JPH1114245A - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JPH1114245A
JPH1114245A JP18450397A JP18450397A JPH1114245A JP H1114245 A JPH1114245 A JP H1114245A JP 18450397 A JP18450397 A JP 18450397A JP 18450397 A JP18450397 A JP 18450397A JP H1114245 A JPH1114245 A JP H1114245A
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JP
Japan
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air
vent hole
breaker
air vent
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP18450397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Ishizaka
芳朗 石坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP18450397A priority Critical patent/JPH1114245A/ja
Publication of JPH1114245A publication Critical patent/JPH1114245A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/04Arrangements using dry fillers, e.g. using slag wool which is added to the object to be insulated by pouring, spreading, spraying or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エア抜き孔が完全に見えないようにして外観
を良くすると共に、エア抜き孔に防水用のシールを貼る
必要をなくす。 【解決手段】 外箱2と内箱3の上端縁間をブレーカ5
で覆って接続して、断熱箱体1の内部に空間部を形成す
る。その空間部に発泡樹脂を充填するが、発泡樹脂の発
泡時に上記空間部の空気を排出するためのエア抜き孔4
を、結露水が生じることがない外箱2側で、かつ、ブレ
ーカ5で覆われて外部から見えない部分に設ける。ま
た、ブレーカ5のエア抜き孔4と対向する部分にエア導
出路6を設けて、エア抜き孔4から排出された空気を断
熱箱体1のコーナー部まで導き、そこから外部へ放出さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵ショーケース
等に適用され、内外箱間に発泡断熱材を充填して形成す
る断熱箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、冷蔵ショーケースの外観図であ
り、図8は、その断面図である。図7,図8において、
1は、外箱2,内箱3と、それらの上端縁間を接続して
覆うブレーカ5と、それらで囲まれた空間部に充填され
た発泡樹脂16とよりなる断熱箱体、7は、コーナー部
分で2つのブレーカ5,5の接合部分を覆うキャップ、
10〜12はショーケースの周囲を囲う透明板、13は
ショーケースの基台、14は蒸発器、15は冷気循環フ
ァン、17は貯蔵室である。
【0003】基台13の内部に設けられた冷却ユニット
から供給される液化冷媒を蒸発器14中で蒸発させるこ
とにより冷却を行う。そして、冷気循環ファン15によ
り図8に点線矢印で示すように空気を強制循環させ、蒸
発器14で冷却した空気を貯蔵室17内に送り込むこと
により商品の冷却を行う。そのようなショーケースの断
熱箱体1には、断熱効果を上げるため、内部にウレタン
樹脂等よりなる発泡樹脂16が充填されている。
【0004】その発泡樹脂16の充填・発泡工程は図9
に示すようにして行われる。外箱2と内箱3とを接合
し、図10に示すように、その上端周囲にブレーカ5を
被せる。それを外治具19と内治具21とにより内外か
ら挟んで固定する。そして、外箱2の下部に設けた樹脂
注入口に連通する注入開口20に樹脂注入管18を挿入
して、内部に発泡原液を注入する。注入された発泡原液
は、直ちに発泡を開始して膨張し、外箱2と内箱3との
間の空間を埋めていく。その際、膨張する発泡樹脂16
により、外箱2と内箱3との間の空間内にあった空気が
排除されるため、それを排出するためのエア抜き孔が必
要になる。
【0005】そこで、従来の断熱箱体では、そのための
エア抜き孔4を、比較的目立ちにくい内箱3の上端部周
囲に、通常、8〜10箇所設けていた。そして、発泡樹
脂16の発泡により押し出された空気は、それらのエア
抜き孔4、および、内治具21に形成した排気開口22
を通して排出されるようにしていた。
