JPH1114828A - 光ビーム偏光成分分離手段、集積素子、光ピックアップおよび光ディスク装置 - Google Patents

光ビーム偏光成分分離手段、集積素子、光ピックアップおよび光ディスク装置

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JPH1114828A
JPH1114828A JP9167387A JP16738797A JPH1114828A JP H1114828 A JPH1114828 A JP H1114828A JP 9167387 A JP9167387 A JP 9167387A JP 16738797 A JP16738797 A JP 16738797A JP H1114828 A JPH1114828 A JP H1114828A
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light beam
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reflecting
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JP9167387A
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Noriaki Nishi
紀彰 西
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップの部品点数を削減し、特に加
工が困難な部品を使用しない構成を実現する。 【解決手段】 光源から出射する光ビームと光磁気記録
媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段として
のホログラム35と、反射光ビームを受光する光検出手
段としての受光素子33との間に、光ビーム偏光成分分
離手段34を設ける。光ビーム偏光成分分離手段34
は、ガラス等の等方性媒質の貼り合わせからなり、貼り
合わせ面からなる第1の面341と、それに略平行な第
2の面342とを有し、第1の面341に、P偏光成分
を略全量透過させ、S偏光成分を略全量反射させる手段
を施し、また、第2の面342に、入射光を略全量反射
する手段、またはS偏光成分を高反射する手段を施した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光磁気信
号記録および/または再生を行う光ディスク装置、およ
び光ディスク装置に用いられる光ピックアップ並びに光
ピックアップ内で用いられる集積素子、さらに集積素子
内の光ビーム偏光成分分離手段に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばMD等の光磁気ディスク装置にお
いて、光磁気記録媒体から情報信号を記録または再生す
るために従来使用されている光ピックアップの構成の一
例を図6に示す。
【0003】光ピックアップ101は、ホログラムレー
ザ素子102、ビームスプリッタ104、コリメータレ
ンズ105、対物レンズ106、ウォラストンプリズム
107、凹レンズ108および光検出器109を有し、
これらの各構成要素が個別にマウントされて構成されて
いる。
【0004】ビームスプリッタ104には、ホログラム
レーザ素子102から出射される光ビームと、光磁気デ
ィスクの信号記録面からの反射光束とが入射する。ビー
ムスプリッタ104は、これら2種類の光ビームと反射
光束とを分離する。
【0005】ホログラムレーザ素子102の構成の一例
を図7に示す。ホログラムレーザ素子102内には、半
導体レーザ、グレーティングおよびホログラム等が配置
されている。半導体レーザから出射される光ビームは、
図示しないがかかる光ビームの光路上に設けられている
グレーティングによって3分割され、ホログラムを透過
して、ビームスプリッタ104に向かう。
【0006】ビームスプリッタ104は、一般に、一対
の光学プリズムと、かかる一対の光学プリズムの間に蒸
着またはスパッタリング等の方法で形成された誘電体多
層膜とによって構成される。このようなビームスプリッ
タ104は、ホログラムレーザ素子102から入射する
光ビームから、誘電体多層膜に対してP偏光の成分を分
離し、透過させる。
【0007】ビームスプリッタ104を透過した、誘電
体多層膜に対してP偏光の成分からなる光ビームがコリ
メータレンズ105に入射する。コリメータレンズ10
5は、入射する光ビームを平行な光ビームに変換する。
この平行な光ビームが対物レンズ106に入射する。
【0008】対物レンズ106は、入射光を光磁気ディ
スクの信号記録面上の一点に収束させて照射する。対物
