JPH11147160A - 鋳造用中子、鋳造用中子の製造装置及びその製造方法、鋳造用中子を用いた鋳造装置及びその鋳造方法 - Google Patents

鋳造用中子、鋳造用中子の製造装置及びその製造方法、鋳造用中子を用いた鋳造装置及びその鋳造方法

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JPH11147160A
JPH11147160A JP31405997A JP31405997A JPH11147160A JP H11147160 A JPH11147160 A JP H11147160A JP 31405997 A JP31405997 A JP 31405997A JP 31405997 A JP31405997 A JP 31405997A JP H11147160 A JPH11147160 A JP H11147160A
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mold
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Kazuo Sasaki
一男 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】金型への位置決め支持が正確且つ容易に行な
え、鋳造欠陥を抑制しつつ、鋳造後の中子の崩壊性を向
上すること。 【解決手段】棒部材(紙パイプ8)の外周にシェルモー
ルド砂の成形層を形成してなる鋳造用中子は、該棒部材
の軸方向の両端部に成形層41から突出して設けられ、
型に対して位置決め支持される突出部42を備える。鋳
造用中子の製造装置は、前記棒部材の軸方向の両端部を
位置決め支持する支持部と、前記棒の外周に前記形成層
を形成すべく、前記シェルモールド砂を充填させるため
の充填部を備える。鋳造用中子の製造装置は、棒部材の
外周にシェルモールド砂の成形層を形成してなる鋳造用
中子を用いた鋳造装置は、前記棒部材の軸方向の両端部
に前記成形層から突出して設けられた突出端の外周を位
置決め支持する支持部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、溶湯表面
を加圧して溶湯を鋳型内に充填する低圧鋳造に用いる鋳
造用中子、鋳造用中子の製造装置及びその製造方法、鋳
造用中子を用いた鋳造装置及びその鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の複雑形状の鋳造品を鋳造する際に
は中子が用いられる。
【0003】従来、上述の中子を造型するには中子金型
を約300℃に加熱し、中子金型のブローポートからキ
ャビティ内にシェルモールド砂を吹込み、樹脂の軟化お
よび硬化により図10に示す如き断面形状の鋳造用中子
91が製造される。
【0004】しかし、この断面中実状の中子91は中子
金型の温度のみではその中央部まで焼成できず、図10
に示すように表面側の焼成層92の内部に未焼成の未焼
成層93が形成され、未焼成層93の強度は零に等しい
ため、中子91全体の強度が弱く、保管時、運搬時及び
鋳造時の破損が大となる問題点があった。
【0005】加えて、上記中実中子91ではシェルモー
ルド砂の使用量および中子重量が大であるばかりでな
く、この中子91を鋳型にセットして溶湯を注湯した
時、溶湯の熱により上述の未焼成93が焼成して、ガス
が発生するので、巣などの鋳造欠陥を引き起こす問題点
があった。
【0006】また、上述の中子91は鋳造後において本
来、完全に崩壊して良好に鋳ばなれすることが望まれる
が、例えばアルミ合金溶湯を用いる低加圧鋳造(low pr
essuredie castig、略して低圧鋳造とも称される)では
溶湯の低温熱量により中子91の中心部まで完全に崩壊
性を確保することが出来ないので、鋳造後の製品内から
中子91を簡単に取出すことができず、中子の取出しが
煩雑となる問題点があった。
【0007】一方、特開平5−57394号公報に記載
のように、中子造型用の中子金型のキャビティ内に中空
状の石英管などのセラミックス製の芯材を位置決めし、
この芯材の周囲を取り囲むキャビティ空間にレジンコー
