JPH11151023A - コンバインの収納ケ−ス - Google Patents

コンバインの収納ケ−ス

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Publication number
JPH11151023A
JPH11151023A JP33822097A JP33822097A JPH11151023A JP H11151023 A JPH11151023 A JP H11151023A JP 33822097 A JP33822097 A JP 33822097A JP 33822097 A JP33822097 A JP 33822097A JP H11151023 A JPH11151023 A JP H11151023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
wall
storage
grain tank
inclined wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP33822097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Nakauchi
秀実 中内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
Priority to JP33822097A priority Critical patent/JPH11151023A/ja
Publication of JPH11151023A publication Critical patent/JPH11151023A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 整備用の工具や消耗部品等の交換用の部品を
機体に収納する場合、オペレ−タによる取り出しが便利
に行え、かつ、保全できるものにする。 【解決手段】 穀粒タンク(2)の外側壁(3)の下部
を内向きの斜壁(4)にして斜壁(4)の下方に空間を
形成し、その空間に収納ケ−ス(5)を設ける。その場
合、収納ケ−ス(5)を斜壁(4)の操縦部の近くに設
けるとよいし、また、収納ケ−ス(5)を、U字形に形
成して保管箱(6)を上方から差し込み可能な支承体
(5a)と、この支承体(5a)の下方がわに位置して
保管箱(6)を受ける受体(5b)とから構成すると有
効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具や消耗部品等
の交換用の部品を保管するコンバインの収納ケ−スに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバインにおいて、整備用の工
具は保管箱に入れて操縦部の運転席の周りに収納してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来工具
は運転席の周りに収納していて、雨水がかかったり塵埃
をかぶったりして保全上良好とはいえず、また、オペレ
−タが操縦部から降りたときは工具を取りにわざわざ操
縦部に上がらねばならないようになって不便である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は上記
のような従来の欠点とするところを解消せんとするもの
であり、走行機台上の右側に操縦部と脱穀部からの穀粒
を貯留する穀粒タンクを前後に配設したもので、穀粒タ
ンクの外側壁の下部を内向きの斜壁にして斜壁の下方に
空間を形成し、該空間に収納ケ−スを設けたことによっ
て、オペレ−タが地上にいるとき、収納物の取り出しが
便利になり、また、斜壁下方の空間に収納しているの
で、雨水がかからず収納物が保全される。
【0005】また、収納ケ−スを斜壁の前部に取り付け
て操縦部の近くに設けたから、オペレ−タが地上に降り
たとき、直ちに収納物を取り出し使用できるようにな
る。
【0006】そして、収納ケ−スを、U字形に形成して
保管箱を上方から差し込み可能な支承体と、この支承体
の下方がわに位置して保管箱を受ける受体とから構成す
ることにより、作業中の塵埃あるいは作業後の洗浄水が
収納ケ−ス内に溜らず収納物の保全がよいのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、この発明による収納ケ−スにつき、実
施例図を参照して説明すると、このコンバインは図4に
示すような、クロ−ラ式走行装置(7)を具備する走行
機台(1)上の右側に操縦部(A)と穀粒タンク(2)
を前後に配設するとともに、左側に脱穀部(B)を並設
し、その脱穀部(B)と前記操縦部(A)の前方にかけ
て刈取部(C)を設けた形態のものである。なお、
(8)は操縦部(A)のフロントコラム、(9)はサイ
ドコラム、(10)は運転席、(M)は運転席(10)
の下方に設置したエンジンル−ムであり、(11)はサ
ンバイザ−、(12)(13)は脱穀部(B)からの穀
粒を貯留した穀粒タンク(2)から機外に取り出す縦オ
−ガ筒と横オ−ガ筒、(14)はその横オ−ガ筒(1
3)を収納状態に保持するオ−ガレストである。
【0008】そこで、図1と図2により記載すると、前
記穀粒タンク(2)の外側壁(3)の下部は内向きの斜
壁(4)にし、また、内側壁(15)の下部も斜壁(1
6)にして、穀粒タンク(2)の下部は両斜壁(4)と
(16)によって逆ハの字形に形成され、その両側壁
(4)(16)の下方には空間(P)と(Q)が形成さ
れて底部に前後方向に横設して前記縦オ−ガ筒(12)
に穀粒を受継がせるスクリュ−コンベヤ(17)に向け
穀粒を誘導するのである。
【0009】また、(18)は斜壁(4)の前後方向中
程部に取着し満杯になった穀粒タンク(2)内の一部の
ものを緊急的に取り出す樋であり、(19)(19)は
この樋(18)より流出する穀粒を袋で受ける際にその
袋を引っ掛ける金具である。
【0010】そして、仮想線で示す符号(6)はこのコ
ンバインを整備するための工具やコンバインの消耗品等
交換用の部品を保管する保管箱であって、(5a)は前
記空間(P)における斜壁(4)の前部に取着するとこ
ろのU字形に形成し保管箱(6)を上方から差し込み可
能にしてある支承体であり、前記外側壁(3)がわの斜
壁(4)の下端は外側方に折曲した折曲部を形成すると
ともに、前記の内側壁(15)がわの斜壁(16)の下
端が下側がわから接合し前記の折曲部の支承体(5a)
