JP2002022440A - 距離測定装置および方法 - Google Patents

距離測定装置および方法

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JP2002022440A JP2000203204A JP2000203204A JP2002022440A JP 2002022440 A JP2002022440 A JP 2002022440A JP 2000203204 A JP2000203204 A JP 2000203204A JP 2000203204 A JP2000203204 A JP 2000203204A JP 2002022440 A JP2002022440 A JP 2002022440A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各撮影画像撮影手段の移動経路から被撮影物
体までの距離が近くても遠くても、正確に、かつ簡単に
距離を測定できる距離測定装置を提供する。 【解決手段】 移動方向に垂直な方向に対して撮影方向
が互いに対称になるように設置され、移動しながら被撮
影物体のライン画像を撮影する2台の画像撮影手段と、
2台の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、撮影
位置情報とを対応付けて記憶する画像記憶手段と、前記
記憶された各ライン画像を位置情報に基づき、移動速度
に依存しないライン画像に補正する移動量補正手段と、
移動速度に依存しない各ライン画像を照合し各ライン画
像間での被撮影物体像の時間方向のずれを求める画像照
合手段と、前記時間方向のずれと、2台の画像撮影手段
の撮影方向とに基づき、2台の画像撮影手段の移動経路
から被撮影物体までの最短距離を計算する距離算出手段
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離測定装置およ
び方法に係わり、特に、移動しながら被撮影物体を撮影
し、当該撮影された被撮影物体の長尺画像に基づき被撮
影物体までの距離を測定する距離測定装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、2台のカメラを利用して画像
を撮影し、その照合から3次元空間を復元する方法は広
く存在する。エリアセンサカメラ(一般のカメラ)を使
用する場合、エリアセンサカメラの解像度が、現実的に
はラインセンサと比較して極端に低いので、正確な結果
を得にくいという問題がある。2台のラインセンサカメ
ラを利用して3次元空間を復元する方法も、例えば、特
開平11−218417号公報、あるいは、特開平10
−153426号公報に記載されているように公知であ
る。前記特開平11−218417号公報に記載されて
いる方法(以下、第1の方法)は、2台のラインセンサ
カメラを移動方向とは垂直な方向に、ラインセンサカメ
ラの撮影ラインも同じ方向に重なるように、但し、ある
一定距離離して設置して撮影する方法である。前記特開
平10−153426号公報に記載されている方法(以
下、第2の方法)は、飛行機やヘリコプターにカメラを
2台搭載し、そのカメラ方向を、概ね1台が真下方向、
もう1台が走行方向の前方に向けて撮影する方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の第1の方法は、
撮影する物体(以下、被撮影物体)が近い場合には、良
好な距離測定精度が得られるが、被撮影物体が遠くなり
距離が大きくなると、ステレオにおける視差が小さくな
り正確な距離測定が困難となるという問題点あった。前
述の第2の方法は、ある被撮影物体が、第1のラインセ
ンサカメラと第2のラインセンサカメラで撮影された場
合、撮影された被撮影物体の大きさが、第1のカメラで
撮影した方が大きくなる。このため、特に、被撮影物体
が近くに存在する場合、画像の照合を行うときに、撮影
された被撮影物体の見かけの大きさが変化して照合が困
難であるという問題点あった。本発明は、前記従来技術
の問題点を解決するためになされたものであり、本発明
の目的は、距離測定装置および方法において、各撮影画
像撮影手段の移動経路から被撮影物体までの距離が近く
ても遠くても、正確に、かつ簡単に距離を測定すること
が可能となる技術を提供することにある。本発明の前記
ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述
及び添付図面によって明らかにする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、距離測定装置であ
って、移動方向に垂直な方向に対して撮影方向が互いに
対称になるように設置され、移動しながら被撮影物体の
ライン画像を撮影する2台の画像撮影手段と、前記2台
