JPH11143505A - 停電後の電源回復時における機械の自動復旧装置 - Google Patents

停電後の電源回復時における機械の自動復旧装置

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JPH11143505A
JPH11143505A JP9327215A JP32721597A JPH11143505A JP H11143505 A JPH11143505 A JP H11143505A JP 9327215 A JP9327215 A JP 9327215A JP 32721597 A JP32721597 A JP 32721597A JP H11143505 A JPH11143505 A JP H11143505A
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JP
Japan
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machine
program
recovery
power failure
time
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JP9327215A
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English (en)
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Hideaki Inoue
秀明 井上
Kentaro Fujibayashi
謙太郎 藤林
Takafumi Sasaki
孝文 佐々木
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源回復時に作業者を要することなく、自動
運転を再開することができる自動復旧装置を提供する。 【解決手段】 機械装置内に停電時における機械やワー
クの状態を表すデータを記憶しておき、この状態データ
に基づいて復旧処理を行う構成とすることによって、電
源回復時に作業者を要することなく自動運転の再開を行
うものであり、停電時の機械の状態データを記憶する状
態データ記憶部4と、機械の運転再開を機械が停電した
状態に対応して行う復旧プログラムを格納するプログラ
ム格納部3と、プログラムを処理するプログラム処理部
5を備えた構成とし、プログラム処理部5は、停電後の
電源回復を検出した後、復旧プログラムによって、状態
データ記憶部4に記憶される機械の状態に対応した復旧
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス、印刷ある
いは包装等の産業用機械の制御装置に関し、特に停電後
の電源回復時において、機械を自動復旧させるための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用機械の自動運転中に停電
が発生すると機械は停止する。電源が回復した後、機械
を稼動させるには、人手によって復旧作業を行ってい
る。
【0003】プレス、印刷あるいは包装等の産業用機械
では、サーボモータ,油圧機構,空圧機構等の複数の駆
動要素をプログラム制御することによって、ワークの加
工や移動を行っている。したがって、停電時には、加工
の途中にあるワークや駆動要素は不特定な位置に停止す
ることになる。そのため、機械の復旧を行うには、この
ようなワークや駆動要素の停電位置や停止状態を確認
し、それに応じた復旧動作を判断して行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動加工を行う機械で
は、深夜や休日など無人で稼動を行う場合がある。この
ような自動運転において、停電が発生すると、作業者が
復旧作業を行うまで機械は停電状態を続けることにな
る。そのため、従来の機械では、機械の稼動効率が低い
という問題がある。
【0005】又、停電時に停止したワークや駆動要素が
停止した位置や状態は、作業者が目視で確認したり、あ
るいはセンサを設ける必要がある。しかしながら、目視
による確認が困難な場合もあり、又、多数のセンサを必
要とするという問題がある。
【0006】そこで、本発明は従来の問題点を解決し、
電源回復時に作業者を要することなく、自動運転を再開
することができる機械の自動復旧装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の停電後の電源回
復時における機械の自動復旧装置は、装置内に停電時に
おける機械やワークの状態を表すデータを記憶してお
