JPH11150811A - モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置を搭載した小型電動移動体 - Google Patents

モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御装置を搭載した小型電動移動体

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JPH11150811A
JPH11150811A JP9313812A JP31381297A JPH11150811A JP H11150811 A JPH11150811 A JP H11150811A JP 9313812 A JP9313812 A JP 9313812A JP 31381297 A JP31381297 A JP 31381297A JP H11150811 A JPH11150811 A JP H11150811A
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voltage
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Kazuhiro Murata
和弘 村田
Atsushi Uchiyama
敦 内山
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種のモータに対して高回転までの広い速度範
囲を得ると共に始動時及び低回転時に高トルクを得るこ
とで、小型モータを高効率に制御する。 【解決手段】電力源である蓄電池10からの電力を推進
力を発生するモータ2に供給して駆動するモータ駆動手
段31と、このモータ駆動手段31を介してモータ2を
駆動制御する制御手段34とを備えたモータ駆動制御装
置30において、モータ駆動手段31と蓄電池10との
間に配置され、制御手段34によって制御される電圧可
変回路32をモータ駆動制御装置30に設けると共に、
制御手段34は、モータ2の作動指令値を示す作動指令
値検出手段とモータの駆動状態を示すモータ駆動状態検
出手段を備え、さらに各検出手段によって得られる検出
値に基づいて、電圧可変回路32のモータ駆動手段31
への出力電圧を蓄電池電圧よりも高い値に昇圧し、モー
タ駆動手段31に供給するように電圧可変回路32を制
御する昇圧制御手段347を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力源である蓄
電池から動力源であるモータヘの電力供給を制御して、
モータのトルク、出力回転数を可変制御するためのモー
タ駆動制御装置に関する。さらに、このモータ駆動装置
を搭載した、例えば電動2輪車、電動自動車、電動推進
機付き小型船舶、さらに他動力源を利用した例えば電動
補助付自転車、電動補助付車椅子、エンジン及び電動モ
ータ搭載のハイブリット自動車等の小型電動移動体に関
する。
【0002】
【従来の技術】モータの使い勝手をよくするためには、
例えば小さなモータで大きな出力を得ると共にモータの
出力回転数を広い速度範囲で可変するような小型で高効
率であることが要求される。従来、モータの固定子巻線
に電力を供給し電機子反作用を利用して回転出力を得る
方法があり、固定子巻線にトルク分電流とは別に、磁束
分電流を供給して永久磁石の磁束を打ち消す磁束を発生
させる方法で、モータ端子間電圧を駆動回路が供給でき
る最大電圧以下に抑制することよりモータの駆動に余裕
を持たせて速度範囲を広げようとする方法が提案されて
いる。
【0003】一方、モータ駆動制御装置を搭載する小型
電動移動体では、電力源として蓄電池、動力源としてモ
ータ、そしてモータ出力を受けて小型電動移動体を移動
させるための車輪やプロペラ等の推進装置が搭載され、
加速性や低速から高速までの広い範囲での移動性等が要
求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
モータ制御方法を備えたモータ駆動制御装置と、このモ
ータ駆動制御装置を塔載した小型電動移動体には次のよ
うな問題がある。すなわち、前述した固定子巻線にトル
ク分電流と磁束分電流を供給してモータを駆動する方法
は、供給する磁束分電流に限界があり、より広い速度範
囲を得るにはモータ端子間電圧を大きくするしかなく、
モータの速度範囲は蓄電池電圧の電圧値によって制限さ
れ、結果として広い速度範囲が得られないという問題が
あった。
【0005】また、前述した小型電動移動体において
は、高速時には広い速度範囲が要求されており、従来の
モータ駆動装置を搭載した小型電動移動体はモータの速
度範囲が制限されるので移動速度範囲が小さいという問
題があった。
【0006】この発明は上記課題を解決するためのもの
