JPH11149493A - ユニット式建物の図面作成用cadシステム - Google Patents

ユニット式建物の図面作成用cadシステム

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JPH11149493A
JPH11149493A JP9318117A JP31811797A JPH11149493A JP H11149493 A JPH11149493 A JP H11149493A JP 9318117 A JP9318117 A JP 9318117A JP 31811797 A JP31811797 A JP 31811797A JP H11149493 A JPH11149493 A JP H11149493A
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JP
Japan
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data
unit
building
creating
cad system
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JP9318117A
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Kazuki Kurita
一樹 栗田
Masaki Adachi
正樹 足立
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】販売部門および生産部門間のデータ伝送におけ
るデータの取扱いが容易となるユニット式建物の図面作
成用CADシステムの提供。 【解決手段】箱状の建物ユニットからなるユニット式建
物の仕様図面を作成する設計図作成装置2と、前記仕様
図面に基づいて建物ユニットの製作図面を作成する製作
図作成装置3との間に、設計図作成装置2が作成した仕
様図面を構成するイメージデータを、文字コードのみか
らなるテキストデータに変換するデータ変換装置4を設
ける。これにより、製造部門へ伝送すべき情報が容量の
多いイメージデータから、容量の少ないテキストデータ
に変換され、販売部門から生産部門へ伝送されるデータ
量が著しく軽減され、その取扱いが容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、箱状の建物ユニッ
トを複数種類組み合わせて建築されるユニット式建物の
仕様図面作成および前記建物ユニットの製作図面作成に
利用されるユニット式建物の図面作成用CADシステム
に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組合わせて建築されるユニット
式建物が知られている。このようなユニット式建物によ
れば、建物ユニットを工場で製造するので、建築現場で
の作業が軽減され、高品質の建物を従来建築に比べて著
しく短期間で顧客に提供できるという利点がある。この
ユニット式建物の利点を確保するためには、工場で製造
される建物ユニットの構成部品を標準化および規格化す
る必要があるので、顧客に提供する商品(ユニット式建
物)としては、既製品の色合いの濃いものとなっていた
が、これでは、顧客の多様な要求に答えるのが困難とな
ってきている。このため、ユニット式建物を、一般的な
注文建築と同様に顧客の要求に応じて一つずつ設計して
も、設計の効率が充分確保されるように、また、設計し
たユニット式建物を迅速に積算できるようにするため、
ユニット式建物の設計および積算を支援するCADシス
テムを導入し、これにより、顧客の多様な要求への対応
を可能とすることが図られている。
【0003】ここで、ユニット式建物建物においても、
建物の外装、内装、建具および設備機器等の各部品毎
に、構造や寸法の異なるものを多数種類用意するととも
に、同一の構造・寸法の部品についても、色、柄および
意匠等の仕上げが相違する各種のバリエーションを用意
すれば、構成部品を標準化および規格化しても、顧客の
多用な要求に対応できるようになる。そして、販売部門
がCADシステムを利用して、基本的な仕様を盛り込む
ことで、正確な積算が可能となる図面を作成すれば、部
品のバリエーションが拡大されても、図面の作成および
積算が迅速に処理できるようになる。そのうえ、完成し
た図面や積算書を参照しながら、顧客と打ち合わせを行
えるようになるため、建物の各部位に対して、色、柄お
よび意匠等の仕上げ仕様等も、もれなく決定されるよう
