JPH11151435A - 改良された静的液化バッチ移行方法 - Google Patents

改良された静的液化バッチ移行方法

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JPH11151435A
JPH11151435A JP10252371A JP25237198A JPH11151435A JP H11151435 A JPH11151435 A JP H11151435A JP 10252371 A JP10252371 A JP 10252371A JP 25237198 A JP25237198 A JP 25237198A JP H11151435 A JPH11151435 A JP H11151435A
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flow
batch
mpl
pumping
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JP10252371A
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Jeffrey Michael Owen
ジェフリー・マイケル・オーウェン
Richard Lindsay Herbert
リチャード・リンゼー・ハーバート
Steven D Possanza
スティーブン・ディ・ポサンザ
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Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/025Physical treatment of emulsions, e.g. by ultrasonics, refrigeration, pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/02Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by heating
    • B29B13/022Melting the material to be shaped
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C35/00Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
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    • B29C35/04Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould using liquids, gas or steam
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続するバッチにおいて1つのメルトから次
のメルトへ連続的に行う移行を、正確に制御された割合
又は流量で行う方法を提供する。 【解決手段】 移行の際に、第1の液化装置からの総流
量を連続的に減少させ、第2の液化装置からの総流量を
連続的に増加させ、2つの液化装置からの総流量を一定
に保つ。第1の液化装置の内容物が排出されてしまった
ら、流出物の100%が第2の液化装置からとなるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、写真乳剤
の調製に用いる固形物材料のバッチ式液化、特に連続す
るバッチを部分的に混合して、バッチからバッチへの移
行を円滑に行うことによって、形成する被覆生成物に許
容できない差が生じることを防止する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な乳剤被覆操作には、長期間の塗
布工程の間でバッチからバッチへ円滑に変化させる液体
容器配合が必要とされる。常套の連続液化技術には、急
速な冷却及び/又はペレット化、並びに固形物の形態の
乳剤を前もって配合するための固形物配合装置が必要と
される。この技術は、USP(米国特許)5182190
に記載されている。
【0003】USP5523537には、改良された静
的液化システム(passive liquefaction system)が記
載されている。このシステムにおいては、上側領域及び
下側領域を含むホッパーを有する液化装置が説明されて
いる。上側領域は溶融可能な固形物材料を収容すること
ができ、その中にコイル状のチューブが配されている。
コイル状のチューブを加熱することによって、その上に
載置されている固形物材料を溶かし、液化した生成物が
その間を通過して、ホッパーの下側領域に溜められるよ
うになっており、液化した生成物はその後取り出され
る。この技術をUSP5182190と組み合わせて用
いることによって、まず固形物材料を配合し、ゲル化し
た材料をその後受動的(静的)に液化させることが可能
となる。
【0004】写真フィルムを製造するための典型的な増
感操作において、「長い」塗布工程では、多くのバッチ
を用いて連続的塗布を行う必要がある。ここでの「長
い」とは、操作を行うのに必要とされる時間が長いこと
