JP3267070B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP3267070B2
JP3267070B2 JP26187594A JP26187594A JP3267070B2 JP 3267070 B2 JP3267070 B2 JP 3267070B2 JP 26187594 A JP26187594 A JP 26187594A JP 26187594 A JP26187594 A JP 26187594A JP 3267070 B2 JP3267070 B2 JP 3267070B2
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electrical connector
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敦 西尾
義一 阿部
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクト金具等が装
着されるモールド基体の外周面を覆うように金属板を筒
状に折曲してなるシールドケースを被せた構造を持つ電
気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタを構成するモール
ド基体とシールドケースの一例を図4に示す。図におい
て、モールド基体60は合成樹脂製で本体部61の前部
に凸部62を持つ段付き角柱形状をなしている。一方、
シールドケース70は板金製で概略長方形の展開図の状
態の金属板を前記モールド基体60の本体部61を包囲
できるように角筒状に折り曲げてその折曲先端部同士の
突き合わせ部を突き合わせてなるものである。かかるシ
ールドケース70は、図の矢印の如くにモールド基体6
0の本体部61に突き合わせ部75が該本体部61の側
面に位置するように外嵌されて装着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電気コネクタ60にあっては、図5(A),
(B)に示される如くに、シールドケース70をモール
ド基体60に装着した際等に、シールドケース70の突
き合わせ部75が上下方向に開いたり、左右方向にずれ
たりすることが多く、装着安定性が悪いとともに、シー
ルド性能が損なわれるおそれもあり、さらには少しの衝
撃でシールドケースが外れてしまうといった問題があっ
た。
【0004】かかる点に鑑み本発明は、シールドケース
の突き合わせ部が開いたりずれたりすることがないよう
にでき、もって、装着安定性を向上できて外れ難く、シ
ールド性能が損なわれることのないようにできる電気コ
ネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る電気コネクタは、基本的には、コンタ
クト金具が取着されるモールド基体の外周面を覆うよう
に金属板からなるシールドケースが被せられてなる。そ
して、その特徴とするところは、前記モールド基体に所
定の幅と深さを有する溝を一側部に形成し、かつ、前記
シールドケースとなる金属板を前記モールド基体の本体
部に合わせて角筒状に折り曲げるとともに、その折曲
端部同士の突き合わせ部を内側に略直角に折り曲げ、そ
れら折曲部同士を重ね合わせて前記モールド基体に形成
された溝に嵌合させたことにある。
【0006】
【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係る電気コ
ネクタにおいては、シールドケースの突き合わせ部が、
内側に折り曲げられた折曲部で形成され、その折曲部同
士が重ね合わされた状態でモールド基体に形成された溝
に嵌合せしめられているので、突き合わせ部が(上下
に)開くような動きは前記溝により阻止され、また、突
き合わせ部を形成する折曲部の対向面同士が面接触して
いると同時にそれらの折曲部の他の面はそれぞれ溝に面
接触しているので、突き合わせ部が(左右)にずれるよ
うな動きも阻止される。
【0007】そのため、モールド基体に対するシールド
ケースの装着安定性が向上して外れ難くされ、シールド
性能等が損なわれることもない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1(A),(B)は、本発明の一実施例であ
る電気コネクタ10を、外カバーを取り去り、モールド
基体20にシールドケース30を装着した状態で示して
いる。
【0009】上記モールド基体20は合成樹脂製で、図
2をも参照すればよくわかるように、直方体状の本体部
21の前部に断面概略台形状の凸部22を持つ段付き角
柱形状をなしており、その内部にはコンタクト金具が取
着される挿着孔24や接続相手のコネクタのモールド基
体のシェル部分等が挿入される凹部25等が形成されて
いる。そして、該モールド基体20における本体部21
の一側部には、そこを横断するように、後述するシール
ドケース30の折曲部が嵌合せしめられる溝27が形成
されている。
【0010】一方、前記シールドケース30は、図3を
も参照すればよくわかるように、金属板を前記モールド
基体20の本体部21に合わせて角筒状に折り曲げると
ともに、その折曲先端部同士の突き合わせ部を内側に略
直角に折り曲げて折曲部32,32を形成し、それら折
曲部32,32同士を重ね合わせたもので、該折曲部3
2,32が前記モールド基体20に形成された溝27に
嵌合せしめられている。
【0011】また、前記シールドケース30は、前記モ
ールド基体20の本体部21を覆う角筒部31の他に、
この角筒部31から前方に突出して前記モールド基体2
0の凸部22の上下面の前後に伸びかつ前端部で7の字
を形成するように折り曲がって前記凹部25の内面の一
部を覆うようにされた一対の延出板部34,34が設け
られるとともに、前記角筒部31の上下面には抜止用の
ランス35〔図1(B)に下面側のもののみが示されて
いる〕が設けられている。
【0012】なお、前記延出板部34,34の先端折曲
部34a,34aは接続相手のコネクタのシールドケー
スに接触せしめられ、また、前記ランス35部分には山
形状のコンタクト金具36が付けられたシールド線37
が接続されるようになっている。
【0013】上記のような構成を有する本実施例の電気
コネクタ10においては、シールドケース30の突き合
わせ部が、内側に折り曲げられた折曲部32,32で形
成され、その折曲部32,32同士が重ね合わされた状
態でモールド基体20に形成された溝27に嵌合せしめ
られているので、突き合わせ部が(上下に)開くような
動きは前記溝27により阻止され、また、突き合わせ部
を形成する折曲部32,32の対向面同士が面接触して
いると同時にそれらの折曲部32,32の他の面はそれ
ぞれ溝27に面接触しているので、突き合わせ部が(左
右)にずれるような動きも阻止される。
【0014】そのため、モールド基体20に対するシー
ルドケース30の装着安定性が向上して外れ難くされ、
シールド性能等が損なわれることもない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る電気コネクタは、モールド基体に所定の幅と深
さを有する溝を形成し、かつ、前記シールドケースとな
る金属板を筒状に折り曲げるとともに、その折曲先端
同士の突き合わせ部を内側に略直角に折り曲げ、それ
ら折曲部同士を重ね合わせて前記モールド基体に形成さ
れた溝に嵌合させたので、シールドケースの突き合わせ
部が開いたりずれたりすることがないようにでき、その
ため、装着安定性を向上できて外れ難くでき、良好なシ
ールド性能を確保できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの一実施例の外ケー
スを取り外した状態の全体を示し、(A)は正面図、
(B)は断面図。
【図2】図1に示される実施例のモールド基体を示し、
(A)は正面図、(B)は側面図。
【図3】図1に示される実施例のシールドケースを示
し、(A)は正面図、(B)は側面図。
【図4】従来の電気コネクタの一例のモールド基体とシ
ールドケースを示す概略斜視図。
【図5】従来の電気コネクタの一例の問題点の説明に供
される図。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 20 モールド基体 21 本体部 22 凸部 27 溝 30 シールドケース 32 折曲部 34 延出板部 35 ランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト金具が取着されるモールド基
    体の外周面を覆うように金属板からなるシールドケース
    が被せられてなる電気コネクタにおいて、前記モールド
    基体に所定の幅と深さを有する溝が一側部に形成され、
    かつ、前記シールドケースとなる金属板が前記モールド
    基体の本体部に合わせて角筒状に折り曲げられるととも
    に、その折曲先端部同士の突き合わせ部が内側に略直角
    折り曲げられ、それら折曲部同士が重ね合わせられて
    前記モールド基体に形成された溝に嵌合せしめられてい
    ることを特徴とする電気コネクタ。
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