の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、撮影位置
情報とを対応付けて記憶する画像記憶手段と、前記画像
記憶手段に記憶された各ライン画像を、前記画像記憶手
段に記憶された位置情報に基づき、移動速度に依存しな
いライン画像に補正する移動量補正手段と、前記移動量
補正手段から出力される、前記移動速度に依存しない各
ライン画像を照合し、前記各ライン画像間での前記被撮
影物体像の時間方向のずれを求める画像照合手段と、前
記画像照合手段から出力される前記時間方向のずれと、
前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに基づき、前記2
台の画像撮影手段の移動経路から前記被撮影物体までの
最短距離を計算する距離算出手段とを有することを特徴
とする。
【0005】また、本発明は、移動方向に垂直な方向に
対して撮影方向が互いに対称になるように設置され、移
動しながら被撮影物体のライン画像を撮影する2台の画
像撮影手段と、前記2台の画像撮影手段の移動速度を計
測する移動速度計測手段と、前記2台の画像撮影手段で
撮影された各ライン画像と、撮影位置情報とを対応付け
て記憶する画像記憶手段と、前記画像記憶手段に記憶さ
れた各ライン画像間の画像を照合し、前記各ライン画像
間での前記被撮影物体像の時間方向のずれを求める画像
照合手段と、前記画像照合手段から出力される前記時間
方向のずれと、前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに
基づき、前記2台の画像撮影手段の移動経路から前記被
撮影物体までの最短距離を計算する距離算出手段とを有
する距離測定装置であって、前記2台の画像投影手段
は、前記移動速度計測手段で計測された移動速度に反比
例する時間間隔毎に、ライン画像を撮影することを特徴
とする。
【0006】また、本発明は、距離測定方法であって、
移動方向に垂直な方向に対して撮影方向が互いに対称に
なるように設置された2台の画像撮影手段を移動させな
がら、当該2台の画像撮影手段により被撮影物体のライ
ン画像を撮影する過程1と、前記2台の画像撮影手段で
撮影された各ライン画像と、撮影位置情報とを対応付け
て画像記憶手段に記憶する過程2と、前記画像記憶手段
に記憶された各ライン画像を、前記画像記憶手段に記憶
された位置情報に基づき、移動速度に依存しないライン
画像に補正する過程3と、前記過程3で補正された前記
移動速度に依存しない各ライン画像間の画像を照合し、
前記各ライン画像間での前記被撮影物体像の時間方向の
ずれを求める過程4と、前記過程4で得られた前記時間
方向のずれと、前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに
基づき、前記2台の画像撮影手段の移動経路から前記被
撮影物体までの最短距離を計算する過程5とを有するこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明は、距離測定方法であって、
移動方向に垂直な方向に対して撮影方向が互いに対称に
なるように設置された2台の画像撮影手段の移動速度を
計測する過程1と、前記2台の画像投影手段を移動させ
ながら、前記過程1で計測された移動速度に反比例する
時間間隔毎に、前記2台の画像投影手段により被撮影物
体のライン画像を撮影する過程2と、前記2台の画像撮
影手段で撮影された各ライン画像と、撮影位置情報とを
対応付けて画像記憶手段に記憶する過程3と、前記画像
記憶手段に記憶された各ライン画像間の画像を照合し、
前記各ライン画像間での前記被撮影物体像の時間方向の
ずれを求める過程4と、前記過程4で得られた前記時間
方向のずれと、前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに
基づき、前記2台の画像撮影手段の移動経路から前記被
撮影物体までの最短距離を計算する過程5とを有するこ
とを特徴とする。また、本発明の好ましい実施の形態で
は、前記各ライン画像を撮影する撮影ラインは、上下垂
直であることを特徴とする。また、本発明の好ましい実
施の形態では、前記2台の画像投影手段は、円周上を移
動し、前記撮影方向は、前記円周の中心から前記2台の
画像投影手段の撮影位置を結ぶ線に対して互いに対称な
方向に向くことを特徴とする。
【0008】前記手段によれば、各画像撮影手段で得ら
れる各ライン画像間での被撮影物体像の時間方向のずれ
を求めて、各撮影画像撮影手段の移動経路から被撮影物
体までの最短距離を測定するようにしたので、各撮影画
像撮影手段の移動経路から被撮影物体までの距離が近く
ても遠くても、正確に、かつ簡単に距離を測定すること
が可能となる。また、前記手段によれば、各画像撮影手
段で得られる被撮影物体の各ライン画像は同じ大きさと
