JP3363972B2 - 初期位置復帰装置 - Google Patents

初期位置復帰装置

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JP3363972B2
JP3363972B2 JP30475193A JP30475193A JP3363972B2 JP 3363972 B2 JP3363972 B2 JP 3363972B2 JP 30475193 A JP30475193 A JP 30475193A JP 30475193 A JP30475193 A JP 30475193A JP 3363972 B2 JP3363972 B2 JP 3363972B2
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通宏 浅野
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、位置制御される移動体の初期位
置復帰動作に関し、特に移動体が位置検出用のスイッチ
を押圧することによって位置検出される構成の移送装置
における初期位置復帰装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置において、移動体を移
動範囲の端部に停止する場合、端部近傍の所定位置にス
イッチを検出スイッチとして配置し、このスイッチが移
動体によって押圧されてオン状態となったのを検出して
移動体を停止する方法が一般的となっている。更にこの
場合、スイッチの取付け位置や、スイッチ自体の接点の
バラツキ等によって停止位置が左右されるのを防止する
ため、移動体が所望の停止位置である端部より少し手前
に至った段階でスイッチがオン状態となるように配置す
る。そして、このスイッチがオン状態となった後所定時
間だけ更に駆動を続けることにより、端部に配置された
ストッパに移動体が当接し、更に多少の押付け状態時間
を経て駆動を停止する方法が取られる。
【0003】この様な構成の移送装置において、移動体
を初期位置である前記移動範囲の端部に停止する場合、
前記検出スイッチのオン、オフ状態に応じ、もしオフ状
態であれば、前記した方法で停止位置に持ち来し、逆に
オン状態であれば移動体は停止位置にあるものと見做し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、スイッチの
オンオフ動作点を前記停止位置より少し手前に設定した
ため、スイッチがオン状態でも、移動体がきっちり停止
位置にない場合が発生する。例えば、移動体を移送中に
電源が切られた場合、移動体がスイッチがオンの移動領
域内で停止することは十分考えられる。このように初期
状態時に、移動体が所望の停止位置に正確に位置してな
い場合、装置によっては致命的な損傷の原因となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】装置に含まれる移動体を
初期位置に持ち来す初期位置復帰装置であって、その所
定部が所定の移動範囲で移動可能に前記装置に保持され
た前記移動体と、前記所定部が前記移動範囲の一端部近
傍の検出点に到来したことを検出すべく装置内に配置さ
れ、前記所定部が前記一端部に近い前記検出点の一方側
に在るときには第1の状態に、また他方側に在るときに
は第2の状態となる位置検出信号を出力する位置検出手
段と、前記移動体を移動駆動する駆動モ−タと、前記移
動体が前記一端部に向かって移動する方向に前記モ−タ
を駆動するも、このとき前記位置検出信号が第1の状態
の場合は所定時間後に前記駆動を停止し、第2の状態の
場合には移動体の移動に応じて前記第1の状態に変化し
た後、更に所定時間後に前記駆動を停止することにより
前記移動体を前記初期位置に持ち来す制御手段とからな
る。
【0006】
【作用】前記移動体は、前記位置検出信号の状態に拘ら
ず移動範囲の前記一端部に押しつけられるため、初期位
置復帰動作時には必ず初期位置に復帰する。
【0007】
【実施例】第1図乃至第3図は、本願装置の一実施例を
示すディスクチェンジャ1の動作原理図である。フロン
トパネル2は、ディスクチェンジャ1の動作を指令する
操作スイッチプレ−ト18を配置し、トレイ3は、図1
に示すロ−ド位置と図3に示すイジェクト位置間でスラ
イド可能に図示しないシャ−シに保持されている。一
方、7つのキャリッジ5〜11を収納可能なストッカ4
は、各キャリッジがトレイ3のスライド平面近傍の所定
の入出位置Pに持ち来されるように矢印A,B方向に上
下移動可能にシャ−シによって保持されているものとす
る。
【0008】尚、図1は、最上部のキャリッジ5が入出