【0006】なお、このような断熱箱体に関連する従来
の文献としては、例えば、特公平6-48128 号公報(F25D
23/08)がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の断熱箱体では、エア抜き孔4が内箱3、すなわ
ち、庫内側に設けられており、庫内には結露が発生する
ため、エア抜き孔4から結露水が発泡樹脂16がある外
箱2,内箱3間に浸入して内部に溜まってしまうおそれ
がある。それを防止するため、従来の断熱箱体では、各
エア抜き孔4の前面に接着剤付きのフィルム状シール2
3を貼り着けるようにしていたが、貼る箇所が1台につ
き8〜10箇所あるため、その作業に手間がかかるとい
う問題点があった。また、断熱箱体の外側に設ける場合
より目立ちにくいとはいっても、貼ったシールが見えて
しまうので、外観が悪くなるという問題点もあった。
【0008】本発明は、そのような問題点を解決し、エ
ア抜き孔に防水用のシールを貼る必要をなくし、しか
も、完全に見えない場所にエア抜き孔を設けて、外観を
良くすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の断熱箱体は、外箱と、該外箱と組み
合わされて外箱との間に空間部を形成する内箱と、前記
外箱と内箱の上端縁間を覆って接続するブレーカと、前
記空間部に充填された発泡樹脂とを具えた断熱箱体であ
って、前記発泡樹脂の発泡時に前記空間部の空気を排出
するためのエア抜き孔を前記ブレーカで覆われる部分に
設けたことを特徴とする。このようにすると、エア抜き
孔が完全に見えなくなって外観を良くすることができ
る。
【0010】また、請求項2記載の断熱箱体は、前記外
箱の前記ブレーカで覆われる部分に前記エア抜き孔を設
け、前記ブレーカの前記エア抜き孔と対向する部分にエ
ア導出路を設けたことを特徴とする。このようにする
と、エア抜き孔に防水用のシールを貼る必要がなくな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態の要部断面図である。符号は、図10のものに対応し
ており、2は塗装鋼板等で形成された外箱、3は同じく
内箱、4は外箱2の上部周囲に複数設けられたエア抜き
孔、5は塩化ビニール等で形成されたブレーカ、6はエ
ア導出路である。なお、図示はしていないが、エア抜き
孔4には、発泡樹脂の漏出を防止するため、モルトプレ
ーン等よりなるシール材が内側から設けられる。
【0012】本発明では、どこから見てもエア抜き孔4
が見えず、外観上の問題がなくなるように、エア抜き孔
4をブレーカ5で覆われる部分に形成している。また、
防水用のシールでエア抜き孔4を塞ぐ必要をなくすた
め、結露が発生しない外箱2の側にエア抜き孔4を設け
ている。そして、ブレーカ5のエア抜き孔4を覆ってい
る部分を外側に張り出させて、その内部にエア導出路6
を設けている。そのエア導出路6は、発泡樹脂の発泡時
にエア抜き孔4から排出される空気を、コーナー部に設
けられた排出口まで導く。
【0013】ブレーカ5は、断熱箱体1のコーナー部で
それと直角な他のブレーカ5と接合されるが、その接合
部をカバーするためにABS樹脂(アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン共重合体)やポリプロピレン樹脂
等よりなるキャップが被せられる。発泡樹脂の発泡は、
そのキャップを外した状態で行うこともできるし、キャ
ップを取り付けた状態で行うこともできる。
【0014】図2は、キャップを外した状態で発泡を行
う場合のブレーカコーナー部の斜視図である。ブレーカ
5,5の接合端は、開口させておき、発泡時には、図2
中に点線矢印で示すように、断熱箱体1内の空気が、ブ
レーカ5のエア導出路6を通して上記開口から勢い良く
排出される。そして、発泡が終了した後、キャップ7を
コーナー部に被せて、止めネジ8をネジ孔9にねじ込ん
で固定する。なお、発泡時にコーナー部から空気を排出
させる関係上、図3に示すように、外治具19コーナー
部の少なくとも上記開口部が位置する部分は開けてお
く。
【0015】また、キャップ7は、発泡が終わって空気
を排出させた後に被せるので、開口部を設ける必要はな
く、図4に示すように、ブレーカ5の下端部まで覆うよ
うな構造にすることができる。そのようにすれば、キャ
ップ7によりブレーカ5コーナー部の下端部まで完全に
カバーすることができて、外観が良くなり、またその部
分に触れたときの感触を良くすることができる。さら
に、ブレーカ5コーナー部にできる上記開口部を塞ぐこ
とができて、湿気が外部から断熱箱体1内へ入り込むの
を防止することもできる。ただ、そのようにすると、キ
ャップ7を取り付ける際にそれを変形させて嵌め込むこ
とになるため、キャップ7には、ポリプロピレン樹脂の
ような、ある程度変形可能な材料を用いる必要がある。
【0016】一方、発泡樹脂の発泡を、キャップ7を取
り付けた状態で行うこともできる。図5は、キャップを
取り付けた状態で発泡を行う場合のブレーカコーナー部
の斜視図である。この場合は、図6に示すように、下端
部が開けられたキャップ7をブレーカ5,5のコーナー