なるので、各ライン画像間での画像照合処理を簡単にす
ることが可能となる。また、前記手段によれば、都市景
観のような長尺なステレオ画像を正確に得ることが可能
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1の距離
測定方法を説明するための斜視図である。本実施の形態
では、2台のラインセンサカメラを、車両に設置して道
路脇の主に建物を撮影し、道路から建物までの距離を測
定する場合ついて説明する。ここで、車両は前方に進む
ことを想定し、これが移動方向102である。但し、こ
の移動方向102は、一例であって、これ以外であって
も、必要に応じて移動方向とカメラとの関係を維持した
まま向きを変えることができる。図2は、図1におい
て、カメラが搭載された車両が、左から右へ進む場合を
真上から見た図に、撮影方向104、およびカメラ方向
(105,106)を加えた図である。
【0010】図1、図2において、101は、ある時点
での被撮影物体(ここでは、道路脇の建物)103の撮
影位置を示し、この撮影位置101は、時間と共に移動
方向102へ移動する。移動方向102に対して垂直な
方向に、被撮影物体103を見た角度が撮影方向104
である。カメラ方向1(105)は、撮影位置101か
ら見た1台目のラインセンサカメラの撮影方向であり、
1台目のラインセンサカメラは、撮影方向がカメラ方向
1(105)を向くように、撮影方向104からは少し
前方向を向けて設置される。撮影方向104からカメラ
方向1への角度がカメラ角度1(107)である。同様
に、2台目のラインセンサカメラは、その撮影方向がカ
メラ方向2(106)を向くように、撮影方向104か
らカメラ角度2(108)だけ後ろを向けて設置され
る。このとき、1台目および2台目のラインセンサカメ
ラとも、その撮影ラインは、図1に示すように、上下に
垂直な方向とされる。なお、撮影ラインは、互いに平行
であれば、特に、上下に垂直な方向である必要はない。
また、カメラ角度1(107)と、カメラ角度2(10
8)とは、同じ角度である。
【0011】次に、本実施の形態の距離測定方法の手順
について説明する。前述したように、撮影位置101
は、順次、移動方向102に沿って移動する。本実施の
形態では、撮影経路、撮影位置、または移動が直線的な
場合には基準点からの距離を正確に求め、これを経路デ
ータとして蓄積する。これらの情報を得る具体的方法と
しては、GPSを利用したり、ジャイロ、ロータリーエ
ンコーダー、速度計などを利用して、前述した情報得る
ことが可能である。図3は、本実施の形態の距離測定方
法の処理手順を説明するための図である。画像1(30
1)は1台目のラインセンサカメラで、画像2(30
2)は2台目のラインセンサカメラで、それぞれ撮影さ
れた長尺画像である。まず、この長尺画像について説明
する。一般的に、ラインセンサカメラは、一定時間毎に
1ラインの撮影を行う。これを時間方向につなぎ合わ
せ、1枚の画像としたものが長尺画像である。このた
め、この長尺画像は、一般的な画像とは異なり、空間を
示す軸と時間を示す軸で得られることになる。仮に、こ
れをxとtで示す。x軸の大きさは、ラインセンサカメ
ラに依存するため一定であり、一般に、センサ数が51
2から5000程度のラインセンサカメラが利用され
る。t方向は、原理的に無制限であり、このため、必要
なだけの長い画像が得られる。以下、各ラインの方向を
x方向、長手側をt方向と呼ぶことにする。
【0012】長尺画像は、一定位置、一定方向にとどま
っている場合、あるライン上の1点で得られる値は時間
を経てもほとんど変わらない。このため、一種の「筋」
が現われる。ラインセンサカメラが移動しつつ一定時間
毎に画像(1ライン)を取り込む場合には、得られる長
尺画像に現れるパターンの「幅」、即ち、t方向の変化
は、被撮影物体そのものの幅とラインセンサカメラの移
動速度に依存することになる。ラインセンサカメラの移
動速度が遅い場合は長尺画像内での「幅」が延び、ライ
ンセンサカメラの移動速度が速い場合は長尺画像内での
「幅」が狭くなる。このように、長尺画像内のパターン
の「幅」の伸縮は、ラインセンサカメラの移動速度によ
って決定される。位置情報303は、何らかの方法によ
り得られた位置情報であり、この位置情報303は、長
尺画像内のパターンの「幅」の伸縮の割合を決定する。
長尺画像に対し、速度に反比例した間引きを行えば、長
尺画像は取りこみ速度に依存しないもの(即ち、移動速
度に依存しないもの)となる。この時の1ラインは、撮
影条件によリ一意に定まる定数によって、進行方向の距
離と直接関連が得られるものとなる。移動量補正処理3
09は、前述した処理を実行する。勿論、予めロータリ
ーエンコーダー等を用いて、長尺画像内のパターンの
「幅」と距離とが比例するように補正できていれば、こ
の移動量補正処理309の処理は必要ない。
