JPH0786050B2 - トレー離脱装置 - Google Patents
トレー離脱装置Info
- Publication number
- JPH0786050B2 JPH0786050B2 JP3422993A JP3422993A JPH0786050B2 JP H0786050 B2 JPH0786050 B2 JP H0786050B2 JP 3422993 A JP3422993 A JP 3422993A JP 3422993 A JP3422993 A JP 3422993A JP H0786050 B2 JPH0786050 B2 JP H0786050B2
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- Japan
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- tray
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- movable arm
- thin
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄型トレー供給装置に
おける積載されたトレーを一枚づつ離脱させる装置の改
良に関するものである。
おける積載されたトレーを一枚づつ離脱させる装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、菓子等を包装する薄いトレーは収
納時に積載された状態にあり、使用に際して一枚一枚離
脱されるものであった。この積載トレーを一枚一枚離脱
させる装置としては、積載されたトレーの両側に設置さ
れたバキュームパットによって吸引して離脱させる装置
や、両側に設置されたロールや回動コマによる挟持によ
り離脱させる装置があった。
納時に積載された状態にあり、使用に際して一枚一枚離
脱されるものであった。この積載トレーを一枚一枚離脱
させる装置としては、積載されたトレーの両側に設置さ
れたバキュームパットによって吸引して離脱させる装置
や、両側に設置されたロールや回動コマによる挟持によ
り離脱させる装置があった。
【0003】しかしながら、近年トレーの強さを増すた
めに表面に凹凸を設けたものが多くなり、バキュウーム
パットでは表面に凹凸を設けたトレーを完全に吸着でき
ず、ロールによる方式では大きな接触面を必要とするた
め、深さの小さなトレーをうまく挟持できず、また、回
動コマによるものにおいても凹凸により回動コマがうま
くトレーを挟持できない等の問題点が生じてきた。その
ため、先端をトレー保持部とした薄板バネでトレーを両
側から挟持して離脱するトレー供給装置が開発された。
しかし、薄板バネを使用するトレー供給装置にあって
は、積載されたトレーの数が多い場合には、その積載ト
レーの荷重のため、スムーズな離脱ができないことがあ
った。
めに表面に凹凸を設けたものが多くなり、バキュウーム
パットでは表面に凹凸を設けたトレーを完全に吸着でき
ず、ロールによる方式では大きな接触面を必要とするた
め、深さの小さなトレーをうまく挟持できず、また、回
動コマによるものにおいても凹凸により回動コマがうま
くトレーを挟持できない等の問題点が生じてきた。その
ため、先端をトレー保持部とした薄板バネでトレーを両
側から挟持して離脱するトレー供給装置が開発された。
しかし、薄板バネを使用するトレー供給装置にあって
は、積載されたトレーの数が多い場合には、その積載ト
レーの荷重のため、スムーズな離脱ができないことがあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は薄板
バネとトレー押上板とを同じ可動腕に取付け、薄板バネ
が離脱すべきトレーに当接し、トレーを離脱させるのに
同期して、積載トレーにトレー押上板を当接させて、離
脱対象トレー上部の積載トレーを押上げ、積載トレーの
大きな荷重が離脱対象トレーにかからないようにして、
スムーズな離脱を図ろうとするものである。
バネとトレー押上板とを同じ可動腕に取付け、薄板バネ
が離脱すべきトレーに当接し、トレーを離脱させるのに
同期して、積載トレーにトレー押上板を当接させて、離
脱対象トレー上部の積載トレーを押上げ、積載トレーの
大きな荷重が離脱対象トレーにかからないようにして、
スムーズな離脱を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、側面に薄板バネ出入口とその上方に押上