であり、その目的とするところは、各種のモータに対し
て高回転までの広い速度範囲を得ると共に始動時及び低
回転時に高トルクを得ることで、小型モータを高効率に
制御するモータ駆動制御装置を提供することにある。ま
た、高速までの広い移動速度範囲を得ることを可能と
し、始動時及び低速運転時の高出力を得ると共に総合効
率を向上させた小型電動移動体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のモータの速度範囲
に限りがあるという課題を解決するために、請求項1記
載の発明は、電力源である蓄電池からの電力を推進力を
発生するモータに供給して駆動するモータ駆動手段と、
このモータ駆動手段を介してモータを駆動制御する制御
手段とを備えたモータ駆動制御装置において、前記モー
タ駆動手段と前記蓄電池との間に配置され、前記制御手
段によって制御される電圧可変回路を前記モータ駆動制
御装置に設けると共に、前記制御手段は、モータの作動
指令値を示す作動指令値検出手段とモータの駆動状態を
示すモータ駆動状態検出手段を備え、さらに前記各検出
手段によって得られる検出値に基づいて、前記電圧可変
回路の前記モータ駆動手段への出力電圧を蓄電池電圧よ
りも高い値に昇圧し、前記モータ駆動手段に供給するよ
うに前記電圧可変回路を制御する昇圧制御手段を備えた
ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
による効果に加え、さらにモータ制御の総合効率を向上
させるためのものであり、電圧可変回路によって昇圧さ
れたモータ駆動手段への出力電圧を降圧して蓄電池に充
電するために、前記制御手段は、前記各検出手段により
得られる検出値に基づいて、前記電圧可変回路の蓄電池
への出力電圧を蓄電池電圧と等しくなるまで降圧し、前
記蓄電池に充電するように前記電圧可変回路を制御する
降圧制御手段を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2の発明による効果に加え、さらにモータの始動時
や低回転時に高トルクを得るためのものであり、前記モ
ータ駆動制御装置は、前記モータ駆動手段に供給する電
圧を、前記蓄電池の電圧と前記電圧可変回路により昇圧
された出力電圧の何れか一方に切り換えるための、前記
制御手段によって制御される切換手段を備えると共に、
前記制御手段は、前記各検出手段により得られる検出値
に基づいて前記切換手段を制御する切換制御手段を備え
たことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3記載のいずれかモータ駆動制御装置を搭載すると共
に、制御手段への入力信号を発生するアクセル手段を備
えた小型電動移動体において、前記蓄電池と前記モータ
駆動手段との間に配置され、前記制御手段によって制御
される電圧可変回路を設けると共に、前記アクセル手段
からの入力信号を含むモータの作動指令値を検出する作
動指令値検出手段と前記モータ駆動状態検出手段によっ
て得られる検出値に基づいて前記モータ及び小型電動移
動体の運転状態を判断し、少なくとも高速走行時は前記
電圧可変回路の前記モータ駆動手段への出力電圧を前記
蓄電池電圧よりも高い値に昇圧するモータ駆動制御装置
を搭載したことを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明の効果に加え、さらにモータ制御、および小型電動移
動体の総合効率を向上させるために、前記各検出手段に
よって得られる検出値に基づいて、前記モータ及び小型
電動移動体の運転状態を判断し、減速時は前記電圧可変
回路の前記蓄電池への出力電圧を蓄電池電圧と等しくな
るまで降圧するようにしたモータ駆動制御装置を搭載し
たことを特徴としている。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4または請
求項5記載の発明の効果に加え、さらに小型電動移動体
の始動時や低速運転時に高出力を得るためのものであ
り、前記各検出手段より得られる検出値に基づいて前記
モータ及び小型電動移動体の運転状態を判断し、始動時
または低速運転時等の高負荷時には前記モータ駆動手段
に供給する電圧を蓄電池電圧とするように切り換え、高
速運転時等の低負荷時には前記電圧可変回路によって昇
圧された電圧に切り換えるように制御するモータ駆動制
御装置を搭載したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下にこの発明に係るモータ駆動
制御装置と小型電動移動体の実施形態を添付図に基づい
て説明する。図1はこの発明に係るモータ駆動制御装置
の制御ブロック図、図2は同モータ駆動制御装置内に備
えられた制御手段の内部制御ブロック図である。
