JPH11146194A - クロック生成装置及び方法 - Google Patents

クロック生成装置及び方法

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JPH11146194A
JPH11146194A JP9307412A JP30741297A JPH11146194A JP H11146194 A JPH11146194 A JP H11146194A JP 9307412 A JP9307412 A JP 9307412A JP 30741297 A JP30741297 A JP 30741297A JP H11146194 A JPH11146194 A JP H11146194A
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clock
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Hiroshi Tanioka
宏 谷岡
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を出力してもモアレ縞を発生させない画
像処理装置の画像転送クロックに最適な画像クロック生
成装置を提供する。 【解決手段】 画像情報を転送する転送クロックを生成
するクロック生成装置であって、所定周波数信号を発振
する発振部1〜4と、周期的に微少振幅の周波数変調信
号を発生する変調信号生成部9、10と、発振部1〜4
での発振周波数信号に変調信号生成部9、10よりの発
生周波数変調信号を重畳する加算器6と、加算器6で重
畳された重畳信号に応じて発生周波数変調信号を出力す
る電圧制御発振器7とを備え、変調信号生成部9、10
は発生周波数変調信号の位相を所定周期で初期化可能と
するために外部よりの初期化信号がリセット信号となる
カウンタ回路9と、カウンタ回路9よりの出力信号でア
ドレスされその内部に周期的な周波数を変調するデータ
が保持されたROM10とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及び方
法に関し、例えばディジタル複合複写機システム等画像
を扱うシステムにおいて用いられる画像クロック発生装
置に特徴を有する画像処理方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタル複合複写機システ
ム等画像を扱うシステムにおいて用いられる画像クロッ
ク発生装置として、種々の装置が提案されている。例え
ば特開平7−235862号公報に記載された画像クロ
ック発生器など、放射ノイズ低減効果のあるクロック発
生器が既に開示されている。
【0003】特にシステム内のCPUのクロックにも適
用が可能であり、この技術を取り入れたCPUも開発さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のものは
いずれのものであっても、基の発振器出力を利用するた
めに所定の周期を有しており、その周波数を変調するた
め、画像を扱うシステムの画像クロックに適用する場合
は以下の問題を有する。
【0005】すなわち基の発振器における発振周波数の
最大偏移が1%程度であったとしても、そのクロックの
周期を積算した値に応じて画像記録、或いは画像読み取
り位置が決まるため、その周期が画像クロックの数10
0画素分程度に設定されれば、その位置は正規の位置か
ら数画素分ずれる事になる。
【0006】又、画像全面に対してこの変調が適用され
れば、各ライン毎に最大周波数推移点が徐々にずれ、万
線画像等ではいわゆる強いモアレ縞が発生してしまって
いた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した目
的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0008】即ち、画像情報を転送する転送クロックを
生成するクロック生成装置であって、所定周波数信号を
発振する発振手段と、周期的に微少振幅の周波数変調信
号を発生する発生手段と、前記発振手段での発振周波数
信号に前記発生手段での発生周波数変調信号を重畳する
重畳手段と、前記重畳手段で重畳された重畳信号に応じ
て前記発生手段よりの発生周波数変調信号を出力するク
ロック出力手段と、前記発生手段の発生周波数変調信号
の位相を所定周期で初期化する初期化手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】そして例えば、画像情報はラスタ型画像信
