり、差圧を利
用してHeガスと共に搬送されるのであるが、膜形成室
41内は0.1Torrの圧力であり搬出管32の先端
部のノズル(内径400μmφ)より高速噴射される基
板(ガラス)42は2mm/分で移動されている。な
お、排気管34に吸い込まれたHeはHe循環システム
59を介してメッシュ・フィルタ62へと戻される。
【0028】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
【0029】例えば、以上の実施の形態ではメッシュ・
フィルタ62及び環状パイプ80はそれぞれ一個用いら
れたが、同心的にやはり環状体で2個、3個と増大さ
せ、空気の噴出量を増大させてもよい(あるいは、各環
状体の小孔の数を少量として全体として上述の場合と同
一にしてもよい)この場合にも上記の実施の形態と同様
にルツボからの上記の自然熱対流速度よりは小さい速度
で噴出される。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のガスデポジ
ション方法及び装置によれば、蒸発源もしくは、ルツボ
からの金属の超微粒子の層流を何ら乱すことなく、その
まま搬送管を搬送することができ、上方に配設された基
板への膜厚を長時間に亘って均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるガスデポジション装
置の全体を示すブロック図である。
【図2】同装置に適用される第1の実施形態によるルツ
ボ周辺の各構成部分の斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による図2と同様なル
ツボの近傍に配設された各部の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による膜生成室で形
成された膜の膜厚及び時間的変化を示すチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ガスデポジション装置 22 ルツボ 62 メッシュ・フィルタ 80 環状パイプ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発源、その上方に位置して搬送管の入
    口部を設け、不活性ガスを超微粒子生成室内に導入し、
    前記搬送管と、前記搬送管の出口部、それに接続される
    ノズル及び該ノズルに対向して配置される基板を内蔵す
    る膜形成室を設け、前記蒸発源から加熱蒸発されて生成
    する超微粒子を前記不活性ガスと共に前記搬送管中を搬
    送し、前記ノズルから噴射させて、前記基板上に超微粒
    子の膜、あるいは圧粉体を形成させるようにしたガスデ
    ポジション方法において、前記蒸発源の下方から同心的
    に前記不活性ガスを、前記発生源からの超微粒子の自然
    熱対流の速度よりも小である流速で、前記超微粒子生成
    室内の上方へと導入するようにしたことを特徴とするガ
    スデポジション方法。
  2. 【請求項2】 前記流速は1m/sec以下であること
    を特徴とする請求項1に記載のガスデポジション方法。
  3. 【請求項3】 前記流速は約0.2m/secでである
    ことを特徴とする請求項2に記載のガスデポジション方
    法。
  4. 【請求項4】 前記超微粒子生成室を下方にして、前記
    超微粒子生成室と前記搬送管と前記膜形成室とがほぼ垂
    直線上に配置されている請求項1〜3の何れかに記載の
    ガスデポジション方法。
  5. 【請求項5】 前記蒸発源の加熱手段が高周波誘導加熱
    である請求項1から請求項4までの何れかに記載のガス
    デポジション方法。
  6. 【請求項6】 前記超微粒子生成室内において、前記搬
    送管の入口部より上方で、該搬送管と同軸心的に、該搬
    送管より大径の吸込管が配設され、該吸込管と前記搬送
    管との間の環状空間が排気装置に接続されている請求項
    1から請求項5までの何れかに記載のガスデポジション
    方法。
  7. 【請求項7】 蒸発源、その上方に位置して搬送管の入
    口部を設け不活性ガスを超微粒子生成室内に導入し、前
    記搬送管と、前記搬送管の出口部、それに接続されるノ
    ズル及び該ノズルに対向して配置される基板を内蔵する
    膜形成室を設け、前記蒸発源から加熱蒸発されて生成す
    る超微粒子を前記不活性ガスと共に前記搬送管中を搬送
    し、前記ノズルから噴射させて、前記基板上に超微粒子
    の膜、あるいは圧粉体を形成させるようにしたガスデポ
    ジション装置において、前記不活性ガスの導入部は、前
    記蒸発源の下方で、該蒸発源と同心的にかつ径外方に配
    設され、多数の小孔を上面部に有する環状体で成り、前
    記蒸発源から蒸発する超微粒子の自然熱対流の速度より
    も小である流速で不活性ガスを上方へと供給することを
    特徴とするガスデポジション装置。
  8. 【請求項8】 前記流速は1m/sec以下であること
    を特徴とする請求項7に記載のガスデポジション装置。
  9. 【請求項9】 前記流速は約0.2m/secでである
    ことを特徴とする請求項8に記載のガスデポジション装
    置。
  10. 【請求項10】 前記環状体は平板形状で、表面上に約
    1μm径の微小孔が多量に形成されたメッシュフィルタ
    で成ることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の
    ガスデポジション装置。
  11. 【請求項11】 前記表面の全体に対し約50%の開口
    率で前記微小孔が形成されていることを特徴とする請求
    項1〜10の何れかに記載のガスデポジション装置。
  12. 【請求項12】 前記超微粒子生成室を下方にして、前
    記超微粒子生成室と前記搬送管と前記膜形成室とがほぼ
    垂直線上に配置されている請求項1〜11の何れかに記
    載のガスデポジション装置。
  13. 【請求項13】 前記蒸発源の加熱手段が高周波誘導加
    熱である請求項7から請求項12までの何れかに記載の
    ガスデポジション装置。
  14. 【請求項14】 前記超微粒子生成室内において、前記
    搬送管の入口部より上方で、該搬送管と同軸心的に、該
    搬送管より大径の吸込管が配設され、該吸込管と前記搬
    送管との間の環状空間が排気装置に接続されている請求
    項7から請求項13までの何れかに記載のガスデポジシ
    ョン装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU740235B2 (en) * 1999-04-23 2001-11-01 Secretary Of Agency Of Industrial Science And Technology Method of forming shaped body of brittle ultra fine particle with mechanical impact force and without heating the shaped body
JP4560177B2 (ja) * 2000-06-14 2010-10-13 キヤノン株式会社 膜形成装置及び膜形成方法

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