JPH11144354A - 光ディスクプレーヤ - Google Patents

光ディスクプレーヤ

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JPH11144354A
JPH11144354A JP30714197A JP30714197A JPH11144354A JP H11144354 A JPH11144354 A JP H11144354A JP 30714197 A JP30714197 A JP 30714197A JP 30714197 A JP30714197 A JP 30714197A JP H11144354 A JPH11144354 A JP H11144354A
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JP
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tray
optical disk
loading
transfer mechanism
ejection
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Application number
JP30714197A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tsukada
太司 塚田
Shuichi Kobayashi
秀一 小林
Ryuzo Tamayama
隆三 玉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装填用のトレーのローディング動
作時、および、イジェクティング動作時において、イジ
ェクト完了位置の近傍でのトレーの振動を有効に抑制で
きる光ディスクプレーヤを提供する。 【解決手段】 光ディスク10を載置したトレー20を
ローディングモータ40の駆動により、本体装置30の
開口部30Aより前方にイジェクトするとともに、本体
装置30内にロードする。ローディングモータ40の駆
動制御は、CPU60からの制御に基づいて、ドライバ
IC50からのパルス幅変調信号により行う。そして、
イジェクト時及びロード時において、イジェクト完了位
置の近傍で、トレー20の移送速度を小さくするよう制
御し、このイジェクト完了位置の近傍におけるトレー2
0の振動を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDやDVD等の
光ディスクプレーヤに関し、特に光ディスクを円滑にプ
レーヤ装置本体に装填し、また、排出するためのトレー
移送機構における駆動方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の光ディスクプレーヤ
において、光ディスクを光ディスクプレーヤに装填する
場合には、ディスク装填用のトレーをプレーヤ装置本体
の前方に排出した状態で、このトレー上に光ディスクを
載置し、このトレーを移送機構の駆動によってプレーヤ
装置本体内に引き込む。そして、再生ボタンの操作等に
より、光ディスクの再生を行う。また、再生の終了した
光ディスクを取り出す場合には、イジェクトボタンの操
作等により、トレー移送機構の駆動によってトレーをプ
レーヤ装置本体外に排出し、このトレーに載置された光
ディスクを取り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の光ディスクプレーヤにおいて、トレー移送機構
によるトレーの排出(イジェクティング)動作、引き込
み(ローディング)動作は、イジェクト完了位置とロー
ド完了位置との間で、移送機構の駆動源である駆動モー
タを一定のトルクで駆動して行うようになっていた。一
方、トレーは、イジェクト完了位置でプレーヤ装置本体
から前方へ大きく延出した片持状態となり、トレー自体
の荷重と、このトレーに載置された光ディスクの荷重を
支持する状態となるため、トレーの先端がやや下方に下
がり、上下に振動し易い、不安定なものとなる。
【0004】したがって、トレーの引き込み時に、不安
定なイジェクト完了位置から急に引き込み動作を開始し
たり、また、トレーの排出時に、イジェクト完了位置ま
でトレーを加速して移送した場合には、イジェクト完了
位置の近傍でトレーに振動が生じる場合がある。そし
て、このような振動により、光ディスクの載置位置にず
れが生じ、場合によっては装填エラー等を招くという問