レンズ106が図6中の矢印Fで示すフォーカス方向、
および矢印Tで示すトラッキング方向に駆動されること
により、フォーカスエラーおよびトラッキングエラーの
解消が図られる。
【0009】一方、光磁気ディスクの信号記録面からの
反射光束は、対物レンズ106およびコリメータレンズ
105を介して、ビームスプリッタ104に入射する。
ビームスプリッタ104は、入射する光束から、反射率
に応じた光量の光ビームを反射分離する。反射分離され
た光束がウォラストンプリズム107に入射する。反射
分離されずにビームスプリッタ104を透過した光束
は、ホログラムレーザ素子102に入射する。
【0010】ウォラストンプリズム107は、反射分離
された光束をさらに2群の光ビームに分割し、2群6束
の光ビームとする。この2群6束の光ビームが凹レンズ
108に入射する。凹レンズ108は、入射した光ビー
ムの光路長を光検出器109まで延長する。
【0011】光検出器109は、凹レンズ108を介し
て、ウォラストンプリズム107によって2群6束の光
ビームに分割された反射光束を受光する。このような反
射光束の受光を行うために、図8に示すように、光検出
器109の受光面は、6群の受光部から構成される。か
かる6群の受光部によって検出される各光束の強度か
ら、以下のように光磁気信号,アドレス信号およびトラ
ッキングエラー信号を生成する。
【0012】 光磁気信号 :(A+B)−(C+D) (1) アドレス信号:A−B (2) トラッキングエラー信号:(E1+E2)−(F1+F2) (3) ところで、上述したように、ビームスプリッタ104を
透過した光束は、ホログラムレーザ素子102に入射す
る。図7に示すように、入射した光束が2分割ホログラ
ムで回折される。回折光は、半導体レーザから出射する
レーザ光とは異なり、グレーティングを通らずに、5分
割フォトダイオード内の2分割受光部の分割線上に集光
される。そして、2分割受光部の出力からフーコー法に
よってフォーカスエラー信号が生成される。ここで、5
分割フォトダイオードの代わりに、2分割受光部を有す
る他の受光素子を用いるようにしても良い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
光ピックアップの構成においては、ウォラストンプリズ
ムが使用されている。ウォラストンプリズムは、例えば
LiNbO3 等の結晶を用いて結晶材料の光学軸を所定
の方向になるように加工することによって作製される。
すなわち、2枚の結晶材料を光学軸を違えて貼り合わ
せ、研磨することによって作製される。
【0014】このようにしてウォラストンプリズムを作
製する際には、問題となる点が幾つかある。まず、結晶
材料の光学軸を所定の方向になるように加工する際に
は、高い精度が要求される。また、結晶材料が歪み、割
れ等を有することにより、加工が困難となることがあ
る。
【0015】さらに、結晶材料は、ガラス等の等方性媒
質に比べて製造および入手が困難なので、コストが高い
という問題もある。
【0016】また、上述したような従来の光ピックアッ
プの構成においては、ビームスプリッタも使用されてい
る。ウォラストンプリズム、ビームスプリッタ等を有す
るために、光ピックアップの構成全体が多くの部品を有
するものとなっている。このため、光ピックアップの小
型化、軽量化および低コスト化が困難であった。
【0017】従って、この発明の目的は、光ビームを偏
光分離するための、加工が容易な部品、およびそのよう
な部品を使用することによって、小型化、軽量化および
低コスト化が容易な集積素子、光ピックアップおよび光
ディスク装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、等方
性媒質の貼り合わせからなり、貼り合わせ面からなる第
1の面と、それに略平行な第2の面とを有し、第1の面
にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光成分を略全量
反射させる手段を施し、第2の面には入射光を略全量反
射する手段、またはS偏光成分を高反射する手段を施し
た光ビーム偏光成分分離手段である。
【0019】請求項2の発明は、光ビームを出射する光
源と、光源から出射された光ビームと、光記録媒体から
の反射光ビームとを分離する光分離手段と、光分離手段
によって分離された光記録媒体からの反射光ビームを受
光する2群の光検出手段とを有し、光分離手段と、2群
の光検出手段との間に、等方性媒質の貼り合わせからな
り、貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な
第2の面とを有し、第1の面にはP偏光成分を略全量透
