JPH11150517A - 情報配信システム及び受信装置 - Google Patents

情報配信システム及び受信装置

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JPH11150517A
JPH11150517A JP31691097A JP31691097A JPH11150517A JP H11150517 A JPH11150517 A JP H11150517A JP 31691097 A JP31691097 A JP 31691097A JP 31691097 A JP31691097 A JP 31691097A JP H11150517 A JPH11150517 A JP H11150517A
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Withdrawn
Application number
JP31691097A
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Hiroshi Inoue
啓 井上
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ配信システムとして放送回線の利用効
率の向上と配信センター側の負担の軽減を図る。 【解決手段】 配信センター側は、楽曲データと共に次
回配信リスト情報を含む配信リスト情報を送信する。受
信側では、配信リスト情報に基づく配信リスト画面を利
用してダウンロード楽曲データを決定するが、この際、
次回配信リスト情報に該当するダウンロード楽曲データ
であればそのまま受信待機状態として、配信センターへ
のリクエスト送信は行わないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば楽曲情報を
デジタル衛星放送等を利用して配信することを目的とし
て構築される情報配信システム、及びこの情報配信シス
テムに備えられる受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星や放送衛星等を利用した
デジタル衛星放送システムが普及してきている。このよ
うなデジタル衛星放送システムでは、例えば、いわゆる
ペイ・パー・ビューといわれる、ユーザが視聴した番組
単位で課金を行うといった利用形態が実施されている。
上記のような利用形態を背景として、例えば衛星放送に
より楽曲単位のオーディオデータ(ここでは楽曲データ
ともいうことにする)を配信し、例えば各家庭などでは
受信装置により受信した所望の楽曲データをダウンロー
ド(購入)するという情報配信システムを構築すること
が考えられる。
【0003】このような情報配信システムとしては、例
えば次のような形態が考えられる。例えばオーディオデ
ータの配信センター(放送局)側では、衛星放送により
特定のチャンネルを利用して、楽曲データを配信する。
この際、ユーザ側で配信可能な楽曲データの楽曲が把握
できるように、配信可能な楽曲データを示す配信リスト
情報も送信するようにされる。受信装置側では、上記オ
ーディオデータの配信チャンネルについて受信/選曲を
行う。そして、先ず、受信して得られる配信リスト情報
に基づいて、配信リスト画面の表示を行うようにする。
【0004】ここで、図7に配信リスト表示の一例を示
す。この図においては、オーディオデータの配信チャン
ネルは、いわゆるヒットチャートに基づいて選曲した多
数の楽曲データを配信するチャンネルを受信した場合が
示されているものとする。図7に示す配信リスト表示の
画面としては、配信リストとしての複数の楽曲データ
を、それぞれ楽曲のタイトル及びアーティスト名により
示す配信リスト表示領域40と、ユーザがダウンロード
すべき楽曲データを選曲するためのキー表示が表示され
るキー表示領域41が示されている。例えば受信装置の
ユーザは、モニタ装置等に表示出力された図7の配信リ
スト表示を見ながら、例えば操作キー等による所定のカ
ーソル移動操作を行うことによって、配信リスト表示領
域40における各楽曲項目間においてカーソルCRを移
動させることができる。ここで、キー表示領域42にお
けるトップメニューキー41a,前ページ送りキー41
b,次ページ送りキー41cをそれぞれ操作すれば、ト
ップメニュー画面への移行と、配信リスト表示領域40
の前ページ又は次ページへのページ送りが可能とされ
る。ここで、例えばユーザが所望する楽曲の項目にカー
ソルCRを配置させた状態で、キー表示領域42におけ
る決定キー41dをクリックしたのに相当する操作を行
ったとする。つまり、ダウンロードしたい楽曲データの
楽曲を指定したする。これにより、例えば受信装置で
は、電話回線等を利用して指定された楽曲データを要求
するためのリクエスト情報を配信センターに送信する。
【0005】配信センターでは、受信したリクエスト情
報に従って、配信すべき楽曲データを決定して順次配信
(放送)を行うようにされる。先にリクエスト情報を送
信した受信装置側では、リクエストした楽曲データが受
信されるのを待機しており、そのの放送時間に至ると、
目的の楽曲データを受信する。ここで、たとえば受信装
置に対しては、オーディオデータの記録が可能な記録装
置を接続してあるものとされ、受信装置では上記のよう
にして受信した楽曲データを記録装置に伝送して記録さ
せるようにする。このようにして、ユーザが所望した楽
曲データのダウンロードが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、上記のような
情報配信システムの利用に際しては、ユーザに人気のあ
る曲であるほどその楽曲についてのリクエスト情報が集
中することは当然考えられるのであるが、楽曲データを
配信する側にとってみれば、特に人気のある楽曲である
ほど、一回の配信に対して、できるだけ多くのユーザに
同時にその楽曲データがダウンロードされるようにし
て、衛星放送回線の利用効率が高められることが好まし
い。また、リクエスト情報を送信するための配信センタ
ーへのアクセスは設備等に負担をかけるため、多くのユ
ーザが所望の楽曲データをダウンロードできる環境にお
いても、できるだけ配信センターへのアクセスは少なく
なるようにすることが好ましい。
【0007】ところが、上記のようにしてオーディオデ
ータ配信システムを構築した場合には、例えば、次に送
信される楽曲等の情報がユーザに知らされないため、楽
曲データをダウンロードするユーザにとってみれば、配
信リスト表示を参照してリクエストした楽曲データしか
ダウンロードができないことになる。また、配信センタ
ー側では、ユーザ個人ごとのリクエスト情報に応えて決
定した楽曲データを逐一配信しなければならないことに
もなって、例えば人気のある曲などの配信回数は膨大な
ものとなってしまう。つまり、上述した衛星放送回線の
利用効率の向上、及びリクエスト情報送信のための配信
センターへのアクセスの低減は、このままでは困難なも
のとなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、ユーザのリクエストに応じて楽曲デ
ータを配信することのできるデータ配信システムとし
て、ユーザ側からの楽曲のリクエストなどのための配信
センターへのアクセスはできるだけ削減できるようにす
ると共に、一回の楽曲データの配信につきできるだけ多
くのユーザがダウンロードできる環境がととのうように
して、ユーザの需要に応えたデータ配信を確保しながら
も、放送回線の利用効率の向上と配信センター側の負担
の軽減を図ることを目的とする。
【0009】このため、本発明においては、情報配信装
置と受信装置とを備えて情報配信システムを構成するこ
ととした。そして、情報配信装置は、受信した要求情報
