JPH10208351A - 円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構 - Google Patents

円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構

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JPH10208351A
JPH10208351A JP9008025A JP802597A JPH10208351A JP H10208351 A JPH10208351 A JP H10208351A JP 9008025 A JP9008025 A JP 9008025A JP 802597 A JP802597 A JP 802597A JP H10208351 A JPH10208351 A JP H10208351A
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centering
shaped recording
disc
disk
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JP9008025A
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Yuichi Yabushita
雄一 薮下
Masanori Hayashi
正憲 林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
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    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円盤状記録媒体のセンタリングの位置精度を
向上させると共に、所謂縦置きでの使用も可能とするこ
とを課題とする。 【解決手段】 円盤状記録媒体100の引込み方向に直
交し且つ円盤状記録媒体の記録面に沿う方向において互
いに同期して反対方向に移動する2対4本のセンタリン
グ軸21、22、31、32を備え、該センタリング軸
が円盤状記録媒体の外周縁に当接して該円盤状記録媒体
のセンタリングを行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な円盤状記録媒
体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセ
ンタリング機構に関する。詳しくは、円盤状記録媒体の
センタリングの位置精度を向上させると共に、所謂縦置
きでの使用も可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の円盤状記録媒体再生及び/又は記
録装置にあっては、2本のセンタリング軸によって円盤
状記録媒体のセンタリングを行っていた。
【0003】そのような従来のセンタリング機構の概要
を図36乃至図39によって示す。
【0004】該センタリング機構は、互いに同期して反
対の方向に回動する2つの回動アーム1、2を有し、該
回動アーム1、2の先端部にそれぞれセンタリング軸
3、4が支持されている。尚、回動アーム1、2間には
図示しない弾発手段が設けられ、該弾発手段によって、
これら回動アーム1、2にはその先端部同士が近づく方
向への回動力が付勢され、図示しないストッパ手段によ
って図36に示す位置に待機するようにされている。
【0005】そして、円盤状記録媒体100は引込みロ
ーラ5によって装置内に引き込まれる(図37参照)。
【0006】そして、円盤状記録媒体100が装置内に
引き込まれて来ると、先ず、その外周縁が待機状態にあ
る(図36、図37参照)上記2つのセンタリング軸
3、4に当接する(図38参照)。それから、更に、円
盤状記録媒体100が引き込まれると、その外周縁が2
つのセンタリング軸3、4を押圧して回動アーム1、2
を上記弾発手段によって付勢されている回動力に抗して
回動させ、これによって、円盤状記録媒体100は所定
の引込み完了位置まで引き込まれる(図39参照)。こ
の時、円盤状記録媒体100はその外周縁が2ヶ所にわ
たってセンタリング軸3、4に押し付けられることによ
ってそのセンタリングが為される。そして、円盤状記録
媒体100が図39に示す引込み完了位置まで引き込ま
れると、そのことを図示しないセンサが検知し、引込み
ローラ5の回転が停止し、且つ、円盤状記録媒体100
から離間して、それから円盤状記録媒体100は図示し
ないチャッキング手段によってチャッキングされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のセンタ
リング機構にあっては、円盤状記録媒体100の外周縁
を2本のセンタリング軸3、4に押し付けてそのセンタ
リングを行うものであるため、そのセンタリングの位置
精度にやや不安があり、特に縦置きにして使用する際、
即ち、円盤状記録媒体100の記録面が鉛直方向に沿う
向きで使用する際には特にセンタリングの位置精度が出
し難く、場合によってはチャッキングミスを惹き起こす
こともある。
【0008】そこで、本発明は、円盤状記録媒体のセン
タリングの位置精度を向上させると共に、所謂縦置きで
の使用も可能とすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明円盤状記録媒体再
生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタ
リング機構は、上記した課題を解決するために、円盤状
記録媒体の引込み方向に直交し且つ円盤状記録媒体の記
録面に沿う方向において互いに同期して反対方向に移動
する2対4本のセンタリング軸を備え、該センタリング
軸が円盤状記録媒体の外周縁に当接して該円盤状記録媒
体のセンタリングを行うようにしたものである。
【0010】従って、本発明円盤状記録媒体再生及び/
又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機
構にあっては、2対4本のセンタリング軸を円盤状記録
媒体の外周縁に当接させてそのセンタリングを行うの
で、精度の良いセンタリングを行うことができると共
に、縦置きにして使用する場合でも、円盤状記録媒体の
確実なセンタリングを行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明円盤状記録媒体再
生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタ
リング機構の実施の形態を説明する。
【0012】図1乃至図5は本発明円盤状記録媒体再生
及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリ
ング機構の実施の形態を示すものである。
【0013】円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置1
0は円盤状記録媒体100の再生及び/又は記録を為す
ものであり、再生のみを為すもの又は記録のみを為すも
のも含まれる。また、これに使用される円盤状記録媒体
100には、各種のものが含まれ、例えば、12cmや
8cmのCD、CD−R、DVD等を挙げることができ
る。
【0014】円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置1
0は2対4本のセンタリング軸21、22、31、32
を有する。21、22が前側に配置されたセンタリング
軸であり、21は左側の、また、22は右側のものであ
る。31、32は後側に配置されたセンタリング軸であ
り、31は左側の、また、32は右側に配置されたもの
である。
【0015】尚、本明細書において方向を示すときは、
円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置10の正面(円
盤状記録媒体100を出し入れする挿入口のある面)に
向かって見たときの左右を左右とし、上下を上下とし、
正面側を前、奥側を後とする。また、下記実施例の説明
においても方向を示すときは同様とする。
【0016】上記4本のセンタリング軸21、22、3
1、32は2つのセンタリング部材41、42に支持さ
れている。即ち、センタリング軸21、31はセンタリ
ング部材41に支持され、センタリング軸22、32は
センタリング部材42に支持されている。
【0017】そして、センタリング部材41、42は互
いに左右方向に移動可能であり、同期して逆方向に移動
されるように同期手段50が設けられている。同期手段
50は、一方のセンタリング部材41から他方のセンタ
リング部材42の方へ向かって突設されたラック51と
他方のセンタリング部材42から一方のセンタリング部
材41の方へ向かって突設されたラック52と2つのセ
ンタリング部材41、42の間の中間に位置し図示しな