接合部に被せた後、発泡を行う。その結果、図5に点線
矢印で示すように、キャップ7の下端部から下向きに空
気が排出される。そして、発泡が終了すれば、断熱箱体
の完成となる。
【0017】この場合は、キャップ7の下端は内側に折
り曲がっておらず、ストレートに延びているため、キャ
ップ7を変形させることなく、ブレーカ5,5の上側か
ら被せるだけで取り付けることができる。したがって、
キャップ7は、ABS樹脂のような固い材料で形成する
ことができる。
【0018】なお、上記実施形態では、本発明を冷蔵シ
ョーケースに適用した場合で説明したが、本発明はそれ
に限定されず、冷凍ショーケース,冷凍・冷蔵ストッカ
ー,冷蔵庫等の断熱箱体としても適用することができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載するような効果を奏する。請求項
1記載の断熱箱体は、エア抜き孔をブレーカで覆われる
部分に設けたので、エア抜き孔が完全に見えなくなって
外観を良くすることができる。
【0020】また、請求項2記載の断熱箱体は、エア抜
き孔を結露が発生しない外箱側に設けたので、エア抜き
孔に防水用シールを貼らなくても水が侵入することがな
いため、防水用のシールを貼る必要がなくなって貼る手
間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部断面図である。
【図2】キャップを外した状態で発泡を行う場合のブレ
ーカコーナー部の斜視図である。
【図3】本発明の断熱箱体に適用する外治具のコーナー
部を示す図である。
【図4】図1のもののブレーカコーナー部の断面図であ
る。
【図5】キャップを取り付けた状態で発泡を行う場合の
ブレーカコーナー部の斜視図である。
【図6】図5のもののブレーカコーナー部の断面図であ
る。
【図7】冷蔵ショーケースの外観図である。
【図8】冷蔵ショーケースの断面図である。
【図9】断熱箱体の発泡樹脂の充填・発泡工程説明図で
ある。
【図10】従来の断熱箱体の要部断面図である。
【符号の説明】
1…断熱箱体 2…外箱 3…内箱 4…エア抜き孔 5…ブレーカ 6…エア導出路 7…キャップ 10〜12…透明板 14…蒸発器 15…冷気循環ファン 16…発泡樹脂 17…貯蔵室 19…外治具 21…内治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、該外箱と組み合わされて外箱と
    の間に空間部を形成する内箱と、前記外箱と内箱の上端
    縁間を覆って接続するブレーカと、前記空間部に充填さ
    れた発泡樹脂とを具えた断熱箱体であって、前記発泡樹
    脂の発泡時に前記空間部の空気を排出するためのエア抜
    き孔を前記ブレーカで覆われる部分に設けたことを特徴
    とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 前記外箱の前記ブレーカで覆われる部分
    に前記エア抜き孔を設け、前記ブレーカの前記エア抜き
    孔と対向する部分にエア導出路を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の断熱箱体。
JP18450397A 1997-06-25 1997-06-25 断熱箱体 Pending JPH1114245A (ja)

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JP18450397A JPH1114245A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 断熱箱体

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JP18450397A JPH1114245A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 断熱箱体

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JPH1114245A true JPH1114245A (ja) 1999-01-22

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ID=16154336

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JP18450397A Pending JPH1114245A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 断熱箱体

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005524855A (ja) * 2002-05-08 2005-08-18 フォームファクター,インコーポレイテッド 半導体ウェハを試験するための高性能プローブシステム
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