JPH11146548A - ケーブルトラフ - Google Patents

ケーブルトラフ

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Publication number
JPH11146548A
JPH11146548A JP9305214A JP30521497A JPH11146548A JP H11146548 A JPH11146548 A JP H11146548A JP 9305214 A JP9305214 A JP 9305214A JP 30521497 A JP30521497 A JP 30521497A JP H11146548 A JPH11146548 A JP H11146548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable trough
connecting portion
cable
parts
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9305214A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshige Tanaka
元茂 田中
Noriyuki Isaji
範幸 伊佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP9305214A priority Critical patent/JPH11146548A/ja
Publication of JPH11146548A publication Critical patent/JPH11146548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】接続方向を自由に変えることができ、しかも接
続部分から内部に土砂が侵入することのないケーブルト
ラフを提供する。 【解決手段】一方の端部に設けられた凸状の接続部6を
他方の端部に設けられた凹状の被接続部7に係合させて
長手方向に接続されるケーブルトラフにおいて、ボディ
ー1に設けられた接続部6と被接続部7との接触面のう
ち、少なくとも一方を傾斜面8とした。これによって土
砂の侵入を防止しつつ、接続方向を上下左右に変えるこ
とができる。カバー2にも接続部6と被接続部7とを設
けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用ケーブルを
収納して地中に埋設するために用いられるケーブルトラ
フの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなケーブルトラフは、ケーブ
ル収納用のボディーとその上面を覆うカバーとからな
り、それらの一方の端部に設けられた凸状の接続部を他
端に設けられた凹状の被接続部に係合させて長手方向に
接続して用いられる。ところがケーブルトラフは地形や
道路の状況に応じて上下左右に湾曲させて埋設したいこ
とがあり、従来は接続部と被接続部との間にこの曲げを
許容するための隙間を設けていた。
【0003】ところがこの隙間を利用して隣接するケー
ブルトラフの接続方向を変えると、曲げの外側では隙間
が大きく開いてしまい、地中に埋設したときに土砂が内
部に侵入するおそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、接続方向を自由に変えることがで
き、しかも接続部分から内部に土砂が侵入することのな
いケーブルトラフを提供するためになされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のケーブルトラフは、ケーブル収納
用のボディーとカバーとからなり、一方の端部に設けら
れた凸状の接続部を他方の端部に設けられた凹状の被接
続部に係合させて長手方向に接続されるケーブルトラフ
において、ボディーに設けられた接続部と被接続部との
接触面のうち、少なくとも一方の接触面を傾斜面とした
ことを特徴とするものである。この構成を採用したこと
により、本発明のケーブルトラフは接触面に形成された
傾斜を利用して自由に曲げて接続することが可能とな
る。しかも、ボディーに設けられた接続部と被接続部と
は互いに接触しているために隙間がなく、土砂が侵入す
るおそれがない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を説明する。図1は本発明のケーブルトラフを2個接
続した状態を示す斜視図であり、各ケーブルトラフはケ
ーブル収納用のボディー1とカバー2とからなる。図2
はボディー1の正面図、図3はその側面図、図4はその
平面図である。ボディー1はU字状の外郭を構成する側
壁3と底板4からなり、その内部には光ケーブル等の通
信ケーブルを仕分けて収納するための垂直隔壁5が設け
られている。
【0007】このボディー1の長手方向の一方の端部に
は、凸状の接続部6が設けられており、他方の端部には
この凸状の接続部6が差し込まれる凹状の被接続部7が
設けられている。図4及び図5に示すように、側壁3の
接続部6と被接続部7との接触面は、その先端がボディ
ー1の中心線に対して僅かな傾斜面8となっている。こ
の実施形態では側壁3の接続部6と被接続部7との双方
に傾斜面8を形成したが、何れか一方のみに傾斜面を2
ヵ所設けて略山形状に形成してもよい。このため、図4
に示すように隣接するケーブルトラフの接続方向をこの
角度範囲内において左右に変えることができる。
【0008】また、図6に示すように底板4の接続部6
と被接続部7との接触面の先端には上下方向の僅かな傾
斜面9が形成されている。この傾斜面9は隣接するケー
ブルトラフの接続方向をこの角度範囲内において上下に
変えることができるようにするためである。この実施形
態では接続部6と被接続部7との双方に傾斜面9を形成
したが、何れか一方のみに傾斜面を2ヵ所設けて略山形
状に形成してもよい。この例では傾斜角度は約3度であ
る。
【0009】このような上下方向への曲げを円滑に行わ
せるために、図6中に10、11、12として示したボ
ディー1の縦の端面も垂直面に対して僅かな傾斜面とさ
れている。これは隣接するケーブルトラフをやや上向き
に接続しても端面どうしがぶつからないようにするため
である。
【0010】また、ボディー1の被接続部7の底板4に
は円柱状の突起13が形成されており、これに対応させ
てボディー1の接続部6の底板4にはこの突起13を挿
入するための座金孔14が形成されている。隣接するケ
ーブルトラフはこれらの突起13と座金孔14とによっ
て抜けないように接続される。図7に拡大して示したよ
うに、挿入された突起13が外れることを防止するため
の座金15がリベット16により座金孔14の上面に固
