JPH11152481A - 気流層ガス化炉の石炭供給装置 - Google Patents

気流層ガス化炉の石炭供給装置

Info

Publication number
JPH11152481A
JPH11152481A JP32102897A JP32102897A JPH11152481A JP H11152481 A JPH11152481 A JP H11152481A JP 32102897 A JP32102897 A JP 32102897A JP 32102897 A JP32102897 A JP 32102897A JP H11152481 A JPH11152481 A JP H11152481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
feeder
gas
lock hopper
rotary feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32102897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4006798B2 (ja
Inventor
Kunikatsu Yoshida
邦勝 吉田
Akio Ueda
昭雄 植田
Rikuo Yamada
陸雄 山田
Makoto Takeda
誠 竹田
Fumihiko Hanayama
文彦 花山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP32102897A priority Critical patent/JP4006798B2/ja
Publication of JPH11152481A publication Critical patent/JPH11152481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4006798B2 publication Critical patent/JP4006798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]
    • Y02E20/18Integrated gasification combined cycle [IGCC], e.g. combined with carbon capture and storage [CCS]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分配器からの石炭搬送ラインの分岐数を増や
すことなく、上段バーナ及び下段バーナ用のロックホッ
パシステムを共通化する。 【解決手段】 ガス化室2に装着された上段バーナ6,
6´及び下段バーナ7,7´のそれぞれに石炭搬送ライ
ン29,29´又は石炭搬送ライン30,30´を接続
し、それぞれの石炭搬送ライン29,29´又は石炭搬
送ライン30,30´と連通する少なくともロータリー
フィーダ12よりなるロックホッパシステムを備えた気
流層ガス化炉の石炭供給装置であって、ロックホッパシ
ステムは、一系統のバクフィルタ8、常圧ホッパ9、ロ
ックホッパ10及びロータリーフィーダ12等よりな
り、ロータリーフィーダ12は、それぞれの石炭搬送ラ
イン29,29´及び石炭搬送ライン30,30´と連
通するように石炭吐出口が二つの石炭吐出口50c,5
0dに分割される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気流層ガス化炉に
係り、特にロックホッパ式の気流層ガス化炉の石炭供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石油危機以来、燃料多様化の流れの中
で、石炭の利用技術開発が進められている。その中で
も、石炭ガス化複合発電システムは、従来型の微粉炭焚
火力発電システムよりも高いエネルギー効率が期待され
ている。石炭ガス化複合発電システムは、石炭ガス化炉
で製造した燃料ガスでガスタービンを駆動して発電する
ものである。また、石炭ガス化炉で製造した水素含有ガ
スを精製して燃料電池発電システムの原料として供給す
るシステムもある。このシステムの中核をなす石炭ガス
化炉は、現在、種々の形式のものが提案され、開発され
つつある。さらに、その中でも、石炭の灰分を溶融スラ
グとして生成ガスから分離し、炉外へ排出することを特
徴とする気流層式石炭ガス化方法は、別名スラッキング
ガス化法とも呼ばれ、エネルギー効率が高く、灰処理等
の環境対応の面でも優れている。気流層石炭ガス化炉
(気流層ガス化炉)においては、石炭と酸素等のガス化
剤を高温で反応させ、一酸化炭素(CO)及び水素(H
2)等の有用なガスを生成させるとともに、石炭の灰分
を溶融させ、流動性を有する液状のスラグとしてガス化
室の外へ排出させている。図5に気流層石炭ガス化炉の
構造例を示す。図5に示した気流層石炭ガス化炉は、主