に応じて選択された情報を含む配信用情報の送信出力
と、配信可能な配信用情報を示す配信リスト情報の送信
出力とが可能とされ、配信リスト情報として少なくとも
現在送信中の配信用情報よりも後の将来において配信さ
れるべき配信用情報を示す予告配信リスト情報を含める
ようにした。また、受信装置は、情報配信装置から送信
される配信用情報と配信リスト情報を受信可能な受信手
段と、この受信手段により受信された上記配信用情報及
び配信リスト情報における所要の情報について当該受信
装置がダウンロードすべきダウンロード情報として獲得
することのできるダウンロード情報獲得手段と、受信手
段により受信した配信リスト情報に基づいて、少なくと
も予告配信リスト情報の内容を含んだ配信リスト表示画
面を作成して映像情報として出力することのできる表示
制御手段と、この表示制御手段により表示された配信リ
スト表示画面に基づいて配信用情報を選択することので
きる配信用情報選択手段と、この配信用情報選択手段に
より選択された配信用情報の送信を要求する要求信号を
情報配信装置に対して送信することのできる送信手段と
を備えて構成することとした。
【0010】そして、上記情報配信システムを形成する
受信装置において、配信用情報選択手段により選択され
た配信用情報が上記予告配信リスト情報に含まれるもの
である場合には、上記送信手段による上記選択された配
信用情報についての要求信号の送信処理を実行させず、
現時点以降において送信されてくる選択された配信用情
報を上記ダウンロード情報獲得手段によりダウンロード
情報として獲得させるように制御を行うことのできるダ
ウンロード制御手段を設けることとした。
【0011】また、本発明の受信装置として、外部より
送信される配信用情報と当該受信装置により受信可能な
上記配信用情報を示す配信リスト情報として少なくとも
現在送信中とされる配信用情報よりも後の将来において
配信されるべき予告配信リスト情報を含めて送信される
配信リスト情報とを受信可能な受信手段と、この受信手
段により受信された上記配信用情報及び配信リスト情報
における所要の情報について当該受信装置がダウンロー
ドすべきダウンロード情報として獲得することのできる
ダウンロード情報獲得手段と、受信手段により受信され
た配信リスト情報に基づいて、少なくとも予告配信リス
ト情報の内容を含んだ配信リスト表示画面を作成して映
像情報として出力することのできる表示制御手段と、こ
の表示制御手段により表示された配信リスト表示画面に
基づいて配信用情報を選択することのできる配信用情報
選択手段と、この配信用情報選択手段により選択された
配信用情報の送信を要求する要求信号を外部に送信する
送信手段とを備えて構成することとした。そして、配信
用情報選択手段により選択された配信用情報が上記予告
配信リスト情報に含まれるものである場合には、上記送
信手段による上記選択された配信用情報についての要求
信号の送信処理を実行させず、現時点以降において送信
されてくる選択された配信用情報を上記ダウンロード情
報獲得手段によりダウンロード情報として獲得させるよ
うに制御を行うことのできるダウンロード制御手段を設
けることとした。
【0012】そして、更に本発明の受信装置に対して
は、配信リスト情報について予め設定された属性を選択
することのできる属性選択手段を設けることとし、表示
制御手段は、属性選択手段により選択された属性に対応
するようにして、配信リスト情報についての選択及び/
又は上記配信リスト情報についての並び換えを行うこと
により、属性対応配信リスト情報を作成し、この属性対
応配信リスト情報に基づいた上記配信リスト表示画面と
しての映像情報を生成するように構成することとした。
【0013】上記構成によれば、情報配信システムを形
成する受信装置では、情報配信装置から送信される配信
リスト情報に基づいて作成した配信リスト表示画面を表
示させることが可能とされるのであるが、本発明におい
ては、配信リスト情報として、将来に配信される予定の
配信用情報を示す予告配信リスト情報が含まれることか
ら、受信装置では、この予告配信リスト情報に基づいて
作成した配信リスト表示画面を表示させることが可能で
ある。つまり、ユーザに少なくとも次回以降配信される
予定の配信用情報を提示することが可能とされる。ま
た、この予告配信リスト情報に含まれる配信用情報をユ
ーザがリクエストした場合には、情報配信装置に対して
リクエスト(要求情報)を送信せずに、受信装置側で予
告配信されてくるユーザのリクエスト曲の配信用情報の
受信を待機してダウンロードするようにされる。即ち、
ユーザのリクエスト情報を配信センター(情報配信装
置)に送信しなくとも、ユーザの所望の配信用情報のダ
ウンロードが実現されることになる。また、受信装置に
おいて、予告配信リスト情報に基づく配信リスト表示画
面を表示させる際に、予め設定された属性に従った選択
操作等を行うようにすれば、選択された属性に従って抽
出や並び替えが行われた形態により予告配信リスト情報
が表示されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して本発
明の実施の形態について説明する。なお、以降の説明は
次の順序で行うこととする。 (1.情報配信システムの構成例) (2.受信装置の構成例) (3.本実施の形態における楽曲データのダウンロー
ド)
【0015】図1は、本発明の実施の形態としての情報
配信システムの一構成例を示している。この図におい
て、配信センター1は、衛星放送の放送番組として楽曲
データを提供(配信)する。この場合、配信センター1
は、所定の衛星放送のチャンネルを利用して、番組の編
成に従って選択した楽曲データを逐次デジタル衛星放送
波として送信するものとされている。本実施の形態で
は、1回の配信動作により、複数の楽曲データを所定方
式に従って多重して送信するものとされる。例えば、4
0Mbpsの容量のトランスポンダの全てを1楽曲デー
タあたり1.4Mbpsによるデータ配信に利用すると
すれば、 40(Mbps)/1.4(Mbps)≒28.6 となり、約28〜29曲程度の楽曲データを一度に同時
送信することが可能とされる。
【0016】また、配信センター1からは、番組として
送信が決定されている全ての楽曲データをユーザに知ら
せるための配信リスト情報も、上記楽曲データと共にデ
ジタル放送波として送信するようにしている。この配信
リスト情報は、当該楽曲データ放送チャンネルにおける
番組表に相当するものであり、後述するようにして衛星
放送受信装置4にて受信・デコードされて、配信される
楽曲データをタイトルやアーティスト名等により示す
「配信リスト画面」の映像信号として生成される。そし
て、本実施の形態においては、この配信リスト情報とし
て、次回配信される予定の楽曲データを示す「次回配信
リスト情報」も含まれているものとされ、上記衛星放送
受信装置4では、配信リスト画面として、次回配信予定
の楽曲データを示す次回配信リスト用の画面の作成も実
行可能とされている。上記次回配信リスト情報のデータ
内容は、1回の楽曲データの配信が行われるごとに所定
タイミングで逐次更新されて送信されるものとされる。
また、配信センター1は、例えば電話回線等の通信網を
介して各ユーザが所有する衛星放送受信装置4と接続さ
れており、衛星放送受信装置4から送信された要求情報
(楽曲データのリクエスト情報)等を受信可能とされて
いる。また、課金処理に関わる当該配信センターとの契
約情等もこの通信網を介してやりとりすることができる
ようにされている。
【0017】デジタル衛星放送波として配信センター1
から送信出力された楽曲データ及び配信リスト情報は、
通信(放送)衛星2を介して地上に送信された後、例え
ば地上の各家庭や店舗等に設置された衛星放送受信装置