号列であり、前記初期化手段は、ラスタ型画像信号列の
1ライン毎に前記発生手段の発生周波数変調信号の位相
を初期化することを特徴とする。
【0010】又例えば、前記発振手段は、所定周波数の
クロック信号を発振する発振器と、位相比較器と、ルー
プフィルタと、電圧制御発振器とを含み、前記位相比較
器は前記発振器よりの発振信号と前記電圧制御発振器よ
りの出力信号の位相を比較して前記ループフィルタに出
力し、前記ループフィルタの出力が前記電圧制御発振器
の制御信号入力となり、全体として位相同期回路を構成
して前記ループフィルタ出力を出力クロック信号とする
ことを特徴とする。
【0011】又例えば、前記発生手段は、前記電圧制御
発振器よりの出力信号に従ってカウントアップするカウ
ンタ回路と、前記カウンタ回路よりの出力信号でアドレ
スされその内部に周期的な周波数を変調するデータが保
持された記憶回路とを含むことを特徴とする。
【0012】更に例えば、前記初期化手段は、前記カウ
ント回路をリセットすることにより前記発生手段の発生
周波数変調信号の位相を初期化することを特徴とする。
あるいは、前記重畳手段は、前記記憶回路よりの出力情
報に対応するアナログ信号と前記ループフィルタよりの
出力信号とを加算することにより前記発振手段での発振
周波数信号に前記発生手段での発生周波数変調信号を重
畳することを特徴とする。
【0013】又例えば、前記クロック出力手段は、前記
加算回路よりの出力信号を制御信号入力とする電圧制御
発振器であることを特徴とする。あるいは、ラスタ型1
ラインの画像信号の1ラスター周期が前記発生手段での
発生周波数変調信号の変調周期の整数倍に等しいことを
特徴とする。
【0014】または、画像情報を転送する転送クロック
を生成するクロック生成装置であって、所定周波数信号
を発振する発振手段と、周期的に微少振幅の周波数変調
信号を発生する発生手段と、前記発振手段での発振周波
数信号に前記発生手段での発生周波数変調信号を重畳す
る重畳手段と、前記重畳手段で重畳された重畳信号に応
じて前記発生手段よりの発生周波数変調信号を出力する
クロック出力手段と、前記発生手段の発生周波数変調信
号の位相を所定周期で初期化する初期化手段とを有し、
前記発生手段は、乱数発生手段を含み、前記乱数発生手
段よりの発生乱数を用いて微少振幅の周波数変調信号を
発生することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0016】まず図1を用いて本発明に係る一発明の実
施の形態例の画像処理装置を説明する。
【0017】図1において、110は画像入力部であ
り、例えば原稿画像を読み取るスキャナ装置等で構成す
ることができる。120は前処理部であり、転送クロッ
ク生成部170よりの入力転送クロック信号に従って画
像入力部110よりの画像情報を受け取り、必要な前処
理を実行する。130は前処理部120よりの画像情報
に対して必要な画像処理を施す画像処理部であり、例え
ば画像入力部110で入力される原画像に対する画像出
力部160で出力される出力画像の再現性を確保するた
めに必要な画像処理等を行なう。
【0018】140は画像処理部130での処理画像を
一時記憶する画像記憶部である。150は、転送クロッ
ク生成部170よりの転送クロック(画像クロック)に
従って順次画像記憶部140より画像を画素単位で読み
出してきて画像出力部160に転送する画像転送制御部
である。
【0019】160は画像転送制御部150よりの転送
画像を出力する画像出力部であり、例えばプリンタある
いは表示装置等で構成することができる。また、170
は本実施の形態例における特徴的な構成を備える転送ク
ロック生成部であり、画像入力部110よりの画像の画
素入力クロック信号又は画像出力部160への出力画像
の画素単位での画素出力クロック信号を生成している。
【0020】図1に示す転送クロック生成部の詳細構成
を図2を参照して説明する。図2は図1に示す本実施の
形態例における転送クロック生成部170の詳細構成を
示すブロック図である。図2を参照して本実施の形態例
における転送クロック(画像クロック)を生成する構成
を説明する。
【0021】図2において、1は画像処理システムの基
本クロックを発振出力する原発振器(OSC)、2は原
発振器1の出力が入力される位相比較機、3はループフ
ィルタ、4は電圧制御発振器(VCO)A、6は加算