題があった。
【0005】特に、トレーがサイズの異なる複数種類の
光ディスクを装填可能に構成されている場合には、上述
のような振動によって光ディスクの装填位置がずれ易い
ものとなる。例えばCDプレーヤでは、8cmと12c
mの2種類のサイズのCDがあり、トレーが各サイズに
対応する枠を有する装置では、特に8cmのCDが8c
m用の枠よりずれた状態でローディング動作が実行され
る場合がある。また、このような現象は、ユーザから見
ても気になってしまう。
【0006】そして、このような振動を機構的に抑制し
ようとすることは、機構上の精度や性能を極めて高い次
元で設計する必要があり、コスト等の点で困難である。
また、トルクを全体的に下げて振動を抑制してもよい
が、この場合には、トレーのローディングやイジェクテ
ィングに時間がかかってしまう問題がある。
【0007】そこで本発明の目的は、光ディスク装填用
のトレーのローディング動作時、および、イジェクティ
ング動作時において、イジェクト完了位置の近傍でのト
レーの振動を有効に抑制できる光ディスクプレーヤを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、光ディスクに記録された情報を再生する再生
部、及び、光ディスクが載置されるトレーの移送機構を
内蔵した装置本体と、前記移送機構のイジェクティング
動作により、前記装置本体より外方に排出され、前記光
ディスクの着脱を行うためのイジェクト完了位置に配置
されるとともに、前記移送機構のローディング動作によ
り、前記装置本体内に引き込まれ、前記光ディスクの再
生を行うためのロード完了位置に配置されるトレーとを
有する光ディスクプレーヤにおいて、前記イジェクティ
ング動作によってトレーがイジェクト完了位置に近づく
につれて、前記移送機構による駆動力を徐々に減衰させ
るとともに、前記ローディング動作によってトレーがイ
ジェクト完了位置より移送を開始するときに、前記移送
機構による駆動力を徐々に増加させるようにしたことを
特徴とする。
【0009】本発明の光ディスクプレーヤにおいて、ト
レーの移送機構によるイジェクティング動作により、ト
レーを装置本体より外方に排出する場合、トレーがイジ
ェクト完了位置に近づくにつれて、移送機構による駆動
力を徐々に減衰させる。これにより、イジェクト完了位
置近傍においてトレーの振動が抑制され、光ディスクの
位置ずれ等が回避される。また、イジェクト完了位置近
傍までは、高速にトレーを移送するため、迅速にトレー
の排出を行うことができる。
【0010】また、トレーの移送機構によるローディン
グ動作により、トレーを装置本体内に引き込む場合、ト
レーがイジェクト完了位置近傍より移送を開始するとき
に、移送機構による駆動力を徐々に増加させる。これに
より、イジェクト完了位置近傍においてトレーの振動が
抑制され、光ディスクの位置ずれ等が回避され、不正な
ローディング状態を防止できる。また、イジェクト完了
位置から離れた位置からは高速にトレーを移送するた
め、迅速にトレーの引き込みを行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による光ディスクプ
レーヤの実施の形態について説明する。図1は、本発明
による光ディスクプレーヤの構成例を概念的に示す説明
図である。トレー20は、光ディスク10を載置される
載置面を有するものであり、光ディスクプレーヤの本体
装置30のケース前面に設けた開口部30Aより前方に
排出自在に設けられ、また、開口部30Aより本体装置
30内に引き込み自在に設けられている。
【0012】ローディングモータ40は、トレー20の
排出動作及び引き込み動作を行うためのローディング機
構を構成するものである。ドライバIC50は、ローデ
ィングモータ40の駆動を制御するものであり、CPU
60は、ドライバIC50を制御して、トレー20のロ
ード、イジェクトを制御、管理するものである。なお、
CPU60は、トレー20のロード、イジェクト制御の
他に、光ディスクの回転を制御したり、ホストコンピュ
ータ(図示せず)との通信動作を行うものである。
【0013】イジェクト検出スイッチ70は、トレー2
0がイジェクト完了位置に配置されたときにONとな
り、その他の状態でOFFとなる検出信号をCPU60
に出力するものである。ロード検出スイッチ80は、ト
レー20がロード完了位置に配置されたときにOFFと
なり、その他の状態でONとなる検出信号をCPU60
に出力するものである。CPU60は、これらイジェク
ト検出スイッチ70、及びロード検出スイッチ80の各
検出信号に基づいてトレー20の移送制御を行う。
【0014】以上のような構成において、ドライバIC
50による制御モードは、基本的に、イン(フォワー
ド)、アウト(リバース)、ブレーキ、オフの4つであ
る。ここで、インは、ローディングモータ40がフォワ
ード方向に回転する状態であり、トレー20をロード方
向に移送するモードである。また、逆にアウトは、ロー
ディングモータ40がリバース方向に回転する状態であ
り、トレー20をイジェクト方向に移送するモードであ
る。また、ブレーキは、ローディングモータ40を通電
状態で停止させる状態であり、オフは、ローディングモ
ータ40への通電を停止するものである。
【0015】そして、CPU60からの制御により、ロ
ード時は、イン→ブレーキという流れになる。なお、ロ
ード完了位置では、ローディング機構を固定状態にして
おくため、オフではなく、ブレーキを用いる。また、イ
ジェクト時は、アウト→ブレーキ→オフという流れにな
る。そして、ロード時のインからブレーキへの遷移は、
ロード検出スイッチ80のOFFをトリガとして実行す
る。また、イジェクト時のアウトからブレーキへの遷移
は、イジェクト検出スイッチ70のONをトリガとして
実行する。また、ブレーキからオフの遷移は、ブレーキ
始動から一定時間後に実行する。
【0016】また、本例において、ドライバIC50
は、ローディングモータ40を図2に示すような、パル
ス幅変調(PWM)信号によって駆動制御し、ロード時
のイン動作、及び、イジェクト時のアウト動作を行わせ
るようになっている。したがって、このパルス幅変調
(PWM)信号におけるonとoffのデューティ比を
変化させることにより、ローディングモータ40による
駆動トルクを変化させて、トレー20の移送速度を可変
制御できる。そして、本例では、このようなロード時の
イン動作、及び、イジェクト時のアウト動作において、
イジェクト完了位置の近傍で、トレー20の移送速度を
小さくするよう制御し、このイジェクト完了位置の近傍
におけるトレー20の振動を抑制するようになってい
る。
【0017】図3は、ロード時のイン動作におけるロー
ディングモータ40の駆動トルクの遷移を示す説明図で
あり、ローディング動作の始動からロード完了までを示
している。図示のように、この動作では、トレー20が
イジェクト完了位置より移送を開始するときに、ローデ
ィングモータ40の駆動トルクを徐々に増加させるもの
であり、増加の速度を2段階に切り換えるようになって
いる。
【0018】まず、ローディング動作の始動時には、駆
動トルク(Torque)を最大値(100%)の30
%から開始し、150msec後に60%まで増加す
る。そして、550msec後に100%まで増加す
る。この後、100%で定速駆動を行い、ロード検出ス
イッチ80によってトレー20がロード完了位置に至っ
たことが検出された時点(1000msec後)で、さ
らに50msec駆動した後、ローディングモータ40
をブレーキに切り換える。
【0019】また、このような動作は、CPU60から
ドライバIC50に対して指示される駆動モードの切り
換えコマンドによって制御される。CPU60における
駆動モード切り換えコマンド用のポート(Port)に
は、モータ始動からモータ停止までの1050msec
の間は、コマンドINが出力され、その後、コマンドB
RAKEに切り換わる。また、CPU60において、ト
レー20の状態を管理するための状態変数(Statu
s)は、コマンドINに対応してローディング(Loa
ding)、コマンドBRAKEに対応してロード完了
(Loaded)となる。
【0020】図4は、イジェクト時のアウト動作におけ
るローディングモータ40の駆動トルクの遷移を示す説
明図であり、イジェクティング動作の始動からイジェク
ト完了までを示している。図示のように、この動作で
は、トレー20がイジェクト完了位置の近傍に近づくに
つれて、ローディングモータ40の駆動トルクを徐々に
減衰させるものである。
【0021】まず、イジェクティング動作の始動時に
は、駆動トルクを最大値の100%として駆動し、30
0msec後に徐々に減衰を開始する。そして600m
secの時点で、駆動トルクを70%まで減衰し、それ
以後は、70%を維持してイジェクト完了位置まで定速
駆動で移送する。そして、イジェクト検出スイッチ70
によってトレー20がイジェクト完了位置に至ったこと
が検出された時点(1000msec後)で、ローディ
ングモータ40をブレーキに切り換え、さらに100m
sec後、ローディングモータ40をOFFとする。
【0022】また、このような動作において、CPU6
0における駆動モード切り換えコマンド用のポート(P
ort)には、モータ始動からモータ停止までの100
0msecの間は、コマンドOUTが出力され、その
後、コマンドBRAKEに切り換わり、さらに、100
msec後、OFFに切り換わる。また、CPU60に
おいて、トレー20の状態を管理するための状態変数
(Status)は、コマンドOUT及びBRAKEに
対応してイジェクティング(Ejecting)、コマ
ンドOFFに対応してイジェクト完了(Ejecte
d)となる。
【0023】図5は、本例における光ディスクプレーヤ
の内部構造を示す概略斜視図であり、図6は、図5に示
す光ディスクプレーヤにおける各検出スイッチ70、8
0の配設位置を示す拡大要部斜視図である。また、図7
は、図5に示す光ディスクプレーヤにおけるトレー20
の移送機構を示す拡大要部平面図である。図5〜図7に
示す構成は、DVDプレーヤの例であるが、CDプレー
ヤ等においても基本的には同様の構成を有するものであ
る。
【0024】上述したようにトレー20は、光ディスク
10を載置するための円形の枠部20Aを有するととも
に、中央部に光ディスク10を再生するためのスピンド
ルモータ100やベースユニット110が臨む開口部2
0Bが形成されている。また、トレー20の基端側(本
体装置30側)には、両側に略矩形棒状の脚部22A、
22Bが延設されており、各脚部22A、22Bが本体
装置30にスライド自在に組み込まれていることによ
り、トレー20が本体装置30に排出、引き込み可能に
支持されている。
【0025】本体装置30内には、本体シャーシ30B
上に、光ディスク10を回転制御するためのスピンドル
モータ100、光ディスク10の情報を再生するための
光学ヘッド等を搭載したベースユニット110、スピン
ドルモータ100及びベースユニット110を支持する
ためのBUホルダ120、トレー20のロード完了位置
においてBUホルダ120を変位させるイジェクトカム
130等が設けられているが、ここではトレー20の移
送制御に関連する構成についてのみ適宜言及するものと
する。
【0026】図6に示すように、イジェクト検出スイッ
チ70は、本体シャーシ30B上に、トレー20の一方
の脚部22Aに対応する位置に配置されており、トレー
20のイジェクト完了位置で、脚部22Aの下面に突設
した係合部22aに可動検出片70Aが係合して倒れ、
イジェクト検出スイッチ70がOFFからONに切り換
わるようになっている。また、ロード検出スイッチ80
は、本体シャーシ30B上のイジェクトカム130の近
傍に設けられており、イジェクトカム130の状態に応
じてON、OFFするものである。
【0027】イジェクトカム130は、ロード完了位置
で後述する移送機構に係合して回動され、BUホルダ1
20を変位させることにより、スピンドルモータ100
と図示しないチャッキング部材との間で光ディスク10
をチャックし、トレー20より離脱させて回転可能な状
態に遷移せるものである。そして、このようなイジェク
トカム130の回動時に、イジェクトカム130の周縁
部130Aがロード検出スイッチ80の可動検出片80
Aより離脱して、ロード検出スイッチ80がONからO
FFに切り換わるようになっている。したがって、ロー
ド検出スイッチ80は、トレー20がロード完了位置に
ある時だけOFFとなり、その他の状態ではONであ
る。
【0028】図8は、以上のようなトレー20の状態に
対応するイジェクト検出スイッチ70とロード検出スイ
ッチ80のON、OFFの状態を示す説明図である。次
に、トレー20を移送制御するための移送機構は、図7
に示すように、ローディングモータ140、第1ギア1
50、第2ギア160、第3ギア170、及びギアベー
ス180とを有する。
【0029】ローディングモータ140は、本体シャー
シ30B上に設置したモータ取付け部140Aに固定さ
れており、その近傍に設けられた第1ギア150をゴム
ベルト190を介して回転駆動するようになっている。
第1ギア150は、本体シャーシ30B上に回転自在に
設置されており、その枢軸にギアベース180が回転自
在に取り付けられている。第2ギア160と第3ギア1
70は、ギアベース180上に設けられ、第1ギア15
0と第2ギア160とが噛み合い、第2ギア160と第