として、ガス化室2、熱回収室3及びスラグ冷却室4よ
りなり、これらが圧力容器1の中に納められた構造とな
っている。ガス化室2の上部はスロート状になってお
り、熱回収室3に連なってその上方へ生成ガス32を放
出させる。ガス化室2の下部はスラグ流下口となってお
り、スラグ冷却室4に連なっている。スラグ冷却室4の
底部には、スラグ流下口から流下してくる溶融スラグ4
2を冷却し、固化するための冷却水5が保有されてい
る。そして冷却された固化スラグ33は排出口より下方
へ排出される。図5の例では、このガス化室2に石炭と
酸素供給ライン40,40´及び酸素供給ライン41,
41´からの酸素等のガス化剤を供給するためのバーナ
群が上下2段に配置されており、上段バーナ群(上段バ
ーナ)6,6´と下段バーナ群(下段バーナ)7,7´
とで、石炭と酸素の比率を変え、ガス化室2内の温度、
ガス濃度及び流速分布等を制御し、安定したスラグの流
出と高効率なガス化反応とを両立させている。
【0003】通常、石炭は常圧下で粉砕されるため、加
圧状態にあるガス化室に連続的に石炭を供給するには特
別な工夫を要し、例えば、図5に示すロックホッパシス
テムが用いられる。ロックホッパシステムは、通常、バ
グフィルタ8、常圧ホッパ9、ロックホッパ10、供給
ホッパ11及びロータリーフィーダ12よりなる。そし
て上段バーナ群と下段バーナ群とで石炭と酸素の比率を
変える等の制御を容易にするため、上段バーナ群及び下
段バーナ群に各々付設されている。それぞれの系統にお
いて、ロータリーフィーダ12の後流には、加速器1
3、分配器17,18が配されている。下段バーナ群
7,7´に連なる系統を例にとると、ロックホッパシス
テムにおける石炭の供給は以下のように実施される。
【0004】常圧下で粉砕され、微粉となった石炭(微
粉炭)は、石炭供給ライン31aから搬送用の窒素とと
もにバグフィルタ8aに導入され、微粉炭20aと窒素
が分離される。分離された窒素は、排窒素ライン19に
放出される。一方、微粉炭20aは、バグフィルタ8a
の下部に位置する常圧ホッパ9aに蓄えられる。ロック
ホッパ10aは、常圧ホッパ9aの下部に位置してお
り、加圧用窒素ライン23a及び窒素放出ライン24a
が付設されている。またロックホッパ10aの下部に
は、供給ホッパ11aがあり、供給ホッパ11aにも加
圧用窒素ライン26aが付設される。加圧用窒素ライン
26aの弁25aは、常時開いており、供給ホッパ11
aは常に加圧状態にある。常圧ホッパ9aから供給ホッ
パ11aに微粉炭20aを移すには、以下のように操作
する。
【0005】1)ロックホッパ10aの下部に位置する
弁15a及び加圧用窒素ライン23aの弁21aを閉
じ、窒素放出ライン24aの弁22aを開いてロックホ
ッパ10a内を常圧にする。
【0006】2)弁14aを開いて、常圧ホッパ9aか
らロックホッパ10aに微粉炭20aを移動させる。
【0007】3)弁14a及び弁22aを閉じ、弁21
aを開いてロックホッパ10a内を加圧状態にする。
【0008】4)ロックホッパ10a内の圧力が供給ホ
ッパ11a内の圧力と等しくなったら、弁15aを開
き、ロックホッパ10aから供給ホッパ11aに微粉炭
20aを移動させる。
【0009】5)ロックホッパ10aから供給ホッパ1
1aへの微粉炭20aの移動操作が終了したら、弁15
aを閉じ、前記1)〜4)の操作を繰り返す。
【0010】これにより、供給ホッパ11aは常時加圧
状態であるにもかかわらず、常に微粉炭20aで満たさ
れている状態を維持することができる。弁16aはガス
化炉運転中には開かれており、ロータリフィーダ12a
には、連続して微粉炭20aが石炭供給口56aより供
給されることになる。ロータリフィーダ12aは、バー
ナに供給する微粉炭20aの量を、ロータ51aの回転
数により制御するものである。ロータリフィーダ12a
の石炭吐出口50aを出た微粉炭20aは、加速器13
aに入り、搬送窒素27aと混合されて、石炭搬送ライ
ン28aを経て下段バーナ群の分配器17に至る。一般
に、濃度の高い固気二相流の均等分配には、高度な技術
を要し、分配器17から個々のバーナに至る搬送ライン
29,29´の長さの違い等に起因するわずかな圧力損
失の差であっても、その配分流量が異なることがある。
そのため分配器17から個々のバーナに至る搬送ライン
の長さをそろえる等の工夫をする必要があり、また一つ
の分配器17からあまり多数のバーナへ分岐するのは好
ましいことではない。上段バーナ群6,6´に連なる系
統もその構成、作用は同じである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の気流層ガス化炉
の石炭供給装置にあっては、上段バーナ群と下段バーナ
群とで、石炭と酸素の比率を変え、ガス化室内の温度、
ガス濃度及び流速分布等を制御し、安定したスラグの排
出と高効率なガス化反応とを両立させる必要から、上段