板出入口とが開口されたストッカー側板を出入口形成面
を対面させて立設し、薄板バネ出入口上部にトレー係止
部兼用薄板バネ案内片をストッパー側板間空部方向下方
へ傾斜させて取付け、ストッカー側板の外側に駆動源に
より反転回動する可動腕を装備し、可動腕に先端がトレ
ー保持部を形成した薄板バネを薄板バネ出入口に向かっ
て取付け、可動腕の薄板バネ取付部より上部に薄板バネ
の出入と同期して出入するトレー押上板をトレー押上板
出入口に向かって下方へ傾斜させて取付けたことを特徴
とするトレー離脱装置を供給するものである。
め、本発明は、側面に薄板バネ出入口とその上方に押上
板出入口とが開口されたストッカー側板を出入口形成面
を対面させて立設し、薄板バネ出入口上部にトレー係止
部兼用薄板バネ案内片をストッパー側板間空部方向下方
へ傾斜させて取付け、ストッカー側板の外側に駆動源に
より反転回動する可動腕を装備し、可動腕に先端がトレ
ー保持部を形成した薄板バネを薄板バネ出入口に向かっ
て取付け、可動腕の薄板バネ取付部より上部に薄板バネ
の出入と同期して出入するトレー押上板をトレー押上板
出入口に向かって下方へ傾斜させて取付けたことを特徴
とするトレー離脱装置を供給するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例につき説明する。図1
は本発明に係るトレー供給機の概要を示す斜視図であ
り、図2は可動腕が回動する前の状態でのストッカー側
板内側の斜視図で、図3は可動腕が回動した状態のスト
ッカー側板内側の部分斜視図である。図4はストッカー
側板外側の機構を示す斜視図で、図5はストッカー側板
と可動腕の関係を示す原理説明図である。
は本発明に係るトレー供給機の概要を示す斜視図であ
り、図2は可動腕が回動する前の状態でのストッカー側
板内側の斜視図で、図3は可動腕が回動した状態のスト
ッカー側板内側の部分斜視図である。図4はストッカー
側板外側の機構を示す斜視図で、図5はストッカー側板
と可動腕の関係を示す原理説明図である。
【0007】図1中、1はトレー供給機で、2がストッ
カー側板である。ストッカー側板2は基台31上のガイ
ドレール32に、ストックされるトレーの幅に合致させ
て向かい合わせに装着されている。尚、ストッカー側板
2の間隔は保持すべき積載されたトレー3の幅に相応で
きるよう調節ハンドル15によって調節可能とされてい
る。
カー側板である。ストッカー側板2は基台31上のガイ
ドレール32に、ストックされるトレーの幅に合致させ
て向かい合わせに装着されている。尚、ストッカー側板
2の間隔は保持すべき積載されたトレー3の幅に相応で
きるよう調節ハンドル15によって調節可能とされてい
る。
【0008】図2の実施例に示されるように、ストッカ
ー側板2には、トレー押上板出入口6並びにその下方に
薄板バネ出入口7が、それぞれ開けられている。薄板バ
ネ出入口7の上部には、先端部が該出入口7より、スト
ッカー側板2の内側に向かって斜め下方に傾斜しながら
突出する案内片14が取付けられている。該案内片14
は、薄板バネの移動の方向付けとトレー係止部を兼用し
ている。
ー側板2には、トレー押上板出入口6並びにその下方に
薄板バネ出入口7が、それぞれ開けられている。薄板バ
ネ出入口7の上部には、先端部が該出入口7より、スト
ッカー側板2の内側に向かって斜め下方に傾斜しながら
突出する案内片14が取付けられている。該案内片14
は、薄板バネの移動の方向付けとトレー係止部を兼用し
ている。
【0009】図4に示されるようにストッカー側板2の
外側でトレー押上板出入口6の近くには、L字状の取付
板20が固着されており、該取付板20に、支軸5が回
動自在に取付けられている。該支軸5はストッカー側板
2と平行で且つ水平に取付けられている。支軸5には、
回動腕8が、回動腕8の中央曲折部内側で支軸5に接
し、該中央曲折部外側がトレー押上板出入口6にもっと
も近接するよう固着されている。
外側でトレー押上板出入口6の近くには、L字状の取付
板20が固着されており、該取付板20に、支軸5が回
動自在に取付けられている。該支軸5はストッカー側板
2と平行で且つ水平に取付けられている。支軸5には、
回動腕8が、回動腕8の中央曲折部内側で支軸5に接
し、該中央曲折部外側がトレー押上板出入口6にもっと
も近接するよう固着されている。
【0010】回動腕8は、図5に示されるように中央で
曲折した断面略くの字の部材で、先端に曲折部8a、8