を意味する。フィルム/紙プラントにおける長い塗布操
作は、2日から3日の操作となる場合がある。専用のプ
ラントにおける長い塗布操作は、1週間から10日続く
こともある。バッチ同士の間での感光度に関するパラメ
ータ(sensitometric parameter)が変動し得るという
ことは珍しいことではない。それぞれのバッチが、連続
的にかつ順次塗布に用いられる場合には、塗布された製
品に許容することができない変動が生じることもあり得
る。連続するバッチの感光度に関するパラメータにおけ
る変動は、塗布される製品において段階的に変化を生じ
るおそれがあり、これは測定される染料のフィードバッ
クシステムによって十分な速さで補正することができな
い可能性がある。この問題点を解決しようとする試み
が、USP5374120に教示されており、それに
は、改良型の静的液体インライン・セグメント式ブレン
ディング及び配合容器、並びに配合及び溶解(又は融
解)などの方法が含まれる。溶解/配合容器を用いるこ
とにより、2又はそれ以上の製品バッチを配合容器に加
えて液化させる。得られる均一な溶液をそれから塗布操
作へ送ることができる。その後、各溶解容器へ同じ成分
を加えることによって、連続的な配合を行う。配合は、
2つの溶解容器を用いて配合容器に混合することによっ
て達成することもできる。配合容器は、2つの溶解容器
から連続的に供給される溶液の受容器として用いること
もできる。これらの方法は、長期間の融解物保持時間
(メルトドリフト(melt drift))及び大量の液化溶液
(廃棄物)などの問題点を有する。メルトドリフトは、
処理時間全体でのメルト(融解物)の感光度におけるド
リフト(変動)を意味する。写真乳剤はあまり安定であ
るとは言えず、溶解容器における液化の保持時間が7時
間までにも及ぶ結果として、乳剤の化学的性質が溶液の
温度によって変化することがあり、従って感光度の変化
が生じ得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】USP5374120
に記載されている改良型の静的液化インラインセグメン
ト式配合装置は、製品の1ないし4バッチを、それぞれ
のバッチをサージポット(surge pot)の中へ同時に液化
させることによって配合するよう構成されている。この
溶液はサージポットの中で容器型ミキサーによって配合
される。この方法は4つのそれぞれのコードラント((qu
adrant)1/4に分割したセクション)において乳剤を
液化させることによって配合を行っている。4つのそれ
ぞれのコードラントの液化速度はほぼ同等である。4つ
のコードラントの全体の液化は、塗布装置の要求に依存
している。移行操作は各25%の4段階で行われ、独立
した溶液の流量は制御されていない。セグメント化した
配合装置は、各25%コードラントの中へ製品を手作業
にて装入することを必要としており、これは非常に手間
がかかっていた。
【0006】従って、融解物(溶融物)の保持に関連す
るメルトドリフトなどの感光度に関する問題を排除し、
いずれの時点においても液化した製品の廃棄物の量を大
きく減少させ、バルク材料を取り扱うことが可能となる
ような、向上した融解/配合操作が必要とされている。
更に、より大きな融通性を配合方法に付与できるような
融解/配合システムは有利でもある。
【0007】従って、本発明の方法の1つの目的は、メ
ルトの保持に伴うメルトドリフトの問題点を排除するこ
とができる、連続するバッチの融解物の配合方法を提供
することである。本発明のもう1つの目的は、任意の時
点における液化生成物の量を減少させ、従って廃棄物の
量を減少させることができる、塗布操作に適用すること
ができる連続メルトを配合する方法を提供することであ
る。
【0008】本発明のもう1つの目的は、1つのバッチ
の融解物から次のバッチへの移行を正確に制御された割
合又は流量で行うことができる連続するバッチの融解物
を配合する方法を提供することである。本発明の更にも
う1つの目的は、1つの溶融物から次の融解物へ連続的
に移行することができる連続するバッチの融解物の配合
方法を提供することである。
【0009】本発明の更にもう1つの目的は、2つの固
形物材料を独立して液化させることができる融解物の連
続バッチを配合する方法を提供することである。本発明
の更にもう1つの目的は、各融解物の流量を独立して制
御することができる融解物の連続バッチを配合する方法
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】要約すると、本発明のこ
れら及びその他の多くの特徴、目的及び利点は、本明細
書の詳細な説明、特許請求の範囲及び図面を参照するこ
とによって明らかになるであろう。本発明のこれらの特
徴、目的及び利点は、それぞれ独立したバッチの融解物
を製造することができる、改良された2つの静的液化装
置を含むシステムを提供することによって達成される。
改良された液化装置はそれぞれ組み合わせられた計量
(又は定量)ポンプを有しており、それによって、それ
ぞれの装置から融解物を取り出し、それぞれの融解物を
サージポットへ送り、そのサージポットから塗布操作部
へ融解物を更にポンプ送りすることができる。各計量ポ
ンプは流量が制御されており、排出ラインは統合されて
2つの計量ポンプの排出物を静的インライン混合する。