バーナ群と下段バーナ群とに、それぞれロックホッパシ
ステムが付設されているが、このロックホッパシステム
は構成、操作とも複雑であり、また費用の面からも上段
バーナ群と下段バーナ群とで共通化できればよく、分配
器からの分岐数を増やせば可能となるが、一つの分配器
からあまり多数のバーナへ分岐するのは好ましくない。
またロックホッパシステムは、常圧ホッパからロックホ
ッパへ、さらに供給ホッパへと微粉炭を移動させるが、
この移動はもっぱら粉体圧すなわち重力によって起こる
ものであり、しばしばホッパ抜き出し部分における閉塞
トラブルが生じる。
【0012】本発明の課題は、分配器からの分岐数を増
やすことなく、上段バーナ及び下段バーナ用のロックホ
ッパを共通化した気流層ガス化炉の石炭供給装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明に係る気流層ガス化炉の石炭供給装置は、ガ
ス化室の上段バーナ及び下段バーナのそれぞれに石炭搬
送ラインを接続し、それぞれの石炭搬送ラインと連通す
る少なくともロータリーフィーダよりなるロックホッパ
システムを備えた気流層ガス化炉の石炭供給装置におい
て、ロックホッパシステムは、一系統の少なくともロー
タリーフィーダよりなり、ロータリーフィーダは、それ
ぞれの石炭搬送ラインと連通するように石炭吐出口が分
割される構成とする。
【0014】そしてロータリーフィーダは、分割された
それぞれの石炭吐出口の面積比を調整可能な調整機構を
具備している構成でもよい。
【0015】また調整機構は、石炭吐出口を分割するよ
うに配設された分割板により形成される構成でもよい。
【0016】さらに分割板は、一端が回動されかつその
回動角度が変化可能になるように他端が軸支される構成
でもよい。
【0017】そしてロータリーフィーダは、石炭供給口
が入口分割壁により分割されるとともに、分割されたそ
れぞれの石炭供給口にロータが内設される構成でもよ
い。
【0018】本発明によれば、一系統のロックホッパシ
ステムのみが設けられ、各石炭搬送ラインに連通するよ
うにロータリーフィーダの石炭吐出口が分割され、かつ
各石炭吐出口の面積比が変えられるので、供給される微
粉炭の総供給量を保持したまま、上段バーナと下段バー
ナとに供給される微粉炭量の比率が調整される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1を参
照しながら説明する。図1に示すように、ガス化室2に
装着された上段バーナ6,6´及び下段バーナ7,7´
のそれぞれに石炭搬送ライン29,29´又は石炭搬送
ライン30,30´を接続し、それぞれの石炭搬送ライ
ン29,29´又は石炭搬送ライン30,30´と連通
する少なくともロータリーフィーダ12よりなるロック
ホッパシステムを備えた気流層ガス化炉の石炭供給装置
であって、ロックホッパシステムは、一系統の少なくと
もバクフィルタ8、常圧ホッパ9、ロックホッパ10及
びロータリーフィーダ12よりなり、ロータリーフィー
ダ12は、それぞれの石炭搬送ライン29,29´及び
石炭搬送ライン30,30´と連通するように石炭吐出
口が二つの石炭吐出口50c,50dに分割される構成
とする。
【0020】そしてロータリーフィーダは、分割された
それぞれの石炭吐出口50c,50dの面積比を調整可
能な調整機構を具備しており、調整機構は、石炭吐出口
50をそれぞれの石炭吐出口50c,50dに分割する
ように配設された分割板53により形成される。さらに
分割板53は、一端が回動されかつその回動角度βが変
化可能になるように他端が石炭吐出口50の側壁に軸支
されるものとする。
【0021】すなわち本発明では、上段バーナ群及び下
段バーナ群に共通な一系統のロックホッパシステムを有
しており、このロックホッパシステムのロータリーフィ
ーダ12の下部に石炭吐出口50が配されており、石炭
吐出口50の後流に加速器13が配されている。石炭吐
出口50が石炭吐出口50c,50dに分割された際の
加速器13は、下段バーナ群7,7´の系統に連なる加
速器13aと上段バーナ群6,6´に連なる加速器13
bとが隣接して配置してある。加速器13a,13bの
隣接部分には支点軸54を配し、支点軸54に調整機構
の分割板53を取付け、石炭吐出口50を、分割板53
によって石炭吐出口50c,50dに分割できる構造に
なっている。
【0022】そして支点軸54は石炭吐出口50の側壁
を貫通しているが、その貫通部には図2に示す軸受58
及びシール機構59が設けてあり、支点軸54は外部か
ら回動させることができる構造にしてある。したがつて
支点軸54に取付けてある分割板53は、支点軸54を
石炭吐出口50の外部から回動させることにより、支点
軸54を中心に定められた回動角度βの範囲で、その回
動角度を変えることができるようになっている。加速器
13a,13bから上段バーナ群及び下段バーナ群に至
る系統は従来技術と同じである。