bが形成されている。該可動腕8の本体上部で、且つ、
くの字として観察した場合の外側には、トレー押上板9
がストッカー側板2側を下方へと傾けた角度を持たせ
て、その先端がトレー押上板出入口6に対応する位置に
至るよう、且つ、静止状態では、その先端がトレー押上
板出入口6より突出しない該出入口6寸前に位置してい
るよう取付けられており、可動腕8の曲折部8bには、
薄板バネ10が、静止状態でその先端が薄板バネ出入口
7に対応する位置に来るよう可動腕8のくの字の曲折角
度並びに可動腕8本体と曲折部8a、8bの角度を調整
して支軸5に取付けられている。
曲折した断面略くの字の部材で、先端に曲折部8a、8
bが形成されている。該可動腕8の本体上部で、且つ、
くの字として観察した場合の外側には、トレー押上板9
がストッカー側板2側を下方へと傾けた角度を持たせ
て、その先端がトレー押上板出入口6に対応する位置に
至るよう、且つ、静止状態では、その先端がトレー押上
板出入口6より突出しない該出入口6寸前に位置してい
るよう取付けられており、可動腕8の曲折部8bには、
薄板バネ10が、静止状態でその先端が薄板バネ出入口
7に対応する位置に来るよう可動腕8のくの字の曲折角
度並びに可動腕8本体と曲折部8a、8bの角度を調整
して支軸5に取付けられている。
【0011】本実施例の静止状態とは、すなわちトレー
に対して薄板バネ10、トレー押上板9が作用をしてい
ない状態であり、この状態では、可動腕8は中央曲折部
がストッカー側板2に最も近接しており、可動腕8の端
部が中央曲折部より後方に位置するように配置されてい
る。
に対して薄板バネ10、トレー押上板9が作用をしてい
ない状態であり、この状態では、可動腕8は中央曲折部
がストッカー側板2に最も近接しており、可動腕8の端
部が中央曲折部より後方に位置するように配置されてい
る。
【0012】尚、本実施例では、トレー押上板9は可動
腕8側で取付部が一体となるよう一枚の板状体とされて
いるが、トレー側は、各トレー押上板出入口6が複数個
に分割されているため、該出入口6に合わせて突出可能
なるよう分割された舌片状に形成されている。
腕8側で取付部が一体となるよう一枚の板状体とされて
いるが、トレー側は、各トレー押上板出入口6が複数個
に分割されているため、該出入口6に合わせて突出可能
なるよう分割された舌片状に形成されている。
【0013】また、可動腕8の上部には駆動源であるエ
アーシリンダー12が配置され、可動腕8の曲折部8a
に連結されている。エアー流入ホース13によりエアー
シリンダー12にエアーが送り込まれると、シリンダー
ロッド11が伸び、該シリンダーロッド11に連結され
た可動腕8は支軸5を軸として図5中矢印A方向に回動
を開始する。
アーシリンダー12が配置され、可動腕8の曲折部8a
に連結されている。エアー流入ホース13によりエアー
シリンダー12にエアーが送り込まれると、シリンダー
ロッド11が伸び、該シリンダーロッド11に連結され
た可動腕8は支軸5を軸として図5中矢印A方向に回動
を開始する。
【0014】可動腕8の回動につれて可動腕8に取付け
られたトレー押上板9はトレー側をストッカー側板2上
部方向に回動させる。その結果トレー押上板9がトレー
に当接し、当接上部の積載トレーを押上げる。可動腕8
回動時には、トレー押上板9の動きに同期して、曲折部
8bに取付けられた薄板バネ10も、矢印B方向へ移
動、案内片14に当接、先端をその角度に従って斜め下
方へと移動させながら、最下部に位置するトレー3を薄
板バネ10の先端に形成された保持部が挟持する。該保
持部は薄板バネ10が的確にトレーを挟持するよう鋸歯
状に形成されている。可動腕8の回動に従い、薄板バネ
10先端が更に下方への動きを続けると薄板バネ10は
反り返り、先端の保持部がトレーより離れ。トレーは落
下する。
られたトレー押上板9はトレー側をストッカー側板2上
部方向に回動させる。その結果トレー押上板9がトレー
に当接し、当接上部の積載トレーを押上げる。可動腕8
回動時には、トレー押上板9の動きに同期して、曲折部
8bに取付けられた薄板バネ10も、矢印B方向へ移
動、案内片14に当接、先端をその角度に従って斜め下
方へと移動させながら、最下部に位置するトレー3を薄
板バネ10の先端に形成された保持部が挟持する。該保
持部は薄板バネ10が的確にトレーを挟持するよう鋸歯
状に形成されている。可動腕8の回動に従い、薄板バネ
10先端が更に下方への動きを続けると薄板バネ10は
反り返り、先端の保持部がトレーより離れ。トレーは落
下する。
【0015】その時上部では、トレー押上板9が上部積
載トレーを押上げているので、離脱すべきトレーにはそ
の重みが加わることなく簡単に離脱できる。トレーが落
下すると、エアー流入ホース13からのエアーの供給の
停止によりシリンダーロッド11が伸びる前の静止状態
に戻るため、可動腕8も静止状態に戻る。本発明は、こ
の動作を繰り返すことにより積載されたトレーを一枚一
枚離脱し、供給することができるのである。
載トレーを押上げているので、離脱すべきトレーにはそ
の重みが加わることなく簡単に離脱できる。トレーが落
下すると、エアー流入ホース13からのエアーの供給の
停止によりシリンダーロッド11が伸びる前の静止状態
に戻るため、可動腕8も静止状態に戻る。本発明は、こ
の動作を繰り返すことにより積載されたトレーを一枚一
枚離脱し、供給することができるのである。
【0016】ストッカー側板2の上部には、固定トレー
ガイド4’が立設され、積載されるトレー3が上方より
入れ易いように、やや外側に開いた上端突出部4’aを
形成している。該固定トレーガイド4’は本実施例では
ボルトにてストッカー側板2の上部に取付けられてい
る。
ガイド4’が立設され、積載されるトレー3が上方より
入れ易いように、やや外側に開いた上端突出部4’aを
形成している。該固定トレーガイド4’は本実施例では
ボルトにてストッカー側板2の上部に取付けられてい
る。
【0017】また、ストッカー側板2の内側には、移動
トレーガイド4がストッカー側板2両側で向かい合うよ
うに2枚立設されている。該移動トレーガイド4は、図
4において、ストッカー側板2の上下に並列して左右2
箇所に設けられたトレーガイド支持腕開口部17に対応
する位置の、ストッカー側板2の外側に設けられた上下
2本のトレーガイド調節棒19、19’に、トレーガイ
ド支持腕18、18’を介して取付けられている。
トレーガイド4がストッカー側板2両側で向かい合うよ
うに2枚立設されている。該移動トレーガイド4は、図
4において、ストッカー側板2の上下に並列して左右2
箇所に設けられたトレーガイド支持腕開口部17に対応
する位置の、ストッカー側板2の外側に設けられた上下
2本のトレーガイド調節棒19、19’に、トレーガイ
ド支持腕18、18’を介して取付けられている。
【0018】移動トレーガイド4の高さは、固定トレー
ガイド4’と同じである。上端突出部4aは、固定トレ
ーガイド4’の上端突出部4’aと同様、積載されるト
レー3が上方より入れ易いようにやや外側に開いて形成
されている。尚、トレーガイド4、4’は、向かい合っ
たストッカー側板2の両方に取付けられている必要はな
い。本実施例では図1中左側のストッカー側板2に取付
けられている。
ガイド4’と同じである。上端突出部4aは、固定トレ
ーガイド4’の上端突出部4’aと同様、積載されるト
レー3が上方より入れ易いようにやや外側に開いて形成
されている。尚、トレーガイド4、4’は、向かい合っ
たストッカー側板2の両方に取付けられている必要はな
い。本実施例では図1中左側のストッカー側板2に取付
けられている。
【0019】ストッカー側板2の外側で移動トレーガイ
ド4を支持するトレーガイド調節棒19、19’は、移
動トレーガイド4を可動させるため、調節ハンドル16
に連結されている。トレーガイド調節棒19、19’に
は、中央で左右の回転が逆向するように回転溝が形成さ
れている。
ド4を支持するトレーガイド調節棒19、19’は、移
動トレーガイド4を可動させるため、調節ハンドル16
に連結されている。トレーガイド調節棒19、19’に
は、中央で左右の回転が逆向するように回転溝が形成さ
れている。
【0020】図4の実施例に従い、調節ハンドル16の
回転並びにトレーガイド調節棒19、19’、トレーガ
イド4の移動の関係を説明する。調節ハンドル16を回
転させると調節ハンドル16に連結された下部トレーガ
イド調節棒19が回転、チェーン21を介して下部トレ
ーガイド調節棒19に連結された上部トレーガイド調節
棒19’も回転する。トレーガイド調節棒19、19’
の回転に従ってトレーガイド支持腕18、18’が左右
に移動するというものである。
回転並びにトレーガイド調節棒19、19’、トレーガ
イド4の移動の関係を説明する。調節ハンドル16を回
転させると調節ハンドル16に連結された下部トレーガ
イド調節棒19が回転、チェーン21を介して下部トレ
ーガイド調節棒19に連結された上部トレーガイド調節