過させ、S偏光成分を略全量反射させる手段を施し、第
2の面には入射光を略全量反射する手段、またはS偏光
成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分分離手
段を配することを特徴とする集積素子である。
【0020】請求項3の発明は、光ビームを出射する光
源と、光源から出射された光ビームを分割する光分割手
段と、光分割手段によって分割された光ビームと、光記
録媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段と、
光分離手段によって分離された光記録媒体からの反射光
ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、光分離手
段と、2群の光検出手段との間に、等方性媒質の貼り合
わせからなり、貼り合わせ面からなる第1の面と、それ
に略平行な第2の面とを有し、第1の面にはP偏光成分
を略全量透過させ、S偏光成分を略全量反射させる手段
を施し、第2の面には入射光を略全量反射する手段、ま
たはS偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光
成分分離手段を配することを特徴とする集積素子であ
る。
【0021】請求項4の発明は、対物レンズと、光ビー
ムを出射する光源と、光源から出射された光ビームと、
光記録媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段
と、光分離手段によって分離された光記録媒体からの反
射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、光分
離手段と、2群の光検出手段との間に、等方性媒質の貼
り合わせからなり、貼り合わせ面からなる第1の面と、
それに略平行な第2の面とを有し、第1の面にはP偏光
成分を略全量透過させ、S偏光成分を略全量反射させる
手段を施し、第2の面には入射光を略全量反射する手
段、またはS偏光成分を高反射する手段を施した光ビー
ム偏光成分分離手段を配した集積素子を有することを特
徴とする光ピックアップである。
【0022】請求項5の発明は、対物レンズと、光ビー
ムを出射する光源と、光源から出射された光ビームを分
割する光分割手段と、光分割手段によって分割された光
ビームと、光記録媒体からの反射光ビームとを分離する
光分離手段と、光分離手段によって分離された光記録媒
体からの反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを
有し、光分離手段と、2群の光検出手段との間に、等方
性媒質の貼り合わせからなり、貼り合わせ面からなる第
1の面と、それに略平行な第2の面とを有し、第1の面
にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光成分を略全量
反射させる手段を施し、第2の面には入射光を略全量反
射する手段、またはS偏光成分を高反射する手段を施し
た光ビーム偏光成分分離手段を配した集積素子を有する
ことを特徴とする光ピックアップである。
【0023】請求項6の発明は、光記録媒体と、記録媒
体を駆動するスピンドルモータと、光ピックアップと、
情報の記録および/または再生に係る処理系と、サーボ
に係る処理系および駆動手段を有する光ディスク装置に
おいて、対物レンズと、光ビームを出射する光源と、光
源から出射された光ビームと、光記録媒体からの反射光
ビームとを分離する光分離手段と、光分離手段によって
分離された光記録媒体からの反射光ビームを受光する2
群の光検出手段とを有し、光分離手段と、2群の光検出
手段との間に、等方性媒質の貼り合わせからなり、貼り
合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2の面
とを有し、第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、
S偏光成分を略全量反射させる手段を施し、第2の面に
は入射光を略全量反射する手段、またはS偏光成分を高
反射する手段を施した光ビーム偏光成分分離手段を配し
た集積素子を有する光ピックアップを備えたことを特徴
とする光ディスク装置である。
【0024】請求項7の発明は、光記録媒体と、記録媒
体を駆動するスピンドルモータと、光ピックアップと、
情報の記録および/または再生に係る処理系と、サーボ
に係る処理系および駆動手段を有する光ディスク装置に
おいて、対物レンズと、光ビームを出射する光源と、光
源から出射された光ビームを分割する光分割手段と、光
分割手段によって分割された光ビームと、光記録媒体か
らの反射光ビームとを分離する光分離手段と、光記録媒