い支持部材に回転可能に支持されると共に上記2つのラ
ック51、52に同時に噛合したピニオンギヤ53とか
ら成る。
【0018】また、2つのセンタリング部材41と42
との間には引張コイルスプリング状の弾発手段60が張
設され、これによって、センタリング部材41、42に
は互いに近づく方向への移動力が付勢されている。そし
て、センタリング部材41、42はこれらに上記弾発手
段60による移動力以外の力が掛けられていない状態に
おいては、図示しないストッパ手段により、図2に示す
待機位置に保持されている。
【0019】更に、円盤状記録媒体再生及び/又は記録
装置10の図示しない円盤状記録媒体挿入口近くには引
込みローラ70が設けられている。そして、該引込みロ
ーラ70は上下方向に移動可能にされている。
【0020】尚、上記センタリング部材41、42の前
端部には挿入検知ピン81、82が支持されている。
【0021】更に、前後方向に移動自在とされたカムス
ライダー90が設けられている。
【0022】次に、上記した円盤状記録媒体再生及び/
又は記録装置10における円盤状記録媒体100の引込
みとセンタリングの動作について説明する。
【0023】円盤状記録媒体100を図示しない挿入口
から装置10内に挿入する。すると、該円盤状記録媒体
100の外周縁が先ず挿入検知ピン81、82に当接す
る。これによって、円盤状記録媒体100は装置10内
への挿入経路の中心に位置した状態となる(図2参
照)。
【0024】そして、円盤状記録媒体100が所定の位
置まで挿入されると、図示しないモータによって引込み
ローラ70が回転され、この引込みローラ70の回転に
よって、円盤状記録媒体100は装置10の奥へと引き
込まれて行き、この過程で、先ず、円盤状記録媒体10
0の外周縁が前側、即ち、上記挿入口側に位置したセン
タリング軸21、22に当接し、且つ、これらを押圧す
るため、これらセンタリング軸21、22は互いに離間
する方向への移動力を受け、該移動力が2つのセンタリ
ング部材41、42を弾発手段60の引張力に抗して離
間させる(図3参照)。
【0025】そして、円盤状記録媒体100が図4に示
す引込み完了位置まで引き込まれると、引込みローラ7
0を回転させているモータによって上記カムスライダー
90が後方へ向けて移動し、それに伴って、引込みロー
ラ70が下降すると共に、図示しないチャッキング部材
が下降してきて、図示しないスピンドルとの間で円盤状
記録媒体100をチャッキングする。そして、引込みロ
ーラ70が円盤状記録媒体100から下方へ離間してか
ら、チャッキングが完了するまでの間に、4つのセンタ
リング軸21、22、31、32が円盤状記録媒体10
0の外周縁に弾発的に当接して円盤状記録媒体100の
センタリングを行う(図4参照)。
【0026】そして、円盤状記録媒体100のチャッキ
ングが完了してから僅かの時間カムスライダー90が後
退を続け、これによって、センタリング軸21、22、
31、32が円盤状記録媒体100の外周縁から僅かに
離間する。
【0027】以上のようにして、円盤状記録媒体100
のローディングが為される。
【0028】円盤状記録媒体100に対する再生や記録
が終了すると、そのイジェクト、即ち、円盤状記録媒体
再生及び/又は記録装置10からの排出が以下のように
して為される。
【0029】上記図示しないモータが上記ローディング
時とは逆の方向に回転され、カムスライダー90が前方
へ向けて移動し、これによって、先ず、4つのセンタリ
ング軸21、22、31、32が円盤状記録媒体100
の外周縁に当接し、それから、引込みローラ70が上昇
して円盤状記録媒体100と接触する。引込みローラ7
0が円盤状記録媒体100に接触すると、その回転によ
って円盤状記録媒体100は挿入口の方へ向けて移動さ
れ、やがて、その一部が挿入口から装置10外へ突出し
たところで上記モータが停止する。そこで、円盤状記録
媒体100の挿入口から突出している部分を把持してこ
れを装置外へ引っ張り出すことによって円盤状記録媒体
100のイジェクトが完了する。
【0030】以上に記載したように、本発明円盤状記録
媒体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体の
センタリング機構にあっては2対4本のセンタリング軸
21、22、31、32を円盤状記録媒体100の外周
縁に当接させてそのセンタリングを行うので、精度の良
いセンタリングを行うことができる。また、いわゆる縦
置きにして使用する場合でも、円盤状記録媒体100の
確実なセンタリングを行うことができる。
【0031】
【実施例】以下に、本発明円盤状記録媒体再生及び/又
は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構
について具体的な実施例に基づいて更に詳細に説明をす
る。
【0032】図6乃至図35は本発明円盤状記録媒体再
生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタ
リング機構の実施の一例を示すものであり、本発明を所
謂コンパチブルタイプのCDプレーヤー、即ち、大きさ
の異なる2種類のCD(コンパクトディスク)、例え
ば、12cmCD101と8cmCD102の選択的な
再生を行うことができるCD再生装置におけるCDのセ
ンタリング機構として適用したものである。尚、このこ
とは、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置に
おける円盤状記録媒体のセンタリング機構がCDプレー
ヤーにおけるCDのセンタリング機構に限られることを
意味するものではなく、その他の円盤状記録媒体、例え
ば、DVD(デジタルビデオディスク)、CD−R等の
再生装置における、或は記録装置における又は再生記録
装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構として
適用が可能であることは勿論である。
【0033】CDプレーヤー200はプラスチック製の
ベースシャーシ210を備え、該ベースシャーシ210
に必要な部材のほとんどが支持される。ベースシャーシ
210は上方と前方が開放された偏平な箱状をしてお
り、その前端部に前方から見て左右に長い凹状をした金
属製の補助シャーシ220が連結固定されている。
【0034】ベースシャーシ210の底面板211の中
央よりやや前端寄りの位置にはスピンドル230が固定
されている。
【0035】また、ベースシャーシ210の底面板21
1にはほぼ矩形の枠状をしたピックアップベース240
が図示しないダンパーを介してその4隅が支持されてい
る。そして、該ピックアップベース240には光学ピッ
クアップ250が前後方向に移動自在に支持され、該光
学ピックアップ250はピックアップ移動機構260に
よって前後方向へ移動されるようになっている。
【0036】ベースシャーシ210にはチャッキング機
構270が設けられる。チャッキング機構270は回動
ベース280と該回動ベース280の回動端部に回転可
能に支持されたチャッキングディスク290とから成
る。
【0037】回動ベース280は左右方向に幅の広い基
端部281と該基端部281から前方へ突出した幅狭の
支持突片282とを有し、該支持突片282の前端部に
は支持孔283が形成されている。また、基端部281
の左右両端部284、285(尚、ここで左右とは、C
Dプレーヤー200を前方から見た場合の左右を言うも
のとする。)は下方へ折り曲げられ、該部分284、2
85の後端部には外方へ突出した被支持軸286、28
6が設けられている。また、左端部284の前端部には
内方へ、即ち、右方へ向かって突出した被制御ピン28
7が突設されている。そして、このような回動ベース2
80はその被支持軸286、286がベースシャーシ2
10の後端寄りの左右両端部に設けられた軸支部21
2、212に回動自在に支持されている。
【0038】チャッキングディスク290はプラスチッ
ク製の押え板291とマグネット292と板金製のフラ
ンジ板293とから成る。押え板291はほぼ円板状を
為す主部294と該主部294の中央部から上方へ突出
した円環状の突部295とが一体に形成されて成り、突
部295の外径は上記回動ベース280の支持孔283
の径より小さく形成されている。そして、該突部295
を回動ベース280の支持孔283に下方から挿通した
状態で、該突部295の上端部にフランジ板293を固
定する。このフランジ板293は回動ベース280の支
持孔283の径より大きな外径を有する円板状をしてお
り、従って、これによって、押え板291は該支持孔2
83に回転可能に、且つ、支持孔283の範囲内で移動
可能に支持される。マグネット292はほぼ円板状を為
し、押え板291の突部295内の上端部に固定されて
いる。
【0039】補助シャーシ220には引込みローラブロ
ック300が配置されている。引込みローラブロック3
00は引込みローラ310と該引込みローラ310を回
転自在に支持する回動支持板320とから成る。
