JPH11151538A - デッキプレートの製造装置 - Google Patents

デッキプレートの製造装置

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JPH11151538A
JPH11151538A JP31802597A JP31802597A JPH11151538A JP H11151538 A JPH11151538 A JP H11151538A JP 31802597 A JP31802597 A JP 31802597A JP 31802597 A JP31802597 A JP 31802597A JP H11151538 A JPH11151538 A JP H11151538A
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンドクローズ型のデッキプレートを合理的に
製造する。 【解決手段】ロール成形部Bに於いて被加工材に対し移
送方向(矢印a方向)に沿ったリブ1、平面部2、係止
片3を形成し、成形切断部Cに移送する。成形切断部C
では、プリパンチ13によって係止片3に切欠部5を形成
し、本体部20では、上板25に間に上部切断刃32を設けた
上部成形型31aを固着し、台車22の上面に下部成形面31
b、凸型33、下部切断刃34を設ける。油圧シリンダー27
を駆動して上板25を下降させ、上部切断刃32によってリ
ブ1の頂部1aを部分的に切断しつつ、引き続き上部成
形型31aによってリブ1を押圧して偏平状に成形し、同
時に各切断刃32、34の協同によって被加工材を切断す
る。これにより、長尺状の被加工材から切り離されたデ
ッキプレートAを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、突起形成方向の両
端部を偏平状に成形した所謂エンドクローズデッキプレ
ートを合理的に製造することが出来るデッキプレートの
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄骨躯体を持った建築物では、梁にデッ
キプレートを載置すると共に該デッキプレートにモルタ
ルを打設して床を構成することが行われている。このよ
うなデッキプレートでは、幅方向の端部に係止片と係止
溝が形成されると共に特殊な形状を持った突起(リブ)
が連続的に成形され、複数のデッキプレートを梁に載置
したとき、隣接したデッキプレートの係止片と係止溝を
係合させて連結している。
【0003】またデッキプレートは、リブが全長にわた
って形成されたもの(オープンエンド)と、長手方向の
両端部位のリブが所定長さにわたって偏平状につぶされ
たもの(エンドクローズ)とが提供され、夫々選択的に
使用されている。
【0004】エンドクローズデッキプレートを製造する
装置を図8により説明する。図に於いて、長尺状の被加
工材はロールフォーミングライン51を通過することで、
複数のリブを有する所定の形状に成型され、切断装置52
によって予め設定された長さに切断される。切断装置52
を通過したデッキプレートは所謂オープンエンドであ
り、その後、前記切断装置52と同一ライン上のコンベア
53によって移送され、該コンベア53の両側に設置した各
二台のプレス装置54によって該オープンエンドのデッキ
プレートの両端部を独立して偏平状にプレス成形し、更
に、プレス装置54の近傍に設けた切断装置によって、既
にプレス成型された端部をトリミングし、更にコンベア
55によって結束作業場56に移送されて所定数で結束され
て出荷される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き従来のエン
ドクローズデッキプレートの製造方法では、一時的にオ
ープンエンドのデッキプレートを製造し、この製造ライ
ンに沿って設置したプレス装置によって前記デッキプレ
ートの両端部を独立して成型している。即ち、2工程の
プレス作業によってオープンエンドのデッキプレートの
長手方向の両端部を偏平状に成型している。このため、
作業に時間が掛かると共に人工が掛かり、製造コストを
低減するのに限界があるという問題がある。
【0006】また端部を偏平状にプレス成形したとき、
リブの変形に伴って、素材が端部からはみ出して直線を
維持することが出来ないという問題がある。このため、
寸法精度を維持することが出来ず、プレス成形後に再度
トリミングのための切断を実施せざるを得ないという問