【0014】図1中の点線で囲まれた30はモータ駆動
制御装置であり、電力源である蓄電池10の電力を制御
してモータ2を駆動するものである。このモータ駆動制
御装置30は制御手段34、電圧可変回路32、切換手
段33、モータ駆動手段31から構成されている。制御
手段34は作動指令信号とモータ駆動状態信号が入力さ
れる。制御手段34には、モータ2の作動指令値を示す
作動指令値検出手段341と、モータ2の駆動状態を示
すモータ駆動状態検出手段342を備え、各検出手段3
41,342によって得られた検出値に基づいて、切換
制御手段346、昇圧制御手段347、降圧制御手段3
48及びモータ駆動制御手段349により、モータ駆動
手段31、電圧可変回路32、及び切換手段33をそれ
ぞれ制御する。
【0015】また、図中の破線部分は精度の高い制御を
行う場合など、必要に応じてモータ運転状態信号を取り
込み、モータ運転状態検出手段343でモータ2の運転
状態を判断し、これに基づいて駆動制御するものであ
る。
【0016】電圧可変回路32は、蓄電池10とモータ
駆動手段31の間であり点線で示したモータ駆動制御装
置30内に設けられており、請求項1に記載した電力源
である蓄電池10の電圧を昇圧してモータ駆動手段31
を介してモータ2に供給する機能と、請求項2に記載し
た昇圧された電圧をモータ回生時に降圧して蓄電池10
に充電する機能を有している。
【0017】切換手段33は、請求項3に記載したよう
にモータ駆動手段31を介してモータ2に供給する電圧
を、電圧可変回路32の出力電圧、もしくは蓄電池10
からの電圧のどちらか一方に切り換えるためのものであ
る。
【0018】モータ駆動手段31は蓄電池10からの電
圧をモータ2に供給し駆動するもので、例えばFETや
トランジスタのようなパワーエレクトロニクス半導体を
主要部品とする基盤に搭載された駆動回路であり、制御
手段34により制御される。
【0019】次に、図2により制御手段34の内部につ
いて、さらに詳細に説明する。制御手段34は、モータ
2の作動指令値を検出する作動指令値検出手段341
と、モータ2を駆動制御したときの駆動状態(例えば電
流や電圧)を検出するモータ駆動状態検出手段342を
備えており、また図中の破線部分のモータ回転信号であ
るモータ運転状態信号を検出するモータ運転状態検出手
段343は、精度の高い制御を行う場合など、モータ運
転状態信号を取り込みモータ2の運転状態を判断し駆動
制御するために必要に応じて備えるようにしてもよい。
【0020】ところで、モータ2の作動指令値とはモー
タ駆動制御装置30に電源を供給するメインスイッチ、
モータ2の回転数を可変させる回転数可変装置(図は省
略するが例えばポテンショメータ等のセンサーを搭載し
た操作手段)、モータ2が駆動対象としている対象物を
強制的に制動させる制動装置(図は省略するが例えば安
全装置等であり駆動対象物を機械的に制動させる制動手
段)が備えたスイッチやセンサー信号のことである。
【0021】演算部であるCPU345では、各検出手
段により検出された各検出値が入力され、記憶部である
メモリー344に予め書き込まれた制御プログラムに従
って計算された値に基づいて、切換制御手段346、昇
圧制御手段347、降圧制御手段348、及びモータ駆
動制御手段349に信号を与え制御するものである。
【0022】各制御の概略の動作を、図3の概略制御フ
ローチャートに従って説明すると、S101では、作動
指令値であるメインスイッチ信号、ブレーキスイッチ信
号、回転数可変信号(後に説明する小型電動移動体の実
施例ではアクセル開度検出値やトルク検出値がそれに当
たる)や、モータ運転状態であるモータ回転数、小型電
動移動体の例では車速や、モータ駆動状態であるモータ
端子間電圧、モータ駆動電流、電圧可変回路出力電圧、
蓄電池電圧、充電電流等の各検出手段により、演算に必
要な各検出値を求める。S102ではS101で得られ
た各検出値より、先ずモータ端子間電圧推定値を演算
し、その結果より電圧可変回路出力電圧指示値であるV
4指示値を演算する。
【0023】このときモータ運転状態検出手段は精度の
高い制御を行う場合など必要に応じて備え演算を行うも
のである。すなわち各検出値によりモータ端子間電圧推
定値及び電圧可変回路出力電圧指示値を演算するため
に、モータ運転状態検出手段を備えた制御手段は比較的
簡単に求めることが可能であるが、検出するためのセン
サーや検出回路をも備えなければならない。そこでセン
サー数及び検出回路を縮小することによりコスト面で有
利となる。この場合の制御は、モータが持つ固有の機器
定数等による演算やフィードバック制御、フィードフォ
ワード制御等により可能であり、モータ駆動制御装置の
規模や性能の要求によりモータ運転状態検出手段を選択
的に備えるようにしている。