体からの反射光ビームとを分離する光分離手段と、光分
離手段によって分離された光記録媒体からの反射光ビー
ムを受光する2群の光検出手段とを有し、等方性媒質の
貼り合わせからなり、光分離手段と、2群の光検出手段
との間に、貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略
平行な第2の面とを有し、第1の面にはP偏光成分を略
全量透過させ、S偏光成分を略全量反射させる手段を施
し、第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
分離手段を配した集積素子を有する光ピックアップを備
えたことを特徴とする光ディスク装置である。
【0025】この発明に係る光ビーム偏光成分分離手段
によれば、光ビーム偏光成分分離手段の入射側の面を透
過して第1の貼り合わせ面に入射する、ある偏光面を有
する光ビームは、P偏光を略全量透過させS偏光を略全
量反射させるようにした例えば誘電体多層膜によって、
そのP偏光成分が略全量透過し、また、S偏光成分が略
全量反射するようになされる。そして、このS偏光成分
は、第2の面に形成された少なくともS偏光は高反射す
る特性を有する例えば誘電体多層膜または金属膜等によ
って、略全量そのまま反射するようになされる。
【0026】従って、この発明に係る光ビーム偏光成分
分離手段によって、ある偏光成分を有する光ビームが直
交する2つの偏光成分に分離される。
【0027】また、この発明に係る集積素子によれば、
半導体レーザ等の光源から出射した光ビームは、例えば
回折素子等からなる光分離手段を透過して、光磁気記録
媒体に照射される。一方、集積素子に入射する、光磁気
記録媒体からの反射光ビームは、回折素子によって回
折、分離し、さらに、光ビーム偏光成分分離手段によっ
て直交する2つの偏光成分に分離され、それぞれ受光部
に入射される。このような入射光に応じた受光部の出力
の変化により、光磁気信号および各種サーボ信号が検出
される。
【0028】さらに、この発明に係る光ピックアップに
よれば、半導体レーザ等の光源から出射した光ビーム
は、例えば回折素子等からなる光分離手段を透過し、例
えばガラスまたはプラスチックからなるレンズ等の集光
手段によって、光磁気記録媒体上に合焦される。一方、
光磁気記録媒体に記録されている情報に応じて、わずか
な偏光方向の変化をもって反射された光ビームは、再
び、集光手段を介して回折素子に入射する。
【0029】入射した光ビームは、回折素子によって回
折、分離し、さらに、光ビーム偏光成分分離手段によっ
て直交する2つの偏光成分に分離され、それぞれ受光部
に入射される。このような入射光に応じた受光部の出力
の変化により、光磁気信号および各種サーボ信号が検出
される。
【0030】
【発明の実施の形態】光磁気ディスク装置にこの発明を
適用した、この発明の実施の一形態の全体構成につい
て、図1を参照して説明する。光磁気ディスク装置1
は、光磁気ディスク2、光磁気ディスク2を回転駆動す
るスピンドルモータ3、光ピックアップ4、光ピックア
ップ4を移動させる送りモータ5、および光磁気ディス
ク2に情報記録を行うための磁気ヘッド6を有してい
る。
【0031】スピンドルモータ3は、光磁気ディスク2
を所定の回転数で回転させる。また、送りモータ5は、
光ピックアップ4を光磁気ディスク2の所定の記録トラ
ックまで移動させる。スピンドルモータ3および送りモ
ータ5は、システムコントローラ7およびサーボ制御回
路9によって制御される。
【0032】光磁気ディスク装置1は、光磁気ディスク
2の代わりに、他の光ディスク媒体に対する記録または
再生を行うことができる機能を有するものである。例え
ばCD等の再生専用の光ディスクをも再生することも可
能とされている。但し、この発明は、このような機能を
特に有しない一般の光磁気ディスク装置に対しても適用
できる。
【0033】信号変調およびECCブロック8は、信号
の変調、復調およびECC(エラー訂正符号)の付加を
行う。光ピックアップ4および磁気ヘッド6は、信号変
調およびECCブロック8の指令に従って、光磁気ディ
スク2の信号記録面に対して、それぞれ、光照射および
磁界印加を行う。このような光照射および磁界印加によ
って記録が行われる。また、光ピックアップ4は、光磁
気ディスク2の信号記録面からの反射光束に基づいて、
後述するような4群12束の光ビームを検出し、各光ビ
ームに対応する信号をプリアンプ部20に供給する。
【0034】プリアンプ部20は、各光ビームに対応す
る信号に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキング
エラー信号、光磁気信号、ピット信号およびアドレス信