【0040】引込みローラ310は左右方向に長い軸部
311と該軸部311の両端部に外嵌固定されたホィー
ル312、312と軸部311の左端に外嵌固定された
ギヤ313と軸311の左右両端部を除く部分に外嵌固
定されたゴムローラ314とから成る。そして、ゴムロ
ーラ314はその左右方向における中央部が括れた形状
をしている。また、上記ホィール312、312には環
状の溝315、315が形成されている。
【0041】回動支持板320は板金材料で形成され、
前方から見て左右方向に長いT字状をしている。回動支
持板320の上端の左右に長い部分321の左右両端に
は左方から見てやや後方に倒れたL字状をした腕32
2、322の中間部が一体に連結されている。腕32
2、322の上端部にはほぼ前上方に向かって開口しそ
の開口部がその他の部分より僅かに狭隘にされた軸受凹
部323、323が形成され、下端部の前上方に向かっ
て突出した部分の先端部のうち左側のものには内方へ突
出した被支持軸324lが、また、右側のものには外方
へ突出した被支持軸324rが突設されている。また、
左側の腕322の中央部には外方へ突出した支持軸32
5が、下端部には外方へ突出した支持軸326が、それ
ぞれ突設されている。回動支持板320の上記部分32
1の中央部から前下方へ向かって突出した部分327の
下端中央からは後ろ下方に向かってバネ掛け片328が
突設されている。
【0042】更に、左側の腕322の上端部の軸受凹部
323の開口と反対側の端部に内方へ突出した被制御ピ
ン329が設けられている。
【0043】補助シャーシ220はベースシャーシ21
0の底面板211より低くされた後半部221と上記底
面板211とほぼ同じ高さにされた前半部222とを有
する。また、後半部221の後端中央からは上方へ突壁
223が突設され、該突壁223にバネ掛け部224が
形成されている。
【0044】補助シャーシ220の前半部222の左右
両端寄りの部分には軸支片225、225が上方へ向け
て突設され、該軸支片225、225の上端部には前方
に開口された切欠状の軸支部226、226が形成され
ている。また、前半部222の左端には背の低い支持片
227が突設され、該支持片227には支持軸228が
内方へ向けて突設されている。
【0045】しかして、回動支持板320の腕322、
322に設けられた被支持軸324l、324rが補助
シャーシ220の軸支片225の上端部に形成された軸
支部226、226に回動自在に係合され、回動支持板
320のバネ掛け片328と補助シャーシ220のバネ
掛け部224との間に引張コイルバネ330が張設さ
れ、、これによって、回動支持板320には左方から見
て反時計回り方向への回動力が付勢され、該方向への回
動は回動支持板320の部分327の下端が補助シャー
シ220の前半部222の上面に当接することで停止す
る。そして、このような回動支持板320の軸受凹部3
23、323に引込みローラ310のホィール312、
312の環状の溝315、315が回転自在に係合さ
れ、これによって、引込みローラ310はその両端部が
回動支持板320の腕322、322の上端部に回転自
在に支持される。
【0046】補助シャーシ220の後半部221の左端
寄りの位置にローディングモータ340が配置され、該
ローディングモータ340の回転軸にウオームギヤ34
1が固定され、該ウオームギヤ341の左端部にプーリ
342が一体に形成されている。そして、上記支持軸3
25、326、228等に回転自在に支持された複数の
ギヤから成るローラ用ギヤ列350の入力段と上記プー
リ342との間にベルト343が掛け渡され、また、該
ローラ用ギヤ列350の最終段が引込みローラ310の
ギヤ313と噛合されている。従って、ローディングモ
ータ340が駆動すると、ローラ用ギヤ列350を介し
て引込みローラ310が回転されることになる。
【0047】ベースシャーシ210の上端部の後端部を
除く部分にセンタリングブロック360が配置される。
【0048】センタリングブロック360は板金で形成
された主支持基板370と該主支持基板370の下面側
に取着されるプラスチック製の補助支持基板380とを
有する。
【0049】主支持基板370はほぼ横長の長方形をし
ており、その左右における中央で前後における中央から
後縁にかけて切欠371が形成されている。
【0050】主支持基板370には6個の左右方向に延
びる案内スリット372l、372r、373l、37
3r、374l、374rが形成されている。案内スリ
ット372l、373l、374lは後述する左側のセ
ンタリング部材の左右方向への移動を案内するものであ
り、372lは前端寄りであって左側に、373lは前
端寄りであって中央よりやや右寄りの位置に、また、3
74lは後端部の左側に、それぞれ形成されている。ま
た、案内スリット372r、373r、374rは後述
する右側のセンタリング部材の左右方向への移動を案内
するものであり、372rは前端寄りであって右側に、
373rは前端寄りであって中央よりやや左寄りの位置
に、また、374rは後端部の右側に、それぞれ形成さ
れている。
【0051】更に、主支持基板370の前端部の左右両
側部には左右方向に長い逃げ長孔375l、375rが
形成されている。そして、該逃げ長孔375l、375
rの前縁の中央側端には切欠376l、376rが形成
されている。更に、主支持基板370の前後方向におけ
る中央よりやや前寄りの位置に左右方向に長い、ほぼ主
支持基板370の全幅に及ぶ逃げ長孔377が形成され
ている。
【0052】そして、主支持基板370の前端部の中央
には支持軸378が下方に向けて突設されている。
【0053】上記主支持基板370に2つのセンタリン
グ部材390l、390rが左右方向に移動自在に支持
される。センタリング部材390l、390rは前後方
向に長い主部391l、391rの前端寄りの位置から
互いの方へ突出したラック部392l、392rを有
し、該ラック部392l、392rの互いに対向した側
の縁、即ち、左側センタリング部材390lのラック部
392lの後縁及び右側センタリング部材390rのラ
ック部392rの前縁にはラック歯393l、393r
が形成されている。そして、左側センタリング部材39
0lの主部391lの前端寄りの位置の上面に突設され
た被案内ピン394lが上記案内スリット372lに、
ラック部392lの先端部上面に突設された被案内ピン
395lが上記案内スリット373lに、また、主部3
91lの後端部上面に突設された被案内ピン396lが
上記案内スリット374lに、それぞれ摺動自在に係合
される。また、右側センタリング部材390rの主部3
91rの前端寄りの位置の上面に突設された被案内ピン
394rが上記案内スリット372rに、ラック部39
2rの先端部上面に突設された被案内ピン395rが上
記案内スリット373rに、また、主部391rの後端
部上面に突設された被案内ピン396rが上記案内スリ
ット374rに、それぞれ摺動自在に係合される。
【0054】上記センタリング部材390l、390r
の主部391l、391rの前端部には丸棒状をした挿
入検知ピン397l、397rが垂設され、また、主部
391l、391rの前後方向における中央よりやや前
側の部分と後端部に丸棒状をしたセンタリング軸398
l、398rと399l、399rが垂設されている。
【0055】上記主支持基板370の支持軸378には
同期用ピニオンギヤ400が回転自在に支持され、該同
期用ピニオンギヤ400は上記センタリング部材390
l、390rのラック歯393l、393rに噛合して
いる。従って、2つのセンタリング部材390l、39
0rは同時に左右方向に、且つ、反対方向に移動するこ
とになる。
【0056】また、主支持基板370の上記逃げ長孔3
77内に引張コイルバネ410が位置され、該引張コイ
ルバネ410は上記2つのセンタリング部材390l、
390r間に張設されている。従って、これらセンタリ
ング部材390l、390rに他に力が加えられていな
い状態においては、上記引張コイルバネ410によって
センタリング部材390l、390rは互いに最も近接
した位置に位置されている。
【0057】上記センタリング部材390l、390r
の主部391l、391rの前端にはロック部材420
l、420rが支持されている。ロック部材420l、
420rは平面形状でほぼ3角形をした主部421l、
421rの一の角部が上記挿入検知ピン397l、39
7rの基部に回動自在に支持され、主部421l、42
1rの前側の角部に丸棒状をした被押圧ピン422l、
422rが垂設され、また、側方の角部に係合片423
l、423rが立設されている。そして、係合片423
l、423rとセンタリング部材390l、390rの
主部391l、391rとの間には捩じりコイルバネ4
24l、424rが介挿され、該捩じりコイルバネ42
4l、424rによって、左側のロック部材420lに
は上方から見て反時計回り方向への回動力が付勢され、
また、右側のロック部材420rには上方から見て時計