テッドサンドを充填して、このレンジコーテッドサンド
をヒータで加熱硬化してシェル中子を製造する方法もあ
るが、製造された中子はレンジコーテッドサンドのみで
あるため、充分な中子強度を確保することができず、ま
た比較的薄肉状の中子しか製造できない問題点があっ
た。
【0008】そこで、図16に示すように、紙パイプ等
の炭化可能な中空材8の外周にシェルモールドの成形層
112を形成した鋳造用中子が提案されている。この炭
化可能な中空材を用いた鋳造用中子では、中子の強度を
向上し、シェルモールド砂の使用量と中子全体の重量を
低減し、中空材の炭化により鋳造後の中子の崩壊性を向
上できるという利点があるとされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、鋳造型(固定型)100に対する中子11
0の位置決めは、中子110の両端部に形成されたシェ
ルモールド砂からなる端部111を固定型100の支持
部101に位置決め支持することによりなされる。この
ため、その端部111の形状を正確なものとしないと位
置ずれの原因となってしまう(図16参照)。
【0010】また、レジンガスや中空材の炭化時に発生
するスス状のガスが鋳造型のキャビティ内に残り、キャ
ビティ内壁に粘着性のあるレジンやススが付着して巣な
どの鋳造欠陥を引き起こす問題点がある。
【0011】本発明はかかる問題点に鑑みてなされ、そ
の目的は、金型への位置決め支持が正確且つ容易に行な
え、鋳造欠陥を抑制しつつ、鋳造後の中子の崩壊性を向
上することができる鋳造用中子、鋳造用中子の製造装置
及びその製造方法、鋳造用中子を用いた鋳造装置及びそ
の鋳造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
目的を達成するために、この発明に係わる鋳造用中子
は、以下の構成を備える。即ち、棒部材の外周にシェル
モールド砂の成形層を形成してなる鋳造用中子におい
て、前記棒部材の軸方向の両端部に前記成形層から突出
して設けられ、型に対して位置決め支持される突出部を
備える。
【0013】また、この発明に係わる鋳造用中子の製造
装置は、以下の構成を備える。即ち、棒部材の外周にシ
ェルモールド砂の成形層を形成してなる鋳造用中子の製
造装置において、前記棒部材の軸方向の両端部を位置決
め支持する支持部と、前記棒部材の外周に前記成形層を
形成すべく、前記シェルモールド砂を充填させるための
充填部を備える。
【0014】また、この発明に係わる鋳造用中子の製造
方法は、以下の特徴点を備える。即ち、棒部材の外周に
シェルモールド砂の成形層を形成してなる鋳造用中子の
製造方法において、前記棒部材の軸方向の両端部を位置
決め支持し、前記棒部材の外周に前記成形層を形成すべ
く、前記シェルモールド砂を充填させる。
【0015】また、この発明に係わる鋳造用中子を用い
た鋳造装置は、以下の構成を備える。即ち、棒部材の外
周にシェルモールド砂の成形層を形成してなる鋳造用中
子を用いた鋳造装置において、前記棒部材の軸方向の両
端部に前記成形層から突出して設けられた突出端の外周
を位置決め支持する支持部を備える。
【0016】また、この発明に係わる鋳造用中子を用い
た鋳造方法は、以下の特徴点を備える。即ち、棒部材の
外周にシェルモールド砂の成形層を形成してなる鋳造用
中子を用いた鋳造方法において、前記棒部材の軸方向の
両端部に前記成形層から突出して設けられた突出端の外
周を位置決め支持する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。 [第1の実施形態の鋳造用中子の製造方法]まず、図1
乃至図5を参照して鋳造用中子の製造方法について説明
する。
【0018】図1は中子金型を示し、本実施形態ではエ
ンジンのシリンダヘッドにおけるSOHCタイプのカム
シャフトの支持部を鋳造する際に用いる鋳造用中子の製
造方法を例示している。
【0019】図1において、キャビティ1を有する下型
2と、キャビティ3を有する上型4とで中子金型5を構
成し、可動型としての上型4の所定部にはシェルモール
ド砂を吹き込むためのブローポート部材6を取付けて、
ブローポート7(いわゆるブロー口)を形成している。