制御システムは、第1の液化装置から第2の液化装置へ
取出しを移行させることを、液化装置内の融解物がすべ
てなくなる前に行うように、それぞれの計量ポンプから
制御された流量で流れさせる。移行時間の間では、第1
の液化装置からの全流量は連続的に(又はコンスタント
に)減少し、第2の液化装置からの全流量は連続的に
(又はコンスタントに)増加し、2つの液化装置からの
全流量は一定に保たれる。そのような方法で、最初の液
化装置内の融解物が完全に排出された場合、流れの10
0%が2番目の液化装置からのものとなり、従って融解
物の感光度的パラメータにおける変動はほとんど生じな
い円滑な移行がもたらされる。このような移行の制御に
よって、移行の間での溶融とは無関係に、実際の移行を
正確なタイミング及び制御にて行い、制御された溶液の
流れの割合が提供される。従って、このことによって廃
棄物は最小とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】ここで図1を参照すると、本発明
の方法を実施するのに用いることができるシステムの模
式的な流れ図が示されている。このシステムは、改良さ
れた第1の静的液化(modified passive liquefaction)
装置10及び改良された第2の静的液化装置12を備え
ており、以下、本明細書においてそれぞれ「第1のMP
L10」及び「第2のMPL12」と称する。各MPL
10・12は、図2に示すように、それぞれホッパー1
4を有しており、ホッパー14の中には加熱コイル16
が配されており、加熱コイル16は常套の方法でホッパ
ー14へ接続されている。コイル16は、ホッパー14
の中へ供給される水性ゼラチンの固体塊などの固形物材
料を支持する。固形物材料はそれらがコイル16によっ
て加熱されて液体の状態に転化されるまで、コイル16
の上に載置される。加熱コイル16は実際には、2本又
はそれ以上のチューブを螺旋状に巻いて形成されてお
り、加熱された水(温水)から固形生成物へ熱を伝達し
て、液化を誘導するという機能を有している。ホッパー
14の上側部分には垂直方向に向いている壁部18が設
けられており、水性ゼラチンの固体塊などが壁部表面に
付着するのを防止する。
【0012】温水(又は熱水)供給手段(図示せず)に
よって、バルブ20及び入口パイプ22を通して加熱コ
イル16へ温水が送られる。加熱コイル16の中を通り
ポンプ送りされる温水は、加熱コイル16に接している
ゼラチンを溶かすのに必要な熱を供給する。液化したゼ
ラチンはコイル16の間を通って、ホッパー14の下側
部分へ落下する。加熱コイル16の間を通り得るゼラチ
ンの固体塊又は他の物体は、スクリーン24によって捕
捉される。
【0013】ホッパー14の下側部分には、液化したゼ
ラチンが集められる液溜め(sumb)26が設けられてい
る。ホッパー14の下側領域には液体レベルセンサ28
が配されている。液体レベルセンサ28は、コントロー
ルシステム29に制御され、液溜め部26が一杯になっ
たことをコンピュータへ知らせるのに用いられる。液体
レベルセンサ28からの高レベルであることの指示によ
ってバルプ20が閉じられ、ゼラチンが更に溶けること
を防止する。
【0014】第1のMPL10には出口パイプ32が設
けられ、第2のMPL12には出口パイプ34が設けら
れている。各出口パイプ32・34は、実際には、各M
PL10・12の液溜め部26・26に接続されてい
る。出口パイプ32は液化されたゼラチン16を重力の
作用によって第1のギヤーポンプ36へ送る。出口パイ
プ34は液化されたゼラチンを重力の作用によって第2
のギヤーポンプ38へ送る。第1のギヤーポンプ36か
らの排出パイプ40は、MPL選択バルブ(以下の明細
書及び図面においてMSVともいう。)42へ連絡して
いる。第2のギヤーポンプ38からの排出パイプ44も
MPL選択バルブ42へ連絡している。MPL選択バル
ブ42は複数ポート式プラグ弁であって、コンピュータ
制御システム29の操作によって、MPL選択バルブ4
2を通して第1のMPL10又は第2のMPL12のい
ずれかから排出させたり、又はそのような排出物を特定
の割合にて混合した単一のストリームに組み合わせたり
することができる。
【0015】MPL選択バルブ42からの出口部46
は、フィルタ選択バルブ48(以下の明細書及び図面に
おいてFSVともいう。)48へ連絡している。フィル
タ選択バルブ48は、その中を通る液体の流れを、2つ
のフィルタ50・50の選択された一方へ向かわせる。
各フィルタ50からの出口はフィルタ・ダイバータ((di
vertor)、転換器)・バルブ52(以下の明細書及び図面
においてFDVともいう。)へ接続されている。フィル
タ選択バルブ48及びフィルタ・ダイバータ・バルブ5
2は、2つのフィルタ50・50をそれぞれ独立させる
ために用いられており、従って、プロセス全体の操作を
中断することなく、一方のフィルタ50をパージし、清
掃し、及び/又は取出すことがことができる。フィルタ
50は、約10〜20ミクロン又はそれ以上の寸法範囲
の粒状物を除去するような寸法を有することが好まし
い。パイプ53は、フィルタ・ダイバータ・バルブ52
を遠心式減圧ガス抜きバルブ(CVDVともいう。)5
4に接続しており、CVDV54は液化されたゼラチン