題を派生している。
【0007】本発明の目的は、エンドクローズデッキプ
レートを製造するに際し、省力化をはかると共に寸法精
度の向上をはかることが出来るデッキプレートの製造装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るデッキプレートの製造装置は、幅方向の
一方側に形成された係止片と、他方側に形成された前記
係止片を受け入れる係止溝と、前記係止片と係止溝の間
に形成された突起を有し、且つ突起形成方向の両端部を
偏平状に成形したデッキプレートを製造するための装置
であって、被加工材を移送しつつ移送方向に沿って係止
片、係止溝及び突起を形成するロール成形部と、前記ロ
ール成形部を通過して所定の係止片、係止溝及び突起が
成形された被加工材を横断して配置され該被加工材に形
成された係止片を所定長さで切断するプリパンチを含み
且つ該被加工材を所定の範囲で偏平状に成形すると共に
成形部位の略中央で切断する成形切断部と、前記成形切
断部材を被加工材の移送の移送方向に沿って移動させる
移動手段とを有して構成されるものである。
【0009】上記デッキプレートの製造装置では、被加
工材を移送しつつロール成形部を通過させることで、移
送方向に沿って幅方向の両端に係止片と係止溝を連続的
に形成すると共に所定の形状を持った突起(以下、「リ
ブ」という)を連続的に形成し、ロール成型部に連続し
て設けられた成型切断部を構成するプリパンチによって
被加工材に形成された係止片を目的のエンドクローズデ
ッキプレートの長さに対応したピッチで、且つ予め設定
された長さで切断し、更に、成形切断部の本体部に於い
て被加工材を横断して偏平状のプレス成形を施すと共に
該成形部位に於ける移送方向の略中央を切断すること
で、一連の移送過程でエンドクローズのデッキプレート
を製造することが出来る。
【0010】このため、オープンエンドのデッキプレー
トの両端部を独立してプレスしてエンドクローズデッキ
プレートを製造する従来の技術と比較して、人工を軽減
すると共に製造に要する時間を短縮することが出来る。
特に、且つロール成型部から連続したライン上にプリパ
ンチ、本体部からなる成型切断部を配置することによっ
て、被加工材の流れを阻害することなく省力化をはかる
ことが出来る。
【0011】上記デッキプレートの製造装置に於いて、
成形切断部がデッキプレートをリブの形成方向に対し直
交方向に配置された切断刃と、前記切断刃に沿って両側
に配置された成形型とを有することが好ましく、更に、
切断刃がデッキプレートのリブに対応した頂部を有する
鋸刃状に形成されたものであることが好ましい。
【0012】上記の如く構成された製造装置では、成形
切断部を一度作動させることによって、移送方向に連続
した2枚のデッキプレートの端部を所定長さで同時に成
形すると共に切断して切り離すことが出来る。このた
め、作業を単純化することが出来る。
【0013】また切断刃をデッキプレートのリブに対応
した頂部を有する鋸刃状とすることによって、成形切断
時に最初に頂部に切断傷を付けることが出来るため、成
形時の抵抗を軽減することが可能となり、小さい力でリ
ブを偏平状に成形することが出来る。また切断された端
部が切断刃によって拘束されるため、該端部の直線性を
保証することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、上記デッキプレートの製造
装置の好ましい実施形態について図を用いて説明する。
図1はデッキプレートの製造装置の構成を示すレイアウ
ト図、図2は成形切断部の構成を説明する側面図、図3
は成形切断部の正面図、図4は成形切断部に於ける成形
型と切断刃の関係を説明する図、図5はロール成型され
た被加工材に切欠部を形成し且つ偏平状に成型すると共
に切断する順序を説明する模式図、図6は目的のエンド
クローズデッキプレートの端部構造を説明する裏面側の
斜視図、図7はエンドクローズデッキプレートを接続す
る状態を説明する模式図である。
【0015】先ず、図6、図7により目的のデッキプレ
ートAの構造、及びデッキプレートAを接続する状態に
ついて説明する。デッキプレートAは、所定の幅寸法と
厚さを持った鋼板からなる被加工材を幅方向に折り曲げ
て、複数のリブ1と、複数のエンボス部2aを有する平
面部2とが形成されている。リブ1の形状及び寸法、数
等は一義的に設定されるものではなく、目的のデッキプ
レートAの仕様に応じて異なる種類が設定されている。
