JPH0974361A - 変復調装置 - Google Patents

変復調装置

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JPH0974361A
JPH0974361A JP22628095A JP22628095A JPH0974361A JP H0974361 A JPH0974361 A JP H0974361A JP 22628095 A JP22628095 A JP 22628095A JP 22628095 A JP22628095 A JP 22628095A JP H0974361 A JPH0974361 A JP H0974361A
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JP22628095A
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Shinichi Kamo
信一 加茂
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NEC Engineering Ltd
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NEC Engineering Ltd
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Publication date
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を抑えつつ、フレームフォーマット
の変更が自由にできる変復調装置を提供すること。 【解決手段】 フレームフォーマット情報及びデータ入
出力順情報を格納する情報格納手段と、入力データに同
期したクロック信号に基づいて入力データの書込アドレ
スを指定する書込アドレスW指定手段Aと、この書込ア
ドレスWに対する読出アドレスRを指定する読出アドレ
ス指定手段Bと、書込アドレス指定手段A及び読出アド
レス指定手段Bにより指定されたアドレスW,Rに基づ
いてデータの書き込み及び読み出しを同時に行うメモリ
手段Mと、情報格納手段に格納された各情報に基づいて
メモリ手段Mに入力データを出力し、書込アドレス指定
手段Aに対して送信要求信号を出力する制御手段とを備
えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、衛星通信
等において利用されるディジタル通信方式の変復調装置
の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータ通信における誤り訂正
符号としては、ブロック符号や畳み込み符号等が用いら
れている。これは、送信しようとするディジタル情報の
ベースバンド信号を入力し、誤り訂正符号による符号化
を行うものであり、最初に、送信しようとするディジタ
ル信号に対してスペクトラム拡散を行い、PM変調等に
よりIF信号を生成する。そして、受信したIF信号を
復調してスペクトル逆拡散を行い、ベースバンドの信号
を得る。この信号を復号化することにより誤りを訂正
し、得られたディジタル情報を出力する。
【0003】しかし、これらの符号による誤り訂正は、
一般に、ランダムに発生するビット誤りについては訂正
可能であるが、数ビット連続したバースト誤りには対応
できない。このようなバースト誤りに対応するために変
復調装置が用いられる。変復調装置では、変調側で予め
データの伝送順序を入れ替えておき、復調側では、変調
側の逆の手順で元に戻す。このような操作により、回線
上でバースト誤りが発生しても復調側でデータを元の順
序に戻す際に、広い範囲に誤りが分散してしまうので、
多数のビット誤りと同様に扱うことができ、ビット誤り
を訂正することができる。
【0004】従来、変復調装置に用いられるインターリ
ーブ回路の一例としては、図6に示すような回路があ
る。図6は従来のインターリーブ回路の概略構成を示す
ブロック図である。図6において、インターリーブ回路
1は、フレームカウンタ2、アドレスカウンタ3,4
(4a,4b)、データセレクタ5(5a,5b)、メ
モリ6(6a,6b)、セレクタ7から構成されてい
る。
【0005】フレームカウンタ2は、データセレクタ5
及びセレクタ7に対してセレクタ制御信号を出力するも
のであり、後述するように、2系統の出力A,Bを有し
ている。アドレスカウンタ3は、メモリ6のアドレスを
行方向に順次指定するものであり、アドレスカウンタ4
aは、メモリ6のアドレスを列方向に1列おきに奇数列
のみ順次指定し、アドレスカウンタ4bは、メモリのア
ドレスを列方向に1列おきに偶数列のみ順次指定するも
のである。
【0006】データセレクタ5a,5bは、どのアドレ
スカウンタ3,4の信号でアドレスの指定を行うかを決
めるものであり、メモリ6a,6bは、送信データの書