【0013】移動量補正画像1(304)および移動量
補正画像2(305)は、前記移動量補正処理309に
より、位置情報303を用いて、それぞれ画像1(30
1)および画像2(302)の時間方向の縮尺と距離情
報と連動させた画像(移動速度に依存しない画像)であ
る。画像移動量定数(306)は、移動量補正画像1
(304)および移動量補正画像2(305)の縮尺
と、移動距離とを連動させる係数である。このように補
正して得られた移動量補正画像(以下、補正後の長尺画
像という。)は、ある特殊な関係を持つ。x方向では、
物体までの距離が遠いほど小さく、近いほど大きくな
る。t方向では、その大きさは物体のそのものの大きさ
のみを反映し、物体までの距離の影響はない。この結果
から、長尺画像は縦横比は正しくないものの、一見一般
的な画像のように物体が撮影されたものとなる。画像移
動量定数306は、補正後の長尺画像のライン間の距離
と、実際の移動距離との対応を記述した定数であり、例
えば、1ラインが1mmに対応するといったことを示
す。
【0014】移動量補正画像1(304)と移動量補正
画像2(305)とは、画像照合処理310で対応付け
が行われる。画像照合処理310は、移動量補正画像1
(304)と移動量補正画像2(305)とを照合し
て、被撮影物体のt方向のずれを表す距離差分情報30
7を出力する。被撮影物体距離計算処理311は、得ら
れた距離差分情報307に基づき、被撮影物体までの撮
影方向(図2の104)の距離を計算して、距離計測結
果308を出力する。2枚の補正後の長尺画像に同一物
体が映っている場合、その物体は、その距離が違いほど
t方向へのずれが大きい。画像照合処理310での照合
は、補正後の長尺画像の1方向、即ち、移動方向(図1
の102)のみで行う。距離差分情報307は、画像移
動量定数306によって、直接実空間での距離に対応し
ている。これによって、撮影位置1(図1の101)
と、被撮影物体(図1の103)との間の実際の距離
(L)が得られる。距離差分情報307から、距離計測
結果308である撮影位置1(図1の101)と、被撮
影物体(図1の103)との間の実際の距離(L)は、
下記(1)式により求めることができる。
【数1】 L=0.5×ずれライン数×画像移動量補正常数/tan(カメラ角度) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) この処理が、被撮影物体距離計算処理311で実行され
る計算処理である。
【0015】図4に示すように、道路から異なる距離に
2つの建物(210,220)がある場合に、車両20
0に設置した2台のラインセンサカメラで撮影された長
尺画像の補正後の長尺画像を図5に示す。図5に示す2
01が、車両200の進行方向に向かって前方を向いて
いる(カメラ方向1)ラインセンサカメラで撮影された
補正後の長尺画像、202が、車両200の進行方向の
後ろ方向を向いている(カメラ方向2)ラインセンサカ
メラで撮影された補正後の長尺画像である。長尺画像2
01、長尺画像202のどちらも、左が時間的に先に得
られた画像、右は時間的に後に得られた画像を示し、車
両200の進行方向に向かって前方を向いているライン
センサカメラで撮影された補正後の長尺画像201の方
で、先に建物(210,220)が撮影される。この場
合に、建物(210,220)の側面は、どちらか一方
のラインセンサカメラでしか撮影されない。203は、
前述の画像照合照合(図3の310)で、対応づけられ
た建物(210,220)場所を示す。この図5から理
解できるように、距離の違いにより、対応付けられる画
像の位置が異なり、遠い建物ほど、得られる長手方向の
距離(t方向のずれ)も大きい。
【0016】前述した移動量補正画像1(304)およ
び移動量補正画像2(305)は、同一の物体を撮影し
た部分では、局所的な画像としてx方向、t方向共に同
じ縮小率で得られることになる。t方向は、元々物体の
大きさを反映している。そこで、x方向も同じ比率、す
なわち、撮影される距離が同じとなることを、図6、図
7、図8を用いて説明する。図6は、移動方向と平行す
る壁が被撮影物体であると想定した図である。同図にお
いて、401は撮影位置1、402は被撮影物体、40
3は撮影位置1からの撮影方向、404はカメラ角度
1、405はカメラ角度2、406は撮影位置1からカ
メラ角度1で撮影される位置、407は撮影位置2から
カメラ角度2で撮影される位置、408は移動方向、4
09は撮影位置2、410は撮影位置からの撮影方向、
411は撮影位置2からカメラ角度1で撮影される位
置、412は撮影位置2からカメラ角度2で撮影される
位置、413は同一物体検知距離、414は撮影物体距
離である。
【0017】ここで、カメラ角度1(404)と、カメ
ラ角度2(405)とは同じ角度である。このため、撮
影位置1(401)、撮影位置1(401)からカメラ