器、7は電圧制御発振器(VCO)B、9は電圧制御発
振器A4よりの発振周波数信号でカウントアップするカ
ウンタ回路、10はカウンタ回路9よりの出力信号でア
ドレスされその内部に周期的な周波数を変調するデータ
が保持されたROM、12はROM10よりの出力デジ
タル信号を対応するアナログ信号に変換するデジタルア
ナログ変換器である。
【0022】本実施の形態例においては、原発振器1よ
りのクロック信号が入力される位相比較器2よりループ
フィルタ3、電圧制御発振器(VCO)A4によりいわ
ゆる位相同期回路(PLL)を構成している。この電圧
制御発振器A4出力は通常原発振器1出力に対して、位
相、周波数が合致したものとして作動する。
【0023】この時、電圧制御発振器A4と同じ電圧制
御発振器(VCO)B7を、ループフィルタ3より出力
される電圧制御発振器(VCO)A4の制御信号で動作
させれば、電圧制御発振器B7も発振器1と位相、周波
数が合致したものとして作動する。
【0024】このように制御するため、加算器6は、こ
のループフィルタ3よりの制御信号と、カウンタ9の出
力信号でアドレスされその内部に周期的な周波数を変調
するデータが保持されたROM10の出力信号に対応す
るディジタルアナログ変換器12よりの信号を加算して
電圧制御発振器(VCO)B7の制御信号として出力す
る。
【0025】従って、このままでは従来と同様に電圧制
御発振器B7出力は周期的にその発振周波数が約1%程
度周波数変調された信号となってしまう。このため、本
実施の形態例においては、このカウンタ9に対して外部
からリセットを行なうことが可能に構成しており、リセ
ット信号8が入力可能に構成されている。
【0026】このリセット信号の出力タイミングを以下
説明する。
【0027】今画像の処理解像度が600DPIの画像
処理システムを考えると、出力(記録)あるいは入力
(読み取り)幅約300mm1ラインを駆動するクロッ
クは約7000画素となり、周波数を20MHz最大周
波数偏移約1%(−1%から+1%)、変調周期約30
μSの三角波的周期関数で変調すれば、略600画素を
1周期として各画素のクロック周期が変調される様に制
御しており、略7000画素分の画素クロック出力毎に
リセット信号8を出力するように制御する。
【0028】すなわち、変調周期の1/2時点では、正
規の位置から約1.5(=(300*0.01)/2)
画素分(約63.5μ(=42.3*1.5))夫々ず
れた位置に出力(記録)されるあるいは入力される(読
み取られる)事になる。しかしながら1ライン、すなわ
ち7000画素の後端部のずれも、この約1.5画素分
(約63.5μ)以内であるため、大きな問題とはなら
ない。
【0029】つまり、各ライン毎に上述した様に同じ位
相でこの周波数変調を行えば、従来の如くのモアレ縞は
発生しなくなる。即ち、図2に示すカウンタ9は、アド
レス1番地から600番地までのアドレスを繰り返し発
生させるカウンタとして動作させる様に、外部からの例
えばライン同期信号8を用いて、各ラインの先頭では常
に一定のアドレス(例えば1番地)に初期化する様にカ
ウンタをリセットすれば良い。
【0030】通常レーザービームプリンタでは、レーザ
ービームが記録開始位置に到達した事を光学的に検出
し、この検出信号に同期させて記録信号でのレーザー変
調が開始されるが、例えば、この検出信号を本実施の形
態例のカウンタ回路のリセット信号8とすればよい。
【0031】以上説明したように、電圧制御発振器を制
御する制御信号に周期的に微少振幅の周波数変調信号発
生手段出力を重畳する手段を備えることにより、放射ノ
イズを抑圧したクロックを発生できると共に、該周波数
変調信号発生手段に外部からその変調周期を初期化する
事で1ライン毎に変調周期を同期化して、画像上に発生
するモアレを抑圧することができる。 [第2の実施の形態例]以上の説明は、略600画素を
1周期として各画素のクロック周期が変調される様に制
御した例について説明した。しかし、本発明は以上の例
に限定されるものではなく、1ラインの周期を、変調周
期の整数倍に設定しても同様の効果が得られる。
【0032】すなわち、今1ラインを記録する周期が4
05μs(25MHz 10125画素)の場合、変調
周期は30μSである。このため、このままでは13.
5=(405/30)となり整数倍とならない。従って
このままでは各ラインの先端での変調信号との同期化が
必要である。
【0033】従って、ここで、変調周期を25.32μ
s(25MHz×750画素)1ライン周期を405.
