JPH11141247A - 長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。 - Google Patents

長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。

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JPH11141247A
JPH11141247A JP31916697A JP31916697A JPH11141247A JP H11141247 A JPH11141247 A JP H11141247A JP 31916697 A JP31916697 A JP 31916697A JP 31916697 A JP31916697 A JP 31916697A JP H11141247 A JPH11141247 A JP H11141247A
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JP
Japan
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shutter
horizontal pulling
panel
guide rail
shutter device
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Application number
JP31916697A
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English (en)
Inventor
Fumitane Ichikawa
文胤 市川
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体駐車場、クレーン作業を必要とする上下
空間、又はデパート等の上下階層昇降部分について20
m〜25m前後の長区間を仕切る水平引シャッター装置
の取付けによって階層間に設けたシャッター面を床面と
した有効利用及び防火、防煙手段。 【解決手段】 建造物、施設等の上下階層部に上下2段
の強固なガイドレールに上下2段に電動水平引シャッタ
ー装置を装架し、シャッターはスラットを連結したパネ
ルを折畳み自在に連結したシャッター構造とし、かつシ
ャッターパネルの連結部両側に交互に取着した滑車を介
して収納部にパネル巾に折畳み収納し、シャッターパネ
ルはインターロックによる気密状、かつ防煙、防火機能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物、又は建物施
設等に設置する長区間を開閉する電動水平引シャッター
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水平引シャッター装置は、一般に建物、
又は建物施設内の上下空間を水平に開閉する仕切り装置
として設計されているが、上下もしくは左右開閉の汎用
のシャッター装置と同様に一般に軽量構造で外観性、操
作性を考慮したシャッターとして耐蝕軽金属のアルミサ
ッシ成型によるシャッター装置が普及している。しかし
自動車の立体駐車場、あるいは工場内のクレーン作業を
必要とする工場施設の上下空間、又は広い空間を水平に
仕切るデパート等の上下階層昇降部分については、長区
間の仕切装置としてシャッター装置が利用され、シャッ
ター自体の強度と耐用性及び閉鎖時のシャッター床面の
重量物負荷強度を備えた有効性と共に、上下空間を閉鎖
する防火、防煙面シャッターとしての構造機能について
の設計に基づいた耐用強度と、構造機能が必要である。
そのためには巾3〜4m、長さ20〜25m前後の長区
間等に取付ける水平引のシャッター装置とすることが望
まれているが、現在それらを目的として提案された長区
間の水平引シャッター装置は十分に設計開発されていな
い。
【0003】
【本発明の解決すべき課題】本発明は第1に水平にした
シャッターの巾が3〜4mとして、シャッター長さも2
0〜25m前後の長区間に張設して水平に開閉する電動
の水平引シャッター装置とし、第2に走行性を保障する
強固な構成のガイドレールに装着された上下方向の荷重
耐用性と防火、防煙機能も備えた新規有効な設計による
電動水平引シャッターとすることを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】耐蝕強質の金属材で型枠
成型した複数のスラットを調節可能の一定巾のパネル単
位に気密状に連結し、そのパネルを枢軸を介して折畳み
駆動自在に連結して、上下2段に構成したガイドレール
に装着し、パネルの両側連結部上下に交互に取着した滑
車を走行してシャッター装置に附設したチェン駆動部に
より長区間を走行開閉する水平引シャッターとし、シャ
ッター端部は、ガイドレールを拡巾した収納ボックス
に、前記交互に取着した滑車を介してパネル巾に折畳む
ように設けたことを要旨とする長区間を開閉する電動水
平引シャッター装置に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下本発明の実施例について図示説明する。
図1は本発明の平面概要図、図2は同側面概要図、図3
は図1のA−A線断面詳細図、図4は図1のB−B線断
面図である。まづ図1の本発明水平引シャッター装置の
平面概要図においてaは水平引シャッター、bはシャッ
ター両側に設けた2段式ガイドレール、cはシャッター
装置を駆動走行する駆動部である。水平引シャッターa
は細巾のスラット1、1‥‥を5本連結して1枚の約4
00mmのパネル2に構成し、そのパネル2、2、2、
2‥‥を連結してシャッター区間20〜25mの長さに
形成する。パネルを構成するスラット1は図5の側断面
図を示す実施例サイズに示すよう側面の高さ寸法約24
mm、横巾約80mmの矩形の耐蝕アルミニウムの中空
成型枠を図1のように長さ約3m〜4mの長尺とした型
材でスラットの隅角に連結具の取付嵌挿孔3、4を設
け、型枠内中空部に補強材5を嵌着し、スラットの両側
は図6の連結具6と、図7の連結具7もしくは図8の8
で左右に揺動しないように両側よりスラット1、1、‥
‥を連結する。パネル2、2、2、‥‥間は取付孔4に
図9に示す枢軸25を介して枢動自在に連結しパネルを
順次折畳み自在とする。スラットの連結数は設置区間に
応じ適宜連結数を調節する。シャッターのガイドレール
への取付は図3に示すようにシャッター(パネル)始端
の滑車取付軸9に2個の滑車10を装着する。滑車10
は連結したパネルの折畳み部分の連結部間上下に交互に
装着し、上部ガイドレール12と下部ガイドレール13
で屈曲構成した2段式ガイドレールbを走行し収納部1
8に折畳み収納する。なお長区間に張設する水平引シャ
ッターが自重によって中間が弛緩しないよう適宜下部を
補強材で支持する。(図示省略)
【0006】次に2段式ガイドレールbについて説明す