になるので、顧客の要求が細かくとも、その要求を確実
かつ迅速に、図面に盛り込むことができる。
【0004】一方、製造部門では、ユニット式建物を形
成する建物ユニットを製造するにあたり、当該建物ユニ
ットの細部構造まで詳細に設定された製作図を作成する
必要がある。この際、製造部門がCADシステムを利用
するとともに、販売部門で作成したユニット式建物の図
面のデータが製造部門のCADシステムで利用できるよ
うにすれば、顧客の要求に忠実に対応可能となるうえ、
建物ユニットの製作図の作成作業を迅速に行うことがで
きるようになる。そこで、本願出願人は、販売部門およ
び製造部門のそれぞれに図面作成装置を別個に設け、こ
れらの図面作成装置に必要な機能を分散させるととも
に、それぞれのデータが相互に受け渡し可能となったC
ADシステムを提案している(特開平9−259162
号公報等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなCADシス
テムでは、図面作成装置で作成される図面は、ピットマ
ップ・イメージデータ等のイメージデータとして、デー
タの受け渡しが行われるので、販売部門の図面作成装置
から製造部門の図面作成装置へ大量のデータを送る必要
があり、販売部門および製造部門間のデータ伝送におけ
るデータの取扱いが面倒になるという問題がある。ま
た、製造部門で作成される製作図は、建物ユニットの細
かい部分まで図面化されるので、イメージデータのみで
図面のデータを伝送しようとすると、販売部門でも詳細
な図面を作成する必要が生じ、販売部門の作業負荷が著
しく増大するという問題が生じる。
【0006】本発明の第1の目的は、販売部門および製
造部門間のデータ伝送におけるデータの取扱いが容易と
なるユニット式建物の図面作成用CADシステムを提供
することにある。本発明の第2の目的は、販売部門の作
業負荷が軽減されるユニット式建物の図面作成用CAD
システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面をも参照
して説明すると、箱状の建物ユニットを複数種類組み合
わせて建築されるユニット式建物の仕様図面の作成を支
援する設計図作成装置2と、この設計図作成装置2が作
成した仕様図面に基づいて、前記建物ユニットの各々の
製作図面の作成を支援する製作図作成装置3とを備えた
ユニット式建物の図面作成用CADシステム1であっ
て、前記設計図作成装置2が作成した前記ユニット式建
物の前記仕様図面を構成するイメージデータを、文字コ
ードのみからなるテキストデータに変換するデータ変換
手段(装置)4を備えていることを特徴とする。このよ
うな本発明では、販売部門の設計図作成装置2で作成し
た図面のイメージデータを読み取ったデータ変換手段
(装置)4が、図面に記載された内容のうち、製造部門
へ伝達すべき建物ユニットやその部品の仕様に関する情
報を抽出し、この情報を文字コード化する、換言すれ
ば、記号や数字で表現されたテキストデータに変換する
ので、販売部門から製造部門へ伝送されるデータ量が著
しく軽減され、販売部門と製造部門間とのデータ伝送に
おけるデータの取扱いが容易となる。
【0008】以上において、前記設計図作成装置は、前
記複数種類の建物ユニットおよびその部品の各々につい
ての作図データとして、図面に描かれる形状を示すイメ
ージデータおよび個々を区別するために付与された記号
からなるコードデータが蓄積された作図データ蓄積手段
と、この作図データ蓄積手段に蓄積された各部品のデー
タの中から所望の部品を選択入力するとともに、その位
置を指定させることにより、前記イメージデータ化され
た図面を作成する図面作成手段とを備えたものであり、
前記データ変換手段は、前記設計図作成装置が作成した
図面から、当該図面に含まれる前記建物ユニットおよび
前記部品のコードデータ、ならびに、その位置を示す数
値である座標データを読み取る図面読取手段と、この図
面読取手段が読み取った前記コードデータおよび前記座
標データから前記テキストデータを形成するテキストデ
ータ作成手段とを備えたものであることが好ましい。こ
のようにすれば、コードデータから建物ユニットおよび
その部品が特定できるようになるので、販売部門では、
建物ユニットやその部品の詳細部分の作図を行う必要が
なくなり、販売部門の作業負荷が軽減されるうえ、図面
に含まれるコードデータを読み取るだけで、建物ユニッ
トやその部品の仕様が認識可能となり、図面データから
建物ユニットやその部品の仕様に関する情報の抽出がき
わめて容易となる。また、位置のデータも図面上の座標
