JPH11148963A - トレイ供給方法およびハンドラー - Google Patents

トレイ供給方法およびハンドラー

Info

Publication number
JPH11148963A
JPH11148963A JP9313281A JP31328197A JPH11148963A JP H11148963 A JPH11148963 A JP H11148963A JP 9313281 A JP9313281 A JP 9313281A JP 31328197 A JP31328197 A JP 31328197A JP H11148963 A JPH11148963 A JP H11148963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
trays
separation
nail
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9313281A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Masui
広行 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP9313281A priority Critical patent/JPH11148963A/ja
Publication of JPH11148963A publication Critical patent/JPH11148963A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】トレイを段積み状態で供給するため、ICパッ
ケージを取り出すのに、トレイの厚みのばらつきや、そ
りの影響をうけ、ICパッケージの取り出しが不安定に
なる。また、上記課題を解決する他の方式では、トレイ
二枚分以上のスペースが必要となり、装置全体が大きく
なる。 【解決手段】段積み状態のトレイの最上トレイをさらに
上方へ一枚分離してトレイを供給する。 【効果】トレイの厚みのばらつきやそりなどの影響を少
なくしICパッケージを安定に取り出せる効果が得られ
る。また、装置内での占有面積を最小にできるという効
果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICパッケージを
収納搬送用治具(以下、トレイという)において供給す
る装置におけるトレイ供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術におけるトレイ供給方法の例
を図3および図4に示す。
【0003】以下、図3および図4について説明する。
【0004】図3における従来技術においては、ICパ
ッケージのトレイを段積み状態で装置に供給するトレイ
ガイド2とモーターあるいは、シリンダーなどで駆動す
るトレイ押し上げプレート1から構成される。
【0005】押し上げプレート1により、トレイ押さえ
3にトレイ4の上面が一定の高さになるようにトレイ4
を押し上げる。その後最上面のトレイ4からパッケージ
ハンド5でICパッケージ6を装置に供給する。
【0006】図4における従来技術においては、段積み
状態のトレイ4を供給するためのトレイガイド2とその
下方からトレイ4を1枚分離するためのシリンダー9で
駆動する分離爪7とシリンダーあるいはモーターなどで
駆動するトレイ押し上げプレート1、分離爪7の下方に
配置されるトレイコンベア8から構成される。
【0007】トレイ押し上げプレート1と分離爪7でト
レイ4を段積み状態の下方から分離爪7の下方に配置さ
れるトレイコンベア8の上にトレイ4を1枚切り出し、
トレイコンベア8によりICパッケージを供給する位置
に搬送する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術のうち
図3では、トレイ4の厚みのばらつきや、そりの影響が
累積され、最上部のトレイのレベルが一定にならず、I
Cパッケージ6をパッケージハンド5で取り出す際に取
り出しミスの可能性を大きくすることになっている。
【0009】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、ICパッケージ
6を取り出すトレイ4を一枚分離することで、トレイの
厚みのばらつきやそりの影響をうけないトレイの供給方
法を提供するものである。
【0010】また、前述の従来技術のうち図4において
は、段積み状態のトレイ4を下から1枚切り出し、トレ
イの厚みのばらつきやそりの影響をうけないトレイの供
給方法を提供しているが、ICパッケージを取り出す位
置へ引き出すため装置内スペースをトレイ二枚分以上使
うことになる。半導体装置の製造工場では、フロア占有
面積も生産コストの観点から重要なポイントとなってい
る現在、装置の占有面積を小さくするために大きな課題
となっている。
【0011】従来のハンドラーでは、前述の方式のトレ
イ供給方式のユニットが一基あるいは複数基搭載されて
いる。図5に示すのは従来技術を搭載したハンドラーの
平面図である。
【0012】そこで本発明は、このような問題点を解決
するもので、その目的とするところは、装置内占有スペ
ースを最小限にするトレイ供給方式を提供するもので、
さらには、装置の占有面積を小さくすることを提供する
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
段積みしたトレイの上方に位置したところにトレイを一
枚分離し、トレイを供給することを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、トレイを段積みし
たトレイの上方に位置したところにトレイを一枚分離す
る際のトレイ分離爪をシリンダーやモーターなどで駆動
させないでトレイを分離する方法を特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明は、前述の請求項をハ
ンドラーに搭載しハンドラーの装置面積を最小とするこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明におけるトレイ供給方法の
例を図1および図2に示す。図1は本発明のトレイ供給
