JPH11150035A - 表面実装型コイルパッケージ及びその製造方法 - Google Patents

表面実装型コイルパッケージ及びその製造方法

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JPH11150035A
JPH11150035A JP31536797A JP31536797A JPH11150035A JP H11150035 A JPH11150035 A JP H11150035A JP 31536797 A JP31536797 A JP 31536797A JP 31536797 A JP31536797 A JP 31536797A JP H11150035 A JPH11150035 A JP H11150035A
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coil
substrate
epoxy resin
electrode patterns
resin body
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Toru Sekiguchi
亨 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの高さ寸法を極力抑え込むことで薄型
化を図るようにすると共に、製造工程の自動化に適した
表面実装型コイルパッケージを提供する。 【解決手段】 基板12の上面に一対の電極パターン1
5a,15b及び凹部14を形成し、角部に電極パター
ン15a,15bに接続された外部接続用のスルーホー
ル電極16a,16bを形成する。凹部14内に巻芯1
7の耳部17b,17cが掛け渡された状態でコイル1
3を落とし込み、コイル13に巻かれた被覆導線18の
端末部18a,18bを一対の電極パターン15a,1
5bにそれぞれ導通接続する。この状態で、コイル13
の上面をエポキシ樹脂体20で封止する。コイル13
は、巻芯17を横向きにした状態で基板12の凹部14
に落とし込まれるため、基板12からのコイル13の突
出量を抑えることができ、その分コイルパッケージ11
を薄くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マザーボードの表
面に直接実装される表面実装型コイルパッケージ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマザーボードの表面に実
装されるコイルパッケージとしては、例えば図13に示
したようなポット型コイルが知られている。このポット
型コイル1は、フェライトコアからなる巻芯2の周囲に
導線4を多層に巻いてコイル3を形成し、導線4の巻き
始めと巻き終わりの各端末部4a,4bを一対のリード
フレーム5a,5bに接続したものである。巻芯2は、
導線4が周囲に巻かれる円柱部6と、この円柱部6の上
下端に設けられる円盤部7a,7bとからなり、上記リ
ードフレーム5a,5bが、下側円盤部7bの下面側で
樹脂材8により固着されている。マザーボード(図示せ
ず)上に載置されたポット型コイル1は、所定の回路パ
ターン上にリードフレーム5a,5bを固着することで
実装される。なお、上記ポット型コイル1の周面は銅合
金等からなるシールドカバー9で被覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ポット型コイル1にあっては、コイル3が上下方向に巻
かれている他、下面からはリードフレーム5a,5bも
突出しているために、コイル全体の高さ寸法を一定以上
には小さくすることができず、薄型化を指向した電子機
器装置への搭載には不向きであった。また、導線4の端
末部4a,4bは、リードフレーム5a,5bに手作業
で半田付けされるために、製造工程の全体を自動化する
ことができず、さらに、シールドカバー9は、別工程で
プレス加工による板材の打抜きや曲げ加工などが必要と
なるために、その分作業工数が余分に掛かってしまい、
コストアップの原因となっていた。
【0004】そこで、本発明は、コイルの高さ寸法を極
力抑え込むことで薄型化を図るようにすると共に、製造
工程の自動化に適した表面実装型コイルパッケージ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するために本発明の請求項1に係る表面実装型コイル
パッケージの特徴は、上面に一対の電極パターン及び凹
部が形成された基板と、該凹部内に落とし込まれたコイ
ルと、コイルに巻かれた導線の両端部を前記一対の電極
パターンにそれぞれ導通接続させた状態で前記コイルの