【0023】次にこの一実施の形態の構成部分の相互関
係及び作用を説明する。ロータリーフィーダ12には供
給ホッパ11から微粉炭20が供給される。上段バーナ
群6,6´と下段バーナ群7,7´に送られる微粉炭2
0の総供給量は、ロータリーフィーダ12のロータ51
を駆動するモータ52の回転数によって調整される。次
に図3に示すように、総供給量を調整されかつ分割され
た微粉炭55は、ロータリーフィーダ12の直下部から
石炭吐出口50に供給される。この時、分割板53の回
動角度βを調整することにより、石炭吐出口50c,5
0dの面積比を変えることができ、上段バーナ群6,6
´に連なる加速器13bと、下段バーナ群7,7´に連
なる加速器13aのそれぞれに供給される微粉炭の量を
変えることができる。すなわち微粉炭の総供給量を保持
したまま、上段バーナ群と下段バーナ群に供給する微粉
炭量の比率を調整することができる。また各ホッパは一
系統のみのため当然大型化されているが、そのため粉体
圧が上昇するとともに、各ホッパ底部の微粉炭抜き出し
部配管径も大型化されており、微粉炭粒子の移動時の閉
塞トラブルを未然に防ぐことができる。
【0024】本発明の他の実施の形態を図4に示す。図
1に示す実施の形態と異なる個所は、ロータリーフィー
ダ62の石炭供給口56が、入口分割壁57により石炭
供給口56a,56bに分割されるとともに、入口分割
壁57で仕切られた石炭供給口56a,56bの下部に
は、それぞれロータ51a,51bが内設される構成で
ある。ロータ51a,51bのそれぞれの下部は、それ
ぞれ下段バーナ群7,7´に連なる加速器13a及び上
段バーナ群6,6´に連なる加速器13bに接続されて
おり、分割された微粉炭55a,55bとともに搬送窒
素27a,27bが供給される。この他の実施の形態で
は、各々のバーナ系統に連なるロータ51a,51bの
回転数を変えることにより、微粉炭の総供給量及び上段
バーナ群と下段バーナ群の供給量の比率を制御すること
ができる。この他の実施の形態によれば、ロータの回転
数を変えるのみで前記作用が得られるので自動制御への
組込みが容易となる等の特有の効果も派生する。
【0025】本発明によれば、一系統のロックホッパシ
ステムを備えるのみで、一つの分配器からの石炭搬送ラ
インの分岐数を増すこともなく、上段バーナと下段バー
ナとで石炭と酸素の比率を変え、ガス化室内の温度、ガ
ス濃度及び流速分布等を制御し、安定したスラグの排出
と高効率なガス化反応とを両立させることが可能となる
ため、設備費の低減を図ることができる。さらに各ホッ
パ底部の微粉炭抜き出し部における閉塞トラブルを防止
できるだけでなく、ロックホッパシステムの数が少ない
分、起動操作を含む運転操作に必要な労力も低減でき
る。また上段バーナと下段バーナのロックホッパシステ
ムが共通化されており、供給ホッパの圧力が同じである
ため、上段バーナ及び下段バーナのそれぞれの系統にお
ける圧力バランスの調整も容易であり、より安定した微
粉炭の配分及び供給が可能となる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、一系統のロックホッパ
システムのみを備えたため、運転操作の労力及び設備費
が低減されるとともに、ロックホッパシステムが共通化
され、上段バーナ及び下段バーナのそれぞれの系統にお
ける圧力バランスの調整が容易となり、安定した微粉炭
の配分及び供給が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1に示すA・A線の断面図である。
【図3】図1に示すB・B線の部分断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す構成図である。
【図5】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 圧力容器 23,26 加
圧用窒素ライン 2 ガス化室 24 窒素放出
ライン 3 熱回収室 27 搬送窒素 4 スラグ冷却室 28,29,3
0 石炭搬送ライン 5 冷却水 31 石炭供給
ライン 6,6´ 上段バーナ群 32 生成ガス 7,7´ 下段バーナ群 33 固化スラ
グ 8 バグフィルタ 40,41 酸
素供給ライン 9 常圧ホッパ 42 溶融スラ
グ 10 ロックホッパ 50 石炭吐出
口 11 供給ホッパ 51 ロータ 12,62 ロータリーフィーダ 52 モータ 13 加速器 53 分割板 14,15,16 弁 54 支点軸 17,18 分配器 56 石炭供給
口 19 排窒素ライン 57 入口分割
壁 20,55 微粉炭 58 軸受 21,22,25 弁 59 シール機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 誠 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社呉研究所内 (72)発明者 花山 文彦 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス化室の上段バーナ及び下段バーナの