【0024】次に、Sl03ではS101で求めた検出
値より、モータの運転状態を判断し、モータ回転速度が
高回転高速運転状態の時はSl04へ、減速運転状態の
時はS111へと進む。
【0025】S104の高回転高速運転状態では、電圧
可変回路出力電圧指示値であるV4指示値と蓄電池電圧
とを比較し、V4指示値が蓄電池電圧より大きいときS
105へと進み切換信号を0FFする。またV4指示値
が蓄電池電圧と等しいかそれ以下のとき、S106へ進
み切換信号をONしその後S101へ戻る。
【0026】S105の切換信号OFF後はS107に
より、モータヘの供給電流にリミッタを掛けるために駆
動電流のリミッタ値であり駆動電流指示値であるI4指
示値と実際の駆動電流検出値であるI4検出値とを比較
し、I4検出値がリミッタ値であるI4指示値よりも小
さいときはS108に、I4検出値がリミッタ値である
I4指示値と等しいか超えたときS110へと進み昇圧
制御信号をOFFしてS101へ戻る。
【0027】S108ではV4指示値と電圧可変回路出
力電圧検出値であるV4検出値とを比較し、V4検出値
がV4指示値と等しいかまたは超えたときS110で昇
圧制御信号をOFFしS101へ戻るが、V4検出値が
V4指示値よりも小さいときはS109で昇圧制御信号
をONし、その後S101へ戻る。
【0028】次に、S103の運転状態判断で減速運転
と判断されてS111へと進んだときは、S111で切
換信号をOFFし、S112で降圧制御による充電電流
のリミッタを掛けるために充電電流のリミッタ値であり
充電電流指示値であるI4指示値と充電電流検出値であ
るI4検出値とを比較し、I4検出値がリミッタ値であ
るI4指示値よりも小さいときはS113に、I4検出
値がリミッタ値であるI4指示値と等しいか超えたとき
S115へと進み降圧制御信号をOFFしてS101へ
戻る。
【0029】S113では電圧可変回路出力電圧指示値
であるV4指示値と電圧可変回路出力電圧検出値である
V4検出値とを比較し、V4検出値がV4指示値と等し
いかまたは超えたときS115で昇圧制御信号をOFF
しS101へ戻るが、V4検出値がV4指示値よりも小
さいときはS114で降圧制御信号をONし、その後S
101へ戻る。
【0030】なお、図3の制御フローチャート中に各制
御信号のONまたはOFFを示すS1、S2、S3は、
次に図4、5、6で説明する各駆動素子に対応しon/
offすることで各制御を実施する。
【0031】次に、電圧可変回路、及びモータ駆動回路
の実施例を図4、5、6を基に説明する。図中(a)は
電圧可変回路、(b)はモータ駆動手段であるモータ駆
動回路である。以下、図4に基づいて説明すると、
(a)の電圧可変回路中のS1は切換手段である切換ス
イッチであり、低回転、低速運転時はONして蓄電池1
0から直接モータ駆動手段であるモータ駆動回路(b)
に電圧を供給し、高回転、高速運転時はOFFして電圧
可変回路(a)からの昇圧された電圧をモータ駆動手段
に供給するように切換制御される。S2は降圧するため
の素子であり、制御手段34からのON/OFF信号に
よって降圧してリアクトルを介して回生時の電圧を蓄電
池10に充電する。S3は昇圧するための素子であり、
制御手段34からのON/OFF信号によって蓄電池電
圧から受けた電圧を昇圧しモータ駆動回路(b)に供給
する。
【0032】また、電圧可変回路(a)の出力電圧V4
と、モータ駆動もしくは充電時に流れる電流値14が検
出される。
【0033】次に(b)のモータ駆動手段であるモータ
駆動回路について説明する。S4〜S9の駆動素子によ
りモータ2のコイルに正方向の電流を与えてモータ2を
正転させ、負方向の電流によってモータ2を逆転するよ
う制御手段34によって制御される。また、モータ駆動
回路(b)にはモータ2の端子間にかかるモータ端子間
電圧V1〜V3と、モータ2の各コイルに流れるモータ
駆動電流I1〜I3が検出される。
【0034】なお、モータ2の形態とそのモータ2を駆
動するモータ駆動回路(b)の駆動素子S4〜S9の形
態によって回路構成が変わる。図4は3相交流モータを
使用しての駆動回路であり、図5は1相交流モータを使
用した駆動回路の場合である。
【0035】また、図6のようにモータは図4と同様の
3相交流モータを使用しているが、モータ2の回転信号
及びその検出手段であるモータ運転状態検出手段を持た
ず、さらにモータ端子間電圧のV1、V2、V3及びモ
ータ駆動電流のI2を検出することなく、他の相のモー
タ駆動電流であるI1、I3及び電圧可変回路出力電圧
検出値V4とモータ駆動手段への供給電流I4を検出
し、そしてさらにモータ2が固有に持っている機器定数
により計算して電圧可変回路出力電圧指示値を求めてモ
ータ2を駆動制御することも可能であり、制御手段34