の中に残存している連行空気を除去する機能を果たす。
遠心式減圧ガス抜きバルブ54からの出口パイプ56
は、液化されたゼラチンをサージポット58へ送ること
ができる。サージポット58からの出口パイプ62の途
中にはギヤーポンプ60が設けられており、液化された
ゼラチンを塗布操作部(図示せず)へポンプ送りする。
出口パイプ62には、ライン・フラッシュ・バルブ64
(以下の明細書及び図面においてLFVともいう。)が
設けられている。
【0016】各ギヤーポンプ36・38は容積式ポンプ
である。ギヤーポンプ36・38は、それ自体、MPL
10及びMPL12のそれぞれからの溶液の流れを調節
し、制御するために用いられる。第1のギヤーポンプ3
6からの排出パイプ40の中にはフロー・エレメント6
6(図1においてFE1Aと表示する。)が設けられて
いる。フロー・エレメント66から、ポンプ36の制御
を行うフロー・インジケータ・コントローラ(流量指示
調節計)68(図1においてFIC1Aと表示する。)
へ信号が送られる。同様に、ギヤーポンプ38の排出ラ
イン44の中にもフロー・エレメント70(図1におい
てFE1Bと表示する。)が設けられている。フロー・
エレメント70は、ギヤーポンプ38の制御を行う信号
をフロー・インジケータ・コントローラ72(図1にお
いてFIC1Bと表示する。)へ送る。コンピュータ2
9は、2つのフロー・インジケータ・コントローラ68
・72へ接続されている。コンピュータ29は、ソフト
ウェアの操作により、各ギヤーポンプ36・38からの
流れの割合を制御し、組合せ流れを確保する、すなわち
2つのギヤーポンプ36・38からの流れ全体を一定に
保つ。本発明のシステムは、サージポット58の中のレ
ベルについてのレベルインジケータ/コントローラ(液
位指示調節計)76(図1においてLICと表示す
る。)を含んでおり、ここからもコンピュータ29へ信
号を送る。
【0017】上述のように、フロー・エレメント66・
70は、重量式又は容量式のフロー・エレメントのいず
れであってもよく、各ギヤーポンプ36・38を含むフ
ローループ内の溶液の流量を測定し、溶液の流量を制御
するのに用いられる。定常状態の操作の間では、フロー
・インジケータ/コントローラ68・72の一方のみが
流れの信号を受け取る。流れの信号は、サージポット5
8内のレベルに基づいており、一般に、下流側の塗布操
作の需要に合致している。第1のMPL10から第2の
MPL12への移行の間、又はその逆の場合、2つのギ
ヤーポンプ36・38からの全体の流れは、フロー・イ
ンジケータ/コントローラ68・72によって制御さ
れ、下流側の塗布工程におけるコーティングの流量と実
質的に等しくなる。
【0018】写真乳剤の塗布において、バッチ自体が感
光度的にほとんど変化がない場合には、1つのバッチか
ら次のバッチへの切り替えについて心配する必要はない
と考えられる。しかしながら、実際の問題として、1つ
のバッチからもう1つのバッチへは感光度的に多少なり
とも違いがあることが多い。本発明の装置及び方法の操
作によれば、終了しつつあるMPLから新しいMPLへ
は徐々に切り替えを行う。このことを移行(transition)
と称する。徐々に行う切り替えは、各MPLの内容物同
士の間で存在し得る感光度的な差が、塗布操作の間で連
続的に感光度の調節を行うことができる程度の長さの時
間にわたるように、注意深く制御する。
【0019】バッチ同士の間での感光度(特に乳剤感
度)の変化は、塗布前に評価することができる。しかし
ながら、感光度的なパラメータの測定に関して多少なり
とも不確実な点が含まれる場合もある。感光度的に許容
されるレベルのバッチは移行の操作を必要とはしない
が、感光度的パラメータの測定の不確実性のために、バ
ッチ間に大きな差があるかのように処理される、すなわ
ち円滑に処理される必要がある。
【0020】操作中、各MPL10・12は、130°
F(約54℃)に設定された温水コイルを用いて固形ゼ
ラチンを連続的に溶かす。加熱コイル16の周囲でゼラ
チンが液化すると同時に、液化したゼラチンは熱源から
落下し、液溜め26の中に集められる。液溜め26内の
温度は、流れの需要によって変動し得るが、約110°
F(約43℃)に近い温度である必要がある。この温度
を維持するため、及び需要の変化によって生じる種々の
変動を補正するため、インライン式能動的熱交換装置7
8を用いる。
【0021】MPL10・12についてのランアウトタ
イム(終了時間(run out time))の良好な操作の理解を
確実にするため、及び切り替え(スイング(swing))と移
行を効率的に行うことができるようにするため、MPL
10・12は重量計(図示せず)の上に設けられる。各
MPL10・12は、各操作段階において、実際の内容
物の量を確立できるように、同じ重量に補正されてい
る。移行は、「古い」又は使用されたMPL10・12
の重量によって自動的に開始する。この重量には不確定
な要素の小さな重量も含まれるべきである。「新しい」
MPL10・12の最初の流れは、流量の変化が始まる
前の3分間では50cc/分に設定されることが好まし
い。「流量の変化(ramping)」とは、新しいMPL10
・12(MPL10及びMPL12のうちの新しいバッ
チの方を意味する。)からの流れが次第に増加し、古い
