JPH11145851A - インタリーブ回路 - Google Patents
インタリーブ回路Info
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- JPH11145851A JPH11145851A JP32221197A JP32221197A JPH11145851A JP H11145851 A JPH11145851 A JP H11145851A JP 32221197 A JP32221197 A JP 32221197A JP 32221197 A JP32221197 A JP 32221197A JP H11145851 A JPH11145851 A JP H11145851A
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- Japan
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- signal
- address
- memory
- transmission
- address counter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送遅延の1フレーム分の低減化、隣接デー
タの並び替え間隔の拡張、バースト誤りに対する訂正能
力の向上を期すインタリーブ回路を提供する。 【解決手段】 送信側インタリーブ回路において、送信
側クロック信号4をカウントするアドレスカウンタ2で
2ポートRAM1に送信データ信号7を順次行方向に書
き込みながら、インバータ5で半クロック分遅延した送
信側クロック信号11をカウントするアドレスカウンタ
3により2ポートRAM1の送信データ信号7を順次列
方向に読み出してインタリーブ出力信号10を出力す
る。受信側ディインタリーブ回路では、インタリーブ出
力信号10を受信データ信号として列方向書込み用のア
ドレスカウンタで2ポートRAMに列方向に受信データ
信号を書き込みながら、行方向読出し用のアドレスカウ
ンタで行方向に読み出してディインタリーブ出力信号を
得る。
タの並び替え間隔の拡張、バースト誤りに対する訂正能
力の向上を期すインタリーブ回路を提供する。 【解決手段】 送信側インタリーブ回路において、送信
側クロック信号4をカウントするアドレスカウンタ2で
2ポートRAM1に送信データ信号7を順次行方向に書
き込みながら、インバータ5で半クロック分遅延した送
信側クロック信号11をカウントするアドレスカウンタ
3により2ポートRAM1の送信データ信号7を順次列
方向に読み出してインタリーブ出力信号10を出力す
る。受信側ディインタリーブ回路では、インタリーブ出
力信号10を受信データ信号として列方向書込み用のア
ドレスカウンタで2ポートRAMに列方向に受信データ
信号を書き込みながら、行方向読出し用のアドレスカウ
ンタで行方向に読み出してディインタリーブ出力信号を
得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インタリーブ回
路に関し、特に、送信側インタリーブ回路のメモリと受
信側ディインタリーブ回路のメモリへのデータの書込と
読出とを同時に行うようにして、インタリーブ変換前の
データ列を1フレームのみの遅延で復元でき、かつ長時
間のバーストの誤りに対する誤り訂正能力の向上をも可
能とするようにしたインタリーブ回路に関する。
路に関し、特に、送信側インタリーブ回路のメモリと受
信側ディインタリーブ回路のメモリへのデータの書込と
読出とを同時に行うようにして、インタリーブ変換前の
データ列を1フレームのみの遅延で復元でき、かつ長時
間のバーストの誤りに対する誤り訂正能力の向上をも可
能とするようにしたインタリーブ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星通信分野などに誤り訂正符号
を用いたディジタル通信方式が採用されている。特に、
SCPC−PSK変調方式に用いられている誤り訂正符
号には、ブロック符号のBCH符号と畳み込み符号の自
己直交符号がある。しかし、これらの誤り訂正符号はラ
ンダムに発生するビット誤りについては訂正可能である
が、数ビット連続したバースト誤りには、対処できない
欠点がある。
を用いたディジタル通信方式が採用されている。特に、
SCPC−PSK変調方式に用いられている誤り訂正符
号には、ブロック符号のBCH符号と畳み込み符号の自
己直交符号がある。しかし、これらの誤り訂正符号はラ
ンダムに発生するビット誤りについては訂正可能である
が、数ビット連続したバースト誤りには、対処できない
欠点がある。
【0003】そこで、連続したバースト誤りを分散させ
て誤り訂正能力を高める目的で、インタリーブ回路が用
いられている。このインタリーブ回路はデータを並べ替
える送信側インタリーブ回路と、元のデータ列に並び戻
す受信側ディインタリーブ回路と分かれている(以下、
送り側のみを示す場合には、「送信側インタリーブ回
路」と表現し、受け側のみを示す場合には、「受信側デ
ィインタリーブ回路」と表現し、さらに、両者を合わせ
た場合には、「インタリーブ回路」と表現することにす
る。)。このインタリーブ回路に関連する公知例とし
て、たとえば、特開平01−208925公報(以下、
第1公報という)、特開平02−143714号公報
(以下、第2公報という)が知られている。
て誤り訂正能力を高める目的で、インタリーブ回路が用
いられている。このインタリーブ回路はデータを並べ替
える送信側インタリーブ回路と、元のデータ列に並び戻
す受信側ディインタリーブ回路と分かれている(以下、
送り側のみを示す場合には、「送信側インタリーブ回
路」と表現し、受け側のみを示す場合には、「受信側デ
ィインタリーブ回路」と表現し、さらに、両者を合わせ
た場合には、「インタリーブ回路」と表現することにす
る。)。このインタリーブ回路に関連する公知例とし
て、たとえば、特開平01−208925公報(以下、
第1公報という)、特開平02−143714号公報
(以下、第2公報という)が知られている。
【0004】これらの第1および第2公報のうち、第1
の公報の場合には、伝送空間でインタリーブの次数の2
倍のビットがバースト誤りを起こすと、このバースト誤
りビットは受信側インタリーブ回路で並び替えられる時
点で1フレームに均等に分配され、等価的に2ビット連
続したランダム誤りが生じた場合に、畳み込み符号法で
は、それぞれの誤りのパターンが重複して誤りの訂正が
できなくなるのを解決しようとしているものである。こ
の解決のために、送信側インタリーブ回路においては、
直・並列変換回路でそれぞれ所定の複数ビットで構成さ
れて連続して順次交互に入力される第1と第2のフレー
ムを含む送信データ信号を、各フレームごとに奇数番目
ビットと偶数番目ビットに分離して出力する。
の公報の場合には、伝送空間でインタリーブの次数の2
倍のビットがバースト誤りを起こすと、このバースト誤
りビットは受信側インタリーブ回路で並び替えられる時
点で1フレームに均等に分配され、等価的に2ビット連
続したランダム誤りが生じた場合に、畳み込み符号法で
は、それぞれの誤りのパターンが重複して誤りの訂正が
できなくなるのを解決しようとしているものである。こ
の解決のために、送信側インタリーブ回路においては、
直・並列変換回路でそれぞれ所定の複数ビットで構成さ
れて連続して順次交互に入力される第1と第2のフレー
ムを含む送信データ信号を、各フレームごとに奇数番目
ビットと偶数番目ビットに分離して出力する。
【0005】第1〜第4のメモリに対して、フレームリ
ード・ライト制御手段により第1のフレームと同期して
第1と第2のメモリを書込み状態にして、アドレス信号
発生手段により行方向に各行を順次アクセスして第1の
フレームの送信データ信号を書き込むとともに、フレー
ムリード・ライト制手段により第3と第4のメモリを読
出し状態にし、その読出し状態にあるメモリに対してア
ドレス信号発生手段により列方向に各列を順次アクセス
する。また、フレームリード・ライト制御手段により第
2のフレームに同期して第3と第4のメモリを書込み状
態とし、この書込み状態にある第3と第4のメモリに対
してアドレス信号発生手段により行方向に各行を順次ア
クセスして第2のフレームの送信データ信号を書き込む
とともに、フレームリード・ライト制御手段により第1
と第2のメモリを読出し状態とし、この読出し状態にあ
る第1と第2のメモリに対してアドレス信号発生手段に
より各列を順次アクセスする。
ード・ライト制御手段により第1のフレームと同期して
第1と第2のメモリを書込み状態にして、アドレス信号
発生手段により行方向に各行を順次アクセスして第1の
フレームの送信データ信号を書き込むとともに、フレー
ムリード・ライト制手段により第3と第4のメモリを読
出し状態にし、その読出し状態にあるメモリに対してア
ドレス信号発生手段により列方向に各列を順次アクセス
する。また、フレームリード・ライト制御手段により第
2のフレームに同期して第3と第4のメモリを書込み状
態とし、この書込み状態にある第3と第4のメモリに対
してアドレス信号発生手段により行方向に各行を順次ア
クセスして第2のフレームの送信データ信号を書き込む
とともに、フレームリード・ライト制御手段により第1
と第2のメモリを読出し状態とし、この読出し状態にあ
る第1と第2のメモリに対してアドレス信号発生手段に
より各列を順次アクセスする。
【0006】この読出し状態にある第2と第4のメモリ
に対して読み出し状態の前半の期間フレームリード・ラ
イト制御手段により保持状態として読み出し状態を停止
させるとともに、第1と第3のメモリを後半の保持状態
として読み出し動作を停止させる。さらに、第1〜第4
のメモリから読み出される信号を出力セレクタにより対
応する順序で順次出力するようにしている。
に対して読み出し状態の前半の期間フレームリード・ラ
イト制御手段により保持状態として読み出し状態を停止
させるとともに、第1と第3のメモリを後半の保持状態
として読み出し動作を停止させる。さらに、第1〜第4
のメモリから読み出される信号を出力セレクタにより対
応する順序で順次出力するようにしている。
【0007】一方、受信側ディインタリーブ回路では、
受信側のフレームリード・ライト制御手段により第1の
フレームの奇数番目ビット、偶数番目ビットと、第2の
フレームの奇数番目ビット、偶数番目ビットの順で順次
伝達される受信データ信号の第1のフレームと同期して
受信側の第1のメモリと第2のメモリを書込み状態に
し、受信側のアドレス信号発生手段によりこの書込み状
態にあるメモリに対して列方向に各列を順次アクセスす
る。また、受信側のフレームリード・ライト制御手段に
より受信側の第3と第4のメモリを読出し状態にし、こ
の読出し状態にあるメモリに対して受信側のアドレス信
号発生手段により行方向に各行を順次アクセスする。受
信データ信号の第2のフレームと同期して受信側の第3
と第4のメモリを書き込み状態にし、アドレス信号発生
手段によりこの書込み状態にあるメモリに対して列方向
に各列を順次アクセスするとともに、受信側のフレーム
リード・ライト制御手段により第1と第2のメモリを読
出し状態にし、この読出し状態にある第1と第2のメモ
リに対してアドレス信号発生手段により行方向に各行を
順次アクセセスする。
受信側のフレームリード・ライト制御手段により第1の
フレームの奇数番目ビット、偶数番目ビットと、第2の
フレームの奇数番目ビット、偶数番目ビットの順で順次
伝達される受信データ信号の第1のフレームと同期して
受信側の第1のメモリと第2のメモリを書込み状態に
し、受信側のアドレス信号発生手段によりこの書込み状
態にあるメモリに対して列方向に各列を順次アクセスす
る。また、受信側のフレームリード・ライト制御手段に
より受信側の第3と第4のメモリを読出し状態にし、こ
の読出し状態にあるメモリに対して受信側のアドレス信
号発生手段により行方向に各行を順次アクセスする。受
信データ信号の第2のフレームと同期して受信側の第3
と第4のメモリを書き込み状態にし、アドレス信号発生
手段によりこの書込み状態にあるメモリに対して列方向
に各列を順次アクセスするとともに、受信側のフレーム
リード・ライト制御手段により第1と第2のメモリを読
出し状態にし、この読出し状態にある第1と第2のメモ
リに対してアドレス信号発生手段により行方向に各行を
順次アクセセスする。
【0008】さらに、書込み状態にある第1〜第4のメ
モリのうち、第2と第4のメモリを書込み状態の前半の
期間受信側のフレームリード・ライト制御手段により保
持状態として書込み動作を停止させるとともに、第1と
第3のメモリを後半の期間保持状態として書込み動作を
停止させる。第1と第2のメモリから読み出される信号
を第1の並・直列変換回路により1ビットごとに交互に
取り出して直列にして出力するとともに、第2の並・直
列変換回路により第3と第4のメモリから読み出される
信号を1ビットごとに交互に取り出して配列する。第1
の並・直列変換回路と第2の並・直列変換回路の出力信
号を出力セレクタにより受信データ信号の各フレームに
対応して交互に切り替えてディインタリーブ信号を出力
するようにしている。
モリのうち、第2と第4のメモリを書込み状態の前半の
期間受信側のフレームリード・ライト制御手段により保
持状態として書込み動作を停止させるとともに、第1と
第3のメモリを後半の期間保持状態として書込み動作を
停止させる。第1と第2のメモリから読み出される信号
を第1の並・直列変換回路により1ビットごとに交互に
取り出して直列にして出力するとともに、第2の並・直
列変換回路により第3と第4のメモリから読み出される
信号を1ビットごとに交互に取り出して配列する。第1
の並・直列変換回路と第2の並・直列変換回路の出力信
号を出力セレクタにより受信データ信号の各フレームに
対応して交互に切り替えてディインタリーブ信号を出力
するようにしている。
【0009】つまり、この第1の公報の場合は、送信側
インタリーブ回路において、送信データ信号を直・並列
変換して奇数番目ビットと偶数番目ビットとを別々のメ
モリでインタリーブし、これを受信側ディインタリーブ
回路でディインタリーブするようにしたものである。こ
れによって、伝送空間で発生したインタリーブの次数の
2倍のバースト誤りが並べ替えられ、1ビット間をおい
たランダム誤りとするようにしている。
インタリーブ回路において、送信データ信号を直・並列
変換して奇数番目ビットと偶数番目ビットとを別々のメ
モリでインタリーブし、これを受信側ディインタリーブ
回路でディインタリーブするようにしたものである。こ
れによって、伝送空間で発生したインタリーブの次数の
2倍のバースト誤りが並べ替えられ、1ビット間をおい
たランダム誤りとするようにしている。
【0010】上記第2の公報の場合には、フレームカウ
ンタに送信要求信号と送信クロック信号とが入力する
と、セレクタ制御信号を発生させるとともに、送信要求
信号と送信クロック信号とが第1〜第3アドレスカウン
タに入力すると、第1アドレスカウンタはメモリのアド
レスを1行目から行方向に順次アドレス指定を行い、第
2アドレスカウンタはメモリのアドレスを1列置きに奇
数列についてのみ列方向に順次アドレス指定を行い、第
3アドレスカウンタはメモリのアドレスを1列置きに偶
数列についてのみ列方向に順次アドレス指定する。第1
ないし第3アドレスカウンタの出力信号とフレームカウ
ンタから出力されるセレクタ制御信号とを第1、第2デ
ータセレクタに入力し、第1、第2データセレクタによ
りそれぞれ第1、第2メモリに対して第1ないし第3ア
ドレスカウンタのどの出力信号でアドレスを指定するか
を選択する。
ンタに送信要求信号と送信クロック信号とが入力する
と、セレクタ制御信号を発生させるとともに、送信要求
信号と送信クロック信号とが第1〜第3アドレスカウン
タに入力すると、第1アドレスカウンタはメモリのアド
レスを1行目から行方向に順次アドレス指定を行い、第
2アドレスカウンタはメモリのアドレスを1列置きに奇
数列についてのみ列方向に順次アドレス指定を行い、第
3アドレスカウンタはメモリのアドレスを1列置きに偶
数列についてのみ列方向に順次アドレス指定する。第1
ないし第3アドレスカウンタの出力信号とフレームカウ
ンタから出力されるセレクタ制御信号とを第1、第2デ
ータセレクタに入力し、第1、第2データセレクタによ
りそれぞれ第1、第2メモリに対して第1ないし第3ア
ドレスカウンタのどの出力信号でアドレスを指定するか
を選択する。
【0011】第1、第2メモリは、フレームカウンタか
らのセレクタ制御信号により書込みと読出しとの選択を
行い、書込みモードの設定時には第1、第2データセレ
クタから選択されたアドレス指定信号により送信データ
信号を書き込む。また、第1、第2メモリは、読出しモ
ードの設定時には、書き込まれた送信データ信号を読み
出して、読出しデータ信号をセレクタに出力する。第
1、第2メモリで読み出された読出しデータ信号は、フ
レームカウンタからのセレクタ制御信号によりセレクタ
において多重化してインタリーブ信号を出力するように
している。
らのセレクタ制御信号により書込みと読出しとの選択を
行い、書込みモードの設定時には第1、第2データセレ
クタから選択されたアドレス指定信号により送信データ
信号を書き込む。また、第1、第2メモリは、読出しモ
ードの設定時には、書き込まれた送信データ信号を読み
出して、読出しデータ信号をセレクタに出力する。第
1、第2メモリで読み出された読出しデータ信号は、フ
レームカウンタからのセレクタ制御信号によりセレクタ
において多重化してインタリーブ信号を出力するように