き、この状態データに基づいて復旧処理を行う構成とす
ることによって、電源回復時に作業者を要することなく
自動運転の再開を行うものである。
【0008】本発明の停電後の電源回復時における機械
の自動復旧装置の一形態は、停電時の機械の状態データ
を記憶する状態データ記憶部と、機械の運転再開を機械
が停電した状態に対応して行う復旧プログラムを格納す
るプログラム格納部と、プログラムを処理するプログラ
ム処理部を備えた構成とし、プログラム処理部は、停電
後の電源回復を検出した後、復旧プログラムによって、
状態データ記憶部に記憶される機械の状態に対応した復
旧処理を行うものである。
【0009】状態データ記憶部は、電源停電時における
機械の状態を記憶し、この機械の状態データを基に電源
回復時における機械の復旧処理を行うものであり、記憶
する状態データとして、例えば、停電時に実行していた
加工プログラム及びその実行個所,指令のステップ,シ
ーケンス位置,機械に対する入出力信号等の機械本体側
の停電時の加工工程の状態データや、機械本体に接続さ
れる油圧機械,空圧機械等の他の機械の状態データや、
機械が加工するワークの位置等の状態データを含むこと
ができる。
【0010】プログラム格納部は、機械及び接続される
他の機械の全体の動きを制御するシステムプログラムや
ワークを加工するための加工プログラムを含み、さら
に、停電後の電源回復時の復旧を行うための復旧プログ
ラムを格納する。
【0011】復旧プログラムは、加工途中のワークの排
除や、機械本体の初期化や、接続される他の機械の初期
化等の復旧処理を行うプログラムを含み、停電によって
機械が停止した種々の状態に対応した復旧処理を行うも
のである。この復旧プログラムの実行には、機械がどの
ような状態で停止したかが必要であり、この停止時の状
態は、状態データ記憶部に記憶される停電時の状態デー
タを用いて知ることができる。
【0012】プログラム処理部はCPU等を備え、プロ
グラム格納部に格納される各種プログラムを実行し、ワ
ークの加工や復旧処理を行う。
【0013】本発明の停電後の電源回復時における機械
の自動復旧装置において、状態データ記憶部は停電時
に、実行中の加工プログラム,実行個所,指令のステッ
プ,シーケンス位置,入出力信号,機械本体に接続され
る他の機械の状態,ワークの位置データ等を読み込んで
記憶する。停電の後に電源が回復した場合、プログラム
処理部は、この電源回復を検出し、プログラム格納部か
ら復旧プログラムを読み込むと共に、状態データ記憶部
から各種の状態データを読み込んで、機械本体や接続さ
れた他の機械の状態に対応した復旧処理を行う。
【0014】したがって、状態データ記憶部に記憶した
状態データによって停電時の機械状態を知り、機械の運
転再開を機械が停電した状態に対応して行う復旧プログ
ラムによって、停電時の機械状態に対応した復旧処理を
行うことができ、電源回復時に作業者を要することな
く、自動運転を再開することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。本発明の実施の形態の構
成例について、図1は本発明の停電後の電源回復時にお
ける機械の自動復旧装置を実施する一実施例の数値制御
装置10の構成を示すブロック図である。プロセッサ1
1は制御装置10を全体的に制御するプロセッサであ
り、バス21を介して、ROM12に格納されたシステ
ムプログラムを読み出し、このシステムプログラムに従
って、制御装置10を全体的に制御する。RAM13に
は一時的な計算データや表示データ及びCRT/MDI
ユニット70を介してオペレータが入力した各種データ
等が格納される。CMOSメモリ14は図示しないバッ
テリでバックアップされ、制御装置10の電源がオフさ
れても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成
され、インターフェイス15を介して読み込まれた加工
プログラムやCRT/MDIユニット70を介して入力
された加工プログラム等が記憶されるようになってい
る。又、ROM12には、加工プログラムの作成及び編
集のために必要とされる編集モードの処理や自動運転の
ための再生モードの処理を実施するための各種のシステ
ムプログラムがあらかじめ書き込まれている。
【0016】インターフェイス15は制御装置10に接
続可能な外部機器のためのインターフェイスであり、入
出力手段や外部記憶装置等の外部機器72が接続され
る。入出力手段や外部記憶装置等からは加工プログラム
等が読み込まれ、又、制御装置10内で編集された加工
プログラムを入出力手段や外部記憶装置に出力すること
ができる。