(以降、単に「受信装置」という)4にて受信されるこ
とになる。つまり、アンテナ3にて受信されたデジタル
衛星放送波が受信装置4に供給され、受信波の選局等が
行われる。この受信装置4により、上記楽曲データの配
信チャンネルを選局している場合には、上述のようにし
て配信センター1から送信されてくる楽曲データのうち
から所要の楽曲データを抽出して、例えば、外部から接
続されたデータ記録装置5に供給することで、楽曲デー
タのダウンロードが可能なようにされている。また、受
信波に含まれる配信リスト情報を抽出して配信リスト画
面データを作成し、この配信リスト画面データに基づい
て、モニタ装置6に配信リスト画面を表示出力させるこ
とが可能とされている。さらには、モニタ装置6に表示
された配信リスト画面を参照しながら、受信装置4に備
えられている操作部(ここでは図示せず)を操作するこ
とによって、ユーザがダウンロードしたい所望の楽曲デ
ータを選択することが可能とされている。なお、この図
に示す受信装置4は、単に楽曲データのチャンネルの受
信及び楽曲データのダウンロードのための動作が可能と
される構成のみをとるのではなく、従来のいわゆる衛星
放送チューナのように受信・選局した衛生放送チャンネ
ルの映像ソースを表示出力する構成を備えていても構わ
ない。
【0018】データ記録装置5は、例えば所定の記録媒
体が備えられて、少なくとも当該情報配信システムに対
応するフォーマットによる種類のオーディオデータの記
録が可能とされる。ここで、例えばデータ記録装置5が
いわゆるミニディスクシステムのように所定方式によっ
て圧縮処理が施されたオーディオデータの記録に対応す
る構成を採るものとして、当該楽曲データ配信システム
がこのような特定種類のオーディオメディアシステムに
対応するものであれば、デジタル放送波により送信され
る楽曲データもデータ記録装置5が対応するデータフォ
ーマットに対応して圧縮処理されたオーディオデータと
することが考えれられる。あるいは、配信センター1か
ら送信されてくるオーディオデータについて、受信装置
4にてデータ記録装置5に適合するデータフォーマット
に変換して、データ記録装置5に出力するように構成す
ることも考えられる。また、ここで受信装置4からデー
タ記録装置5間においてデータを伝送するために設けら
れるデータ伝送ラインL・DATAの規格としては特に
限定されるものではないが、ここでは、IEEE139
4が採用されているものとする。IEEE1394を採
用することによって、例えば、IEC958等をデータ
インターフェイスに採用した場合よりも高速な転送レー
トが得られる他、より有利なデータインターフェイス環
境を実現することが可能となる。
【0019】なお、ここでは、データ記録装置5に対し
て楽曲データの形式で伝送出力するものとしているが、
場合によっては、受信装置4側で楽曲データをアナログ
音声信号に変換して、例えば通常のステレオ音声信号と
して出力し、記録装置側では入力されたアナログ音声信
号について所定方式に従って記録を行うように構成する
ことも考えられる。
【0020】モニタ装置6では、受信装置4から出力さ
れる映像信号に基づいて画像表示を行う。本実施の形態
においては、前述のようにして受信装置4にて作成され
る配信リスト画面の映像信号が入力されるのであれば、
配信リスト画面を表示するようにされる。
【0021】(2.受信装置の構成例)図2は、受信装
置4の内部構成として、楽曲データの受信及びダウンロ
ード動作に関連する部位を抽出して示すブロック図であ
る。アンテナ3にて受信された受信波は、チューナ11
にて選局され、デコーダ12に供給される。デジタル衛
星放送システムでは、一般に1つの放送波に対して複数
チャンネルが多重化されて送信が行われる。デコーダ1
2においては、所要のチャンネルの受信データが得られ
るように、チューナ11にて選局された受信信号につい
て分離を行うための信号処理を実行するようにされてい
る。つまり、いわゆるデマクサー(Demaxer) としての機
能を有する。これにより、例えば当該受信装置4が楽曲
データの放送チャンネルを受信した場合には、デコーダ
12において、楽曲データ及び文字情報としての配信リ
スト情報が得られることになる。ここで、上記放送内容
としての楽曲データが所定の方式に従って圧縮処理され
たものである場合、例えば、データ記録装置5がこの圧
縮方式に対応していることを前提としている場合には特
に必要ないが、データ記録装置5が楽曲データの圧縮方
式に対応していない場合のシステム構成が考えられる場
合には、上記デコーダ12に対して、圧縮処理が施され
ている楽曲データについて伸張処理を含む所要の信号処
理を実行するための機能回路部を備えるようにすること
が考えられる。
【0022】デコーダ12において得られた楽曲データ
は、インターフェイス部23からデータ伝送ラインL・
DATA(IEEE1394)を介してデータ記録装置
5に伝送出力可能とされる。また、デコーダ12におい
て得られた配信リスト情報は、RAM13に伝送され
る。RAM13はシステムコントローラ19が利用する
所要の各種データが格納されるものであるが、本実施の
形態のRAM13においては、配信リスト情報格納領域
13aが設けられており、デコーダ12により抽出され
た配信リスト情報はこの配信リスト情報格納領域13a
に格納される。例えば後述する次回配信リストの属性の
変更操作に伴う、楽曲データの選択及び並び換え処理等
もこの配信リスト情報格納領域13aを利用して行われ
るものとされる。また、RAM13内には、ユーザがダ
ウンロードすべき楽曲データとして登録した(選択操作
を行った)楽曲を特定するための情報である「ダウンロ
ード情報」が格納される、ダウンロード登録情報格納領
域13bが設けられるが、これについては後述する。
【0023】キャラクタージェネレータ14は、例えば
システムコントローラ19の制御によって、与えられた
文字情報データ等に基づいて、文字、シンボル等の画像
情報を生成する。ここで、RAM13から読み出された
配信リスト情報格納領域13aの配信リスト情報がキャ
ラクタージェネレータ14に与えられるのであれば、配
信リスト情報のデータに基づいて、各楽曲データのタイ
トルやアーティスト名などの所要の情報に関する文字や
シンボル等の画像情報が生成される。このようにしてキ
ャラクタージェネレータ14において生成された文字や
キャラクタ等の画像情報は、映像信号生成回路15に供
給される。映像信号生成回路15は例えばVRAM等を
備えて構成され、システムコントローラ19の制御に基
づき、入力された画像データを上記VRAMに対してマ
ッピングするなどの画像データ処理を実行することで、
必要な画像データを得、これを最終的に映像信号として
出力するように構成されている。
【0024】ROM16は、例えばシステムコントロー
ラ19が実行すべき各種プログラムの他、特に、本実施
の形態においては、配信リスト情報に基づく配信リスト
画面を作成するための画像生成プログラムや、配信リス
ト画面を作成するのに必要とされる画像データ(例えば
配信リスト画面を形成するのに必要とされる表示枠やキ
ー・ボタン画像等のパーツ単位の画像データ)等が格納
されている。
【0025】例えば、配信リスト情報に基づく配信リス
ト画面を作成するのにあたっては、RAM13(配信リ
スト情報格納領域13a)に格納された配信リスト情報
のうちから所要の楽曲データに対応するものを抽出して
キャラクタージェネレータ14に入力することで、配信
リスト情報を文字等により表現する画像情報を得て、こ
れを映像信号生成回路15に供給する。また、ROM1
6からは、配信リスト画面を作成するのに必要とされる
画像データが映像信号生成回路15に供給される。映像