上面を封止する樹脂体とからなる。
【0006】また、本発明の請求項2に係る表面実装型
コイルパッケージの特徴は、上面に一対の電極パターン
及び凹部が形成された基板と、該凹部内に落とし込まれ
たコイルと、コイルに巻かれた導線の両端部を前記一対
の電極パターンにそれぞれ導通接続させた状態で前記コ
イルの上面を封止するエポキシ樹脂体と、このエポキシ
樹脂体の表面に形成されたニッケルメッキ層とからな
る。
【0007】また、本発明の請求項3に係る表面実装型
コイルパッケージの特徴は、矩形状のエポキシ基板と、
このエポキシ基板の一方側の2つの角部に形成された外
部接続用のスルーホール電極と、他方側の2つの角部に
形成されたスルーホールのダミー電極と、エポキシ基板
の上面に形成され前記スルーホール電極に一端が接続さ
れた電極パターンと、エポキシ基板のほぼ中央部に形成
され前記電極パターンの他端が縁まで延びている矩形穴
と、該矩形穴の縁に巻芯の耳部が掛け渡された状態で矩
形穴内に落とし込まれたコイルと、コイルに巻かれた導
線の両端部を巻芯の耳部にからげ、このからげ部を前記
一対の電極パターンにそれぞれ導通接続させた状態で前
記コイルの上面を封止するエポキシ樹脂体と、このエポ
キシ樹脂体の表面に形成されたニッケルメッキ層とから
なる。
【0008】さらに、本発明の請求項4に係る表面実装
型コイルパッケージの特徴は、上記コイルが薄型の偏平
状に形成され、該偏平状の巻線部を基板の凹部に落とし
込んで基板上面からの突出量を抑えたことにある。
【0009】また、本発明の請求項5に係る表面実装型
コイルパッケージの製造方法の特徴は、基板の上面に一
対の電極パターンと凹部を形成する基板形成工程と、前
記基板の凹部にコイルを落とし込むコイル搭載工程と、
前記コイルに巻かれた導線の両端部を上記一対の電極パ
ターンに導通接続する導線接続工程と、前記コイルの上
面をエポキシ樹脂体で樹脂封止する封止工程と、前記エ
ポキシ樹脂体の表面にニッケルメッキ層を形成するメッ
キコーティング工程とを備えたことにある。
【0010】また、本発明の請求項6に係る表面実装型
コイルパッケージの製造方法の特徴は、集合基板の上面
に、単一基板毎に一対の電極パターンと凹部を形成する
基板形成工程と、前記単一基板毎に形成された各凹部に
コイルをそれぞれ落とし込むコイル搭載工程と、前記各
コイルに巻かれた導線の両端部をそれぞれの基板に形成
されている一対の電極パターンに導通接続する導線接続
工程と、前記集合基板の上面全面にエポキシ樹脂を充填
して樹脂封止する封止工程と、前記集合基板をエポキシ
樹脂体の上から各単一基板毎に基板上面までの深さでダ
イシングするハーフダイシング工程と、前記エポキシ樹
脂体の全表面及びハーフダイシングしたエポキシ樹脂の
溝周面にニッケルメッキ層を形成するメッキコーティン
グ工程と、前記ニッケルメッキ層が形成された集合基板
を各単一基板毎にカットして一つ一つに分割する分割工
程とを備えたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る表面実装型コイルパッケージ及びその製造方法に
ついて詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明に係る
表面実装型コイルパッケージ11の一実施例を示したも
のである。この実施例に係る表面実装型コイルパッケー
ジ11は、厚みが0.4mm以上のガラスエポキシ材を
基板12としている。そして、基板12の上面にはコイ
ル13を落とし込むために凹部としての矩形穴14が略
中央部に貫通して設けられ、また矩形穴14の一辺から
は基板12の二隅に一対の電極パターン15a,15b
が略八の字状に延びている。さらに、基板12の四隅に
はスルーホール電極16a,16b,16c,16dが
形成されており、前記電極パターン15a,15bが片
側のスルーホール電極16a,16bに接続されてい
る。
【0012】上記矩形穴14に落とし込まれるコイル1
3は、磁性材からなる巻芯17と、巻芯17の回りに均
一に巻かれた被覆導線18とで構成される。巻芯17
は、長く延びる軸部17aと、その両端の耳部17b,
17cとで略I字形に形成されており、また全体が薄板
で構成されている。そのため、軸部17aに被覆導線1
8を巻いた時にその巻線部分が偏平状になる。被覆導線
18の巻き始めと巻き終わりの端末部18a,18b
は、巻芯17の一方の耳部17bにからげた後にディッ
プ半田で端末処理され、被覆導線18の被覆部が溶けて
中の銅線部とディップ半田との導通がとれる。なお、巻
芯17は酸化被膜で表面処理されているため、半田や端
末部18a,18bと導通することはない。
【0013】このように構成されたコイル13は、巻線
