JPH0638423Y2 - リードフレーム供給装置 - Google Patents
リードフレーム供給装置Info
- Publication number
- JPH0638423Y2 JPH0638423Y2 JP7381189U JP7381189U JPH0638423Y2 JP H0638423 Y2 JPH0638423 Y2 JP H0638423Y2 JP 7381189 U JP7381189 U JP 7381189U JP 7381189 U JP7381189 U JP 7381189U JP H0638423 Y2 JPH0638423 Y2 JP H0638423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead frame
- separator
- lead
- stocker
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、半導体の組立工程などで使用される板状部
材であるリードフレームの供給装置に関し、特に積層収
納したリードフレームを切り出して供給する装置の構造
改善に関する技術である。
材であるリードフレームの供給装置に関し、特に積層収
納したリードフレームを切り出して供給する装置の構造
改善に関する技術である。
従来の技術 従来より、この種リードフレーム供給装置は、第２図に
示すようにマガジン９内に積層している多数のリードフ
レーム２を、エレベータ８により切り出し位置Ｃまで持
ち上げて、リードフレーム２を上部の吸着ヘット７によ
り真空吸着して一枚切り出した後、レール１へ搬送して
いた。積層収納容量が減少したリードフレームの補充
は、マガジンの上方よりおこなうため、その時吸着ヘッ
ド７は搬送作業を停止しなければならなかった。
示すようにマガジン９内に積層している多数のリードフ
レーム２を、エレベータ８により切り出し位置Ｃまで持
ち上げて、リードフレーム２を上部の吸着ヘット７によ
り真空吸着して一枚切り出した後、レール１へ搬送して
いた。積層収納容量が減少したリードフレームの補充
は、マガジンの上方よりおこなうため、その時吸着ヘッ
ド７は搬送作業を停止しなければならなかった。
考案が解決しようとする課題 このように従来の技術では、リードフレームの補充時に
は、レールにリードフレームが供給できなくなり、作業
能率が上がらなかった。又、エレベーターの残りのリー
ドフレームの上面が完璧に切り出し位置Ｃに対応するよ
うに制御する必要があるため、機構が複雑になり、装置
の原価が高くなるという欠点があった。
は、レールにリードフレームが供給できなくなり、作業
能率が上がらなかった。又、エレベーターの残りのリー
ドフレームの上面が完璧に切り出し位置Ｃに対応するよ
うに制御する必要があるため、機構が複雑になり、装置
の原価が高くなるという欠点があった。
従って本考案は、上述の欠点を解決するために提案する
ものであり、低い原価と高く作業能率向上を目的とする
ものである。
ものであり、低い原価と高く作業能率向上を目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 この考案は、ストッカーにセットされたリードフレーム
を支えるストックストッパーを有する、斜めに設けられ
たストッカーと、そのリードフレームを最下方より摺
動，回動により分離するセパレーターと、リードフレー
ムをセパレーターとで挾み込み受けるチャック爪と、分
離したリードフレームを乗せるレールとで構成される。
を支えるストックストッパーを有する、斜めに設けられ
たストッカーと、そのリードフレームを最下方より摺
動，回動により分離するセパレーターと、リードフレー
ムをセパレーターとで挾み込み受けるチャック爪と、分
離したリードフレームを乗せるレールとで構成される。
作用 上記の構成によると、この考案は、リードフレームを下
方から供給することにより、リードフレーム補充に関係
なく供給できる。又、切り出し用のセパレーターを回動
させる事により、切り出し量を短くし、かつ一定させる
ことができ、リードフレームの形状寸法などが種々異な
るさまざまな品種においても安定して対応できる。さら
に、ストッカーを斜方積みとすることで、従来の積層収
納時はリードフレームが両端接触であったものがリード
フレームの片面のみの接触で済み、リードフレームの幅
に関係なく同一のストッカーにて収納対応できる。
方から供給することにより、リードフレーム補充に関係
なく供給できる。又、切り出し用のセパレーターを回動
させる事により、切り出し量を短くし、かつ一定させる
ことができ、リードフレームの形状寸法などが種々異な
るさまざまな品種においても安定して対応できる。さら
に、ストッカーを斜方積みとすることで、従来の積層収
納時はリードフレームが両端接触であったものがリード
フレームの片面のみの接触で済み、リードフレームの幅
に関係なく同一のストッカーにて収納対応できる。
実施例 以下、この考案について図面を参照して説明する。
第１図はこの考案の一実施例を示すリードフレーム供給
装置の原理図である。ストッカ５は板状体で斜方に設定
し、リードフレーム２の積層体を傾斜させてその積層体
側面の一つと当接している。傾斜積層体としたリードフ
レーム２は、第１図（ｄ）に示すようにストックストッ
パ６によって支えられている。
装置の原理図である。ストッカ５は板状体で斜方に設定
し、リードフレーム２の積層体を傾斜させてその積層体
側面の一つと当接している。傾斜積層体としたリードフ
レーム２は、第１図（ｄ）に示すようにストックストッ
パ６によって支えられている。
なお第１図（ｅ）は、第１図（ａ）の状態でみた装置平
面図、さらに４は、リードフレーム２の最下方の一枚
を、段差部4aに係合させて切り出すための回転可能な摺
動式板状体のセパレータである。それから10は、切り出
されたリードフレーム２の一端部を嵌挿する溝10aを有
し、セパレータ４と共動して回転可能なチャック爪であ
る。
面図、さらに４は、リードフレーム２の最下方の一枚
を、段差部4aに係合させて切り出すための回転可能な摺
動式板状体のセパレータである。それから10は、切り出
されたリードフレーム２の一端部を嵌挿する溝10aを有
し、セパレータ４と共動して回転可能なチャック爪であ