号を生成できるように構成されている。再生対象とされ
る記録媒体の種類に応じて、サーボ制御回路9および信
号変調およびECCブロック8等により、これらの信号
に基づく復調および誤り訂正処理等の所定の処理が行わ
れる。
【0035】このような処理によって再生された記録信
号は、記録信号に基づく情報処理等を行う手段に所定の
構成を介して供給される。
【0036】例えば、情報処理等を行う手段が外部コン
ピュータ等である場合、すなわち光磁気ディスク装置1
がコンピュータのデータストレージ用である場合には、
インタフェース11を介して、外部コンピュータ等に供
給される。
【0037】また、情報処理等を行う手段が例えばオー
ディオ機器等である場合、すなわち光磁気ディスク装置
1がオーディオ用である場合には、D/AおよびA/D
変換部12によるディジタル/アナログ変換によって、
記録信号に基づいてオーディオ信号が生成される。そし
て、オーディオ信号がオーディオ機器等に供給される。
【0038】次に、図2を参照して、光ピックアップ4
についてより詳細に説明する。光ピックアップ4は、対
物レンズ26、コリメータレンズ25および集積素子2
2から構成される。集積素子22から、後述するように
して出射されるレーザ光に対して、コリメータレンズ2
5がかかるレーザ光を平行光線に変換し、さらに、平行
光線に変換されたレーザ光を対物レンズ26が集束す
る。
【0039】コリメータレンズ25は、凸レンズであっ
て、回折素子を透過した光ビームを平行光に変換する。
【0040】対物レンズ26は、凸レンズであって、コ
リメータレンズ25によって平行光に変換された光ビー
ムを、光磁気ディスク2の信号記録面の所望のトラック
上に集束する。対物レンズ26は、図示しない二軸アク
チュエータにより、図2中のFおよびTの方向に移動さ
せられる。
【0041】さらに、図3を参照して集積素子22につ
いて説明する。集積素子22は、光源としての半導体レ
ーザ31、半導体レーザ31から出射される光ビームを
立ち上げるミラー32、立ち上げられる光ビームの光路
中に配設されたホログラム素子35、ホログラム素子3
5によって分離される反射光束の光路中に順に配設され
た光ビーム偏光分離手段34、および受光素子33を有
する。
【0042】半導体レーザ31は、半導体の再結合発光
を利用した発光素子であり、所定のレーザ光を出射す
る。
【0043】ホログラム素子35は、光ビームを分割す
るグレーティング、および光分離手段としての回折素子
を形成してなる。この内、グレーティングは、トラッキ
ングエラー検出用のサイドビームを±1次の回折光から
生成するために回折格子を形成した素子である。
【0044】一方、回折素子は、半導体レーザ31から
出射される光ビームと光磁気ディスクの信号記録面から
の反射光ビームとを分離する。すなわち、半導体レーザ
31から出射される光ビームの一部は、回折素子を透過
し、また、反射光ビームの一部は、回折素子によって回
折される。さらに、分離された反射光ビームは、フーコ
ー法によってフォーカスエラーを得るために半円状に2
分割される。
【0045】また、光ビーム偏光成分分離手段34は、
例えばガラス等の等方性媒質を貼り合わせ、貼り合わせ
面にコーティングを施したものから構成されている。こ
の光ビーム偏光成分分離手段34は、光磁気ディスク2
からの反射光ビームを分割し、分割した反射光ビーム
を、後述する受光素子33の受光部群331および33
2に、それぞれ導くものである。
【0046】次に、受光素子33は、図4に示すよう
に、4群12束の反射光ビームに対応して、それぞれ6
個の受光部を有する受光部群331および332から構
成されている。ここで、図4は、図3に示した集積素子
22を、ホログラム素子35以外の構成要素について、
真上から(すなわちコリメータレンズ25の方向から)
見た場合について示した図である。図4において光ビー
ム偏光成分分離手段34は、受光素子33の上に設けら
れる。光ビーム偏光成分分離手段34の位置を破線で示
す。
【0047】受光部群331は、4群12束の反射光ビ
ームから、電気的な信号a,b,c,e1,f1を生成
する受光部から構成される。また、受光部群332は、
4群12束の反射光ビームから、電気的な信号g,h,
i,j,e2およびf2を生成する受光部から構成され
る。
【0048】かかる4群12束の反射光ビームは、以下
のようにして得られる。まず、対物レンズ26およびコ
リメータレンズ25を介して入射する、光磁気ディスク
2からの反射光がホログラム素子35上に形成された回
折素子によって回折されて、2群6束の光ビームとされ
る。さらに、この2群6束の光ビームが後述する光ビー
ム偏光成分分離手段34によってさらに偏光分離される