での演算は複雑となるが、電流または電圧の検出手段や
回路規模が縮小されコスト面で有利である。このように
電圧可変回路、モータ駆動回路等のモータ駆動制御装置
30内の各回路は、図4、図5、図6の実施例に示した
ようにモータの種類や、回路規模、またコストによって
も選択が可能である。
【0036】ここで、モータ2について、図7のモータ
断面図を用いて説明する。モータ2はその中心に出力軸
21を有し、永久磁石22を固着したロータ23の中心
に出力軸21が取り付けられ、コイル24を巻き付けた
ステータ25により構成されている。そしてコイル24
に与えられる駆動電流により、ロータ23が回転し、出
力軸21を介して回転力が伝達されるようになってい
る。ここで、この実施例ではモータ2を三相永久磁石同
期モータとしているが、永久磁石を有した他のモータと
してもよいし、永久磁石を持たないモータ例えば誘導型
モータとしてもよい。
【0037】以上の説明から解るように、この発明のモ
ータ駆動制御装置30によれば、作動指令値やモータ駆
動状態、さらにモータ運転状態に応じて、高回転域では
電圧可変回路32によって蓄電池10からの電圧を昇圧
することで、より広い速度範囲を得ることが可能とな
り、また大トルクが必要な低回転域では切換手段33に
よって大電流を供給するため十分なトルクが得られる。
このように低回転から高回転までの広い速度範囲で作動
可能となる。また、モータ2を高回転から減速して制動
させる際、昇圧制御によって昇圧された電圧は蓄電池電
圧を越えているため、モータの回生によるエネルギーを
電圧可変回路32を介して降圧させることにより、蓄電
池10への充電電流の制御が可能となり、モータ2やモ
ータ駆動手段31に負担をかけることなく充電しモータ
駆動制御の総合効率を向上させることができる。
【0038】また、モータ2の例として永久磁石モータ
について示したが、永久磁石を持たないモータについて
も、効率低下、モータおよび駆動回路の負担の増大等の
問題があるため、この発明を実施することにより永久磁
石を持たない他のモータにおいても同様の効果を得るこ
とができる。
【0039】次に、請求項4以降のこの発明に係るモー
タ駆動制御装置を搭載した小型電動移動体について図8
に基づいて説明する。図8はスクータ型の自動2輪車の
側面図である。図中1は動力ユニットであり、モータ2
と伝動ケース3とを一体とし、伝動ケース3の後端に駆
動輪である後輪4を保持したものである。この伝動ケー
ス3は前部が車体フレーム5に上下揺動自在に軸支さ
れ、後部は緩衝器6により弾性支持されている。また伝
動ケース3内に動力伝達装置7が内蔵され、モータ2の
回転出力は、動力伝達装置7を介して後輪4に伝えられ
る。8は運転シート、30はこの運転シート8の下方に
配設されたモータ駆動制御装置、10は足置台の下に収
容された蓄電池である。11は前輪、12は操向ハンド
ルである。この操向ハンドル12の右端にはアクセルグ
リップ13、左端には固定式のグリップが取り付けられ
ている。前記アクセルグリップl3内には運転者の操作
情報を示すポテンショ等であるアクセル開度センサーが
組み込まれている。14はメインスイッチであり、この
車両及びモータ駆動制御装置30の電源をONする。1
5は車輪を制動可能とさせる車輪制動装置である前輪制
動装置、16は後輪制動装置であり、操向ハンドル12
は、前輪制動装置15のブレーキレバーである右レバー
を有し、また後輪制動装置16のブレーキレバーである
左レバーを有している。それぞれのレバーは、左右のグ
リップに対応するように操向ハンドル12に設けられて
いる。なお、操向ハンドル12には、左右のブレーキレ
バーに連動したブレーキスイッチが組み付けられてい
る。
【0040】次に、図9を基に前記小型電動移動体にモ
ータ駆動制御装置を搭載した場合の制御の概要を説明す
る。図9に示す制御手段34は作動指令値であるメイン
スイッチ信号、ブレーキスイッチ信号、アクセル開度信
号と、モータ運転状態であるモータ回転信号及び車速信
号と、モータ駆動状態であるモータ端子間電圧、モータ
駆動電流、電圧可変回路出力電圧、蓄電池電圧、及び充
電電流を示す各信号の入力を受け、各検出手段によって
得られた検出値に基づいて、モータ駆動手段31、電圧
可変回路32、及び切換手段33をそれぞれ制御する。
ここで説明したアクセル開度信号とは、請求項1から3
の発明で構成されている回転数可変信号のことである。
【0041】モータ2はモータ駆動手段31を介して回
転制御されて推進力を発生し、動力伝達装置7を介して
車輪70を回転させて車両の移動速度を得ることができ
る。図9中の破線は後に説明する他の実施例で使用され
る信号である。また図中負荷を車輪70としたが図示し
ていない他の実施例として、例えば小型船舶であればプ
ロペラがそれに当たる。