している。
【0012】なお、インタリーバをデータ伝送装置に適
用した従来例として、たとえば、特開平09−1866
77号公報(以下、第3公報という)が知られている。
この第3公報の場合は、送信部の誤り訂正符号化器から
入力する誤り訂正符号の信号をインタリーバに入力し、
このインタリーバで信号の伝送速度に応じてインタリー
ブの深さを250μsec以上、8.2msec以下の
範囲内で設定する。この設定したインタリーブの深さで
入力信号をインタリーブして、変調器で変調した後にC
ATV伝送路に送信する。
用した従来例として、たとえば、特開平09−1866
77号公報(以下、第3公報という)が知られている。
この第3公報の場合は、送信部の誤り訂正符号化器から
入力する誤り訂正符号の信号をインタリーバに入力し、
このインタリーバで信号の伝送速度に応じてインタリー
ブの深さを250μsec以上、8.2msec以下の
範囲内で設定する。この設定したインタリーブの深さで
入力信号をインタリーブして、変調器で変調した後にC
ATV伝送路に送信する。
【0013】受信部では、CATV伝送路からの信号を
復調器で復調した後に、ディインタリーバに送出して、
ディインタリーバにおいてインタリーバとは逆の動作を
行って復調器の出力でバースト的な誤りを断続的に分散
させて、継続時間が250μsec以下のノイズによる
信号の符号誤りを拡散させるよにしたものである。これ
らの第1〜第3の公報はいずれも送信側インタリーブ回
路と受信側ディインタリーブ回路の双方でメモリへのデ
ータの書込みと読出しを同時に進行させてデータの伝送
遅延を短縮させ、かつ前フレームのデータを含む並び替
えを実現する技術思想については、言及されていない。
復調器で復調した後に、ディインタリーバに送出して、
ディインタリーバにおいてインタリーバとは逆の動作を
行って復調器の出力でバースト的な誤りを断続的に分散
させて、継続時間が250μsec以下のノイズによる
信号の符号誤りを拡散させるよにしたものである。これ
らの第1〜第3の公報はいずれも送信側インタリーブ回
路と受信側ディインタリーブ回路の双方でメモリへのデ
ータの書込みと読出しを同時に進行させてデータの伝送
遅延を短縮させ、かつ前フレームのデータを含む並び替
えを実現する技術思想については、言及されていない。
【0014】一方、後述するこの発明に近似する従来の
インタリーブ回路として、たとえば、図15以下に示す
ようなインタリーブ回路が知られている。図15は従来
のインタリーブ回路における送信側インタリーブ回路の
構成を示すブロック図である。この図15において、同
じ記憶容量のRAMによるメモリ101,102を使用
して2系統のデータ並び替え回路を構成している。フレ
ームカウンタ103とアドレスカウンタ107,108
にそれぞれ送信側クロック信号111が入力されるよう
になっている。
インタリーブ回路として、たとえば、図15以下に示す
ようなインタリーブ回路が知られている。図15は従来
のインタリーブ回路における送信側インタリーブ回路の
構成を示すブロック図である。この図15において、同
じ記憶容量のRAMによるメモリ101,102を使用
して2系統のデータ並び替え回路を構成している。フレ
ームカウンタ103とアドレスカウンタ107,108
にそれぞれ送信側クロック信号111が入力されるよう
になっている。
【0015】フレームカウンタ103に送信側クロック
信号が入力されると、フレームごとに送信側クロック信
号をカウントして切替え信号116をアドレスセレクタ
104のセレクタ端子sとメモリ101のリード/ライ
ト切替え端子W/R、データセレクタ106に出力する
ようにしている。また、このフレームカウンタ103か
ら出力される切替信号116はインバータ109により
反転されて切替信号117をアドレスセレクタ105の
セレクタ端子s、メモリ102のリード/ライト切替え
端子W/R、データセレクタ106に出力するようにし
ている。
信号が入力されると、フレームごとに送信側クロック信
号をカウントして切替え信号116をアドレスセレクタ
104のセレクタ端子sとメモリ101のリード/ライ
ト切替え端子W/R、データセレクタ106に出力する
ようにしている。また、このフレームカウンタ103か
ら出力される切替信号116はインバータ109により
反転されて切替信号117をアドレスセレクタ105の
セレクタ端子s、メモリ102のリード/ライト切替え
端子W/R、データセレクタ106に出力するようにし
ている。
【0016】アドレスカウンタ107,108は送信側
フレーム信号112の入力ごとにKカウント内容を初期
化して送信側クロック信号をカウントし、メモリ10
1,102の書込みアドレスと読出しアドレスを指定す
るための行方向アドレス信号113と、列方向アドレス
信号114をそれぞれアドレスセレクタ104,105
に出力するようにしている。アドレスセレクタ104,
105はそれぞれ切替え信号116,117によりアド
レスカウンタ107,108からの行方向アドレス信号
113、列方向アドレス信号114をを切り替えて、メ
モリ101,102に送信データ信110を列方向ある
いは行方向に書き込んだり、読み出すようにアドレス信
号118,119を出力するようにしている。データセ
レクタ106は、切替信号116,117により、メモ
リ101,102からそれぞれ読み出されるメモリ出力
を切り替えてインタリーブ出力信号122として出力す
るように構成している。
フレーム信号112の入力ごとにKカウント内容を初期
化して送信側クロック信号をカウントし、メモリ10
1,102の書込みアドレスと読出しアドレスを指定す
るための行方向アドレス信号113と、列方向アドレス
信号114をそれぞれアドレスセレクタ104,105
に出力するようにしている。アドレスセレクタ104,
105はそれぞれ切替え信号116,117によりアド
レスカウンタ107,108からの行方向アドレス信号
113、列方向アドレス信号114をを切り替えて、メ
モリ101,102に送信データ信110を列方向ある
いは行方向に書き込んだり、読み出すようにアドレス信
号118,119を出力するようにしている。データセ
レクタ106は、切替信号116,117により、メモ
リ101,102からそれぞれ読み出されるメモリ出力
を切り替えてインタリーブ出力信号122として出力す
るように構成している。
【0017】次に、この図15の送信側インタリーブ回
路の動作を図16のタイミングチャートを参照して説明
する。アドレスカウンタ107,108にフレーム信号
112が入力されると、アドレスカウンタ107,10
8が初期化される。また、クロック信号111がフレー
ムカウンタ103、アドレスカウンタ107,108に
入力される。フレームカウンタ103は図16(a)に
示す送信データ信号110をフレーム単位でメモリ10
1,102に書き込んだり読み出したりするためにフレ
ームをカウントし、図16(b)に示しような切替え信
号116をインバータ109、アドレスセレクタ10
4、メモリ101のリード/ライト切替え端子W/R、
データセレクタ106に出力する。インバータ109に
この切替信号116を送出することにより、インバータ
109はこの切替信号116を反転した切替信号117
をアドレスセレクタ105のセレクタ端子s、メモリ1
02のリード/ライト切替え端子、データセレクタ10
6に出力する。
路の動作を図16のタイミングチャートを参照して説明
する。アドレスカウンタ107,108にフレーム信号
112が入力されると、アドレスカウンタ107,10
8が初期化される。また、クロック信号111がフレー
ムカウンタ103、アドレスカウンタ107,108に
入力される。フレームカウンタ103は図16(a)に
示す送信データ信号110をフレーム単位でメモリ10
1,102に書き込んだり読み出したりするためにフレ
ームをカウントし、図16(b)に示しような切替え信
号116をインバータ109、アドレスセレクタ10
4、メモリ101のリード/ライト切替え端子W/R、
データセレクタ106に出力する。インバータ109に
この切替信号116を送出することにより、インバータ
109はこの切替信号116を反転した切替信号117
をアドレスセレクタ105のセレクタ端子s、メモリ1
02のリード/ライト切替え端子、データセレクタ10
6に出力する。
【0018】さらに、アドレスカウンタ107,108
は、クロック信号111をカウントしてメモリ101,
102の行方向アドレス信号113をアドレスカウンタ
104と105に出力する。同様にして、アドレスカウ
ンタ108も送信側フレーム信号により初期化される
と、クロック信号111をカウントしてメモリ101,
102の列方向のアドレスをカウントして列方向アドレ
ス信号114をアドレスセレクタ104と105に出力
する。アドレスセレクタ104は切替え信号116によ
り行方向アドレス信号113と列方向アドレス信号11
4とを交互に選択して図16(c)に示すように、アド
レス信号118をメモリ101に送り、メモリ101の
行方向のアドレスと列方向のアドレスとを交互にして、
それぞれ順次アドス指定していく。
は、クロック信号111をカウントしてメモリ101,
102の行方向アドレス信号113をアドレスカウンタ
104と105に出力する。同様にして、アドレスカウ
ンタ108も送信側フレーム信号により初期化される
と、クロック信号111をカウントしてメモリ101,
102の列方向のアドレスをカウントして列方向アドレ
ス信号114をアドレスセレクタ104と105に出力
する。アドレスセレクタ104は切替え信号116によ
り行方向アドレス信号113と列方向アドレス信号11
4とを交互に選択して図16(c)に示すように、アド
レス信号118をメモリ101に送り、メモリ101の
行方向のアドレスと列方向のアドレスとを交互にして、
それぞれ順次アドス指定していく。
【0019】メモリ101は切替え信号116により図
16(b)に示すようにフレームA,C,E・・・の奇
数番目のフレームに対応して送信データ信号を行方向に
書き込み、この奇数番目のフレームA,C,E,・・・
の送信データ信号110の書き込みが終了するごとに切
替信号116により、列方向のアドレス信号がメモリ1
01に入力されて、列方向のアドレス指定を行う。これ
により、図16(e)に示すように、奇数番目のフレー
ムA,C,E・・・に対応して書き込まれた送信データ
信号を偶数番目のフレームB,D,Eに対応して列方向
のアドレス順に読み出す。
16(b)に示すようにフレームA,C,E・・・の奇
数番目のフレームに対応して送信データ信号を行方向に
書き込み、この奇数番目のフレームA,C,E,・・・
の送信データ信号110の書き込みが終了するごとに切
替信号116により、列方向のアドレス信号がメモリ1
01に入力されて、列方向のアドレス指定を行う。これ
により、図16(e)に示すように、奇数番目のフレー
ムA,C,E・・・に対応して書き込まれた送信データ
信号を偶数番目のフレームB,D,Eに対応して列方向
のアドレス順に読み出す。
【0020】同様にして、アドレスセレクタ105は切
替え信号117により行方向アドレス信号113と列方
向アドレス信号114とを交互に選択して図16(d)
に示すように、アドレス信号119をメモリ102に送
り、メモリ102の行方向のアドレスと列方向のアドレ
スとを交互にして、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
替え信号117により行方向アドレス信号113と列方
向アドレス信号114とを交互に選択して図16(d)
に示すように、アドレス信号119をメモリ102に送
り、メモリ102の行方向のアドレスと列方向のアドレ
スとを交互にして、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
【0021】メモリ102は切替え信号117により図
16(f)に示すようにフレームB,D,F・・・の偶
数番目のフレームに対応して送信データ信号を行方向に
書き込み、この偶数番目のフレームB,D,F,・・・
の送信データ信号110の書き込みが終了するごとに切
替え信号117により、列方向のアドレス信号がメモリ
102に入力されて、列方向のアドレス指定を行う。こ
れにより、図16(f)に示すように、偶数番目のフレ
ームB,D,F・・・に対応して書き込まれた送信デー
タ信号を奇数番目のフレームC,Eに対応して列方向の
アドレス順に読み出す。メモリ101から読み出された
メモリ出力信号120とメモリ102から読み出された
メモリ出力信号121は、データセレクタ106に出力
される。データセレクタ106は切替え信号116と1
17とにより、メモリ出力信号120とメモリ出力信号
121とを切り換えて、図16(g)に示すように、イ
ンタリーブ出力信号122を取り出す。
16(f)に示すようにフレームB,D,F・・・の偶
数番目のフレームに対応して送信データ信号を行方向に
書き込み、この偶数番目のフレームB,D,F,・・・
の送信データ信号110の書き込みが終了するごとに切
替え信号117により、列方向のアドレス信号がメモリ
102に入力されて、列方向のアドレス指定を行う。こ
れにより、図16(f)に示すように、偶数番目のフレ
ームB,D,F・・・に対応して書き込まれた送信デー
タ信号を奇数番目のフレームC,Eに対応して列方向の
アドレス順に読み出す。メモリ101から読み出された
メモリ出力信号120とメモリ102から読み出された
メモリ出力信号121は、データセレクタ106に出力
される。データセレクタ106は切替え信号116と1
17とにより、メモリ出力信号120とメモリ出力信号
121とを切り換えて、図16(g)に示すように、イ
ンタリーブ出力信号122を取り出す。
【0022】次に、従来のインタリーブ回路における受
信側ディインタリーブ回路について、図17、図18に
より説明する。図17はこの受信側ディインタリーブ回
路の構成を示すブロック図である。この図17におい
て、受信側ディインタリーブ回路も図15で示した送信
側インタリーブ回路と同様に、同じ記憶容量のRAMに
よるメモリ131,132を使用して2系統のデータ並
替え回路を構成している。
信側ディインタリーブ回路について、図17、図18に
より説明する。図17はこの受信側ディインタリーブ回
路の構成を示すブロック図である。この図17におい
て、受信側ディインタリーブ回路も図15で示した送信
側インタリーブ回路と同様に、同じ記憶容量のRAMに
よるメモリ131,132を使用して2系統のデータ並
替え回路を構成している。
【0023】フレームカウンタ133とアドレスカウン
タ137,138にそれぞれ受信側クロック信号141
が入力されるようになっている。フレームカウンタ13
3に受信側クロック信号が入力されると、フレームごと
に受信側クロック信号をカウントして切替信号146を
アドレスセレクタ134のセレクタ端子sとメモリ13
1のリード/ライト切替え端子W/R、データセレクタ
136に出力するようにしている。
タ137,138にそれぞれ受信側クロック信号141
が入力されるようになっている。フレームカウンタ13
3に受信側クロック信号が入力されると、フレームごと
に受信側クロック信号をカウントして切替信号146を
アドレスセレクタ134のセレクタ端子sとメモリ13
1のリード/ライト切替え端子W/R、データセレクタ
136に出力するようにしている。
【0024】また、このフレームカウンタ133から出
力される切替え信号146はインバータ139により反
転されて切替え信号147をアドレスセレクタ135の
セレクタ端子s、メモリ132のリード/ライト切替え
端子W/R、データセレクタ136に出力するようにし
ている。アドレスカウンタ137,138は送信側フレ
ーム信号142の入力ごとに初期化されて送信側クロッ
ク信号141をカウントし、メモリ131,132の書
込みアドレスと読出しアドレスを指定するための列方向
アドレス信号143と、行方向アドレス信号144をそ
れぞれアドレスセレクタ134,135に出力するよう
にしている。
力される切替え信号146はインバータ139により反
転されて切替え信号147をアドレスセレクタ135の
セレクタ端子s、メモリ132のリード/ライト切替え
端子W/R、データセレクタ136に出力するようにし
ている。アドレスカウンタ137,138は送信側フレ
ーム信号142の入力ごとに初期化されて送信側クロッ
ク信号141をカウントし、メモリ131,132の書
込みアドレスと読出しアドレスを指定するための列方向
アドレス信号143と、行方向アドレス信号144をそ
れぞれアドレスセレクタ134,135に出力するよう
にしている。
【0025】アドレスセレクタ134,135はそれぞ
れ切替え信号146,147によりアドレスカウンタ1
37,138からの列方向アドレス信号143、行方向
アドレス信号144を切り替えて、メモリ131,13
2に受信データ信140を行方向あるいは列方向に書き
込んだり、読み出すようにアドレス信号148,149
を出力するようにしている。データセレクタ136は、
切替え信号146,147により、メモリ131,13
2からそれぞれ読み出されるメモリ出力を切り替えてデ
ィインタリーブ出力信号152として出力するように構
成している。
れ切替え信号146,147によりアドレスカウンタ1
37,138からの列方向アドレス信号143、行方向
アドレス信号144を切り替えて、メモリ131,13
2に受信データ信140を行方向あるいは列方向に書き
込んだり、読み出すようにアドレス信号148,149