【0016】本実施例に於いて、デッキプレートAは3
本のリブ1を有しており、このリブ1は、平坦な面を有
し且つ断面が三角形状に形成された頂部1aと、2枚の
被加工材を重ね合わせたウエブ1bとによって構成され
ている。また各平面部2には所定のピッチで複数のエン
ボス部2aが形成され、幅方向の端部には所定高さを持
って折り曲げ成型された係止片3が形成されている。
【0017】リブ1、係止片3は被加工材の移送方向で
ある長手方向に沿って連続的に形成されている。特に、
係止片3が形成された端部とは反対側のリブ1に於ける
ウエブ1bと平面部2との交差する部位に、隣接する他
のデッキプレートAに形成された係止片3と係合する係
止溝6が形成されている。
【0018】デッキプレートAは予め設定された長さを
有し、且つ長手方向の端部4は偏平状に成形して構成さ
れている。即ち、端部4では、リブ1のウエブ1bが座
屈して折り曲げられると共に、平面部2にはリブ1を偏
平状に成形したときの厚さと略等しい寸法を持った凹部
2bが形成され、該凹部2bには釘穴7が形成されてて
いる。前記の如く成形された端部4は、頂部1aが平面
部2に接近すると共に平面部2に凸部2bが形成される
ことで、該端部4の見掛け上の厚さはリブ1の形成部位
及び平面部2共に略等しくなるように構成されている。
【0019】デッキプレートAの長手方向の端部を偏平
状に成型したとき、この成型に伴って係止溝6が閉塞
し、複数のデッキプレートAを隣接させた場合、一方の
デッキプレートAの係止片3を係合し得なくなる。この
ため、係止片3には端部4から所定長さ範囲にわたって
切欠部5が形成されている。
【0020】従って、デッキプレートAを、鉄骨躯体か
らなる建築物の梁に対しリブ1が下面になるように端部
4を載置すると共に溶接等の手段で固定し、更に、平面
部2の上面(図6の反対側の面)にモルタルを打設する
ことで床を構成することが可能である。
【0021】次に、上記デッキプレートAを製造する装
置について図1〜図4により説明する。
【0022】図に示すデッキプレートの製造装置は、長
尺状の被加工材を移送しつつ移送方向に沿ってリブ1及
び平面部2を成形するロール成形部Bと、ロール成形部
Bでリブ1及び平面部2を成形した長尺状の被加工材を
予め設定された長さに対応した部位で係止片3を切断し
且つ偏平状に成形すると共に切断する成形切断部Cとを
有して構成されている。
【0023】ロール成形部Bは、被加工材を矢印a方向
に移送しつつ幅方向に折り曲げてリブ1、平面部2及び
係止片3を成形するものであり、多数の成形ロールを直
列に配置し、これらのロールを通過する毎に加工率を上
昇させて目的の形状に成形し得るように構成されてい
る。このロール成形部Bは、公知のロールフォーミング
装置を用いている。
【0024】本発明に於いて被加工材の長さを限定する
ものではない。しかし、製造の段取りの合理化や歩留り
を考慮したとき、被加工材としては長尺状であることが
好ましく、コイル状に巻き付けた状態の素材であること
が望ましい。
【0025】このため、本実施例では、ロール成形部B
の最上流側にアンコイラー11を設置し、該アンコイラー
11にコイル状の被加工材を装着して巻き戻しつつ、レベ
ラー12を通過させて矯正した被加工材をロール成形部B
に供給し得るように構成している。
【0026】ロール成形部Bの下流側には成形切断部C
が設けられている。この成形切断部Cは、リブ1、平面
部2、係止片3を形成した被加工材の前記係止片3の予
め設定された部位に切欠5を形成し、且つ予め設定され
た長さに対応する部位を偏平状に成形すると共に切断し
て所定の長さを有し且つ偏平状の端部4を持ったデッキ
プレートAを形成するものである。
【0027】成型切断部Cの最も上流側にプリパンチ13
が設けられている。このプリパンチ13は、デッキプレー
トAの幅方向の一方の端部に沿って形成された係止片3
に端部4側から所定長さにわたる切欠部5を形成すると
共に釘穴7を形成する機能を有するものである。
【0028】プリパンチ13は打ち抜きプレスとして構成
されており、被加工材の矢印a方向への移送と同期して
移送され、この移送過程でパンチ本体13aを駆動して係
止片3に切欠部5を形成し得るように構成されている
(図5参照)。そして、係止片3に切欠部5を形成した
後、駆動部13bを作動させることで引き戻され、初期位
置に復帰し得るように構成されている。
【0029】またプリパンチ13の下流側には切断成型部