MPL10・12(MPL10及びMPL12のうちの
古いバッチの方を意味する。)からの流れが次第に低下
することを意味する。好ましくは、50cc/分の流れで
3分後、新しいMPL10・12からの流量が全塗布流
量の5%に変化しており、その後に移行流量が始まる。
塗布流量の5%が50cc/分以下である場合、「新し
い」MPL10・12用のギヤーポンプ36・38を、
移行曲線において「新しい」MPL10・12からの流
量要求が50cc/分に達する部分に到達するまで、50
cc/分にて運転する。流量の変化はそれから開始する。
【0022】MPL10・12の間での切り替えは、2
つのMPL10・12同士の内容物が同じバッチに由来
するものである場合に行なわれる。2つのMPLの内容
物が同じバッチからのものである場合には移行操作は必
要ではない。一般的には、1つのバッチでMPL10・
12を複数回充填する。本発明の方法に従う移行の操作
は、各MPL10・12の内容物が写真乳剤の同じバッ
チからのものでない場合に行う。
【0023】以下の実施例に示すような3時間での移行
の間、流量変化率の変化は、塗布装置の条件に応じて変
わり得るが、移行期間の間では約0.56%/分を上回
らない割合(値)であることが好ましい。古いMPL1
0・12からの流れは、残量が約12kgとなるまで減少
することが好ましい。その後流量の変化を停止し、一定
の流量にて流れを持続させる。古いMPL10・12の
中に残る固形物を液化させる。続いて、約1リットルが
残るようになるまで流量の変化を低下させ、移行操作を
停止する。古いMPL10・12からの流れの流量が低
下するに従って、新しいMPL10・12からの流れは
増加し、2つのMPL10・12のからの流量の和がほ
ぼに一定となるようにする。MPL10・12からの流
れは、サージポット58内のレベルによって制御され、
塗布装置の要求によって変動することがあり、並びに、
例えばフィルタ50・50の間にて振り分けられること
によって生じるサージポット58の変動によって変動し
得る。2つのMPL10・12を使用する場合のに流量
の要求(量)が変化する問題を克服するため、ギヤーポ
ンプ36・38に比率制御の形態を用いる。開始時から
移行操作の終了時までの間で、終了しつつあるMPL1
0・12の流れの割合は95%から5%へ変化し、ま
た、新しいMPL10・12の流れの割合は同じ時間で
5%から95%へ変化し得る。当然のことながら、移行
操作の開始前及び完了時において、MPL10・12の
一方からの流量の割合は100%となる。非常に低い流
量、例えば塗布装置に遅延が生じている場合などにも良
好な流量の制御を確保するため、いずれかのギヤーポン
プ36・38について最小流量を設定し、要求がいずれ
かのギヤーポンプ36・38についての最小流量を下回
る場合には、両方のギヤーポンプ36・38を停止さ
せ、そうすることによって2つのギヤーポンプ36・3
8の間における割合を維持することができる。2つのM
PL10・12の間での割合の変化は、流量変化率(ram
p rate)として計算される。この流量変化率は変化させ
ることができ、一般に、乳剤バッチの間での感光度的パ
ラメーターのオフセット、並びに変化を補正するための
下流側での操作の能力によって決められる。実際、この
ことによって切り替え又は移行の期間は最小の時間とな
る。通常は、塗布装置の停止などのため、移行の実際の
期間はそれよりも長くなることが多い。塗布装置の停止
によって、2つのMPL10・12からの全流量要求は
変化し、それによって使用する液化ゼラチンの体積も影
響を受ける。従って、最小の量の廃棄物にて流量変化を
行う時間が終了するように、流量変化率を下げるように
調節する。
【0024】3時間の最小限の流量変化率を用いる移行
操作の例を図3においてグラフで示している。図3に示
す例は、流れが2つの塗布装置へ供給され、塗布の中断
の発生を伴う移行操作の状態を示している。曲線90
は、古い方のMPLの内容物の重量を時間に対してプロ
ットしたものである。曲線92は、古い方のMPLの時
間当たりの流量をプロットしたものである。曲線94
は、新しい方のMPLの時間当たりの流量をプロットし
たものである。時間基点(時間ゼロ)より前では、流れ
の100%が古い方のMPLから供給されている。時間
基点において、新しいMPLからの流れが50ミリリッ
トル/分の流量にて開始しており、古い方のMPLから
の流れは50ミリリットル/分低下している(図3の
A:50ml/分にてスタート)。時間基点から約3分
後、両方のMPLからの流量の変化を開始する(図3の
B:変化の開始)。時間基点から約45分後、2つの塗
布装置について中断が起こっている(図3のC:流量要
求の停止に伴なう流量変化の停止)。要求が0の場合、
流量変化を停止し、両方のポンプ36・38は低流量操
作となっている。低流量操作において、ポンプ60は約
0.1リットル/分の流量へ降下し、ポンプ36・38
はそれぞれの流量がその要求を満足するように低下する
ことが好ましい。時間基点から約60分後、塗布装置の
一方がラインに復帰し、流量の変化を続ける(図3の
D:流量要求の変化に伴なう流量変化の続行)。しかし
ながら、流量要求は塗布装置に要求されるものの半分に
過ぎないので、流量変化率は本来の流量変化率の約0.