位置Pにあり、各キャリッジがストッカ内のそれぞれ所
定のキャリッジストック位置に保持されているストック
位置状態を示す。この入出位置Pに持ち来されたキャリ
ッジは、後述する移動手段によってキャリッジストック
位置とロ−ド位置にあるトレイ3のキャリッジ載置部と
の間で移送される。図2は、ストッカ4の最上部にスト
ックされるキャリッジ5がトレイ3のキャリッジ載置部
に移送された演奏位置状態を示し、図3は、更にキャリ
ッジを載置したトレイ3がイジェクト位置に持ち来され
たイジェクト位置状態を示す。
【0009】このイジェクト状態時に、操作者はキャリ
ッジ上にディスクをセットし、或いはキャリッジ上に載
置されたディスクを除くなどして、ディスク交換を行な
う。ディスクチェンジャ1内には、図2に示す演奏位置
に持ち来されたキャリッジ上のディスクを再生するため
に必要なスピンドルモ−タ12と光ピックアップ装置1
3が保持部材14によって、またクランパ15が保持部
材16によってそれぞれ所望の動作が可能となるように
保持されている。
【0010】そして、スピンドルモ−タ12によって回
転駆動されるディスクテ−ブル17とクランパ15とに
よってキャリッジ上のコンパクトディスク(以下CDと
称す)を狭持してCDが回転可能となるように保持部材
14がA方向に移動する。そして、更にピックアップ装
置13により、周知のジャストフォ−カスとオントラッ
キング状態となって再生が行なわれる。この時光ピック
アップ装置13は、トラッキング動作の必要に応じて保
持部材14上をCDの半径方向に移動する。
【0011】図22は、操作スイッチプレ−ト18の構
成を示す。同図中1から7の番号が付された7つの各操
作スイッチ71〜77は、ぞれぞれキャリッジ5〜11
がストックされるキャリッジストック位置に対応して設
けられ、例えば図1の状態からキャリッジ11がストッ
クされたキャリッジストック位置を選択すべくこれに対
応する7の番号が付された操作スイッチ77を押すと、
ストッカ−は矢印A方向に移動し、キャリッジ11が入
出位置Pに持ち来された位置で停止する。そして、前記
した後述する移動手段によって、図2に示すトレイ3の
キャリッジ載置部にキャリッジ11が移送される。この
状態から例えば更にキャリッジ8がストックされたキャ
リッジストック位置を選択すべくこれに対応する4の番
号が付された操作スイッチ74を押すと、トレイ上のキ
ャリッジ11が入出位置Pにあるキャリッジストック位
置に納入された後、ストッカ−は矢印B方向に移動して
キャリッジ8が入出位置Pに持ち来された位置で停止
し、同様にしてトレイ3のキャリッジ載置部に移送され
る。
【0012】以下同様にして、各操作スイッチに対応す
るキャリッジストック位置にストックされたキャリッジ
が、図2に示す演奏位置に持ち来される。尚、各操作ス
イッチの操作によって、キャリッジを図2の演奏位置ま
で持ち来すか、その後再生状態にするか、或いは、図3
に示すイジェクト位置まで持ち来すかは、適宜設計され
るもので、それらの詳細な説明は省略する。
【0013】次に、トレイ3及びキャリッジ5〜11を
移送する移送手段の動作について、図4乃至15を参照
しながら説明する。図4乃至図7は、デイスクチェンジ
ャ1を上部からみた要部透視図で、前記した動作原理図
である図1乃至図3の各構成部品に相当する部品には同
番号が付されている。図4は、トレイ3及びキャリッジ
5〜11がそれぞれロ−ド位置、及びキャリッジストッ
ク位置にある前記図1の状態に、図5はディスク20を
載せたキャリッジ5が演奏位置に持ち来された前記図2
の状態に、そして図7はキャリッジ5を載せたトレイ3
がイジェクト位置に持ち来された前記図3の状態にそれ
ぞれ対応している。
【0014】次に、トレイとキャリッジの駆動について
図8乃至図15を参照しながら説明する。図8は、イジ
ェクト状態を示す前記図7の状態に対応して矢印C方向
から眺めた要部駆動系の動作図で、22は、トレイ3の
側部から一体的に後方に延在するガイドア−ム21の下
部にロ−ド・イジェクト方向(矢印E,F方向)に沿っ
て形成されたトレイラックギアで、図示しないシャ−シ
に軸支されたピニオンギア29と噛合可能に配置されて
いる。一方、シャ−シに保持されたモ−タ25は、その
回転軸に取付けられたプ−リ26と同じくシャ−シに軸
支された中間ギア28の周面間に掛けられたベルト27
によってこの中間ギア28を駆動し、更にこの中間ギア
28と噛合するピニオンギア29を駆動する。
【0015】またシャ−シによって軸支され、このピニ
オンギア29と噛合する中間ギア30は、同じくシャ−
シに軸支され、所定形状のカム溝32が形成されたピニ
オンカムギア31と噛合しているため、これ等一連の各
ギアはモ−タ25によってそれぞれ所定の方向に回転駆
動される。ピニオンカムギアの回転軸ピン33と係合す
る長孔35を有する規制板34は、またサイドシャ−シ
24に形成されたく字状孔38と前記カム溝32とにそ
れぞれ係合する係合ピン36を支持している。従って、
この規制板34に形成された突起37は、ピニオンカム
ギア31の回転に応じて位置移動し、やがて後述する如
くサイドア−ム21の下部に形成された係合溝23と係
合してトレイ3の移動を規制する。
【0016】以上の状態からモ−タ25を反時計方向に
回転駆動すると、トレイ3はガイドア−ム21と一体的
に矢印F方向に移動し、やがて図9に示す状態となる。
この時、ガイドア−ム21の係合溝23と突起37は係
合を開始し、やがて図10に示す位置でピニオンギア2
9とトレイラックギア22の噛合が解除されると同時
に、突起37と係合溝23との係合が完了し、トレイ3
およびガイドア−ム21の位置移動が規制される。この
図10に示された駆動状態は、キャリッジがストップ位
置にある前記した図2及び図5に相当する状態に対応す
る。
【0017】一方、トレイ3には、ピニオンカムギア3
1と噛合可能な位置にシャトルラックギア41(図12
参照)が形成されたシャトル40が矢印E,F方向にス
ライド可能に保持されている(図5参照)。このシャト
ル40には、各キャリッジ5〜11に形成された係合凹
部43と係合可能な係合腕42が形成され、後述する動
作に従って各キャリッジをスライド移動する。
【0018】図12は、図7,図8が相当するイジェク
ト状態時の、シャトルラックギア41と駆動系との位置
関係を示している。この状態からモ−タ25が反時計方
向に回転して図9の状態を経由して図10,図5が相当
するストップ状態までトレイが移動すると、シャトル4
0も同様に移動し、シャトルと駆動系の関係は、やがて
前記9図の状態に相当する図13に示すようにシャトル
ラックギア41とピニオンカムギア31の噛合が開始
し、さらにシャトル40が少し矢印F方向に移動した図
14のストップ状態となる。この時、係合凹部43がシ
ャトル40の係合腕42と係合するキャリッジ5もこの
シャトルと一体的に移動し、図6に示すトレイ端部にあ
る状態から矢印F方向に少し移動した図5に示された演
奏位置に持ち来される。
【0019】この状態から更にモ−タを同方向に回転す
ることによって、シャトル40はやがて図15の初期位
置まで持ち来される。この時トレイ3を規制する規制板
34は、上記変化に相当する図10から図11への移行
によって状態が変化しないように構成されているため、
この間トレイは停止したままとなっている。
【0020】シャトル40が図15の初期位置まで持ち
来されたとき、これと一体的に移動するキャリッジ5
は、図4に示すようにストッカ4内のストック位置まで
持ち来される。この時7枚のキャリッジは、動作原理を
示す図1の如くストッカ4内に7重に納まっている。従
って、例えば次にキャリッジ11を引き出したい場合、
キャリッジ11が入出位置Pの位置に来るまでストッカ
4を矢印A方向に移動する。この移動時に、図4に示す
シャトル40の係合腕42は各キャリッジの係合凹部4
3内に位置するためこの上下移動を妨げることはない。
キャリッジ11が入出位置Pの位置に来ると、係合腕4
2とキャリッジ11の係合凹部43とが同一平面とな
り、モ−タ25を時計方向に駆動することによって、キ
ャリッジ11をストッカ内から引き出すことが出来る。
尚、このキャリッジをストック位置からイジェクト位置
まで移動する過程は、モ−タ25を時計方向に回転駆動
することによって、上記した記載から容易に理解できる
ため、その説明を省略する。
【0021】次に、シャトル40の動きに連動してシャ
トルの位置を検出し、図15の初期位置に停止させるた
めのスイッチ機構及び制御回路を図16〜図21を参照
しながら説明する。図19は、シャトル40がシャ−シ
に形成されたストッパ51に当接した状態を示すが、こ
の位置が前記した初期位置に相当する。シャトル40が
この初期位置に近接した図16の段階では、スイッチ機
構52の作用レバ−53がスプリング54によって所定
の角度に偏倚されており、位置検出スイッチ55の開閉
軸56が開放されこのスイッチはオフ状態となってい
る。
【0022】この状態から更に、シャトル40のF方向
移動がすすむと、図17に示すようにシャトルに形成さ
れた付勢腕44が作用レバ−53を押してこれを回動
し、更にこの作用レバ−53が位置検出スイッチ55の
開閉軸56を押圧する。更にシャトルの同方向移動がす
すむと、開閉軸56がスライドし、図18に示す所定の
切換ポイントに至った段階で位置検出スイッチ55はオ
ン状態となる。更に移動がすすむと、オン状態のまま開
閉軸56が最後まで押圧され、やがてシャトル40の端
部がストッパ51に当接した前記初期位置で移動を停止
する。
【0023】図20は、本願装置の一回路構成例を示す
ブロック図であり、図21は、その動作手順を示すフロ
−チャ−トである。図20中、62は制御回路であり、
端子61に印加される電源検出信号を入力して、電源オ
ンのタイミングを検出する。また、一端がグランドに接
続された前記位置検出スイッチ55の他端子を監視して
このオンオフ状態を検出する。一方、図21のフロ−チ
ャ−トに従って前記モ−タ25を制御するため、制御信
号をモ−タ駆動回路63に出力し、モ−タ駆動回路63
は、この制御信号を受けてモ−タ25を回転駆動する。
【0024】以上の構成において、チェンジャ1の図示
しない電源スイッチをオンにすると、制御回路62はこ
のタイミングを検出し、図21のフロ−チャ−トのステ
ップ1でこのプログラムをスタ−トさせる。そしてステ
ップ2で位置検出スイッチ55のオンオフ状態をみて、
もしこのスイッチがオフであれば、モ−タ25を反時計
方向に回転する制御信号を出力してシャトル40をF方
向に移動させる。そしてステップ5で、シャトル40が
図18に示す切換ポイントに至ったときに位置検出スイ
ッチがオン状態となるのを検出し、STEP6で以後5
0m秒間だけモ−タをオン状態に保った後、モ−タをオ
フとする。尚、ここでいうモ−タオフとは、モ−タへの
印加電圧が0ボルト状態をいう。
【0025】また50m秒の印加時間は、シャトル40
が図18に示す切換ポイントの位置から図19に示す初
期位置に至るまに必要とされる駆動時間を十分満たすよ
うに適宜設定されるものである。
【0026】一方、ステップ2の段階で位置検出スイッ
チ55がオン状態の場合、つまり電源が入った段階で、
シャトル40が図18に示す切換ポイント位置と図19
に示す初期位置間の検出スイッチ55のオン領域内にあ
る場合、ステップ3に至ってモ−タ25を反時計方向に
回転する制御信号を出力してシャトル40をF方向に移
動させ、同様にSTEP6で以後50m秒間だけモ−タ
をオン状態に保った後、モ−タをオフとする。
【0027】図23は、本願装置の他の回路構成例を示
すブロック図であり、図24は、その動作手順を示すフ
ロ−チャ−トである。図23中、図20と同じ構成要素
には、同じ符号を付し、その説明を省略する。65は制
御回路であり、端子61に印加される電源検出信号を入
力する他に、操作スイッチパネル18からこのパネルに
配置された7つの操作スイッチ71〜77のオン、オフ
状態を示す操作スイッチ信号を入力する。そして、電源
オンのタイミング、及び各操作スイッチの操作タイミン
グを検出する。一方、図24のフロ−チャ−トに従って
前記モ−タ25を制御するため、制御信号をモ−タ駆動
回路63に出力し、モ−タ駆動回路63は、この制御信
号を受けてモ−タ25を回転駆動する。
【0028】以上の構成において、チェンジャ1の図示
しない電源スイッチをオンにすると、制御回路62はこ
のタイミングを検出し、図24のフロ−チャ−トのステ
ップ1でこのプログラムをスタ−トさせる。そしてステ
ップ2でフラッグを0にセットした後ステップ3で7つ
の操作スイッチ71〜77の内、何れかが操作されたか
を監視し続ける。もし操作者によって操作スイッチが押
されると、ステップ4でフラッグが0かどうかを調べ、
もし0ならステップ5に至ってこのステップからステッ
プ9までの間、前記した図21のフロ−チャ−トのステ
ップ2からステップ6までと同様の動作を行なう。
【0029】即ち、電源が入った後、初めて操作スイッ
チが押されたときに位置検出スイッチ55のオンオフ状
態をみて、もしこのスイッチがオフであれば、モ−タ2
5を反時計方向に回転する制御信号を出力してシャトル
40をF方向に移動させる。そしてステップ8で、シャ
トル40が図18に示す切換ポイントに至ったときに位
置検出スイッチがオン状態となるのを検出し、STEP
9で以後50m秒間だけモ−タをオン状態に保つ。一
方、ステップ5の段階で位置検出スイッチ55がオン状
態の場合、つまりシャトル40が図18に示す切換ポイ
ント位置と図19に示す初期位置間の検出スイッチ55
のオン領域内にある場合、ステップ6に至ってモ−タ2
5を反時計方向に回転する制御信号を出力してシャトル
40をF方向に移動させ、同様にSTEP9で以後50
m秒間だけモ−タをオン状態に保つ。
【0030】従って電源投入後、ステップ9を終了する
段階でシャトル40は、正確に図19に示す初期位置に
持ち来される。そして、ステップ10でフラッグを1と
したのち、ステップ10では押された操作スイッチに応
じた前記したキャリッジの移動が行なわれる。そしてス
テップ3に戻って、再度操作スイッチが押されたかどう
かを監視する。ステップ4とステップ10とは、上記し
たステップ5からステップ9までの一連の動作が、電源
投入後に初めて操作スイッチが押された時のみ行なわれ
るようにするためのステップである。
【0031】上記他の実施例では、ステップ5からステ
ップ9までの一連の動作が電源投入後に初めて操作スイ
ッチが押された時のみ行なわれるように構成したが、操
作スイッチが押される毎に行なっても良い。また、シャ
トルを初期位置に持ち来すときのモ−タの駆動電圧にお
いて、ストッパとの衝突時の衝撃を少なくするため、位
置検出スイッチのオフ時に比してオン時の駆動電圧を低
く設定するように構成してもよいなど、種々の態様が考
えられるものである。
【0032】
【発明の効果】上記実施例のようなディスクチェンジャ
の場合、電源投入時にシャトル40が、図4、図15及
び図19に示す初期位置にから多少ずれた位置にある
と、図4に示すシャトル40の係合腕42が、ストッカ
1内の7重の各キャリッジの係合凹部43によって縦方
向にトンネル状に形成される縦溝位置からはみ出すこと
になる。この状態でストッカ1を上下移動させると、係
合腕42が上下のキャリッジにぶつかって破損する恐れ
を生じたりするが、本願装置によれば、電源投入時、或
いはディスクチェンジャが動作する時に移動体であるシ
ャトル40を正確に初期位置に持ち来すため、この様な
不都合を生じることなはい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の説明に供するディスクチェンジャの動
作原理図
【図2】本発明の説明に供するディスクチェンジャの動
作原理図
【図3】本発明の説明に供するディスクチェンジャの動
作原理図
【図4】本発明の説明に供するディスクチェンジャの要
部上面図
【図5】本発明の説明に供するディスクチェンジャの要
部上面図
【図6】本発明の説明に供するディスクチェンジャの要
部上面図
【図7】本発明の説明に供するディスクチェンジャの要
部上面図
【図8】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図9】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図10】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図11】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図12】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図13】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図14】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図15】本発明の説明に供する要部駆動系の動作図
【図16】本発明の一実施例を示す機構図
【図17】本発明の一実施例を示す機構図
【図18】本発明の一実施例を示す機構図
【図19】本発明の一実施例を示す機構図
【図20】本発明の一制御回路例を示すブロック図
【図21】本発明の一実施例の動作を説明するフロ−チ
ャ−ト
【図22】操作パネルの構成を示す図
【図23】本発明の他の制御回路例を示すブロック図
【図24】本発明の他の実施例の動作を説明するフロ−
チャ−ト
【符号の説明】
1 ディスクチェンジャ 3 トレイ 4 ストッカ 5 キャリッジ 6 キャリッジ 7 キャリッジ 8 キャリッジ 9 キャリッジ 10 キャリッジ 11 キャリッジ 12 スピンドルモ−タ 13 ピックアップ装置 15 クランパ 17 ディスクテ−ブル 18 操作パネル 20 コンパクトディスク 21 ガイドア−ム 22 トレイラックギア 23 係合溝 24 サイドシャ−シ 25 モ−タ 26 プ−リ 27 ベルト 28 中間ギア 29 ピニオンギア 30 中間ギア 31 ピニオンカムギア 32 カム溝 33 回転軸ピン 34 規制板 35 長孔 36 係合ピン 37 突起 38 く字状孔 40 シャトル 41 シャトルラックギア 42 係合腕 43 係合凹部 44 付勢腕 51 ストッパ 52 スイッチ機構 53 作用レバ− 54 スプリング 55 位置検出スイッチ 56 開閉軸 61 電源検出信号入力端子 62 制御回路 63 モ−タ駆動回路 65 制御回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置に含まれる移動体を電源投入時に初期
    位置に持ち来す初期位置復帰装置であって、 その所定部が所定の移動範囲で移動可能に前記装置に保
    持された前記移動体と、 前記所定部が前記移動範囲の
    一端部近傍の検出点に到来したことを検出すべく装置内
    に配置され、前記所定部が前記一端部に近い前記検出点
    の一方側に在るときには第1の状態に、また他方側に在
    るときには第2の状態となる位置検出信号を出力する位
    置検出手段と、 前記移動体を移動駆動する駆動モ−タと、 前記装置への電源投入時に同期して変化する電源検出信
    号と前記位置検出信号とを入力すると共に前記駆動モ−
    タを制御する制御手段とからなり、 前記電源投入時に、前記移動体が前記一端部に向かって
    移動する方向に前記モ−タを駆動するも、このとき前記
    位置検出信号が第1の状態の場合は所定時間後に前記駆
    動を停止し、第2の状態の場合には移動体の移動に応じ
    て前記第1の状態に変化した後、更に所定時間後に前記
    駆動を停止するように構成したことを特徴とする初期位
    置復帰装置。
  2. 【請求項2】装置に含まれる移動体を初期位置に持ち来
    す初期位置復帰装置であって、 その所定部が所定の移動範囲で移動可能に前記装置に保
    持された前記移動体と、 前記所定部が前記移動範囲の
    一端部近傍の検出点に到来したことを検出すべく装置内
    に配置され、前記所定部が前記一端部に近い前記検出点
    の一方側に在るときには第1の状態に、また他方側に在
    るときには第2の状態となる位置検出信号を出力する位
    置検出手段と、 前記移動体を移動駆動する駆動モ−タと、 前記移動体が前記一端部に向かって移動する方向に前記
    モ−タを駆動するも、このとき前記位置検出信号が第1
    の状態の場合は所定時間後に前記駆動を停止し、第2の
    状態の場合には移動体の移動に応じて前記第1の状態に
    変化した後、更に所定時間後に前記駆動を停止すること
    により前記移動体を前記初期位置に持ち来す制御手段と
    からなることを特徴とする初期位置復帰装置。
  3. 【請求項3】ディスクチェンジャ装置に含まれるシャト
    ルを初期位置に持ち来す初期位置復帰装置であって、 複数のディスクを同軸状に用意され複数のストック位置
    に保持可能とし、更に該軸方向に軸移動可能なストッカ
    と、 前記ディスクを載置位置に載置可能なトレイと、 前記複数のストック位置の内一のストック位置を選択
    し、前記ディスクを少なくとも前記載置位置と選択され
    た前記ストック位置との間で移動すべく操作されるスイ
    ッチ手段と、 前記トレイにスライド可能に保持されて、前記軸移動に
    より所定の入出位置に持ち来される前記選択された一の
    ストック位置と前記載置位置間とでディスクを移動すべ
    く移動駆動されるシャトルと、 ディスクを前記出入位置にあるストック位置に持ち来し
    た時の前記シャトルの位置である初期位置を一方の移動
    端部とするためのストッパと、 前記操作スイッチの操作に同期して前記シャトルを移動
    駆動する駆動モ−タと、 前記シャトルの前記ストッパ
    当接部が前記ストッパ近傍の検出点に到来したことを検
    出すべく前記ディスクチェンジャ装置内に配置され、前
    記当接部が前記ストッパに近い前記検出点の一方側に在
    るときには第1の状態に、また他方側に在るときには第
    2の状態となる位置検出信号を出力する位置検出手段
    と、 前記選択スイッチの操作に同期して変化する操作検出信
    号と前記位置検出信号とを入力すると共に前記駆動モ−
    タを制御する制御手段とからなり、 前記選択スイッチの操作に同期して前記モ−タを駆動す
    る際に、少なくとも電源投入後の最初の前記選択スイッ
    チの操作時において前記シャトルが前記ストッパに向か
    って移動する方向に前記駆動モ−タを駆動するも、この
    とき前記位置検出信号が第1の状態の場合は所定時間後
    に前記駆動を停止し、第2の状態の場合にはシャトルの
    移動に応じて前記第1の状態に変化した後、更に所定時
    間後に前記駆動を停止するように構成したことを特徴と
    する初期位置復帰装置。
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