JPH11149875A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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Publication number
JPH11149875A
JPH11149875A JP31795097A JP31795097A JPH11149875A JP H11149875 A JPH11149875 A JP H11149875A JP 31795097 A JP31795097 A JP 31795097A JP 31795097 A JP31795097 A JP 31795097A JP H11149875 A JPH11149875 A JP H11149875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
cooling
cooling fins
yoke
ventilation duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31795097A
Other languages
English (en)
Inventor
博文 ▲よし▼村
Hirobumi Yoshimura
Kazuho Sakamoto
和穂 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31795097A priority Critical patent/JPH11149875A/ja
Publication of JPH11149875A publication Critical patent/JPH11149875A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はマグネトロンの冷却に関するもので
あり冷却能力を向上することである。 【解決手段】 マグネトロンのアノード1を冷却するた
めの冷却フィン5を継鉄3A,3B内側の空間の通風ダ
クト4内で等間隔で障害のないすき間の風路を構成する
ような形状にしているため冷却性能を飛躍的に向上する
ことができ、冷却ファンの小型化、冷却用ファンによる
風切り音も静かになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマグネトロンに関す
るもので、特にマグネトロンの冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】従来マグネトロンの冷却のための冷却フ
ィンの形状は図2に示すような形状が一般的であった。
図2は従来のマグネトロンの正面図であり、アノード1
の上下には一対の磁石2A,2Bが配設されアノード1
の中に磁束を生じさせている。磁石2A,2Bの外側に
は略方形を形成する一対の継鉄3A,3Bがあり、磁石
2A,2Bの磁束を通しており、アノード1冷却のため
空間部の通風ダクト4を形成している。アノード1には
アノードからの発生熱を放出するための複数枚の冷却フ
ィン5が圧着かしめて空間部に配設されている。複数枚
の冷却フィン5の外側は継鉄3Aと伝熱状態に接触して
いて冷却効果を高めている。複数枚の冷却フィン5は全
て同一形状をしている。アノード1の一端にはマイクロ
波を放射するアンテナ6が設けられ、他端はノイズをシ
ールするシールドケース7が配設され、電源の入力端子
8A,8Bを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では継鉄3
A,3Bの内側には冷却風が流れ、アノード1を冷却し
ているが冷却フィン5の形状が複雑であり、風路の通路
内で障害になり十分冷却能力がないため出力が低下する
と共に、冷却ファンの大型化、騒音の発生等の問題を有
していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、継鉄3A,3B、磁石2A,2B、アノー
ド1に囲まれた空間の通風ダクト4内にほぼ等間隔で障
害のないすき間になるような形状の複数枚の冷却フィン
5を設けることにより冷却性能を飛躍的に向上したもの
である。上記発明によれば冷却能力の高いマグネトロン
となるので、冷却風は少なくてよい。又同じ冷却風で高
いマイクロ波出力を出すことが出来、マグネトロン本体
の大きさもコンパクトにすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は1対の継鉄と2個の磁石
とアノードと複数枚の冷却フィンを有し、前記アノード
の両端には前記アノード中に磁束を発生させる前記2個
の磁石が配置され、前記2個の磁石の外側に磁束を通過
させる前記一対の継鉄により略方形に形成され、前記複
数の冷却フィンは前記アノードに伝熱可能に圧着され、
さらに外側は前記継鉄と伝熱可能に圧着し、前記継鉄,
前記磁石,前記アノードで囲まれた通風ダクトを略一定
間隔で障害のないすき間になる形状の冷却フィンを備え
たものである。
【0006】そして複数の異なった形状の冷却フィンを
マグネトロンの風路にほぼ等間隔に設けることにより冷
却性能を著しく向上できた。
【0007】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例について図面を
用いて説明する。図1は本発明のマグネトロンの側面外
観図である。図において、アノード1の上下には一対の
磁石2A,2Bが配設されアノード1の中に磁束を生じ
させている。磁石2A,2Bの外側には略方形を形成す
る一対の継鉄3A,3Bがあり、磁石2A,2Bの磁束
を通しており、アノード1冷却の通風ダクト4を形成し
ている。アノード1にはアノードの発生熱を伝熱して放
出するための複数の冷却フィン5がかしめてある。
【0008】複数枚の冷却フィン5の外側は継鉄3A,
3Bと接触していて冷却効果を高めている。複数枚の冷
却フィン5は継鉄3A,3B、磁石2A,2B、アノー
ド1に囲まれた空間の通風ダクト4内にほぼ等間隔のす
き間になるような形状を有している。アノード1の一端
にはマイクロ波を放射するアンテナ6が設けられ、他端
はノイズをシールするシールドケース7が配置され、電
源の入力端子8A,8Bを有している。
【0009】次に動作、作用について説明する。マグネ
トロンを冷却するための送風は継鉄3A,3Bで囲まれ
た空間の通風ダクト4内を通過するのであるが、従来例
の構造であれば、隙間の広い空間に多量の風が流れ冷却
フィン5には効率的に流れにくいのに対し、本発明はダ
クト内にほぼ等間隔になるようで風の流れに対して障害
となるようなものがない形状を有する複数枚の冷却フィ
ン5を設けているので風の流れが均一になり、冷却性能
が飛躍的に向上する。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によればマグネトロ
ンの冷却性能が高いので、冷却用のファンは小型でよ
く、ファンの風切り音が静かになり、マイクロ波の出力
も上げることができる。又継鉄の大きさも小さくできマ
グネトロンを小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例マグネトロンの側面外観図
【図2】従来のマグネトロンの側面外観図
【符号の説明】 1 アノード 2A,2B 磁石 3A,3B 継鉄 4 通風ダクト 5 冷却フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の継鉄と2個の磁石とアノードと複
    数枚の冷却フィンを有し、前記アノードの両端には前記
    アノード中に磁束を発生させる前記2個の磁石が配設さ
    れ、前記2個の磁石の外側に磁束を通過させる前記一対
    の継鉄により略方形に形成され、前記複数枚の冷却フィ
    ンは前記アノードに伝熱可能に圧着し、さらに外側は前
    記継鉄と伝熱可能に圧着し、前記継鉄,前記磁石,前記
    アノードで囲まれた空間の通風ダクトを略一定間隔で障
    害のないすき間になる形状の冷却フィンを備えたマグネ
    トロン。
JP31795097A 1997-11-19 1997-11-19 マグネトロン Pending JPH11149875A (ja)

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JP31795097A JPH11149875A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 マグネトロン

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JP31795097A JPH11149875A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 マグネトロン

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JPH11149875A true JPH11149875A (ja) 1999-06-02

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ID=18093831

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JP31795097A Pending JPH11149875A (ja) 1997-11-19 1997-11-19 マグネトロン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030039927A (ko) * 2001-11-16 2003-05-22 주식회사 대우일렉트로닉스 전자렌지용 마그네트론
CN108389765A (zh) * 2018-04-10 2018-08-10 广东威特真空电子制造有限公司 用于磁控管的散热组件和具有其的磁控管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030039927A (ko) * 2001-11-16 2003-05-22 주식회사 대우일렉트로닉스 전자렌지용 마그네트론
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