定されるが、この座金孔14の周面を図示のように周囲
が低いテーパ状の傾斜面17としておけば、隣接するケ
ーブルトラフが上下方向へ曲げて接続される場合や、ね
じって接続される場合にも支障がなく、さらにリベット
16で固定した後もケーブルトラフの接続方向を変える
ことができる。
【0011】上記した構成により、本発明のケーブルト
ラフのボディー1は隣接するケーブルトラフのボディー
1との間で上下左右両方向に曲げて接続することができ
る。しかも両側のボディー1は、側壁3および底板4の
接続部6と被接続部7とが常に接触を保ち、従来のよう
な隙間ができないので地中に埋設しても土砂等が内部に
侵入することがない。
【0012】一方、カバー2はボディー1の上面を覆う
ように被せられ、中央両側の突片18をボディー1の孔
19に差し込んで固定されるものである。図8に示すよ
うに接続部6とその上面をゆるやかに覆う被接続部7と
が設けられ、ボディー1が隣接するケーブルトラフのボ
ディー1との間で上下左右方向に曲げて接続された場合
にも、土砂等が侵入しないようになっている。このカバ
ー2の接続部6の先端20は被接続部7の内部では非接
触の状態にあるため、隣接するケーブルトラフの接続方
向を変えても互いに干渉することはない。従ってボディ
ー1について述べたような特別な構造は不要である。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のケーブ
ルトラフは、ボディーに設けられた接続部と被接続部と
の接触面を傾斜面としたものであるから、接続方向を上
下左右に自由に変えることができ、しかも接続部分から
内部に土砂が侵入することがない。従って、ケーブルト
ラフを地形や道路の状況に応じて上下左右に自由に湾曲
させて埋設できる利点がある。さらにボディー底面に形
成された突起を挿入して連結するための座金孔の周囲を
上下左右の髷を許容する傾斜面とすることにより、リベ
ットで固定した後もケーブルトラフの接続方向を変える
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルトラフを2個接続した状態を
示す斜視図である。
【図2】ボディー1の正面図である。
【図3】ボディー1の側面図である。
【図4】ボディー1の平面図である。
【図5】本発明のケーブルトラフを2個接続した状態を
示す水平断面図である。
【図6】本発明のケーブルトラフを2個接続した状態を
示す垂直断面図である。
【図7】突起と座金孔との関係を示す拡大断面図であ
る。
【図8】カバーを2個接続した状態を示す垂直断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ボディー 2 カバー 3 側壁 4 底板 5 垂直隔壁 6 凸状の接続部 7 凹状の被接続部 8 傾斜面 9 傾斜面 10 ボディーの縦の端面 11 ボディーの縦の端面 12 ボディーの縦の端面 13 円柱状の突起 14 座金孔 15 座金 16 リベット 17 傾斜面 18 突片 19 孔 20 先端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル収納用のボディーとカバーとか
    らなり、一方の端部に設けられた凸状の接続部を他方の
    端部に設けられた凹状の被接続部に係合させて長手方向
    に接続されるケーブルトラフにおいて、ボディーに設け
    られた接続部と被接続部との接触面のうち、少なくとも
    一方の接触面を傾斜面としたことを特徴とするケーブル
    トラフ。
  2. 【請求項2】 ボディーの両側に形成された接続部と被
    接続部との接触面を、左右方向への曲げを許容する傾斜
    面とした請求項1に記載のケーブルトラフ。
  3. 【請求項3】 ボディーの底面に形成された接続部と被
    接続部との接触面を、上下方向への曲げを許容する傾斜
    面とした請求項1に記載のケーブルトラフ。
  4. 【請求項4】 ボディーの両側に形成された接続部と非
    接続部の端面を、垂直面に対して傾斜面とした請求項1
    に記載のケーブルトラフ。
  5. 【請求項5】 ボディーの底面の接続部に形成され、被
    接続部に形成された突起を挿入して連結するための座金
    孔の周面を、上下左右両方向への曲げを許容する傾斜面
    とした請求項1に記載のケーブルトラフ。
JP9305214A 1997-11-07 1997-11-07 ケーブルトラフ Pending JPH11146548A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9305214A JPH11146548A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 ケーブルトラフ

Applications Claiming Priority (1)

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JP9305214A JPH11146548A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 ケーブルトラフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11146548A true JPH11146548A (ja) 1999-05-28

Family

ID=17942428

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9305214A Pending JPH11146548A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 ケーブルトラフ

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JP (1) JPH11146548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101150895B1 (ko) * 2011-12-30 2012-05-30 (주) 삼진정밀 도난방지용 케이블 트로프
JP2015029420A (ja) * 2014-11-10 2015-02-12 古河電気工業株式会社 トラフおよびトラフの連結構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101150895B1 (ko) * 2011-12-30 2012-05-30 (주) 삼진정밀 도난방지용 케이블 트로프
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991105