【0020】上述の上型4を下型2に対して離間させた
状態下(いわゆる型ばらし状態下)において炭化又は燃
焼可能な材質よりなる中空材としての紙パイプ8を下型
2の所定部に配設する。
【0021】この紙パイプ8には図2に示すようにシェ
ルモールド砂の粒径よりも小径の約0.1〜0.15mm
φのガス抜き孔9が多数穿設形成されている。また、こ
の紙パイプ8としては具体的にはチップボールを螺旋状
に巻いて作成され紙管を用いる。
【0022】紙パイプ8の配設後、上型4を下型2に嵌
合し、かつ中子金型5を約300℃に加熱した状態下に
おいて上述のブローポート7から、中子金型5のキャビ
ティ1,3と紙パイプ8外周との間にシェルモールド砂
を充填して加熱硬化させると中子金型5の離型により図
4、図5に示すような鋳造用中子10を製造することが
できる。
【0023】この鋳造用中子10は図4、図5に示すよ
うに紙パイプ8の外周にシェルモールド砂の成形層(焼
成層)11が一体的に形成されている。中子金型5にお
いて、紙パイプ8をセットし、シェルモールド砂のブロ
ーイング、キュアリング(curing、シェルを金型に付け
たまま加熱する操作のこと)、取出しまでに要する時間
は図7に示す如く約1.5分(90秒)で、中子金型5
の温度も約300℃であるため紙パイプ8が焼かれるこ
とはない。 [第1の実施形態の鋳造方法]次に図6を参照して上述
の鋳造用中子の製造方法において製造された鋳造用中子
10を鋳型に配設してエンジンのシリンダヘッドを低圧
鋳造する鋳造方法について説明する。
【0024】図6は低圧鋳造装置を示し(但し、図6で
は鋳造完了後の状態を示している)、同図においてアル
ミ合金溶湯12を貯溜した炉13を設け、この炉13の
一側には空気もしくはガス等の加圧気体の圧力作用ポー
ト14を形成する一方、炉13内には給油管としてのメ
インストークス15を立設している。
【0025】上述のメインストークス15の上部にサブ
ストークス16を介して、固定型17の湯口部材18内
部に湯口19を連通接続している。
【0026】また、鋳造用の鋳型20は、上述の固定型
17と、図示の左右方向に移動する可動型21、22
と、図示の上下方向に移動する可動型23とを有し、型
閉め時に上述の湯口19に連通するシリンダヘッド対応
形状のキャビティが形成される。
【0027】シリンダヘッド24のカムシャフト支持部
25を鋳造する所定位置に図4に示す鋳造用中子10を
配設し、炉13の圧力作用ポート14から例えば0.3
〜0.7kgf/平方cmの圧力を炉13内に作用されると、
約680〜720℃のアルミ合金溶湯12はメインスト
ークス15、サブストークス16および湯口19を介し
て鋳型20のキャビティ内に押上げ注湯され、カムシャ
フト支持部25を備えたシリンダヘッド24が鋳造され
る。なお、鋳造時の鋳型20は約400〜500℃に加
熱される。
【0028】上述の鋳造時においては鋳型20内に図4
に示す鋳造溶中子10がセットされて鋳造されるが、注
湯開始から鋳造品(シリンダヘッド24)取出しまでの
間の所要時間は図7に示す如く10〜15分で、鋳造用
中子10内の紙パイプ8はその外周にシェルモールド砂
の成形層11が設けられており、この紙パイプ8に鋳型
20の温度(400〜500℃)およびアルミ合金溶湯
12の温度(680〜720℃)が直接作用することは
なく、シェルモールド砂の主成分としてケイ砂の熱伝導
により紙パイプ8に熱エネルギが伝わり、かつ鋳型20
内には酸素が少量であるため、紙パイプ8は火を出して
燃えることはなく、炭化された状態となる。しかも図7
から明らかなように紙パイプ8はアルミ合金溶湯12が
注湯されて凝固するまでの間は鋳造用中子10の形状保
持に必要な強度を確保しており、アルミ合金溶湯12の
凝固後に炭化される。
【0029】図6に示す低圧鋳造装置で鋳造されたシリ
ンダヘッド24は型ばらしの後、鋳型20から取出され
て、外部に放置され、除冷が行なわれるので、図7に示
す放置除冷の領域において紙パイプ8はその炭化状態が
進行して、崩壊性が良好となる。
【0030】このようにして鋳造されたシリンダヘッド
24には、該シリンダヘッド24を構成するアルミ合金
の勒性を強化するために図7に示すT6処理が施され
る。つまり、鋳造後のシリンダヘッド24を加熱炉内に