で表すので、この点からも、販売部門から製造部門へ伝
送されるデータ量が著しく軽減され、販売部門および製
造部門間のデータ伝送におけるデータの取扱いが容易と
なる。
【0009】また、前記作図データには、前記建物ユニ
ットにおける前記部品が取付けられる高さ位置を記号で
示す取付高さデータが含まれ、前記図面読取手段は、前
記設計図作成装置が作成した図面のうち、前記ユニット
式建物の各階の平面図および屋根伏図から前記コードデ
ータおよび前記座標データを読み取るものであることが
望ましい。このようにすれば、建物ユニットやその部品
の位置を示す位置データが、二次元の座標系で表現でき
るようになるので、図面の読み取り処理が容易となるう
え、テキストデータのうち位置データの容量が軽減され
るようになる。
【0010】さらに、前記部品の各々には、平面視にお
ける設置位置の基準となる設置基準点が設定され、前記
図面作成手段は、前記部品の各々の設置基準点として、
前記各階の平面図および前記屋根伏図のいずれかの図面
上の点を指定することで、当該部品の設置位置を決定す
るものであり、前記図面読取手段は、前記部品の位置を
示す数値である座標データとして前記設置基準点の座標
データを読み取ることが好ましい。このようにすれば、
建物ユニットやその部品の位置を示す位置データが、二
次元の座標系における点で表現できるようになるので、
図面の読み取り処理がさらに容易となるうえ、テキスト
データのうち位置データの容量がさらに軽減されるよう
になる。
【0011】また、前記データ変換手段は、前記設計図
作成装置が作成した図面から、前記ユニット式建物に形
成された各部屋を検出し、各部屋に部屋番号を付与する
とともに、各部屋が占める領域を囲む線分の両端位置を
示す数値である領域座標データを読み取る部屋領域読取
手段を有するものであることが望ましい。このようにす
れば、ユニット式建物の部屋の割付に関するデータが一
括して製造部門へ伝送されるので、建物ユニットや部品
の個々のデータに、それらがユニット式建物のどの部位
に設置されるかを示す情報を付与する必要がなくなり、
この点からも、テキストデータの容量がさらに軽減され
るようになる。
【0012】さらに、前記データ変換手段は、前記設計
図作成装置側に設けることが好ましい。このようにすれ
ば、販売部門および製造部門が互いに離れた場所に設け
られていても、販売部門から製造部門へ伝送されるデー
タ量が著しく軽減され、販売部門および製造部門間のデ
ータ伝送におけるデータの取扱いが容易となることか
ら、販売部門で作成した図面のデータを容易に製造部門
へ送るにあたり、多種多様な通信手段が採用可能とな
る。
【0013】また、前記データ変換手段が作成したテキ
ストデータは、オンラインおよびオフラインの少なくと
も一方を介した通信手段で、前記データ変換手段から前
記製作図作成装置まで伝送可能となっていることが望ま
しい。このようにすれば、フロッピィ・ディスクの郵送
や電話線によるデータ通信により、販売部門で作成した
図面のデータを容易に製造部門へ送ることが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係るユニ
ット式建物の図面作成用CADシステム1が示されてい
る。このCADシステム1は、箱状の建物ユニットを複
数種類組み合わせて建築されるユニット式建物の仕様図
面の作成を支援する設計図作成装置2と、建物ユニット
の各々の製作図面の作成を支援する製作図作成装置3
と、設計図作成装置2が作成したユニット式建物の仕様
図面を構成するイメージデータを、文字コードのみから
なるテキストデータに変換するデータ変換手段であるデ
ータ変換装置4とを備えたものである。なお、設計図作
成装置2、データ変換装置4および設計図作成装置2
は、それぞれ別のコンピュータによって構成されたもの
で、これらの相互の間では、データの受け渡しが、いわ
ゆるオフラインで行われ、図面に関するデータは、フロ
ッピィ・ディスク5A, 5Bに記録されて入出力されるよう
になっている。ユニット式建物建物は、建物の外装、内
装、建具および設備機器等の各部品毎に、構造や寸法の
異なるものが多数種類用意されるとともに、同一の構造
・寸法の部品についても、色、柄および意匠等の仕上げ
が相違する各種のバリエーションが用意されたものであ
る。これにより、構成部品を標準化および規格化して
も、顧客の多用な要求に対応できるようになっている。
【0015】製作図作成装置3は、建物ユニットの製造
工場等の製造部門に設けられ、当該製造部門に属する生
