JPH11143763A - アクセスコンフリクトの処理回路装置 - Google Patents

アクセスコンフリクトの処理回路装置

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JPH11143763A
JPH11143763A JP10261686A JP26168698A JPH11143763A JP H11143763 A JPH11143763 A JP H11143763A JP 10261686 A JP10261686 A JP 10261686A JP 26168698 A JP26168698 A JP 26168698A JP H11143763 A JPH11143763 A JP H11143763A
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JP
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conflict
circuit
port
access
circuit device
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JP10261686A
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Hans-Juergen Mattausch
マタウシュ ハンス−ユルゲン
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Siemens AG
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Siemens AG
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/16Multiple access memory array, e.g. addressing one storage element via at least two independent addressing line groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチポートメモリでのアクセスコンフリク
トの処理用の回路装置を提供すること。 【解決手段】 コンフリクト検出回路を介して、2つ以
上のポートのアクセスコンフリクトが検出されて、ステ
ータス信号が発生され、コンフリクト遮断回路に接続さ
れ、アクセスコンフリクトに関与している各ポートのそ
れぞれに優先順位が割り当てられる。この優先順位に基
づいて、最高の優先順位のポートが開放され、それ以外
のポートは遮断される。その際、優先順位の割り当て
は、PIHアルゴリズムと「フェアな」IPIHアルゴ
リズムによって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に無関係な、
同時に並行してアドレス可能な多数のI/Oポートを有
するメモリでのアクセスコンフリクトの処理回路装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】将来、マイクロ電子回路は、トランジス
タ数1012〜1015の範囲の複雑なシステムで構成
される。このシステム、例えば、並列プロセッサシステ
ム、人工知能システム又はマルチメディアシステムは、
一般には、共働する多数のデータ処理用サブシステムを
有している。従って、この将来のシステムを効率的且つ
実際的に実施するのに決定的な問題点は、処理データ並
びにデータ処理プログラムの記憶にある。最も効率の良
いシステムは、サブシステムに時間的に並行して、且
つ、高い帯域幅でアクセスすることができるメモリを使
用した場合に実施することができることは確実である。
【0003】この問題点の魅力的な解決手段としては、
多数の独立した端子ポートを有している所謂マルチポー
トメモリ(外部構成群に時間的に並行してアクセスする
ことができる)を用いることである。
【0004】しかし、独立してアドレス可能なポートを
有するマルチポートメモリは全て、アクセスコンフリク
トを生じることがある。つまり、同時に2つ又はそれ以
上のポートが同じメモリセルにアクセスしようとした場
合に、アクセスコンフリクトが生じる。そのようなアク
セスコンフリクトが、書き込み過程時のみ生じるのか、
又は、書き込み/読み出し過程時にも生じるのかは、選
択されたメモリアーキテクチュアに依存している。端子
ポート全てがメモリセルのそれぞれで実施される通常の
マルチポートメモリの場合、アクセスコンフリクトは、
専ら書き込みアクセス時にしか生じない。1ポートメモ
リセルを有しているマルチポートメモリ(例えば、所謂
スイッチングネットワーク又は階層的に構成されたメモ
リアーキテクチュア)では、アクセスコンフリクトは、
書き込みアクセス時にも読み出しアクセス時にも生じ
る。
【0005】アクセスコンフリクトの上述の問題点は、
これまで殆ど立てられなかった。と言うのは、相互に独
立してアドレス可能なポートを有するマルチポートメモ
リは、集積化されたシステムでは、従来殆ど使用されな
かったからである。
【0006】それにも拘わらずマルチポートメモリが使
用されたシステムでは、アクセスコンフリクトは、通
常、システムサイドで解決されている。つまり、アクセ
スコンフリクトは、マルチポートメモリが用いられてい
るシステムによって検出されて、プログラム固有に、デ
ータが各ポートに対して配属される。従って、メモリ自
体は、アクセスコンフリクトの処理用の固有の手段を使
用できない。従って、その種のマルチポートメモリの作
動のためには、システムサイドで、付加的な回路コスト
乃至プログラミングコストが必要である。
【0007】マルチポートメモリでのアクセスコンフリ
クトの処理のための、これ以外の解決手法では、種々異
なる外部端子ポートが、内部で唯一のポートに接続され
ている。その際、複数のポートによって同時にアクセス
する際に常に生じるアクセスコンフリクト時に、データ
は、順次連続して、例えば、単一マルチプレクサ及び小
型バッファメモリによって、唯一の内部端子ポートを介
して処理される。従って、その種のマルチポートメモリ
は、1ポートメモリの作動特性を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術に基づ
いて、本発明の課題は、マルチポートメモリでのアクセ
スコンフリクトの処理用の回路装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
ると、少なくとも1つのコンフリクト検出回路が設けら
れており、該コンフリクト検出回路は、メモリの同じメ
モリセルでの多数のI/Oポートのアクセスコンフリク
トを検出し、後ろに接続された少なくとも1つのコンフ
リクト遮断回路が設けられており、該コンフリクト遮断
回路は、同じメモリセルでの多数のI/Oポートのアク
セスコンフリクトの場合に、出力信号を介して、アクセ
スコンフリクトに関与している所定の1つのI/Oポー
トを開放し、アクセスコンフリクトに関与している残り
のI/Oポートを遮断することにより解決される。
【0010】
【発明の実施の形態】その際、本発明のアクセスコンフ
リクトの処理用の回路装置は、マルチポートメモリ内に
部分回路として含まれている。2つ以上のアクセスコン
フリクトの場合には、アクセスコンフリクトの処理用の
回路装置によって、どのポートによってアクセスするこ
とができるか、単数乃至複数の、どのポートではアクセ
スが拒否されるのかについて判定される。
【0011】その際、アクセスコンフリクトの処理用の
回路装置は、2つの部分回路である:つまり、所謂コン
フリクト検出回路及び所謂アクセス遮断回路である。
【0012】コンフリクト検出回路は、アクセスコンフ
リクトを検出し、どのポート間でアクセスコンフリクト
が生じているのかについて示す第1のステータス信号を
送出する。このステータス信号は、後ろに接続されたコ
ンフリクト遮断回路に接続される。このコンフリクト遮
断回路は、アクセスコンフリクトに関与している各ポー
トのそれぞれに優先順位を割り当てる。この優先順位に
基づいて、最高優先順位のポートが開放され、これ以外
の残りのポートは遮断される。各ポートのステータス、
即ち、それぞれのアクセスが旨くいったか、いかなかっ
たかについては、第2のステータス信号で、マルチポー
トメモリがあるシステム全体に対して示される。
【0013】その際、優先順位の割り当ては、所定のア
ルゴリズムによって行われる。この優先順位割り当てア
ルゴリズムは、有利には、コンフリクト遮断回路で実施
される。その際、本発明によると、簡単な所謂PIHア
ルゴリズムか、又は、「フェアな」所謂IPIHアルゴ
リズムが、アクセスコンフリクトに関与しているポート
の優先順位割り当てのために使用される。
【0014】本発明は、相互に無関係な、同時に並行し
てアドレス可能な多数のI/Oポートを有するメモリで
のアクセスコンフリクトの処理回路装置に関する。この
回路装置は、2つの部分回路から構成されている。つま
り、所謂コンフリクト検出回路と所謂アクセス遮断回路
である。コンフリクト検出回路を介して、2つ以上のポ
ートのアクセスコンフリクトが検出されて、ステータス
信号が発生される。このステータス信号は、後ろに接続
されたコンフリクト遮断回路に接続される。コンフリク
ト遮断回路は、アクセスコンフリクトに関与している各
ポートのそれぞれに優先順位を割り当てる。この優先順
位に基づいて、最高の優先順位のポートが開放され、そ
れ以外のポートは遮断される。その際、優先順位の割り
当ては、所定のアルゴリズムによって行われる。本発明
によると、2つの優先順位アルゴリズムが示される。即
ち、簡単な所謂PIHアルゴリズムと「フェアな」所謂
IPIHアルゴリズムである。
【0015】
【実施例】以下、本発明について、図示の実施例を用い
て詳細に説明する。
【0016】図1には、アクセス形態の処理用の本発明
の回路装置のブロック接続図が示されており、この装置
は、実質的に、コンフリクト検出回路KESと、その後
ろに接続されたコンフリクト遮断回路KSSとから構成
されている。
【0017】アクセスコンフリクトの処理用の回路装
置、従って、コンフリクト検出回路KESの入力側に
は、種々のアドレス線路が設けられており、その際、N
は、マルチポートメモリの端子ポートの数を示す。各ア
ドレス線路は、それぞれ1つのアドレスAl−AN(そ
れぞれmアドレスビット)を有している。
【0018】コンフリクト検出回路KESには、コンフ
リクト状況の検出のために、アドレスビットAl−AN
が対状に比較される。コンフリクト検出回路KESは、
出力側にステータス信号Clnn′を発生し、その際、
nは、値n=1〜n−1をとり、n′は、値n′=1〜
Nをとることができる。従って、全体として、ステータ
ス信号Clnn′は、Nの種々異なるポートの場合、正
確にN*(N−1)/2の種々異なる信号線路を有す
る。ステータス信号Clnn′のインデックスnn′
は、関与する2つのポートのアクセスコンフリクトの場
合を示す。例えば、ステータス信号CL35は、第3ポ
ートと第5ポートとのコンフリクトを示す。
【0019】原理的には、ステータス信号Clnn′
は、僅かな信号線路でコード化された形式で、コンフリ
クト検出回路KESとアクセス遮断回路KSSとの間で
伝送してもよい。このためには、何れにせよ、かなりの
コーディング及びデコーディングコストを必要とし、従
って、回路技術上、殊に、この回路を集積回路で実施す
る際に極めてコスト高である。
【0020】ステータス信号Clnn′は、アクセス遮
断回路KSSの入力側に接続されている。その際、アク
セス遮断回路KSSは、発生したアクセスコンフリクト
を解消するためにアルゴリズムを実行する。アクセスコ
ンフリクトに関与するポートは、その優先度を評価され
る。その際、最大優先度のポートがアクセス権を得、そ
れ以外の、アクセスコンフリクトに関与しているポート
は、アクセスを拒否される。
【0021】付加的に、コンフリクト遮断回路KSSで
は、nc制御ビットを有しているアルゴリズム制御信号
ACを有している。コンフリクト遮断回路KSSの出力
側には、Nの種々異なる出力線路が設けられている。こ
の出力線路のそれぞれは、マルチポートメモリのNのポ
ートのそれぞれに対して、ポート遮断信号PB1−PB
Nが配属されている。この際、論理回路PBi=0(i
=1...N)が、アクセス許容時に使用され、PBi
=1がアクセス拒否時に使用される。当然、反転された
論理回路をポート遮断信号PB1−PBNに対して使用
してもよい。
【0022】図2には、本発明のコンフリクト検出回路
KESの実施例(本実施例では、N=4ポートで示され
ている)が示されている。その際、同一乃至機能上同一
の要素には、図1に相応して同一参照記号を付した。
【0023】コンフリクト検出回路KESは、アドレス
信号Al−A4(それぞれmアドレスビットを有してい
る)のN=4のアドレスポートを有している。上述の関
係に応じて、その際、コンフリクト検出回路KESは、
N*(N−1)/2=6出力線路(相応のステータス信
号Clnn′を有する)を有している。このステータス
信号Clnn′のそれぞれは、その際、出力側に、所謂
マルチ入力EXORゲートMIによって発生される。そ
の際、マルチ入力EXORゲートMIの数は、同様に関
係式N*(N−1)/2から算出される。マルチ入力E
XORゲートMIは、N−1の種々異なる列で設けられ
ている。従って、付加的な各ポートには、別の列のマル
チ入力EXORゲートMIが付加されており、同様に、
相応の数の別のステータス信号Clnn′が発生され
る。アクセスコンフリクトが発生していない場合には、
ステータス信号は全てClnn′=1である。発生した
アクセスコンフリクトは、1つ又は複数のステータス信
号Clnn′=0がセットされることによって示され
る。図2のマルチ入力EXORゲートMIは、簡単に示
されている。その種のマルチ入力EXORゲートMIの
正確なゲート回路は、後続の図3に詳細に示されてい
る。その際、同一乃至機能上同一の要素は、先行の図に
相応して同一の参照記号及び同一指標が設けられてい
る。
【0024】図3の部分図(α)には、もう一度、ここ
では一般的に使用された、マルチ入力EXORゲートM
I用のシンボルが示されており、その際、mは、ゲート
回路の入力の数を示す。a及びbで、入力信号が示され
ており、cで、出力信号が示されている。部分図(β)
には、m=4の場合の、その種のマルチ入力EXORゲ
ートMIの実施例が示されている。4つの入力側のそれ
ぞれに、ここでは、慣用のEX−NORゲートが必要で
ある。NANDゲートは、続いて、この全てのEX−N
ORゲートの全ての出力側を接続して、出力側に出力信
号cを形成する。
【0025】以下、図4及び5を用いて、本発明のアク
セス遮断回路KSSの機能形式について、図2の実施例
から出発して説明する。その際、2つの実施例が紹介さ
れており、この実施例では、2つの種々異なる優先度ア
ルゴリズムを用いて、アクセスコンフリクト時の処理が
行われる。種々異なる要素の参照記号乃至その指標は、
図1及び2によって引き受けられている。
【0026】図4に相応する第1のアルゴリズムは、一
般にPIHアルゴリズム(PortImportanc
e Hierarchy Algorithmus)と
呼ばれる。PIHアルゴリズムでは、ポートの重要度の
ランク列が決められる。例えば、このランク列は、ポー
ト1がポート2よりも重要であり、ポート2は、ポート
3よりも重要であり、等のように決められる。それか
ら、重要度の最も小さなポートが、結局、ポートNであ
る。このことを、>−記号を比較を意味するシンボルと
して用いて、以下の形式で示すこともできる:ポート1
>ポート2>ポート3>・・・>ポートNコンフリクト
の場合には、最高の意義を持った、関与ポートがアクセ
ス権を獲得し、これ以外の関与ポートは全て、アクセス
を拒否される。例えば、ポートNが、このPIHアルゴ
リズムでは、各アクセスコンフリクト(ポートNが関与
している)の場合に、アクセスを拒否される。
【0027】PIHアルゴリズムは、簡単に、図4に示
されている回路装置によって実施することができるとい
う利点を有している。この回路装置は、簡単なNAND
ゲートを有している。所定のポートiに対して、PIH
アルゴリズムの場合、簡単に、ポートiと、これより高
い優先順位のポートとのコンフリクトを示すステータス
信号Clnn′は、NAND関数で結合される。各ステ
ータス信号の1つが0になる場合、即ち、優先順位が高
いポートとのアクセスコンフリクトが生じている場合、
ポート遮断信号PBi=1が発生され、つまり、ポート
iがアクセスを拒否される。
【0028】システムの要求の多くの場合、マルチポー
トメモリの種々異なるポートからのアクセス要求が拒否
される確率が種々異なるという事実は(PIHアルゴリ
ズムの場合は該当するが)、許容し得ない欠点であるこ
とがある。この場合には、各ポートからのアクセスの場
合に同じ大きさの確率を実施するアルゴリズムを利用す
ることができる。その種のアルゴリズムは、一般に、
「フェアな」アルゴリズムとも呼ばれる。
【0029】図5には、簡単な形式で、その種の「フェ
アな」アルゴリズムを実施するアクセス遮断回路の実施
例が示されている。以下、この「フェアな」アルゴリズ
ムをIPIHアルゴリズム(Inverted Por
t ImportanceHierarchy Alg
orithmus)と呼ぶ。IPIHアルゴリズムで
は、アクセスは、交互に、並びに、所定のポート階層
と、それに対して反転したポート階層に応じて制御され
る。その際、その都度、所定のポート階層に対して1つ
の出力信号と、それに対して反転されたポート階層に対
して1つの出力信号とが、それぞれマルチプレクサ回路
MUXに供給される。この実施例では、マルチプレクサ
回路MUXは、簡単なマルチプレクサから構成されてお
り、このマルチプレクサは、2つの入力信号から1つの
入力信号を選択する。その際、この選択信号は、ポート
遮断信号PB1−PB4として出力側に既に出力されて
いる。交互に切り換えることは、階層反転信号HI(例
えば、図1のアルゴリズム信号にすることができる)に
よって制御される。そうすることによって、アクセス確
率は、各ポートに対して平均して同じ大きさになる。
【0030】IPIHアルゴリズムでは、相応のポート
の通常の階層(IPIHアルゴリズムに応じて)間で、
以下の関係に応じて具体化される:ポート1>ポート2
>ポート3>・・・>ポートN及び、それに対して反転
した階層ポートN>ポート(N−1)>ポート(N−
2)>・・・ポート2>ポート1とが、コンフリクトが
解除された場合に切り換えられる。
【0031】この切換は、階層反転信号HIによって制
御される。各アクセス周期毎又は固定数のアクセス周期
毎に切り換えることができ、この切換信号は、同期メモ
リでは、典型的に、クロック信号から導出される。この
ようにして、各ポートに対して、平均して同じアクセス
確率が形成される。
【0032】アクセスコンフリクトの処理のために、こ
れ以外のアルゴリズムも当然考えることができる。しか
し、上述のアルゴリズムは、簡単に、回路技術上僅かな
コストで、マルチポートメモリでのアクセスコンフリク
トの並列処理を達成することができる。
【0033】特に有利には、本発明では、マルチポート
メモリセルから構成されたメモリアーキテクチュアでの
アクセスコンフリクトの処理のために回路装置が使用さ
れる。その際、このメモリアーキテクチュアは、所謂多
重面状階層(Mehrebenenhierarchi
e)で構成することができる。しかも、回路装置を、有
利な形式で、スイッチングネットワーク方式で作動する
マルチポートメモリアーキテクチュアで使用することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチポートメモリでのアクセス形態の処理用
の本発明の装置構成のブロック図
【図2】N=4ポートの例で示した本発明のアクセス検
出回路の実施例を示す図
【図3】EXORゲートを(α)でシンボル表示し、
(β)でm=4の場合の実施例として表示した図
【図4】N=4ポートの場合でのPIHアルゴリズムの
実施のための回路装置を示す図
【図5】N=4ポートの場合でのIPIHアルゴリズム
の実施のための回路装置を示す図
【符号の説明】
KES コンフリクト検出回路 KSS コンフリクト遮断回路 PB1−PBN 出力信号 Clnn′ ステータス信号 MI マルチ入力EXORゲート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に無関係な、同時に並行してアドレ
    ス可能な多数(N)のI/Oポートを有するメモリでの
    アクセスコンフリクトの処理回路装置において、−少な
    くとも1つのコンフリクト検出回路(KES)が設けら
    れており、該コンフリクト検出回路は、メモリの同じメ
    モリセルでの多数のI/Oポートのアクセスコンフリク
    トを検出し、−後ろに接続された少なくとも1つのコン
    フリクト遮断回路(KSS)が設けられており、該コン
    フリクト遮断回路は、同じメモリセルでの多数のI/O
    ポートのアクセスコンフリクトの場合に、出力信号(P
    B1−PBN)を介して、アクセスコンフリクトに関与
    している所定の1つのI/Oポートを開放し、アクセス
    コンフリクトに関与している残りのI/Oポートを遮断
    することを特徴とする回路装置。
  2. 【請求項2】 コンフリクト検出回路(KES)は、ス
    テータス信号(Clnn′)を発生し、該ステータス信
    号は、コンフリクト遮断回路(KSS)に供給され、前
    記ステータス信号は、どのI/Oポートの間で、コンフ
    リクトが生じているのか示す請求項1記載の回路装置。
  3. 【請求項3】 アクセス遮断回路は、I/Oポートの優
    先順位割り当てを、当該I/Oポートの意義に応じて優
    先順位割り当てアルゴリズムにより行う請求項1又は2
    記載の回路装置。
  4. 【請求項4】 優先順位割り当てアルゴリズムとして、
    PIH(PortImportance Hierar
    chy)アルゴリズムが使用される請求項3記載の回路
    装置。
  5. 【請求項5】 優先順位割り当てアルゴリズムとして、
    IPIH(Inverted Port Import
    ance Hierarchy)アルゴリズムが使用さ
    れる請求項3記載の回路装置。
  6. 【請求項6】 コンフリクト検出回路内に、マルチ入力
    EXORゲート(MI)が設けられており、該マルチ入
    力EXORゲートは、アクセスコンフリクトに関与して
    いるI/Oポートの選択のために、アドレスを論理結合
    する請求項1〜5までのいずれか1記載の回路装置。
  7. 【請求項7】 メモリアーキテクチュアは、多重面状階
    層(Mehrebenen−Hierarchie)構
    造である請求項1〜6までのいずれか1記載の回路装
    置。
  8. 【請求項8】 メモリアーキテクチュアは、マルチポー
    トメモリセルから構成されている請求項1〜7までのい
    ずれか1記載の回路装置。
  9. 【請求項9】 メモリアーキテクチュアは、スイッチン
    グネットワーク方式で作動する請求項1〜8までのいず
    れか1記載の回路装置。
JP10261686A 1997-09-16 1998-09-16 アクセスコンフリクトの処理回路装置 Pending JPH11143763A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19740694.7 1997-09-16
DE19740694A DE19740694A1 (de) 1997-09-16 1997-09-16 Schaltungsanordnung zur Behandlung von Zugriffskonflikten

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JPH11143763A true JPH11143763A (ja) 1999-05-28

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US (1) US6557085B1 (ja)
EP (1) EP0908891B1 (ja)
JP (1) JPH11143763A (ja)
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DE (2) DE19740694A1 (ja)

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