を出力するようにしている。データセレクタ136は、
切替え信号146,147により、メモリ131,13
2からそれぞれ読み出されるメモリ出力を切り替えてデ
ィインタリーブ出力信号152として出力するように構
成している。
【0026】次に、この図17の受信側ディインタリー
ブ回路の動作を図18のタイミングチャートを参照して
説明する。クロック信号141がフレームカウンタ13
3、アドレスカウンタ137,138に入力される。フ
レームカウンタ133は図18(a)に示す受信データ
信号140をフレーム単位でメモリ131,132に書
き込んだり読み出したりするためにフレームをカウント
し、図18(b)に示しような切替え信号146をイン
バータ139、アドレスセレクタ134のセレクタ端子
s、メモリ131のリード/ライト切替え端子W/R、
データセレクタ136に出力する。また、インバータ1
39にこの切替信号146を送出することにより、イン
バータ139はこの切替信号146を反転した切替え信
号147をアドレスセレクタ135のセレクタ端子s、
メモリ132のリード/ライト切替え端子W/R、デー
タセレクタ136に出力する。
ブ回路の動作を図18のタイミングチャートを参照して
説明する。クロック信号141がフレームカウンタ13
3、アドレスカウンタ137,138に入力される。フ
レームカウンタ133は図18(a)に示す受信データ
信号140をフレーム単位でメモリ131,132に書
き込んだり読み出したりするためにフレームをカウント
し、図18(b)に示しような切替え信号146をイン
バータ139、アドレスセレクタ134のセレクタ端子
s、メモリ131のリード/ライト切替え端子W/R、
データセレクタ136に出力する。また、インバータ1
39にこの切替信号146を送出することにより、イン
バータ139はこの切替信号146を反転した切替え信
号147をアドレスセレクタ135のセレクタ端子s、
メモリ132のリード/ライト切替え端子W/R、デー
タセレクタ136に出力する。
【0027】さらに、アドレスカウンタ137には、受
信側フレーム信号が入力されると、初期化され、クロッ
ク信号141をカウントしてメモリ131,132の列
方向アドレスをカウントして列方向アドレス信号143
をアドレスセレクタ134と135に出力する。同様に
して、アドレスカウンタ138も受信側フレーム信号が
入力されると、初期化され、クロック信号141をカウ
ントしてメモリ131,132の行方向のアドレスをカ
ウントして行方向アドレス信号144をアドレスセレク
タ134と135に出力する。アドレスセレクタ134
は切替え信号146により列方向アドレス信号143と
行方向アドレス信号144とを交互に選択して図18
(c)に示すように、アドレス信号148をメモリ13
1に送り、メモリ131の列方向のアドレスと行方向の
アドレスとを交互に、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
信側フレーム信号が入力されると、初期化され、クロッ
ク信号141をカウントしてメモリ131,132の列
方向アドレスをカウントして列方向アドレス信号143
をアドレスセレクタ134と135に出力する。同様に
して、アドレスカウンタ138も受信側フレーム信号が
入力されると、初期化され、クロック信号141をカウ
ントしてメモリ131,132の行方向のアドレスをカ
ウントして行方向アドレス信号144をアドレスセレク
タ134と135に出力する。アドレスセレクタ134
は切替え信号146により列方向アドレス信号143と
行方向アドレス信号144とを交互に選択して図18
(c)に示すように、アドレス信号148をメモリ13
1に送り、メモリ131の列方向のアドレスと行方向の
アドレスとを交互に、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
【0028】メモリ131は切替信号146により図1
8(c)に示すように、フレームA1,C1,E1・・
・の奇数番目のフレームに対応して受信データ信号を列
方向に書き込み、この奇数番目のフレームA1,C1,
E1,・・・の受信データ信号140の書き込みが終了
するごとに切替え信号146により、行方向のアドレス
信号がメモリ131に入力されて、行方向のアドレス指
定を行う。これにより、図18(e)に示すように、奇
数番目のフレームA1,C1,E1・・・に対応して書
き込まれた送信データ信号を偶数番目のフレームB1,
D1,E1に対応して列方向のアドレス順に読み出す。
8(c)に示すように、フレームA1,C1,E1・・
・の奇数番目のフレームに対応して受信データ信号を列
方向に書き込み、この奇数番目のフレームA1,C1,
E1,・・・の受信データ信号140の書き込みが終了
するごとに切替え信号146により、行方向のアドレス
信号がメモリ131に入力されて、行方向のアドレス指
定を行う。これにより、図18(e)に示すように、奇
数番目のフレームA1,C1,E1・・・に対応して書
き込まれた送信データ信号を偶数番目のフレームB1,
D1,E1に対応して列方向のアドレス順に読み出す。
【0029】同様にして、アドレスセレクタ135は切
替え信号147により列方向アドレス信号143と行方
向アドレス信号144とを交互に選択して図18(d)
に示すように、アドレス信号149をメモリ132に送
り、メモリ132の列方向のアドレスと行方向のアドレ
スとを交互にして、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
替え信号147により列方向アドレス信号143と行方
向アドレス信号144とを交互に選択して図18(d)
に示すように、アドレス信号149をメモリ132に送
り、メモリ132の列方向のアドレスと行方向のアドレ
スとを交互にして、それぞれ順次アドレス指定してい
く。
【0030】メモリ132は切替信号147により図1
8(f)に示すようにフレームB1,D1,F1・・・
の偶数番目のフレームに対応して受信データ信号を列方
向に書き込み、この偶数番目のフレームB1,D1,F
1,・・・の受信データ信号140の書き込みが終了す
るごとに切替信号147により、行方向のアドレス信号
がメモリ132に入力されて、行方向のアドレス指定を
行う。これにより、図18(f)に示すように、偶数番
目のフレームB1,D1,F1・・・に対応して書き込
まれた送信データ信号を奇数番目のフレームC1,E1
に対応して列方向のアドレス順に読み出す。メモリ13
1から読み出されたメモリ出力信号150とメモリ13
2から読み出されたメモリ出力信号151は、データセ
レクタ136に出力される。データセレクタ136は切
替信号146と147とにより、メモリ出力信号150
とメモリ出力信号151とを切り換えて、図18(g)
に示すように、ディインタリーブ出力信号152を取り
出す。
8(f)に示すようにフレームB1,D1,F1・・・
の偶数番目のフレームに対応して受信データ信号を列方
向に書き込み、この偶数番目のフレームB1,D1,F
1,・・・の受信データ信号140の書き込みが終了す
るごとに切替信号147により、行方向のアドレス信号
がメモリ132に入力されて、行方向のアドレス指定を
行う。これにより、図18(f)に示すように、偶数番
目のフレームB1,D1,F1・・・に対応して書き込
まれた送信データ信号を奇数番目のフレームC1,E1
に対応して列方向のアドレス順に読み出す。メモリ13
1から読み出されたメモリ出力信号150とメモリ13
2から読み出されたメモリ出力信号151は、データセ
レクタ136に出力される。データセレクタ136は切
替信号146と147とにより、メモリ出力信号150
とメモリ出力信号151とを切り換えて、図18(g)
に示すように、ディインタリーブ出力信号152を取り
出す。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】この従来のインタリー
ブ回路において、図15に示す送信側インタリーブ回路
では、送信データ信号110をメモリ101に各フレー
ムごとに完全に書き終えてから、その書き終えたフレー
ムの送信データ信号を読み始めるために、送信側インタ
リーブ回路でのデータ並び替えだけで1フレーム分の伝
送遅延を生じることになる。また、読出しを完了するま
で、次のフレームに送信データ信号の書込みを行うこと
ができない。したがって、メモリ102を使用すること
が不可避的である。
ブ回路において、図15に示す送信側インタリーブ回路
では、送信データ信号110をメモリ101に各フレー
ムごとに完全に書き終えてから、その書き終えたフレー
ムの送信データ信号を読み始めるために、送信側インタ
リーブ回路でのデータ並び替えだけで1フレーム分の伝
送遅延を生じることになる。また、読出しを完了するま
で、次のフレームに送信データ信号の書込みを行うこと
ができない。したがって、メモリ102を使用すること
が不可避的である。
【0032】これにともない、1フレーム単位でメモリ
101と102のメモリ出力120,121をデータセ
レクタ106で切り換えて、インタリーブ出力122を
得るようにしなければならない。すなわち、回路構成が
複雑になる。さらに、メモリ101,102のメモリ出
力120,121はそれぞれ同一フレーム内の書込みデ
ータから作られるため、データセレクタ106から出力
されるインタリーブ出力122のデータ分散は最大で
も、1行ないしは1列分の隣接間隔しか得られないとい
う課題があった。
101と102のメモリ出力120,121をデータセ
レクタ106で切り換えて、インタリーブ出力122を
得るようにしなければならない。すなわち、回路構成が
複雑になる。さらに、メモリ101,102のメモリ出
力120,121はそれぞれ同一フレーム内の書込みデ
ータから作られるため、データセレクタ106から出力
されるインタリーブ出力122のデータ分散は最大で
も、1行ないしは1列分の隣接間隔しか得られないとい
う課題があった。
【0033】また、図17に示す受信側ディインタリー
ブ回路の場合も、図15の送信側インタリーブ回路の場
合と同様に構成されており、フレームの書込み後に受信
データ信号140をメモリ131に各フレームごとに完
全に書き終えてから、その書き終えたフレーの受信デー
タ信号を読み始めるために、受信側ディインタリーブ回
路でのデータ並び替えだけで1フレーム分の伝送遅延を
生じることになる。したがって、2系統のメモリ13
1,132を必要としており、この受信側ディインタリ
ーブ回路においても、メモリ131,132のメモリ出
力150,151はそれぞれ同一フレーム内の書込みデ
ータから作られるため、データセレクタ136から出力
されるディインタリーブ出力152のデータ分散は最大
でも、1行ないしは1列分の隣接間隔しか得られないと
いう課題があった。結局、このような従来のインタリー
ブ回路を使用しても、送受で2フレーム分もの伝送遅延
を生じながら、そのデータ分散効果は1フレーム未満の
1行分ないし1列分のパルス間隔しか得られず、隣接デ
ータの並び替え間隔を広げることができないという課題
があった。
ブ回路の場合も、図15の送信側インタリーブ回路の場
合と同様に構成されており、フレームの書込み後に受信
データ信号140をメモリ131に各フレームごとに完
全に書き終えてから、その書き終えたフレーの受信デー
タ信号を読み始めるために、受信側ディインタリーブ回
路でのデータ並び替えだけで1フレーム分の伝送遅延を
生じることになる。したがって、2系統のメモリ13
1,132を必要としており、この受信側ディインタリ
ーブ回路においても、メモリ131,132のメモリ出
力150,151はそれぞれ同一フレーム内の書込みデ
ータから作られるため、データセレクタ136から出力
されるディインタリーブ出力152のデータ分散は最大
でも、1行ないしは1列分の隣接間隔しか得られないと
いう課題があった。結局、このような従来のインタリー
ブ回路を使用しても、送受で2フレーム分もの伝送遅延
を生じながら、そのデータ分散効果は1フレーム未満の
1行分ないし1列分のパルス間隔しか得られず、隣接デ
ータの並び替え間隔を広げることができないという課題
があった。
【0034】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、伝送遅延を1フレーム分の遅延量
に低減でき、隣接データの並び替え間隔をより広げると
ができるとともに、長時間のバースト誤りに対する誤り
訂正能力の向上を期することができるインタリーブ回路
を提供することを目的とする。
めになされたもので、伝送遅延を1フレーム分の遅延量
に低減でき、隣接データの並び替え間隔をより広げると
ができるとともに、長時間のバースト誤りに対する誤り
訂正能力の向上を期することができるインタリーブ回路
を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のインタリーブ回路は、フレームごとに送
信データ信号の書き込みと読出しを行う第1のメモリ
と、前記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側
クロック信号をカウントして前記第1のメモリのアドレ
スの行方向に順次前記送信データ信号を書き込む第1の
アドレスカウンタと、前記第1のアドレスカウンタと並
列的に連続動作して前記送信側フレーム信号ごとに初期
化され、前記第1のアドレスカウンタに供給される前記
送信側クロック信号よりも半クロック遅れた送信側クロ
ック信号をカウントして前記第1のメモリのアドスの列
方向に順次送信データ信号を読み出してインタリーブ出
力信号を出力させる第2のアドレスカウンタと、を備え
る送信側インタリーブ回路とフレームごとに受信データ
信号の書き込みと読出しを行う第2のメモリと、受信側
フレーム信号ごとに初期化され、受信側クロック信号よ
りも半クロック遅れたタイミングでこの遅れた受信クロ
ック信号をカウントして前記第2のメモリのアドレスの
列方向に順次前記受信データ信号を書き込む第3のアド
レスカウンタと、前記第3のアドレスカウンタと並列的
に連続動作して前記フレーム信号ごとに初期化され、前
記受信側クロック信号をカウントして前記第2のメモリ
から行方向に順次前記受信データ信号を読み出してディ
インタリーブ出力信号を出力させる第4のアドレスカウ
ンタとを備える受信側ディインタリーブ回路とを有する
ことを特徴とする。
に、この発明のインタリーブ回路は、フレームごとに送
信データ信号の書き込みと読出しを行う第1のメモリ
と、前記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側
クロック信号をカウントして前記第1のメモリのアドレ
スの行方向に順次前記送信データ信号を書き込む第1の
アドレスカウンタと、前記第1のアドレスカウンタと並
列的に連続動作して前記送信側フレーム信号ごとに初期
化され、前記第1のアドレスカウンタに供給される前記
送信側クロック信号よりも半クロック遅れた送信側クロ
ック信号をカウントして前記第1のメモリのアドスの列
方向に順次送信データ信号を読み出してインタリーブ出
力信号を出力させる第2のアドレスカウンタと、を備え
る送信側インタリーブ回路とフレームごとに受信データ
信号の書き込みと読出しを行う第2のメモリと、受信側
フレーム信号ごとに初期化され、受信側クロック信号よ
りも半クロック遅れたタイミングでこの遅れた受信クロ
ック信号をカウントして前記第2のメモリのアドレスの
列方向に順次前記受信データ信号を書き込む第3のアド
レスカウンタと、前記第3のアドレスカウンタと並列的
に連続動作して前記フレーム信号ごとに初期化され、前
記受信側クロック信号をカウントして前記第2のメモリ
から行方向に順次前記受信データ信号を読み出してディ
インタリーブ出力信号を出力させる第4のアドレスカウ
ンタとを備える受信側ディインタリーブ回路とを有する
ことを特徴とする。
【0036】この発明によれば、送信側インタリーブ回
路において、第1のアドレスカウンタと第2のアドレス
カウンタは送信側フレーム信号が入力されるごとに初期
化して、第1のクロックカウンタは送信側クロック信号
を第1のメモリのアドレスの行方向に順次カウントして
フレームごとに送信データ信号を書き込みながら、第2
のアドレスカウンタで半クロック分遅延した送信側クロ
ック信号を第1のメモリのアドレスの列方向に順次カウ
ントして送信データ信号を読み出して、インタリーブ出
力信号を出力する。受信側ディインタリーブ回路では、
受信側フレーム信号の入力ごとに、第3のアドレスカウ
ンタと第4のアドレスカウンタを初期化し、受信側クロ
ック信号の半クロック分遅延した受信側クロック信号を
第3のアドレスカウンタで第2のメモリの列方向にイン
タリーブ出力信号を受信データ信号として書き込みなが
ら、遅延しない受信側クロック信号を第4のアドスカウ
ンタで第2のメモリのアドレスの行方向に順次カウント
し、受信送信データを読み出して、ディインタリーブ出
力信号を出力する。
路において、第1のアドレスカウンタと第2のアドレス
カウンタは送信側フレーム信号が入力されるごとに初期
化して、第1のクロックカウンタは送信側クロック信号
を第1のメモリのアドレスの行方向に順次カウントして
フレームごとに送信データ信号を書き込みながら、第2
のアドレスカウンタで半クロック分遅延した送信側クロ
ック信号を第1のメモリのアドレスの列方向に順次カウ
ントして送信データ信号を読み出して、インタリーブ出
力信号を出力する。受信側ディインタリーブ回路では、
受信側フレーム信号の入力ごとに、第3のアドレスカウ