回り方向への回動力が付勢されている。従って、2つの
センタリング部材390l、390rが互いに最も近接
した位置に位置されている状態では、各ロック部材42
0l、420rの係合片423l、423rは上記逃げ
長孔375l、375rの切欠376l、376rの反
中央側の縁に係合しており、従って、このままの状態で
は、センタリング部材390l、390rは互いに離間
する方向へ移動することが阻止された状態となってい
る。
【0058】上記補助支持基板380は前後幅が主支持
基板370のそれのほぼ3分の1で横幅が主支持基板3
70のそれとほぼ同じにされており、該補助支持基板3
80が主支持基板370の下面に取り付けられ、主支持
基板370と補助支持基板380との間に出来る上下に
薄い空間内に上記センタリング部材390l、390r
が配置される。
【0059】補助支持基板380の後端部の左右に離間
した位置には左右方向に延びる逃げスリット381l、
381rが形成されており、該逃げスリット381lに
上記左側のセンタリング軸398lが挿通され、逃げス
リット381rに右側センタリング軸398rが挿通さ
れている。また、補助支持基板380の下面には左右方
向に延びる凹部382が形成されている(図13参
照)。該凹部382は上記引込みローラ310のゴムロ
ーラ314の上面部とほぼ補完関係にある形状をしてい
る。即ち、ゴムローラ314の上面部が入り込める形状
をしている。
【0060】上記主支持基板370の上面の後端部の切
欠371の左側の部分にはモードスライダー430が前
後方向に摺動自在に支持されている。モードスライダー
430には前後方向に延びる被案内スリット431、4
31、431が形成され、該被案内スリット431、4
31、431に主支持基板370の上面に立設されたピ
ン432、432、432が摺動自在に係合され、これ
によって、モードスライダー430は被案内スリット4
31、431、431の範囲内で前後方向に摺動自在に
されている。そして、該モードスライダー430と主支
持基板370との間に引張コイルバネ433が張設さ
れ、これによって、モードスライダー430には前方へ
向けての移動力が付勢され、他に力が加えられていない
状態において、モードスライダー430はその移動範囲
の前端、即ち、被案内スリット431、431、431
の後端がピン432、432、432に当接した位置に
位置されている。
【0061】また、モードスライダー430には左右方
向に延びるスリット434が形成されており、モードス
ライダー430がその移動範囲の前端に位置している状
態において該スリット434は主支持基板370に形成
された案内スリット374lと一致するようになってお
り、センタリング部材390lの後端部に支持されたセ
ンタリング軸399lが挿通されている。そして、該ス
リット434の前縁の左右に離間した位置には逃げ切欠
435、436が形成されている。そして、これら逃げ
切欠435、436の右側縁はその後側の部分435
a、436aが前側の部分435b、436bより僅か
に右側に位置し、これら435a、436aと435
b、436bとの間は傾斜部435c、436cによっ
て接続されている。
【0062】更に、モードスライダー430の後端部に
はほぼ左右方向に延びる制御スリット437が形成され
ている。該制御スリット437は右側部分437aと左
側部分437bとこれら2つの部分437a、437b
間を結ぶ中間部分437cとから成り、右側部分437
aは左側部分437bより前側に位置しており、中間部
分437cは傾斜している。
【0063】更にまた、モードスライダー430の後端
部左端には突片438が垂設されている。
【0064】上記左側のセンタリング部材390lの後
端には判別レバー440の左端部が回動自在に連結され
ている。そして、判別レバー440の中間部に立設され
た被制御ピン441がモードスライダー430の上記制
御スリット437に摺動自在に係合されている。また、
判別レバー440の右端部には被押圧片442が垂設さ
れている。
【0065】上記主支持基板370の前端部の右半部上
面にはスイッチ基板450が支持されており、該スイッ
チ基板450に3つのプッシュスイッチ451、45
2、453が左右方向に間隔を空けて配置されており、
これらプッシュスイッチ451、452、453の被押
圧子451a、452a、453aが主支持基板370
の前縁からやや突出して位置している。また、上記右側
のセンタリング部材390rの前縁から上方へ突設され
たスイッチ押圧片460が主支持基板370の前縁に沿
って位置している。そして、センタリング部材390
l、390rが互いに最も近接して位置した状態で、ス
イッチ押圧片460は、その左端部で左側のプッシュス
イッチ451の被押圧子451aを押圧し、その右端部
が中間のプッシュスイッチ452の被押圧子452aに
左方から近接して位置している状態となっている。
【0066】そして、このようなセンタリングブロック
360がベースシャーシ210の上端部の後端部を除く
部分に配置される。そして、初期状態、即ち、円盤状記
録媒体101(12cmCD)又は102(8cmC
D)がローディングされていない状態においては、引込
みローラ310のゴムローラ314はセンタリングブロ
ック360の補助支持基板380の下面に弾接した状
態、詳しくは、その上端部が凹部382内に位置した状
態となっている。
【0067】ベースシャーシ210の上面の左端部に制
御スライダー470が前後方向に摺動自在に支持されて
いる。
【0068】制御スライダー470のほぼ中間の位置に
は前後方向に長い長孔471が形成されており、該長孔
471はその後端部471aの横幅がその他の部分47
1bの横幅より大きくされている。そして、長孔471
の後端部471aを除く部分471bの左側縁にラック
歯472が形成されている。
【0069】制御スライダー470の中央よりやや後方
に寄った位置の左側縁には前後方向に長いカム片473
が形成されており、該カム片473にはほぼ前後方向に
延びるカムスリット474が形成されている。そして、
該カムスリット474は前下がりに傾斜した傾斜部47
4aと該傾斜部474aの前端に連続し水平に延びる前
側水平部474bと傾斜部474aの後端に連続し水平
に延びる後側水平部474cとから成る。そして、該カ
ムスリット474には上記チャッキング機構270の回
動ベース280に設けられた被制御ピン287が摺動自
在に係合されている。
【0070】また、制御スライダー470の左側縁のう
ち上記カム片473の前端縁からやや前方の位置に左方
へ突出したスイッチ押圧片475が形成され、更に、カ
ム片473の右方の位置に前後に離間して対向した突片
476a、476bが立設されている。そしてまた、制
御スライダー470の左側縁の前端寄りの位置には後方
に行くに従って斜め上方に延びるローラ制御片477が
突設されている。そして、初期状態において、制御スラ
イダー470はその移動範囲の前端に位置しており、そ
のローラ制御片477の後端は引込みローラブロック3
00の回動支持板320の被制御ピン329に前方から
対向した状態となっている(図23参照)。
【0071】ベースシャーシ210と制御スライダー4
70との間に引張コイルバネ480が張設され、これに
よって、制御スライダー470には前方へ向けての移動
力が付勢されている。
【0072】ピニオンギヤ490が制御スライダー47
0の長孔471内に位置するようにベースシャーシ21
0に回転自在に支持されている。そして、該ピニオンギ
ヤ490はスライダー用ギヤ列500を介して上記ウオ
ームギヤ341と連係され、従って、ローディングモー
タ340の駆動により該ピニオンギヤ490が回転され
るようになっている。そして、制御スライダー470が
その移動範囲の前端に位置している状態では、ピニオン
ギヤ490は上記長孔471の後端部471a内に位置
しており、ラック歯472とは噛合していない状態にあ
る。その状態から制御スライダー470が僅かに後方へ
移動すると、ピニオンギヤ490と制御スライダー47
0のラック歯472とが噛合するようになる。
【0073】ベースシャーシ210の底面板211の左
端部上面の前後方向におけるほぼ中央にはプッシュスイ
ッチ510が配置されており、該プッシュスイッチ51
0の被押圧子510aは前方へ向かって突出しており、
制御スライダー470の上記スイッチ押圧片475に後
方から対向している。
【0074】ベースシャーシ210の底面板211の左
端寄りの部分の上面に前後方向に長い板状をした手動イ
ジェクトレバー520が前後方向に移動自在に支持され
ている。そして、該手動イジェクトレバー520の左側
縁が上記ピニオンギヤ490に右方から近接しており、
該左側縁の一部にはラック歯521が形成されている
(図11参照)。
【0075】そして、該手動イジェクトレバー520
は、ベースシャーシ210の底面板211との間に張設
された引張コイルバネ522の引張力によって通常は、