部分が上記基板12の矩形穴14の大きさに対応してお
り、巻芯17の耳部17b、17cを矩形穴14の周縁
上面に載置した状態で巻線部分が矩形穴14内に落とし
込まれる。この時、巻線部の下半部が矩形穴14内に埋
没する。そのため、基板12の上面から突出するコイル
13の高さ寸法hは僅かである。ディップ半田で処理さ
れた端末部18a,18bは、電極パターン15a,1
5bに半田19で接続され導通する。これにより、電極
パターン15a,15bを介してマザーボード等との外
部接続用電極であるスルーホール電極16a,16bと
被覆導線18の端末部18a,18bとが電気的に導通
接続される。
【0014】上述のようにして基板12に組込まれたコ
イル13は、その上面全体が基板12の上面同様、エポ
キシ樹脂体20によって封止される。図3に示したよう
に、この実施例ではエポキシ樹脂体20が矩形穴14の
内部にまで浸入して、コイル13の下面側も同時に封止
している。封止用のエポキシ樹脂体20は、基板12を
構成するガラスエポキシ材とは異なる成分構成からな
り、その表面に実用的強度でのメッキ形成を可能として
いる。前記エポキシ樹脂体20の上面及び下面さらに外
周面には無電解メッキによってニッケルメッキ層21が
実用的強度で形成され、電磁シールドを確実なものとし
ている。
【0015】このようにして構成された表面実装型コイ
ルパッケージ11は、図4に示すように、マザーボード
22の上面に形成された電極パターン23上に表面実装
される。この場合、マザーボード22の上面に表面実装
型コイルパッケージ11を載置し、スルーホール電極1
6a,16bとマザーボード22の電極パターン23と
を半田19によって接続する。これにより、電極パター
ン23からの電流をコイル13に導くことができる。な
お、スルーホール電極16a,16bの反対側に形成さ
れたスルーホール電極16c,16dは、ダミー電極と
してマザーボード22の電極パターン24に半田19で
固着される。
【0016】上述のように、本実施例に係る表面実装型
コイルパッケージ11によれば、リードフレームを有す
ることなく、基板12上にコイル13をパッケージ化
し、これをマザーボード22に直接実装するため、薄形
が指向される製品にも使用することができる。また、コ
イル13は、巻芯17を横向きにした状態で基板12上
に載せられ、基板12上面に設けた矩形穴14に落とし
込まれるため、コイル13を落とし込んだ分パッケージ
全体の厚みを薄くすることができる。さらに、コイル1
3は、偏平状に形成されるため、より一層の薄型化も可
能となり、パッケージ全体の厚みを2mm以下にするこ
とが可能となる。また、コイル13の被覆導線18は、
エポキシ樹脂体20で封止されるため、線径が20μm
〜30μmの細い被覆導線18が使用されても、自動機
でマザーボード22に搭載される際の衝撃等によって断
線することがない。また、エポキシ樹脂体20の表面に
ニッケルメッキ層21を無電解メッキするのみでコイル
13をシールドできるため、従来のシールドカバーに比
べて極めて簡単にシールド効果が得られる。
【0017】図5は、巻芯17及びコイル13の製造工
程を示したものである。まず、PC材(パーマロイ)か
らなる薄板24をプレス機でパイロット穴25を基準と
して打ち抜き、略I字形の巻芯17を形成する(S
1)。次に、打ち抜いた巻芯17の全表面に酸化被膜
(図示せず)を形成する(S2)。そして、巻芯17の
軸部17a全体に巻線機などで被覆導線18を均一に巻
き、被覆導線18の巻き始め及び巻き終わりの端末部1
8a,18bを巻芯17の一方の耳部17bにからげ
る。さらに、からげた端末部18a,18bをディップ
半田槽に入れて導線部分の被覆を溶かして銅線を露出さ
せ、半田を付着させる。なお、巻芯17は酸化被膜で表
面処理されているため、半田や端末部18a,18bと
導通することはない。
【0018】図6乃至図12は、前記コイル13を利用
した表面実装型コイルパッケージ11の製造工程を示し
たものである。この製造工程では、先ず図6に示すよう
に、各単一基板12毎にダイシングライン26が想定さ
れる集合基板27にスルーホール28及び矩形穴14を
開ける。矩形穴14の縦横方向の寸法は、落とし込まれ
るコイル13に対応して決定される。この矩形穴14
は、各基板12の所定位置にエンドミルを用いて穴加工
するか又はプレス加工により形成される。なお、この矩
形穴14は、基板成形加工又はザグリ穴加工等された凹
みであってもよい。次の工程では、図7に示すように集
合基板27の上面に一対の電極パターン15a,15b
を連続して形成する。この時、スルーホール28内にも
電極パターンが形成され、基板12上面の一対の電極パ