ンタと第4のアドレスカウンタを初期化し、受信側クロ
ック信号の半クロック分遅延した受信側クロック信号を
第3のアドレスカウンタで第2のメモリの列方向にイン
タリーブ出力信号を受信データ信号として書き込みなが
ら、遅延しない受信側クロック信号を第4のアドスカウ
ンタで第2のメモリのアドレスの行方向に順次カウント
し、受信送信データを読み出して、ディインタリーブ出
力信号を出力する。
【0037】また、この発明のインタリーブ回路は、送
信側クロック信号の極性に対応して極性が変化する書込
み/読出し選択切替え信号に応じてフレームごとに送信
データ信号の書込みと読出しを行う第3のメモリと、前
記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側クロッ
ク信号を前記第3のメモリのアドレスの行方向にカウン
トする第5のアドレスカウンタと、前記第5のアドレス
カウンタと並列的に連続動作して前記送信側フレーム信
号ごとに初期化され、前記第5のアドレスカウンタに供
給される前記送信側クロック信号よりも半クロック遅れ
たタイミングで前記第3のメモリのアドレスの列方向に
カウントアップする第6のアドレスカウンタと、前記書
込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記第5の
アドレスカウンタの出力と前記第6のアドレスカウンタ
の出力とを交互に選択して前記第3のメモリにアドレス
信号として供給して前記第3のメモリに前記送信データ
信号への書込みと前記第3のメモリに書き込まれている
送信データ信号を読み出してインタリーブ信号を出力さ
せる第1のアドレスセレクタと、を備える送信側インタ
リーブ回路と;受信側クロック信号よりも半クロック遅
れたタイミングで前記受信側クロック信号の極性に対応
して極性が変化する書込み/読出し選択切替え信号に応
じてフレームごとに受信データ信号の書き込みと読出し
を行う第4のメモリと、受信側フレーム信号ごとに初期
化され、受信側クロック信号よりも半クロック遅れたタ
イミングで前記第4のメモリのアドレスの列方向にカウ
ントアップする第7のアドレスカウンタと、前記第7の
アドレスカウンタと並列的に連続動作して前記受信側フ
レーム信号ごとに初期化され、前記受信側クロック信号
のタイミングで前記第4のメモリのアドレスの行方向に
カウントアップする第8のアドレスカウンタと、前記書
込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記第7の
アドレスカウンタの出力と前記第8のアドレスカウンタ
の出力とを交互に選択して前記第4のメモリにアドレス
信号として供給して前記第4のメモリに前記受信データ
信号への書込みと前記第4のメモリに書き込まれている
受信データ信号を読み出してインタリーブ信号を出力さ
せる第2のアドレスセレクタとを備える受信側ディイン
タリーブ回路とを有することを特徴とする。
信側クロック信号の極性に対応して極性が変化する書込
み/読出し選択切替え信号に応じてフレームごとに送信
データ信号の書込みと読出しを行う第3のメモリと、前
記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側クロッ
ク信号を前記第3のメモリのアドレスの行方向にカウン
トする第5のアドレスカウンタと、前記第5のアドレス
カウンタと並列的に連続動作して前記送信側フレーム信
号ごとに初期化され、前記第5のアドレスカウンタに供
給される前記送信側クロック信号よりも半クロック遅れ
たタイミングで前記第3のメモリのアドレスの列方向に
カウントアップする第6のアドレスカウンタと、前記書
込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記第5の
アドレスカウンタの出力と前記第6のアドレスカウンタ
の出力とを交互に選択して前記第3のメモリにアドレス
信号として供給して前記第3のメモリに前記送信データ
信号への書込みと前記第3のメモリに書き込まれている
送信データ信号を読み出してインタリーブ信号を出力さ
せる第1のアドレスセレクタと、を備える送信側インタ
リーブ回路と;受信側クロック信号よりも半クロック遅
れたタイミングで前記受信側クロック信号の極性に対応
して極性が変化する書込み/読出し選択切替え信号に応
じてフレームごとに受信データ信号の書き込みと読出し
を行う第4のメモリと、受信側フレーム信号ごとに初期
化され、受信側クロック信号よりも半クロック遅れたタ
イミングで前記第4のメモリのアドレスの列方向にカウ
ントアップする第7のアドレスカウンタと、前記第7の
アドレスカウンタと並列的に連続動作して前記受信側フ
レーム信号ごとに初期化され、前記受信側クロック信号
のタイミングで前記第4のメモリのアドレスの行方向に
カウントアップする第8のアドレスカウンタと、前記書
込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記第7の
アドレスカウンタの出力と前記第8のアドレスカウンタ
の出力とを交互に選択して前記第4のメモリにアドレス
信号として供給して前記第4のメモリに前記受信データ
信号への書込みと前記第4のメモリに書き込まれている
受信データ信号を読み出してインタリーブ信号を出力さ
せる第2のアドレスセレクタとを備える受信側ディイン
タリーブ回路とを有することを特徴とする。
【0038】この発明によれば、送信側インタリーブ回
路では、送信側フレーム信号の入力ごとに第5のアドレ
スカウンタと第6のアドレスカウンタを初期化し、第5
のアドレスカウンタは送信側クロック信号を第3のメモ
リのアドレスの行方向に順次カウントアップして行方向
カウンタ出力を第1のアドレスセレクタに出力し、第6
のアドレスカウンタは送信側クロック信号の半クロック
分遅延した送信側クロック信号を第3のメモリの列方向
に順次カウントアップして第1のアドレスセレクタに列
方向カウンタ出力を出力する。第1のアドレスセレクタ
と第3のメモリは送信側クロック信号の極性に応じて交
互に書込みモードと読出しモードを切り換え、書込みモ
ード時には第1のアドレスセレクタは行方向カウンタ出
力を選択してアドレス信号を第3のメモリに出力して、
行方向に送信データ信号を順次書き込みながら、読出し
モード時には、第1のアドレスセレクタは列方向アドレ
スカウンタ出力を選択してアドレス信号を第3のメモリ
に出力して、第3のメモリから送信データ信号を列方向
に順次読み出して、インタリーブ出力信号を出力する。
また、受信側装置では、第7のアドレスカウンタと第8
のアドレスカウンタは受信側フレーム信号により初期化
され、第7のアドレスカウンタは受信側クロック信号の
半クロック分の遅延した受信側クロック信号を第4のメ
モリのアドレスの列方向にカウントアップして第2のア
ドレスセレクタに列方向カウンタ出力を送出し、第8の
アドレスカウンタは受信側クロック信号を第4のメモリ
のアドレスの行方向にカウントアップして第2のアドレ
スセレクタに行方向カウンタ出力を送出する。第4のメ
モリと第2のアドレスセレクタは半クロック分遅延した
送信側クロック信号の極性に応じて交互に書込みモード
と読出しモードが切り換わり、書込みモード時には、第
2のアドレスセレクタは列方向カウンタ出力を選択して
第4のメモリに出力し、インタリーブ出力信号を受信デ
ータ信号として第4のメモリに列方向に順次受信データ
信号を書き込みながら、読出モード時には第2のアドレ
スセレクタにより行方向カウンタ出力を選択して第4の
メモリから行方向に順次受信データ信号を読み出して、
ディインタリーブ出力信号を読み出す。
路では、送信側フレーム信号の入力ごとに第5のアドレ
スカウンタと第6のアドレスカウンタを初期化し、第5
のアドレスカウンタは送信側クロック信号を第3のメモ
リのアドレスの行方向に順次カウントアップして行方向
カウンタ出力を第1のアドレスセレクタに出力し、第6
のアドレスカウンタは送信側クロック信号の半クロック
分遅延した送信側クロック信号を第3のメモリの列方向
に順次カウントアップして第1のアドレスセレクタに列
方向カウンタ出力を出力する。第1のアドレスセレクタ
と第3のメモリは送信側クロック信号の極性に応じて交
互に書込みモードと読出しモードを切り換え、書込みモ
ード時には第1のアドレスセレクタは行方向カウンタ出
力を選択してアドレス信号を第3のメモリに出力して、
行方向に送信データ信号を順次書き込みながら、読出し
モード時には、第1のアドレスセレクタは列方向アドレ
スカウンタ出力を選択してアドレス信号を第3のメモリ
に出力して、第3のメモリから送信データ信号を列方向
に順次読み出して、インタリーブ出力信号を出力する。
また、受信側装置では、第7のアドレスカウンタと第8
のアドレスカウンタは受信側フレーム信号により初期化
され、第7のアドレスカウンタは受信側クロック信号の
半クロック分の遅延した受信側クロック信号を第4のメ
モリのアドレスの列方向にカウントアップして第2のア
ドレスセレクタに列方向カウンタ出力を送出し、第8の
アドレスカウンタは受信側クロック信号を第4のメモリ
のアドレスの行方向にカウントアップして第2のアドレ
スセレクタに行方向カウンタ出力を送出する。第4のメ
モリと第2のアドレスセレクタは半クロック分遅延した
送信側クロック信号の極性に応じて交互に書込みモード
と読出しモードが切り換わり、書込みモード時には、第
2のアドレスセレクタは列方向カウンタ出力を選択して
第4のメモリに出力し、インタリーブ出力信号を受信デ
ータ信号として第4のメモリに列方向に順次受信データ
信号を書き込みながら、読出モード時には第2のアドレ
スセレクタにより行方向カウンタ出力を選択して第4の
メモリから行方向に順次受信データ信号を読み出して、
ディインタリーブ出力信号を読み出す。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、この発明のインタリーブ回
路の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は
この発明の第1の実施の形態における送信側インタリー
ブ回路の構成を示すブロック図である。この第1の実施
の形態における送信側インタリーブ回路においては、メ
モリとして、2ポートRAM1が使用されている。この
2ポートRAM1はメモリ領域として、たとえば、行方
向にm個、列方向にn個の合計(m×n)個のアドレス
空間を有する(m,nは任意の自然数)。2ポートRA
M1はデータ入力端子D−IN、リード端子R、ライト
端子W、データ出力端子D−OUTを備えている。デー
タ入力端子D−INには、送信データ信号7が入力され
るようになっている。
路の実施の形態について図面に基づき説明する。図1は
この発明の第1の実施の形態における送信側インタリー
ブ回路の構成を示すブロック図である。この第1の実施
の形態における送信側インタリーブ回路においては、メ
モリとして、2ポートRAM1が使用されている。この
2ポートRAM1はメモリ領域として、たとえば、行方
向にm個、列方向にn個の合計(m×n)個のアドレス
空間を有する(m,nは任意の自然数)。2ポートRA
M1はデータ入力端子D−IN、リード端子R、ライト
端子W、データ出力端子D−OUTを備えている。デー
タ入力端子D−INには、送信データ信号7が入力され
るようになっている。
【0040】また、2ポートRAM1に対して書込み用
のアドレスカウンタ2と、読出し用のアドレスカウンタ
3とを備えており、アドレスカウンタ2には、送信側フ
レーム信号6が入力されるごとに初期化されるととも
に、送信側クロック信号4が入力されるタイミングでア
ドレスカウントを行うが、そのアドレス値は2ポートR
AM1のアドレスの列方向に順次カウントアップするよ
うになっている。このアドレスカウンタ2が送信側クロ
ック4をカウントしたアドレス値、すなわち書込みアド
レス信号8を2ポートメモリ1のライト端子Wに出力す
るようになっている。
のアドレスカウンタ2と、読出し用のアドレスカウンタ
3とを備えており、アドレスカウンタ2には、送信側フ
レーム信号6が入力されるごとに初期化されるととも
に、送信側クロック信号4が入力されるタイミングでア
ドレスカウントを行うが、そのアドレス値は2ポートR
AM1のアドレスの列方向に順次カウントアップするよ
うになっている。このアドレスカウンタ2が送信側クロ
ック4をカウントしたアドレス値、すなわち書込みアド
レス信号8を2ポートメモリ1のライト端子Wに出力す
るようになっている。
【0041】アドレスカウンタ3には、前記送信側フレ
ーム信号6が入力されるようになっているとともに、送
信側クロック信号4をインバータ5で反転させた送信側
クロック信号11も入力されるよになっている。アドレ
スカウンタ3は送信側フレーム信号6が入力されるごと
に、カウント内容が初期化され、インバータ5で反転さ
れて、アドレスカウンタ2よりも半サイクル遅れたタイ
ミングで送信側クロック信号11のカウントを開始し、
2ポートRAM2のアドレスを列方向に順次指定するた
めのアドレスカウントを行うようになっている。このア
ドレスカウンタ3から読出しアドレス信号9が2ポート
RAM1のリード端子Rに送出するようになっている。
アドレスカウンタ3はアドレスカウンタ2と並列して連
続動作を行うようになっている。2ポートRAM1のデ
ータ出力端子D−OUTからは、インタリーブ出力信号
10が出力されるようになっている。このインタリーブ
出力信号10は、後述する受信側ディインタリーブ回路
の受信データ信号となるものである。
ーム信号6が入力されるようになっているとともに、送
信側クロック信号4をインバータ5で反転させた送信側
クロック信号11も入力されるよになっている。アドレ
スカウンタ3は送信側フレーム信号6が入力されるごと
に、カウント内容が初期化され、インバータ5で反転さ
れて、アドレスカウンタ2よりも半サイクル遅れたタイ
ミングで送信側クロック信号11のカウントを開始し、
2ポートRAM2のアドレスを列方向に順次指定するた
めのアドレスカウントを行うようになっている。このア
ドレスカウンタ3から読出しアドレス信号9が2ポート
RAM1のリード端子Rに送出するようになっている。
アドレスカウンタ3はアドレスカウンタ2と並列して連
続動作を行うようになっている。2ポートRAM1のデ
ータ出力端子D−OUTからは、インタリーブ出力信号
10が出力されるようになっている。このインタリーブ
出力信号10は、後述する受信側ディインタリーブ回路
の受信データ信号となるものである。
【0042】次に、この第1の実施の形態における受信
側ディインタリーブ回路の構成について図6に基づき説
明する。この図6は受信側ディインタリーブ回路の構成
を示すブロック図である。図6に示す受信側ディインタ
リーブ回路も前記送信側インタリーブ回路と同様に構成
されており、メモリとして2ポートRAM21が使用さ
れている。この2ポートRAM21は前記送信側インタ
リーブ回路における2ポートRAM1に対して、逆にメ
モリ領域として、行方向にn個、列方向にm個、すなわ
ち、n行、m列のアドレス空間を有している(n,mは
送信側インタリーブ回路の2ポートRAM1のアドレス
と同じ数値)。この2ポートRAM21はデータ入力端
子D−IN、リード端子R、ライト端子W、データ出力
端子D−OUTを備えている。データ入力端子D−IN
には、前記送信側インタリーブ回路から出力されるイン
タリーブ出力信号10が、この受信側ディインタリーブ
回路の受信データ信号27として入力されるようになっ
ている。
側ディインタリーブ回路の構成について図6に基づき説
明する。この図6は受信側ディインタリーブ回路の構成
を示すブロック図である。図6に示す受信側ディインタ
リーブ回路も前記送信側インタリーブ回路と同様に構成
されており、メモリとして2ポートRAM21が使用さ
れている。この2ポートRAM21は前記送信側インタ
リーブ回路における2ポートRAM1に対して、逆にメ
モリ領域として、行方向にn個、列方向にm個、すなわ
ち、n行、m列のアドレス空間を有している(n,mは
送信側インタリーブ回路の2ポートRAM1のアドレス
と同じ数値)。この2ポートRAM21はデータ入力端
子D−IN、リード端子R、ライト端子W、データ出力
端子D−OUTを備えている。データ入力端子D−IN
には、前記送信側インタリーブ回路から出力されるイン
タリーブ出力信号10が、この受信側ディインタリーブ
回路の受信データ信号27として入力されるようになっ
ている。
【0043】また、2ポートRAM1に対して書込み用
のアドレスカウンタ22と、読出し用のアドレスカウン
タ23とを備えており、アドレスカウンタ22には、受
信側フレーム信号26が入力されるようになっていると
ともに、受信側クロック信号24をインバータ25で反
転して、アドレスカウンタ23に入力される受信側クロ
ック信号よりも半サイクル遅れたタイミングで受信側ク
ロック信号31が入力されるようになっている。受信側
フレーム信号26がアドレスカウンタ22に入力される
ごとにアドレスカウンタ22はカウント内容を初期化
し、受信側クロック31をカウントして2ポートRAM
21の列方向にアドレスを順次指定するためのアドレス
カウントを行って、書込みアドレス信号28を2ポート
RAM21のライト端子Wに出力するようになってい
る。
のアドレスカウンタ22と、読出し用のアドレスカウン
タ23とを備えており、アドレスカウンタ22には、受
信側フレーム信号26が入力されるようになっていると
ともに、受信側クロック信号24をインバータ25で反
転して、アドレスカウンタ23に入力される受信側クロ