Cの本体部20が設けられている。この本体部20は、被加
工材の移送に伴って同一方向に同速度で移動しつつ、所
定部位の成形と切断を実施し得るプレス装置として構成
されている。
【0030】プリパンチ13と本体部20は同期して或いは
非同期で駆動することが可能である。即ち、両者を同期
して駆動する場合、トリガ信号は一つで良い。このた
め、ライン上の所定の位置を原点として図示しないセン
サーを設け、このセンサーの信号が発生したとき、プリ
パンチ13、本体部20を駆動することで、被加工材に対
し、係止片3に切欠部5を形成し、且つ所定位置を偏平
状に成型すると共に切断する作業を同時に実施すること
が可能である。また非同期で駆動する場合には、プリパ
ンチ13、本体部20に対応させたセンサーを互いに独立さ
せて設けておき、これらのセンサーから発生する信号に
応じて夫々独立して駆動することとなる。
【0031】本実施例では、プリパンチ13と本体部20を
同期して駆動している。
【0032】本体部20は、高い剛性を有し且つ一対のレ
ール21に沿って往復移動可能に構成された台車22と、台
車22を駆動する駆動装置23と、台車22に対し上下方向に
起立して設けた4本のマスト24と、マスト24に固定され
上部成形型31aと上部切断刃32を固着した上板25と、台
車22に取り付けられマスト24に固定された底板26を昇降
させることで上板25、上部成形型31a、上部切断刃32を
昇降させる油圧シリンダー27とを有して構成されてい
る。
【0033】台車22は油圧シリンダー27を駆動して上板
25を下降させることで、被加工材に形成されたリブ1の
頂部1aを上部切断刃32によって押圧したとき、被加工
材の移送に伴って該上部切断刃32に作用する矢印a方向
の力を受けてレール21に沿って同方向に移動する。そし
て被加工材に対する成形切断が終了したとき、駆動装置
23に駆動されて矢印a方向の反対方向である矢印b方向
に移動して初期位置に戻る。
【0034】駆動装置23は所定の加工が終了した台車22
を初期位置に戻す機能を有するものであれば良く、構造
を限定するものではない。本実施例ではラックピニオン
を用いて駆動装置23を構成している。
【0035】上板25の下面には、被加工材の移送方向に
対し直交する方向に該移送方向の上流側と下流側に対称
形の上部成形型31aが固定され、これらの上部成形型31
aの間に上部切断刃32が固定されている。また台車22の
上面には前記上部成形型31aと対向する部位に平坦な下
部成形面31bが形成されており、デッキプレートAの平
面部2に対応する位置に凸部2bを成形する凸型33が設
けられている。そして凸型33の間に上部切断刃32と協同
して被加工材を切断する一対の下部切断刃34が設けられ
ている。また上部切断刃32には、被加工材に形成された
リブ1に対向した位置に頂部32aを有する鋸刃状に形成
されている。
【0036】上記の如く構成された成形切断部Cでは、
図5に示すように、ロール成形部Bでリブ1及び平面部
2が形成された長尺状の被加工材が矢印a方向に移送さ
れ、図示しないセンサーによって予め設定された条件と
一致したことを検出して信号が発生すると、この信号に
応じてプリパンチ13が作動し、被加工材に形成された係
止片3を所定の長さ(デッキプレートAに於ける切欠5
の2倍の寸法)で切断し、2枚のデッキプレートAに跨
がった切欠5を形成する。同時に、本体部20の油圧シリ
ンダー27が駆動されて上板25が下降し、これに伴って上
部成形型31、上部切断刃32が下降を開始する。
【0037】そして、上部切断刃32の頂部32aがリブ1
の頂部1aを部分的に傷付けることによってリブ1は剛
性が低下し、引き続く上板25の下降に伴って、上部成形
型31が既に部分的に切断されたリブ1を押圧することに
よって偏平状に成形する。同時に、上部切断刃32は一対
の下部切断刃34の間に形成された間隙に侵入し、両者の
協同によるシヤリング加工によって切断することが可能
である。
【0038】上記の如くして矢印a方向の下流側にある
被加工材は長尺状の部分から切り離されてエンドクロー
ズのデッキプレートAとなる。即ち、デッキプレートA
が製造される。
【0039】上記の如く、リブ1の頂部1aに対する切
断の開始に引き続く上板25の下降に伴って、上部成形型
31が頂部1aを押圧してウエブ1bが座屈し、これによ
り、リブ1が偏平状に成形される。この成形時に、被加
工材の切断部位は端縁が上部切断刃32によって拘束され
