JPH11148293A - 掘削機のスイベル装置 - Google Patents

掘削機のスイベル装置

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Publication number
JPH11148293A
JPH11148293A JP9316883A JP31688397A JPH11148293A JP H11148293 A JPH11148293 A JP H11148293A JP 9316883 A JP9316883 A JP 9316883A JP 31688397 A JP31688397 A JP 31688397A JP H11148293 A JPH11148293 A JP H11148293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swivel
pipe
swivel pipe
excavator
drive unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9316883A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Hamano
野 衛 浜
Mitsutoshi Torikai
飼 光 俊 鳥
Kanun Sen
奐 雲 銭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kizai Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kizai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Kizai Co Ltd filed Critical Sanwa Kizai Co Ltd
Priority to JP9316883A priority Critical patent/JPH11148293A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール材の偏摩耗を防ぎ、液洩れを防止する
ことを課題とする。 【解決手段】 掘削機の駆動部2に設けられ該駆動部に
連結された掘削ロッドに水、セメントミルク等の流体を
供給するためのスイベル装置であって、前記駆動部2の
出力軸5の上端にスイベルパイプ6を接続し、このスイ
ベルパイプの外周に前記駆動部に固設されたシールケー
ス8を嵌合し、上記スイベルパイプとシールケースとの
間の上方部は上下方向複数段に設けられた止水用シール
リング12,12…により液密に封止するとともに、下
方部は上下に配設された転がり軸受13,13により回
転自在に支持したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掘削ロッドにより
地盤を掘削する掘削機に係り、特に掘削ロッドに水、セ
メントミルク等の流体を供給するためのスイベル装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような掘削機において、その掘削
ロッド内を通じ掘削ロッドの先端地盤に水やセメントミ
ルク等の流体を供給するためのスイベル装置は、従来駆
動部の出力軸の上端にOリングケースを延設し、このO
リングケースの内部にスイベルパイプを回転自在に支持
したものが汎く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の装
置では、スイベルパイプの上下、左右動の規制は専らO
リングケース内に設けられている止水用のOリングが兼
ねており、そのためスイベルパイプが偏心した場合にO
リングが異常摩耗を生じやすく、しばしば液洩れを起こ
すという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点であるシール材の偏摩耗をなくし、液洩れを生
じないようにすることを課題としてなされたもので、掘
削機の駆動部の出力軸の上端にスイベルパイプを接続
し、このスイベルパイプの外周に前記駆動部に固設され
たシールケースを嵌合し、上記スイベルパイプとシール
ケースとの間の上方部は上下方向複数段に設けられた止
水用シールリングにより液密に封止するとともに、下方
部は上下に配設された転がり軸受により回転自在に支持
したことにある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0006】図1は本発明によるスイベル装置1が設置
される位置を示す掘削機の駆動部2周りの正面図で、こ
の駆動部2は図示しない掘削機のタワーにそって昇降自
在に支持され、上部に設置されるモータ3と、このモー
タ3の回転を減速する減速歯車機構4と、この減速歯車
機構4により所定の減速比で減速されて回転する出力軸
5とを有し、この出力軸5の下端は駆動部2の下部に突
出されていて図示しない掘削ロッドが接続されるように
なっている。
【0007】前記出力軸5の上端は図3に示すように駆
動部2の上面に露出しておかれ、この出力軸5の上端に
円筒状のスイベルパイプ6がその下端のフランジ6aと
出力軸5側とをボルト7,7で締結することにより立設
されている。
【0008】上記スイベルパイプ6の外周部には円筒状
のシールケース8が嵌合され、このシールケース8はそ
の下部外周の一側に突設された突部9が駆動部2に固設
された回り止め部材10の係合部11に係合されて不回
転状態に固定されている。
【0009】前記スイベルパイプ6とシールケース8と
の間の上方部には複数段(図では4個)のOリングなど
からなる止水用シールリング12,12…が上下方向略
等間隔に介装され、下方部には上下に離間した2個の転
がり軸受13,13(ラジアルボールベアリング)が介
装されており、これら転がり軸受13,13は前記回り
止め部材10の係止部11の位置と対応する箇所に設け
られている。これによりスイベルパイプ6はシールケー
ス8に対し転がり軸受13,13により回転することが