ターン15a,15bと、対応するスルーホール電極1
6a,16bとが電気的に接続される。次の工程では、
図8に示すようにコイル13の巻線部を横臥させた状態
で矩形穴14内に落とし入れ、被覆導線18の端末部1
8a,18bを電極パターン15a,15bの一端に位
置させる。次いで、この状態でリフロー炉に通し、電極
パターン15a,15b上に塗布してある半田を溶融さ
せ端末部18a,18bを電極パターン15a,15b
と導通接続させて固定する。このように、被覆導線18
の端末部18a,18bは、ディップ半田で端末処理さ
れた後、さらに基板12上の電極パターン15a,15
bにリフロー半田付けされるため、従来のような導線の
端末部を手作業で半田付けする必要がなく、自動化工程
が可能となる。
【0019】次の工程では、図9に示すように集合基板
27の上面全体にエポキシ樹脂を充填し、基板12の上
に均一な厚さのエポキシ樹脂体20を形成してコイル1
3を樹脂封止する。なお、スルーホール28上には、エ
ポキシ樹脂が流れ込まないよう薄いテープを貼ってお
く。また、集合基板27の周囲に枠を設けたり、矩形穴
14の下面側から樹脂が流れ出ないよう下面全体にテー
プ又はシートを貼っておくなど、これらの加工方法は製
法の実情に応じて実施することができる。次の工程で
は、図10及び図11に示すように、ダイシングライン
に沿ってエポキシ樹脂体20の上から格子状に切り込み
を入れ、集合基板27の上面に達する深さまでハーフダ
イシングを行なう。さらに図12に示すように、エポキ
シ樹脂体20の全表面にニッケルメッキ層21を形成す
る。この時、ハーフダイシングしたエポキシ樹脂体20
の切れ目にもメッキが回り込んで各基板12毎にエポキ
シ樹脂体20の溝周面にニッケルメッキ層21が形成さ
れることになり、シールド効果が確実なものとなる。
【0020】このように、集合基板27のエポキシ樹脂
体20の全表面を1回のメッキ工程で多数個同時にメッ
キコーティングすることができる。そして、最後に集合
基板27に想定されたダイシングライン26に沿って再
びダイシングし、各基板12毎に完全に切り離して一つ
一つの表面実装型コイルパッケージ11に分割する。分
割された各表面実装型コイルパッケージ11は、完成品
として上述したマザーボードに実装される。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る表面
実装型コイルパッケージによれば、基板を用いてコイル
をパッケージ化したため、リードフレームを有すること
なく、マザーボードに直接実装することができ、薄形が
指向される製品にも使用することができる。また、コイ
ルは、巻芯を横向きにした状態で基板の矩形穴に落とし
込まれるため、基板からのコイルの突出量を抑えること
ができ、その分コイルパッケージを薄くすることができ
る。さらに、コイルを偏平状に形成することで、より一
層の薄型化が可能となる。
【0022】また、コイルの封止樹脂にエポキシ樹脂を
用いているため、その表面にニッケルメッキ層からなる
電磁シールドを簡単に形成することが可能となり、従来
のシールドカバーに比べて極めて簡単な作業で電磁シー
ルド効果を得ることができる。
【0023】また、本発明に係る表面実装型コイルパッ
ケージの製造方法によれば、ディップ半田で端末処理さ
れた被覆導線の端末部を電極パターンにリフローで半田
付けする導線接続工程を備えるため、従来のように導線
の端末部を手作業で半田付けする必要がなく、自動化ラ
インで生産することが可能になる。
【0024】さらに、本発明に係る表面実装型コイルパ
ッケージの製造方法によれば、集合基板から表面実装型
コイルパッケージを一度に多数個取りするため、大量か
つ安価に生産することができ、また集合基板をハーフダ
イシングすることでエポキシ樹脂の全表面にシールド材
としてのニッケルメッキ層を1回のメッキ工程のみで形
成することができ、従来のシールドカバーの取り付けに
比べて作業工数が大幅に低減し経済効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面実装型コイルパッケージの基
板とコイルとの関係を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る表面実装型コイルパッケージの一
実施例を示す斜視図である。
【図3】上記図2のA−A線断面図である。
【図4】表面実装型コイルパッケージをマザーボードに
実装した時の正面図である。
【図5】表面実装型コイルパッケージの巻芯及びコイル
の製造工程図である。
【図6】コイルを落とし入れる凹部の成形工程図であ
る。
【図7】基板上に形成される電極パターン及びスルーホ