方式の断面図を示しており、図2は本発明のトレイ供給
方式の平面図を示している。
【0017】段積み状態のトレイ4を供給するためのト
レイガイド2と段積み状態のトレイ4を押し上げるため
のトレイ押し上げプレート1、トレイ4を一枚分離する
ための分離爪7、位置決め用プッシャー10から構成さ
れている。
【0018】トレイ押し上げプレート1は、シリンダー
あるいはモーターなどによる駆動をもっており、切り出
しトレイの最上面の高さをコントロールできるようにな
っている。そのコントロール方式は、切り出しトレイ4
の最上面の高さを検出するセンサー12で認識する方式
や、あるいはモーターによる押し上げ量を数値的にコン
トロールする方式、この方式には、ステッピングモータ
ーやサーボモーターなどが採用されている。また、最上
面の高さを機械的ストッパーでコントロールする方式な
どがとることができる。
【0019】図5に分離爪7による切り出し時の動きを
示す。分離爪7はシリンダーやモーターなどの駆動は設
置されておらず、回転軸13を中心に可動範囲11の範
囲を軽く動くようになっている。
【0020】分離爪7をトレイ4により押し広げトレイ
4に形成されている切欠き14に分離爪7が入る位置ま
で段積み状態のトレイ4を押し上げる。その後、トレイ
押し上げプレート1を下げることにより分離爪7が水平
位置に戻る。この一連の動作によりトレイ4一枚を分離
爪7の上に切り出すことができる。
【0021】このとき分離爪7の形状は段積み状態のト
レイ4により押し広げられ、またトレイ4の下降により
分離爪7が水平位置に戻るための形状が必要で、本事例
においては、図4に示すようにくさび型の形状でさらに
水平位置に戻るように分離爪7の重心は回転軸13より
爪側にあるようになっている。
【0022】くさび型形状以外に板状の形状を有するこ
とも可能である。
【0023】切り出されたトレイ4は、段積み状態のト
レイ4の上方の位置に切り出され、その位置でシリンダ
ーやモータースプリングなどの駆動力で動作する位置決
め用プッシャー10で固定され、パッケージハンド5で
ICパッケージ6を取り出し装置側へ供給される。
【0024】図6には本発明によるトレイ供給方式を採
用したハンドラーの平面図である。トレイ供給部15、
ICパッケージ供給ロボット16、ICパッケージ測定
部17、ICパッケージ分類ロボット18、トレイ収納
部19から構成されている。
【0025】本発明によるトレイ供給方式採用のため、
トレイ供給部収納部とも同じレイアウトがとれるので、
装置占有面積としては、トレイ一枚の長さ分が小さくな
っている。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、トレイの
厚みのばらつきやそりなどの影響を少なくしICパッケ
ージを安定に取り出せる効果が得られる。またそれと同
時に、装置内での占有面積を最小にできるという効果が
得られる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、トレイの分
離爪に駆動を持たさないことより、装置構成、および装
置制御、しいては、装置コストの軽減が図られるという
効果が得られる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、前述記載の
トレイ供給方式を採用したハンドラーは、装置全体の占
有面積を小さくすることができ、半導体装置製造工場全
体を効率よく運転していくことができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるトレイ供給方式の断面図。
【図2】本発明におけるトレイ供給方式の平面図。
【図3】従来技術の一例の断面図。
【図4】(a)従来技術の他の一例の断面図、(b)図
4(a)の左側面の断面図。
【図5】トレイ切り出し時の分離爪の動作図。
【図6】本発明におけるトレイ供給方式を搭載したハン
ドラーの平面図。
【符号の説明】
1・・・トレイ押し上げプレート 2・・・トレイガイド 3・・・トレイ押さえ 4・・・トレイ 5・・・パッケージハンド 6・・・ICパッケージ 7・・・分離爪 8・・・トレイコンベア 9・・・シリンダー 10・・位置決め用プッシャー 11・・可動範囲 12・・センサー 13・・回転軸 14・・切欠き 15・・トレイ供給部 16・・ICパッケージ供給ロボット 17・・ICパッケージ測定部 18・・ICパッケージ分類ロボット 19・・トレイ収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICパッケージの収納されるトレイを供
    給するトレイ供給方法において、 複数の前記トレイを段積みした状態にて待機させるとと
    もに一つのトレイを前記トレイ群とは分離した状態で配
    置することを特徴とするトレイ供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトレイ供給方式におい
    て、シリンダー等の駆動を持つことなくトレイを分離す
    るトレイ供給方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載のトレイ供給方法を搭載し、
    装置面積を最小にする事を特徴とするハンドラー。
JP9313281A 1997-11-14 1997-11-14 トレイ供給方法およびハンドラー Withdrawn JPH11148963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313281A JPH11148963A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 トレイ供給方法およびハンドラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9313281A JPH11148963A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 トレイ供給方法およびハンドラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11148963A true JPH11148963A (ja) 1999-06-02