産設計者により操作され、販売部門に設置された設計図
作成装置2が作成した仕様図面に基づいて、建物ユニッ
トの細部構造まで詳細に設定された製作図を作成するも
のである。また、製作図作成装置3は、自分が製作した
製作図の図面データを、CAMシステムやNCマシン等
を含んだ製造装置6へオンラインで送るとともに、製作
対象となる建物ユニットを形成する資材や部品を当該製
作図から拾って、資材や部品を製造する各メーカー宛の
発注書7を作成するようになっている。
【0016】一方、設計図作成装置2は、ユニット式建
物の図面や積算書を参照しながら、顧客と打ち合わせを
行い、かつ、顧客の要求に確実かつ迅速に対応するため
に、販売部門に属する販売設計者の操作により、ユニッ
ト式建物の図面の作成、作成した図面の変更およびその
積算が迅速に行えるものとなっている。すなわち、設計
図作成装置2には、図2に示されるように、記憶装置10
および演算装置20を含んで構成される中央処理装置2A
と、CRT等を利用した表示装置2Bおよびキーボードや
マウス等の入力装置2Cを含んで構成されるマンマシンイ
ンターフェイスと、設計図を紙面に描くX−Yプロッタ
装置2Dと、見積書等を印刷するためのプリンタ2Eと、フ
ロッピィ・ディスクのドライブ装置2Fとが設けられてい
る。
【0017】記憶装置10は、大容量のハードディスク装
置を含んで構成されたものである。この記憶装置10に
は、ユニット式建物を設計するにあたり必要となる部品
に関するデータを蓄積した作図データ蓄積手段11と、作
成された図面に係るイメージデータを格納する図面デー
タ格納手段12と、前述の部品についての価格等の積算に
必要なデータを蓄積した積算データ蓄積手段13とが設け
られている。作図データ蓄積手段11には、ユニット式建
物を形成する複数種類の建物ユニットおよびその部品の
各々についての作図データとして、図面に描かれる形状
を示すイメージデータおよび個々を区別するために付与
された記号からなるコードデータと、各部品について当
該部品が取付けられる高さ位置を記号で示す取付高さデ
ータとが蓄積されている。ここで、図面に描かれる形状
を示す各部品のイメージデータには、平面視における設
置位置の基準となる設置基準点がそれぞれ設定されてい
る。積算データ蓄積手段23には、建物ユニットおよび部
品の各々について、選択可能な複数種類のアイテム毎に
設定されたアイテムコードが付与され、選択可能なアイ
テムを最後の一つまで特定するコードデータと、これら
のコードデータの各々に対応した価格データとが蓄積さ
れている。
【0018】ここで、積算データ蓄積手段23に蓄積され
たアイテムのうち、最も入力頻度の高いアイテムのコー
ドデータが初期値として登録されている。また、積算デ
ータ蓄積手段23には、コードデータおよび価格データと
して、新しいデータを蓄積した新積算データ蓄積領域13
A と、古いデータを蓄積した旧積算データ蓄積領域13B
と、これらの新積算データ蓄積領域13A および旧積算デ
ータ蓄積領域13B へのアクセスを切り換えるための切替
手段13C とが設けられている。これにより、建物ユニッ
トやその部品の価格改定時期の近傍で、積算作業を行う
際の便宜が図れるようになっている。なお、旧積算デー
タ蓄積領域13B のデータは、価格改定時期が経過すると
クリアされ、新積算データ蓄積領域13A のデータが蓄積
される。この後、新積算データ蓄積領域13A のデータが
クリアされ、次の価格改訂が決定するまで間、新積算デ
ータ蓄積領域13A は、データが存在しない空領域として
設定されるようになっている。さらに、価格の変動が激
しいもの等、積算が難しい部品については、コードデー
タの先頭に、積算が困難である旨を認識される符号、例
えば、「X」が付与され、当該部品の価格が手動操作等
で入力可能となっている。
【0019】図1に戻って、演算装置20は、マイクロプ
ロセッサ等からなる高速演算素子を有し、各種のソフト
ウェがインストールされており、インストールされた複
数のソフトウェアを同時に並行処理するマルチタスク機
能を備えている。演算装置20には、前述のソフトウェア
により、作図データ蓄積手段21に蓄積されたデータを所
定の入力操作により入力することにより、ユニット式建
物の図面を作成する図面作成手段21と、この図面作成手
段21によって作成された図面および積算データ蓄積手段
13に蓄積されたデータに基づき、ユニット式建物の積算
を行う積算手段22と、図面データ格納手段12に格納され
た図面のイメージデータをフロッピィ・ディスクに収納
可能なフォーマットに変換する図面データ出力手段23