信号生成回路15では、供給された上記画像データを利
用して、配信リスト画面としての画像データを作成し、
これを映像信号として映像出力端子Voutを介してモ
ニタ装置6に出力する。これにより、モニタ装置6には
配信リスト画面が表示されることになる。上記のような
配信リスト画面の作成処理は、システムコントローラ1
9の制御によって実現される。
【0026】操作部20には、例えば当該受信装置4の
動作をユーザがコントロールするための所要の各種キー
が備えられている。この操作部20に対して行われた操
作に基づいて得られた操作情報はコマンド信号としてシ
ステムコントローラ19に伝送される。システムコント
ローラ19では、入力されたコマンド信号に基づいて適
宜所要の制御処理を実行する。特に本実施の形態におい
ては、詳しい図示は省略するが、後述するようにして配
信リスト画面を参照してダウンロードしたい所望の楽曲
データを選択決定するための操作を可能とするためのキ
ー群が設けられているものとされる。
【0027】カードリーダインターフェイス21は、シ
ステムコントローラ19とデータの相互伝送が可能なよ
うに接続されると共にICカード22が挿入される。I
Cカード22には、例えばユーザごとに個々に異なるI
D、放送チャンネルとの契約情報、及びこれまでのデジ
タル衛星放送番組の視聴履歴(ダウンロード履歴)等の
情報が記憶されており、システムコントローラ19は、
カードリーダインターフェイス21を介するようにして
ICカード22に対するデータの読み出し及び書き込み
を行うようにされる。例えば視聴履歴情報の利用形態を
例に挙げると、システムコントローラ19ではICカー
ド22から所定時間ごとに視聴履歴情報を読み出して、
電話回線等を介して配信センター1もしくは他の視聴情
報処理収集システムに伝送する。配信センター1や視聴
情報処理収集システムでは、伝送されてきた視聴履歴に
基づいて、ユーザに対して課金処理を行うようにされ
る。従って、本実施の形態としての楽曲データ配信シス
テムを利用して楽曲データのダウンロードをユーザが行
った場合には、例えば、楽曲データをダウンロードした
結果が上記した視聴履歴情報としてICカード22に記
憶され、この視聴履歴情報に基づいて、ダウンロードし
た楽曲データに見合った金額が課金されることになる。
【0028】リクエストデータジェネレータ17は、配
信センター1や外部に対して送信すべきデータを入力
し、所定の送信方式に適合する送信データに変換する。
ここで、リクエストデータジェネレータ17によりエン
コード処理されて送信出力されるべきデータとは、上記
した視聴履歴等のデータの他、特に本実施の形態におい
ては、楽曲データの配信チャンネルを利用している際
に、ユーザが配信リスト画面を参照しながら選択した楽
曲データの配信(放送)を配信センター1に要求するた
めのリクエスト情報の送信が含まれる。この場合、リク
エストデータジェネレータ17にてエンコード処理され
たデータは、モデム18、データ送信出力端子Tout
を介することにより、例えば電話回線を介して配信セン
ター1を含む外部に対して送信出力されることになる。
【0029】(3.本実施の形態における楽曲データの
ダウンロード)続いて、上記構成による受信装置4を備
えて形成される楽曲データ配信システムにおける楽曲デ
ータのダウンロード動作について説明することとし、先
ず受信装置4のユーザによる、データ記録装置5への楽
曲データのダウンロードまでの手順について、図3及び
図4を参照して説明する。
【0030】例えばユーザは、予め受信装置4に対して
データ記録装置を接続した状態としておき、受信装置4
に対して所定操作を行って、所望の楽曲データダウンロ
ードチャンネルが受信装置4により受信選局されるよう
にする。これにより、受信装置4においては、受信した
楽曲データダウンロードチャンネルの信号から抽出して
RAM13に格納した配信リスト情報に基づいて、前述
のようにして配信リスト画面を作成してモニタ装置6に
表示させることかが可能となる。この配信リスト画面の
作成処理は、先に図2により説明したとおりである。
【0031】ここで、ユーザが受信選局した楽曲データ
ダウンロードチャンネルの番組が「ヒットチャートリス
ト」であるとすると、モニタ装置6に表示される配信リ
スト画面の表示形態は例えば図3に示すものとなる。図
3に示す配信リスト画面においては、先ず、画面左側の
領域において、楽曲データダウンロードチャンネルの番
組「ヒットチャートリスト」の放送内容として配信する
ことが決定している全ての楽曲データを提示するための
配信リスト全曲表示領域31が表示される。そして、そ
の右側の画面領域には、現在配信中の楽曲データの次に
配信される予定の楽曲データを提示するための次回配信
リスト表示領域32が表示される。
【0032】この場合、配信リスト全曲表示領域31に
おいては、例えば、各楽曲データがその楽曲タイトル/
アーティスト(演奏者・歌手)名とにより示されてい
る。従ってこの場合には、配信センター1から送信され
てくる配信リスト情報としては少なくとも、各楽曲デー
タごとに楽曲タイトルとアーティスト名の情報の対応付
けがされていることになる。なお、楽曲データを特定す
るための情報としては、上記楽曲タイトル及びアーティ
スト名の他、各種情報を付加することが考えられるた
め、ここでは特に限定しない。また、この図に示す配信
リスト全曲表示領域31においては、例えば、全部で1
7曲分の楽曲データが提示されているが、実際に「ヒッ
トチャートリスト」の放送内容としてリストアップされ
る楽曲データは更に多数に上ることが当然予想される。
しかし、多数の楽曲データの情報を限られた表示範囲に
全て表示することは困難であり、ユーザにとってもかえ
って見づらいものとなるので、図3においては、上記1
7曲分の楽曲データが提示される表示領域を1ページ分
として形成し、複数のページ構造とするようにしてい
る。
【0033】また、図3に示す次回配信リスト表示領域
32において、各楽曲データが楽曲タイトル/アーティ
スト名とにより示されている点では、配信リスト全曲表
示領域31と同様である。また、図3の次回配信リスト
表示領域32においては、次に配信される楽曲データが
6曲分提示されているが、前述のように、一回の配信に
より同時送信可能な楽曲データ数は、例えば約28〜2
9曲程度であることから、ここでも、次回配信される楽
曲データが6曲を越える場合には、次回配信リスト表示
領域32は6曲分を1ページ単位とするページ構造を採
ることになる。また、本実施の形態においては、次回配
信リスト表示領域32において提示される楽曲データに
ついて、予め設定された属性をユーザが選択することに
より、その属性に従って、表示順の並び換え(ソート)
や全次回配信リスト内での絞り込み検索を行うことがで
きるようになっているが、このための操作や表示形態の
変化例については後述する。図3においては、特に属性
が選択されていない初期状態として、次回配信される全
楽曲データを提示する状態とされている。これに応じ
て、例えば、次回配信リスト表示領域32の最上段に
は、「次回配信される曲(ALL)」のように、現在、
次回配信される全ての楽曲データを提示していることを
示すメッセージが表示されている。
【0034】図3の配信リスト画面の下側の領域はグラ
フィカルユーザインターフェイスとして機能するキー表
示領域33とされ、例えば後述する操作部20の操作に
よって、ユーザが楽曲データの検索及びリクエストする
楽曲データの決定などに用いる所要のキー表示が行われ
る領域とされる。この図のキー表示領域33において
は、トップメニューキー33a、前ページキー33b、
次ページキー33c、決定キー33dが表示されてい
る。トップメニューキー33aは、トップメニュー(こ