    それぞれに石炭搬送ラインを接続し、それぞれの石炭搬
    送ラインと連通する少なくともロータリーフィーダより
    なるロックホッパシステムを備えた気流層ガス化炉の石
    炭供給装置において、前記ロックホッパシステムは、一
    系統の少なくともロータリーフィーダよりなり、該ロー
    タリーフィーダは、それぞれの石炭搬送ラインと連通す
    るように石炭吐出口が分割されることを特徴とする気流
    層ガス化炉の石炭供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の気流層ガス化炉の石炭供
    給装置において、ロータリーフィーダは、分割されたそ
    れぞれの石炭吐出口の面積比を調整可能な調整機構を具
    備していることを特徴とする気流層ガス化炉の石炭供給
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の気流層ガス化炉の
    石炭供給装置において、調整機構は、石炭吐出口を分割
    するように配設された分割板により形成されることを特
    徴とする気流層ガス化炉の石炭供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の気流層ガス化
    炉の石炭供給装置において、分割板は、一端が回動され
    かつその回動角度が変化可能になるように他端が軸支さ
    れることを特徴とする気流層ガス化炉の石炭供給装置。
  5. 【請求項5】 ガス化室の上段バーナ及び下段バーナの
    それぞれに石炭搬送ラインを接続し、それぞれの石炭搬
    送ラインと連通する少なくともロータリーフィーダより
    なるロックホッパシステムを備えた気流層ガス化炉の石
    炭供給装置において、それぞれの石炭搬送ラインに連通
    する少なくともロータリーフィーダよりなるロックホッ
    パシステムを備えた気流層ガス化炉の石炭供給装置にお
    いて、前記ロックホッパシステムは、一系統の少なくと
    もロータリーフィーダよりなり、該ロータリーフィーダ
    は、石炭供給口が入口分割壁により分割されるととも
    に、分割されたそれぞれの石炭供給口にロータが内設さ
    れることを特徴とする気流層ガス化炉の石炭供給装置。
JP32102897A 1997-11-21 1997-11-21 気流層ガス化炉の石炭供給装置 Expired - Fee Related JP4006798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32102897A JP4006798B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 気流層ガス化炉の石炭供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32102897A JP4006798B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 気流層ガス化炉の石炭供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11152481A true JPH11152481A (ja) 1999-06-08
JP4006798B2 JP4006798B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=18128000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32102897A Expired - Fee Related JP4006798B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 気流層ガス化炉の石炭供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4006798B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100450901C (zh) * 2005-07-11 2009-01-14 西安热工研究院有限公司 一种多支路出料的干煤粉加压密相输送装置
JP2013151577A (ja) * 2011-11-07 2013-08-08 General Electric Co <Ge> 固体粉末を加工処理するシステムと方法
CN103303681A (zh) * 2013-06-07 2013-09-18 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 一种粉煤加压输送系统及工艺