その移動範囲の前端に位置しており、必要に応じて、そ
の先端部を後方へ押し込めば、後方へ移動してそのラッ
ク歯521がピニオンギヤ490と噛合し、該ピニオン
ギヤ490をアンローディング方向、即ち、上方から見
て反時計回り方向へ回転させる。そして、ピニオンギヤ
490がアンローディング方向へ回転すると、これと連
係されたスライダー用ギヤ列500を介してウォームギ
ヤ341が回転され、該ウォームギヤ341の回転によ
ってローラ用ギヤ列350を介して引込みローラ310
がアンローディング方向、即ち、左方から見て時計回り
方向へ回転される。
【0076】次に、円盤状記録媒体101又は102の
ローディングについて図15乃至35を参照して説明す
る。
【0077】先ず、12cmCD101のローディング
について説明する。尚、上記各プッシュスイッチ45
1、452、453及び510はその被押圧子451
a、452a、453a、510aが押圧されていると
きにハイレベル信号を出力し、被押圧子451a、45
2a、453a、510aが押圧されていないときにロ
ウレベル信号を出力するようになっている。
【0078】12cmCD101を図示しない挿入口か
ら装置内に挿入して行くと、先ず、12cmCD101
の外周縁によってロック部材420l、420rの被押
圧ピン422l、422rがそれぞれ外方へ向けて押圧
され(図15の2点鎖線参照)、これによって、ロック
部材420lは時計回り方向へ、また、ロック部材42
0rは反時計回り方向へ、それぞれ回動され、その係合
片423l、423rが切欠376l、376rの外端
縁から後方へ外れ(図15の実線参照)、センタリング
部材390l、390rに対するロックが解除される。
【0079】次いで、12cmCD101の外周縁が挿
入検知ピン397l、397rを押圧する(図16参
照)ので、これによって、センタリング部材390l、
390rが互いに離間する方向へ同期して移動する。
【0080】そして、センタリング部材390l、39
0rの上記移動に伴ってスイッチ押圧片460が右方へ
移動し、その左端部が左側のプッシュスイッチ451の
被押圧子451aから離れ(図17参照)、これによっ
て該プッシュスイッチ451の出力がロウレベルとな
る。
【0081】プッシュスイッチ451の出力がロウレベ
ルとなると、ローディングモータ340がローディング
方向に回転を開始し(図32参照)、引込みローラ31
0は左方から見て反時計回り方向へ回転し、ピニオンギ
ヤ490は上方から見て時計回り方向に回転する。この
時、12cmCD101の一部が引込みローラ310と
補助支持基板380の下面との間に挟着された状態とな
っている(図23参照)ので、該12cmCD101は
引込みローラ310の回転によって奥へ引き込まれて行
く。
【0082】12cmCD101が奥へ引き込まれて行
くに従って、センタリング部材390l、390rは更
に離間して行き、先ず、プッシュスイッチ452の被押
圧子452aがスイッチ押圧片460によって押圧さ
れ、それからしばらくしてプッシュスイッチ453の被
押圧子453aがスイッチ押圧片460によって押圧さ
れる(図18参照)。
【0083】そして、この2つのプッシュスイッチ45
2、453の出力がハイレベルとなったことを図示しな
いコントローラ(マイクロコンピュータ等が担当す
る。)が検出して12cmCD101がローディングさ
れてきたことを検知する。これによって、後述するアン
ローディング時のディスク排出量、即ち、ローディング
モータ340のアンローディング方向への回転停止のタ
イミング等を制御するようになっている。
【0084】12cmCD101がそれから更に引き込
まれて行ってその外周縁が後側のセンタリング軸399
l、399rに接触する僅か手前まで来ると12cmC
D101の外周縁が判別レバー440の被押圧片442
に当接する(図19参照)。この時、左側センタリング
部材390lの左方への移動によってその被案内ピン3
96lはモードスライダー430の左側の逃げ切欠43
6に対応したところに位置しており(図19参照)、ま
た、判別レバー440もセンタリング部材390lと共
に左方へ移動することによってその被制御ピン441は
モードスライダー430の制御スリット437の左側部
分437bと係合した位置に来ている(図19参照)。
【0085】そこから、12cmCD101が僅かに奥
へ引き込まれると、その外周縁が後側のセンタリング軸
399l、399rとも接触し、これによって、12c
mCD101の外周縁は4本のセンタリング軸398
l、398r、399l、399rと接触し(図20参
照)、センタリングされて、その中心がスピンドル23
0の中心に上方から対向した状態となる。そして、この
間にその外周縁が判別レバー440の被押圧片442を
後方へ押圧するので、該判別レバー440は上方から見
て僅かに反時計回り方向へ回動し、その被制御ピン44
1がモードスライダー430の制御スリット437の左
側部分437bの後縁を後方へ押圧するので、モードス
ライダー430が僅かに後方へ移動する。尚、左側セン
タリング部材390lの被案内ピン396lはモードス
ライダー430の左側の逃げ切欠436内に入り込むこ
とによってモードスライダー430の後方への移動を許
容する(被案内ピン396lが逃げ切欠435又は43
6に対応した位置以外に位置しているときは該被案内ピ
ン396lがモードスライダー430のスリット437
の前縁に当接してモードスライダー430の後方への移
動を阻止する。)。
【0086】そして、モードスライダー430が僅かに
後方へ移動することによって、その突片438が制御ス
ライダー470の後側の突片476bを後方へ押圧す
る。これによって、該制御スライダー470は僅かに後
方へ移動し、そのラック歯472がピニオンギヤ490
と噛合し(図20参照)、これによって、制御スライダ
ー470は後方へ移動される。
【0087】制御スライダー470が後方へ移動して行
くと、チャッキング機構270の回動ベース280の被
制御ピン287が後方へ移動して行くカム片473のカ
ムスリット474の傾斜部474aを相対的に前方へ移
動し、これによって、回動アーム280がその前端部が
下方へ移動するように回動しそこに支持されているチャ
ッキングディスク290が下方へ移動し、その押え板2
91がスピンドル230との間で12cmCD101の
中心部を上下から挟持する状態となる(図24参照)。
【0088】そして、やがて制御スライダー470の前
側の突片476aがモードスライダー430の突片43
8を後方へ僅かに押圧し(図21参照)、これによって
モードスライダー430が僅かに後方へ移動し、逃げ切
欠436の右側縁後側の部分436aに当接していた左
側センタリング部材390lの被案内ピン396lが先
ず傾斜部436cによって次いで前側の部分436bに
よって左方へ押圧されるので、2つのセンタリング部材
390l、390rが更に僅かに離間するように移動
し、これによって、4つのセンタリング軸398l、3
98r、399l、399rが12cmCD101の外
周縁から僅かに離間し(図21参照)、その回転に支障
がないようになる。また、同時に、モードスライダー4
30の制御スリット437の左側部分437bの前縁に
よって被制御ピン441が後方へ押圧されることによっ
て、判別レバー440が僅かに反時計回り方向へ回動し
その被押圧片442が12cmCD101の外周縁から
離れる(図21参照)。そして、このように、センタリ
ング軸398l、398r、399l、399r及び被
押圧片442が12cmCD101の外周縁から離れる
のと同時に、制御スライダー470のスイッチ押圧片4
75がプッシュスイッチ510の被押圧子510aを押
圧し(図21参照)、該プッシュスイッチ510の出力
がハイレベルとなる。そして、該プッシュスイッチ51
0の出力信号がハイレベルとなる(図32参照)ことに
よってローディングモータ340の回転が停止し、12
cmCD101のローディングが完了する。
【0089】尚、この間に、引込みローラブロック30
0の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライ
ダー470のローラ制御片477の下面を相対的に前方
へ向かって摺動していき、これによって回動支持板32
0が左方から見て反時計回り方向へ回動しそれに支持さ
れている引込みローラ310のゴムローラ314が12
cmCD101から離間する(図24参照)。
【0090】次に8cmCD102のローディングにつ
いて説明する。
【0091】8cmCD102を図示しない挿入口から
装置内に挿入して行くと、先ず、8cmCD102の外
周縁によってロック部材420l、420rの被押圧ピ
ン422l、422rがそれぞれ外方へ向けて押圧さ
れ、これによって、ロック部材420lは時計回り方向
へ、また、ロック部材420rは反時計回り方向へ、そ
れぞれ回動され、その係合片423l、423rが切欠
376l、376rの外端縁から後方へ外れ、センタリ