こでは図示せず)の画面に移行するためのキー表示とさ
れ、前ページキー33b及び次ページキー33cは、例
えば、配信リスト全曲表示領域31や次回配信リスト表
示領域32が前述のようにページ構造により表示されて
いる場合に、これら表示領域について前ページ又は次ペ
ージへのページめくりを行うためのキーとされる。決定
キー33dは、ユーザがダウンロードしたいとされるリ
クエスト曲を決定する際に用いるキー表示とされる。
【0035】上記図3に示すような配信リスト画面が表
示されたモニタ装置6の画面を見ながら、ユーザは、自
分がダウンロードしたい楽曲を例えば次のようにして選
択する。この場合、ユーザは操作部20に対する操作に
よって、楽曲データが提示されている項目ごとにカーソ
ルCRを移動させることが可能とされる。このカーソル
CRは、これが配置表示されている楽曲データが現在選
択されていることを示すものであり、ここでは、配信リ
スト全曲表示領域31と次回配信リスト表示領域32間
の楽曲データの項目を移動することが可能なものとされ
る。図3の場合には、次回配信リスト表示領域32の上
から3番目の楽曲データの項目に対してカーソルCRが
配置されている状態が示されているが、この後、操作部
20に対する操作によって、同じ次回配信リスト表示領
域32内の他の項目、あるいは、配信リスト全曲表示領
域31側に表示される項目に対してカーソルCRを移動
させることが可能とされる。
【0036】また、例えば図3に示す表示内容をユーザ
が見て、ダウンロードしたい楽曲データが見つからない
ような場合には、前述したようにして、所定操作により
前ページキー33b或いは次ページキー33cに対する
操作を行うことで、配信リスト全曲表示領域31及び次
回配信リスト表示領域32のうち任意の表示領域のペー
ジ送りを行って、楽曲データの提示内容を変更させるこ
とが可能とされる。
【0037】また、本実施の形態においては、次回配信
リスト表示領域32に表示される楽曲データの属性を変
更することによって、この属性に従って次回配信リスト
表示領域32に表示される内容を変更することができ、
よりユーザが楽曲データの検索を行いやすいようにして
いる。例えば、所定操作に従って、次回配信リスト表示
領域32に表示されるべき楽曲データが最新のもの(こ
こで、どの楽曲データを最新として扱うかは配信センタ
ー側によって決定されている。)となるように、ユーザ
が属性を変更したとすると、配信リスト画面は、図3か
ら図4に示すように変化する。つまり、配信リスト画面
の次回配信リスト表示領域32には、次回配信される全
ての楽曲データのうちから、最新のヒットチャート曲と
して扱われる複数の楽曲データのみが抽出され、抽出さ
れた楽曲データが所定順序に従って表示されることにな
る。ここでは、次回配信リストの楽曲データの属性が
「最新」とされたことに対応して、次回配信リスト表示
領域32における最上段において、「次回配信される曲
(最新)」のように、現在、次回配信される全ての楽曲
データのうちから最新ヒットチャートとして扱われてい
るものを提示していることを示すメッセージが表示され
ている。この際、例えば最新として扱われる楽曲データ
が6曲を越えるような場合には、ページ構造により表示
される点では前述したとおりである。
【0038】上記のようにして、ユーザにより選択され
た属性に応じて次回配信リスト表示領域32に提示すべ
き内容を変更するという動作を実現するためには、先
ず、配信センター1から配信リスト情報として送信され
てくる各楽曲データごとの情報として、予め用意された
複数種類の属性において、その楽曲データがどの属性に
該当するものでるかを示す情報が付加されている必要が
ある。この場合、ある1つの楽曲データが、複数種類の
属性に対応していても構わない。例えば、予め設定され
る属性の種類としては各種考えられるために、ここでは
逐一例示することは省略するが、一例として、属性とし
て、上記「最新」の定義の他に、アーティスト(演奏者
・歌手)として男性/女性の区別による属性の定義が設
定されているとすれば、ある男性アーティストにより演
奏される最新ヒットチャートの楽曲データについては、
「最新」の属性に対応すると共に、例えば「男性アーテ
ィスト」の属性にも対応する情報が与えられることにな
る。
【0039】そして、実際の受信装置4における処理と
しては、システムコントローラ19がユーザの操作に従
って選択された属性を識別し、RAM13に格納されて
いる配信リスト情報のなかから、識別した属性に対応す
る楽曲データのリストのみを抽出し、これらの抽出した
楽曲データのリスト情報に基づいて次回配信リスト表示
領域32としての画像データを作成することになる。こ
のときの作成処理も、先に図2にて説明したように、R
OM16に格納された配信リスト画面の作成プログラム
に基づいてシステムコントローラ19がその制御を実行
することで実現されるものである。また、前述した配信
リスト画面上のカーソルCRの移動表示制御も、操作部
20から入力されるカーソル移動操作情報に基づいて、
システムコントローラ19がカーソルCRの配置位置が
移動された配信リスト画面を作成するようにすることで
実現されることになる。
【0040】なお、次回配信リスト表示領域32におけ
る属性を変更するための操作形態としては各種考えられ
るが、一例として、図3及び図4に示す次回配信リスト
表示領域32の最上段のメッセージ表示の領域に対して
カーソルCRを移動させ、所定の操作を行うことによ
り、このメッセージ表示の領域にプルダウンメニューが
表示されるようにすることが考えられる。そして、この
プルダウンメニューに表示されている各種属性の名称の
うちから、ユーザが所望する任意の名称の表示領域に対
してカーソルCRを移動させ、この状態で例えば所定の
決定操作を行うと、ユーザが選択した属性が確定され、
上述のようにして、選択された属性に従って次回配信リ
スト表示領域32の表示内容が変更されることになる。
【0041】ユーザがダウンロードしたいとされる楽曲
データの選択操作は上記のようにして行われるが、その
楽曲データの確定は、例えば所望の楽曲データに対応す
る項目に対してカーソルCRを配置させた状態で、先に
説明した配信リスト画面上の決定キー33dを操作する
ことにより決定される。例えば図4の場合であれば、カ
ーソルCRは、配信リスト画面の次回配信リスト表示領
域32において、上から3番目の楽曲データの項目の位
置に配置されている状態にある。この状態の元で、ユー
ザが決定キー33dを操作したとすると、このカーソル
CRが配置された項目の楽曲がダウンロードすべき楽曲
データ、即ちリクエスト曲として確定されることにな
る。なお、当然のこととして、例えばカーソルCRが、
次回配信リスト表示領域32ではなく、配信リスト全曲
表示領域31上のある項目に対して配置された状態で決
定キー33dが操作された場合も、カーソルCRが配置
された項目の楽曲データがリクエスト曲として確定され
ることになる。
【0042】ここで、本実施の形態においては、上記の
ようにしてリクエスト曲として確定された楽曲データ
が、次回配信リスト情報に含まれるものであるか、或い
は含まれないものであるかによって、リクエスト曲とし
ての楽曲データを受信してダウンロードするまでの受信
装置4の動作は異なるものとされる。先ず、リクエスト
曲としての楽曲データが、次回配信リスト情報に含まれ
ないものである場合について説明する。ここで、リクエ
スト曲としての楽曲データが、次回配信リスト情報に含
まれない場合とは、ユーザが配信リスト全曲表示領域3
1上で任意の項目に対してカーソルCRを配置させて決
定キー33dを操作した場合で、そのカーソルが配置さ
れている項目の楽曲データが、次回配信リスト情報に含