角度1で撮影される位置406と、撮影位置2(40
9)とで構成される三角形は二等辺三角形である。従っ
て、この同一の物体が撮影される距離、即ち、位置40
6から撮影位置1(401)までの距離と、位置412
から撮影位置2(409)までの距離とは同じになる。
つまり、2台のラインセンサカメラから被撮影物体40
2までの撮影距離は同じとなる。なお、t方向の大きさ
は、物体の横方向の大きさにのみ依存する。したがっ
て、2台のラインセンサカメラのいずれでも同じ幅とな
る。このため、みかけのx方向の物体縮小率も同じとな
り、移動量補正画像1(図3の304)と、移動量補正
画像2(図3の305)のライン毎の画像対応づけは、
拡大縮小を必要としない簡単な比較で得ることができ
る。例えば、単純な差分処理、相関値計算なとが考えら
れる。また、ある物体の距離を測定したい場合、その物
体はある位置に存在する。従って、画像対応づけを1ラ
インで行う必要はなく、一般的な画像処理手法としての
対応づけ手法も利用することができる。
【0018】対応づけが終れば、画像移動量定数(図3
の306)から対応づけられた物体の距離を計算でき
る。即ち、撮影位置1(401)から撮影物体までの撮
影方向403の距離、および撮影位置2(409)から
撮影物体までの撮影方向410の距離は、前述の(1)
式に示すように、同一物体検知距離413の半分の距離
と、カメラ角度1(またはカメラ角度2)のコタンジェ
ント(cot)を掛け合わせた値として計算できる。撮
影された各物体の撮影位置からの距離を撮影できるた
め、これらの情報を統合すると、撮影位置から撮影され
た物体までの配置情報が復元できる。例えば、上から見
た場合、道路から建物までの距離が得られるということ
である。なお、被撮影物体が移動方向に平行な場合に限
らない。ある被撮影物体を撮影する場合、それぞれのラ
インセンサカメラで撮影した被撮影物体は異なる位置か
ら撮影されるにも係わらず、同じ距離だけ離れた場所か
ら撮影される。
【0019】図7は、移動方向とは平行しない被撮影物
体を撮影した場合を示す。同図において、501は移動
経路(または、移動ライン)、502は移動方向、50
3はカメラ角度1、504はカメラ角度2、505は被
撮影物体、506は同一物体検知距離1、507は同一
物体検知距離2、508は撮影物体距離1、509は撮
影物体距離2である。図7に示す場合でも、撮影された
1つの被撮影物体は同じ大きさ画像として得られる。図
8は、その理由を簡易に示した図であり、図7の必要な
線のみを抜き出したものである。3角形ABCおよび3
角形DFEは相似の二等辺三角形となる。このため、あ
る物体を撮影した場合、常に同じ距離から物体を撮影で
き、したがって、同一物体は、同一の大きさで撮影する
ことができる。このため、撮影された1つの被撮影物体
は同じ大きさの画像として得られる。
【0020】すでに、移動方向の1ラインは、画像移動
量定数(図3の306)で記述できるように補正されて
いるため、同一の物体はほぼライン方向および長尺方向
にも同一の大きさで撮影される。画像照合処理310
は、以上のようにすでに同一物体が同じ大きさで撮影さ
れているので、移動量補正画像1(図3の304)、お
よび移動量補正画像2(図3の305)との間で、局所
的な照合を繰り返すことで画像の対応付けを行うことが
できる。なお、被撮影物体の距離が連続しない場合、例
えば、図4に示すように、手前の建物が終り、奥の建物
が見える場合には、カメラ角度1では撮影できるが、カ
メラ角度2では撮影できない場所が発生する。つまり、
対応付けが不可能な領域も発生するが、これを想定した
対応付けを行えば、対応付けが得られないことが距離の
不連続を意味するため、問題は発生しない。
【0021】図9、図10は、ラインセンサカメラの移
動が直進でない場合にも、本実施の形態の距離測定方法
が適用可能であることを説明するための図である。図9
は、ラインセンサカメラの移動経路が完全に円弧を描く
場合、図10は、ラインセンサカメラの移動経路が円弧
でない場合を示している。この図9、図10において、
701,801は撮影位置1、702,802は撮影位
置2、703,803は被撮影物体、704,804は
撮影物体距離である。被撮影物体703から撮影位置1
(701)および撮影位置2(702)までの距離は、
図9に示すように、ラインセンサカメラの移動が円弧で
ある場合は完全に一致する。しかし、図10のように、
ラインセンサカメラの移動が円弧とならない場合は一致
しない。しかし、近似的には円弧と見なせる場合が多
く、撮影位置1(801)および2(802)から被撮
影物体803までの距離は近似的に等しくなる。この場
合、移動距離ではなく、正確な撮影位置と時間を得てお
く必要があることは勿論である。
【0022】図11は、ラインセンサカメラを実際に二
台取りつける場合のラインセンサカメラ方向と配置の可
