JPH1114316A - 外観状態観察装置 - Google Patents

外観状態観察装置

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JPH1114316A
JPH1114316A JP9177699A JP17769997A JPH1114316A JP H1114316 A JPH1114316 A JP H1114316A JP 9177699 A JP9177699 A JP 9177699A JP 17769997 A JP17769997 A JP 17769997A JP H1114316 A JPH1114316 A JP H1114316A
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JP
Japan
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image
data
line camera
line
subject
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9177699A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Matsumoto
好高 松本
Osamu Murakami
治 村上
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Koa Corp
Original Assignee
Koa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スキャンニング時間と画像処理時間を短縮し、
継ぎ目のない連続画像を得ると共に、被写体の外観状態
を立体的に解析できるようにする。 【解決手段】3ラインカメラ1でボーリングコア11を
スキャンニングして、その画像に応じたアナログ量の画
像データを時系列に従って出力し、A/D変換器2を経
てデジタルデータに変換し、1ライン毎に3ライン同時
に画像メモリ3に格納する。画像メモリ3に所定量の画
像データが格納されると、これらの画像データをデジタ
ル記録器5記録して、画像処理部7に転送する。画像処
理部7では、この転送された1ライン毎の画像データを
撮影順に並べて3方向の連続画像に展開し、表示部9
で、この3方向の連続画像をそれぞれディスプレイ装置
に表示する。また、3方向の連続画像を組合せて奥行き
のある立体画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダムや地下空洞掘
削などの際に行う建設地点の地質調査のために採取する
ボーリングコアや土器などの外観状態を観察する装置に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のボーリングコア
や土器などの外観状態観察装置は、テレビカメラで被写
体をスキャンニングして撮影するのが一般的であった。
NTSC方式では毎秒60枚の画像が切換わるので、約
16.7m秒毎に各画像が表示される。このため、被写
体を移動させて撮影するとき、画像の解像度を上げるた
めには移動速度をかなり遅くする必要がある。例えば、
画像の解像度を0.1mm以下にする場合は、移動速度
を毎秒6mm以下にする必要がある。このとき、スキャ
ンニングする被写体の長さを約2mとすると、一体当り
のスキャンニング時間は約5.6分となる。スキャンニ
ングする被写体の数が多いと、この時間はかなり長く感
じられる。
【0003】一方、テレビカメラの画像は60分の1秒
毎の断続的な画像なので、スキャンニングした被写体の
画像を継ぎ合せて連続画像に展開するとき、大量な画素
データを配列し直すので、膨大な画像処理時間を必要と
する。
【0004】また、テレビカメラの画像は、レンズの色
収差や球面収差などが原因で、中央部と周辺部で色合い
の違いやずれが発生し、画像を継ぎ合せると接合部に不
自然な継ぎ目が現れるという問題がある。
【0005】さらに、テレビカメラでは一度に一方向か
らしか画像を撮影できないので、視角の異なる画像を組
合せて被写体の形状を立体的に解析するのが困難であっ
た。
【0006】そこで本発明は、従来のテレビカメラの代
りにラインカメラを用いて被写体をスキャンニングする
ことにより、スキャンニング時間と画像処理時間を短縮
し、継ぎ目のない連続画像を得ると共に、ラインカメラ
を用いて視角の異なる画像を一度に撮影することによ
り、これらの画像を組合せて被写体の外観状態を立体的
に解析できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、以下のように構成した。
【0008】すなわち、視角の異なる一次元画像データ
を一度に撮影するラインカメラと、このラインカメラを
相対的に移動させて被写体をスキャンニングするスキャ
ンニング手段と、前記ラインカメラが撮影した視角の異
なる前記被写体の一次元画像データをそれぞれ記録する
記録手段と、記録した視角の異なる前記被写体の一次元