5倍となるに過ぎないということに注意すべきである。
時間基点から約100分後、両方の塗布装置が操作に復
帰し、要求量は100%に戻る。時間基点から約120
分後、100%の流れが続く間、流量の変化は停止する
(図3のE:体積を調整するまで流量変化を停止)。古
い方のMPLの中に残っている固形物を溶かして、古い
方のMPL内に残っている物質の容量を測定する。これ
が、流量変化再出発体積(SRR)である。その体積が
判れば、好ましくは、古いMPLからの流量の割合が5
%以下となるか、又は古いMPLの内容物が約1リット
ル若しくはそれ以下となるまで流量の変化を続ける(図
3のF:流量変化の続行)。時間基点から約200分
後、移行が完了する(図3のG:古いMPLからの流量
の割合が5%以下又は内容物が1L以下となり、移行を
完了)。古い方のMPLからの流れを停止し、新しいM
PLからの流れが要求の100%となる。
【0025】各移行操作の終了時近くでは、液溜め部2
6内のレベル設定点を上げ、内部の液体の体積を増加さ
せる。この操作は、各MPL10・12の開始時にも用
いられ、液体の体積を増加させ、従って熱的安定性が向
上する。移行操作の終了時近くでは、終了時をより正確
に見積もるために、残っているMPLの内容物を液化さ
せる。終点は、体積によって見積もることが好ましい。
その理由は、各MPL10・12の下側の計量装置にお
いて用いられているロード・セルが、残存している材料
の量を測定するのに十分な精度ではないことがあるため
である。従って、残存する固形物材料を溶かし、残存す
る材料の体積の計算に液溜め部26内の液体レベルを用
いる。残存する材料の体積及びその時点での流量が判れ
ば、終了しつつあるMPL10・12を空にするのに必
要な時間が求められる。終了しつつあるMPL10・1
2からのポンプ排出は、終了しつつあるMPLを実質的
に空にするか又は排出させてしまうまで続ける。MPL
10・12については、内部に残っている材料の体積が
約10リットル以下となった場合に、「実質的に空であ
る」か又は「実質的に排出された」と称する。
【0026】続いて図4を参照すると、これはMPL1
0・12の間でのバッチの移行に用いられるプロセスロ
ジックについての流れ図である。この論理ダイヤグラム
は、移行操作シーケンスの開始及び移行中の調節につい
て説明している。移行操作の間では、実際の塗布装置条
件に応じて実際の流量変化率を変化させる。デシジョン
・ボックス100からわかるように、MPL10・12
の間での次の操作が、切り替えとは対照的に移行である
かどうかについての情報をコンピュータ29に知らせな
ければならない。これには、例えばオペレータが、切り
替えであるか又は移行であるかを設定することができる
スイッチなどの形態で入力する必要がある。答えがイエ
スである場合、ファンクション・ボックス102によ
り、コンピュータは移行の開始重量(Ws)を計算す
る。答えがノーである場合には、論理の流れはデシジョ
ン・ボックス100へリサイクルされ、答えがイエスに
なるまでリサイクルを繰り返す。移行の開始重量が計算
された後、古いMPL10・12の内容物の重量をファ
ンクション・ボックス104により測定し、ファンクシ
ョン・ボックス106により移行開始時間(Tst)を計算
する。
【0027】デシジョン・ボックス108により、コン
ピュータは移行開始時間が30分以下であるかどうかを
決定する。答えがノーである場合、論理はデシジョン・
ボックス100へ戻る。答えがイエスである場合、コン
ピュータは、デシジョン・ボックス110により示され
るように、移行操作を開始するために新しいMPL10
・12の準備ができているかを問い合わせる。答えがノ
ーである場合、好ましくは警報を鳴らして、オペレータ
に新しいMPL10・12を調製するように知らせる。
次に、コンピュータは、デシジョン・ボックス112に
よって、古いMPL10・12の内容物の重量が移行開
始重量(Ws)以下であるかどうかを測定する。答えが
ノーである場合、論理はデシジョン・ボックス100へ
戻される。答えがイエスである場合には、本発明の移行
操作を開始する。デシジョン・ボックス112への答え
がイエスである場合には、新しいMPL10・12のポ
ンプ36・38からの流れを、ファンクション・ボック
ス114に示されているように50ミリリットル/分の
流量にて開始する。ファンクション・ボックス116に
より、50ミリリットル/分の低い流量を3分間持続す
る。
【0028】その後、ファンクション・ボックス118
により、古いMPL10・12のポンプ36・38から
の流れを全流量の95%へ低下させ、新しいMPL10
・12のポンプ36・38からの流量を全流量の5%へ
増加させる。(ファンクション・ボックス120によ
り)古いMPL10・12からの流量が1分当たり所定
の流量(%)変化率(R)にて低下し、新しいMPL10
・12からの流量が同じ変化率(R)にて増大するよう
に、ポンプ36・38を制御する。次に、コンピュータ
は、古いMPL10・12からの流量の割合が、デシジ
ョン・ボックス122により示されるように全流量の3