ック信号よりも半サイクル遅れたタイミングで受信側ク
ロック信号31が入力されるようになっている。受信側
フレーム信号26がアドレスカウンタ22に入力される
ごとにアドレスカウンタ22はカウント内容を初期化
し、受信側クロック31をカウントして2ポートRAM
21の列方向にアドレスを順次指定するためのアドレス
カウントを行って、書込みアドレス信号28を2ポート
RAM21のライト端子Wに出力するようになってい
る。
【0044】アドレスカウンタ23には、受信側フレー
ム信号26が入力されるようになっており、この受信側
フレーム信号26の入力ごとにカウント内容が初期化さ
れ、受信側クロック信号24のカウントを開始し、2ポ
ートRAM21のアドレスを行方向に順次指定するため
のアドレスカウントを行って、読出しアドレス信号29
を2ポートRAM21のリード端子Rに送出するように
なっている。アドレスカウンタ22とアドレスカウンタ
23は並列して連続動作を行うようになっている。2ポ
ートRAM21のデータ出力端子D−OUTからは、デ
ィインタリーブ出力信号30が出力されるようになって
いる。
ム信号26が入力されるようになっており、この受信側
フレーム信号26の入力ごとにカウント内容が初期化さ
れ、受信側クロック信号24のカウントを開始し、2ポ
ートRAM21のアドレスを行方向に順次指定するため
のアドレスカウントを行って、読出しアドレス信号29
を2ポートRAM21のリード端子Rに送出するように
なっている。アドレスカウンタ22とアドレスカウンタ
23は並列して連続動作を行うようになっている。2ポ
ートRAM21のデータ出力端子D−OUTからは、デ
ィインタリーブ出力信号30が出力されるようになって
いる。
【0045】次に、以上のように構成されたこの第1の
実施の形態の動作について説明する。まず、図1の送信
側インタリーブ回路の動作から図2ないし図5を参照し
て述べる。図2はその動作を説明するためのタイミング
チャートであり、図2(a)に示す送信データ信号7は
フレームA,B,C,D,・・・で構成されており、こ
のフレームA〜Dに対応して、図2(b)に示す送信側
フレーム信号6がアドレスカウンタ2と3に与えられ
る。この送信側フレーム信号6がアドレスカウンタ2,
3に与えられることにより、アドレスカウンタ2,3の
カウント内容が初期化される。
実施の形態の動作について説明する。まず、図1の送信
側インタリーブ回路の動作から図2ないし図5を参照し
て述べる。図2はその動作を説明するためのタイミング
チャートであり、図2(a)に示す送信データ信号7は
フレームA,B,C,D,・・・で構成されており、こ
のフレームA〜Dに対応して、図2(b)に示す送信側
フレーム信号6がアドレスカウンタ2と3に与えられ
る。この送信側フレーム信号6がアドレスカウンタ2,
3に与えられることにより、アドレスカウンタ2,3の
カウント内容が初期化される。
【0046】これと同時に、図2(c)に示すような送
信側クロック信号4がアドレスカウンタ2に入力されて
おり、この送信側クロック信号4をアドレスカウンタ2
がカウントして、2ポートRAM1の行方向のアドレス
指定を行うために行方向に順次カウントアップして、図
2(d)に示すよに、アドレスカウンタ2から書込みア
ドレス信号8を2ポートRAM2のライト端子Wに出力
して各フレームA〜Dごとに送信データ信号7を書き込
む。また、送信側クロック信号4はインバータ5により
反転されて、アドレスカウンタ2に入力される送信側ク
ロック信号4よりも、半クロック分遅延されてアドレス
カウンタ3に送信側クロック信号11として入力され
る。
信側クロック信号4がアドレスカウンタ2に入力されて
おり、この送信側クロック信号4をアドレスカウンタ2
がカウントして、2ポートRAM1の行方向のアドレス
指定を行うために行方向に順次カウントアップして、図
2(d)に示すよに、アドレスカウンタ2から書込みア
ドレス信号8を2ポートRAM2のライト端子Wに出力
して各フレームA〜Dごとに送信データ信号7を書き込
む。また、送信側クロック信号4はインバータ5により
反転されて、アドレスカウンタ2に入力される送信側ク
ロック信号4よりも、半クロック分遅延されてアドレス
カウンタ3に送信側クロック信号11として入力され
る。
【0047】このアドレスカウンタ3が送信側クロック
信号11を入力することにより、2ポートRAM1の列
方向アドレス指定を行うために列方向に順次カウントア
ップして、図2(e)に示すよに、アドレスカウンタ3
から読出しアドレス信号9を2ポートRAM2のリード
端子Rに出力して、各フレームA〜Dごとに送信データ
信号7を読み出す。この場合、送信側クロック信号11
もアドレスカウンタ2に入力される送信側クロック信号
4よりも半クロック分遅延されている。読出しアドレス
信号9が書込みアドレス信号8よりも半クロック分遅延
していることにより、2ポートRAM1は既存の技術と
して、書込み機能と、読出し機能とを独立させているこ
とになり、同一アドレスへの送信データ信号7の書込み
と読出しとを可能にしている。
信号11を入力することにより、2ポートRAM1の列
方向アドレス指定を行うために列方向に順次カウントア
ップして、図2(e)に示すよに、アドレスカウンタ3
から読出しアドレス信号9を2ポートRAM2のリード
端子Rに出力して、各フレームA〜Dごとに送信データ
信号7を読み出す。この場合、送信側クロック信号11
もアドレスカウンタ2に入力される送信側クロック信号
4よりも半クロック分遅延されている。読出しアドレス
信号9が書込みアドレス信号8よりも半クロック分遅延
していることにより、2ポートRAM1は既存の技術と
して、書込み機能と、読出し機能とを独立させているこ
とになり、同一アドレスへの送信データ信号7の書込み
と読出しとを可能にしている。
【0048】したがって、図2(d),図2(e)から
も明らかなように、送信データ信号7のフレームAへの
2ポートRAM1への書込みが始まった半クロック後に
は、2ポートRAM1からの読出しが始まり、この2ポ
ートRAM1からインタリーブ出力信号10として、図
2(f)に示すように、フレームA1〜D1が得られ
る。この際、2ポートRAM1への書込みアドレスは行
方向であり、2ポートRAM1からの読出しは列方向で
あるから、送信データ信号の書込みと読出し方向が異な
るため、インタリーブ出力信号10のフレームA1〜D
1内のデータの並びは、送信データ信号7のフレームA
〜D内のデータの並びとは異なっている。
も明らかなように、送信データ信号7のフレームAへの
2ポートRAM1への書込みが始まった半クロック後に
は、2ポートRAM1からの読出しが始まり、この2ポ
ートRAM1からインタリーブ出力信号10として、図
2(f)に示すように、フレームA1〜D1が得られ
る。この際、2ポートRAM1への書込みアドレスは行
方向であり、2ポートRAM1からの読出しは列方向で
あるから、送信データ信号の書込みと読出し方向が異な
るため、インタリーブ出力信号10のフレームA1〜D
1内のデータの並びは、送信データ信号7のフレームA
〜D内のデータの並びとは異なっている。
【0049】これに関して、図3〜図5を参照して説明
する。図3は2ポートRAM1への送信データ信号7の
行方向の書込みのアドレス指定を行う場合の説明図であ
り、矢印Y1,Y2の方向に書き込まれていく様子を示
しており、図4は2ポートRAM1からインタリーブ出
力信号10を列方向にアドレス指定を行って、矢印Y
3,Y4の方向に読み出して行く様子を示しており、破
線DL1で示す領域が読出しが先となるアドレス領域を
示す説明図である。この図3、図4の両図では、2ポー
トRAM1が行方向8個、列方向8個の合計64個のア
ドレス空間を有する構成として仮定している。
する。図3は2ポートRAM1への送信データ信号7の
行方向の書込みのアドレス指定を行う場合の説明図であ
り、矢印Y1,Y2の方向に書き込まれていく様子を示
しており、図4は2ポートRAM1からインタリーブ出
力信号10を列方向にアドレス指定を行って、矢印Y
3,Y4の方向に読み出して行く様子を示しており、破
線DL1で示す領域が読出しが先となるアドレス領域を
示す説明図である。この図3、図4の両図では、2ポー
トRAM1が行方向8個、列方向8個の合計64個のア
ドレス空間を有する構成として仮定している。
【0050】まず、図3において、送信データ信号7
は、2ポートRAM1の行方向の「1」,「2」,
「3」,・・・「7」,「8」,「9」,「10」,・
・・「63」,「64」のアドレスに順次書き込まれて
いく。一方、2ポートRAM1の読出しは、図4に示す
ように、列方向に順次アドレス指定され、「1」,
「9」,「17」,「25」,・・・「57」,
「2」,「10」,・・・「63」,[8」,「1
6」,・・・「56」,「64」のアドレス順序で読み
出してインタリーブ出力信号が得られる。ただし、この
場合、書込みと読出しの動作が同時に進行するために、
一部のアドレスでは、書込みが行われる前にデータの読
出しが起こる。これについて図5により説明する。
は、2ポートRAM1の行方向の「1」,「2」,
「3」,・・・「7」,「8」,「9」,「10」,・
・・「63」,「64」のアドレスに順次書き込まれて
いく。一方、2ポートRAM1の読出しは、図4に示す
ように、列方向に順次アドレス指定され、「1」,
「9」,「17」,「25」,・・・「57」,
「2」,「10」,・・・「63」,[8」,「1
6」,・・・「56」,「64」のアドレス順序で読み
出してインタリーブ出力信号が得られる。ただし、この
場合、書込みと読出しの動作が同時に進行するために、
一部のアドレスでは、書込みが行われる前にデータの読
出しが起こる。これについて図5により説明する。
【0051】この図5は、送信側インタリーブ回路のデ
ータ変換を説明するための送信データ信号7の書込みア
ドレス指定と、インタリーブ出力信号10の読み出しア
ドレス指定を示すタイミングチャートである。図5
(a)に示すように、送信データ信号7はアドレスカウ
ンタ2から2ポートRAM1に入力される書込みアドレ
ス信号8により、アドレス「1」,「2」,「3」,・
・・「7」,「8」,「9」,「10」,・・・「6
3」,「64」と行方向に順次書き込まれる。
ータ変換を説明するための送信データ信号7の書込みア
ドレス指定と、インタリーブ出力信号10の読み出しア
ドレス指定を示すタイミングチャートである。図5
(a)に示すように、送信データ信号7はアドレスカウ
ンタ2から2ポートRAM1に入力される書込みアドレ
ス信号8により、アドレス「1」,「2」,「3」,・
・・「7」,「8」,「9」,「10」,・・・「6
3」,「64」と行方向に順次書き込まれる。
【0052】一方、図5(b)に示すように、インタリ
ーブ出力信号10は、アドレスカウンタ3から2ポート
RAM1に入力される読出しアドス信号9により、列方
向のアドレス「1」,「9」,「17」,「25」,・
・・「57」,「2」,「10」,・・・「63」,
[8」,「16」,・・・「56」,「64」から順次
読み出される。このとき、特定のアドレスでは、送信デ
ータの書込みに先立ち、先に読み出されることになる。
たとえば、インタリーブ出力信号10を図5(b)にお
いて「○」印で囲んで示すように、アドレス「9」を読
み出す場合において、送信データ7は図5(a)に示す
ように、まだアドレス「1」,「2」までしか書き込ま
れていない。
ーブ出力信号10は、アドレスカウンタ3から2ポート
RAM1に入力される読出しアドス信号9により、列方
向のアドレス「1」,「9」,「17」,「25」,・
・・「57」,「2」,「10」,・・・「63」,
[8」,「16」,・・・「56」,「64」から順次
読み出される。このとき、特定のアドレスでは、送信デ
ータの書込みに先立ち、先に読み出されることになる。
たとえば、インタリーブ出力信号10を図5(b)にお
いて「○」印で囲んで示すように、アドレス「9」を読
み出す場合において、送信データ7は図5(a)に示す
ように、まだアドレス「1」,「2」までしか書き込ま
れていない。
【0053】しかし、必ず1フレーム1回2ポートRA
M1の各アドレスへ書込みが行われており、結局まだ書
込みされていないアドレスからは前フレームで書き込ま
れた送信データ信号が読み出されたことになる。この図
5(b)においては、インタリーブ出力信号10の
「○」で囲んだ読出しアドレスが前フレームで書き込ま
れた送信データ信号を読み出すことになる。
M1の各アドレスへ書込みが行われており、結局まだ書
込みされていないアドレスからは前フレームで書き込ま
れた送信データ信号が読み出されたことになる。この図
5(b)においては、インタリーブ出力信号10の
「○」で囲んだ読出しアドレスが前フレームで書き込ま
れた送信データ信号を読み出すことになる。
【0054】次に、この第1の実施の形態における受信
側ディインタリーブ回路の動作について、図7〜図10
を参照して説明する。この動作の説明に際して、図1の
送信側インタリーブ回路で得られたインタリーブ出力信
号10が図6の受信側ディインタリーブ回路で元のデー
タに並び直せることを説明する。図7はこの受信側ディ
インタリーブ回路の動作を説明するためのタイミングチ
ャートであり、図7(a)に示す受信データ信号27は
図1の送信側インタリーブ回路で得られたインタリーブ
出力信号10であり、この受信データ信号27は2ポー
トRAM21のデータ入力端子D−INに供給される。
側ディインタリーブ回路の動作について、図7〜図10
を参照して説明する。この動作の説明に際して、図1の
送信側インタリーブ回路で得られたインタリーブ出力信
号10が図6の受信側ディインタリーブ回路で元のデー
タに並び直せることを説明する。図7はこの受信側ディ
インタリーブ回路の動作を説明するためのタイミングチ
ャートであり、図7(a)に示す受信データ信号27は
図1の送信側インタリーブ回路で得られたインタリーブ
出力信号10であり、この受信データ信号27は2ポー
トRAM21のデータ入力端子D−INに供給される。
【0055】また、図7(b)に示すように、受信側フ
レーム信号26が書込み側のアドレスカウンタ22、読
出し側のアドレスカウンタ23のそれぞれに入力される
と、この受信側フレーム信号26が入力されるごとに、
書込み側のアドレスカウンタ22、読出し側のアドレス
カウンタ23はカウント内容が初期化される。アドレス
カウンタ22には図7(c)に示すような受信側クロッ
ク信号24をインバータ25で反転して得られた受信側
クロック信号31が入力され、2ポートRAM21の列
方向に順次カウントアップしていく。この受信側クロッ
ク信号31はインバータ25により反転されていること
から、半クロック分遅延してカウントアップする。
レーム信号26が書込み側のアドレスカウンタ22、読
出し側のアドレスカウンタ23のそれぞれに入力される
と、この受信側フレーム信号26が入力されるごとに、
書込み側のアドレスカウンタ22、読出し側のアドレス
カウンタ23はカウント内容が初期化される。アドレス
カウンタ22には図7(c)に示すような受信側クロッ
ク信号24をインバータ25で反転して得られた受信側
クロック信号31が入力され、2ポートRAM21の列
方向に順次カウントアップしていく。この受信側クロッ
ク信号31はインバータ25により反転されていること
から、半クロック分遅延してカウントアップする。
【0056】アドレスカウンタ22と並列して連続動作
する読出し側のアドレスカウンタ23には、受信側クロ
ック信号24がそのまま入力される。この受信側クロッ
ク信号を入力することにより、アドレスカウンタ23は
2ポートRAM21のアドレスの行方向に順次カウント
アップしていく。アドレスカウンタ22が受信側クロッ
ク信号31をカウントアップすることにより、アドレス
カウンタ22から図7(d)に示すように書込みアドレ
ス信号28を2ポートRAM21のライト端子Wに出力
する。
する読出し側のアドレスカウンタ23には、受信側クロ
ック信号24がそのまま入力される。この受信側クロッ
ク信号を入力することにより、アドレスカウンタ23は
2ポートRAM21のアドレスの行方向に順次カウント
アップしていく。アドレスカウンタ22が受信側クロッ
ク信号31をカウントアップすることにより、アドレス
カウンタ22から図7(d)に示すように書込みアドレ
ス信号28を2ポートRAM21のライト端子Wに出力
する。
【0057】これにより、2ポートRAM21は、デー
タ入力端子D−INに入力される受信データ信号27を
図7(a)に示すように、フレームA1〜D1ごとに列
方向に順次書き込みを行う。また、アドレスカウンタ2
3が受信側クロック信号25のカウントアップをするこ
とにより、アドレスカウンタ23から図7(e)に示す
ように読出しアドレス信号29を2ポートRAM21の
リード端子Rに出力して、行方向に順次読出しを行う。
この2ポートRAM21への受信データ信号の書込み
と、読出しによるデータ並び替え動作について図8〜図
10を参照して説明する。
タ入力端子D−INに入力される受信データ信号27を
図7(a)に示すように、フレームA1〜D1ごとに列
方向に順次書き込みを行う。また、アドレスカウンタ2
3が受信側クロック信号25のカウントアップをするこ
とにより、アドレスカウンタ23から図7(e)に示す
ように読出しアドレス信号29を2ポートRAM21の
リード端子Rに出力して、行方向に順次読出しを行う。
この2ポートRAM21への受信データ信号の書込み
と、読出しによるデータ並び替え動作について図8〜図