能性を示すものである。これは、実際には、同一箇所に
ラインセンサカメラを設置することが不可能であるの
で、前述した距離測定方法を実現するための補正が可能
であることを説明するものである。この図11に示す補
正方法は、時間のずれを利用して、あたかも撮影位置が
1点であるように変換するのである。例えば、図11
(a)、(b)に示す例では、ある時点で、カメラ角度
2のラインセンサカメラ2から得られる画像は、カメラ
角度1のラインセンサカメラ1から得られる画像より、
そのカメラ間距離分早く撮影されているとみなして、時
間軸を補正する。同様に、図11(c)、(d)に示す
例では、ある時点で、カメラ角度2のラインセンサカメ
ラ2から得られる画像は、カメラ角度1のラインセンサ
カメラ1から得られる画像より、そのカメラ間距離分遅
く撮影されているとみなして、時間軸を補正する。
【0023】このように、本実施の形態では、各ライン
センサカメラで得られる各ライン画像間での被撮影物体
の画像の時間方向のずれを求めて、各ラインセンサカメ
ラの移動経路から被撮影物体までの距離を測定するよう
にしたので、各ラインセンサカメラの移動経路から被撮
影物体までの距離が近くても遠くても、正確に、かつ簡
単に距離を測定することが可能となる。また、各ライン
センサカメラで得られる被撮影物体の各ライン画像は同
じ大きさとなるので、各ライン画像間での画像照合処理
を簡単にすることが可能となる。これにより、前述した
特開平11−218417号公報に記載の方法に比し
て、画像処理を単純化することが可能となる。なお、前
述した特開平11−218417号公報には、本実施の
形態のように、固定角度の2台のラインセンサカメラを
設置することは記載されておらず、しかも、前述した特
開平11−218417号公報の方法により、画像処理
が単純化するという効果は言及されていない。
【0024】[実施の形態2]本実施の形態は、長尺3
次元画像を生成する実施の形態である。本実施の形態で
は、図12に示すように、2台のラインセンサカメラ
が、半径Rの円周上を決められた方向に移動する。ま
た、2台のラインセンサカメラの撮影方向は、常に、円
周の接線に垂直方向から前後に角度(θ1)傾いた状態
にある。ここで、撮影点の移動情報は、ロータリーエン
コーダーなどにより取得する。次に、撮影点1(90
1)においてラインセンサカメラ1で撮影され、かつ、
撮影点2(902)においてラインセンサカメラ2で撮
影された観測点から円周の中心までの距離の計算方法を
示す。図12のように、ラインセンサカメラを設置する
と、撮影点1(901)から観測点Mまでの距離と、撮
影点2(902)から観測点Mでの距離は等しくなる。
そこで、観測点Mと、撮影点2(902)と、円周の中
心で作られる3角形に着目し、観測点Mから円周の中心
Oまでの距離Lmを求める。
【0025】図13は、前記の3角形を示した図であ
り、交点Pは、観測点Mと撮影点2(902)とを通る
直線と、その直線に対する円周の中心Oからの垂線との
交点である。ここで、円周の中心Oから交点Pまでの距
離Lpは、下記(2)式で求めることができる。
【数2】 Lp=R×sinθ1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) したがって、観測点Mから円周の中心Oまでの距離Lm
は、下記(3)式で求めることができる。
【数3】 Lm=R×sinθ1/sin(θ1−θ2) ・・・・・・・・ (3) ここで、角度θ1と角度θ2との関係は、常に下記
(4)式で表される。
【数4】 0<θ2<θ1<90度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)
【0026】つまり、接線の垂直方向の傾きθ1を定め
ると、撮影点1(901)でラインセンサカメラ1に写
る観測点Mは、撮影点1(901)から円周上で2πR
×(2θ1/360)未満の距離の撮影点2(902)
でラインセンサカメラ2に必ず撮影される。このよう
に、観測点Mの探索範囲を限定することができる。具体
的な観測点Mの対応付けの方法は、実施例1と同様であ
る。これにより、撮影点が円周上を一周すれば、円周中
心からの距離の基づく長尺3次元画像を生成することが
でき、都市景観のような長尺なステレオ画像を正確に得
ることができる。以上、本発明者によってなされた発明
を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発
明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は勿論である。
【0027】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明によれば、各撮影画像撮影手段の移動経路
から被撮影物体までの距離が近くても遠くても、正確