まれていない場合(次回の配信により送信されることが
確定していない場合)とされる。この場合には、受信装
置4は図2にて説明したようにして、ユーザが選択した
楽曲データ(リクエスト曲)の配信を要求するためのリ
クエスト情報を生成し、例えば、最終的に端子Tout
から電話回線を介して配信センター1に対して送信を行
う。そしてこの後、リクエスト曲が楽曲データとして送
信されてくるのを待機し、リクエスト曲の楽曲データが
受信されたら、この楽曲データをデコーダ12→インタ
ーフェイス部23→データ伝送ラインL・DATAを介
してデータ記録装置5に対して出力する。例えば、デー
タ記録装置5では、受信装置4側から楽曲データが入力
されるとデータ記録動作を開始する。つまり、リクエス
トした楽曲データのダウンロードが行われる。
【0043】これに対して、リクエスト曲としての楽曲
データが、次回配信リスト情報に含まれるものである場
合は次のようになる。ここで、リクエスト曲としての楽
曲データが次回配信リスト情報に含まれる条件として
は、ユーザが次回配信リスト表示領域32上の任意の項
目に対してカーソルCRを配置させて決定キー33dを
操作した場合はもちろんのこと、配信リスト全曲表示領
域31上の項目に対してカーソルCRを配置させた状態
で決定キー33dを操作した場合であっても、そのカー
ソルが配置されている項目の楽曲データが、現在の次回
配信リスト情報に含まれている場合であれば、この条件
に含まれることになる。具体的に、図4の場合であれ
ば、現在、次回配信リスト表示領域32においてカーソ
ルCRが配置されている項目の楽曲は、配信リスト全曲
表示領域31上の右欄の4段目にも存在している。従っ
て、仮にユーザが、この配信リスト全曲表示領域31上
の右欄の4段目の項目にカーソルCRを配置させて決定
操作を行った場合にも、このリクエスト曲は次回配信リ
スト情報に含まれるものとして扱われる。
【0044】この場合には、受信装置4においては、ユ
ーザがリクエストした楽曲データが次回の配信により送
信されてくることが分かっている。このため、受信装置
4においては、上述した配信センター1へのリクエスト
情報の送信は行わずに、次回の配信によりリクエスト曲
として確定された楽曲データが受信されるのを待機する
ことになる。以降は、先の場合と同様にして、リクエス
ト曲の楽曲データが受信されたら、この楽曲データをデ
ータ記録装置5に対して出力し、データ記録装置5では
楽曲データのダウンロードを実行することになる。
【0045】続いて、これまで説明してきた楽曲データ
のダウンロード動作を実現するための処理動作について
図5及び図6のフローチャートを参照して説明する。こ
れらの図に示す処理動作は図2に示した受信装置4のシ
ステムコントローラ19が実行するものとされる。図3
に示すルーチンにおいては、先ずステップS101にお
いて楽曲データダウンロードチャンネルの受信選局を行
うための制御処理を実行する。つまり、操作部20から
入力される選局操作情報に従って、システムコントロー
ラ19はチューナ11により楽曲データダウンロードチ
ャンネルが選局されるように制御を実行する。続くステ
ップS102においては、デコーダ12において受信デ
ータのデコード処理が適切に実行されるための制御を行
うことになる。これによりデコーダ12では、前述のよ
うにして、受信信号から楽曲データと配信リスト情報の
データを抽出することが可能になる。そして、次のステ
ップS103において上記デコーダ12にて抽出された
配信リスト情報のデータをRAM13に格納するための
書き込み制御を実行することになる。
【0046】続いて、システムコントローラ19は、ス
テップS104→S105の処理によって上記RAM1
3に格納された配信リスト情報のデータを利用して、配
信リスト画面データを作成し、この配信リスト画面デー
タに基づいて配信リスト画面を表示出力するための表示
制御を実行する。この配信リスト画面の作成及び表示制
御処理及び、後述する属性変更操作に伴う次回配信リス
ト表示領域32の表示内容の変更、カーソルCRの移動
表示制御等は、以前にも説明したように、システムコン
トローラ19がROM16に格納された配信リスト画面
作成プログラムに基づいた処理動作を実行することによ
り行われるものである。
【0047】ステップS106においては、次回配信リ
スト表示領域32における属性変更操作が行われたか否
かが判別され、この操作が行われないと判別された場合
にはステップS109に進むが、属性変更操作が行われ
たと判別された場合には、ステップS107→S108
の処理を経ることにより、変更された属性に応じて次回
配信リスト表示領域32を新たに作成する処理を実行
し、この新たに作成された次回配信リスト表示領域32
の画像データに基づいて、配信リスト画面の表示内容を
更新するための制御を実行してから、ステップS109
に進む。これにより、先に例えば先に図3から図4に示
したようにして配信リスト画面(次回配信リスト表示領
域32)の表示内容が変更された状態で表示されること
になる。
【0048】ステップS109においては、カーソルC
Rを移動させるための操作が行われたか否かが判別さ
れ、カーソル移動操作が無いと判別された場合にはステ
ップS111に進むが、カーソル移動操作があったと判
別されたのであれば、ステップS110において、操作
部20から入力されたカーソル移動操作情報に応じたカ
ーソルCRの移動表示制御を実行した後にステップS1
11に進むようにされる。なお、このフローチャートに
は示していないが、例えば上記次回配信リスト表示領域
32における属性変更操作及びカーソル移動操作以外の
操作として、例えば、前ページキー33b或いは次ペー
ジキー33cの操作等、配信リスト画面の表示内容を変
更する必要のある操作が行われたような場合には、その
操作情報に応じて表示内容を変更するための配信リスト
画面データの作成及び表示制御が行われ、更に、図3及
び図4に示されるトップメニューキー33aの操作が行
われた場合にはトップメニューへの移行に対応する表示
制御が行われるものとされる。
【0049】ステップS111においては、楽曲データ
を決定するための操作(決定キー33dに対する操作)
が行われたか否かを判別しており、決定キー33dに対
する操作が無いと判別された場合には、ステップS11
3に進むようにされる。これに対して、ステップS11
1において決定キー33dに対する操作があったと判別
されたのであれば、ステップS112に進み、リクエス
ト曲として確定された楽曲データ、即ち、決定キー33
dに対する操作が行われた時点において、配信リスト画
面上でカーソルCRが配置されていた項目の楽曲を示す
データを、ダウンロード楽曲データとしてRAM13の
ダウンロード登録情報格納領域13b(図2参照)に登
録する。先に図3及び図4を参照した説明では、1曲分
のリクエスト曲が決定された場合について説明したが、
例えば、このようにして、逐次リクエスト曲として確定
された楽曲データをダウンロード登録情報格納領域13
bに登録して蓄積しておくことで、例えばユーザは予め
ダウンロードしたいと思う所望の楽曲データを複数まと
めて選択して登録しておくようにして、その後は受信装
置4における受信動作を継続させることで、ダウンロー
ド登録情報格納領域13bに登録されている楽曲データ
を自動的に順次ダウンロードさせるといった動作を実現
させることが可能となる。
【0050】ステップS113においては、ダウンロー
ド登録情報格納領域13bに登録されている楽曲データ
が存在するか否かについて判別が行われ、ここで、ダウ
ンロード登録情報格納領域13bに登録されている楽曲
データが存在しないとされた場合には、元のルーチンに
戻るようにされる。つまり、ステップS101からの処