ールの成形工程図である。
【図8】コイルのマウント工程図である。
【図9】コイルの樹脂封止工程図である。
【図10】ハーフダイシングの工程図である。
【図11】上記図10のB−B線断面図である。
【図12】ニッケルメッキ層の形成工程図である。
【図13】従来のコイルパッケージの一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
11 表面実装型コイルパッケージ 12 基板 13 コイル 14 矩形穴(凹部) 15a,15b 電極パターン 17 巻芯 18 被覆導線(導線) 18a,18b 端末部 20 エポキシ樹脂体(樹脂体) 21 ニッケルメッキ層 27 集合基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に一対の電極パターン及び凹部が形
    成された基板と、該凹部内に落とし込まれたコイルと、
    コイルに巻かれた導線の両端部を前記一対の電極パター
    ンにそれぞれ導通接続させた状態で前記コイルの上面を
    封止する樹脂体とからなることを特徴とする表面実装型
    コイルパッケージ。
  2. 【請求項2】 上面に一対の電極パターン及び凹部が形
    成された基板と、該凹部内に落とし込まれたコイルと、
    コイルに巻かれた導線の両端部を前記一対の電極パター
    ンにそれぞれ導通接続させた状態で前記コイルの上面を
    封止するエポキシ樹脂体と、このエポキシ樹脂体の表面
    に形成されたニッケルメッキ層とからなることを特徴と
    する表面実装型コイルパッケージ。
  3. 【請求項3】 矩形状のエポキシ基板と、このエポキシ
    基板の一方側の2つの角部に形成された外部接続用のス
    ルーホール電極と、他方側の2つの角部に形成されたス
    ルーホールのダミー電極と、エポキシ基板の上面に形成
    され前記スルーホール電極に一端が接続された電極パタ
    ーンと、エポキシ基板のほぼ中央部に形成され前記電極
    パターンの他端が縁まで延びている矩形穴と、該矩形穴
    の縁に巻芯の耳部が掛け渡された状態で矩形穴内に落と
    し込まれたコイルと、コイルに巻かれた導線の両端部を
    巻芯の耳部にからげ、このからげ部を前記一対の電極パ
    ターンにそれぞれ導通接続させた状態で前記コイルの上
    面を封止するエポキシ樹脂体と、このエポキシ樹脂体の
    表面に形成されたニッケルメッキ層とからなることを特
    徴とする表面実装型コイルパッケージ。
  4. 【請求項4】 上記コイルは、薄型の偏平状に形成さ
    れ、該偏平状の巻線部を基板の凹部に落とし込んで基板
    上面からの突出量を抑えたことを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の表面実装型コイルパッケージ。
  5. 【請求項5】 基板の上面に一対の電極パターンと凹部
    を形成する基板形成工程と、 前記基板の凹部にコイルを落とし込むコイル搭載工程
    と、 前記コイルに巻かれた導線の両端部を上記一対の電極パ
    ターンに導通接続する導線接続工程と、 前記コイルの上面をエポキシ樹脂体で樹脂封止する封止
    工程と、 前記エポキシ樹脂体の表面にニッケルメッキ層を形成す
    るメッキコーティング工程とを備えたことを特徴とする
    表面実装型コイルパッケージの製造方法。
  6. 【請求項6】 集合基板の上面に、単一基板毎に一対の
    電極パターンと凹部を形成する基板形成工程と、 前記単一基板毎に形成された各凹部にコイルをそれぞれ
    落とし込むコイル搭載工程と、 前記各コイルに巻かれた導線の両端部をそれぞれの基板
    に形成されている一対の電極パターンに導通接続する導
    線接続工程と、 前記集合基板の上面全面にエポキシ樹脂を充填して樹脂
    封止する封止工程と、 前記集合基板をエポキシ樹脂体の上から各単一基板毎に
    基板上面までの深さでダイシングするハーフダイシング
    工程と、 前記エポキシ樹脂体の全表面及びハーフダイシングした
    エポキシ樹脂の溝周面にニッケルメッキ層を形成するメ
    ッキコーティング工程と、 前記ニッケルメッキ層が形成された集合基板を各単一基
    板毎にカットして一つ一つに分割する分割工程とを備え
    たことを特徴とする表面実装型コイルパッケージの製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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