3ギア170とが噛み合っている。
【0030】また、第3ギア170は、トレー20の裏
面に設けたラック部(図示せず)と噛み合うようになっ
ている。また、トレー20のラック部は、J字形の溝に
形成されており、第3ギア170は、この溝に係合した
状態で回転するようになっている。したがって、第3ギ
ア170の回転によってトレー20がイジェクト方向に
移動すると、第3ギア170は、J字形の溝に沿って図
7の矢印Ao方向に移動する。また、第3ギア170の
回転によってトレー20がロード方向に移動すると、第
3ギア170は、J字形の溝に沿って図7の矢印Ai方
向に移動するようになっている。
【0031】また、ギアベース180には、イジェクト
カム130の周縁部130Aに形成されたラック部13
0Bに噛み合うラック部180Aが形成されており、ロ
ード時に、第3ギア170が矢印Ai方向に移動し、ギ
アベース180がイジェクトカム130側に接近するこ
とにより、ギアベース180のラック部180Aがイジ
ェクトカム130のラック部130Bに噛み合い、これ
によってイジェクトカム130が回転変位するようにな
っている。すなわち、ロード時においては、モータ14
0及び各ギア150、160、170は、それぞれ図7
の矢印L1〜L4方向に作動し、トレー20をロード方
向に移送するとともに、ロード完了位置近傍まで至る
と、第3ギア170が矢印Ai方向に移動して図7に示
す位置に配置され、ギアベース180のラック部180
Aがイジェクトカム130のラック部130Bに噛み合
う。
【0032】これにより、イジェクトカム130は、図
7に示す矢印L5の方向に回転変位し、それまでイジェ
クトカム130の周縁部130Aによって倒されていた
ロード検出スイッチ80の可動検出片80Aが開放さ
れ、ロード検出スイッチ80がONからOFFとなり、
トレー20がロード完了位置に至ったことをCPU60
で検出できる。また、この際、イジェクトカム130の
カム部130CがBUホルダ120の係合ピン120A
を押上げ、スピンドルモータ100とチャッキング部材
によって光ディスク10をチャックし、情報の再生等を
可能とする。
【0033】また、イジェクト時においては、モータ1
40及び各ギア150、160、170は、それぞれ図
7の矢印L1〜L4と反対方向に作動し、第3ギア17
0が矢印Ao方向に移動して、ギアベース180のラッ
ク部180Aがイジェクトカム130のラック部130
Bより離脱する。この際、ギアベース180のラック部
180Aがイジェクトカム130のラック部130Bを
図7に示す矢印L5と反対方向に回転変位させる。これ
により、イジェクトカム130の周縁部130Aによっ
てロード検出スイッチ80の可動検出片80Aが再び押
下され、ロード検出スイッチ80がOFFからONにな
る。また、この際、BUホルダ120の係合ピン120
Aがイジェクトカム130のカム部130Cより離脱
し、BUホルダ120が下降して、光ディスク10のチ
ャックが解除され、光ディスク10が再びトレー20上
に載置される。なお、トレー20の移送機構のとして
は、以上のような構成に限らず、種々もものに適用し得
ることは言うまでもない。
【0034】また、パルス幅変調信号のデューティ比の
変化率を複数段階に切り換えることにより、ローディン
グモータ40による記駆動トルクの減衰及び増加を制御
するようにしたが、パルス幅変調信号のデューティ比を
2次曲線的に変化させることにより、駆動トルクの減衰
及び増加を制御するようにしてもよい。また、パルス幅
変調信号のデューティ比の変化率を単に直線的に変化さ
せることにより、駆動トルクの減衰及び増加を制御する
ようにしてもよい。また、本発明は、ローディングモー
タ40の駆動トルクをパルス幅変調信号で制御する代わ
りに他の制御信号で制御する装置においても同様に適用
し得るものである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
プレーヤでは、光ディスク装填用のトレーを本体装置よ
りイジェクトし、また、本体装置にロードする移送機構
において、イジェクティング動作によってトレーがイジ
ェクト完了位置に近づくにつれて、移送機構による駆動
力を徐々に減衰させるとともに、ローディング動作によ
ってトレーがイジェクト完了位置より移送を開始すると
きに、移送機構による駆動力を徐々に増加させるように
した。
【0036】このため、光ディスク装填用のトレーのロ