結果として、4群12束の反射光ビームが受光素子33
に入射する。
【0049】受光素子33によって生成される各信号に
基づいて、後述するようにして、光磁気ディスク2(ま
たは、CD等の再生専用の光ディスク)等に記録された
情報を再生する動作に必要とされる、以下のような信号
を生成されることが可能である。
【0050】 フォーカスエラー信号:b−c (4) トラッキングエラー信号:(e1+e2)−(f1+f2) (5) またはe1−f1 (5)’ 光磁気ディスク信号:(a+b+c)−(g+h+i+j) (6) ピット信号:a+b+c+g+h+i+j (7) アドレス信号:(g+i)−(h+j) (8) 次に、光ビーム偏光成分分離手段34についてより詳細
に説明する。図5に光ビーム偏光成分分離手段34の構
成の一例を示す。例えばガラス等の等方性媒質を貼り合
わせたものであり、貼り合わせ面である第1の面と、第
1の面に略平行な第2の面とを有する。
【0051】第1の面は、入射側の面に例えば45度を
なすように構成される。第1の面には、P偏光を略全量
透過させ、S偏光を略全量反射させる偏光分離膜341
が形成されている。偏光分離膜としては、例えば誘電体
多層膜が用いられる。
【0052】一方、第2の面には、少なくともS偏光に
ついては、これを高反射する特性を有するS偏光高反射
面342が形成されている。S偏光高反射面342は、
例えば空気との屈折率の差を用いて全反射するようにし
た面、または、誘電体多層膜若しくは金属膜等によって
構成される。
【0053】光ビーム偏光成分分離手段34は、偏光分
離膜341に入射する反射光の偏光方向がS偏光成分お
よびP偏光成分について略等量となるように配置されて
用いられる。
【0054】光ビーム偏光成分分離手段34の入射側の
面を通過して入射する光ビームは、以下のように処理さ
れる。まず、かかる光ビームのP偏光成分は、偏光分離
膜341を略全量透過する。また、かかる光ビームのS
偏光成分は、偏光分離膜341によって略全量反射さ
れ、さらに、第2の面に形成されているS偏光高反射面
342によっても、略全量反射される。従って、光ビー
ム偏光成分分離手段34に入射する光ビームが直交する
2個の偏光成分に分離される。
【0055】このようにして分離されるP偏光成分は、
受光部群331に入射し、また、S偏光成分は、受光部
群332に入射する。
【0056】メインビームは、既にホログラム34上の
回折素子によって半円状の2ビームに分離されている
が、さらに、光ビーム偏光成分分離手段34によって分
離されて、それぞれ、信号a,(b,c),(g,
h),(i,j)を生成する各受光部に入射する。
【0057】この内、信号bおよびcに基づいて、フー
コー法によってフォーカスエラー信号が生成される。す
なわち、焦点が前後にずれた時に、半円スポットがbま
たはcの方に偏ることから、bとcの差信号により、式
(4)に示すように、フォーカスエラー信号が得られ
る。
【0058】また、2群のメインビームの強度出力の差
により、式(6)に示すように、光磁気信号が得られ
る。
【0059】一方、ディスク上のスポットのトラック方
向の位置に関する情報を有するサイドスポットは、それ
ぞれ、(e1,e2)および(f1,f2)を生成する
各受光部に入射する。これらに基づく差信号により、式
(5)または(5)’により、トラッキングエラー信号
が得られる。
【0060】このように、光ビーム偏光成分分離手段3
4を使用することによって、ウォラストンプリズム、凹
レンズおよびビームスプリッタを用いずに光ピックアッ
プを構成することが可能となる。
【0061】また、図6等を参照して上述した従来例に
おいて使用されるビームスプリッタは、レーザ光源から
出射する光の利用効率を上げるために、P偏光成分の透
過率TP を例えば70%程度と大きくしている。また、
記録媒体からの反射光に基づく信号生成処理において、
特に光磁気信号のキャリアレベルを大きくするために、
S偏光成分の反射率RS を例えば90%程度と大きく
(すなわちTS を小さく)している。
【0062】このように、RS (>RP )を大きくする
ことは、エンハンスと称される。エンハンスは、キャリ
アレベルに比例しないノイズレベルに対して、キャリア
レベルを相対的に大きなものとすることによって、CN
比を改善する効果を有する。但し、ある程度以上大きい
キャリアレベルが得られる場合には、エンハンスは、不
可欠ではない。
【0063】このような観点から、この発明の実施の一
形態において、特に、レーザ光強度に余裕があり、レー
ザ光源から出射する光の利用効率があまり問題とならな
い再生専用の光ピックアップでは、以下のような設計が
可能である。ホログラム素子35上に形成される回折素