挿入し、約520℃の加熱温度で4時間加熱した後に、
約180℃の加熱温度で1.5時間再加熱する熱処理
(T6処理)が施されるが、このT6処理を有効利用し
て、紙パイプ8の炭化がさらに進行し、紙パイプ8は完
全に焼成崩壊されるので、シリンダヘッド24からの砂
出しを簡単に行なうことができる。
【0031】なお、上述のT6処理(図7参照)に代え
てT4処理(図8参照)をし実行しても、紙パイプ8の
炭化進行および焼成崩壊については同様の効果を得るこ
とができる。また以上の説明においては軽合金鋳造の一
例としてアルミ合金鋳造を例示したが、図4に示す鋳造
用中子10を鋳鉄の鋳造に用いてもよいことは勿論であ
る。
【0032】すなわち、図4に示す鋳造用中子10を鋳
型の所定部に配設し、約1380℃の鋳鉄の溶湯を注湯
して鋳鉄製の鋳造品を製造する場合、図9に示すように
注湯開始から鋳造品取出しまでの間の所要時間は約30
〜45分で、鋳造用中子10内の紙パイプ8はその外周
にシェルモールド砂の成形層11が設けられており、こ
の紙パイプ8に鋳鉄の溶湯の温度(1380℃)が直接
作用することはなく、シェルモールド砂の主成分として
のケイ砂の熱伝導により紙パイプ8に熱エネルギが伝わ
り、かつ鋳型内には酸素が少量であるため、紙パイプ8
は炎を出して燃えることはなく、炭化された状態とな
る。しかも図9から明らかなように紙パイプ8は鋳鉄の
溶湯が注湯されて凝固するまでの間は鋳造用中子10の
形状保持に必要な強度を確保しており、鋳鉄溶湯の凝固
後に炭化され、かつ鋳造品の外部への取出し後の放置除
冷の領域において紙パイプ8はその炭化状態が進行する
ので、崩壊性が良好となる。
【0033】以上説明したように、上述の鋳造用中子1
0は炭化可能な中空材(紙パイプ8参照)の外周にシェ
ルモールド砂の成形層11を有するので、紙パイプ8の
存在により鋳造用中子10の強度の向上を図り、また紙
パイプ8の内部にはシェルモールド砂を充填しないの
で、シェルモールド砂の使用量低減と鋳造用中子10全
体の重量軽減とを達成することができ、かつ鋳造用中子
10の製作が容易で、紙パイプ8の炭化により鋳造後に
おける鋳造用中子10の崩壊性の向上を図ることができ
る効果がある。
【0034】また、上述の中空材(紙パイプ8を参照)
を鋳造時の鋳込温度(詳しくは鋳込温度がシェルモール
ド砂の成形層11を介して紙パイプ8に熱伝導される温
度)で炭化可能な材質に設定したので、鋳造用中子10
の保管、運搬時および鋳型へのセット時には中空材(紙
パイプ8を参照)は炭化されていない材質それ自体によ
り充分な鋳造用中子10の強度を確保し、それでいて鋳
造後においては、中空材(紙パイプ8を参照)の炭化に
より鋳造用中子10を容易に取出すことができる効果が
ある。
【0035】さらに、上述の中空材(紙パイプ8を参
照)にガス抜き孔9を穿設形成したので、中空材(紙パ
イプ8を参照)の中空部からガスを排出することができ
て、鋳造欠陥の発生を防止することができる効果があ
る。
【0036】さらにまた、上述の中子10を軽合金鋳造
用に設定したので、鋳鉄の鋳込温度に対してその鋳込温
度が低温となる軽合金鋳造に用いた時、有効となる効果
がある。
【0037】加えて、上述の中空材(紙パイプ8を参
照)を、軽合金鋳造品の強勒化処理としてのT6処理時
に炭化が進行して焼成破壊される材質に設定したので、
さらに良好な砂出しを行なうことができる効果がある。
【0038】しかも、上述の中空材を紙パイプ8に設定
したので、初期の目的を達成することができる。
【0039】なお、上述の紙パイプ8としては紙管(pa
per core)すなわちチップボール(chip board、古紙を
円網抄紙機ですいたもので、一般に400g/平方m以
上のもの)を螺旋状に巻いて作ったものを用いることが
できる。
【0040】また、この発明の鋳造用中子の製造方法に
よれば、炭化可能な中空材(紙パイプ8参照)を中子金
型5に配設した後に、この中子金型5のキャビティ1、
3と上述の中空材外周との間にシェルモールド砂(いわ
ゆる中子砂)を充填して、加熱すると樹脂の軟化および
硬化により中空材の外周にシェルモールド砂の形成層1
1が一体的に形成された鋳造用中子を製造することがで