き込み及び読み出しを行うためのものである。セレクタ
7は、アンドゲート8,9及びオアゲート10からな
り、メモリ6a,6bから読み出したデータを多重化し
て出力するものである。
【0007】以上の構成において、インターリーブ次数
(変復調装置によってRAMから読み出す列方向のビッ
ト数)が64ビットで、フレームビット長が4096ビ
ット(=64×64ビット)である場合を例に採り、図
7〜図11に基づいて動作例を説明する。
【0008】図7は、図6におけるインターリーブ回路
のデータマトリクスを示す図、図8は、インターリーブ
回路における各部からの出力信号のタイミングチャート
であり、図9は、変復調装置(インターリーブ回路)お
ける入出力データのフレームフォーマット図である。イ
ンターリーブ回路1における送信要求は、入力データが
入力されたときだけ“H”となり、送信要求が“H”の
ときのみ、フレームカウンタ2及びアドレスカウンタ
3,4が動作する。これらのカウンタ2〜4は送信クロ
ック信号と同期してカウント動作を行うが、このときフ
レームカウンタ2は、図8に示すような制御信号A,B
を出力する。
【0009】そして、アドレスカウンタ3は、図7に示
すデータマトリクスの行方向を、また、アドレスカウン
タ4a,4bは、それぞれ列方向の奇数番目あるいは偶
数番目をカウントアップする。また、データセレクタ5
a,5bは、フレームカウンタからの出力信号によっ
て、3つあるうちのどのアドレスカウンタ3,4a,4
bによりメモリ6a,6bに対してアドレス指定するか
を選択し、メモリ6a,6bは、共に同じ行×行のメモ
リセルアレイを有し、送信データの2フレームのビット
数以上のメモリ容量を有するRAMからなり、符号化さ
れた送信データを入力する。
【0010】メモリ6a,6bに対するデータの読み出
し・書き込み(以下、R/W)制御は、図8に示すよう
に、まず、1行目から順に行方向にデータを書き込み、
次に奇数列を列方向に、最後に偶数列を列方向にデータ
を読み出すというサイクルで行われる。各メモリ6a,
6bから読み出されたデータは、セレクタにて多重化す
ることにより、読み出しの行われている方のメモリのデ
ータが外部に出力される。
【0011】図10は、変復調装置におけるデインター
リーブ回路のデータマトリクスを示す図、図11は、デ
インターリーブ回路における各部からの出力信号のタイ
ミングチャートである。インターリーブ回路1と組み合
わせて使用するデインターリーブ回路1Dのブロック図
は、図6に示すインターリーブ回路のものとほぼ同じで
あるが、この場合、アドレスカウンタ3,4の動作はイ
ンターリーブ回路1に対して行と列とを入れ替えたもの
となる。
【0012】図12は、図6に示すインターリーブ回路
1に対し、さらに2倍の長さのバースト誤りに対応でき
るようにした他のインターリーブ回路1’の概略構成を
示すブロック図である。図6に示すインターリーブ回路
1では、列方向の読み出し順が奇数番目,偶数番目と2
分割されていたのに対し、本例でのインターリーブ回路
1’は、列方向の読み出し順を4分割して読み出すよう
にしたものである。これによって、本例では、図6のイ
ンターリーブ回路1と比較して読み出し速度を高めるこ
とができる。なお、図13は、図12のインターリーブ
回路1のデータマトリクスである。
【0013】図14〜図16は、畳み込み符号に対する
インターリーブ方式として、前述の例とはまったく異な
るフレームフォーマットを有する(m,n)PCI(Pe
riodic Convolutional Interleaving)という方式の変
復調装置の動作原理を示す。図14は、PCI方式のイ
ンターリーブ回路1”の原理図、図15は、PCI方式
のデインターリーブ回路1D”の原理図であり、図16
は、インターリーブ回路1”の出力データのフレームフ
ォーマット図である。
【0014】図14に示すインターリーブ回路1”は、
カバーシーケンス発生器11、一対の切替器12(12
a,12b)、複数個(この場合、30個)の遅延素子
13から構成され、一方、図15に示すデインターリー
ブ回路1D”は、カバーシーケンス発生器11’、一対
の切替器12’(12a’,12b’)、インターリー
ブ回路1”に対応する個数(この場合、30個)の遅延
素子13’、復号器14から構成されている。カバーシ
ーケンス発生器11は、カバーシーケンスと呼ばれるP
N(擬似雑音)コードとの相関をとるためのものであ
る。切替器12は、入出力側にそれぞれ1つずつ設けら
れ、常に同一の遅延素子13を選択するようになってお
り、入力データに同期して切り換えられる。
【0015】遅延素子13は、それぞれ遅延量の異なる
30個のディレイからなり、この切換動作は30ビット
の周期で行われる。なお、本例でのカバーシーケンス
は、30ビットの長さを有し、先頭ビットが0遅延(つ
まり、遅延なし)、最終ビットが116ビット分の遅延
素子13に対応するようになっている。すなわち、本例
のインターリーブ回路1”では、入力データは30ビッ
トを1ブロックとして、各ブロックのiビット目(i=
1〜30)は、必ずiビット目のカバーシーケンスと相
関がとられることになり、さらに、4(i−1)ビット
分の遅延素子を通過することになる。
【0016】ここで、インターリーブ回路1”における
カバーシーケンスは、各ブロックの同期をとるためのも
のであり、スペクトラム拡散におけるPNコードと同様
に考えることができる。したがって、図15におけるカ
バーシーケンスとの相関をとっているループもスペクト
ラム拡散のPNコード同期ループと同様に考えることが
でき、本例においては、前述のインターリーブ回路1,
1’と同様に、データの順番の並び替えの部分だけを考
えるものとする。つまり、図14及び図15に示される
インターリーブ及びデインターリーブの動作のうち、切
替器12及び遅延素子13の部分の動作を考えることに
する。
【0017】図14のインターリーブ回路1”の出力デ
ータのフレームフォーマットを図16に示す。このよう
に、インターリーブ回路1”では、図16に示す120
ブロック(=3600ビット)から構成される出力デー
タのまとまりを1フレームとして考えることができる。
なお、図15に示すデインターリーブ回路1D”の動作
は、最終段で復号器14により復号化される以外は、イ
ンターリーブ回路1”の動作順序を逆にしたものであ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6〜
図11に示すインターリーブ回路(デインターリーブ回
路)にあっては、その構成上、メモリ6の容量に余裕が
ある限り、インターリーブの次数(列の大きさ)や行の
大きさは、アドレスカウンタ3,4の周期を変えること
により変更可能であるが、図12,13に示す例のよう
に、R/Wパターンの変更や、図14〜図16に示す例
のように、データマトリクス(正確には、フレームフォ
ーマット)を変更する場合には、回路設計を完全に変更
する必要があるという問題点があった。
【0019】また、図14〜図16に示すインターリー
ブ回路(デインターリーブ回路)にあっては、図6〜図
11に示すインターリーブ回路(デインターリーブ回
路)と比較して回路規模が増大するという問題点があっ
た。さらに、前述のすべての変復調装置において、イン
ターリーブ回路及びデインターリーブ回路を別のものと
して設計することが生じる場合があるという問題点もあ
った。
【0020】本発明の課題は、上記問題点を解消し、回
路規模を抑えつつ、フレームフォーマットの変更が自由
にでき、インターリーブ回路及びデインターリーブ回路
を共通に設計可能な変復調装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の変復調装置は、
ディジタルデータ通信における誤り訂正符号を用いる変
復調装置において、少なくともインターリーブ出力信号
のフレームフォーマット情報及びデータマトリクス上の
データ入出力順の情報を格納する情報格納手段と、入力
データと同期したクロック信号に基づいてフレームサイ
ズをその周期としてカウントし、入力データの書込アド
レス(または読出アドレス)を指定する書込アドレス指
定手段(または読出アドレス指定手段)と、前記書込ア
ドレス指定手段(または読出アドレス指定手段)により
指定される書込アドレス(または読出アドレス)に対
し、そのとき読み出すべきデータの読出アドレス(また
は書き込むべきデータの書込アドレス)を指定する読出
アドレス指定手段(または書込アドレス指定手段)と、
前記書込アドレス指定手段及び前記読出アドレス指定手
段により指定されたアドレスに基づいてデータの書き込
み及び読み出しを同時に行うメモリ手段(例えば、デュ
アルポートRAM(Random Access Memory))と、前記
情報格納手段に格納されたフレームフォーマット情報及
びデータ入出力順の情報に基づいて前記メモリ手段に入
力データを出力するとともに、前記書込アドレス指定手
段(または読出アドレス指定手段)に対して送信要求信
号を出力する制御手段と、を備えるように構成してい
る。
【0022】この場合、前記書込アドレス指定手段及び
前記読出アドレス手段は、アドレスカウンタより構成
し、出力タイミングを調整するために、その出力にバイ
アスをかけるバイアス発生回路を設けることが有効であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の変復調装置の
概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、
本発明の変復調装置1aは、大別して、図示しない情報
格納手段となるROM(Read Only Memory)と、書込ア
ドレス指定手段となるアドレスカウンタAと、読出アド
レス指定手段となるアドレスカウンタBと、メモリ手段
となるデュアルポートRAM(以下、デュアルポートメ
モリという)Mと、図示しない制御手段となるCPU
(Central Processing Unit )を含む制御部とから構成
されている。
【0024】ROMは、変復調装置1aにおけるインタ
ーリーブ出力信号のフレームフォーマット情報や、デー
タマトリクス上のデータ入出力順の情報等を格納する半
導体メモリであり、また、制御部の実行プログラムや各
種データ等もファームウェアとして格納している。アド
レスカウンタAは、入力データと同期したクロック信号
に基づいて、ROM内に格納されたフレームフォーマッ
トのフレームサイズを周期としてクロック信号を昇順に
カウントし、デュアルポートメモリMに対する入力デー
タの書込アドレスWを指定するものであり、一方、アド
レスカウンタBは、アドレスカウンタAによって指定さ
れる書込アドレスWに対し、デュアルポートメモリMに
おける読み出すべきデータの読出アドレスRを指定する
カウンタである。
【0025】デュアルポートメモリMは、データの並べ
替えに必要となるフレーム数以上の記憶容量をもつRA
Mであり、入出力アドレスを別々に指定することによ
り、リード/ライト(読み書き,以下、R/W)を同時
に行うことができるメモリである。制御部は、ROMに
格納されたフレームフォーマット情報及びデータ入出力
順の情報に基づいてデュアルポートメモリMに対して入
力データを出力するとともに、アドレスカウンタBに対
して送信要求信号を出力するものであり、この送信要求
信号は、入力データとして、データの入力があるときだ
け“H”となり、アドレスカウンタAは、このときだけ
動作する。
【0026】図2は、図1に代わる本発明の変復調装置
の概略構成を示すブロック図であり、図2の実施形態に
示すように、2つのアドレスカウンタA,Bの働きを入
れ替えた変復調装置1bを考えることもできる。
【0027】この場合、昇順にカウントしているアドレ
スカウンタA’で、読出アドレスRを指定し、アドレス
カウンタB’により読出アドレスRが指定されたときの
書込アドレスWを決めるようになっている他は、図1に
示す変復調装置1aと同様である。
【0028】次に上述実施形態の適用例を図3〜図5を
参照して説明する。まず、図6に示すインターリーブ回
路1に対応して図9のフレームフォーマットを得る場合
を考える。図3は、デュアルポートメモリのメモリイメ
ージ及び1フレーム当りのメモリイメージを示す。図1
に示す変復調装置1aのブロック図の回路を使用したと
き、「A」〜「D」の4フレームを周期に、アドレスカ
ウンタAをカウントアップした場合のデュアルポートメ
モリMのメモリイメージは図3(a)に示すようなもの
となる。なお、図3(a)の状態における各ブロック内
のデータ配置は図7に示す配置と同一配置となる。
【0029】アドレスカウンタAにより書込アドレスW
を昇順にカウントして入力データを行方向に書き込みな
がらアドレスカウンタBで指定された読出アドレスRの
データを読み出すことにより出力データを得る。読出ア
ドレスRの指定はアドレスカウンタAでカウントしてい
る1つ前のフレームを、書込アドレスWと1対1に対応
して列方向に奇数列,偶数列の順にカウントしていった
ときの関係を前述のROM等に記録しておき、アドレス
カウンタBとして使用することによって可能となる。ま
た、このときの送信要求,入力データ,出力データのタ
イミングチャートは図8と同一となる。
【0030】ここで、図1に示すブロックにより、デイ
ンターリーブ回路を構成する場合について考える。この
場合の入力データは、インターリーブ回路の出力データ
であり、書込アドレスWは昇順にカウントされるだけな
ので、1フレーム当りのメモリイメージは図3(b)の
ようになる。(なお、全体イメージは、図3(a)と同
一) したがって、アドレスカウンタBにおける書込アドレス
Wと読出アドレスRとの対応のパターンを変更すること
によりデインターリーブ回路が容易に得られることにな
る。
【0031】次に、図2に示すブロックにより、全く同
じフレームフォーマットのインターリーブ回路及びデイ
ンターリーブ回路を構成する場合を考える。この場合の
構成では、1フレーム当りのメモリイメージが、図1に
示す構成とは反対になり、インターリーブ回路では図3
と同一、デインターリーブ回路では図7と同一のものと
なり、図2におけるアドレスカウンタBをそのまま用い
ることができる。すなわち、図1に示す構成と図2に示
す構成とにおいて、アドレスカウンタBを共通にしたと
きには、以下に示すような互いに交換可能な関係が成立
する。
【0032】「図1に示す構成のインターリーブ回路=
図2に示す構成のデインターリーブ回路」、「図2に示
す構成のインターリーブ回路=図1に示す構成のデイン
ターリーブ回路」、但し、実際には4フレームを1周期
とすると、このままの構成では、図1及び図2に示す回
路には多少の違いが生じることになる。
【0033】図4は、データ入力から出力までのタイミ
ングの違い及び調整を説明するための図である。つま
り、データが入力されてから出力されるまでのディレイ
時間は、図1の構成では、図4(a)に示すように1フ
レーム分であるのに対し、図2の構成では、図4(b)
に示すように、3フレーム分かかる。これは、以下に述
べる2つの方法のうち、いずれか一方を用いることで解
決することができる。
【0034】すなわち、1つ目の方法は、図3(a)で
説明した「A」〜「D」の4つのフレームのすべてを使
わずに、「A」,「B」の2フレームだけを使うように
アドレスカウンタAの周期及びアドレスカウンタB2の
R/Wタイミングの対応パターンを変更することであ
る。この場合、デュアルポートメモリMが同時にアクセ
スされるのは2フレームだけとなるが、他の2フレーム
はその間に使われていないため問題はない。このときの
タイムチャートを図4(b)に示す。
【0035】もう1つの方法は、図4(c)のように、
書き込みの直後にそのフレームを読み出すようにタイミ
ングをシフトする方法であり、これは、図5に示すよう
に、アドレスカウンタAの出力信号に、バイアス発生回
路Cによって必要な分だけバイアスを与えることで対応
可能となる。したがって、この場合には、図7に対して
2フレーム分のバイアスを与えることになる。
【0036】次に、図12に示すインターリーブ回路
1’に対応する場合を考える。この場合、ほとんどの部
分が図6に示すインターリーブ回路1の場合と同様に考
えることができる。すなわち、アドレスカウンタAを2
フレームを周期としてカウントすると、フレームの書き
込み、読み出しのタイムチャートは図4(b)のように
なる。このときの1フレーム当りのメモリイメージは、
図13と同じになる。そこで、アドレスカウンタBによ
って書込アドレスWと読出アドレスRとの対応を指定す
ることによりインターリーブ回路の出力を得ることがで
きる。デインターリーブ回路については、前述の交換可
能性を利用して図2に示す構成の回路を用いるか、ある
いは、アドレスカウンタBの書込アドレスWと読出アド
レスRとの対応関係を変更することにより実現すること
ができる。
【0037】次に、図14に示すインターリーブ回路
1”に対応する場合を考える。図14に示すインターリ
ーブ回路1”を図2に示す構成により実現した場合、ア
ドレスカウンタAのカウント周期は1フレーム(360
0ビット)でよい。このとき、図16に示すフレームフ
ォーマットと同じメモリイメージになるような書込アド
レスWが指定されるようにアドレスカウンタBを設定す
ると、図14に示すインターリーブ回路1”と同じ出力
が得られる。一方、デインターリーブ回路は、前述の交
換可能性を利用して得られるが、PCI方式では、実際
には30ビットからなるブロックの同期をとる必要が生
じる。これに対しては、図5に示す回路を用いることに
より、カバーシーケンスの同期系から得られる制御信号
をバイアス発生回路Cに入力して、バイアス量を制御す
ることにより同期を確立することができる。
【0038】以上説明したように、本例では、メモリと
してデュアルポートメモリMを用いることにより、アド
レス指定制御が簡単になる。また、従来例と比較してメ
モリが1個で済むので、データ出力段においてセレクタ
を省略することができる。また、データマトリクス上の
データの入出力順をファームウェア化することにより、
フレームカウンタ、アドレスカウンタ、データセレクタ
の読み出し順の制御を1つにまとめることができ、ファ
ームウェア(つまり、ROMへの書き込み内容)を変更
することにより、インターリーブ出力信号のフレームフ
ォーマットを自由に変更することができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、従来必要としたフレームカウンタ,アドレスカウ
ンタ,データセレクタ等を省略することができるので、
回路規模を抑えて小型化が可能であり、また、情報格納
手段内の格納情報の変更により、フレームフォーマット
等の変更が自由にできる。さらに、インターリーブ回路
及びデインターリーブ回路を共通設計とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変復調装置の概略構成を示すブロック
図。
【図2】図1と異なる本発明の変復調装置の概略構成を
示すブロック図。
【図3】デュアルポートメモリのメモリイメージ及び1
フレーム当りのメモリイメージを示す図。
【図4】データ入力から出力までのタイミングの違い及
び調整を説明するための図。
【図5】タイミング調整を行う場合の付加回路例を示す
図。
【図6】従来のインターリーブ回路の概略構成を示すブ
ロック図。
【図7】図6のインターリーブ回路のデータマトリクス
を示す図。
【図8】図6のインターリーブ回路における各部からの
出力信号のタイミングチャート。
【図9】変復調装置おける入出力データのフレームフォ
ーマット図。
【図10】デインターリーブ回路のデータマトリクスを
示す図。
【図11】デインターリーブ回路における各部からの出