【0042】以上の説明から解るように、この発明の小
型電動移動体によれば、運転者が操作して得られる作動
指令値やモータの駆動状態、さらにモータ運転状態に応
じて高回転、高速運転域では電圧可変回路32によって
蓄電池10からの電圧を昇圧し、より広い移動速度範囲
を得ることができ、また、大出力が必要な低回転、低速
運転域では切換手段33によって大電流を供給するため
十分な出力を得ることができ、低回転、低速運転域から
高回転、高速運転域までの広い移動速度範囲で運転可能
となる。また、高速運転からアクセル手段であるアクセ
ルグリップを戻して減速する際、昇圧制御によって昇圧
された電圧は蓄電池電圧を越えており、モータ2の回生
によるエネルギーを電圧可変回路32を介して降圧させ
ることにより、蓄電池10への充電電流の制御が可能と
なり、モータ2や駆動回路に負担をかけることなく充電
しモータ駆動制御及び型電動移動体の総合効率を向上さ
せることができる。
【0043】ところで、この発明によるモータ駆動制御
装置を搭載した小型電動移動体は次に示す他の実施例に
よっても実現できる。すなわち、ペダルからの人力によ
るトルクとモータからのトルクを合成して推進力を得る
電動補助付自転車を例にして図10、11を基に説明す
る。
【0044】図10は電動補助付自転車の側面図、図1
1は動力ユニット部の拡大図を示す。図中91は電力源
である蓄電池であり、サドル92の下方に配設されてい
る。また、サドル92は中央フレーム93により支えら
れ、メインフレーム94と連結されており、車体を構成
している。さらに、メインフレーム94はフロントアー
ム95に連結され、フロントアーム95上方に操向ハン
ドル96が取り付けられている。前輪97はフロントア
ーム95の先端で回転自在に支えられている。98は電
動補助付自転車の電源をONするメインスイッチであ
る。また、100は動力ユニットであり、モータ101
が内部に搭載されている。このモータ101からの回転
力をチェーンを介して後輪99に伝えている。102は
ペダル、103はペダルを回転自在に支えるペダルシャ
フトであり、人力によるトルクをペダル102、ペダル
シャフト103を介して動力ユニット100内に配設し
ているトルク合成ユニット104に伝達する。105は
人力によるトルクを検出するトルクセンサーであり、ト
ルクセンサー105から出力される信号が図9の破線で
示したトルク検出信号である。請求項1から3の発明で
構成されている回転数可変信号は、この実施例のトルク
検出値のことであり、図8の実施例で説明したアクセル
開度検出信号を、このトルク検出信号に置き換えること
で、モータとモータを駆動する駆動手段及びモータ駆動
手段を制御する制御手段は同じ構成で、この実施例の電
動補助付自転車に搭載されるモータ駆動制御装置が実現
できる。なお、図9に示すモータ駆動制御装置30を構
成する図11に示すモータ駆動制御装置110は動力ユ
ニット100内に搭載されている。
【0045】このような電動補助付自転車である小型電
動移動体の制御の概要について図9により説明する。図
9の破線で示すように、他の動力源である人力(他には
エンジンも含む)とモータ2からのトルクを合成して動
力伝達装置7を介して負荷である車輪70を回転させて
推進させるものである。モータ2の回転数可変信号とし
てはアクセル開度信号に代えてトルク検出信号によりモ
ータ回転速度を制御し、車両の移動速度を制御する。
【0046】すなわち、この小型電動移動体を制御する
モータ駆動制御装置30内の制御手段34は作動指令値
であるメインスイッチ信号、ブレーキスイッチ信号、ア
クセル開度信号に代えてトルク検出信号と、モータ運転
状態であるモータ回転信号及び車速信号と、モータ駆動
状態であるモータ端子間電圧、モータ駆動電流、電圧可
変回路出力電圧、蓄電池電圧、及び充電電流を示す各信
号の入力を受け、各検出手段によって得られた検出値に
基づいて、モータ駆動手段31、電圧可変回路32、及
び切換手段33をそれぞれ制御する。そしてモータ2
は、モータ駆動手段31を介して回転制御されて推進力
を発生し、動力伝達装置7を介して車輪70を回転させ
て車両の移動速度を得ることができる。動力伝達装置7
は、図10に示すチェーン等で構成され、車輪70は図
10に示す後輪99である。
【0047】以上説明した電動補助付自転車のような小
型電動移動体では、図10及び図11に示すようにモー
タ101のみならずモータ駆動制御装置110や蓄電池
91も小型のものが望まれる。そのため小さなモータで
大きな出力と広い速度範囲がより一層要求されており、
この発明による電圧可変回路及びその制御手段を備えた
モータ駆動制御装置110を搭載することでその要求を
確実に満たすことができる。また、前述のように蓄電池
91も小さな物が望まれているためエネルギー効率のよ