きる。
【0041】この結果、中子10は十分な強度を有し、
シェルモールド砂の使用量低減と中子10の重量軽減と
の両立を図り、鋳造後における中子10の崩壊性が良好
な鋳造用中子10を容易に製造することができる効果が
ある。ここで、上述のシェルモールド砂としては、石炭
酸素合成樹脂粉末を混合した砂つまりレジンサンド(re
sin sand)と、砂粒のまわりにレジンをまぶしたもの即
ちコーテッドサンド(coated sand)との何れを用いて
もよい。
【0042】さらに、本実施形態の鋳造方法によれば、
上述の鋳造用中子の製造方法において製造された鋳造用
中子10を鋳型20に配設した鋳造にするので、鋳造後
の砂出しを容易に行なうことができる効果がある。
【0043】加えて、本実施形態の鋳造品の処理方法に
よれば、上述の鋳造方法において鋳造された鋳造品(シ
リンダヘッド24参照)を中空材(紙パイプ8参照)が
焼成崩壊されるように鋳造後に熱処理するので、T4処
理、T6処理等の熱処理を有効利用して、中空材(紙パ
イプ8参照)の炭化が進行し焼成崩壊されるので、中空
材(紙パイプ8参照)のさらなる崩壊性を確保すること
ができて、砂出しを簡単に行なうことができる効果があ
る。 [第2の実施形態の鋳造用中子の製造方法]次に、図1
1〜13を参照して第2の実施形態の鋳造用中子の製造
方法について述べる。図11は第2の実施形態の中子造
型装置を示す図である。図12は、図11のA−A断面
で下型に紙パイプを配設した状態の断面を示す図であ
る。図13は、第2の中子造型装置により製造された鋳
造用中子を示す図である。
【0044】図11、図12において、3つのキャビテ
ィ31を有する下型30と、3つのキャビティ3(不図
示)を有する上型4とで3個取りの中子金型5を構成
し、可動型としての上型4のキャビティ3に通じる部位
にはシェルモールド砂を吹き込むためのブローポート7
を形成している。
【0045】下型31のキャビティ31の両側部には、
紙パイプ8の軸方向の両端部を支持するためのパイプ支
持部32が形成されており、上述の上型4を下型30に
対して離間させた状態下(いわゆる型ばらし状態下)に
おいて紙パイプ8をパイプ支持部32に配設する。パイ
プ支持部32における紙パイプ8のパイプ支持面33
は、紙パイプ8の外周形状に対応して半円弧状に形成さ
れている。
【0046】3本の紙パイプ8を夫々のパイプ支持部3
2に配設後、上型4を下型30に嵌合し、かつ中子金型
を約300℃に加熱した状態下においてブローポート7
から、中子金型5のキャビティ3、31と紙パイプ8の
外周との間にシェルモールド砂を充填して加熱硬化させ
ると、図13に示すような鋳造用中子40を製造するこ
とができる。
【0047】この鋳造用中子40は、紙パイプ8の外周
にシェルモールド砂の成形層(焼成層)41が一体的に
形成され、その軸方向の両端部にはパイプ支持部32の
形状が転写され、紙パイプ8の半円弧状の一部が露出し
た支持端42が一体的に形成されている。これら支持端
42は、紙パイプ8の軸方向の両端部に成形層41の側
端から突出して設けられ、下型30のパイプ支持部32
に対して位置決め支持される。即ち、図12に示すよう
に、紙パイプ8の中心軸S1を成形層41の中心軸と一
致させ、紙パイプ8の下半面の半円弧状の部分を下型3
0のパイプ支持部32に支持することで、その中心軸S
1を成形層41の中心軸と一致するように位置決めされ
る。この支持端42は、半円弧状の曲面部42a(紙パ
イプの半円周部分)と、この曲面部42aと連続したシ
ェルモールド砂からなる矩形部42bからなる。
【0048】上述の中子造型において中子金型に紙パイ
プ8をセットし、シェルモールド砂のブローイング、キ
ュアリング、取出しまでに要する時間は図7に説明図で
示す如く約1.5分(90秒)で、中子金型5の温度も
約300℃であるため紙パイプ8が焼かれることはな
い。
【0049】その他、第1の実施形態の鋳造用中子の製
造方法と略同様の手順及び条件により製造される。
【0050】以上のように、第2の実施形態の鋳造用中
子の製造方法では、紙パイプ8の中子金型への位置決め
支持が正確且つ容易に行なえ、鋳造用中子の形状精度を