の下方がわに位置する一部分が保管箱(6)を受ける受
体(5b)を兼ねて、支承体(5a)と受体(5b)と
によって収納ケ−ス(5)を構成している。
【0011】(20)(20)は斜壁(4)に続く外側
壁(3)部分の前後2箇所に形成した凹所で、この凹所
(20)内に係止金(21)が取り付けられ、また、穀
粒タンク(2)下部の前後から係合杆(22)(22)
が突設して、図3に示すカバ−(23)の下部がわのス
テ−(24)を係合杆(22)にそれぞれ係合させてか
ら、この係合杆(22)を支点にしてカバ−(23)の
上部がわを外側壁(3)がわに回動させると、カバ−
(23)に附設したフック金(25)が凹所(20)内
の係止金(21)に係合してカバ−(23)は空間
(P)の外側方全体を遮蔽して、保管箱(6)と収納ケ
−ス(5)および樋(18)をカバ−するのである。
【0012】このフック金(25)は軸(26)を支点
にして回動可能でトルクバネにより係合状態に附勢して
いるから、保管箱(6)に入れた収納物を取り出すとき
は、図3に矢印(イ)で示すように回動させて係止金
(21)からフック金(25)をはずしカバ−(23)
を手前に引くとステ−(24)は係合杆(22)から脱
してカバ−(23)は取りはずせる。そこで、保管箱
(6)を支承体(5a)から上方に引き出し保管箱
(6)内の収納物を取り出すのである。
【0013】尚、図4と図5は前記の穀粒タンク(2)
が樹脂製のものである場合において、前記サンバイザ−
(11)の取り付けについて図示してあって、穀粒タン
ク(2)に金属製の鉢巻きをし、その鉢巻きの前側部と
サンバイザ−(11)の後部とを支持ア−ム(27)に
より連結して実線で示す作用姿勢と仮想線で表す収納姿
勢とに変更可能にしている。
【0014】また、図6は前記の横オ−ガ筒(13)を
オ−ガレスト(14)により保持して収納状態にすれ
ば、その収納状態を感知装置(28)によって検知し牽
制装置(29)中の牽制杆(30)を矢印のように回動
させオ−ガクラッチレバ−(31)に交差させて、オ−
ガクラッチレバ−(31)の「切」がわから「入」がわ
への切換えができないようにしている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次に記載するような効果を奏する。
【0016】即ち、走行機台上の右側に操縦部と脱穀部
からの穀粒を貯留する穀粒タンクを前後に配設したもの
で、穀粒タンクの外側壁の下部を内向きの斜壁にして斜
壁の下方に空間を形成し、該空間に収納ケ−スを設けた
ことによって、オペレ−タが地上にいるとき、収納物の
取り出しが便利に行え、また、斜壁下方の空間に収納し
ているので、雨水がかからず収納物が汚染されることな
く保全できる。
【0017】また、収納ケ−スを斜壁の前部に取り付け
て操縦部の近くに設けたのであるから、オペレ−タが地
上に降りたとき、直ちに収納物を取り出し使用できるよ
うになる。
【0018】そして、収納ケ−スを、U字形に形成して
保管箱を上方から差し込み可能な支承体と、この支承体
の下方がわに位置して保管箱を受ける受体とから構成し
たことにより、作業中の塵埃あるいは作業後の洗浄水が
収納ケ−ス内に溜らず収納物の保全に頗るよい結果をも
たらすのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀粒タンク外側壁の下部がわの右側面図であ
る。
【図2】穀粒タンクの縦断前方視図である。
【図3】カバ−の断面前方視図である。
【図4】コンバインの形態を示す右側面図である。
【図5】図4におけるサンバイザ−の取り付けを示す平
面図である。
【図6】横オ−ガ筒収納状態時の牽制装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
A 操縦部 B 脱穀部 1 走行機台 2 穀粒タンク 3 外側壁 4 斜壁 P 空間 5 収納ケ−ス 5a 支承体 5b 受体 6 保管箱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(1)上の右側に操縦部(A)
    と脱穀部(B)からの穀粒を貯留する穀粒タンク(2)
    を前後に配設したもので、穀粒タンク(2)の外側壁
    (3)の下部を内向きの斜壁(4)にして斜壁(4)の
    下方に空間(P)を形成し、該空間(P)に収納ケ−ス
    (5)を設けたことを特徴とするコンバインの収納ケ−
    ス。
  2. 【請求項2】 収納ケ−ス(5)を斜壁(4)の前部に
    取り付けて操縦部(A)の近くに設けたことを特徴とす
    る請求項1.記載のコンバインの収納ケ−ス。
  3. 【請求項3】 収納ケ−ス(5)を、U字形に形成して
    保管箱(6)を上方から差し込み可能な支承体(5a)
    と、この支承体(5a)の下方がわに位置して保管箱
    (6)を受ける受体(5b)とから構成してあることを
    特徴とする請求項2.記載のコンバインの収納ケ−ス。
JP33822097A 1997-11-20 1997-11-20 コンバインの収納ケ−ス Pending JPH11151023A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016116496A (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置の格子網
EP3527058A1 (de) * 2018-02-15 2019-08-21 CLAAS Selbstfahrende Erntemaschinen GmbH Landwirtschaftliche arbeitsmaschine
CN111373922A (zh) * 2018-12-26 2020-07-07 株式会社久保田 收获机

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JP2016116496A (ja) * 2014-12-24 2016-06-30 三菱マヒンドラ農機株式会社 脱穀装置の格子網
EP3527058A1 (de) * 2018-02-15 2019-08-21 CLAAS Selbstfahrende Erntemaschinen GmbH Landwirtschaftliche arbeitsmaschine
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