12μs(25MHzx10128画素)とするなら、
16=405.12/25.32となり整数倍になる。
第2の実施の形態例ではこのように1ラインの周期を変
調周期の整数倍に設定することで同期化手段を不要とす
る。これによっても各ラインで、変調波形との同期が保
証される。 [第3の実施の形態例]図3は本発明に係る第3の実施
の形態例を示すブロック図であり、上述した第1の実施
の形態例の図2に示す構成と異なる点は、変調信号に擬
似乱数を用いる点である。すなわち、第3の実施の形態
例においては、変調による放射ノイズを抑圧するために
変調波形に乱数を用いるために、図2のカウンタ回路6
に替え、乱数発生器5を備える構成としている。なお、
図3において530,531,532は排他的論理和回
路である。
【0034】以上の図3に示す構成によって、周期的な
ノイズの発生を防ぐことができ、変調による放射ノイズ
を抑圧することが可能である。
【0035】擬似乱数発生器5は例えば、図4に示すい
わゆるシフトレジスタ(501〜525)を25段用い
たM系列乱数の場合、1周期が2の25乗と非常に長く
なるため、各ライン間で変調周期に起因するモアレ縞の
発生は無い。図4において図示しないシステムリセット
信号で25段のFF501…525のいずれか1個の出
力を0にリセットすれば、この乱数発生器は作動する
が、いわゆる各ラインの先頭での同期化は不要である。
【0036】以上の構成においても、上述した第1の実
施の形態例と同様の作用効果が得られる。
【0037】尚、第3の実施の形態例の場合、連続する
4段の出力で4ビットの乱数を発生させているが、その
振幅、周期等は以上の例に限定されるものではなく、隣
接する数100画素での積算周期が略1画素程度以内に
おさまり、その周期が1ラインの画素数に比べて十分大
きく設定されれば、どんな乱数を用いても良い。 [第4の実施の形態例]図2に示す例では、電圧制御発
振器4出力に従う変調を行っているが、本発明は以上の
例に限定されるものではなく、完全なアナログ回路で以
上の変調を行っても良い。すなわち発振器出力とは全く
非同期な例えば歪みを有する三角波をアナログ的に発生
させ、そのアナログ発振器を外部同期信号8で同期化し
ても同様の効果が得られる。 [第5の実施の形態例]図5に本発明に係る第5の実施
の形態例の構成を示す。
【0038】上述した第1の実施の形態例においては、
原発振器1よりのクロック信号に同期させる電圧制御発
振器A4とそれに変調を加えて作動する電圧制御発振器
B7を共に有しているが、図5に示す様に原発振器1出
力を所定の分周器20で分周したクロックに対して、カ
ウンタ9及びROM10で作られた変調信号を加算した
制御信号で作動する電圧制御発振器A4の分周波形をP
LLで同期化すれば、1個のVCOを用いるだけで実現
することが可能である。
【0039】すなわち第4の実施の形態例における変調
波形は平均値0の周期関数であり又、疑似乱数もその平
均値が0である為に、所定値Nでクロックを分周すれ
ば、位相比較器2に入力されるクロックの時間的変動は
より小さくなる。従って、電圧制御発振器A4の出力ク
ロックが所望する周波数に変調されていても、ループフ
ィルタ3の設定で十分変調されていない原発振器1の分
周クロックに追従する。従って電圧制御発振器A4の出
力が、そのままスペクトルが広がったクロックとして、
使用可能となる。
【0040】尚、カウンタ9の外部信号8による同期化
(リセット)により、変調波形が瞬間的に最大1%の周
波数変動を起こすが、以上に説明したように分周器2
0,21の分周比とループフィルタ3の定数によりPL
Lの同期バンド幅を5MHz程度に設定すれば、同期状
態を保つことが可能である。 [その他の実施の形態例]なお、本発明は、複数の機器
(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リ
ーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用し
ても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファ
クシミリ装置など)に適用してもよい。
【0041】例えば、スキャナなどの画像入力装置の画
像入力クロックに適用しても良く、また、ラスター型の
画像1ライン毎の画像データを入出力する画像処理装置
にそのまま適用できる。
【0042】更に、1ライン毎に印刷情報を受け取るプ
リンタへの印刷データ(印刷画素データ)の転送クロッ
クとして用いることにより、放射ノイズ抑圧効果が得ら
れ、モアレなどの発生することのない画像情報を得るこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で画像情報中の放射ノイズ抑圧効果が得られ、
モアレなどの発生することのない画像情報を得ることが
できる。
【0044】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の画像処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本実施の形態例における転送クロッ
ク生成部の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る第3の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3に示す乱数発生器の詳細構成の例を示す図
である。
【図5】本発明に係る第4の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を転送する転送クロックを生成
    するクロック生成装置であって、 所定周波数信号を発振する発振手段と、 周期的に微少振幅の周波数変調信号を発生する発生手段
    と、 前記発振手段での発振周波数信号に前記発生手段での発