CN103787085A (zh) * 2014-02-25 2014-05-14 上海捷世欧国际贸易有限公司 一种机械式粉煤加压装置及连续输送系统及连续输送方法
US9267085B2 (en) 2010-11-02 2016-02-23 General Electric Company Systems and methods for processing solid powders

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100450901C (zh) * 2005-07-11 2009-01-14 西安热工研究院有限公司 一种多支路出料的干煤粉加压密相输送装置
US9267085B2 (en) 2010-11-02 2016-02-23 General Electric Company Systems and methods for processing solid powders
JP2013151577A (ja) * 2011-11-07 2013-08-08 General Electric Co <Ge> 固体粉末を加工処理するシステムと方法
CN103303681A (zh) * 2013-06-07 2013-09-18 北京神雾环境能源科技集团股份有限公司 一种粉煤加压输送系统及工艺
CN103787085A (zh) * 2014-02-25 2014-05-14 上海捷世欧国际贸易有限公司 一种机械式粉煤加压装置及连续输送系统及连续输送方法
CN103787085B (zh) * 2014-02-25 2015-10-28 航天长征化学工程股份有限公司 一种机械式粉煤加压装置及连续输送系统及连续输送方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4006798B2 (ja) 2007-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5688296A (en) Control system for IGCC&#39;s
KR100590973B1 (ko) 바이오매스 가스화 가스를 이용한 메탄올 합성 장치 및 이의 사용방법
US20090173005A1 (en) Feed System
JP4006798B2 (ja) 気流層ガス化炉の石炭供給装置
KR20000015802A (ko) 석탄 가스화 장치, 석탄 가스화 방법 및 석탄 가스화 복합 발전시스템
JPH0967582A (ja) 水素・一酸化炭素混合ガスの製造方法及び製造装置
JP3977890B2 (ja) ガス化発電システム
JP2000119666A (ja) 石炭ガス化炉用微粉炭供給システム
EP0249233A2 (en) Coal gasification process and apparatus therefor
JP2002161283A (ja) 石炭ガス化装置の起動方法
JP2001226682A (ja) 微粉固体炭素質原料供給装置
JP2002088379A (ja) バイオマスガス化装置およびバイオマスガス化装置が装備されたメタノール製造装置
JPH03137192A (ja) 石炭ガス化装置
CN2562081Y (zh) 中置式成型垃圾气化炉
JPH10287886A (ja) スラグ排出方法及び該方法を用いる装置
JPH10330767A (ja) 石炭ガス化装置及び該装置の制御方法
JP2001059092A (ja) 気流層石炭ガス化装置
JPH0995685A (ja) 気流層ガス化装置
JPH083104B2 (ja) 石炭ガス化炉用バ−ナ装置
JPS63183992A (ja) Psaによる石炭ガス化方法及び装置
JPS63254192A (ja) 噴流層型石炭ガス化炉の運転方法
JP2759190B2 (ja) 噴流層型石炭ガス化装置
JPH1122485A (ja) 石炭ガス化発電方法及び発電プラント
SU1581748A1 (ru) Устройство дл получени чугуна из железосодержащей шихты &#34;БАС-домна
JPS60110786A (ja) 石炭ガス化炉の運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A521 Written amendment

Effective date: 20060320

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070605

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20070820

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees