JPH11148419A - 充満ガス温度を求める方法および装置 - Google Patents
充満ガス温度を求める方法および装置Info
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- JPH11148419A JPH11148419A JP10261683A JP26168398A JPH11148419A JP H11148419 A JPH11148419 A JP H11148419A JP 10261683 A JP10261683 A JP 10261683A JP 26168398 A JP26168398 A JP 26168398A JP H11148419 A JPH11148419 A JP H11148419A
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- G01M15/042—Testing internal-combustion engines by monitoring a single specific parameter not covered by groups G01M15/06 - G01M15/12
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D35/00—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
- F02D35/02—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions
- F02D35/025—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions by determining temperatures inside the cylinder, e.g. combustion temperatures
- F02D35/026—Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for on interior conditions by determining temperatures inside the cylinder, e.g. combustion temperatures using an estimation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関シリンダ内の充満ガス温度を求める
際、充満ガスの温度がより高い精度で求められるような
方法を提供し、その方法を簡単かつ低コストで実装し、
さらに実装された装置を安価に製造して作動させ保守で
きるようにする。 【解決手段】 充満ガスは残留ガス成分と吸気ガス成分
から成る。この場合、吸気ガス温度T_fgと、充満ガ
ス中の吸気ガス分量a_fgを求める。さらに残留ガス
温度T_rgと、充満ガス中の残留ガス分量a _rg
を求める。そして残留ガス温度T_rgと残留ガス分量
a_rgと吸気ガス温度T_fgと吸気ガス分量a_f
gとから、充満ガス温度T_gesを算出する。
際、充満ガスの温度がより高い精度で求められるような
方法を提供し、その方法を簡単かつ低コストで実装し、
さらに実装された装置を安価に製造して作動させ保守で
きるようにする。 【解決手段】 充満ガスは残留ガス成分と吸気ガス成分
から成る。この場合、吸気ガス温度T_fgと、充満ガ
ス中の吸気ガス分量a_fgを求める。さらに残留ガス
温度T_rgと、充満ガス中の残留ガス分量a _rg
を求める。そして残留ガス温度T_rgと残留ガス分量
a_rgと吸気ガス温度T_fgと吸気ガス分量a_f
gとから、充満ガス温度T_gesを算出する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関シリンダ
内の充満ガス温度を求める方法および装置に関する。
内の充満ガス温度を求める方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の燃焼室内において、エンジン
回転トルクを形成するために空気/燃料混合物が点火さ
れる。その際、燃焼室を満たしたガス質量体の温度をで
きるかぎり精確に捕捉しなければならない。それという
のもガス質量体の温度によって殊に回転トルク、噴射す
べき燃料量ならびに点火時点が決まるからである。
回転トルクを形成するために空気/燃料混合物が点火さ
れる。その際、燃焼室を満たしたガス質量体の温度をで
きるかぎり精確に捕捉しなければならない。それという
のもガス質量体の温度によって殊に回転トルク、噴射す
べき燃料量ならびに点火時点が決まるからである。
【0003】内燃機関のシリンダ内に充満したガスの温
度を求めるための公知のやり方によれば、ガス充填物つ
まり充満ガスの温度は、吸気管を介してシリンダに流入
する新たに吸気されるガスの温度と同じにされる。この
目的で、新たに吸気されるガスすなわち吸気ガスの温度
がシリンダ吸気弁の領域において求められるかまたは測
定される。この場合に不利であるのは、このやり方によ
って求められた充満ガス温度は十分に精確な値を示して
いないことである。殊に公知の手法の場合には、吸気ガ
ス温度はシリンダに流れ込んだときに様々な影響によっ
て上昇することを考慮していない。そして誤って求めら
れた吸気ガス温度ゆえに、噴射すべき燃料量を最適に算
出することができなくなる。したがってエンジンは最適
な動作点では駆動されず、このことによってエンジン出
力が最善のものとはならないし、燃料消費量や有害物質
放出も高まってしまう。
度を求めるための公知のやり方によれば、ガス充填物つ
まり充満ガスの温度は、吸気管を介してシリンダに流入
する新たに吸気されるガスの温度と同じにされる。この
目的で、新たに吸気されるガスすなわち吸気ガスの温度
がシリンダ吸気弁の領域において求められるかまたは測
定される。この場合に不利であるのは、このやり方によ
って求められた充満ガス温度は十分に精確な値を示して
いないことである。殊に公知の手法の場合には、吸気ガ
ス温度はシリンダに流れ込んだときに様々な影響によっ
て上昇することを考慮していない。そして誤って求めら
れた吸気ガス温度ゆえに、噴射すべき燃料量を最適に算
出することができなくなる。したがってエンジンは最適
な動作点では駆動されず、このことによってエンジン出
力が最善のものとはならないし、燃料消費量や有害物質
放出も高まってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、シリンダ内の充満ガス温度を求める方法および装
置において既述の欠点を解消し、殊に充満ガスの温度が
より高い精度で求められるように構成することにあり、
さらにこの方法を簡単かつ低コストで実装できるように
し、しかもそのための装置を安価に製造して作動させ保
守できるようにすることにある。
題は、シリンダ内の充満ガス温度を求める方法および装
置において既述の欠点を解消し、殊に充満ガスの温度が
より高い精度で求められるように構成することにあり、
さらにこの方法を簡単かつ低コストで実装できるように
し、しかもそのための装置を安価に製造して作動させ保
守できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、充満ガスは残留ガス成分と吸気ガス成分から成り、
吸気ガス温度を求め、充満ガス中の吸気ガス分量を求
め、残留ガス温度を求め、充満ガス中の残留ガス分量を
求め、残留ガス温度と残留ガス分量と吸気ガス温度と吸
気ガス分量とから充満ガス温度を算出することにより解
決される。従属請求項には本発明の有利な実施形態が示
されている。
は、充満ガスは残留ガス成分と吸気ガス成分から成り、
吸気ガス温度を求め、充満ガス中の吸気ガス分量を求
め、残留ガス温度を求め、充満ガス中の残留ガス分量を
求め、残留ガス温度と残留ガス分量と吸気ガス温度と吸
気ガス分量とから充満ガス温度を算出することにより解
決される。従属請求項には本発明の有利な実施形態が示
されている。
【0006】
【発明の実施の形態】先行の動作サイクルにおいてシリ
ンダ内で燃焼が行われた結果として生じる残留ガス成分
を考慮することによって、ガス充填物ないし充満ガスの
温度の算出が改善される。たとえば充満ガス温度の算出
は、吸気ガスと排気ガスの温度を考慮するだけでなく、
それらの温度寄与量を吸気ガスないしは残留ガスの個々
の分量に関連づけて重み付けることにより改善される。
充満ガス温度がきわめて精確に求められることにより、
噴射すべき燃料量を著しく精確に求めることができ、さ
らに点火時点を著しく精確に調整することができる。そ
の結果、内燃機関の動作が改善され、ひいては出力トル
クが高まり、燃料消費が少なくなり、さらに有害物質放
出も僅かになる。
ンダ内で燃焼が行われた結果として生じる残留ガス成分
を考慮することによって、ガス充填物ないし充満ガスの
温度の算出が改善される。たとえば充満ガス温度の算出
は、吸気ガスと排気ガスの温度を考慮するだけでなく、
それらの温度寄与量を吸気ガスないしは残留ガスの個々
の分量に関連づけて重み付けることにより改善される。
充満ガス温度がきわめて精確に求められることにより、
噴射すべき燃料量を著しく精確に求めることができ、さ
らに点火時点を著しく精確に調整することができる。そ
の結果、内燃機関の動作が改善され、ひいては出力トル
クが高まり、燃料消費が少なくなり、さらに有害物質放
出も僅かになる。
【0007】本発明による方法の1つの格別な実施形態
によれば、新たに吸気されるガスの温度がシリンダへの
入口付近で求められる。このことにより有利には、吸気
ガス成分の温度を精確に求めることができ、つまりは充
満ガスに対する吸気ガスの温度寄与量を精確に求めるこ
とができる。結局のところこれによって、やはり充満ガ
ス全体の温度をきわめて精確に求めることができるよう
になる。
によれば、新たに吸気されるガスの温度がシリンダへの
入口付近で求められる。このことにより有利には、吸気
ガス成分の温度を精確に求めることができ、つまりは充
満ガスに対する吸気ガスの温度寄与量を精確に求めるこ
とができる。結局のところこれによって、やはり充満ガ
ス全体の温度をきわめて精確に求めることができるよう
になる。
【0008】さらに本発明による方法の別の格別な実施
形態によれば、吸気ガス温度が少なくとも2つの測定さ
れた量から計算により求められる。このためたとえば吸
気ガス温度は、エンジンと周囲の測定温度とから求めら
れることになる。この場合に有利であるのは、これら両
方の測定値から吸気ガス温度を計算によって著しく精確
に求めることができる点であり、ひいてはこのことによ
って充満ガス全体の温度を精確に求めることができる。
さらに有利であるのは、エンジン温度と周囲温度は通
常、車両における他の用途のためにすでに求められるよ
うに構成されている点である。したがって付加的な測定
値センサを設けることなく、エンジン温度と周囲温度に
関するすでに利用可能な温度値から吸気ガスの温度を求
めることができる。
形態によれば、吸気ガス温度が少なくとも2つの測定さ
れた量から計算により求められる。このためたとえば吸
気ガス温度は、エンジンと周囲の測定温度とから求めら
れることになる。この場合に有利であるのは、これら両
方の測定値から吸気ガス温度を計算によって著しく精確
に求めることができる点であり、ひいてはこのことによ
って充満ガス全体の温度を精確に求めることができる。
さらに有利であるのは、エンジン温度と周囲温度は通
常、車両における他の用途のためにすでに求められるよ
うに構成されている点である。したがって付加的な測定
値センサを設けることなく、エンジン温度と周囲温度に
関するすでに利用可能な温度値から吸気ガスの温度を求
めることができる。
【0009】本発明のさらに別の有利な実施形態によれ
ば、吸気ガスの温度が吸気管中で測定される。吸気ガス
の温度を吸気管中でじかに測定するため、温度を求める
ために測定値センサが使用されることになる。ここで有
利となるのは、このようにすることで吸気ガス温度を測
定技術的に求められる他の値とは無関係に著しく精確に
求めることができる点である。さらに有利であるのは、
吸気ガス温度を測定技術的に求めることによって、吸気
ガス温度の短期間および/または局所的な変動が捕捉さ
れる点であり、ひいてはこのことで充満ガス全体に関す
る温度決定の精度も改善される。
ば、吸気ガスの温度が吸気管中で測定される。吸気ガス
の温度を吸気管中でじかに測定するため、温度を求める
ために測定値センサが使用されることになる。ここで有
利となるのは、このようにすることで吸気ガス温度を測
定技術的に求められる他の値とは無関係に著しく精確に
求めることができる点である。さらに有利であるのは、
吸気ガス温度を測定技術的に求めることによって、吸気
ガス温度の短期間および/または局所的な変動が捕捉さ
れる点であり、ひいてはこのことで充満ガス全体に関す
る温度決定の精度も改善される。
【0010】本発明による方法の別の有利な実施形態に
よれば、残留ガスの温度が内燃機関の排気ガス温度を用
いて求められる。これにより得られる利点とは、排気ガ
ス温度も通常、車両内ないしは内燃機関の制御装置にお
いてすでに利用可能な状態にあることである。その際、
排気ガス温度の値はじかに測定することもできるし、別
のエンジン制御データに基づき計算により求めることも
できる。
よれば、残留ガスの温度が内燃機関の排気ガス温度を用
いて求められる。これにより得られる利点とは、排気ガ
ス温度も通常、車両内ないしは内燃機関の制御装置にお
いてすでに利用可能な状態にあることである。その際、
排気ガス温度の値はじかに測定することもできるし、別
のエンジン制御データに基づき計算により求めることも
できる。
【0011】殊に有利であるのは、残留ガス温度を求め
るために付加的に測定技術的な手間やコストをかける必
要のないことであり、たとえば付加的な測定値センサを
用意する必要がない。
るために付加的に測定技術的な手間やコストをかける必
要のないことであり、たとえば付加的な測定値センサを
用意する必要がない。
【0012】本発明による方法のさらに別の格別な実施
形態によれば、吸気ガスの成分量としてシリンダ中の吸
気ガスの分圧を求め、残留ガスの成分量としてシリンダ
中の残留ガスの分圧求め、充満ガス温度を式 T_ges = (p_fg × T_fg + p_rg × T_rg) / (p_fg + p_
rg) に従って算出する。
形態によれば、吸気ガスの成分量としてシリンダ中の吸
気ガスの分圧を求め、残留ガスの成分量としてシリンダ
中の残留ガスの分圧求め、充満ガス温度を式 T_ges = (p_fg × T_fg + p_rg × T_rg) / (p_fg + p_
rg) に従って算出する。
【0013】上述のように各ガス成分の個々の温度との
重み付けによってそれら各ガス成分の分圧を考慮するこ
とにより、充満ガス全体の温度を著しく精確に求めるこ
とができる。その際、個々のガス成分の分圧値をそれら
のガス成分の目下の温度に関連づけることもできるし、
あるいは1つの共通の温度レベルに関連づけることもで
きる。さらに有利であるのは、吸気ガスまたは残留ガス
の各成分に関する分圧値は通常、エンジン制御装置内に
おいて他の目的ですでに求められるように構成されてい
る点であり、したがってそれらは充満ガス温度のこのよ
うな算出にあたりすでに存在している。このことで、付
加的に測定技術的な手間やコストをかけずに充満ガス温
度をきわめて精確に求めることができる。
重み付けによってそれら各ガス成分の分圧を考慮するこ
とにより、充満ガス全体の温度を著しく精確に求めるこ
とができる。その際、個々のガス成分の分圧値をそれら
のガス成分の目下の温度に関連づけることもできるし、
あるいは1つの共通の温度レベルに関連づけることもで
きる。さらに有利であるのは、吸気ガスまたは残留ガス
の各成分に関する分圧値は通常、エンジン制御装置内に
おいて他の目的ですでに求められるように構成されてい
る点であり、したがってそれらは充満ガス温度のこのよ
うな算出にあたりすでに存在している。このことで、付
加的に測定技術的な手間やコストをかけずに充満ガス温
度をきわめて精確に求めることができる。
【0014】さらに本発明による方法の別の格別な実施
形態によれば、吸気ガスの分量としてシリンダ中の吸気
ガスの質量を求め、残留ガスの分量としてシリンダ中の
残留ガスの質量を求め、充満ガス温度を式 T_ges = (m_fg × T_fg + m_rg × T_rg) / (m_fg + m_
rg) に従って算出する。ここで有利であるのは、個々のガス
の質量配分を考慮することによって充満ガス全体の温度
をいっそう精確に算出できることである。このようにす
れば、充満ガス全体に対する個々のガス質量体の温度寄
与量が精確に捕捉される。さらに有利であるのは、吸気
ガスまたは残留ガスの質量配分は通常、エンジン制御部
において他の目的ですでに求められている点にあり、し
たがって充満ガス全体の温度をこのように算出するにあ
たり、それらはすでに利用可能である。したがって付加
的に装置技術的なコストをかけることなく、たとえば付
加的な測定値センサを設けることなく、充満ガス全体の
温度を精確に求めることができる。
形態によれば、吸気ガスの分量としてシリンダ中の吸気
ガスの質量を求め、残留ガスの分量としてシリンダ中の
残留ガスの質量を求め、充満ガス温度を式 T_ges = (m_fg × T_fg + m_rg × T_rg) / (m_fg + m_
rg) に従って算出する。ここで有利であるのは、個々のガス
の質量配分を考慮することによって充満ガス全体の温度
をいっそう精確に算出できることである。このようにす
れば、充満ガス全体に対する個々のガス質量体の温度寄
与量が精確に捕捉される。さらに有利であるのは、吸気
ガスまたは残留ガスの質量配分は通常、エンジン制御部
において他の目的ですでに求められている点にあり、し
たがって充満ガス全体の温度をこのように算出するにあ
たり、それらはすでに利用可能である。したがって付加
的に装置技術的なコストをかけることなく、たとえば付
加的な測定値センサを設けることなく、充満ガス全体の
温度を精確に求めることができる。
【0015】本発明による方法の別の格別な実施形態に
よれば、充満ガス温度の算出にあたり吸気ガスと排気ガ
スの熱容量の温度依存性が考慮される。このように個々
のガス成分の温度に依存する熱容量を考慮することによ
り、温度決定精度がいっそう高められる。その際、熱容
量はたとえば吸気ガスまたは排気ガス中のガス組成も考
慮しながら用いることができ、さらにそのガス組成に基
づく熱容量の温度依存性を考慮することができる。
よれば、充満ガス温度の算出にあたり吸気ガスと排気ガ
スの熱容量の温度依存性が考慮される。このように個々
のガス成分の温度に依存する熱容量を考慮することによ
り、温度決定精度がいっそう高められる。その際、熱容
量はたとえば吸気ガスまたは排気ガス中のガス組成も考
慮しながら用いることができ、さらにそのガス組成に基
づく熱容量の温度依存性を考慮することができる。
【0016】本発明には、計算手段によって内燃機関の
充満ガス温度を求める装置も含まれており、この場合、
計算手段は既述の方法のうちの1つを実行する。その
際、計算手段は従来技術に従って構築することができ、
たとえば計算手段を電子回路や、相応の周辺ユニットお
よびメモリユニットを備えたマイクロコントローラによ
って形成できるし、あるいは相応のコンピュータプログ
ラムを実行するパーソナルコンピュータによって形成で
きる。
充満ガス温度を求める装置も含まれており、この場合、
計算手段は既述の方法のうちの1つを実行する。その
際、計算手段は従来技術に従って構築することができ、
たとえば計算手段を電子回路や、相応の周辺ユニットお
よびメモリユニットを備えたマイクロコントローラによ
って形成できるし、あるいは相応のコンピュータプログ
ラムを実行するパーソナルコンピュータによって形成で
きる。
【0017】従属請求項、ならびに図面を参照しながら
実施例について説明した以下の記載には、本発明のさら
に別の利点、特徴ならびに詳細な構成が開示されてい
る。次に、図面に基づき本発明について詳細に説明す
る。
実施例について説明した以下の記載には、本発明のさら
に別の利点、特徴ならびに詳細な構成が開示されてい
る。次に、図面に基づき本発明について詳細に説明す
る。
【0018】
【実施例】図1には、シリンダへの吸気ないしはシリン
ダからの排気を行う装置構成が示されている。シリンダ
101は、ピストン102、吸気弁103、排気弁10
4とともにシリンダ容積体105を成している。この場
合、シリンダ容積体105内に存在するガスの温度T_
gesを求めようとするものである。吸気弁103が相
応の位置に設定されていれば、吸気管106から温度T
_fgである新たに吸気されるガスすなわち吸気ガスが
シリンダ容積体105へ流入する。排気時相中、排気弁
104が相応の位置に設定されていれば、排気ガスがシ
リンダ容積体105から排気管107へと流れ出る。そ
してこの事例では、排気ガス温度はシリンダ容積体10
5内に残されている残留ガスの温度T_rgと等しいと
される。
ダからの排気を行う装置構成が示されている。シリンダ
101は、ピストン102、吸気弁103、排気弁10
4とともにシリンダ容積体105を成している。この場
合、シリンダ容積体105内に存在するガスの温度T_
gesを求めようとするものである。吸気弁103が相
応の位置に設定されていれば、吸気管106から温度T
_fgである新たに吸気されるガスすなわち吸気ガスが
シリンダ容積体105へ流入する。排気時相中、排気弁
104が相応の位置に設定されていれば、排気ガスがシ
リンダ容積体105から排気管107へと流れ出る。そ
してこの事例では、排気ガス温度はシリンダ容積体10
5内に残されている残留ガスの温度T_rgと等しいと
される。
【0019】図2には、シリンダ内のガス充填物すなわ
ち充満ガス全体の温度T_gesを求めるための本発明
による方法を実装した様子が示されている。温度T_g
esを求めるためにまずはじめに、吸気ガス成分の温度
T_fgが求められる。この目的で、エンジン回転数n
_motと吸気管内の圧力p_sから関数201によっ
て重み付け係数202が算出される。算出されたこの重
み付け係数から、ガス調整区間の調整特性を表すローパ
ス関数203を用いて実効重み付け係数F_spが求め
られる。この重み付け係数F_spは、周囲温度T_a
mbだけ低減されたエンジン温度T_motと乗算され
る。さらにこの乗算結果に周囲温度T_ambが加算さ
れ、これにより吸気ガス温度のための第1のモデル化さ
れた値204が得られる。この加算により生じた数値2
04は、演算部207により Kelvin の単位に変換され
る。エンジン回転数n_mot、吸気管圧力p_s、エ
ンジン温度T_mot、周囲温度T_amb、外からフ
ィードバックされる排気ガスの温度T_egr、ならび
に外からフィードバックされる排気ガスの成分a_eg
rという入力量による温度モデル化部の出力側におい
て、吸気ガス温度T_fgが求められる。この温度T_
fgをこれとは別のどのようなやり方で求めてもよく、
たとえば吸気管内の相応の測定値センサによってこの温
度を測定することもできる。
ち充満ガス全体の温度T_gesを求めるための本発明
による方法を実装した様子が示されている。温度T_g
esを求めるためにまずはじめに、吸気ガス成分の温度
T_fgが求められる。この目的で、エンジン回転数n
_motと吸気管内の圧力p_sから関数201によっ
て重み付け係数202が算出される。算出されたこの重
み付け係数から、ガス調整区間の調整特性を表すローパ
ス関数203を用いて実効重み付け係数F_spが求め
られる。この重み付け係数F_spは、周囲温度T_a
mbだけ低減されたエンジン温度T_motと乗算され
る。さらにこの乗算結果に周囲温度T_ambが加算さ
れ、これにより吸気ガス温度のための第1のモデル化さ
れた値204が得られる。この加算により生じた数値2
04は、演算部207により Kelvin の単位に変換され
る。エンジン回転数n_mot、吸気管圧力p_s、エ
ンジン温度T_mot、周囲温度T_amb、外からフ
ィードバックされる排気ガスの温度T_egr、ならび
に外からフィードバックされる排気ガスの成分a_eg
rという入力量による温度モデル化部の出力側におい
て、吸気ガス温度T_fgが求められる。この温度T_
fgをこれとは別のどのようなやり方で求めてもよく、
たとえば吸気管内の相応の測定値センサによってこの温
度を測定することもできる。
【0020】次に第2のステップにおいてまずはじめ
に、吸気ガスと排気ガスの分量係数a_fgおよびa_
rgが求められる。これらは第1の演算部211におい
て、吸気ガスの分圧p_fgと残留ガスの分圧p_rg
とから計算される。この目的でまずはじめに吸気ガスの
分量係数a_fgが式 a_fg=p_fg/(p_fg+p_rg) に従って算出される。同様に、残留ガスの分量係数a_
rgが式 a_rg=p_rg/(p_fg+p_rg) に従って算出される。このようにして求められた吸気ガ
スの分量係数a_fgは、次に演算部212において吸
気ガス温度T_fgと乗算される。そしてこれにより、
充満ガス全体の温度T_gesに対する吸気ガスの温度
寄与量T1が求められる。同様に、残留ガスの分量係数
a_rgが演算部213において残留ガス温度T_rg
と乗算される。このようにして、充満ガス全体の温度T
_gesに対する残留ガスの温度寄与量T2が求められ
る。これに続く演算部214においてこれら両方の温度
寄与量T1およびT2が加算され、本発明による温度算
出の結果として充満ガス全体の温度T_gesが得られ
る。
に、吸気ガスと排気ガスの分量係数a_fgおよびa_
rgが求められる。これらは第1の演算部211におい
て、吸気ガスの分圧p_fgと残留ガスの分圧p_rg
とから計算される。この目的でまずはじめに吸気ガスの
分量係数a_fgが式 a_fg=p_fg/(p_fg+p_rg) に従って算出される。同様に、残留ガスの分量係数a_
rgが式 a_rg=p_rg/(p_fg+p_rg) に従って算出される。このようにして求められた吸気ガ
スの分量係数a_fgは、次に演算部212において吸
気ガス温度T_fgと乗算される。そしてこれにより、
充満ガス全体の温度T_gesに対する吸気ガスの温度
寄与量T1が求められる。同様に、残留ガスの分量係数
a_rgが演算部213において残留ガス温度T_rg
と乗算される。このようにして、充満ガス全体の温度T
_gesに対する残留ガスの温度寄与量T2が求められ
る。これに続く演算部214においてこれら両方の温度
寄与量T1およびT2が加算され、本発明による温度算
出の結果として充満ガス全体の温度T_gesが得られ
る。
【図1】シリンダへの吸気ないしはシリンダからの排気
を行う装置の構成を示す図である。
を行う装置の構成を示す図である。
【図2】本発明によるガス温度を求める方法を実装した
様子を示す図である。
様子を示す図である。
101 シリンダ 102 ピストン 103 吸気弁 104 排気弁 105 シリンダ容積体 106 吸気管 107 排気管 211,21,213,214 演算部
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関シリンダ内の充満ガス温度を求
める方法において、 充満ガスは残留ガス成分と吸気ガス成分から成り、 吸気ガス温度(T_fg)を求めるステップと、 充満ガス中の吸気ガス分量(a_fg)を求めるステッ
プと、 残留ガス温度(T_rg)を求めるステップと、 充満ガス中の残留ガス分量(a _rg)を求めるステ
ップと、 残留ガス温度(T_rg)と残留ガス分量(a_rg)
と吸気ガス温度(T_fg)と吸気ガス分量(a_f
g)とから充満ガス温度(T_ges)を算出するステ
ップを有することを特徴とする、 内燃機関シリンダ内の充満ガス温度を求める方法。 - 【請求項2】 吸気ガス温度(T_fg)をシリンダへ
の入口付近で求める、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 吸気ガス温度(T_fg)を少なくとも
2つの測定量から計算により求める、請求項1または2
記載の方法。 - 【請求項4】 吸気ガス温度(T_fg)を内燃機関の
吸気管内で測定する、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項5】 残留ガス温度(T_rg)を内燃機関の
排気ガス温度を用いて求める、請求項1〜4のいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項6】 吸気ガス分量(a_fg)としてシリン
ダ内の吸気ガス分圧(p_rg)を求め、残留ガス分量
(p_rg)としてシリンダ内の残留ガス分圧(p_r
g)を求め、充満ガス温度(T_ges)を式 T_ges = (p_fg × T_fg + p_rg × T_rg) / (p_fg + p_
rg) に従って計算する、請求項1〜5のいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項7】 吸気ガス分量(a_fg)としてシリン
ダ内の吸気ガス質量(m_fg)を求め、残留ガス分量
(a_rg)としてシリンダ内の残留ガス質量(m_r
g)を求め、充満ガス温度(T_ges)を式 T_ges = (m_fg × T_fg + m_rg × T_rg) / (m_fg + m_
rg) に従って計算する、請求項1〜5のいずれか1項記載の
方法。 - 【請求項8】 充満ガス温度(T_ges)の算出にあ
たり吸気ガスおよび排気ガスの熱容量の温度依存性を考
慮する、請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 計算手段によって内燃機関シリンダ内の
充満ガス温度を求める装置において、 前記計算手段により請求項1〜8のいずれか1項記載の
方法が実行されることを特徴とする、 内燃機関シリンダ内の充満ガス温度を求める装置。
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