ング部材390l、390rに対するロックが解除され
る点は、上記12cmCD101の時と同様である。
【0092】次いで、8cmCD102の外周縁が前側
の挿入検知ピン397l、397rを押圧する(図25
参照)ので、これによって、センタリング部材390
l、390rが互いに離間する方向へ同期して移動す
る。
【0093】そして、センタリング部材390l、39
0rの上記移動に伴ってスイッチ押圧片460が右方へ
移動し、その左端部が左側のプッシュスイッチ451の
被押圧子451aから離れ、これによって該プッシュス
イッチ451の出力がロウレベルとなる(図33参
照)。
【0094】プッシュスイッチ451の出力がロウレベ
ルとなると、ローディングモータ340がローディング
方向に回転を開始し(図33参照)、引込みローラ31
0は左方から見て反時計回り方向へ回転し、ピニオンギ
ヤ490は上方から見て時計回り方向に回転する。この
時、8cmCD102の一部が引込みローラ310と補
助支持基板380の下面との間に挟着された状態となっ
ているので、該8cmCD102は引込みローラ310
の回転によって奥へ引き込まれて行く。
【0095】8cmCD102が奥へ引き込まれて行く
に従って、センタリング部材390l、390rは更に
離間して行き、先ず、プッシュスイッチ452の被押圧
子452aがスイッチ押圧片460によって押圧される
(図26参照)。ここまでも、上記12cmCD101
の場合と同様である。
【0096】8cmCD102の場合は、プッシュスイ
ッチ452の被押圧子452aが押圧されると直ぐに、
8cmCD102の最大直径の部分が挿入検知ピン39
7l、397r間を後方へ通過するので、挿入検知ピン
397l、397r及び前側のセンタリング軸398
l、398rが8cmCD102の外周縁に当接するま
でセンタリング部材390l、390rが互いに近づく
ように移動し、このため、スイッチ押圧片460の右端
部は真ん中のプッシュスイッチ452の被押圧子452
aから左方へと逃げ、従って、該プッシュスイッチ45
2の出力レベルはロウレベルとなる(図33参照)。
【0097】更に、8cmCD102が奥へ引き込まれ
ると、その外周縁が前側のセンタリング軸398l、3
98rを互いに離間させるように押圧し、これによっ
て、センタリング部材390l、390rが互いに離間
する方向へ移動し、これに伴って右方へ移動されるスイ
ッチ押圧片460が再びプッシュスイッチ452の被押
圧子452aを押圧し(図27参照)、従って、プッシ
ュスイッチ452の出力レベルが再びハイレベルとなる
(図33参照)。
【0098】そして、前側のセンタリング軸398lと
398rとの間を8cmCD102の最大直径部分が通
過すると、再びスイッチ押圧片460の右端部がプッシ
ュスイッチ452の被押圧子452aから左方へ逃げ、
プッシュスイッチ452の出力がロウベルとなる(図3
3参照)。
【0099】このように、プッシュスイッチ452の出
力が一旦ハイレベルとなった後直ぐにロウベルとなり、
再びハイレベルとなってから更にロウレベルとなること
によって、図示しないコントローラは8cmCD102
がローディングされてきたことを検知し、以後の制御の
ための情報とする。
【0100】8cmCD102がそれから更に引き込ま
れて行ってその外周縁が後側のセンタリング軸399
l、399rに接触する僅か手前まで来ると8cmCD
102の外周縁が判別レバー440の被押圧片442に
当接する(図28参照)。この時、左側センタリング部
材390lの左方への移動によってその被案内ピン39
6lはモードスライダー430の右側の逃げ切欠435
に対応したところに位置しており、また、判別レバー4
40の被制御ピン441はモードスライダー430の制
御スリット437の右側部分437aと係合した位置に
来ている。
【0101】そこから、8cmCD102が僅かに奥へ
引き込まれると、その外周縁が後側のセンタリング軸3
99l、399rとも接触し(図29参照)、これによ
って、8cmCD102の外周縁は4本のセンタリング
軸398l、398r、399l、399rと接触し、
センタリングされて、その中心がスピンドル230の中
心に上方から対向した状態となる。そして、この間にそ
の外周縁が判別レバー440の被押圧片442を後方へ
押圧するので、該判別レバー440は上方から見て僅か
に反時計回り方向へ回動し、その被制御ピン441がモ
ードスライダー430の制御スリット437の右側部分
437aの後縁を後方へ押圧するので、モードスライダ
ー430が僅かに後方へ移動する。尚、左側センタリン
グ部材390lの被案内ピン396lはモードスライダ
ー430の右側の逃げ切欠435の右側縁の後端部43
5a内に入り込むことによってモードスライダー430
の後方への移動を許容する。
【0102】そして、モードスライダー430が僅かに
後方へ移動することによって、その突片438が制御ス
ライダー470の後側の突片476bを後方へ押圧する
(図29参照)。これによって、該制御スライダー47
0は僅かに後方へ移動し、そのラック歯472が回転し
ているピニオンギヤ490と噛合し、これによって、制
御スライダー470は後方へ移動される。
【0103】制御スライダー470が後方へ移動して行
くと、チャッキング機構270の回動ベース280の被
制御ピン287が後方へ移動していくカム片473のカ
ムスリット474の傾斜部474aを相対的に前方へ移
動し、これによって、回動アーム280がその前端部が
下方へ移動するように回動しそこに支持されているチャ
ッキングディスク290が下方へ移動し、その押え板2
91がスピンドル230との間で8cmCD102の中
心部を上下から挟持する状態となる。
【0104】そして、やがて制御スライダー470の前
側の突片476aがモードスライダー430の突片43
8を後方へ僅かに押圧し、これによってモードスライダ
ー430が僅かに後方へ移動し、逃げ切欠435の右側
縁後側の部分435aに当接していた左側センタリング
部材390lの被案内ピン396lが先ず傾斜部435
cによって次いで前側の部分435bによって左方へ押
圧されるので、2つのセンタリング部材390l、39
0rが更に僅かに離間するように移動し、これによっ
て、4つのセンタリング軸398l、398r、399
l、399rが8cmCD102の外周縁から僅かに離
間し、その回転に支障がないようになる。また、同時
に、モードスライダー430の制御スリット437の右
側部分437aの前縁によって被制御ピン441が後方
へ押圧されることによって、判別レバー440が僅かに
反時計回り方向へ回動しその被押圧片442が8cmC
D102の外周縁から離れる(図30参照)。そして、
このように、センタリング軸398l、398r、39
9l、399r及び被押圧片442が8cmCD102
の外周縁から離れるのと同時に、制御スライダー470
のスイッチ押圧片475がプッシュスイッチ510の被
押圧子510aを押圧し、該プッシュスイッチ510の
出力がハイレベルとなる。そして、該プッシュスイッチ
510の出力信号がハイレベルとなることによってロー
ディングモータ340の回転が停止し(図33参照)、
8cmCD102のローディングが完了する。
【0105】尚、この間に、引込みローラブロック30
0の回動支持板320の被制御ピン329が制御スライ
ダー470のローラ制御片477の下面を相対的に前方
へ向かって摺動していき、これによって回動支持板32
0が左方から見て反時計回り方向へ回動しそれに支持さ
れている引込みローラ310のゴムローラ314が8c
mCD102から離間する。
【0106】次に、円盤状記録媒体101、102のア
ンローディング、即ち、これら円盤状記録媒体101、
102の装置外への排出について説明する。
【0107】先ず、12cmCD101のアンローディ
ングについて説明する。
【0108】12cmCD101がローディングされて
いる状態で、アンローディングの指令が為される、例え
ば、図示しない筐体前面に配置されたイジェクト釦の押
圧が為されると、ローディングモータ340がアンロー
ディング方向へ回転し(図34参照)、それに伴って、
引込みローラ310及びピニオンギヤ490が共にアン
ローディング方向に回転される。即ち、引込みローラ3
10は左方から見て時計回り方向へ回転し、ピニオンギ
ヤ490は上方から見て反時計回り方向へ回転する。
【0109】ピニオンギヤ490がアンローディング方
向へ回転すると、これとラック歯472が噛合している
制御スライダー470が前方へ向けて送られる。これに
よって、先ず、制御スライダー470の前側の突片47
6aがモードスライダー430の突片438から前方へ
離れるので、モードスライダー430は引張コイルバネ
433の引張力によって判別レバー440の被押圧片4
42が12cmCD101の外周縁に当接するまで前方
へ移動し、これに伴って、センタリング部材390l、
390rが互いに近づく方向に僅かに移動して、これに
よって4本のセンタリング軸398l、398r、39