子を、例えば0次光を40%、1次光を55%出射する
ようなものとすることにより、従来例と同等のCN比が
得られる。
【0064】また、記録再生用の光ピックアップにおい
て、往路の光利用効率が重要となる場合には、入射光の
偏光方向によって回折効率が異なるように、ホログラム
素子35として、偏光性のホログラムを用いるようにし
ても良い。
【0065】また、この発明は、MD等の光磁気ディス
ク以外にも、例えば相変化型ディスクPD、CD−E
(CD-Erasable )等の書き換え可能ディスク、CD−R
等の追記型ディスク、CD−ROM等の読み出し専用デ
ィスク等の光ディスク装置等に適用することが可能であ
る。また、光テープ装置にも適用することができる。
【0066】また、この発明は、上述した実施の形態に
限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の応用および変形が考えられる。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、ウォラストンプリズ
ム、凹レンズ、ビームスプリッタを用いずに、光ピック
アップを構成することが可能となる。
【0068】このため、光ピックアップの構成に必要な
部品数を減らすことができ、光ピックアップの小型化、
軽量化および低コスト化が可能となる。従って、光ディ
スク装置全体についての小型化、軽量化および低コスト
化に貢献することができる。特に、ウォラストンプリズ
ムは、ガラス等の等方性媒質に比べて製造および入手が
困難であり、また、加工における困難も有する結晶材料
を用いて作製されるものである。従って、この発明によ
って、ウォラストンプリズムが不要とされたことによ
り、結晶材料を用いずに光ピックアップを構成できるの
で、材料コストの大幅な低減、および加工性の大幅な向
上が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の全体構成について説明するためのブ
ロック図である。
【図2】この発明に係る光ピックアップの全体構成につ
いて説明するための略線図である。
【図3】この発明に係る光ピックアップの一部の構成に
ついて説明するための略線図である。
【図4】図3に示したこの発明に係る光ピックアップの
一部の構成において、そのさらに一部について説明する
ための略線図である。
【図5】図3に示したこの発明に係る光ピックアップの
一部の構成において、そのさらに他の一部について説明
するための略線図である。
【図6】従来の光ピックアップの一例について説明する
ための略線図である。
【図7】従来の光ピックアップの一例の一部の構成につ
いて説明するための略線図である。
【図8】従来の光ピックアップの一例の他の一部の構成
について説明するための略線図である。
【符号の説明】
2・・・光磁気ディスク、4・・・光ピックアップ、7
・・・システムコントーラ、9・・・サーボ制御回路、
26・・・コリメータレンズ、26・・・対物レンズ、
22・・・集積素子、33・・・受光素子、34・・・
光ビーム偏光成分分離素子、35・・・ホログラム素
子、104・・・ビームスプリッタ、107・・・ウォ
ラストンプリズム、108・・・凹レンズ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ビームスプリッタ104は、一般に、一対
の光学プリズムと、かかる一対の光学プリズムの間に蒸
着またはスパッタリング等の方法で形成された誘電体多
層膜とによって構成される。このようなビームスプリッ
タ104は、P偏光成分を多く透過する特性を有するも
のとなされており、ホログラムレーザ素子102から入
射する誘電体多層膜に対して略P偏光成分のみからなる
光ビームを透過させる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段。
  2. 【請求項2】 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームと、光記録媒体からの
    反射光ビームとを分離する光分離手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配することを特徴とする集積素子。
  3. 【請求項3】 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームを分割する光分割手段
    と、 上記光分割手段によって分割された光ビームと、光記録
    媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配することを特徴とする集積素子。