と、記憶装置10の作図データ蓄積手段11、図面データ格
納手段12および積算データ蓄積手段13とのデータの送受
信を制御する制御部24とが設けられている。
【0020】図面作成手段21は、設計作業を行うにあた
り、作図データ蓄積手段11に蓄積された各部品のデータ
の中から所望の部品を選択入力するとともに、その位置
を指定させる。具体的には、構造や寸法等についての基
本仕様を選択させ、その基本仕様および位置に応じたデ
ータを入力させるものである。そして、図面作成手段31
は、入力されたデータに基づいて、基本的な図面である
平面図等を作成するようになっている。ここで、各部品
には、平面視における設置位置の基準となる設置基準点
が設定され、図面作成手段21は、各部品の設置基準点と
して、各階の平面図および屋根伏図のいずれかの図面上
の点が指定すされと、その点を当該部品の設置位置とし
て決定するものとなっている。図面作成手段21で作成し
た図面は、その図面データが図面データ格納手段12に格
納されている。そして、図面作成手段21を直接起動する
ことにより、図面データ格納手段12から図面データが出
力され、当該図面は、表示装置2Bに表示され、かつ、X
−Yプロッタ装置2Eで用紙に描き込まれるようになって
いる。ここで、図面作成手段21は、色、柄および意匠等
の仕上げ仕様の決定を行わず、構造や寸法等の仕様を決
定した基本的な平面図を完成させ、この平面図を参照し
ながら、色、柄および意匠等の仕上げ仕様を顧客と決定
し、積算手段22により、決定した仕上げ仕様の入力を行
うようになっている。
【0021】積算手段22は、設計作業で入力した建物ユ
ニットや部品の各々について、さらに選択可能な複数の
アイテムをその種類毎に順次表示し、表示されたアイテ
ムのなかから選択させることにより、建物ユニットや部
品の仕上げ仕様を決めさせ、選択可能なアイテムを最後
の一つまで特定することができるコードデータを設定す
るようになっている。すなわち、積算手段22は、設計作
業で入力した建物ユニットや部品の各々について、当該
部品の選択仕様である複数のアイテムをリスト化したア
イテムリストを表示装置2Bに表示するとともに、この部
品属性リストに記載されたアイテムの一つをマウス等で
指定することで、アイテムの選択が可能となっている。
そして、この選択が完全に終了すると、当該建物ユニッ
トや部品の価格が決定されるようになっている。
【0022】データ変換装置4は、設計図作成装置2の
近傍、少なくとも販売部門の事務所内に設置されたもの
で、図4に示されるように、設計図作成装置2が作成し
た図面のイメージデータが書き込まれたフロッピィ・デ
ィスクを読むために、フロッピィ・ディスク4Eを備えて
いる。このデータ変換装置4には、フロッピィ・ディス
クに対してデータの読み出しと、書き込みとを行う入出
力手段31と、この入出力手段31が読み出した図面のデー
タから、図面に含まれる建物ユニットおよび部品のコー
ドデータ、ならびに、その位置を示す数値である座標デ
ータを読み取る図面読取手段32と、設計図作成装置2が
作成した図面から、ユニット式建物に形成された各部屋
の領域を読み取る部屋領域読取手段33と、図面読取手段
32が読み取ったコードデータおよび座標データ、ならび
に、部屋領域読取手段33が読み取った領域座標データか
らテキストデータを形成するテキストデータ作成手段34
と、テキストデータ作成手段34がテキストデータを形成
する際に所定の条件でデータを変換するための変換テー
ブルが蓄積された変換テーブル蓄積手段35とが設けられ
ている。
【0023】図面読取手段32は、設計図作成装置2が作
成した図面のうち、ユニット式建物の各階の平面図およ
び屋根伏図のイメージデータから、建物ユニットおよび
その部品を認識し、各々のコードデータおよび座標デー
タを読み取るものである。ここで、図面読取手段32が読
み取る座標データは、各部品に設定された設置基準点の
位置を示す数値である二次元の座標データである。部屋
領域読取手段33は、設計図作成装置2が作成した図面か
ら、ユニット式建物に形成された各部屋を検出し、各部
屋に部屋番号を付与するとともに、各部屋が占める領域
を囲む線分の両端位置を示す数値である領域座標データ
を読み取るものである。ここで、部屋領域読取手段33が
読み取る領域座標データは、各部屋の間仕切壁が交差す
る複数の交差点の位置を示す数値からなる、二次元の座
標データの集合体となっている。
【0024】変換テーブル蓄積手段35は、設計図作成手
段2が所定の規則の元に、当該同一の部品に対して付与