画像データをスキャンニング順に配列してそれぞれ連続
画像に展開する連続画像展開手段と、を備えてなる外観
状態観察装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0010】図1に、本発明を実施した外観状態観察装
置のブロック図を示す。外観状態観察装置は、一次元の
画像データを3ライン同時に撮影する3ラインカメラ1
と、3ラインカメラ1が出力する画像信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器2と、A/D変換器2がデジ
タル信号に変換した画像データを記憶する画像メモリ3
と、画像メモリ3の内容を表示する表示器4と、画像メ
モリ3に記憶した画像データが所定の量になった時に画
像データをデジタルデータとして記録するデジタル記録
器5と、3ラインカメラ1、A/D変換器2、画像メモ
リ3およびデジタル記録器5を所定の手順で制御するコ
ントローラ6と、デジタル記録器5に記録された画像デ
ータを取り込んで連続画像に展開する画像処理部7と、
連続画像を表示する表示部8で構成する。
【0011】図2と図3に、外観状態観察装置の撮影装
置の平面図と側面図を示す。撮影装置は、ボーリングコ
ア11を収容する資料箱12を下方に設置し、資料箱1
2の上方に撮影フレーム13を配置する。資料箱12
は、一度に5本のボーリングコア11を収容するスペー
スを有し、5本のボーリングコア11を一列に並べて同
時に撮影する。撮影フレーム13は、長手方向の両側に
ガイドレール14を配置し、四隅を調節ねじ15で上下
動可能に支持する。調節ねじ15は、調節ねじ15を正
転あるいは逆転させて撮影フレーム13を上下動し、撮
影フレーム13の撮影位置を調節する。
【0012】撮影フレーム13のガイドレール14上に
は、3ラインカメラ1を褶動自在に載置する。3ライン
カメラ1は、図4に示すように、光電変換素子a、b、
cを3台移動方向に直交して平行に並べたカメラで、3
方向の一次元画像を3ライン同時に撮影する。光電変換
素子a、b、cには、CCDなどの受光素子を一直線上
に配列した信号転送方式のイメージセンサであるライン
センサを用いる。この3ラインカメラ1が読み取った撮
影ライン上の濃度色情報は、一次元画像として、それぞ
れ1ライン毎に時系列的に出力される。
【0013】3ラインカメラ1は、パルスモータ16で
駆動するベルト17に接続してガイドレール14上を左
右に移動する。パルスモータ16は、軸をウォームギア
18を介して軸受19で支持される原軸20に接続す
る。原軸20には、プーリ21を取り付けると共に、軸
受22で回転自在に支持する従軸23には、プーリ24
を取り付け、プーリ21とプーリ24にベルト17を掛
け渡す。
【0014】本発明を実施した外観状態観察装置は以上
のような構成で、一度に5本のボーリングコア11を資
料箱12に収容して観測を開始する。観測を開始する
と、3ラインカメラ1の光軸を下方のボーリングコア1
1に向け、パルスモータ16を正転して3ラインカメラ
1をガイドレール14に沿って移動する。本例では、3
ラインカメラ1をボーリングコア11に対して移動させ
るが、逆に3ラインカメラ1を固定してボーリングコア
11を移動させてもよい。
【0015】3ラインカメラ1に内蔵されたラインセン
サa、b、cは、その画像に応じたアナログ量の画像デ
ータを時系列に従って出力する。この出力された画像デ
ータは、A/D変換器2を経てデジタルデータに変換さ
れ、パルスモータ16のパルスをトリガーにして1ライ
ン毎に3ライン同時に画像メモリ3に格納される。この
とき、3ラインカメラ1の撮影位置を示すパルスのカウ
ント値も同時に記録する。画像メモリ3に所定量の画像
データが格納されると、これらの画像データはデジタル
記録器5にデジタルデータとして記録される。
【0016】デジタル記録器5に記録した画像データ
は、画像処理部7に転送する。画像処理部7では、この
転送された1ライン毎の画像データを撮影順に並べて3
方向の連続画像に展開する。表示部8では、この3方向
の連続画像をそれぞれディスプレイ装置に表示すると共
に、パルスのカウント値から求めた3ラインカメラ1の
撮影位置を画面脇に目盛り表示する。以上により、3方
向から見たボーリングコア11の形状を連続画像を通し
て詳細に観察することができ、同時に、画像の位置も正
確に知ることができる。
【0017】また、3ラインカメラ1を移動して異なる
視角から同じ画像を撮影すると奥行きのある立体画像を
表示することができる。すなわち、図5に示すように、
まず、3ラインカメラ1の左端のラインセンサaがボー
リングコア11表面のラインAを撮影し、次に、3ライ
ンカメラ1が一定距離を移動したら、今度は右端のライ
ンセンサcが同じラインAを撮影する。このように3ラ
インカメラ1を移動してボーリングコア11表面のライ
ンAを撮影すると、ラインセンサaと、ラインセンサc
が撮影する画像が両眼視差を持つ左右眼用の画像とな
る。
【0018】3ラインカメラ1の左端のラインセンサa