0%以下となるかを決定する。答えがノーである場合、
論理回路はこの答えがイエスになるまでこの問い合わせ
を繰り返す。デシジョン・ボックス122への答えがイ
エスである場合には、続いてファンクション・ボックス
124により、ポンプ36・38からの流量の変化を停
止し、その時点での流量の割合にて100%の流れが続
くようにする。
【0029】この時点で、残存する固形物を古いMPL
10・12の中で溶かす。古いMPL10・12の残り
の内容物を液溜め26の中に保持し、コンピュータは液
溜め26内の体積がデシジョン・ボックス126により
示されるような流量変化再開体積(Vr)より小さいか
どうか決定する。答えがノーである場合、この答えがイ
エスになるまでこの問い合わせを繰り返す。答えがイエ
スである場合、ポンプ36・38からの流量の変化を、
ファンクション・ボックス128により示されるように
同じ流量変化率(R)にて再開する。コンピュータは次
に、(デシジョン・ボックス130により)古いMPL
10・12からの流量の割合が5%以下であるかどう
か、又は液溜め26内の体積が1リットル以下であるか
どうかを決定する。これらの質問のいずれについても答
えがノーである場合、答えがイエスになるまでこの問い
合わせを論理回路で続ける。答えがイエスである場合、
ファンクション・ボックス132により移行を完了す
る。古いMPL10・12からの流れが0%となり、新
しいMPL10・12からの流れが100%となる。
【0030】以下の例によって、バッチからバッチへの
移行操作を開始すべき場合における、空になるMPL1
0・12における材料の重量の計算を示す。これは移行
開始重量(Ws)であり、この例では移行操作を開始す
ることが必要となるまでの時間の計算も示している。こ
れは移行開始時間(Tst)である。この例では、移行を
再開すべき時点において、その時点での流量変化率の変
化(R)及び液溜め26内のもう1つの臨界体積の計算
について示している。この2番目の臨界体積は、流量変
化再開体積(Vr)と称する。古いMPLのその時点で
の流量の割合(r)は95%で開始し、その時点での流
量変化率(R)の変化をそれぞれ繰り返して計算するこ
とによって減少させながら調節する。
【0031】以下に示す式は、本発明のバッチ式配合方
法によって、2つの塗布装置(C1及びC2)へ供給す
ることを考慮しているが、これらの例は単独の塗布装置
を用いる場合にも適用できる。従って、そのような場合
には第2の塗布装置について式に代入する値を0とす
る。この例は、更に、塗布装置への目標流量(Faim)
が2.0リットル/分であり、塗布装置への実際の流量
(Fact)が0.1リットル/分であり、移行時間
(T)が180分であり、及び塗布液体の比重(Sg)
が1.1kg/リットルであることを前提としている。M
PLの重量を計量する際に不正確である可能性があるた
め、1.03のファクターを適用しており、これによっ
て、ポンプ36・38にダメージをもたらし得る操作で
ある、古いMPLをポンプにより完全に排出することを
確実に防止する。
【0032】
【数1】 Ws=[(C1Faim+C2Faim)*T*Sg*1.03]/2 =[(2l/min+0)*180min*1.1kg/l*1.03]/2 =204kg
【0033】
【数2】 Tst=[(その時点でのMPL重量)−Ws]/[(C1Fr+C2Fr)*Sg] =[(550kg)−(204kg)]/(2l/min*1.1kg/l) =157min
【0034】
【数3】 R=[(C1Fact+C2Fact)*100]/[(C1Faim+C2Faim)*T] =[(0.1l/min+0)*100]/[(2l/min+0)*180min] =(1分当たりの流量の)0.02%
【0035】
【数4】 Vr=[(C1Faim+C2Faim)*T*r2+1]/2 =[(2l/min+0)*180min*0.302+1]/2 =17リットル [上記の式中、rは、その時点での古いMPLからの流
量の割合である。]
【0036】一般に、移行時間は約180分であり、各
MPLの開始重量は約500kgから約600kgの範囲内
にある。本発明の方法及び装置を用いて、バッチ移行が
効率的に実施される。常套の溶解/配合操作において、
融解物の保持に伴うメルトドリフトのような感光度パラ
メーターに関する問題が排除される。更に、任意の時間
において液化した製品の量が大きく減り、それに伴っ
て、廃棄物の量が削減される。本発明によれば、2つの
製品の独立した液化を行うことができ、それに伴って1
つの製品からもう1つの製品への移行が制御された割合
にて正確に行われる。1つの製品からもう1つの製品へ
のこのような制御された移行を完了する時間は、個々の
製品の融解速度から独立している。
【0037】本明細書において、流量変化率(R)の変
化は連続的であるように説明したが、流量変化率はコン
ピュータが流量比を調節する頻度の関数であると理解す
べきである。この計算は、例えば、毎秒1回、10秒に
つき1回、又は毎分1回行うことができる。本明細書に
おいて用いる「連続的な変化」には、流量変化率の一連