理を再度実行するようにされる。ここで、例えば配信リ
スト情報として時間経過に従って、次回配信リスト情報
が更新されて送信されてきた場合には、更新された内容
の次回配信リスト情報に基づいて次回配信リスト表示領
域32の表示内容を変更する表示制御処理が、ステップ
S102〜S105による制御処理として実行されるこ
とになる。そして、ステップS113において、ダウン
ロード登録情報格納領域13bに登録されている楽曲デ
ータが存在すると判別されたのであればステップS11
4による楽曲データダウンロード処理に移行する。
【0051】ステップS114の処理動作は、図6に示
すものとなる。この処理ルーチンでは、先ずステップS
201において、リクエスト曲として確定された楽曲デ
ータ(ダウンロード登録情報格納領域13bに登録され
た楽曲データ)が次回配信リスト情報に含まれるもので
あるか否かが判別され、ここで、次回配信リスト情報に
含まれないものであると判別された場合には、ステップ
S202に進んで、リクエスト曲の配信を要求するため
のリクエスト情報を配信センター1に送信する処理を実
行してからステップS203に進む。
【0052】ここでは、配信センター1側の処理動作は
図示しないが、上記ステップS202の処理により受信
装置4側から送信されたリクエスト情報が配信センター
1において受信されると、配信センター1では、受信し
たリクエスト情報に基づいて、同時配信すべき楽曲デー
タを選択する編成処理を行い、現時点以降においてしか
るべき配信タイミングでもって、リクエスト曲の楽曲デ
ータを送信出力するように動作する。
【0053】一方、ステップS201において、リクエ
スト曲として確定された楽曲データが次回配信リスト情
報に含まれるものであると判別された場合には、そのま
まステップS203に進むようにされる。
【0054】ステップS203においては、リクエスト
曲として確定されたダウンロード楽曲データが受信され
るのを待機するようにされる。この間、システムコント
ローラ19においては、例えば、デコーダ12に供給さ
れた受信データの内容を監視することにより、リクエス
ト曲としての楽曲データが受信されたか否かを判別する
ようにしている。そして、ステップS203においてリ
クエスト曲としての楽曲データが受信されたことが判別
されると、システムコントローラ19はステップS20
4に進んで、デコーダ12において、受信したリクエス
ト曲としての楽曲データを受信データから抽出し、最終
的にデータ記録装置5における記録に適合するデータ形
式にまで変換するデコード処理が実行されるように制御
を行い、続くステップS205において、デコード処理
により得られたダウンロード楽曲データをデータ記録装
置5に伝送出力するための制御を実行する。この際、例
えば、データ記録装置5に対して受信装置4が記録デー
タを供給するホストとして機能するようにして、データ
記録装置5に対するデータの伝送タイミングや、このデ
ータ伝送タイミングに応じたデータ記録装置5の動作制
御等が、システムコントローラ19により実行されるよ
うに構成することが考えられる。また、楽曲データをデ
ータ記録装置5に対してダウンロードするのにあたり、
この楽曲データに付随する曲名、アーティスト名等をは
じめとする所要の関連情報をオーディオデータと共に記
録することが考えられる。このような関連情報は例え
ば、既にフォーマットにより規定された所定のデータ位
置に対して挿入された状態で配信センター1から楽曲デ
ータとして送信することも考えられるし、ダウンロード
を開始する時点で既にRAM13に格納されているリク
エスト曲に関する配信リスト情報から所要の情報を関連
情報として扱い、ダウンロード時に所定のタイミングで
RAM13から読み出した関連情報としてのデータをデ
ータ記録装置5に伝送出力させるようにすることも考え
られる。
【0055】上記ステップS205における処理が完了
して、例えばある1曲分の楽曲データのダウンロードが
完了したとされると、システムコントローラ19は、ス
テップS206に進んで、このダウンロードが完了した
楽曲データを示すデータを、ダウンロード登録情報格納
領域13bから削除して元のルーチンに戻るようにされ
る。
【0056】また、図5及び図6のフローチャートには
示していないが、システムコントローラ19では、ダウ
ンロードが完了した楽曲データに関するダウンロード履
歴を、前述のようにしてICカード22(図2参照)に
記憶するようにしている。そして、この記憶情報に基づ
いてしかるべき課金処理が行われることになる。
【0057】なお、本発明の楽曲データ配信システムは
これまで説明してきた実施の形態に限定されるものでは
なく各種考えられるものである。例えば上記実施の形態
においては、配信用情報は主としてオーディオデータと
されているが、このほかにも、所定フォーマットに基づ
く映像データ等をはじめ他の種類のデータが配信用情報
とされて構わない。また、配信リスト画面の表示形態及
びこの配信リスト画面を利用したグラフィカルユーザイ
ンターフェイスの形態も図3及び図4に示したものはあ
くまでも一例であり、これに限定される必要はない。例
えば、図3及び図4による説明では、属性変更に応じた
表示内容の変更は次回配信リスト表示領域32について
のみ行われるものとして説明したが、配信リスト全曲表
示領域31についても行われるようにすることも考えら
れる。また、将来配信されるべき楽曲データの提示形態
として、最前に配信される楽曲データのみを提示するの
ではなく、例えば現時点以降において、ある配信回数ま
での楽曲データもリストアップするようにすることも考
えられる。そして、これらの将来送信予定のある楽曲デ
ータからリクエスト曲が決定された場合には、実施の形
態において説明したように、受信装置は、次回配信リス
ト情報に含まれる楽曲データがリクエスト曲として決定
された場合と同様の動作を行うようにすればよい。更に
は、例えば本実施の形態の情報配信システムとして、受
信装置4(アンテナ3)、データ記録装置5、及びモニ
タ装置6をユーザが家庭内等において所有して利用する
形態が一般的には考えられるが、このほかにも、ユーザ
自身はデータ記録装置5のみを携帯端末として所有し
て、コンビニエンスストアや各種店舗などに受信装置4
(アンテナ3)及びモニタ装置6が設置されているよう
な環境を利用してユーザが配信用情報をダウンロードす
るようにすることも考えられる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、例えば楽
曲データ等の配信用情報をユーザがダウンロードできる
ように構築される情報配信システムにおいて、将来配信
される予定の配信用情報を示す予告配信リスト情報に基
づいて配信リスト表示画面を作成して、ユーザ(受信装
置)側で表示できるようにしたため、ユーザは将来送信
される配信用情報が何であるのかを把握することができ
る。そして、この予告配信リスト情報に含まれる配信用
情報をユーザがダウンロードすべき情報として決定した
場合には、受信装置では特にリクエスト情報を情報配信
装置(センター)に送信する必要はなく、目的の配信用
情報が近い将来受信されるのを待機してダウンロードす
ればよいことになる。これによれば、配信側では、一回
の配信につき、できるだけ多くのユーザに同時にその楽
曲データをダウンロードしてもらう機会が提供できるこ
とになり、それだけ放送回線の利用効率が高められるこ
とになる。しかも、予告配信リスト情報を用意しない場
合に比較して、情報配信装置(センター)に対するリク
エストのアクセスは著しく低減されるので、例えばリク
エストのためのアクセスがつながりにくくなるといった
不都合が解消される可能性は高くなり、更に情報配信装
置(センター)へのアクセスに対応するための設備に負