10を参照して説明する。
【0058】この説明に際し、説明を簡易にするため
に、受信側ディインタリーブ回路の2ポートRAM21
も8行、8列のアドレス空間で構成されていると仮定す
る。図8は、書込み側のアドレスカウンタ22の書込み
アドレス信号28により2ポートRAM21を矢印Y
5,Y6で示すように、列方向にアドレス指定して受信
データ信号27を書き込む場合の説明図であり、列方向
に「1」,「9」,「17」,・・・,「58」,
「3」,・・・,[56」,「64」と順次アドレス指
定して書き込む。この、図8における点線DL2で包囲
する領域は前フレームの受信データ信号を書き込むアド
レス領域を示している。
に、受信側ディインタリーブ回路の2ポートRAM21
も8行、8列のアドレス空間で構成されていると仮定す
る。図8は、書込み側のアドレスカウンタ22の書込み
アドレス信号28により2ポートRAM21を矢印Y
5,Y6で示すように、列方向にアドレス指定して受信
データ信号27を書き込む場合の説明図であり、列方向
に「1」,「9」,「17」,・・・,「58」,
「3」,・・・,[56」,「64」と順次アドレス指
定して書き込む。この、図8における点線DL2で包囲
する領域は前フレームの受信データ信号を書き込むアド
レス領域を示している。
【0059】また、図9は読出し側のアドレスカウンタ
23の読出しアドス信号29により2ポートRAM21
を矢印Y7,Y8で示すように、行方向にアドレス指定
して受信データ信号を読み出す場合の説明図であり、行
方向に「1」,「2」,「3」,・・・,[8」,
「9」,・・・,「16」,「17」,・・・,「6
3」,「64」と順次アドレス指定して読み出す。この
図9における点線DL3で包囲する領域は読出し先とな
るアドス領域を示している。
23の読出しアドス信号29により2ポートRAM21
を矢印Y7,Y8で示すように、行方向にアドレス指定
して受信データ信号を読み出す場合の説明図であり、行
方向に「1」,「2」,「3」,・・・,[8」,
「9」,・・・,「16」,「17」,・・・,「6
3」,「64」と順次アドレス指定して読み出す。この
図9における点線DL3で包囲する領域は読出し先とな
るアドス領域を示している。
【0060】さらに、図10は受信データ信号27の書
き込みアドレス指定とディインタリーブ出力信号30の
読み出しアドレス指定の関係を示すタイミングチャート
である。この図10(a)に示すように、アドレスカウ
ンタ22から出力される書込みアドレス信号28によ
り、受信データ信号27は前述のようにアドレス
「1」,「9」,「17」,・・・,「58」,
「3」,・・・,[56」,「64」の順に順次列方向
に書き込まれる。しかし、この書込み動作よりも、読出
し動作の方が半クロック分進んでいるため、たとえば、
アドレス「1」において、2ポート21に受信データ2
7が書き込まれる前に、前に書き込まれた受信データが
アドレスカウンタ23により先に読み出されることにな
る。
き込みアドレス指定とディインタリーブ出力信号30の
読み出しアドレス指定の関係を示すタイミングチャート
である。この図10(a)に示すように、アドレスカウ
ンタ22から出力される書込みアドレス信号28によ
り、受信データ信号27は前述のようにアドレス
「1」,「9」,「17」,・・・,「58」,
「3」,・・・,[56」,「64」の順に順次列方向
に書き込まれる。しかし、この書込み動作よりも、読出
し動作の方が半クロック分進んでいるため、たとえば、
アドレス「1」において、2ポート21に受信データ2
7が書き込まれる前に、前に書き込まれた受信データが
アドレスカウンタ23により先に読み出されることにな
る。
【0061】受信側ディインタリーブ回路においても、
1フレームに1度だけ各アドレスへ受信データ27が書
き込まれているため、アドレス「1」からは、1フレー
ム前に書き込まれた受信データ信号が読み出されること
になる。同様に、アドレス「2」,「3」,「8」から
も1フレーム前に書き込まれている受信データ信号が読
み出される。図9において、アドレス「1」,「1
0」,「19」,・・・「55」,[64」の対角線上
を含む右上半分のアドレス領域、すなわち、点線DL3
で包囲された領域で、1フレーム前の受信データ信号を
読み出すことになる。
1フレームに1度だけ各アドレスへ受信データ27が書
き込まれているため、アドレス「1」からは、1フレー
ム前に書き込まれた受信データ信号が読み出されること
になる。同様に、アドレス「2」,「3」,「8」から
も1フレーム前に書き込まれている受信データ信号が読
み出される。図9において、アドレス「1」,「1
0」,「19」,・・・「55」,[64」の対角線上
を含む右上半分のアドレス領域、すなわち、点線DL3
で包囲された領域で、1フレーム前の受信データ信号を
読み出すことになる。
【0062】また、アドレス「9」においては、同一フ
レーム内でアドレスカウンタ22の書込みアドレス信号
28で書き込んだ受信データ信号をアドレスカウンタ2
3の読出しアドレス信号29で読み出すことになる。こ
のとき、実際にアドレス「9」に書き込まれている受信
データ信号は、図1の送信側インタリーブ回路から出力
されるインタリーブ出力信号10であり、図図5(b)
に示したインタリーブ出力信号10におけるアドレス
「9」から読み出した1フレーム前の受信データ信号で
ある。結局、2ポートRAM21から読み出されるディ
インタリーブ出力信号30として、アドレス「9」から
も1フレーム前の受信データ信号が読み出されることに
なる。
レーム内でアドレスカウンタ22の書込みアドレス信号
28で書き込んだ受信データ信号をアドレスカウンタ2
3の読出しアドレス信号29で読み出すことになる。こ
のとき、実際にアドレス「9」に書き込まれている受信
データ信号は、図1の送信側インタリーブ回路から出力
されるインタリーブ出力信号10であり、図図5(b)
に示したインタリーブ出力信号10におけるアドレス
「9」から読み出した1フレーム前の受信データ信号で
ある。結局、2ポートRAM21から読み出されるディ
インタリーブ出力信号30として、アドレス「9」から
も1フレーム前の受信データ信号が読み出されることに
なる。
【0063】図10は受信側ディインタリーブ回路のデ
ータ変換を説明するための受信データ信号27の書込み
アドレス指定と、ディインタリーブ出力信号30の読出
しアドレス指定を示すタイミングチャートである。この
図10(a)に示す受信データ信号27において、1フ
レーム前の受信データ信号が書き込まれるアドレスを
「○」印で囲ってあるが、図8で説明すると、同フレー
ム内で読出しを行う左下半分のアドレス領域、すなわ
ち、図8における点線DL2で示す領域のすべてがこれ
に相当する。
ータ変換を説明するための受信データ信号27の書込み
アドレス指定と、ディインタリーブ出力信号30の読出
しアドレス指定を示すタイミングチャートである。この
図10(a)に示す受信データ信号27において、1フ
レーム前の受信データ信号が書き込まれるアドレスを
「○」印で囲ってあるが、図8で説明すると、同フレー
ム内で読出しを行う左下半分のアドレス領域、すなわ
ち、図8における点線DL2で示す領域のすべてがこれ
に相当する。
【0064】したがって、2ポートRAM21から出力
されるディインタリーブ出力信号30は1フレーム遅れ
て送信側インタリーブ回路の送信データ信号を復元する
ことになる。また、インタリーブ回路の目的は、伝送路
上で生じる連続バースト誤りをデータ並べ替えにより分
散させることであるが、図10(b)の斜線で示すよう
に、ディインタリーブ出力信号30として誤りデータを
1行分ないしは1フレーム分隔絶することができる。
されるディインタリーブ出力信号30は1フレーム遅れ
て送信側インタリーブ回路の送信データ信号を復元する
ことになる。また、インタリーブ回路の目的は、伝送路
上で生じる連続バースト誤りをデータ並べ替えにより分
散させることであるが、図10(b)の斜線で示すよう
に、ディインタリーブ出力信号30として誤りデータを
1行分ないしは1フレーム分隔絶することができる。
【0065】このように、第1の実施の形態のインタリ
ーブ回路により得られる第1の効果は、伝送遅延が送受
合わせて従来の半分の1フレームで済み、同一に遅延時
間制約下で、2倍のフレーム長のデータ並び替えを実現
することができる。これにより、インタリーブ回路出力
の隣接データの並び替え間隔をより広げることができ、
したがって、バースト誤りを分散する効果がある。ま
た、第2の効果としては、送信データ信号および受信デ
ータ信号をそれぞれ並行させるようにしているから、送
信側インタリーブ回路の出力の隣接データの並び替え
に、最大1フレーム長の間隔を実現させることができ
る。この結果、従来よりも長時間のバースト誤りに対し
ても誤り訂正能力の向上を期待できる。
ーブ回路により得られる第1の効果は、伝送遅延が送受
合わせて従来の半分の1フレームで済み、同一に遅延時
間制約下で、2倍のフレーム長のデータ並び替えを実現
することができる。これにより、インタリーブ回路出力
の隣接データの並び替え間隔をより広げることができ、
したがって、バースト誤りを分散する効果がある。ま
た、第2の効果としては、送信データ信号および受信デ
ータ信号をそれぞれ並行させるようにしているから、送
信側インタリーブ回路の出力の隣接データの並び替え
に、最大1フレーム長の間隔を実現させることができ
る。この結果、従来よりも長時間のバースト誤りに対し
ても誤り訂正能力の向上を期待できる。
【0066】なお、上記第1の実施の形態における説明
では、図3〜図5で示したように、1フレームを8行×
8列の64パルス幅として説明してきたが、任意のm
号、n列の2ポートRAMを用いて、m×nパルス幅の
フレーム構成のインタリーブ回路が実現できる。この場
合には、データ並び替え間隔の最小値がmまたはn、最
大値がm×nで、データ並び替えによる伝送遅延は送受
合わせて1フレーム分のm×nパルス幅となる。バース
ト誤りの分散効果を高めるには、なるべくm=nとなる
ように設計するのがよい。
では、図3〜図5で示したように、1フレームを8行×
8列の64パルス幅として説明してきたが、任意のm
号、n列の2ポートRAMを用いて、m×nパルス幅の
フレーム構成のインタリーブ回路が実現できる。この場
合には、データ並び替え間隔の最小値がmまたはn、最
大値がm×nで、データ並び替えによる伝送遅延は送受
合わせて1フレーム分のm×nパルス幅となる。バース
ト誤りの分散効果を高めるには、なるべくm=nとなる
ように設計するのがよい。
【0067】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。前記第1の実施の形態におけるメモリが2
ポートRAMを用いているのに対して、この第2の実施
の形態では、メモリとして、1ポートRAMを用いてい
る場合である。この1ポートRAMを用いることによ
り、1ポートRAMに対するデータの書込みと読出しを
書込み/読出し切替え端子で行わなけらばならないの
で、その切替えのためにアドレスセレクタを設けてい
る。図11はこの第2の実施の形態における送信側イン
タリーブ回路の構成を示すブロック図であり、図12は
この第2の実施の形態における受信側ディインタリーブ
回路の構成を示すブロック図である。
て説明する。前記第1の実施の形態におけるメモリが2
ポートRAMを用いているのに対して、この第2の実施
の形態では、メモリとして、1ポートRAMを用いてい
る場合である。この1ポートRAMを用いることによ
り、1ポートRAMに対するデータの書込みと読出しを
書込み/読出し切替え端子で行わなけらばならないの
で、その切替えのためにアドレスセレクタを設けてい
る。図11はこの第2の実施の形態における送信側イン
タリーブ回路の構成を示すブロック図であり、図12は
この第2の実施の形態における受信側ディインタリーブ
回路の構成を示すブロック図である。
【0068】まず、図11の送信側インタリーブ回路の
構成から説明する。1ポートRAM41のデータ入力端
子D−INには、送信データ信号47が入力されるよう
になっており、書込み/読出し切替え端子W/Rには、
送信側クロック信号44が入力されるようになってお
り、この送信側クロック信号が書込み/読出し切替え端
子W/Rに入力されると、送信側クロック信号44の極
性に応じて書込みモードと読出しモードとを切り換える
ようになっている。この送信側クロック信号44は書込
み側のアドレスカウンタ42にも入力されるようになっ
ており、また、送信側クロック信号44はインバータ4
5により反転されて半クロック分遅延して送信側クロッ
ク信号51として読出し側のアドレスカウンタ43に入
力されるようになっている。
構成から説明する。1ポートRAM41のデータ入力端
子D−INには、送信データ信号47が入力されるよう
になっており、書込み/読出し切替え端子W/Rには、
送信側クロック信号44が入力されるようになってお
り、この送信側クロック信号が書込み/読出し切替え端
子W/Rに入力されると、送信側クロック信号44の極
性に応じて書込みモードと読出しモードとを切り換える
ようになっている。この送信側クロック信号44は書込
み側のアドレスカウンタ42にも入力されるようになっ
ており、また、送信側クロック信号44はインバータ4
5により反転されて半クロック分遅延して送信側クロッ
ク信号51として読出し側のアドレスカウンタ43に入
力されるようになっている。
【0069】両アドレスカウンタ42,43には、同時
に各フレーム初めごとに送信側フレーム信号46が入力
されるようになっており、この送信側フレーム信号46
が入力されるごとに、両アドレスカウンタ42,43の
カウント内容が初期化され、新たに各フレームごとにア
ドレスのカウントを開始するようになっている。 この
場合、アドスカウンタ42は1ポートRAM41の行方
向のアドレスのカウントアップを行い、アドレスカウン
タ43は1ポートRAM41の列方向のアドレスのカウ
ントアップを行うようになっている。
に各フレーム初めごとに送信側フレーム信号46が入力
されるようになっており、この送信側フレーム信号46
が入力されるごとに、両アドレスカウンタ42,43の
カウント内容が初期化され、新たに各フレームごとにア
ドレスのカウントを開始するようになっている。 この
場合、アドスカウンタ42は1ポートRAM41の行方
向のアドレスのカウントアップを行い、アドレスカウン
タ43は1ポートRAM41の列方向のアドレスのカウ
ントアップを行うようになっている。
【0070】アドレスカウンタ42からは、行方向のア
ドレスのカウントを行って行方向カウンタ出力52をア
ドレスセレクタ48に出力するようになっている。アド
レスカウンタ43は、列方向のカウントを行って列方向
カウンタ出力53をアドレスセレクタ48に出力するよ
うになっている。アドレスカウンタ48は送信側クロッ
ク信号44の極性に応じて、行方向カウンタ出力52と
列方向カウンタ出力53のどちらかを選択して1ポート
RAM41のアドレス入力端子ADR−INにアドレス
信号49を送出するようになっている。1ポートRAM
41のアドレス入力端子ADR−INに行方向カウンタ
出力52に対応するアドレス信号49が入力されると、
1ポートRAM41のデータ入力端子D−INから送信
データ信号47を書き込み、かつアドレス入力端子AD
R−INに列方向カウンタ出力53に対応するアドレス
信号49が入力されると、1ポートRAM41のデータ
出力端子D−OUTからインタリーブ出力信号50が出
力されるようになっている。
ドレスのカウントを行って行方向カウンタ出力52をア
ドレスセレクタ48に出力するようになっている。アド
レスカウンタ43は、列方向のカウントを行って列方向
カウンタ出力53をアドレスセレクタ48に出力するよ
うになっている。アドレスカウンタ48は送信側クロッ
ク信号44の極性に応じて、行方向カウンタ出力52と
列方向カウンタ出力53のどちらかを選択して1ポート
RAM41のアドレス入力端子ADR−INにアドレス
信号49を送出するようになっている。1ポートRAM
41のアドレス入力端子ADR−INに行方向カウンタ
出力52に対応するアドレス信号49が入力されると、
1ポートRAM41のデータ入力端子D−INから送信
データ信号47を書き込み、かつアドレス入力端子AD
R−INに列方向カウンタ出力53に対応するアドレス
信号49が入力されると、1ポートRAM41のデータ
出力端子D−OUTからインタリーブ出力信号50が出
力されるようになっている。
【0071】次に、第2の実施の形態における受信側デ
ィインタリーブ回路の構成について図12のブロック図
を参照して説明する。この受信側ディインタリーブ回路
においても、メモリとして、1ポートRAM61が使用
されている。この1ポートRAM61のデータ入力端子
D−INには、受信側データ信号67が入力されるよう
になっている。この受信側データ信号67は、上記送信
側インタリーブ回路の1ポートRAM41のデータ出力
端子D−OUTから出力されるインタリーブ出力信号5
0である。
ィインタリーブ回路の構成について図12のブロック図
を参照して説明する。この受信側ディインタリーブ回路
においても、メモリとして、1ポートRAM61が使用
されている。この1ポートRAM61のデータ入力端子
D−INには、受信側データ信号67が入力されるよう
になっている。この受信側データ信号67は、上記送信
側インタリーブ回路の1ポートRAM41のデータ出力
端子D−OUTから出力されるインタリーブ出力信号5
0である。