の段階的変化を含むことを意図している。
【0038】上述のことから、本発明は、上述したよう
ないずれの目的をも達成するために適用され、本発明か
ら明らかであり本発明に特有であるその他の利点をも伴
うということが理解されるであろう。
【0039】本発明の特定の特徴及びサブコンビネーシ
ョンは、有用であり、その他の特徴及びサブコンビネー
ションに関しても用いることもできるということも理解
されよう。このことは本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項から考えることができ、また、それらは特許請求
の範囲に含まれる。本発明の要旨から離れることなく、
本発明について種々の態様を行うことができ、上述の記
載及び図面に示されている事項は単なる例示であって、
本発明をそれらに限定するものではないと理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を実施するために用いる装置の
模式図である。
【図2】 本発明の方法を実施するために用いることが
できる静的液化装置の断面を示す模式図である。
【図3】 3時間の最小の流量変化率を用いる移行操作
の例を示すグラフである。
【図4】 本発明の移行操作を行うための2つの液化装
置の間のバッチ移行を制御する論理ダイアグラムであ
る。
【符号の説明】
10…第1の静的液化装置、 12…第2の静的液化装置、 14…ホッパー、 16…加熱コイル、 18…壁部、 20…バルブ、 22…入口パイプ、 24…スクリーン、 26…液溜め、 28…液体レベルセンサ、 29…コンピュータ、 32・34…出口パイプ、 36・38…ギヤーポンプ、 40・44…排出パイプ、 42…選択バルブ、 46…出口部、 48…フィルタ選択バルブ、 50…フィルタ、 52…フィルタ・ダイバータ・バルブ、 54…遠心式減圧ガス抜きバルブ、 56…出口パイプ、 58…サージポット、 60…ギヤーポンプ、 62…出口パイプ、 64…ライン・フラッシュ・バルブ、 66・70…フロー・エレメント、 68・72…フロー・インジケータ・コントローラ、 76…レベルインジケータ/コントローラ、 78…インライン式能動的熱交換装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・ディ・ポサンザ アメリカ合衆国14526ニューヨーク州ペン フィールド、ヒルライズ・ドライブ66番

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)固形物材料を溶かす第1の液化装
    置、(b)固形物材料を溶かす第2の液化装置、(c)
    溶かした材料を第1の液化装置からサージポットへ所望
    する流量にてポンプ送りする第1のポンプ、(d)溶か
    した材料を第2の液化装置からサージポットへポンプ送
    りする第2のポンプ、(e)第1のポンプの流量を制御
    する手段、(f)第2のポンプの流量を制御する手段、
    (g)第1のポンプと第2のポンプとの間の流量の割合
    を制御するための手段、及び(h)一定である組合せ流
    量を維持するための手段を有してなる、溶かした固形物
    材料のバッチを配合する装置。
  2. 【請求項2】 (a)第1の液化装置内に収容された既
    知の量の固形物材料の第1のバッチをある時間で溶かす
    こと、(b)第1の液化装置内に残る第1のバッチの残
    量が所定の値となるまで、第1のバッチの溶かした材料
    を所定の流量にてサージポットへポンプ送りすること、
    (c)第1のバッチがポンプ送りされる所定の流量を、
    所定量で低下させること、(d)第2の液化装置内に収
    容された既知の量の固形物材料の第2のバッチを溶かし
    始めること、(e)第2のバッチの溶かした材料を、上
    記(c)の所定量に等しい流量にてサージポットへポン
    プ送りし、それによって上記(c)の所定の流量に等し
    い組合せ流れを形成すること、(f)第2の液化装置か
    らのポンプ送り流量を増加させ、同時に、第1の液化装
    置からのポンプ送り流量を減少させること、並びに
    (g)流量を変化させる工程の間で、組合せ流量を上記
    (c)の所定の流量に等しくなるように保つことを含む
    溶かした固形物材料のバッチを配合する方法。
  3. 【請求項3】 (a)第1の液化装置内における固形物
    材料の第1のバッチが実質的に空になるまで、流量の増
    減工程を続けること、(b)第1の液化装置からの溶か
    した材料のポンプ送りを止めること、及び(c)溶かし
    た材料を第2の液化装置からサージポットへ上記(c)
    の所定の流量にてポンプ送りすることを更に含む請求項
    2記載の方法。
JP10252371A 1997-09-05 1998-09-07 改良された静的液化バッチ移行方法 Pending JPH11151435A (ja)

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