高めることができる。 [第2の実施形態の鋳造方法]次に、図14、図15を
参照して第2の実施形態の鋳造用中子の製造方法におい
て製造された鋳造用中子40を鋳型に配設してエンジン
のシリンダヘッドを低圧鋳造する鋳造方法について説明
する。
【0051】図6で説明したように、鋳造用の鋳型20
は、固定型17と、左右方向に移動する可動型21、2
2と、上下方向に移動する可動型23とを有し、型閉め
時にシリンダヘッド対応形状のキャビティが形成され
る。
【0052】図14、15において、固定型17のキャ
ビティの両側部には、鋳造用中子40の軸方向の両端部
を支持するための中子支持部52が形成されており、図
6に示す可動型21〜23を固定型17に対して離間さ
せた状態下(いわゆる型ばらし状態下)において鋳造用
中子40を中子支持部52に配設する。中子支持部52
における鋳造用中子40の中子支持面53は、紙パイプ
8の両端部の外周形状に対応して半円弧状に形成されて
いる。
【0053】この鋳造用中子40の支持端42は、固定
型17の中子支持部52に対して位置決め支持される。
即ち、図14に示すように、紙パイプ8の中心軸S1を
固定型17の中子支持部52の中心軸と一致させ、紙パ
イプ8の両端部の下半面の半円弧状の部分を中子支持部
52に支持することで、その中心軸S1を固定型17に
対して位置決めされる。また、固定型17の中子支持部
52における紙パイプ8の両端部の中空部分が配置され
る部位には、金型内外を連通する連通孔54が設けられ
ている。
【0054】また、支持端42が、半円弧状の曲面部4
2a(紙パイプの半円周部分)とシェルモールド砂から
なる矩形部42bからなり、中子支持部52がこの支持
端42に対応した形状になっていることで、中子の固定
型への装着時に、支持端42と中子支持部52が嵌合し
て中子の中心軸周りの回転を抑えることができる。
【0055】図6で説明したように、図6の低圧鋳造装
置を用い、固定型17の中子支持部52に鋳造用中子4
0を配設し、炉13の圧力作用ポート14から例えば
0.3〜0.7kgf/平方cmの圧力を炉13内に作用され
ると、約680〜720℃のアルミ合金溶湯12はメイ
ンストークス15、サブストークス16および湯口19
を介して鋳型20のキャビティ内に押上げ注湯され、カ
ムシャフト支持部25を備えたシリンダヘッド24が鋳
造される。なお、鋳造時の鋳型20は約400〜500
℃に加熱される。
【0056】上述の鋳造時においては、鋳型20内に図
14に示す鋳造用中子40がセットされて鋳造される
が、注湯開始から鋳造品(シリンダヘッド24)取出し
までの間の所要時間は図17に示す如く10〜15分で
ある。アルミ合金溶湯を鋳型に注入した後は、溶湯温度
は1秒間の約7〜10℃のペースで温度降下する。一
方、鋳造用中子40内の紙パイプ8はその外周にシェル
モールド砂の成形層41が設けられており、この紙パイ
プ8に鋳型20の温度(400〜500℃)およびアル
ミ合金溶湯12の温度(680〜720℃)が直接作用
することはなく、ケイ砂の熱伝導により紙パイプ8に熱
エネルギが伝わるまで約3〜5分かかるため、紙パイプ
8が燃焼し始めるまでにはアルミ合金溶湯の凝固は始ま
っている。
【0057】紙パイプ8に熱エネルギが伝わると、鋳型
20に形成された連通孔54から紙パイプ8の中空部分
に酸素が供給され、紙パイプ8は炎を出して燃える(つ
まり、燃焼する)。この時、シェルモールド砂のレジン
が溶けてレジンガスを発生しているため、紙パイプ8の
燃焼によりレジンガスが完全燃焼し、スス状のガスとな
る。また、このスス状のガスは紙パイプ8の燃焼に伴い
連通孔54から積極的に排出される。つまり、この連通
孔54は、レジンガス及び紙パイプ8を燃焼させるため
の酸素供給路としての機能も有する。
【0058】図6に示す低圧鋳造装置で鋳造されたシリ
ンダヘッド24は型ばらしの後、鋳型20から取出され
て、外部に放置され、除冷が行なわれる。図17に示す
放置除冷の領域において紙パイプ8は燃焼が終了し灰と
なる。そして、鋳型内から鋳型外にかけて紙パイプ8が
燃焼することで粘着性のあるレジンガスが鋳型に付着す
ることがなくなる。
【0059】このようにして鋳造されたシリンダヘッド
24には、該シリンダヘッド24を構成するアルミ合金