9l、399rも12cmCD101の外周縁に当接す
る。また、この間に制御スライダー470のスイッチ押
圧片475がプッシュスイッチ510の被押圧子510
aから前方へ離間し、該プッシュスイッチ510の出力
レベルがロウレベルとなる(図34参照)。尚、引込み
ローラ310は12cmCD101から下方へ離間して
いる状態であるので、その回転は12cmCD101に
は影響を与えない。
【0110】そして、更に制御スライダー470が前方
へ移動して行くと、引込みローラブロック300の回動
支持板320の被制御ピン329が制御スライダー47
0のローラ制御片477の下面を相対的に後方へ移動し
て行き、これに伴って回動支持板320が左方から見て
時計回り方向へ回動してその回動端部に支持されている
引込みローラ310が上昇して行き、やがてセンタリン
グブロック360の補助支持基板380の下面との間に
12cmCD101を挟着した状態となる(図23参
照)。
【0111】12cmCD101が引込みローラ310
と補助支持基板380との間で挟着された状態となる
と、左方から見て時計回り方向へ回転している引込みロ
ーラ310によって12cmCD101が前方へ送られ
て行く。
【0112】そして、やがて、右側センタリング部材3
90rに設けられたスイッチ押圧片460の右端部が右
側のプッシュスイッチ453の被押圧子453aから左
方へ離間し、これによって、該プッシュスイッチ453
の出力レベルがロウレベルとなる。そして、このプッシ
ュスイッチ453の出力レベルがロウレベルとなること
によって、ローディングモータ340の駆動が停止し
(図34参照)、この時、12cmCD101の一部が
図示しない筐体の挿入口から外部に突出した状態となっ
ており(図22参照)、該外部に突出した部分を持って
引っ張り出すことが可能な状態となっている。また、こ
の間に、チャッキング機構270の回動ベース280の
被制御ピン287がカムスリット474の傾斜部474
aを相対的に後方へ移動することによってその回動端部
が上昇するように回動し、該回動端端部に支持されてい
るチャッキングディスク290が上昇し、該チャッキン
グディスク290によるスピンドル230との間におけ
る12cmCD101の挟持が解除される。
【0113】このようにして、12cmCD101のア
ンローディングが為される。
【0114】次に、8cmCD102のアンローディン
グについて説明する。
【0115】8cmCD102がローディングされてい
る状態で、アンローディングの指令が為される、例え
ば、図示しない筐体前面に配置されたイジェクト釦の押
圧が為されると、ローディングモータ340がアンロー
ディング方向へ回転し(図35参照)、それに伴って、
引込みローラ310及びピニオンギヤ490が共にアン
ローディング方向に回転される。即ち、引込みローラ3
10は左方から見て時計回り方向へ回転し、ピニオンギ
ヤ490は上方から見て反時計回り方向へ回転する。
【0116】ピニオンギヤ490がアンローディング方
向へ回転すると、これとラック歯472が噛合している
制御スライダー470が前方へ向けて送られる。これに
よって、先ず、制御スライダー470の前側の突片47
6aがモードスライダー430の突片438から前方へ
離れるので、モードスライダー430は引張コイルバネ
433の引張力によって判別レバー440の被押圧片4
42が8cmCD102の外周縁に当接するまで前方へ
移動し、これに伴って、センタリング部材390l、3
90rが互いに近づく方向に僅かに移動して、これによ
って4本のセンタリング軸398l、398r、399
l、399rも8cmCD102の外周縁に当接する。
また、この間に制御スライダー470のスイッチ押圧片
475がプッシュスイッチ510の被押圧子510aか
ら前方へ離間し、該プッシュスイッチ510の出力レベ
ルがロウレベルとなる。尚、引込みローラ310は8c
mCD102から下方へ離間している状態であるので、
その回転は8cmCD102には影響を与えない。
【0117】そして、更に制御スライダー470が前方
へ移動して行くと、引込みローラブロック300の回動
支持板320の被制御ピン329が制御スライダー47
0のローラ制御片477の下面を相対的に後方へ移動し
て行き、これに伴って回動支持板320が左方から見て
時計回り方向へ回動してその回動端部に支持されている
引込みローラ310が上昇して行き、やがてセンタリン
グブロック360の補助支持基板380の下面との間に
8cmCD102を挟着した状態となる。
【0118】8cmCD101が引込みローラ310と
補助支持基板380との間で挟着された状態となると、
左方から見て時計回り方向へ回転している引込みローラ
310によって8cmCD102が前方へ送られて行
く。
【0119】そして、8cmCD102の最大直径部の
前後の部分が前側のセンタリング軸398l、398r
間を通過する間にスイッチ押圧片460の右端部が真ん
中のプッシュスイッチ452の被押圧片452aを押圧
し、該プッシュスイッチ452の出力レベルがハイレベ
ルとなる(図35参照)。そして、最大直径部の前後の
部分がセンタリング軸395l、395r間を通過する
と、スイッチ押圧片460の右端部がプッシュスイッチ
452の被押圧子452aから左方へ逃げ、該プッシュ
スイッチ452の出力レベルがロウレベルとなる(図3
5参照)。そして、直ぐに、8cmCD102の最大直
径部が挿入検知ピン397l、397rに差し掛かり、
これによって、再びスイッチ押圧片460の右端部がプ
ッシュスイッチ452の被押圧子452aを押圧し、該
プッシュスイッチ452の出力レベルがハイレベルとな
る(図35参照)。この時のプッシュスイッチ452の
出力レベルの立ち上がりによってローディングモータ3
40の駆動が停止される(図35参照)。
【0120】この時、8cmCD102の一部が図示し
ない筐体の挿入口から外部に突出した状態となってお
り、該外部に突出した部分を持って引っ張り出すことが
可能な状態となっている(図31参照)。また、この間
に、チャッキング機構270の回動ベース280の被制
御ピン287がカムスリット474の傾斜部474aを
相対的に後方へ移動することによってその回動端部が上
昇するように回動し、該回動端端部に支持されているチ
ャッキングディスク290が上昇し、該チャッキングデ
ィスク290によるスピンドル230との間における8
cmCD102の挟持が解除される。
【0121】このようにして、8cmCD102のアン
ローディングが為される。
【0122】尚、12cmCD101又は8cmCD1
02がローディングされたままの状態で、電源供給の停
止等不測の事態が生じて、そアンローディングを行えな
い状態となってしまったときは、上記した手動イジェク
トレバー520を奥へ押し込むことによって強制的にア
ンローディングを行うことができる。即ち、手動イジェ
クトレバー520を奥へ押し込むことによって、上述し
た如く、そのラック歯521がピニオンギヤ490をア
ンローディング方向へ回転させ、また、引込みローラ3
10をもアンローディング方向へ回転させる。従って、
12cmCD101又は8cmCD102を手で持って
引き出すことができるところまで、前方へ移動させるこ
とができる。
【0123】以上に述べたように、上記CDプレーヤー
200にあっては、2対4本のセンタリング軸396
l、396r、397l、397rを12cmCD10
1又は8cmCD102の外周縁に当接させてそのセン
タリングを行うので、精度の良いセンタリングを行うこ
とができると共に、縦置きにして使用する場合でも、こ
れら円盤状記録媒体101、102の確実なセンタリン
グを行うことができる。
【0124】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置にお
ける円盤状記録媒体のセンタリング機構は、円盤状記録
媒体の引込み方向に直交し且つ円盤状記録媒体の記録面
に沿う方向において互いに同期して反対方向に移動する
2対4本のセンタリング軸を備え、該センタリング軸が
円盤状記録媒体の外周縁に当接して該円盤状記録媒体の
センタリングを行うようにしたことを特徴とする。
【0125】従って、本発明円盤状記録媒体再生及び/
又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機
構にあっては、2対4本のセンタリング軸を円盤状記録
媒体の外周縁に当接させてそのセンタリングを行うの
で、精度の良いセンタリングを行うことができると共
に、縦置きにして使用する場合でも、円盤状記録媒体の
確実なセンタリングを行うことができる。
【0126】また、請求項2に記載した発明にあって
は、それぞれ2本のセンタリング軸を支持すると共に円
盤状記録媒体の引込み方向に直交し且つ円盤状記録媒体
の記録面に沿う方向に移動自在な2つのセンタリング部
材と、これらセンタリング部材を互いに引き寄せるよう
に移動力を付勢する弾発手段と、上記センタリング部材
を互いに同期して反対方向に移動するように規制する同