棒19’も回転する。トレーガイド調節棒19、19’
の回転に従ってトレーガイド支持腕18、18’が左右
に移動するというものである。
【0021】しかし、トレーガイド調節棒19、19’
には、中央で左右の回転が逆向するように回転溝が形成
されている。よって、トレーガイド調節棒19、19’
に取付けられたトレーガイド支持腕18、18’は、調
節ハンドル16の右への回転で右側のトレーガイド支持
腕18が右に動く時は、左側のトレーガイド支持腕1
8’は左に動くこととなる。その結果トレーガイド支持
腕18に連結された右のトレーガイド4は右に動き、左
のトレーガイド4は左に動くこととなる。つまり、左右
のトレーガイド4はお互いに遠ざかるわけである。
には、中央で左右の回転が逆向するように回転溝が形成
されている。よって、トレーガイド調節棒19、19’
に取付けられたトレーガイド支持腕18、18’は、調
節ハンドル16の右への回転で右側のトレーガイド支持
腕18が右に動く時は、左側のトレーガイド支持腕1
8’は左に動くこととなる。その結果トレーガイド支持
腕18に連結された右のトレーガイド4は右に動き、左
のトレーガイド4は左に動くこととなる。つまり、左右
のトレーガイド4はお互いに遠ざかるわけである。
【0022】調節ハンドル16を左に回転した時は、こ
の逆の運動が起こるので、左右のトレーガイド4は次第
に近付くこととなる。調節ハンドル15によるストッカ
ー側板2のトレーに合せた間隔の調節と共に、この調節
ハンドル16を介してトレーガイド4の幅をトレー3の
大きさに合せて自由に調節可能となる。尚、トレーガイ
ド4の左右への移動範囲は、ストッカー側板2に形成さ
れたトレーガイド支持腕開口部17の広さによって決定
される。
の逆の運動が起こるので、左右のトレーガイド4は次第
に近付くこととなる。調節ハンドル15によるストッカ
ー側板2のトレーに合せた間隔の調節と共に、この調節
ハンドル16を介してトレーガイド4の幅をトレー3の
大きさに合せて自由に調節可能となる。尚、トレーガイ
ド4の左右への移動範囲は、ストッカー側板2に形成さ
れたトレーガイド支持腕開口部17の広さによって決定
される。
【0023】
【発明の効果】如上の構成より本願発明は、以下の効果
を発揮する。第1に、薄板バネとトレー押上板とを同じ
可動腕に取付けて同期して作用させるため、積載トレー
の荷重が離脱すべきトレーにかからず、スムーズな離脱
を計ることができる。第2に薄板バネの先端がトレーを
挟持するものであるため、トレーの重なり面の摩擦力が
少なくなりトレーを一枚一枚正確に離脱することができ
る。
を発揮する。第1に、薄板バネとトレー押上板とを同じ
可動腕に取付けて同期して作用させるため、積載トレー
の荷重が離脱すべきトレーにかからず、スムーズな離脱
を計ることができる。第2に薄板バネの先端がトレーを
挟持するものであるため、トレーの重なり面の摩擦力が
少なくなりトレーを一枚一枚正確に離脱することができ
る。
【0024】実施例の効果では有るが、調節ハンドルに
よって、向かい合ったストッカー側板の幅をトレーに合
せて自由に調節可能にすると共に、ストッカー側板にト
レーの幅に合せて調節可能なトレーガイドを取付けたこ
とにより、あらゆるトレーの大きさに対応でき、積載中
のトレーの位置のずれも作業時には簡単に調整できるこ
ととなった。実施例の第2の効果として、駆動機構をエ
アーシリンダーとしシリンダーロッドの伸縮により可動
腕を回動させるため、歯車やカム等の回転部が存在せ
ず、危険が少なくなった。
よって、向かい合ったストッカー側板の幅をトレーに合
せて自由に調節可能にすると共に、ストッカー側板にト
レーの幅に合せて調節可能なトレーガイドを取付けたこ
とにより、あらゆるトレーの大きさに対応でき、積載中
のトレーの位置のずれも作業時には簡単に調整できるこ
ととなった。実施例の第2の効果として、駆動機構をエ
アーシリンダーとしシリンダーロッドの伸縮により可動
腕を回動させるため、歯車やカム等の回転部が存在せ
ず、危険が少なくなった。
【図1】 本願発明に係るトレー供給機の概要を示す斜
視図
視図
【図2】 可動腕回動前のストッカー側板内側の斜視図
【図3】 可動腕回動中のストッカー側板内側の部分斜
視図
視図
【図4】 ストッカー側板外側の部分斜視図
【図5】 ストッカー側板と可動腕の関係を示す原理説
明図
明図