でき、液洩れに対しては転がり軸受13,13より上位
に存在する止水用シールリング12,12…が受持つ。
【0010】上記シールケース8の上端には雌ネジ部1
4があり、これに薬液供給管15(図1示)のプラグ1
6を螺合締結し得るようになっている。またシールケー
ス8の側部で前記止水用シールリング12,12…の各
中間位置にはグリスを注入するための注入口17が開口
されており、この注入口17にはニップル18が取付け
られている。
【0011】次に作用を説明する。
【0012】掘削時に水、セメントミルク等の薬液を供
給するには、駆動部2のモータ3を回動させ、出力軸5
を回転させた状態で薬液供給管15を通じて薬液をスイ
ベル装置1へ供給する。
【0013】このときスイベルパイプ6は上下2段に設
けられた転がり軸受13,13により振れることなく強
固に支持されているので、薬液供給管15の振動等によ
ってスイベルパイプ6が偏心しようとしてもこれら転が
り軸受13,13によって振れることが阻止される。
【0014】こうして薬液供給管15から送られる薬液
はスイベルパイプ6、出力軸5内を通ってこの出力軸5
の下端に接続された掘削ロッド内へ供給され、掘削地盤
に薬液を噴出させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、駆
動部の出力軸の上端にスイベルパイプを接続し、このス
イベルパイプの外周に前記駆動部に固設されたシールケ
ースを嵌合し、上記スイベルパイプとシールケースとの
間の上方部は上下方向複数段に設けられた止水用シール
リングにより液密に封止するとともに、下方部は上下に
配設された転がり軸受により回転自在に支持するように
したので、スイベルパイプの回転時における負荷を止水
用シールリングが負担する必要がなく、該シールリング
に偏摩耗を生じることが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイベル装置の設置位置を示す掘
削機の駆動部の正面図。
【図2】図1のスイベル装置の拡大平面図。
【図3】同、縦断面図。
【符号の説明】
1 スイベル装置 2 駆動部 3 モータ 4 減速歯車機構 5 出力軸 6 スイベルパイプ 8 シールケース 9 突部 10 回り止め部材 11 係合部 12 止水用シールリング 13 転がり軸受 15 薬液供給管 17 グリス注入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掘削機の駆動部に設けられ該駆動部に連結
    された掘削ロッドに水、セメントミルク等の流体を供給
    するためのスイベル装置であって、前記駆動部の出力軸
    の上端にスイベルパイプを接続し、このスイベルパイプ
    の外周に前記駆動部に固設されたシールケースを嵌合
    し、上記スイベルパイプとシールケースとの間の上方部
    は上下方向複数段に設けられた止水用シールリングによ
    り液密に封止するとともに、下方部は上下に配設された
    転がり軸受により回転自在に支持したことを特徴とする
    掘削機のスイベル装置。
JP9316883A 1997-11-18 1997-11-18 掘削機のスイベル装置 Pending JPH11148293A (ja)

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JP9316883A JPH11148293A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 掘削機のスイベル装置

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JP9316883A JPH11148293A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 掘削機のスイベル装置

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JPH11148293A true JPH11148293A (ja) 1999-06-02

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ID=18081982

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JP9316883A Pending JPH11148293A (ja) 1997-11-18 1997-11-18 掘削機のスイベル装置

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JP (1) JPH11148293A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720387U (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 鉱研工業株式会社 削孔装置用スイベルジョイント
JPH08270363A (ja) * 1995-03-28 1996-10-15 Sekiyu Kodan 掘削機の掘削方向制御部密封装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720387U (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 鉱研工業株式会社 削孔装置用スイベルジョイント
JPH08270363A (ja) * 1995-03-28 1996-10-15 Sekiyu Kodan 掘削機の掘削方向制御部密封装置

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Effective date: 20060616

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20061013