の勒性を強化するために図17に示すT6処理が施され
る。つまり、鋳造後のシリンダヘッド24を加熱炉内に
挿入し、約520℃の加熱温度で4時間加熱した後に、
約180℃の加熱温度で1.5時間再加熱する熱処理
(T6処理)が施される。
【0060】なお、上述のT6処理(図17参照)に代
えてT4処理(図18参照)をし実行しても同様の効果
を得ることができる。また以上の説明においては軽合金
鋳造の一例としてアルミ合金鋳造を例示したが、図14
に示す鋳造用中子40を鋳鉄の鋳造に用いてもよいこと
は勿論である。
【0061】すなわち、図14に示す鋳造用中子40を
鋳型の所定位置に配設し、約1380℃の鋳鉄の溶湯を
注湯して鋳鉄製の鋳造品を製造する場合、図19に示す
ように注湯開始から鋳造品取出しまでの間の所要時間は
約30〜45分で、鋳造用中子10内の紙パイプ8はそ
の外周にシェルモールド砂の成形層41が設けられてお
り、この紙パイプ8に鋳鉄の溶湯の温度(1380℃)
が直接作用することはなく、シェルモールド砂の主成分
としてのケイ砂の熱伝導により紙パイプ8に熱エネルギ
が伝わり、連通孔54から鋳型内に酸素が供給され、紙
パイプ8は炎を出して燃える。しかも図19から明らか
なように紙パイプ8は鋳鉄の溶湯が注湯されて凝固する
までの間は鋳造用中子40の形状保持に必要な強度を確
保しており、鋳鉄溶湯の凝固後で、かつ鋳造品の外部へ
の取出し後の放置除冷の領域において紙パイプ8はその
燃焼が終了して灰となる。
【0062】以上のように、第2の実施形態の鋳造方法
によれば、鋳造用中子の鋳型への位置決め支持が正確且
つ容易に行なえ、位置ズレによる鋳造欠陥を抑制するこ
とができる。
【0063】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変更したものに適用可能であ
る。
【0064】例えば、本発明の鋳造用中子の製造方法は
シェルモールド法のみに限らず、常温間によるCO2サ
ンド法やコールドボックス法にも適用でき、この場合、
上述の中空材を補強部材として使用することができ、ま
た本発明の鋳造方法は低圧鋳造法のみに限らず、砂型鋳
造、シェルモールド鋳造、金型鋳造の各方法に適用可能
である。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、金型へ
の位置決め支持が正確且つ容易に行なえ、鋳造欠陥を抑
制しつつ、鋳造後の中子の崩壊性を向上することができ
る。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の鋳造用中子の製造方法を説明
する外観図である。
【図2】紙パイプの外観図である。
【図3】第1の実施形態の鋳造用中子の製造方法を説明
する外観図である。
【図4】第1の実施形態の鋳造用中子の製造方法により
製造された中子の外観図である。
【図5】第1の実施形態の鋳造用中子の製造方法により
製造された中子の部分断面図である。
【図6】本実施形態の低圧鋳造装置の概略断面図であ
る。
【図7】第1の実施形態の中子造型、鋳造及びT6処理
の時間に対する温度の関係を示す図である。
【図8】第1の実施形態の中子造型、鋳造及びT4処理
の時間に対する温度の関係を示す図である。
【図9】第1の実施形態の中子造型、鋳造の時間に対す
る温度の関係を示す図である。
【図10】従来の鋳造用中子の部分断面図である。
【図11】第2の実施形態の鋳造用中子の製造方法を説
明する外観図である。
【図12】下型に紙パイプを配設した状態での図11の
A−A断面図である。
【図13】第2の実施形態の鋳造用中子の製造方法によ
り製造された中子の外観図である。
【図14】第2の実施形態の鋳造方法を説明する外観図
である。
【図15】固定型に鋳造用中子を配設した状態での図1
4のB−B断面図である。
【図16】従来の鋳造用中子と中子を用いた鋳造方法を
示す外観図である。
【図17】第2の実施形態の中子造型、鋳造及びT6処
理の時間に対する温度の関係を示す図である。
【図18】第2の実施形態の中子造型、鋳造及びT4処
理の時間に対する温度の関係を示す図である。
【図19】第2の実施形態の中子造型、鋳造の時間に対