した異なるコードデータを、標準となるコードデータに
変換するための変換テーブルを備えたものである。すな
わち、設計図作成手段2は、作図データ蓄積手段10およ
び積算データ蓄積手段13のデータ量を軽減するために、
同一部品であるにもかかわらず、異なるコードデータを
付与するようになっている。例えば、図5に示されるよ
うに、高さ寸法の異なる建物ユニット41,42のそれぞれ
に対して、同一のサッシ43を設定する場合、サッシ43の
取付位置は、下辺からの寸法L1, L2は同一でも、建物ユ
ニット41,42の上辺からの距離が異なり、サッシ43の上
方の外壁材の寸法H1, H2は異なるので、サッシ42のコー
ドを異ならせて、サッシ43の上方の外壁材の相違を認識
するようになっている。
【0025】具体的には、標準建物ユニット41のサッシ
43には、「HS1715」というコードが付され、背の高い階
高建物ユニット42のサッシ43には、「HH1715」というコ
ードが付され、2文字目の高さ位置を示す記号を異なら
せている。これにより、サッシ43の上方の部材の情報
が、サッシ43に付与されるコード内の一文字で判別でき
るようになり、作図データ蓄積手段10および積算データ
蓄積手段13の全体のデータ量が軽減可能となっている。
一方、製造部門の製作図作成装置3が発注書を作成する
際に、同一部品に異なるコードが付与されていると、数
量のカウントに支障がある。このため、上述のような部
品については、変換対象となるコードと、変換後の標準
的なコードとを備えた変換テーブルが用意されている。
この変換テーブルが備えられた変換テーブル蓄積手段35
をデータ変換装置4に設け、データ変換装置4で、高さ
記号等が相違するコードを有する同一部品については、
当該部品を表す標準のコードに統一している。図5で
は、背の高い階高建物ユニット42のサッシ43に付与され
た「HH1715」というコードを、「HS1715」という標準コ
ードに変換される。
【0026】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、ユニット式建物の仕様図
面を販売部門の設計図作成装置2で作成した図面の情報
を、製造部門の製作図作成装置3へ送るにあたり、設計
図作成装置2で作成した図面を表すイメージデータをテ
キストデータに変換するデータ変換装置4を設け、図面
を表すテキストデータを製作図作成装置3へ送るように
したので、販売部門から製造部門へ伝送されるデータ量
が著しく軽減され、販売部門および製造部門間のデータ
伝送におけるデータの取扱いを容易とできる。
【0027】また、設計図作成装置2で図面を作成する
にあたり、建物ユニットおよびその部品の個々を区別す
るために付与された記号からなるコードデータを入力す
るようにしたので、コードデータから建物ユニットおよ
びその部品が特定できるようになり、販売部門で建物ユ
ニットやその部品の詳細部分の作図を行う必要がなくな
り、販売部門の作業負荷を軽減することができる。その
うえ、図面に含まれるコードデータを読み取るだけで、
建物ユニットやその部品の仕様が認識可能となり、図面
データから建物ユニットやその部品の仕様に関する情報
の抽出もきわめて容易となり、製作図作成手段3の処理
速度を向上することができる。しかも、位置を示すデー
タを図面上の座標で表すようにしたので、建物ユニット
や部品の位置がデータ量の少ない数字で表されるように
なり、この点からも、販売部門から製造部門へ伝送され
るデータ量が著しく軽減され、販売部門および製造部門
間のデータ伝送におけるデータの取扱いが容易となる。
【0028】さらに、建物ユニットにおける部品が取付
けられる高さ位置を記号で示す取付高さデータを作図デ
ータに含ませ、図面読取手段32で設計図作成装置2が作
成した図面のうち、ユニット式建物の各階の平面図およ
び屋根伏図からコードデータおよび座標データを読み取
るようにしたので、図面読取手段32が行う図面の読み取
り処理の処理速度を向上できるうえ、建物ユニットやそ
の部品の位置を示す位置データが、二次元の座標系で表
現できるようになるので、テキストデータのうちの位置
データの容量を軽減することができる。
【0029】また、平面視における設置位置の基準とな
る設置基準点を各部品に設定し、図面作成手段21で部品
の位置を入力する際に、各部品の設置基準点として、各
階の平面図および前記屋根伏図のいずれかの図面上の点
を指定するようにしたので、建物ユニットやその部品の
位置を示す位置データが、二次元の座標系における点で