力信号のタイミングチャート。
【図12】図6と異なる他のインターリーブ回路の概略
構成を示すブロック図。
【図13】図12のインターリーブ回路のデータマトリ
クスを示す図。
【図14】PCI方式のインターリーブ回路の原理図。
【図15】PCI方式のデインターリーブ回路の原理
図。
【図16】インターリーブ回路の出力データのフレーム
フォーマット図。
【符号の説明】
A アドレスカウンタ(書込アドレス指定手段) B アドレスカウンタ(読出アドレス指定手段) C バイアス発生回路 M デュアルポートRAM(メモリ手段) 1 インターリーブ回路 1D デインターリーブ回路 2 フレームカウンタ 3 アドレスカウンタ 4(4a,4b) アドレスカウンタ 5(5a,5b) データセレクタ 6(6a,6b) メモリ 7 セレクタ 8,9 アンドゲート 10 オアゲート 11 カバーシーケンス発生器 12(12a,12b) 切替器 13 遅延素子 14 復号器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータ通信における誤り訂正
    符号を用いる変復調装置において、 少なくともインターリーブ出力信号のフレームフォーマ
    ット情報及びデータマトリクス上のデータ入出力順の情
    報を格納する情報格納手段と、 入力データと同期したクロック信号に基づいてフレーム
    サイズをその周期としてカウントし、入力データの書込
    アドレスを指定する書込アドレス指定手段と、 前記書込アドレス指定手段により指定される書込アドレ
    スに対し、そのとき読み出すべきデータの読出アドレス
    を指定する読出アドレス指定手段と、 前記書込アドレス指定手段及び前記読出アドレス指定手
    段により指定されたアドレスに基づいてデータの書き込
    み及び読み出しを同時に行うメモリ手段と、 前記情報格納手段に格納されたフレームフォーマット情
    報及びデータ入出力順の情報に基づいて前記メモリ手段
    に入力データを出力するとともに、前記書込アドレス指
    定手段に対して送信要求信号を出力する制御手段と、 を備えることを特徴とする変復調装置。
  2. 【請求項2】 ディジタルデータ通信における誤り訂正
    符号を用いる変復調装置において、 少なくともインターリーブ出力信号のフレームフォーマ
    ット情報及びデータマトリクス上のデータ入出力順の情
    報を格納する情報格納手段と、 入力データと同期したクロック信号に基づいてフレーム
    サイズをその周期としてカウントし、入力データの読出
    アドレスを指定する読出アドレス指定手段と、 前記読出アドレス指定手段により指定される読出アドレ
    スに対し、そのとき書き込むべきデータの書込アドレス
    を指定する書込アドレス指定手段と、 前記読出アドレス指定手段及び前記書込アドレス指定手
    段により指定されたアドレスに基づいてデータの読み出
    し及び書き込みを同時に行うメモリ手段と、 前記情報格納手段に格納されたフレームフォーマット情
    報及びデータ入出力順の情報に基づいて前記メモリ手段
    に入力データを出力するとともに、前記読出アドレス指
    定手段に対して送信要求信号を出力する制御手段と、 を備えることを特徴とする変復調装置。
  3. 【請求項3】 前記書込アドレス指定手段及び前記読出
    アドレス手段は、アドレスカウンタより構成され、その
    出力にバイアスをかけるバイアス発生回路を設けること
    で出力タイミングを調整してなることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の変復調装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6668343B1 (en) 1998-12-21 2003-12-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Interleaving/deinterleaving device and method for communication system
US6748033B1 (en) 1998-07-17 2004-06-08 Kabushiki Kaisha Kenwood De-interleave circuit
JP2007088779A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 送受信システムおよび方法
JP2011135235A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Toshiba Corp 認証モジュール、電子機器及びインタリーブ信号の復元方法

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