  4. 【請求項4】 対物レンズと、 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームと、光記録媒体からの
    反射光ビームとを分離する光分離手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配した集積素子を有することを特徴とする光
    ピックアップ。
  5. 【請求項5】 対物レンズと、 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームを分割する光分割手段
    と、 上記光分割手段によって分割された光ビームと、光記録
    媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配した集積素子を有することを特徴とする光
    ピックアップ。
  6. 【請求項6】 光記録媒体と、記録媒体を駆動するスピ
    ンドルモータと、光ピックアップと、情報の記録および
    /または再生に係る処理系と、サーボに係る処理系およ
    び駆動手段を有する光ディスク装置において、 対物レンズと、 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームと、上記光記録媒体か
    らの反射光ビームとを分離する光分離手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配した集積素子を有する光ピックアップを備
    えたことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 光記録媒体と、記録媒体を駆動するスピ
    ンドルモータと、光ピックアップと、情報の記録および
    /または再生に係る処理系と、サーボに係る処理系およ
    び駆動手段を有する光ディスク装置において、 対物レンズと、 光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームを分割する光分割手段
    と、 上記光分割手段によって分割された光ビームと、上記光
    記録媒体からの反射光ビームとを分離する光分離手段
    と、 上記光記録媒体からの反射光ビームとを分離する光分離
    手段と、 上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体から
    の反射光ビームを受光する2群の光検出手段とを有し、 等方性媒質の貼り合わせからなり、 上記光分離手段と、上記2群の光検出手段との間に、 貼り合わせ面からなる第1の面と、それに略平行な第2
    の面とを有し、 上記第1の面にはP偏光成分を略全量透過させ、S偏光
    成分を略全量反射させる手段を施し、 上記第2の面には入射光を略全量反射する手段、または
    S偏光成分を高反射する手段を施した光ビーム偏光成分
    分離手段を配した集積素子を有する光ピックアップを備
    えたことを特徴とする光ディスク装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1172808A2 (en) * 2000-07-13 2002-01-16 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US6983005B2 (en) 2001-01-24 2006-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Holographic laser and optical pickup

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US6868055B2 (en) 2000-07-13 2005-03-15 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US7106682B2 (en) 2000-07-13 2006-09-12 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
EP1172808A3 (en) * 2000-07-13 2007-03-07 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pickup
US6983005B2 (en) 2001-01-24 2006-01-03 Sharp Kabushiki Kaisha Holographic laser and optical pickup

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