【0017】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16は、制御装置10内に内蔵されたシーケン
スプログラムで加工機械側の補助装置、例えば、工具交
換用のロボットハンドといったアクチュエータを制御す
る。例えば、加工プログラムで指令されたM機能、S機
能、及びT機能に従って、これらシーケンスプログラム
によって補助装置側で必要な信号に変換し、I/Oユニ
ット17から補助装置側に出力される。この出力信号に
より各種アクチュエータ等の補助装置が作動する。又、
工作機械本体や補助装置側のリミットスイッチ及び工作
機械本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を
受け、必要な処理の後プロセッサ11に渡す。
【0018】工作機械各軸の現在位置、アラーム、パラ
メータ、及び画像データ等の画像信号はCRT/MDI
ユニット70に送られ、そのディスプレイに表示され
る。CRT/MDIユニット70はディスプレイやキー
ボード等に備えた指導データ入力装置であり、インター
フェイス18はCRT/MDIユニット70のキーボー
ドからデータを受けてプロセッサ11に渡す。インター
フェイス19は手動パルス発生器71に接続され、手動
パルス発生器71からのパルスを受ける。手動パルス発
生器71は工作機械本体の操作盤に実装され、手動操作
に基づく分配パルスによる各軸制御で工作機械の可動部
を精密に位置決めするために使用される。
【0019】軸制御回路30〜34はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ40〜44に出力する。サーボアンプ40〜44はこ
の指令を受けて、工作機械各軸のサーボモータ50〜5
4を駆動する。この場合、サーボモータ50、51、5
2の各々はテーブル移動用の直線移動軸X,Y,Zの駆
動に用いられ、又、サーボモータ53、54はロータリ
ヘッドにおける第1の回転軸B,第2の回転軸Cの駆動
に用いられる。各軸のサーボモータ50〜54には位置
検出用のパルスコーダが内蔵されており、このパルスコ
ーダからの位置信号がパルス列としてフィードバックさ
れる。場合によっては、位置検出器としてリニアスケー
ルを用いることができる。又、このパルス列をF/V
(周波数/電圧)変換することにより、速度信号を生成
することができる。図1では、これらの位置信号のフィ
ードバック及び速度フィードバックの説明は省略してい
る。
【0020】スピンドル制御回路60は工作機械への主
軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル
速度指令を出力する。スピンドルアンプ61はこのスピ
ンドル速度指令を受けて、工作機械に主軸モータ62を
指令された切削回転速度で回転させる。主軸モータ62
には歯車あるいはベルト等でポジションコーダ63が接
続され、該ポジションコーダ63が主軸の回転に同期し
て帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインターフェ
イス20を経由してプロセッサ11によって読み取られ
る。
【0021】図2は、本発明の停電後の電源回復時にお
ける機械の自動復旧装置の概要を説明するための概略ブ
ロック図である。図2において、機械本体1は図1で示
した数値制御装置10を概略的に示している。機械本体
1は、電源部2と、機械全体を制御するシステムプログ
ラム31や加工プログラム32や復旧プログラム33を
格納するプログラム格納部3と、電源停電時における機
械の状態を記憶する状態データ記憶部4と、プログラム
格納部3に格納される各種プログラムを実行し、ワーク
の加工や復旧処理を行うプログラム処理部5を備え、
又、機械本体1と他の機械(外接機械)8との接続を行
うための入出力部6と、ワーク9の除去処理やその他の
駆動を行う駆動系7を備える。
【0022】プログラム格納部3に格納される各種プロ
グラムにおいて、システムプログラム31は機械及び接
続される他の機械の全体の動きを制御するプログラムで
あり、加工プログラム32はワークを加工するためのプ
ログラムであり、復旧プログラム33は停電後の電源回
復時の復旧を行うためのプログラムである。この復旧プ
ログラム33は、加工途中のワークの排除や、機械本体
の初期化や、接続される他の機械の初期化等の復旧処理
を行うプログラムを含み、停電によって機械が停止した
種々の状態に対応した復旧処理を行う。
【0023】したがって、この復旧プログラム33は、
あらかじめ機械が行う加工等の処理内容に応じて種々の
停電発生時を設定し、この停電発生時における機械本体
や接続された他の機械8、及びワーク9の状態を想定
し、その時の復旧処理を考慮したプログラムの作成を行
う。なお、プログラム格納部3が格納するプログラム
は、上記したプログラムに限定されるものではなく、他
のプログラムを格納することもできる。
【0024】状態データ記憶部4は、電源停電時におけ
る機械の実行状態を記憶内容とするものであり、加工プ
ログラム中の実施中のプログラム名、実施中の指令ステ
ップ、実施中のシーケンス、現在位置、入出信号等のデ
ータについて、停電発生時にこれらのデータを読み込ん
で記憶する。このデータの記憶は、システムプログラム
31等に格納した停電処理プログラムにより行うことが
でき、電源部2の電圧を監視して停電発生を検出し、こ
の時の上記記憶項目を各対応個所から読み込むことによ
って行うことができる。なお、停電処理プログラムは、
上記のデータ記憶の他、機械を非常停止させるための通
常の停電処理工程を備えている。
【0025】プログラム処理部5は、プログラムを処理
して実行するための通常の構成要素を備え、例えば、前
記図1の数値制御装置10では、CPU11,ROM1
2,RAM13,CMOS14,PMC16等により構
成することができる。
【0026】外接機械8は、ワーク9の加工に用いられ
る油圧機械81,空圧機械82,その他の機械83であ
る。この外接機械8は、機械本体1から送られる指令に
応じて駆動を行うため、停電が発生した場合には、機械
本体1と共に停止することになる。停電発生時における
外接機械8の状態は、機械本体1の状態と同様に、加工
プログラム中の実施中のプログラム名、実施中の指令ス
テップ、実施中のシーケンス、現在位置、入出信号等の
データによって知ることができる。
【0027】又、駆動系7は、機械の復旧処理におい
て、加工工程中のワーク9をライン上から除去して、加
工の再開を行う条件を整える機構である。このワークの
除去処理は、外接機械8等と共に行うこともできる。
【0028】なお、この駆動系7は、ワーク9の除去処
理以外の処理に使用することもできる。又、外接機械8
のみによって駆動系7を構成することもできる。
【0029】次に、本発明の自動復旧装置による復旧動
作の一例を図3のフローチャートを用いて説明する。図
3のフローチャートにおいて、プログラム処理部5は、
電源部2の電圧を常時監視し、停電の発生を検出する
(ステップS1)。停電発生時には、プログラム処理部
5はシステムプログラム31等に格納される停電処理プ
ログラムによって通常行う停電処理を行うと共に、加工
プログラム中の実施中のプログラム名、実施中の指令ス
テップ、実施中のシーケンス、現在位置、入出信号等の
状態データを状態データ記憶部4に記憶する(ステップ
S2)。
【0030】停電後、電源がオン状態となると(ステッ
プS3)、さらに、この電源オンの状態が、停電後の電
源回復であるか否かを判定する(ステップS4)。
【0031】ステップS4の判定において、電源オンの
状態が停電後ではなく、通常の立ち上げ処理である場合
には、プログラム処理部5はステップS8からステップ
S11によって加工処理を実行する(ステップS1
2)。
【0032】一方、ステップS4の判定において、電源
オンの状態が停電後の場合には、プログラム処理部5は
プログラム格納部3から復旧プログラム33を読み出す
と共に(ステップS5)、状態データ記憶部4から停電
発生時に記憶しておいた状態データを読み出し(ステッ
プS6)、この状態データを用いて復旧プログラムを実
行し(ステップS7)、ステップS8からステップS1
1によって加工処理を実行する。なお、復旧プログラム
の実行については、以下の図4に示す復旧プログラムの
実行のフローチャートを用いて説明を行う。
【0033】加工処理において、初期設定の必要,不必
要を判定する。この初期設定についての判定は、機械の
立ち上げ状態や復旧状態に応じて行う(ステップS
8)。ステップS8において、初期設定が必要な場合に
は、プログラム処理部5はプログラム格納部3から初期
設定プログラムを読み出して初期設定を行う(ステップ
S9)。この後、プログラム処理部5はプログラム格納
部3から加工プログラムを読み出し(ステップS1
0)、加工プログラムを実行してワークの加工を行う
(ステップS11)。
【0034】次に、本発明の自動復旧装置による復旧プ
ログラムの動作の一例を図4のフローチャートを用いて
説明する。図4のフローチャートにおいて、復旧プログ
ラムは、停電によって機械が停止した種々の状態に対応
した復旧処理が設定されている。プログラム処理部5
は、状態データ記憶部4から読み込んだ状態データに基