担がかからないことにもなるので、それだけ設備投資に
要するコストも削減されることになる。
【0059】そして、特に配信用情報をダウンロードす
るユーザの観点から見た場合、本発明の受信装置では、
配信リスト表示画面において、予告配信リスト情報が表
示されることにより将来配信される予定の配信用情報を
把握することができるのに加え、配信用情報について予
め設定された属性に従って、予告配信リスト情報として
表示すべき内容を変更することができるため、ユーザの
必要に応じて属性設定を行うようにすることで、所望の
配信用情報の検索作が更に容易になる。また、限られた
範囲の表示領域を有効に利用して配信リスト表示を行う
ことができることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての楽曲データ配信シ
ステムの構成例を示す説明図である。
【図2】受信装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】配信リスト画面の表示形態例を示す説明図であ
る。
【図4】配信リスト画面の表示形態例を示す説明図であ
る。
【図5】受信装置の楽曲データダウンロード時に対応す
る処理動作を示すフローチャートである。
【図6】受信装置の楽曲データダウンロード時に対応す
る処理動作を示すフローチャートである。
【図7】一般に考え得る配信リスト画面の表示形態例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 配信センター、2 衛星、3 アンテナ、4 受信
装置、5 データ記録装置、6 モニタ装置、11 チ
ューナ、12 デコーダ、13 RAM、13a 配信
リスト情報格納領域、13b ダウンロード登録情報格
納領域、14キャラクタージェネレータ、15 映像信
号生成回路、17 リクエストデータジェネレータ、1
8 モデム、19 システムコントローラ、20 操作
部、21 カードリーダインターフェイス、22 IC
カード、23 インターフェイス部、31 配信リスト
全曲表示領域、32 次回配信リスト表示領域、CRカ
ーソル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/08 H04N 7/173 // H04N 7/173 H04L 11/00 310D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した要求情報に応じて選択された情
    報を含む配信用情報の送信出力と、配信可能な配信用情
    報を示す配信リスト情報の送信出力とが可能とされ、上
    記配信リスト情報として、少なくとも現在送信中の配信
    用情報よりも後の将来において配信されるべき配信用情
    報を示す予告配信リスト情報を含めるようにされた情報
    配信装置と、 上記情報配信装置から送信される上記配信用情報と、配
    信リスト情報を受信可能な受信手段と、該受信手段によ
    り受信された上記配信用情報及び配信リスト情報におけ
    る所要の情報について当該受信装置がダウンロードすべ
    きダウンロード情報として獲得することのできるダウン
    ロード情報獲得手段と、上記受信手段により受信した上
    記配信リスト情報に基づいて、少なくとも予告配信リス
    ト情報の内容を含んだ配信リスト表示画面を作成して映
    像情報として出力することのできる表示制御手段と、該
    表示制御手段により表示された配信リスト表示画面に基
    づいて配信用情報を選択することのできる配信用情報選
    択手段と、該配信用情報選択手段により選択された配信
    用情報の送信を要求する要求信号を上記情報配信装置に
    対して送信することのできる送信手段とを備えた受信装
    置と、 を備えて構成されることを特徴とする情報配信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記配信用情報選択手段により選択され
    た配信用情報が上記予告配信リスト情報に含まれるもの
    である場合には、上記送信手段による上記選択された配
    信用情報についての要求信号の送信処理を実行させず、
    現時点以降において送信されてくる上記選択された配信
    用情報を上記ダウンロード情報獲得手段によりダウンロ
    ード情報として獲得させるように制御を行うことのでき
    るダウンロード制御手段、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報配
    信システム。
  3. 【請求項3】 外部より送信される配信用情報と、受信
    可能な上記配信用情報を示す配信リスト情報として少な
    くとも現在送信中とされる配信用情報よりも後の将来に
    おいて配信されるべき予告配信リスト情報を含めて送信
    される配信リスト情報とを受信可能な受信手段と、 該受信手段により受信された上記配信用情報及び配信リ
    スト情報における所要の情報について当該受信装置がダ
    ウンロードすべきダウンロード情報として獲得すること
    のできるダウンロード情報獲得手段と、 上記受信手段により受信された配信リスト情報に基づい
    て、少なくとも予告配信リスト情報の内容を含んだ配信
    リスト表示画面を作成して映像情報として出力すること
    のできる表示制御手段と、 該表示制御手段により表示された配信リスト表示画面に
    基づいて配信用情報を選択することのできる配信用情報
    選択手段と、 該配信用情報選択手段により選択された配信用情報の送
    信を要求する要求信号を外部に送信する送信手段と、 を備えていることを特徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 上記配信用情報選択手段により選択され
    た配信用情報が予告配信リスト情報に含まれるものであ
    る場合には、上記送信手段による上記選択された配信用
    情報についての要求信号の送信処理を実行させず、現時
    点以降において送信されてくる上記選択された配信用情
    報を上記ダウンロード情報獲得手段によりダウンロード
    情報として獲得させるように制御を行うことのできるダ
    ウンロード制御手段、 を備えていることを特徴とする請求項3に記載の受信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記配信リスト情報について予め設定さ
    れた属性を選択することのできる属性選択手段が備えら
    れ、 上記表示制御手段は、上記属性選択手段により選択され
    た属性に対応するようにして、上記配信リスト情報につ
    いての選択及び/又は上記配信リスト情報についての並
    び換えを行うことにより、属性対応配信リスト情報を作
    成し、この属性対応配信リスト情報に基づいた上記配信
    リスト表示画面としての映像情報を生成するように構成
    されていることを特徴とする請求項3に記載の受信装
    置。
JP31691097A 1997-11-18 1997-11-18 情報配信システム及び受信装置 Withdrawn JPH11150517A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31691097A JPH11150517A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 情報配信システム及び受信装置

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