【0072】書込み側のアドレスカウンタ62と読出し
側のアドレスカウンタ63には、各フレームの初めごと
に受信側フレーム信号66が入力されるようになってい
る。この受信側フレーム信号66がアドレスカウンタ6
2,63に入力されると、両アドレスカウンタ62,6
3はカウント内容を初期化して、それぞれ受信側クロッ
ク信号71、64をそれぞれカウントアップするように
なっている。受信側クロック信号71は受信側クロック
信号64をインバータ65で反転して半クロック分遅延
されたクロック信号である。
側のアドレスカウンタ63には、各フレームの初めごと
に受信側フレーム信号66が入力されるようになってい
る。この受信側フレーム信号66がアドレスカウンタ6
2,63に入力されると、両アドレスカウンタ62,6
3はカウント内容を初期化して、それぞれ受信側クロッ
ク信号71、64をそれぞれカウントアップするように
なっている。受信側クロック信号71は受信側クロック
信号64をインバータ65で反転して半クロック分遅延
されたクロック信号である。
【0073】アドレスカウンタ62は、受信側クロック
信号71を入力すると、1ポートRAM61のアドレス
の列方向に順次カウントアップして、列方向カウンタ出
力72をアドレスセレクタ68に出力するようになって
いる。また、アドレスカウンタ63は受信側クロック信
号64を入力すると、1ポートRAM61のアドレスの
行方向に順次カウントアップして行方向カウンタ出力を
アドレスセレクタ68に出力するようになっている。こ
のアドレスセレクタ68と1ポートRAM61の書込み
/読出し切替え端子W/Rには、インバータ65から出
力される受信側クロック信号71が入力されるようにな
っている。
信号71を入力すると、1ポートRAM61のアドレス
の列方向に順次カウントアップして、列方向カウンタ出
力72をアドレスセレクタ68に出力するようになって
いる。また、アドレスカウンタ63は受信側クロック信
号64を入力すると、1ポートRAM61のアドレスの
行方向に順次カウントアップして行方向カウンタ出力を
アドレスセレクタ68に出力するようになっている。こ
のアドレスセレクタ68と1ポートRAM61の書込み
/読出し切替え端子W/Rには、インバータ65から出
力される受信側クロック信号71が入力されるようにな
っている。
【0074】この受信側クロック信号71の極性に応じ
て1ポートRAM61の書込み/読出し切替え端子W/
Rは受信データ信号67の書込みと読出しとの切替えを
行い、かつアドレスセレクタ68はこの受信側クロック
信号71の極性に応じてアドレスカウンタ62から出力
される列方向カウンタ出力72と、アドレスカウンタ6
3から出力される行方向カウンタ出力73とを切り換え
て、1ポートRAM61のアドレス入力端子ADR−I
Nにアドレス信号69を出力するようになっている。1
ポートRAM61はアドレス信号69に応じて、受信デ
ータ信号67の書込みと、読出しとを受信クロック信号
71の極性に応じて交互に読み出して、ディインタリー
ブ出力70を出力するようになっている。
て1ポートRAM61の書込み/読出し切替え端子W/
Rは受信データ信号67の書込みと読出しとの切替えを
行い、かつアドレスセレクタ68はこの受信側クロック
信号71の極性に応じてアドレスカウンタ62から出力
される列方向カウンタ出力72と、アドレスカウンタ6
3から出力される行方向カウンタ出力73とを切り換え
て、1ポートRAM61のアドレス入力端子ADR−I
Nにアドレス信号69を出力するようになっている。1
ポートRAM61はアドレス信号69に応じて、受信デ
ータ信号67の書込みと、読出しとを受信クロック信号
71の極性に応じて交互に読み出して、ディインタリー
ブ出力70を出力するようになっている。
【0075】次に、以上のように構成された第2の実施
の形態の動作について説明する。まず、図11に示した
送信側インタリーブ回路の動作から図13のタイミング
チャートを参照して説明する。図13(a)に示すよう
に、送信データ信号47はフレームA,B単位で1ポー
トRAM41に書き込まれるが、その書込みに際して、
まず、図13(b)に示すように、送信側フレーム信号
46が各フレームA,Bの初めにアドレスカウンタ4
2,43に入力される。アドレスカウンタ42,43に
この送信側フレーム信号46が入力されることにより、
そのカウント内容が初期化され、新たな送信側クロック
信号のカウントを開始する。
の形態の動作について説明する。まず、図11に示した
送信側インタリーブ回路の動作から図13のタイミング
チャートを参照して説明する。図13(a)に示すよう
に、送信データ信号47はフレームA,B単位で1ポー
トRAM41に書き込まれるが、その書込みに際して、
まず、図13(b)に示すように、送信側フレーム信号
46が各フレームA,Bの初めにアドレスカウンタ4
2,43に入力される。アドレスカウンタ42,43に
この送信側フレーム信号46が入力されることにより、
そのカウント内容が初期化され、新たな送信側クロック
信号のカウントを開始する。
【0076】この場合、アドレスカウンタ42には、図
13に示すように、送信側クロック信号44が入力さ
れ、この送信側クロック信号44を送信側フレーム信号
46の入力と同時に1ポートRAM41の行方向のアド
レス順に順次カウントアップして、図13(d)に示す
ように、行方向の書込み用のアドレス指定を行うための
行方向カウンタ出力52をアドレスセレクタ48に出力
する。また、送信側クロック信号44はインバータ45
で反転されて、この送信側クロック信号44の半クロッ
ク分遅延した送信側クロック信号51がアドレスカウン
タ43に入力される。これにより、アドレスカウンタ4
3は送信側フレーム信号の入力された時点から送信側ク
ロック信号44の半クロック分遅延した送信側クロック
信号51のカウントを開始して、1ポートRAM41の
列方向に順次カウントアップして、1ポートRAM41
の列方向に送信データ信号の読出しを行うための列方向
カウンタ出力53を図13(e)に示すように、アドレ
スセレクタ48に出力する。
13に示すように、送信側クロック信号44が入力さ
れ、この送信側クロック信号44を送信側フレーム信号
46の入力と同時に1ポートRAM41の行方向のアド
レス順に順次カウントアップして、図13(d)に示す
ように、行方向の書込み用のアドレス指定を行うための
行方向カウンタ出力52をアドレスセレクタ48に出力
する。また、送信側クロック信号44はインバータ45
で反転されて、この送信側クロック信号44の半クロッ
ク分遅延した送信側クロック信号51がアドレスカウン
タ43に入力される。これにより、アドレスカウンタ4
3は送信側フレーム信号の入力された時点から送信側ク
ロック信号44の半クロック分遅延した送信側クロック
信号51のカウントを開始して、1ポートRAM41の
列方向に順次カウントアップして、1ポートRAM41
の列方向に送信データ信号の読出しを行うための列方向
カウンタ出力53を図13(e)に示すように、アドレ
スセレクタ48に出力する。
【0077】このアドレスッセレクタ48には、送信側
クロック信号44も入力されていると同時に、この送信
側のクロック信号44は1ポートRAM41の書込み/
読出し切替え端子W/Rにも入力される。したがって、
書込み/読出し切替え端子W/Rに送信側クロック信号
44が入力されるごとに、送信側クロック信号44の極
性を反転するごとに、1ポートRAM41は図13
(h)に示すように、動作モード書込み{図13(h)
では、Wで表示}と、読出しモード{図13(h)で
は、Rで表示}が交互に切り換わる。
クロック信号44も入力されていると同時に、この送信
側のクロック信号44は1ポートRAM41の書込み/
読出し切替え端子W/Rにも入力される。したがって、
書込み/読出し切替え端子W/Rに送信側クロック信号
44が入力されるごとに、送信側クロック信号44の極
性を反転するごとに、1ポートRAM41は図13
(h)に示すように、動作モード書込み{図13(h)
では、Wで表示}と、読出しモード{図13(h)で
は、Rで表示}が交互に切り換わる。
【0078】これと同時に、アドレスセレクタ48は送
信側クロック信号44の入力ごとに、その極性に応じ
て、行方向カウンタ出力52と列方向カウンタ出力53
とを交互に切り換えて、図13(f)に示すように、行
方向の書込みと列方向の読出しとを交互に行うための行
方向と列方向のアドレス指定を行うアドレス信号を1ポ
ートRAM41のアドレス入力端子ADR−INに送出
する。この結果、1ポートRAM41は図13(f),
図13(g)からも明らかなように、送信側クロック信
号44の極性に応じて行方向に送信データ信号47の書
込みを行い、送信側クロック信号44の半クロック分遅
延して、その極性が反転するごとに、列方向に読出を行
って、1ポートRAM41から図13(h)に示すよう
にインタリーブ出力信号50が図13(a)に示すフレ
ームa,bに対応するフレームA1,B1単位で出力さ
れる。このように、この第2の実施の形態における送信
側インタリーブ回路において、1ポートRAM41の書
込みと読出しアドレスの指定順序は、第1の実施の形態
における送信側インタリーブ回路の動作の説明の場合に
用いた図3、図4の場合と同様である。
信側クロック信号44の入力ごとに、その極性に応じ
て、行方向カウンタ出力52と列方向カウンタ出力53
とを交互に切り換えて、図13(f)に示すように、行
方向の書込みと列方向の読出しとを交互に行うための行
方向と列方向のアドレス指定を行うアドレス信号を1ポ
ートRAM41のアドレス入力端子ADR−INに送出
する。この結果、1ポートRAM41は図13(f),
図13(g)からも明らかなように、送信側クロック信
号44の極性に応じて行方向に送信データ信号47の書
込みを行い、送信側クロック信号44の半クロック分遅
延して、その極性が反転するごとに、列方向に読出を行
って、1ポートRAM41から図13(h)に示すよう
にインタリーブ出力信号50が図13(a)に示すフレ
ームa,bに対応するフレームA1,B1単位で出力さ
れる。このように、この第2の実施の形態における送信
側インタリーブ回路において、1ポートRAM41の書
込みと読出しアドレスの指定順序は、第1の実施の形態
における送信側インタリーブ回路の動作の説明の場合に
用いた図3、図4の場合と同様である。
【0079】次に、第2の実施の形態における受信側デ
ィインタリーブ回路の動作について図14のタイミング
チャートを参照して説明する。図11の送信側インタリ
ーブ回路の1ポートRAM41から出力されたインタリ
ーブ出力信号50は図12における受信側ディインタリ
ーブ回路における図14(a)に示すような受信データ
信号67となるものである。この受信データ信号67は
フレームA1,B1単位で1ポートRAM61のデータ
入力端子D−INに入力される。
ィインタリーブ回路の動作について図14のタイミング
チャートを参照して説明する。図11の送信側インタリ
ーブ回路の1ポートRAM41から出力されたインタリ
ーブ出力信号50は図12における受信側ディインタリ
ーブ回路における図14(a)に示すような受信データ
信号67となるものである。この受信データ信号67は
フレームA1,B1単位で1ポートRAM61のデータ
入力端子D−INに入力される。
【0080】この受信データ信号67の1ポートRAM
61への書込みと読出しに際しても、まず、図14
(b)に示すような受信側フレーム信号66がフレーム
A1,B1に初めにアドレスカウンタ62,63に入力
される。この受信側フレーム信号66がアドレスカウン
タ62,63に入力されるごとにアドレスカウンタ6
2,63のカウント内容が初期化される。また、アドレ
スカウンタ62には、図14(c)に示す受信側クロッ
ク信号64をインバータ65で反転して半クロック分遅
延した受信側クロック信号71が入力され、アドレスカ
ウンタ63には、直接この受信側クロック信号64が入
力される。
61への書込みと読出しに際しても、まず、図14
(b)に示すような受信側フレーム信号66がフレーム
A1,B1に初めにアドレスカウンタ62,63に入力
される。この受信側フレーム信号66がアドレスカウン
タ62,63に入力されるごとにアドレスカウンタ6
2,63のカウント内容が初期化される。また、アドレ
スカウンタ62には、図14(c)に示す受信側クロッ
ク信号64をインバータ65で反転して半クロック分遅
延した受信側クロック信号71が入力され、アドレスカ
ウンタ63には、直接この受信側クロック信号64が入
力される。
【0081】さらに、受信側クロック信号71はアドレ
スセレクタ63と1ポートRAM61の書込み/読出し
切替え端子W/Rとにも入力される。1ポートRAM6
1の書込み/読出し切替え端子W/Rに受信側クロック
信号71が入力されることにより、受信側クロック信号
の極性に応じて1ポートRAM61の動作モードが図1
4(g)に示すように、書込み{図14(g)にはWで
表示}と読出し{図14(g)にはRで表示}が交互に
変わる。アドレスカウンタ62に受信側クロック信号7
1が入力することにより、上記受信側フレーム信号66
の到来ごとにフレームA1,B1単位で受信データ信号
67を1ポートRAM61に列方向に書き込むためのア
ドレス指定を行うべく、カウントアップしていく。フレ
ームA1,B1単位でカウントアップしたアドレスカウ
ンタ62から図14(d)に示すように、列方向カウン
タ出力72をアドレスセレクタ68に出力する。
スセレクタ63と1ポートRAM61の書込み/読出し
切替え端子W/Rとにも入力される。1ポートRAM6
1の書込み/読出し切替え端子W/Rに受信側クロック
信号71が入力されることにより、受信側クロック信号
の極性に応じて1ポートRAM61の動作モードが図1
4(g)に示すように、書込み{図14(g)にはWで
表示}と読出し{図14(g)にはRで表示}が交互に
変わる。アドレスカウンタ62に受信側クロック信号7
1が入力することにより、上記受信側フレーム信号66
の到来ごとにフレームA1,B1単位で受信データ信号
67を1ポートRAM61に列方向に書き込むためのア
ドレス指定を行うべく、カウントアップしていく。フレ
ームA1,B1単位でカウントアップしたアドレスカウ
ンタ62から図14(d)に示すように、列方向カウン
タ出力72をアドレスセレクタ68に出力する。
【0082】また、アドレスカウンタ63に受信側クロ
ック信号64が入力されることにより、アドレスカウン
タ63は受信側フレーム信号66の到来ごとにフレーム
A1,B1単位で受信データ信号67を1ポートRAM
61に行方向に読み出すためのアドレス指定を行うべ
く、カウントアップしていく。アドレスカウンタ63は
フレームA1,B1単位でカウントアップするごとに、
図14(e)に示すように、行方向カウンタ出力73を
アドレスセレクタ68に出力する。図14(e)を図1
4(d)と比較しても明らかなように、行方向カウンタ
出力73は列方向カウンタ出力72よりも受信側クロッ
ク信号64の半クロック分遅延している。
ック信号64が入力されることにより、アドレスカウン
タ63は受信側フレーム信号66の到来ごとにフレーム
A1,B1単位で受信データ信号67を1ポートRAM
61に行方向に読み出すためのアドレス指定を行うべ
く、カウントアップしていく。アドレスカウンタ63は
フレームA1,B1単位でカウントアップするごとに、
図14(e)に示すように、行方向カウンタ出力73を
アドレスセレクタ68に出力する。図14(e)を図1
4(d)と比較しても明らかなように、行方向カウンタ
出力73は列方向カウンタ出力72よりも受信側クロッ
ク信号64の半クロック分遅延している。
【0083】アドレスセレクタ68は、インバータ65
から出力される受信側クロック信号71の入力ごとに、
すなわち、受信側クロック信号71の極性の反転ごと
に、列方向カウンタ出力72と行方向カウンタ出力73
とを切り換えて選択することにより、図14(f)に示
すように、アドレスセレクタ出力、すなわちアドレス信
号69を1ポートRAM61のアドレス入力端子ADR
−INに出力する。このアドレス信号69は、受信側ク
ロック信号71の極性に応じて、1ポートRAM61の
列方向のアドレス指定を行って受信データ信号の書込み
と、行方向のアドレス指定を行って読出しを交互に繰り
返す。すなわち、図14(f)と図14(g)からも明
らかなように、1ポートRAM61の書込み/読出し切
替え端子W/Rに受信側クロック信号71が入力されて
書込みモードと読出しモードとの切替え動作と、1ポー
トRAM61の書込みと、読出し動作が対応している。
から出力される受信側クロック信号71の入力ごとに、
すなわち、受信側クロック信号71の極性の反転ごと
に、列方向カウンタ出力72と行方向カウンタ出力73
とを切り換えて選択することにより、図14(f)に示
すように、アドレスセレクタ出力、すなわちアドレス信
号69を1ポートRAM61のアドレス入力端子ADR
−INに出力する。このアドレス信号69は、受信側ク
ロック信号71の極性に応じて、1ポートRAM61の
列方向のアドレス指定を行って受信データ信号の書込み
と、行方向のアドレス指定を行って読出しを交互に繰り
返す。すなわち、図14(f)と図14(g)からも明
らかなように、1ポートRAM61の書込み/読出し切
替え端子W/Rに受信側クロック信号71が入力されて
書込みモードと読出しモードとの切替え動作と、1ポー
トRAM61の書込みと、読出し動作が対応している。
【0084】この読出し動作に際して、1ポートRAM