表現できるようになるので、図面読取手段32が行う図面
の読み取り処理の速度をさらに向上できるうえ、位置デ
ータの容量をさらに軽減できる。
【0030】さらに、設計図作成装置2が作成した図面
から、ユニット式建物に形成された各部屋を検出し、各
部屋に部屋番号を付与するとともに、各部屋が占める領
域を囲む線分の両端位置を示す数値である領域座標デー
タを読み取る部屋領域読取手段33をデータ変換装置4に
設けたので、ユニット式建物の部屋の割付に関するデー
タが一括して製造部門へ伝送可能となり、建物ユニット
や部品の個々のデータに、それらがユニット式建物のど
の部位に設置されるかを示す情報を付与する必要がなく
なり、テキストデータの容量をさらに軽減することがで
きる。
【0031】また、データ変換装置4を設計図作成装置
2側に設けた、換言すれば、販売部門の事務所に設けた
ので、販売部門および製造部門が互いに離れた場所に設
けられていても、販売部門から製造部門へ伝送されるデ
ータ量が著しく軽減され、販売部門および製造部門間の
データ伝送におけるデータの取扱いが容易となることか
ら、販売部門で作成した図面のデータを容易に製造部門
へ送るにあたり、多種多様な通信手段を採用することが
できる。
【0032】さらに、データ変換装置4が作成したテキ
ストデータをフロッピィ・ディスク5Bを利用した、オン
ライン通信手段で製作図作成装置3に伝送するようにし
たので、充分な通信設備が準備できなくとも、郵送で図
面の内容を示すテキストデータを製造部門へ送ることが
できる。
【0033】なお、本発明は、前述の実施形態に限定さ
れるものではなく、次に示すような変形等をも含むもの
である。すなわち、前記実施形態では、設計図作成装置
とは別のコンピュータにデータ変換手段を設けたが、設
計図作成装置を形成するコンピュータにデータ変換手段
を構成するソフトウェアを設け、これにより、設計図作
成装置とデータ変換手段とを一体化してもよい。しか
し、前記実施形態のように、別個に設ければ、設計図作
成装置の負荷を軽減できるという効果が得られる。ま
た、設計図作成装置、製作図作成装置およびデータ変換
装置の相互のデータ伝送手段としては、フロッピィ・デ
ィスクによるオフライン通信に限らず、設計図作成装
置、製作図作成装置およびデータ変換装置を専用線や公
衆電話回線で接続した、オンライン通信によるものでも
よい。
【0034】
【発明の効果】前述のように、本発明によれば、販売部
門と製造部門間とのデータ伝送におけるデータの取扱い
を容易にすることができ、かつ、販売部門の作業負荷を
軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るユニット式建物の図
面作成用CADシステムの全体を示すブロック図であ
る。
【図2】前記実施形態の設計図作成装置を示すブロック
図である。
【図3】前記実施形態の積算データ蓄積手段を示すブロ
ック図である。
【図4】前記実施形態のデータ変換手段を示すブロック
図である。
【図5】前記実施形態のデータ変換手段の機能を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 CADシステム 2 設計図作成装置 3 製作図作成装置 4 データ変換手段としてのデータ変換装置 11 作図データ蓄積手段 21 図面作成手段 32 図面読取手段 34 テキストデータ作成手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱状の建物ユニットを複数種類組み合わせ
    て建築されるユニット式建物の仕様図面の作成を支援す
    る設計図作成装置と、この設計図作成装置が作成した仕
    様図面に基づいて、前記建物ユニットの各々の製作図面
    の作成を支援する製作図作成装置とを備えたユニット式
    建物の図面作成用CADシステムであって、 前記設計図作成装置が作成した前記ユニット式建物の前
    記仕様図面を構成するイメージデータを、文字コードの
    みからなるテキストデータに変換するデータ変換手段を
    備えていることを特徴とするユニット式建物の図面作成
    用CADシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のユニット式建物の図面作
    成用CADシステムにおいて、 前記設計図作成装置は、前記複数種類の建物ユニットお
    よびその部品の各々についての作図データとして、図面
    に描かれる形状を示すイメージデータおよび個々を区別
    するために付与された記号からなるコードデータが蓄積