い制御が必要であり、電圧可変回路と降圧制御手段によ
って蓄電池91への充電制御を行うことにより効率のよ
い制御が実現できる。さらに、始動時や坂道等における
高負荷時においては大きな出力が必要なため、この発明
による切換手段及び切換制御手段によって高出力を得る
ことも可能となる。
【0048】また、この実施例では小型電動移動体をス
クータ型自動2輪車、及び電動補助付自転車としたが、
他の小型電動移動体、例えば電動自動車、電動推進機付
き小型船舶、さらに他動力源を利用した例えば電動補助
付自転車、電動補助付車椅子、エンジン及び電動モータ
搭載のハイブリット自動車等の小型電動移動体としても
よい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明に係
るモータ駆動制御装置によれば、作動指令値やモータ運
転状態、さらにモータの駆動状態に応じて、高回転域で
は電圧可変回路によって蓄電池からの電圧を昇圧するこ
とで、より広い速度範囲が得られるという効果がある。
【0050】請求項2の発明では、モータを高回転から
減速して制動させる際、昇圧制御によって昇圧された電
圧は蓄電池電圧を越えているため、モータの回生による
エネルギーを電圧可変回路を介して降圧させることによ
り、蓄電池への充電電流の制御が可能となり、モータや
駆動回路に負担をかけることなく充電しモータ駆動制御
の総合効率を向上させるという効果がある。
【0051】請求項3の発明では、大トルクが必要な低
回転域では切換手段によって大電流を供給するため十分
なトルクが得られるという効果がある。また、請求項1
から3の発明で共通して得られる効果としては、モータ
の例として永久磁石モータについて示したが、永久磁石
を持たないモータについても、効率低下、モータ及び駆
動回路の負担の増大等の問題があるため、本発明を実施
することにより永久磁石を持たない他のモータにおいて
も同様の効果を得ることができる。
【0052】請求項4の発明に係る小型電動移動体で
は、運転者が操作して得られる作動指令値やモータ運転
状態、さらにモータの駆動状態に応じて高回転、高速運
転域では電圧可変回路によって蓄電池からの電圧を昇圧
し、より広い移動速度範囲を得られるという効果があ
る。
【0053】請求項5の発明では、高速運転からアクセ
ルグリップを戻して減速する際、昇圧制御によって昇圧
された電圧は蓄電池電圧を越えており、モータの回生に
よるエネルギーを電圧可変回路を介して降圧させること
により、蓄電池への充電電流の制御が可能となり、モー
タや駆動回路に負担をかけることなく充電しモータ駆動
制御及び小型電動移動体の総合効率を向上させることが
できるという効果がある。
【0054】請求項6の発明では、大出力が必要な低回
転、低速運転域では切換手段によって大電流を供給する
ため十分な出力を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るモータ駆動制御装置の制御ブロ
ック図である。
【図2】同モータ駆動制御装置内に備えられた制御手段
の内部制御ブロック図である。
【図3】制御手段により実施される概略制御フローチャ
ートである。
【図4】この発明に係る電圧可変制御回路及びモータ駆
動回路の概略図である。
【図5】この発明の他の実施形態による電圧可変制御回
路及びモータ駆動回路の概略図である。
【図6】この発明の他の実施形態による電圧可変制御回
路及びモータ駆動回路の概略図である。
【図7】この発明に係るモータの構造を示すモータ断面
図である。
【図8】この発明に係る小型電動移動体であるスクータ
型の自動2輪車の側面図である。
【図9】同小型電動移動体に搭載したモータ駆動制御装
置の制御ブロック図である。
【図10】この発明に係る小型電動移動体である電動補
助付自転車の側面図である。
【図11】同小型電動移動体の動力ユニット部の拡大図
である。
【符号の説明】
1、100 動力ユニット 2、101 モータ 4、99 後輪 7 動力伝達装置 9 モータ駆動制御装置 14、98 メインスイッチ 30 モータ駆動制御装置 31 モータ駆動手段 32 電圧可変回路 33 切換手段 34 制御手段 341 作動指令値検出手段 342 モータ駆動状態検出手段 343 モータ運転状態検出手段 345 CPU 346 切換制御手段 347 昇圧制御手段 348 降圧制御手段 349 モータ駆動制御手段 104 トルク合成ユニット 105 トルク検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力源である蓄電池からの電力を推進力を
    発生するモータに供給して駆動するモータ駆動手段と、
    このモータ駆動手段を介してモータを駆動制御する制御
    手段とを備えたモータ駆動制御装置において、前記モー