Family

ID=18039330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9313281A Withdrawn JPH11148963A (ja) 1997-11-14 1997-11-14 トレイ供給方法およびハンドラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11148963A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168907A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Advantest Corp 電子部品用トレイ保持装置および電子部品試験装置
KR100718847B1 (ko) 2006-06-15 2007-05-18 세크론 주식회사 반도체 패키지용 트레이 공급장치
WO2008100081A1 (en) * 2007-02-13 2008-08-21 Jt Corporation Tray transferring device

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002168907A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Advantest Corp 電子部品用トレイ保持装置および電子部品試験装置
JP4601154B2 (ja) * 2000-11-29 2010-12-22 株式会社アドバンテスト 電子部品用トレイ保持装置および電子部品試験装置
KR100718847B1 (ko) 2006-06-15 2007-05-18 세크론 주식회사 반도체 패키지용 트레이 공급장치
WO2008100081A1 (en) * 2007-02-13 2008-08-21 Jt Corporation Tray transferring device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7153079B2 (en) Automated guided vehicle
EP2903072B1 (en) Sheet material adhesive agent application method
JP2017095282A (ja) 物品移載装置
KR100288852B1 (ko) 반도체수납도구, 핸들링방법 및 생산시스템
CN111106037B (zh) 电子零件的拾取装置以及安装装置
US5516251A (en) Magazine carrying apparatus
JPH11148963A (ja) トレイ供給方法およびハンドラー
CN109196628B (zh) 接合装置及接合方法
JP2991857B2 (ja) To−220半導体製造機のリード・フレーム自動供給装置
JP2000044059A (ja) ハンドラのデバイス収納機構
JP2887193B2 (ja) ワーク供給装置
JP2007314330A (ja) トレイ分離ユニット、及びトレイ分離ユニットを備えたトレイ分離装置、ならびにトレイ分離方法
JP6401830B2 (ja) 材料供給装置
JPH1191951A (ja) Icチューブマガジン切り出し機構
CN108941933B (zh) 一种激光切割金属板自动化生产线用循环运输方法
JPH0474000A (ja) 基板供給装置
JPH0815937B2 (ja) 部品収納部材の分離位置決め装置
JP6549310B2 (ja) 基板供給ユニット及びボンディング装置
JPH10236654A (ja) トレイパックの取出し装置
KR970006415Y1 (ko) 반도체 장치를 수납한 트레이 이송 시스템
US20210122571A1 (en) Stacking storage arrangement
JP7458773B2 (ja) 電子部品のピックアップ装置及び実装装置
JPH0459100B2 (ja)
JPS63247222A (ja) 部品位置決め移送装置
JPH0638423Y2 (ja) リードフレーム供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040413

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040430