    された作図データ蓄積手段と、この作図データ蓄積手段
    に蓄積された各部品のデータの中から所望の部品を選択
    入力するとともに、その位置を指定させることにより、
    前記イメージデータ化された図面を作成する図面作成手
    段とを備えたものであり、 前記データ変換手段は、前記設計図作成装置が作成した
    図面から、当該図面に含まれる前記建物ユニットおよび
    前記部品のコードデータ、ならびに、その位置を示す数
    値である座標データを読み取る図面読取手段と、この図
    面読取手段が読み取った前記コードデータおよび前記座
    標データから前記テキストデータを形成するテキストデ
    ータ作成手段とを備えたものであることを特徴とするユ
    ニット式建物の図面作成用CADシステム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のユニット式建物の図面作
    成用CADシステムにおいて、前記作図データには、前
    記建物ユニットにおける前記部品が取付けられる高さ位
    置を記号で示す取付高さデータが含まれ、 前記図面読取手段は、前記設計図作成装置が作成した図
    面のうち、前記ユニット式建物の各階の平面図および屋
    根伏図から前記コードデータおよび前記座標データを読
    み取るものであることを特徴とするユニット式建物の図
    面作成用CADシステム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のユニット式建物の図面作
    成用CADシステムにおいて、前記部品の各々には、平
    面視における設置位置の基準となる設置基準点が設定さ
    れ、 前記図面作成手段は、前記部品の各々の設置基準点とし
    て、前記各階の平面図および前記屋根伏図のいずれかの
    図面上の点を指定することで、当該部品の設置位置を決
    定するものであり、 前記図面読取手段は、前記部品の位置を示す数値である
    座標データとして前記設置基準点の座標データを読み取
    ることを特徴とするユニット式建物の図面作成用CAD
    システム。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のユニット式建物の図面作成用CADシステムにおい
    て、前記データ変換手段は、前記設計図作成装置が作成
    した図面から、前記ユニット式建物に形成された各部屋
    を検出し、各部屋に部屋番号を付与するとともに、各部
    屋が占める領域を囲む線分の両端位置を示す数値である
    領域座標データを読み取る部屋領域読取手段を有するも
    のであることを特徴とするユニット式建物の図面作成用
    CADシステム。
  6. 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    のユニット式建物の図面作成用CADシステムにおい
    て、前記データ変換手段を前記設計図作成装置側に設け
    たことを特徴とするユニット式建物の図面作成用CAD
    システム。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    のユニット式建物の図面作成用CADシステムにおい
    て、前記データ変換手段が作成したテキストデータは、
    オンラインおよびオフラインの少なくとも一方を介した
    通信手段で、前記データ変換手段から前記製作図作成装
    置まで伝送可能となっていることを特徴とするユニット
    式建物の図面作成用CADシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018106716A (ja) * 2016-12-23 2018-07-05 ダッソー システムズ 3ディーエキサイト コーポレイション 3dデータに対するデジタル仕上げマテリアルのための高度自動化アプリケーション

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JP2018106716A (ja) * 2016-12-23 2018-07-05 ダッソー システムズ 3ディーエキサイト コーポレイション 3dデータに対するデジタル仕上げマテリアルのための高度自動化アプリケーション

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