に、かつ簡単に距離を測定することが可能となる。 (2)本発明によれば、各ライン画像間での画像照合処
理を簡単にすることが可能となる。 (3)本発明によれば、都市景観のような長尺なステレ
オ画像を正確に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の距離測定方法を説明す
るための斜視図である。
【図2】図1において、カメラが搭載された車両が、左
から右へ進む場合を真上から見た図に、撮影方向、およ
びカメラ方向を加えた図である。
【図3】本発明の実施の形態1の距離測定方法の処理手
順を説明するための図である。
【図4】被撮影物体(2つの建物)の一例を示す斜視図
である。
【図5】図4に示す2つの建物を、車両に設置した2台
のラインセンサカメラで撮影した長尺画像の補正後の長
尺画像を示す図である。
【図6】移動方向と平行する被撮影物体(壁)である場
合の、本発明の実施の形態1の距離測定方法を説明する
ための図である。
【図7】移動方向とは平行しない被撮影物体である場合
の、本発明の実施の形態1の距離測定方法を説明するた
めの図である。
【図8】図7中の、一部を取り出して示す図である。
【図9】移動経路が円周を描く場合の、本発明の実施の
形態1の距離測定方法を説明するための図である。
【図10】被撮影物体が円弧でない場合の、本発明の実
施の形態1の距離測定方法を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態1の距離測定方法におい
て、2台のラインセンサカメラの設置方法の一例を示す
図である。
【図12】本発明の実施の形態2の距離測定方法を説明
するための図である。
【図13】図12中の、一部を取り出して示す図であ
る。
【符号の説明】
101…撮影位置、102,408,502…移動方
向、103,402,505,703,803…被撮影
物体、104,403,410…撮影方向、105…カ
メラ方向1、106…カメラ方向2、107,404,
503…カメラ角度1、108,405,504…カメ
ラ角度2、200…車両、201、202…補正後の長
尺画像、203…画像照合により対応付けられた場所、
210,220…建物、301…画像1、302…画像
2、303…位置情報、304…移動量補正画像1、3
05…移動量補正画像2、306…画像移動量定数、3
07…距離差分情報、308…距離計測結果、309…
移動量補正処理、310…画像照合処理、311…被撮
影物体距離計算処理、401,701,801…撮影位
置1、406…撮影位置1からカメラ角度1で撮影され
る位置、407…撮影位置2からカメラ角度2で撮影さ
れる位置、409,702,802…撮影位置2、41
1…撮影位置2からカメラ角度1で撮影される位置、4
12…撮影位置2からカメラ角度2で撮影される位置、
413…同一物体検知距離、414,704,804…
撮影物体距離、501…移動経路(または、移動ライ
ン)、506…同一物体検知距離1、507…同一物体
検知距離2、508…撮影物体距離1、509…撮影物
体距離2、901…撮影点1、902…撮影点2、M…
観測点、P…交点。
フロントページの続き (72)発明者 新井 啓之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 塩 昭夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J062 BB01 CC07 FF04 5L096 CA16 FA34 FA54 FA66 GA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動方向に垂直な方向に対して撮影方向
    が互いに対称になるように設置され、移動しながら被撮
    影物体のライン画像を撮影する2台の画像撮影手段と、 前記2台の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、
    撮影位置情報とを対応付けて記憶する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶された各ライン画像を、前記画
    像記憶手段に記憶された位置情報に基づき、移動速度に
    依存しないライン画像に補正する移動量補正手段と、 前記移動量補正手段から出力される、前記移動速度に依
    存しない各ライン画像を照合し、前記各ライン画像間で
    の前記被撮影物体像の時間方向のずれを求める画像照合
    手段と、 前記画像照合手段から出力される前記時間方向のずれ
    と、前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに基づき、前
    記2台の画像撮影手段の移動経路から前記被撮影物体ま