る。図3は図1の水平引シャッターの両側に設置するガ
イドレールのA−A線断面図で、図4は図1のB−B線
断面図である。スチール材で凹凸状に屈曲形成し、上部
ガイドレール12と下部ガイドレール13で2段に形成
し、屈曲させた凹部に補強材14、14を取付け、建物
に設置した既存の鋼梁16に取着固定する。図3におい
てcは水平引シャッター下部に附設したチェン駆動部で
ある。15は補強コロである。
【0007】駆動部cは図1、図4に示す駆動モータ1
9と駆動軸20を介してスプロケットギア21の回転軸
22との間に巻掛けしたチェン23によりシャッターを
開閉する。26は制御部である。シャッターは図2に示
す終端部に設けた収納装置18に下部ガイドレール17
をシャッターのパネル巾に拡巾させシャッターパネルの
連結部上下両側に交互に取着した滑車10を介してパネ
ル巾に折畳み収納する。24はシャッターの走行面に設
けたリード框である。なお本発明水平引シャッターは建
築基準法施行令第110条に規定された告示(平成2年
第1125号)に基づいた乙種防火戸の判定基準に則し
て肉厚24mmのアルミ材で構成しインターロック構成
の連結具6及び7、8でシャッタースラット間を防炎性
と、防煙気密性を備えた防火シャッター構成とした。
【0008】
【本発明の効果】以上本発明は建造物等の上下階層間の
長区間に装着する電動の水平引シャッターとして構成し
たもので、シャッター閉鎖時においてテスト荷重におい
て負荷強度250Kgの耐用強度を得た。従って建造
物、又は建物施設の上下間の空間仕切装置としての機能
と材料の保管及び作業員の通行等の負荷に耐える強度性
を備えた有効な構造を備えており、又上記した建築基準
法施行令に定めた乙種防火戸に準じたシャッター装置と
して防火、防炎及び防煙性を果たす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面概要図である。
【図2】図1の側面概要図である。
【図3】図1のA−A線断面詳細図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】シャッタースラットの側断面図である。
【図6】スラットを連結するインターロック機構の連結
具である。
【図7】シャッタースラット及びシャッターパネルの連
結具である。
【図8】シャッタースラット及びシャッターパネルの連
結具である。
【図9】シャッターパネルの折畳みを示す拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
a 水平引シャッター b 2段式ガイドレール c 駆動部 1 シャッタースラット 2 シャッターパネル 3 取付嵌挿孔 4 取付嵌挿孔 5 補強材 6 連結具 7 連結具 8 連結具 9 滑車取付軸 10 滑車 12 上部ガイドレール 13 下部ガイドレール 14 補強材 15 補強コロ 16 H鋼梁 17 下部ガイドレール 18 収納装置 19 駆動モータ 20 駆動軸 21 スプロケットギア 22 回転軸 23 チェン 24 リード框 25 枢軸 26 制御盤装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物、施設等の上下階層間に設置した
    上下2段に構成した強固なガイドレールと、そのガイド
    レールの上下2段に装架して走行する長区間の水平引シ
    ャッターと、前記シャッター装置に附設した電動のチェ
    ン駆動部とよりなり、長区間の水平引シャッターは耐蝕
    軽金属材で強度性を備えた型枠成型による複数のスラッ
    トを調節可能の一定長さのパネル体に組立て連結すると
    共に、シャッターパネルの両側連結部上下に交互に取着
    した滑車を前記上下2段のガイドレールに装架し、水平
    引シャッターを閉める際は、ガイドレールに装架した滑
    車を走行して上下長区間を気密状に閉鎖し、水平引シャ
    ッターを開く際は、ガイドレールを拡巾した収納部にシ
    ャッターパネルの両側連結部に交互に取着した滑車を介
    してパネル巾に折畳み収納するように設けたことを特徴
    とする長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。
  2. 【請求項2】 シャッターパネルを構成するスラット間
    は、両側より連結具と蝶番により組立自在に連結されて
    いることを特徴とする請求項1記載の長区間を開閉する
    電動水平引シャッター装置。
  3. 【請求項3】 シャッターを構成するパネル間は枢軸で
    回動折畳み自在に連結されていることを特徴とする請求
    項1、請求項2記載の電動水平引シャッター装置。
JP31916697A 1997-11-06 1997-11-06 長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。 Pending JPH11141247A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31916697A JPH11141247A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。

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Publications (1)

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JPH11141247A true JPH11141247A (ja) 1999-05-25

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ID=18107177

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JP31916697A Pending JPH11141247A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 長区間を開閉する電動水平引シャッター装置。

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JP (1) JPH11141247A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100676916B1 (ko) 2005-12-30 2007-02-01 주식회사 서린건축사사무소 발코니용 회전식 방화판

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100676916B1 (ko) 2005-12-30 2007-02-01 주식회사 서린건축사사무소 발코니용 회전식 방화판

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