    生周波数変調信号を重畳する重畳手段と、 前記重畳手段で重畳された重畳信号に応じて前記発生手
    段よりの発生周波数変調信号を出力するクロック出力手
    段と、 前記発生手段の発生周波数変調信号の位相を所定周期で
    初期化する初期化手段とを有することを特徴とするクロ
    ック生成装置。
  2. 【請求項2】 画像情報はラスタ型画像信号列であり、
    前記初期化手段は、ラスタ型画像信号列の1ライン毎に
    前記発生手段の発生周波数変調信号の位相を初期化する
    ことを特徴とする請求項1記載のクロック生成装置。
  3. 【請求項3】 前記発振手段は、所定周波数のクロック
    信号を発振する発振器と、位相比較器と、ループフィル
    タと、電圧制御発振器とを含み、 前記位相比較器は前記発振器よりの発振信号と前記電圧
    制御発振器よりの出力信号の位相を比較して前記ループ
    フィルタに出力し、前記ループフィルタの出力が前記電
    圧制御発振器の制御信号入力となり、全体として位相同
    期回路を構成して前記ループフィルタ出力を出力クロッ
    ク信号とすることを特徴とする請求項1又は請求項2の
    いずれかに記載のクロック生成装置。
  4. 【請求項4】 前記発生手段は、前記電圧制御発振器よ
    りの出力信号に従ってカウントアップするカウンタ回路
    と、前記カウンタ回路よりの出力信号でアドレスされそ
    の内部に周期的な周波数を変調するデータが保持された
    記憶回路とを含むことを特徴とする請求項3記載のクロ
    ック生成装置。
  5. 【請求項5】 前記初期化手段は、前記カウント回路を
    リセットすることにより前記発生手段の発生周波数変調
    信号の位相を初期化することを特徴とする請求項4記載
    のクロック生成装置。
  6. 【請求項6】 前記重畳手段は、前記記憶回路よりの出
    力情報に対応するアナログ信号と前記ループフィルタよ
    りの出力信号とを加算することにより前記発振手段での
    発振周波数信号に前記発生手段での発生周波数変調信号
    を重畳することを特徴とする請求項3乃至請求項5のい
    ずれかに記載のクロック生成装置。
  7. 【請求項7】 前記クロック出力手段は、前記加算回路
    よりの出力信号を制御信号入力とする電圧制御発振器で
    あることを特徴とする請求項6記載のクロック生成装
    置。
  8. 【請求項8】 ラスタ型1ラインの画像信号の1ラスタ
    ー周期が前記発生手段での発生周波数変調信号の変調周
    期の整数倍に等しいことを特徴とする請求項2記載のク
    ロック発生装置。
  9. 【請求項9】 画像情報を転送する転送クロックを生成
    するクロック生成装置であって、 所定周波数信号を発振する発振手段と、 周期的に微少振幅の周波数変調信号を発生する発生手段
    と、 前記発振手段での発振周波数信号に前記発生手段での発
    生周波数変調信号を重畳する重畳手段と、 前記重畳手段で重畳された重畳信号に応じて前記発生手
    段よりの発生周波数変調信号を出力するクロック出力手
    段と、 前記発生手段の発生周波数変調信号の位相を所定周期で
    初期化する初期化手段とを有し、 前記発生手段は、乱数発生手段を含み、前記乱数発生手
    段よりの発生乱数を用いて微少振幅の周波数変調信号を
    発生することを特徴とするクロック生成装置。
  10. 【請求項10】 所定周波数信号を発振する発振手段を
    備え、画像情報を転送する転送クロックを生成するクロ
    ック生成装置におけるクロック生成方法であって、 周期的に微少振幅の周波数変調信号を発生させ、発生周
    波数変調信号の位相を所定周期で初期化するとともに、
    前記発振手段での発振周波数信号に前記発生周波数変調
    信号を重畳して重畳された重畳信号に応じて前記発生周
    波数変調信号をクロック信号として出力することを特徴
    とするクロック生成方法。
  11. 【請求項11】 画像情報はラスタ型画像信号列であ
    り、位相の初期化はラスタ型画像信号列の1ライン毎に
    発生周波数変調信号の位相を初期化することにより行な
    うことを特徴とする請求項10記載のクロック生成方
    法。
  12. 【請求項12】 ラスタ型1ラインの画像信号の1ラス
    ター周期が前記発生周波数変調信号の変調周期の整数倍
    に等しいことを特徴とする請求項11記載のクロック発
    生方法。
  13. 【請求項13】 所定周波数信号を発振する発振手段を
    備え、画像情報を転送する転送クロックを生成するクロ
    ック生成装置におけるクロック生成方法であって、 乱数発生手段よりの発生乱数を用いて周期的に微少振幅
    の周波数変調信号を発生させるとともに発生周波数変調
    信号の位相を所定周期で初期化し、前記発振手段での発
    振周波数信号に前記発生周波数変調信号を重畳した重畳
    信号に応じて前記発生周波数変調信号を出力してクロッ
    ク出力とすることを特徴とするクロック生成方法。
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JP9307412A Withdrawn JPH11146194A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 クロック生成装置及び方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183580A (ja) * 2013-03-15 2014-09-29 Intel Corp クロック信号にスペクトラム拡散を提供する装置及びシステム

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