るため、挙動の自由度を有していない。このため、切断
によって製造されたデッキプレートAの端部4に於ける
端縁は高い直線性を保持し、再度トリミング切断するよ
うな必要がない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
デッキプレートの製造装置では、ロール成形部によって
突起及び係止片を形成した被加工材に対し、成形切断部
によって係止片に切欠を形成し、且つ突起を偏平に成形
すると共に切断することが出来る。このため、ロール成
形から引き続く一連のラインでエンドクローズデッキプ
レートを製造することが可能となり、製造の段取りを容
易とし、且つ歩留りを向上することが出来る。このた
め、被加工材の流れを直線とし、段取りに要する工数を
削減すると共に材料の歩留りを向上することが出来る。
【0041】また成形型の間に切断刃を設けたので、長
手方向に連続した2枚のデッキプレートの端部を1ショ
ットで処理することが出来る。このため高度な省力化を
実現することが出来る。
【0042】特に、切断刃を被加工材に形成した突起に
対向する位置に頂部を有する鋸刃状に形成することによ
って、成形切断時には初めに切断刃による突起の切断を
実施することが出来る。このため、突起の剛性が小さく
なり、成形型による突起の成形を小さい力で実現するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】デッキプレートの製造装置の構成を示すレイア
ウト図である。
【図2】成形切断部の構成を説明する側面図である。
【図3】成形切断部の正面図である。
【図4】成形切断部に於ける成形型と切断刃の関係を説
明する図である。
【図5】ロール成型された被加工材に切欠部を形成し且
つ偏平状に成型すると共に切断する順序を説明する模式
図である。
【図6】目的のエンドクローズデッキプレートの端部構
造を説明する裏面側の斜視図である。
【図7】エンドクローズデッキプレートを接続する状態
を説明する模式図である。
【図8】従来のエンドクローズデッキプレートを製造す
るライン構成を説明する図である。
【符号の説明】
A デッキプレート B ロール成形部 C 成形切断部 1 リブ 1a 頂部 1b ウエブ 2 平面部 2a エンボス部 2b 凸部 3 係止片 4 端部 5 切欠部 6 係止溝 7 釘穴 11 アンコイラー 12 レベラー 13 プリパンチ 21 レール 22 台車 23 駆動装置 24 マスト 25 上板 26 底板 27 油圧シリンダー 31a 上部成形型 31b 下部成形面 32 上部切断刃 33 凸型 34 下部切断刃

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向の一方側に形成された係止片と、
    他方側に形成された前記係止片を受け入れる係止溝と、
    前記係止片と係止溝の間に形成された突起を有し、且つ
    突起形成方向の両端部を偏平状に成形したデッキプレー
    トを製造するための装置であって、被加工材を移送しつ
    つ移送方向に沿って係止片、係止溝及び突起を形成する
    ロール成形部と、前記ロール成形部を通過して所定の係
    止片、係止溝及び突起が成形された被加工材を横断して
    配置され該被加工材に形成された係止片を所定長さで切
    断するプリパンチを含み且つ該被加工材を所定の範囲で
    偏平状に成形すると共に成形部位の略中央で切断する成
    形切断部と、前記成形切断部材を被加工材の移送の移送
    方向に沿って移動させる移動手段とを有することを特徴
    とするデッキプレートの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記成形切断部がデッキプレートを突起
    の形成方向に対し直交方向に配置された切断刃と、前記
    切断刃に沿って両側に配置された成形型とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載したデッキプレートの製造
    装置。
  3. 【請求項3】 前記切断刃がデッキプレートの突起に対
    応した頂部を有する鋸刃状に形成されたものであること
    を特徴とする請求項2に記載したデッキプレートの製造
    装置。
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