づいて、停電時における機械の状態を判定し、この停電
時の機械状態に対応する対応処理を選択して読み出す
(ステップS71)。この対応処理が機械本体側に関す
る処理であるか否かを判定し(ステップS72)、機械
本体側に関する処理である場合には、その対応する処理
を実行する(ステップS73)。さらに、機械本体に接
続された他の機械側に関する処理であるか否かを判定し
(ステップS74)、他の機械側に関する処理である場
合には、その対応する処理の制御信号を他の対応する機
械のコントローラに送って実行する(ステップS7
5)。
【0035】前記ステップS71〜75の処理によって
機械本体側及び接続される他の機械側の処理が終了した
後、あるいは機械本体側及び接続される他の機械側の処
理がない場合には、ワーク9に関する状態データから、
ワーク9が処理工程中で排除する必要があるか否かを判
定し(ステップS76)、ワーク9を排除する必要があ
る場合には、駆動系7あるいは他の機械8を駆動してワ
ーク9の排除処理を行う(ステップS76)。
【0036】上記したステップS71〜76の処理にお
いて、各処理の手順の都合から未終了の処理がある場合
には、該未終了の処理を実行する(ステップS77)。
【0037】本発明の自動復旧装置の構成例によれば、
状態データ記憶部に記憶した状態データによって停電時
の機械状態を知り、機械が停電した状態に対応して行う
復旧プログラムによって、停電時の機械状態に対応した
復旧処理を行って機械の運転再開を行うことができ、こ
れによって、電源回復時に作業者を要することなく、自
動運転を再開することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の停電後の
電源回復時における機械の自動復旧装置によれば、電源
回復時に作業者を要することなく、自動運転を再開する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の停電後の電源回復時における機械の自
動復旧装置を実施する一実施例の数値制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の停電後の電源回復時における機械の自
動復旧装置の概要を説明するための概略ブロック図であ
る。
【図3】本発明の自動復旧装置による復旧動作の一例を
説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の自動復旧装置による復旧プログラムの
動作の一例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 機械本体 2 電源部 3 プログラム格納部 4 状態データ記憶部 5 プログラム処理部 6 入出力部 7 駆動系 8 外接機械 9 ワーク 31 システムプログラム 32 加工プログラム 33 復旧プログラム 81 油圧機械 82 空圧機械 10 数値制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05B 9/02 G05B 9/02 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電時の機械の状態データを記憶する状
    態データ記憶部と、機械の運転再開を機械が停電した状
    態に対応して行う復旧プログラムを格納するプログラム
    格納部と、プログラムを処理するプログラム処理部を備
    え、前記プログラム処理部は、停電後の電源回復を検出
    した後、復旧プログラムによって、状態データ記憶部に
    記憶される機械の状態に対応した復旧処理を行う停電後
    の電源回復時における機械の自動復旧装置。
  2. 【請求項2】 前記状態データ記憶部は、停電時の加工
    工程の状態データを記憶する請求項1記載の停電後の電
    源回復時における機械の自動復旧装置。
  3. 【請求項3】 前記状態データ記憶部は、機械本体に接
    続される他の機械の状態データを記憶する請求項1、又
    は2記載の停電後の電源回復時における機械の自動復旧
    装置。
  4. 【請求項4】 前記状態データ記憶部は、機械が加工す
    るワークの状態データを記憶する請求項1、2、又は3
    記載の停電後の電源回復時における機械の自動復旧装
    置。
JP9327215A 1997-11-13 1997-11-13 停電後の電源回復時における機械の自動復旧装置 Pending JPH11143505A (ja)

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