    タ駆動手段と前記蓄電池との間に配置され、前記制御手
    段によって制御される電圧可変回路を前記モータ駆動制
    御装置に設けると共に、前記制御手段は、モータの作動
    指令値を示す作動指令値検出手段とモータの駆動状態を
    示すモータ駆動状態検出手段を備え、さらに前記各検出
    手段によって得られる検出値に基づいて、前記電圧可変
    回路の前記モータ駆動手段への出力電圧を蓄電池電圧よ
    りも高い値に昇圧し、前記モータ駆動手段に供給するよ
    うに前記電圧可変回路を制御する昇圧制御手段を備えた
    ことを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記各検出手段により得
    られる検出値に基づいて、前記電圧可変回路の蓄電池へ
    の出力電圧を蓄電池電圧と等しくなるまで降圧し、前記
    蓄電池に充電するように前記電圧可変回路を制御する降
    圧制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のモ
    ータ駆動制御装置。
  3. 【請求項3】前記モータ駆動制御装置は、前記モータ駆
    動手段に供給する電圧を、前記蓄電池の電圧と前記電圧
    可変回路により昇圧された出力電圧の何れか一方に切り
    換えるための、前記制御手段によって制御される切換手
    段を備えると共に、前記制御手段は、前記各検出手段に
    より得られる検出値に基づいて前記切換手段を制御する
    切換制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のモータ駆動制御装置。
  4. 【請求項4】電力源である蓄電池からの電力を推進力を
    発生するモータに供給するモータ駆動手段と、このモー
    タ駆動手段を介してモータを駆動制御する制御手段と、
    を備えたモータ駆動制御装置を搭載すると共に、前記制
    御手段への入力信号を発生するアクセル手段を備えた小
    型電動移動体において、前記蓄電池と前記モータ駆動手
    段との間に配置され、前記制御手段によって制御される
    電圧可変回路を設けると共に、前記アクセル手段からの
    入力信号を含むモータの作動指令値を検出する作動指令
    値検出手段と前記モータ駆動状態検出手段によって得ら
    れる検出値に基づいて前記モータ及び小型電動移動体の
    運転状態を判断し、少なくとも高速走行時は前記電圧可
    変回路の前記モータ駆動手段への出力電圧を前記蓄電池
    電圧よりも高い値に昇圧するモータ駆動制御装置を搭載
    したことを特徴とする小型電動移動体。
  5. 【請求項5】前記各検出手段によって得られる検出値に
    基づいて、前記モータ及び小型電動移動体の運転状態を
    判断し、減速時は前記電圧可変回路の前記蓄電池への出
    力電圧を蓄電池電圧と等しくなるまで降圧するようにし
    たモータ駆動制御装置を搭載したことを特徴とする請求
    項4記載の小型電動移動体。
  6. 【請求項6】前記切換手段と、前記切換制御手段を有す
    る前記制御手段を備えたモータ駆動制御装置を搭載した
    小型電動移動体であって、前記各検出手段より得られる
    検出値に基づいて前記モータ及び小型電動移動体の運転
    状態を判断し、始動時または低速運転時等の高負荷時に
    は前記モータ駆動手段に供給する電圧を蓄電池電圧とす
    るように切り換え、高速運転時等の低負荷時には前記電
    圧可変回路によって昇圧された電圧に切り換えるように
    制御するモータ駆動制御装置を搭載したことを特徴とす
    る請求項4または請求項5記載の小型電動移動体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004149001A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Sanyo Electric Co Ltd 電動自転車
WO2011013583A1 (ja) * 2009-07-27 2011-02-03 太陽誘電株式会社 モータ駆動装置及びこれを備えた電動アシスト車
JP2012214174A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Mitsubishi Ufj Research & Consulting Co Ltd 多機能車両
TWI404295B (zh) * 2010-02-23 2013-08-01 見發先進科技股份有限公司 具複合充電功能之電動自行車電路

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