    での最短距離を計算する距離算出手段とを有することを
    特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 移動方向に垂直な方向に対して撮影方向
    が互いに対称になるように設置され、移動しながら被撮
    影物体のライン画像を撮影する2台の画像撮影手段と、 前記2台の画像撮影手段の移動速度を計測する移動速度
    計測手段と、 前記2台の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、
    撮影位置情報とを対応付けて記憶する画像記憶手段と、 前記画像記憶手段に記憶された各ライン画像間の画像を
    照合し、前記各ライン画像間での前記被撮影物体像の時
    間方向のずれを求める画像照合手段と、 前記画像照合手段から出力される前記時間方向のずれ
    と、前記2台の画像撮影手段の撮影方向とに基づき、前
    記2台の画像撮影手段の移動経路から前記被撮影物体ま
    での最短距離を計算する距離算出手段とを有する距離測
    定装置であって、 前記2台の画像投影手段は、前記移動速度計測手段で計
    測された移動速度に反比例する時間間隔毎に、ライン画
    像を撮影することを特徴とする距離測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各ライン画像を撮影する撮影ライン
    は、上下垂直であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の距離測定装置。
  4. 【請求項4】 前記2台の画像投影手段は、円周上を移
    動し、 前記撮影方向は、前記円周の中心から前記2台の画像投
    影手段の撮影位置を結ぶ線に対して互いに対称な方向に
    向くことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    か1項に記載の距離測定装置。
  5. 【請求項5】 移動方向に垂直な方向に対して撮影方向
    が互いに対称になるように設置された2台の画像撮影手
    段を移動させながら、当該2台の画像撮影手段により被
    撮影物体のライン画像を撮影する過程1と、 前記2台の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、
    撮影位置情報とを対応付けて画像記憶手段に記憶する過
    程2と、 前記画像記憶手段に記憶された各ライン画像を、前記画
    像記憶手段に記憶された位置情報に基づき、移動速度に
    依存しないライン画像に補正する過程3と、 前記過程3で補正された前記移動速度に依存しない各ラ
    イン画像間の画像を照合し、前記各ライン画像間での前
    記被撮影物体像の時間方向のずれを求める過程4と、 前記過程4で得られた前記時間方向のずれと、前記2台
    の画像撮影手段の撮影方向とに基づき、前記2台の画像
    撮影手段の移動経路から前記被撮影物体までの最短距離
    を計算する過程5とを有することを特徴とする距離測定
    方法。
  6. 【請求項6】 移動方向に垂直な方向に対して撮影方向
    が互いに対称になるように設置された2台の画像撮影手
    段の移動速度を計測する過程1と、 前記2台の画像投影手段を移動させながら、前記過程1
    で計測された移動速度に反比例する時間間隔毎に、前記
    2台の画像投影手段により被撮影物体のライン画像を撮
    影する過程2と、 前記2台の画像撮影手段で撮影された各ライン画像と、
    撮影位置情報とを対応付けて画像記憶手段に記憶する過
    程3と、 前記画像記憶手段に記憶された各ライン画像間の画像を
    照合し、前記各ライン画像間での前記被撮影物体像の時
    間方向のずれを求める過程4と、 前記過程4で得られた前記時間方向のずれと、前記2台
    の画像撮影手段の撮影方向とに基づき、前記2台の画像
    撮影手段の移動経路から前記被撮影物体までの最短距離
    を計算する過程5とを有することを特徴とする距離測定
    方法。
  7. 【請求項7】 前記各ライン画像を撮影する撮影ライン
    は、上下垂直であることを特徴とする請求項5または請
    求項6に記載の距離測定方法。
  8. 【請求項8】 前記2台の画像投影手段は、円周上を移
    動し、 前記撮影方向は、前記円周の中心から前記2台の画像投
    影手段の撮影位置を結ぶ線に対して互いに対称な方向に
    向くことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれ
    か1項に記載の距離測定方法。
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