61の列方向のアドレスに受信データ信号を書き込む半
クロック前に、1ポートRAM61の行方向のアドレス
から受信データ信号の読出しが行われる。このため、前
記第1の実施の形態における図6の受信側ディインタリ
ーブ回路の動作に使用した図8の受信データ信号の書込
み時と、図9の受信データ信号の読出し時の各説明の場
合と同じアドレス指定となるため、1ポートRAM61
から読み出されるディインタリーブ出力信号70は、イ
ンタリーブ変換前のデータ列が1フレーム遅れて復元さ
れる。このように、メモリとして1ポートRAMを用い
ても、インタリーブ回路を実現することができる。
61の列方向のアドレスに受信データ信号を書き込む半
クロック前に、1ポートRAM61の行方向のアドレス
から受信データ信号の読出しが行われる。このため、前
記第1の実施の形態における図6の受信側ディインタリ
ーブ回路の動作に使用した図8の受信データ信号の書込
み時と、図9の受信データ信号の読出し時の各説明の場
合と同じアドレス指定となるため、1ポートRAM61
から読み出されるディインタリーブ出力信号70は、イ
ンタリーブ変換前のデータ列が1フレーム遅れて復元さ
れる。このように、メモリとして1ポートRAMを用い
ても、インタリーブ回路を実現することができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、この発明のインタリーブ
回路によれば、送信側インタリーブ回路と、受信側ディ
インタリーブ回路の双方でメモリへのデーアの書込みと
読出しとを同時に進行させるようにしたので、伝送遅延
が送信側インタリーブ回路と、受信側ディインタリーブ
回路の双方合わせて従来の半分の1フレーム分に短縮す
ることができる。また、送信側インタリーブ回路と受信
側ディインタリーブ回路の双方でメモリへのデーアの書
込みと読出しとの同時進行にともない、前フレームデー
タを含むデータの並替えができ、従来の1行ないし1列
分のデータ分散に比較して最大1フレーム分の分散間隔
を得ることができ、長時間のバーストの誤りに対する訂
正能力が向上する。
回路によれば、送信側インタリーブ回路と、受信側ディ
インタリーブ回路の双方でメモリへのデーアの書込みと
読出しとを同時に進行させるようにしたので、伝送遅延
が送信側インタリーブ回路と、受信側ディインタリーブ
回路の双方合わせて従来の半分の1フレーム分に短縮す
ることができる。また、送信側インタリーブ回路と受信
側ディインタリーブ回路の双方でメモリへのデーアの書
込みと読出しとの同時進行にともない、前フレームデー
タを含むデータの並替えができ、従来の1行ないし1列
分のデータ分散に比較して最大1フレーム分の分散間隔
を得ることができ、長時間のバーストの誤りに対する訂
正能力が向上する。
【図1】この発明のインタリーブ回路の第1の実施の形
態における送信側インタリーブ回路の構成を示すブロッ
ク図である。
態における送信側インタリーブ回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の送信側インタリーブ回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
るためのタイミングチャートである。
【図3】図1の送信側インタリーブ回路のメモリの行方
向への送信データ信号の書込みの説明図である。
向への送信データ信号の書込みの説明図である。
【図4】図1の送信側インタリーブ回路のメモリの列方
向にインタリーブ出力信号の読出しの説明図である。
向にインタリーブ出力信号の読出しの説明図である。
【図5】図1の送信側インタリーブ回路の送信データ信
号に対するインタリーブ出力信号へのデータ変換を説明
するためのタイミングチャートである。
号に対するインタリーブ出力信号へのデータ変換を説明
するためのタイミングチャートである。
【図6】この発明のインタリーブ回路の第1の実施の形
態における受信側ディインタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
態における受信側ディインタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】図6の受信側ディインタリーブ回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図8】図6の受信側ディインタリーブ回路のメモリの
列方向への受信データ信号の書込みの説明図である。
列方向への受信データ信号の書込みの説明図である。
【図9】図6の受信側ディインタリーブ回路のメモリの
行方向にディインタリーブ出力信号の読出しの説明図で
ある。
行方向にディインタリーブ出力信号の読出しの説明図で
ある。
【図10】図6の受信側ディインタリーブ回路の送信デ
ータ信号に対するインタリーブ出力信号へのデータ変換
を説明するためのタイミングチャートである。
ータ信号に対するインタリーブ出力信号へのデータ変換
を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】この発明のインタリーブイ回路の第2の実施
の形態における送信側インタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
の形態における送信側インタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】この発明のインタリーブイ回路の第2の実施
の形態における受信側インタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
の形態における受信側インタリーブ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】図11の送信側インタリーブ回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図14】図12の受信側ディインタリーブ回路の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
を説明するためのタイミングチャートである。
【図15】従来のインタリーブ回路における送信側イン
タリーブ回路の構成を示すブロック図である。
タリーブ回路の構成を示すブロック図である。
【図16】図15の送信側インタリーブ回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図17】従来のインタリーブ回路における受信側イン
タリーブ回路の構成を示すブロック図である。
タリーブ回路の構成を示すブロック図である。
【図18】図17の受信側インタリーブ回路の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
1,21……2ポートRAM、2,3,22,23,4
2,43,62,63……アドレスカウンタ、5,2
5,45,65……インバータ、48,58……アドレ
スセレクタ、41,61……1ポートRAM。
2,43,62,63……アドレスカウンタ、5,2
5,45,65……インバータ、48,58……アドレ
スセレクタ、41,61……1ポートRAM。
Claims (16)
- 【請求項1】 フレームごとに送信データ信号の書込み
と読出しを行う第1のメモリと、 前記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側クロ
ック信号をカウントして前記第1のメモリのアドレスの
行方向に順次前記送信データ信号を書き込む第1のアド
レスカウンタと、 前記第1のアドレスカウンタと並列的に連続動作して前
記送信側フレーム信号ごとに初期化され、前記第1のア
ドレスカウンタに供給される前記送信側クロック信号よ
りも半クロック遅れた送信側クロック信号をカウントし
て前記第1のメモリのアドスの列方向に順次送信データ
信号を読み出してインタリーブ出力信号を出力させる第
2のアドレスカウンタと、を備える送信側インタリーブ
回路と;フレームごとに受信データ信号の書き込みと読
出しを行う第2のメモリと、 受信側フレーム信号ごとに初期化され、受信側クロック
信号よりも半クロック遅れたタイミングでこの遅れた受
信クロック信号をカウントして前記第2のメモリのアド
レスの列方向に順次前記受信データ信号を書き込む第3
のアドレスカウンタと、 前記第3のアドレスカウンタと並列的に連続動作して前
記フレーム信号ごとに初期化され、前記受信側クロック
信号をカウントして前記第2のメモリから行方向に順次
前記受信データ信号を読み出してディインタリーブ出力
信号を出力させる第4のアドレスカウンタと、を備える
受信側ディインタリーブ回路と;を有することを特徴と
するインタリーブ回路。 - 【請求項2】 前記第1のメモリは、前記送信データ信
号の書込み用と送信データ信号の読出し用の2ポートを
有する2ポートRAMであり、かつ前記第2のメモリ
は、前記受信データ信号の書込み用と受信データ信号の
読出し用の2ポートを有する2ポートRAMであること
を特徴とする請求項1記載のインタリーブ回路。 - 【請求項3】 前記第2のアドレスカウンタは、第1の
インバータにより前記送信側クロック信号を反転させて
前記送信側クロック信号よりも半クロック遅れたタイミ
ングで前記第1のメモリのアドレスを列方向に順次指定
するようにカウントして前記第1のメモリから送信デー
タ信号を読み出してインタリーブ出力信号を出力させる
ことを特徴とする請求項1記載のインタリーブ回路。 - 【請求項4】 前記第3のアドレスカウンタは、第2の
インバータにより前記受信側クロック信号を反転させて
前記受信側クロック信号よりも半クロック遅れたタイミ
ングで前記第2のメモリのアドレスを列方向に順次指定
するようにカウントして前記受信データ信号を前記第2
のメモリに書き込むことを特徴とする請求項1記載のイ
ンタリーブ回路。 - 【請求項5】 前記第1のメモリは、行方向にm個、列
方向にn個の合計(m×n)個のアドレス空間(m,n
は自然数)を有することを特徴とする請求項2〜4のい
ずれか1項記載のインタリーブ回路。 - 【請求項6】 前記第2のメモリは、行方向にn個、列
方向にm個の合計(n×m)個のアドレス空間を有する
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載のイ
ンタリーブ回路。 - 【請求項7】 前記第1のメモリおよび第2のメモリ
は、それぞれ行方向のm個とn個、列方向のn個とm個
が同じ数であることを特徴とする請求項5記載のインタ
リーブ回路。 - 【請求項8】 前記フレームは、m×nパルス幅のフレ
ーム構成であることを特徴とする請求項2〜6のいずれ
か1項記載のインタリーブ回路。 - 【請求項9】 送信側クロック信号の極性に対応して極
性が変化する書込み/読出し選択切替え信号に応じてフ
レームごとに送信データ信号の書込みと読出しを行う第
3のメモリと、 前記送信側フレーム信号ごとに初期化され、送信側クロ
ック信号を前記第3のメモリのアドレスの行方向にカウ
ントする第5のアドレスカウンタと、 前記第5のアドレスカウンタと並列的に連続動作して前
記送信側フレーム信号ごとに初期化され、前記第5のア
ドレスカウンタに供給される前記送信側クロック信号よ
りも半クロック遅れたタイミングで前記第3のメモリの
アドレスの列方向にカウントアップする第6のアドレス
カウンタと、 前記書込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記
第5のアドレスカウンタの出力と前記第6のアドレスカ
ウンタの出力とを交互に選択して前記第3のメモリにア
ドレス信号として供給して前記第3のメモリに前記送信
データ信号への書込みと前記第3のメモリに書き込まれ
ている送信データ信号を読み出してインタリーブ信号を
出力させる第1のアドレスセレクタと、を備える送信側
インタリーブ回路と;受信側クロック信号よりも半クロ
ック遅れたタイミングで前記受信側クロック信号の極性
に対応して極性が変化する書込み/読出し選択切替え信
号に応じてフレームごとに受信データ信号の書き込みと
読出しを行う第4のメモリと、 受信側フレーム信号ごとに初期化され、受信側クロック
信号よりも半クロック遅れたタイミングで前記第4のメ
モリのアドレスの列方向にカウントアップする第7のア
ドレスカウンタと、 前記第7のアドレスカウンタと並列的に連続動作して前
記受信側フレーム信号ごとに初期化され、前記受信側ク
ロック信号のタイミングで前記第4のメモリのアドレス
の行方向にカウントアップする第8のアドレスカウンタ
と、 前記書込み/読出し選択切替え信号の極性に応じて前記
第7のアドレスカウンタの出力と前記第8のアドレスカ
ウンタの出力とを交互に選択して前記第4のメモリにア
ドレス信号として供給して前記第4のメモリに前記受信
データ信号への書込みと前記第4のメモリに書き込まれ
ている受信データ信号を読み出してインタリーブ信号を
出力させる第2のアドレスセレクタと、を備える受信側
ディインタリーブ回路と;を有するインタリーブ回路。 - 【請求項10】 前記第3のメモリは、前記送信データ
信号の書込み用と送信データ信号の読出し用のポートが
単一の1ポートRAMであり、かつ前記第4のメモリ
は、前記受信データ信号の書込み用と送信データ信号の
読出し用のポートが単一の1ポートRAMであることを
特徴とする請求項9記載のインタリーブ回路。 - 【請求項11】 前記第6のアドレスカウンタは、第3
のインバータにより前記送信側クロック信号を反転させ
て前記送信側クロック信号よりも半クロック遅れたタイ
ミングで前記第3のメモリのアドレスを列方向に順次指
定するようにカウントすることを特徴とする請求項9記
載のインタリーブ回路。 - 【請求項12】 前記第7のアドレスカウンタは、第4
のインバータにより前記受信側クロック信号を反転させ
て前記受信側クロック信号よりも半クロック遅れたタイ
ミングで前記第4のメモリのアドレスを行方向に順次指
定するようにカウントすることを特徴とする請求項9記
載のインタリーブ回路。 - 【請求項13】 前記第3のメモリは、行方向にm個、
列方向にn個の合計(m×n)個のアドレス空間(m,
nは自然数)を有することを特徴とする請求項10〜1
2のいずれか1項記載のインタリーブ回路。 - 【請求項14】 前記第4のメモリは、行方向にn個、
列方向にm個の合計(n×m)個のアドレス空間(m,
nは自然数)を有することを特徴とする請求項10〜1
2のいずれか1項記載のインタリーブ回路。 - 【請求項15】 前記第3のメモリおよび第4のメモリ
は、それぞれ行方向のm個と列方向のn個、列方向のn
個とm個が同じ数であることを特徴とする請求項14記
載のインタリーブ回路。 - 【請求項16】 前記フレームは、m×nパルス幅のフ
レーム構成であることを特徴とする請求項10〜14の
いずれか1項記載のインタリーブ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32221197A JPH11145851A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | インタリーブ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32221197A JPH11145851A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | インタリーブ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11145851A true JPH11145851A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18141205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32221197A Pending JPH11145851A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | インタリーブ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11145851A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001069794A1 (fr) * | 2000-03-17 | 2001-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Generateur d'adresses d'entrelacement |
KR100468576B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2005-01-31 | 엘지전자 주식회사 | 바이트 어드레싱 메모리를 이용한 더블유-씨디엠에이 웰시스템의 인터리버 장치 및 그 제어방법 |
JP2011135235A (ja) * | 2009-12-22 | 2011-07-07 | Toshiba Corp | 認証モジュール、電子機器及びインタリーブ信号の復元方法 |
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1997
- 1997-11-07 JP JP32221197A patent/JPH11145851A/ja active Pending
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