1・・・・・・・トレー供給機 2・・・・・・・ストッカー側板 3・・・・・・・トレー 4、4’・・・・トレーガイド 4a、4’a・・突出部 5・・・・・・・支軸 6・・・・・・・トレー押上板出入口 7・・・・・・・薄板バネ出入口 8・・・・・・・可動腕 8a、8a・・・曲折部 9・・・・・・・トレー押上板 10・・・・・・薄板バネ 11・・・・・・シリンダーロッド 12・・・・・・エアーシリンダー 13・・・・・・エアー流入ホース 14・・・・・・案内片 15、16・・・調節ハンドル 17・・・・・・トレーガイド支持腕開口部 18、18’・・トレーガイド支持腕 19、19’・・トレーガイド調節棒 20・・・・・・支軸取付け板 31......基台 32......ガイドレール
Claims (1)
- 【請求項1】側面に薄板バネ出入口とその上方に押上板
出入口とが開口されたストッカー側板を出入口形成面を
対面させて立設し、薄板バネ出入口上部にトレー係止部
兼用薄板バネ案内片をストッパー側板間空部方向下方へ
傾斜させて取付け、ストッカー側板の外側に駆動源によ
り反転回動する可動腕を装備し、可動腕に先端がトレー
保持部を形成した薄板バネを薄板バネ出入口に向かって
取付け、可動腕の薄板バネ取付部より上部に薄板バネの
出入と同期して出入するトレー押上板をトレー押上板出
入口に向かって下方へ傾斜させて取付けたことを特徴と
するトレー離脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3422993A JPH0786050B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | トレー離脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3422993A JPH0786050B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | トレー離脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06227673A JPH06227673A (ja) | 1994-08-16 |
JPH0786050B2 true JPH0786050B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=12408322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3422993A Expired - Lifetime JPH0786050B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | トレー離脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786050B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104828300A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-08-12 | 河北工业大学 | 一种连续式塑料托盘分离装置 |
CN104891197A (zh) * | 2015-06-04 | 2015-09-09 | 大连顺诚自动化设备有限公司 | 基板收纳机的专用塑料盒分盒装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103332332B (zh) * | 2013-07-15 | 2015-01-21 | 淄博荣琦自动化科技有限公司 | 立盒装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP3422993A patent/JPH0786050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104828300A (zh) * | 2015-04-29 | 2015-08-12 | 河北工业大学 | 一种连续式塑料托盘分离装置 |
CN104891197A (zh) * | 2015-06-04 | 2015-09-09 | 大连顺诚自动化设备有限公司 | 基板收纳机的专用塑料盒分盒装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH06227673A (ja) | 1994-08-16 |
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