する温度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1、3…キャビティ 5…中子金型 8…紙パイプ 10、40…鋳造用中子 11、41…成形層 30…下型 32…パイプ支持部 42…支持端 52…中子支持部 54…連通孔

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒部材の外周にシェルモールド砂の成形
    層を形成してなる鋳造用中子において、 前記棒部材の軸方向の両端部に前記成形層から突出して
    設けられ、型に対して位置決め支持される突出部を備え
    ることを特徴とする鋳造用中子。
  2. 【請求項2】 前記棒部材は、前記鋳造用中子を成形す
    るための中子型に位置決め支持されることを特徴とする
    請求項1に記載の鋳造用中子。
  3. 【請求項3】 前記棒部材は、鋳造型に位置決め支持さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の鋳造用中子。
  4. 【請求項4】 棒部材の外周にシェルモールド砂の成形
    層を形成してなる鋳造用中子の製造装置において、 前記棒部材の軸方向の両端部を位置決め支持する支持部
    と、 前記棒部材の外周に前記成形層を形成すべく、前記シェ
    ルモールド砂を充填させるための充填部を備えることを
    特徴とする鋳造用中子の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記棒部材の中心軸を前記成形層の中心
    軸と一致させ、該棒部材は、その中心軸を前記支持部に
    位置決めされて支持されることを特徴とする請求項4に
    記載の鋳造用中子の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記棒部材は円柱状に形成され、前記支
    持部は該棒部材の外周形状に対応して半円弧状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項5に記載の鋳造用中子
    の製造装置。
  7. 【請求項7】 棒部材の外周にシェルモールド砂の成形
    層を形成してなる鋳造用中子を用いた鋳造装置におい
    て、 前記棒部材の軸方向の両端部に前記成形層から突出して
    設けられた突出端の外周を位置決め支持する支持部を備
    えることを特徴とする鋳造用中子を用いた鋳造装置。
  8. 【請求項8】 前記棒部材の中心軸を前記成形層の中心
    軸と一致させ、該棒部材は、その中心軸を前記支持部に
    位置決めされて支持されることを特徴とする請求項7に
    記載の鋳造用中子を用いた鋳造装置。
  9. 【請求項9】 前記棒部材は円柱状に形成され、前記支
    持部は該棒部材の外周形状に対応して半円弧状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載の鋳造用中子
    を用いた鋳造装置。
  10. 【請求項10】 前記棒部材は燃焼可能な材料からな
    り、前記支持部における前記棒部材の両端部の中空部分
    が配置される部位には、型内外を連通する連通部が設け
    られていることを特徴とする請求項9に記載の鋳造用中
    子を用いた鋳造装置。
  11. 【請求項11】 棒部材の外周にシェルモールド砂の成
    形層を形成してなる鋳造用中子の製造方法において、 前記棒部材の軸方向の両端部を位置決め支持し、前記棒
    部材の外周に前記成形層を形成すべく、前記シェルモー
    ルド砂を充填させることを特徴とする鋳造用中子の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 棒部材の外周にシェルモールド砂の成
    形層を形成してなる鋳造用中子を用いた鋳造方法におい
    て、 前記棒部材の軸方向の両端部に前記成形層から突出して
    設けられた突出端の外周を位置決め支持することを特徴
    とする鋳造用中子を用いた鋳造方法。
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