ーディング動作時、および、イジェクティング動作時に
おいて、迅速な動作を確保しつつ、イジェクト完了位置
の近傍でのトレーの振動を有効に抑制でき、円滑で安定
した光ディスクの移送を行うことができる。また、機構
上の精度誤差やバラツキ等についても多少の余裕をとる
ことができ、設計、製作も容易となり、また、見た目に
もスムーズになり、ユーザにも好印象を与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクプレーヤの構成例を概
念的に示す説明図である。
【図2】図1に示す光ディスクプレーヤのローディング
モータを駆動するパルス幅変調信号を示す説明図であ
る。
【図3】図1に示す光ディスクプレーヤのロード時にお
けるローディングモータの駆動トルクの遷移を示す説明
図である。
【図4】図1に示す光ディスクプレーヤのイジェクト時
におけるローディングモータの駆動トルクの遷移を示す
説明図である。
【図5】図1に示す光ディスクプレーヤの内部構造を示
す概略斜視図である。
【図6】図5に示す光ディスクプレーヤにおけるロード
検出スイッチ、イジェクト検出スイッチの配設位置を示
す拡大要部斜視図である。
【図7】図5に示す光ディスクプレーヤにおけるトレー
の移送機構を示す拡大要部平面図である。
【図8】図5に示す光ディスクプレーヤにおけるトレー
の状態に対応するイジェクト検出スイッチとロード検出
スイッチのON、OFFの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10……光ディスク、20……トレー、30……本体装
置、30A……開口部、40……ローディングモータ、
50……ドライバIC、60……CPU、70……イジ
ェクト検出スイッチ、80……ロード検出スイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに記録された情報を再生する
    再生部、及び、光ディスクが載置されるトレーの移送機
    構を内蔵した装置本体と、 前記移送機構のイジェクティング動作により、前記装置
    本体より外方に排出され、前記光ディスクの着脱を行う
    ためのイジェクト完了位置に配置されるとともに、前記
    移送機構のローディング動作により、前記装置本体内に
    引き込まれ、前記光ディスクの再生を行うためのロード
    完了位置に配置されるトレーとを有する光ディスクプレ
    ーヤにおいて、 前記イジェクティング動作によってトレーがイジェクト
    完了位置に近づくにつれて、前記移送機構による駆動力
    を徐々に減衰させるとともに、前記ローディング動作に
    よってトレーがイジェクト完了位置より移送を開始する
    ときに、前記移送機構による駆動力を徐々に増加させる
    ようにした、 ことを特徴とする光ディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 前記移送機構は、トレーの排出及び引き
    込み機構を駆動する駆動モータを有し、前記駆動力の減
    衰及び増加は、前記駆動モータのトルク制御によって行
    うことを特徴とする請求項1記載の光ディスクプレー
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記移送機構の駆動力をパルス幅変調信
    号によって制御する制御回路を有し、前記駆動力の減衰
    及び増加は、前記パルス幅変調信号のデューティ比の制
    御によって行うことを特徴とする請求項2記載の光ディ
    スクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅変調信号のデューティ比を
    直線的に変化させることにより、前記駆動力の減衰及び
    増加を制御することを特徴とする請求項3記載の光ディ
    スクプレーヤ。
  5. 【請求項5】 前記パルス幅変調信号のデューティ比の
    変化率を複数段階に切り換えることにより、前記駆動力
    の減衰及び増加を制御することを特徴とする請求項3記
    載の光ディスクプレーヤ。
  6. 【請求項6】 前記パルス幅変調信号のデューティ比を
    2次曲線的に変化させることにより、前記駆動力の減衰
    及び増加を制御することを特徴とする請求項3記載の光
    ディスクプレーヤ。
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