期手段とを備えたので、2対4本のセンタリング軸は円
盤状記録媒体の引込み方向に直交する方向における中心
線に対して同期して反対方向に移動するので、円盤状記
録媒体のより精確なセンタリングを行うことができる。
【0127】更に、請求項3に記載した発明にあって
は、同期手段が、上記各センタリング部材にその移動方
向に延びるように設けられたラックとこれら2つのラッ
クに同時に噛合したピニオンギヤとから成るので、2つ
のセンタリング部材を同期して反対方向に移動させる手
段を容易に構成することができると共に、上記同期移動
をより精確なものとすることができる。
【0128】尚、上記した実施例において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際
しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5と共に本発明円盤状記録媒体再生
及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリ
ング機構の実施の形態を示すものであり、本図は概要を
平面的に示す図である。
【図2】図3乃至図5と共に円盤状記録媒体の装置内へ
の引込みとセンタリングの動作を示すものであり、本図
は円盤状記録媒体の挿入を開始した状態を平面的に示す
図である。
【図3】円盤状記録媒体が引き込まれて行く途中の状態
を平面的に示す図である。
【図4】円盤状記録媒体が装置内に引き込まれ且つセン
タリングされた状態を平面的に示す図である。
【図5】円盤状記録媒体が引き込まれた状態からチャッ
キングされる様子を側面から見て示す図である。
【図6】図7乃至図35と共に本発明をCDプレーヤー
に適用した実施の一例を示すものであり、本図は全体の
構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図7】センタリングブロックを取り外した状態で示す
平面図である。
【図8】チャッキング機構を示す分解斜視図である。
【図9】引込みローラブロックを示す分解斜視図であ
る。
【図10】ローラ用ギヤ列とスライダー用ギヤ列を示す
斜視図である。
【図11】制御スライダーと手動イジェクトレバーを示
す斜視図である。
【図12】センタリングブロックを示す平面図である。
【図13】センタリングブロックの底面図である。
【図14】補助支持基板を取り外した状態で示すセンタ
リングブロックの底面図である。
【図15】図16乃至図22と共に12cmCDのロー
ディングとアンローディングの様子を示す概略平面図で
あり、本図は12cmCDが装置内に挿入されてセンタ
リング部材のロックが解除される状態を示すものであ
る。
【図16】12cmCDの外周縁が挿入検知ピンに当接
した状態を示すものである。
【図17】12cmCDが更に挿入されてスイッチ押圧
片が左側のプッシュスイッチの被押圧子から離間した状
態を示すものである。
【図18】12cmCDが更に挿入されてその外周縁が
前側のセンタリング軸に当接した状態を示すものであ
る。
【図19】12cmCDが更に挿入されて4本のセンタ
リング軸によってセンタリングされる直前の状態を示す
ものである。
【図20】12cmCDが更に挿入されてその外周縁に
4本のセンタリング軸が当接してセンタリングされた状
態を示すものである。
【図21】12cmCDがチャッキングされてその外周
縁から4本のセンタリング軸が離間した状態を示すもの
である。
【図22】12cmCDがイジェクトされた状態を示す
ものである。
【図23】12cmCDがチャッキングされる前の状態
を示す要部の側面図である。
【図24】12cmCDがチャッキングされた状態を示
す要部の側面図である。
【図25】図26乃至図31と共に8cmCDのローデ
ィングとアンローディングの様子を示す概略平面図であ
り、本図は8cmCDが装置内に挿入されてセンタリン
グ部材のロックが解除されると共に8cmCDの外周縁
が挿入検知ピンに当接した状態を示すものである。
【図26】8cmCDが更に挿入されてスイッチ押圧片
が真ん中のプッシュスイッチの被押圧子を押圧した状態
を示すものである。
【図27】8cmCDが更に挿入されてその外周縁が前
側のセンタリング軸に当接した状態を示すものである。
【図28】8cmCDが更に挿入されてセンタリングさ
れる直前の状態を示すものである。
【図29】8cmCDが更に挿入されてその外周縁に4
本のセンタリング軸が当接してセンタリングされた状態
を示すものである。
【図30】8cmCDがチャッキングされその外周縁か
ら4本のセンタリング軸が離間した状態を示すものであ
る。
【図31】8cmCDがイジェクトされた状態を示すも
のである。
【図32】12cmCDのローディング時における各プ
ッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの状
態を示すタイムチャート図である。
【図33】8cmCDのローディング時における各プッ
シュスイッチの出力レベルとローディングモータの状態
を示すタイムチャート図である。
【図34】12cmCDのアンローディング時における
各プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータ
の状態を示すタイムチャート図である。
【図35】8cmCDのアンローディング時における各
プッシュスイッチの出力レベルとローディングモータの
状態を示すタイムチャート図である。
【図36】図37乃至図39と共に従来の円盤状記録媒
体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセ
ンタリング機構の一例を示すものであり、本図は概要を
平面的に示す図である。
【図37】図38及び図39と共に円盤状記録媒体の装
置内への引込みとセンタリングの動作を示すものであ
り、本図は円盤状記録媒体の挿入を開始した状態を平面
的に示す図である。
【図38】円盤状記録媒体が引き込まれて行く途中の状
態を平面的に示す図である。
【図39】円盤状記録媒体が装置内に引き込まれ且つセ
ンタリングされた状態を平面的に示す図である。
【符号の説明】
10…円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置、21、
22、31、32…センタリング軸、41、42…セン
タリング部材、50…同期手段、51、52…ラック、
53…ピニオンギヤ、60…弾発手段、100…円盤状
記録媒体、101…12cmCD(円盤状記録媒体)、
102…8cmCD(円盤状記録媒体)、200…CD
プレーヤー(円盤状記録媒体再生及び/又は記録装
置)、390l、390r…センタリング部材、392
l、392r…ラック部、398l、398r…センタ
リング軸、400…同期用ピニオンギヤ、410…引張
コイルバネ(弾発手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状記録媒体の引込み方向に直交し且
    つ円盤状記録媒体の記録面に沿う方向において互いに同
    期して反対方向に移動する2対4本のセンタリング軸を
    備え、 該センタリング軸が円盤状記録媒体の外周縁に当接して
    該円盤状記録媒体のセンタリングを行うようにしたこと
    を特徴とする円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置に
    おける円盤状記録媒体のセンタリング機構。
  2. 【請求項2】 それぞれ2本のセンタリング軸を支持す
    ると共に円盤状記録媒体の引込み方向に直交し且つ円盤
    状記録媒体の記録面に沿う方向に移動自在な2つのセン
    タリング部材と、 これらセンタリング部材を互いに引き寄せるように移動
    力を付勢する弾発手段と、 上記センタリング部材を互いに同期して反対方向に移動
    するように規制する同期手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の円盤状記録媒体再生及び/又は記録
    装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構。
  3. 【請求項3】 上記同期手段が、上記各センタリング部
    材にその移動方向に延びるように設けられたラックとこ
    れら2つのラックに同時に噛合したピニオンギヤとから
    成ることを特徴とする請求項2に記載の円盤状記録媒体
    再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセン
    タリング機構。
JP9008025A 1997-01-20 1997-01-20 円盤状記録媒体再生及び/又は記録装置における円盤状記録媒体のセンタリング機構 Pending JPH10208351A (ja)

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