と、右端のラインセンサcが撮影した画像をそれぞれ撮
影順に並べて連続画像を作成し、図6に示すように、視
差を持つ左右の画像a、cを表示する。このとき、ライ
ンAが2つの画面の同じ位置に表示されるように画像
a、cの表示アドレスを調節する。この視差を持つ連続
画像a、cを左右眼へ別々に分離提示することにより、
表示面の前後に奥行きのある空間を再現することができ
る。
【0019】3ラインカメラ1を移動させて左右の有視
差画像を得る場合は、移動方向を横向きにして左右の画
像に表示する必要がある。すなわち、図6に示すよう
に、3ラインカメラ1の移動方向に直交するラインAを
表示するときは、ラインAが左右の画像に対して縦のラ
インとなるように、画像の向きを設定する。
【0020】3ラインカメラ1の場合、デジタル画像上
で認識可能な対応点が3つでき、それぞれの対応点につ
いて3ラインカメラ1の位置と焦点距離および光軸の角
度に基づいて計算すると被写体表面の3次元座標を算出
することができる。これより、ボーリング時に掘出した
ボーリングコア11や土器などを3ラインカメラ1でス
キャンニングして表面の3次元座標を計測し、これらの
外観形状をコンピュータに3次元データとして保存して
さまざまな加工を施すと被写体表面の外観状態をより詳
細に解析することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明では、ラインカメラ
を用いて被写体をスキャンニングするので、従来のテレ
ビカメラでは追従できなかった速さでスキャンニングす
ることができ、もってスキャンニング時間を大幅に短縮
する。一方、ラインカメラで撮影する画像データは時系
列に従って出力されるので、画素データを配列し直す必
要がなく、もって画像処理が高速化する。また、テレビ
カメラのように継ぎ目部分が不自然になることもなく、
継ぎ目のない連続画像を得ることができる。さらに、ラ
インカメラを用いて視角の異なる画像を一度に撮影する
ことにより、これらの画像を組合せて被写体の外観状態
を立体的に解析できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した外観状態観察装置のブロック
図である。
【図2】本発明を実施した外観状態観察装置の撮影装置
の平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】3ラインカメラの概略説明図である。
【図5】立体視可能な3ラインカメラの光軸の角度の説
明図である。
【図6】左右の視差画像におけるラインAの表示位置の
説明図である。
【符号の説明】
1 3ラインカメラ 2 A/D変換器 3 画像メモリ 4 表示器 5 デジタル記録器 6 コントローラ 7 画像処理部 8 表示部 11 ボーリングコア 12 資料箱 13 撮影フレーム 14 ガイドレール 15 調節ねじ 16 パルスモータ 17 ベルト 18 ウォームギア 19 軸受 20 原軸 21 プーリ 22 軸受 23 従軸 24 プーリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視角の異なる一次元画像データを一度に
    撮影するラインカメラと、 このラインカメラを相対的に移動させて被写体をスキャ
    ンニングするスキャンニング手段と、 前記ラインカメラが撮影した視角の異なる前記被写体の
    一次元画像データをそれぞれ記録する記録手段と、 記録した視角の異なる前記被写体の一次元画像データを
    スキャンニング順に配列してそれぞれ連続画像に展開す
    る連続画像展開手段と、を備えてなる外観状態観察装
    置。
JP9177699A 1997-06-18 1997-06-18 外観状態観察装置 Withdrawn JPH1114316A (ja)

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JP9177699A JPH1114316A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 外観状態観察装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9177699A JPH1114316A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 外観状態観察装置

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ID=16035566

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JP9177699A Withdrawn JPH1114316A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 外観状態観察装置

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Effective date: 20040907