る。
ここで、リードフレーム２の一枚切り出し動作は、第１
図（ａ），（ｂ），（ｃ）の順に示すとおりで、まず斜
方積体リードフレーム２の最下方の一枚以外は、ストッ
クストッパ６並びにフレームガイド３によって保持され
ている。そして、第１図（ａ）の状態から、セパレータ
４が第１図（ｂ）の状態まで摺動して一枚のみ切り出
し、さらに第１図（ｃ）のとおりに、セパレータ4,チヤ
ック爪が共動回転して、レール１上へリードフレーム２
を移送する。なお、残部の斜方積層体のリードフレーム
２は、順次ストッカ５の斜面上を滑走落下して、ストッ
クストッパ６まで到着する。セパレータ４の切り出し量
はリードフレーム２がストックストッパ６を干渉しない
量のみ動けば良いのでリードフレーム２間の摩擦も最小
になる。
図（ａ），（ｂ），（ｃ）の順に示すとおりで、まず斜
方積体リードフレーム２の最下方の一枚以外は、ストッ
クストッパ６並びにフレームガイド３によって保持され
ている。そして、第１図（ａ）の状態から、セパレータ
４が第１図（ｂ）の状態まで摺動して一枚のみ切り出
し、さらに第１図（ｃ）のとおりに、セパレータ4,チヤ
ック爪が共動回転して、レール１上へリードフレーム２
を移送する。なお、残部の斜方積層体のリードフレーム
２は、順次ストッカ５の斜面上を滑走落下して、ストッ
クストッパ６まで到着する。セパレータ４の切り出し量
はリードフレーム２がストックストッパ６を干渉しない
量のみ動けば良いのでリードフレーム２間の摩擦も最小
になる。
またフレームガイド３によりセパレータ４による２枚切
り出しを防止する。フレームガイド３の高さを変えるだ
けでリードフレーム２の幅が変更になっても対応でき
る。
り出しを防止する。フレームガイド３の高さを変えるだ
けでリードフレーム２の幅が変更になっても対応でき
る。
考案の効果 以上説明したように、この考案は、リードフレーム供給
を下方からとしたことにより、リードフレーム補充時の
ロスタイムがなくなり、生産能力の向上が計れる。また
セパレータを摺動、回転させることにより、リードフレ
ーム間の摩擦が最小になり安定した供給ができ、品種対
応も極めて容易である。さらにエレベーターがなくなっ
た事により構造が単純である。
を下方からとしたことにより、リードフレーム補充時の
ロスタイムがなくなり、生産能力の向上が計れる。また
セパレータを摺動、回転させることにより、リードフレ
ーム間の摩擦が最小になり安定した供給ができ、品種対
応も極めて容易である。さらにエレベーターがなくなっ
た事により構造が単純である。
第１図はこの考案の一実施例を示すリードフレーム供給
装置の原理図で、第１図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、装
置のリードフレーム切り出し動作を、第１図（ｄ）は積
層斜方体のリードフレームの保持状態を局部的に示し、
第１図（ｅ）は装置平面図である。 第２図は従来のリードフレーム供給装置の原理図であ
る。 １……レール、 ２……リードフレーム、 ３……フレームガイド、 ４……セパレータ、 ５……ストッカ、 ６……ストックストッパ、 10……チャック爪。
装置の原理図で、第１図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、装
置のリードフレーム切り出し動作を、第１図（ｄ）は積
層斜方体のリードフレームの保持状態を局部的に示し、
第１図（ｅ）は装置平面図である。 第２図は従来のリードフレーム供給装置の原理図であ
る。 １……レール、 ２……リードフレーム、 ３……フレームガイド、 ４……セパレータ、 ５……ストッカ、 ６……ストックストッパ、 10……チャック爪。
Claims (1)
- 【請求項１】リードフレームを積層斜方体状に支えるス
トッカと、積層斜方体のリードフレームの最下方の一枚
を切り出す摺動式セパレータと、上記セパレータにより
切り出されたリードフレームを受け、上記セパレータと
共動・回転して、リードフレームを供給するチャック爪
とを設けたことを特徴とするリードフレーム供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7381189U JPH0638423Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リードフレーム供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7381189U JPH0638423Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リードフレーム供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0312427U JPH0312427U (ja) | 1991-02-07 |
| JPH0638423Y2 true JPH0638423Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31612949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7381189U Expired - Lifetime JPH0638423Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | リードフレーム供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638423Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4931192U (ja) * | 1972-06-17 | 1974-03-18 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP7381189U patent/JPH0638423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0312427U (ja) | 1991-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |